JP2610490B2 - アルキル化反応用固体酸触媒 - Google Patents
アルキル化反応用固体酸触媒Info
- Publication number
- JP2610490B2 JP2610490B2 JP63223589A JP22358988A JP2610490B2 JP 2610490 B2 JP2610490 B2 JP 2610490B2 JP 63223589 A JP63223589 A JP 63223589A JP 22358988 A JP22358988 A JP 22358988A JP 2610490 B2 JP2610490 B2 JP 2610490B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- composite metal
- group
- hydroxide
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アルキル化反応用固体酸触媒、特に、第IV
族の金属と第III族又は鉄族の金属との複合化合物を担
体とする強酸根を有する新規なイソパラフイン特にイソ
ブタンのオレフインによるアルキル化反応用固体酸触媒
に関する。
族の金属と第III族又は鉄族の金属との複合化合物を担
体とする強酸根を有する新規なイソパラフイン特にイソ
ブタンのオレフインによるアルキル化反応用固体酸触媒
に関する。
(従来の技術) イソブタンのオレフインによるアルキル化反応は、軽
質炭化水素の重質化反応すなわち自動車燃料に適した高
オクタン価のガソリン留分への転換技術として、石油精
製業界においては重要な技術であり、広く実施されてい
る。
質炭化水素の重質化反応すなわち自動車燃料に適した高
オクタン価のガソリン留分への転換技術として、石油精
製業界においては重要な技術であり、広く実施されてい
る。
アルキル化反応は、一般に工業的には硫酸あるいはふ
つ化水素酸を触媒として用いる方法がほとんどである
が、これらの方法は原料もしくは生成物及び触媒とも液
体である均一系反応方式であるため、反応生成物と触媒
の分離工程を必要とし、非常に不経済である。また廃酸
処理の問題、触媒の取扱いの困難さ、毒性あるいは腐食
性の問題等があり、必ずしも工業的に十分な技術とは言
い難い。
つ化水素酸を触媒として用いる方法がほとんどである
が、これらの方法は原料もしくは生成物及び触媒とも液
体である均一系反応方式であるため、反応生成物と触媒
の分離工程を必要とし、非常に不経済である。また廃酸
処理の問題、触媒の取扱いの困難さ、毒性あるいは腐食
性の問題等があり、必ずしも工業的に十分な技術とは言
い難い。
そこで、上記の問題を解決するために、今までにアル
キル化反応に活性のある固体酸触媒を用いる研究例が報
告されている。
キル化反応に活性のある固体酸触媒を用いる研究例が報
告されている。
例えば、特公昭51−63386号公報には、ルイス酸担持
グラフアイト含有炭素系、特公昭57−3650号公報には、
巨大網目構造の酸型カチオン交換樹脂系、米国特許第3,
251,902号、同第4,377,721号、同第3,655,813号明細書
及び特開昭51−68501号公報には、結晶性アルミノシリ
ケートゼオライト系、及び特公昭59−6181号、同59−40
056号公報にはジルコニア及び酸化鉄系等の固体酸触媒
が報告されている。
グラフアイト含有炭素系、特公昭57−3650号公報には、
巨大網目構造の酸型カチオン交換樹脂系、米国特許第3,
251,902号、同第4,377,721号、同第3,655,813号明細書
及び特開昭51−68501号公報には、結晶性アルミノシリ
ケートゼオライト系、及び特公昭59−6181号、同59−40
056号公報にはジルコニア及び酸化鉄系等の固体酸触媒
が報告されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記した固体酸触媒は、生成物のアルキル化物収率が
低い、アルキル化物のオクタン価が低い、オレフインの
重量反応が併発する、あるいは活性劣化が大きい等の欠
点を有し、未だ実用化する段階には至つていない。
低い、アルキル化物のオクタン価が低い、オレフインの
重量反応が併発する、あるいは活性劣化が大きい等の欠
点を有し、未だ実用化する段階には至つていない。
本発明の目的は、アルキル化活性の大きいかつその生
成物のオクタン価の高い、また触媒寿命の長い固体酸触
媒を提供する点にある。
成物のオクタン価の高い、また触媒寿命の長い固体酸触
媒を提供する点にある。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、前記従来技術の欠点を解決するため鋭
意検討した結果、アルキル化活性及び選択性に優れた固
体酸触媒を見いだし、本発明に到達したものである。
意検討した結果、アルキル化活性及び選択性に優れた固
体酸触媒を見いだし、本発明に到達したものである。
すなわち、本発明は、周期律表第IV族の金属と、第II
I族又は鉄族の金属の少なくとも1種以上とを含む複合
金属水酸化物もしくは複合金属酸化物からなる担体に、
硫酸根しくは硫酸根の前駆物質を含有させてなるアルキ
ル化反応用固体酸触媒に存し、また、この固体酸触媒を
用いてイソパラフインをオレフインによりアルキル化す
る方法に存する。
I族又は鉄族の金属の少なくとも1種以上とを含む複合
金属水酸化物もしくは複合金属酸化物からなる担体に、
硫酸根しくは硫酸根の前駆物質を含有させてなるアルキ
ル化反応用固体酸触媒に存し、また、この固体酸触媒を
用いてイソパラフインをオレフインによりアルキル化す
る方法に存する。
そして、本発明の触媒である、第IV族金属を必須とし
て、れと第III族金属又は鉄族金属から選ばれた少なく
とも1種の金属を組み合わせた複数合金水酸化物あるい
は酸化物を担体として、硫酸根もしくは硫酸根の前駆物
質とを含有させ、焼成安定化することにより得た触媒
は、イソパラフインに特にイソブタンのオレフインによ
るアルキル化反応に高活性を示し、該アルキル化反応生
成物のうち、オクタン価のより高い炭化水素であるトリ
メチルペンタン(TMP)の選択性に優れているという特
長を有する。
て、れと第III族金属又は鉄族金属から選ばれた少なく
とも1種の金属を組み合わせた複数合金水酸化物あるい
は酸化物を担体として、硫酸根もしくは硫酸根の前駆物
質とを含有させ、焼成安定化することにより得た触媒
は、イソパラフインに特にイソブタンのオレフインによ
るアルキル化反応に高活性を示し、該アルキル化反応生
成物のうち、オクタン価のより高い炭化水素であるトリ
メチルペンタン(TMP)の選択性に優れているという特
長を有する。
次に、本発明の構成を詳細に説明する。
本発明で用いる担体の複合金属水酸化物もしくは複合
金属酸化物とは、第IV族金属のうちの少なくとも一種類
の金属を必須の金属として含み、それに第III族あるい
は鉄族金属のうち、少なくとも一種類の金属を含む複合
金属水酸化物もしくは複合金属酸化物を意味し、この場
合、勿論第III族及び鉄族の金属を両方含んでいてもよ
い。
金属酸化物とは、第IV族金属のうちの少なくとも一種類
の金属を必須の金属として含み、それに第III族あるい
は鉄族金属のうち、少なくとも一種類の金属を含む複合
金属水酸化物もしくは複合金属酸化物を意味し、この場
合、勿論第III族及び鉄族の金属を両方含んでいてもよ
い。
担体中の第IV族金属の量は、酸化物として約10〜90重
量部、好ましくは、約20〜80重量部が適当量である。
量部、好ましくは、約20〜80重量部が適当量である。
複合金属水酸化物もしくは複合金属酸化物のIV族金属
としては、例えばチタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)、
ハフニウム(Hf)、ケイ素(Si)、ゲルマニウム(Ge)
及びスズ(Sn)が用いられるが、特にジルコニウム、チ
タン、ケイ素、スズが好ましい。
としては、例えばチタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)、
ハフニウム(Hf)、ケイ素(Si)、ゲルマニウム(Ge)
及びスズ(Sn)が用いられるが、特にジルコニウム、チ
タン、ケイ素、スズが好ましい。
また、複合金属水酸化物もしくは複合金属酸化物のII
I族金属としては、例えば、アルミニウム(Al)、ガリ
ウム(Ga)、インジウム(In)及びタリウム(Tl)が用
いられるが、特にアルミニウムが好ましい。そして、複
合金属水酸化物もしくは複合金属酸化物の鉄族金属とし
ては、例えば、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニツケル
(Ni)が用いられるが、特に鉄が好ましい。
I族金属としては、例えば、アルミニウム(Al)、ガリ
ウム(Ga)、インジウム(In)及びタリウム(Tl)が用
いられるが、特にアルミニウムが好ましい。そして、複
合金属水酸化物もしくは複合金属酸化物の鉄族金属とし
ては、例えば、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニツケル
(Ni)が用いられるが、特に鉄が好ましい。
これらの複合金属水酸化物もしくは複合金属酸化物
は、IV族金属塩とIII族金属塩及び/又は鉄族金属塩と
にアンモニア水等のアルカリを添加することによつて沈
澱させて複合金属水酸化物とするが、もしくは該水酸化
物を熱分解することによつて複合金属酸化物とする等の
通常用いられる方法によつて得られる。
は、IV族金属塩とIII族金属塩及び/又は鉄族金属塩と
にアンモニア水等のアルカリを添加することによつて沈
澱させて複合金属水酸化物とするが、もしくは該水酸化
物を熱分解することによつて複合金属酸化物とする等の
通常用いられる方法によつて得られる。
硫酸根もしくは硫酸根の前駆物質としては、例えば硫
酸(H2SO4)、硫酸アンモニウム((NH4)2SO4)、硫酸
水素アンモニウム((NH4)HSO4)、塩化スルフリル(S
O2Cl2)が用いられるが、好ましくは硫酸、硫酸アンモ
ニウム及び塩化スルフリルが適している。この硫酸根を
含有させる方法については、例えば、乾燥したIV族金属
とIII族金属及び/又は鉄族金属の複合金属水酸化物も
しくは複合金属酸化物を、その約1〜10重量部の約0.01
〜10モル濃度、好ましくは約0.1〜5モル濃度の硫酸根
含有水溶液に浸せき、もしくは流下などにより、含浸さ
せて処理する方法等が採用できる。
酸(H2SO4)、硫酸アンモニウム((NH4)2SO4)、硫酸
水素アンモニウム((NH4)HSO4)、塩化スルフリル(S
O2Cl2)が用いられるが、好ましくは硫酸、硫酸アンモ
ニウム及び塩化スルフリルが適している。この硫酸根を
含有させる方法については、例えば、乾燥したIV族金属
とIII族金属及び/又は鉄族金属の複合金属水酸化物も
しくは複合金属酸化物を、その約1〜10重量部の約0.01
〜10モル濃度、好ましくは約0.1〜5モル濃度の硫酸根
含有水溶液に浸せき、もしくは流下などにより、含浸さ
せて処理する方法等が採用できる。
次いで、該触媒は焼成されるが、焼成条件は、硫酸根
もしくは硫酸根前駆物質による処理後に約4000〜800
℃、好ましくは約450〜700℃で約0.5〜30時間焼成して
安定化するのがよい。
もしくは硫酸根前駆物質による処理後に約4000〜800
℃、好ましくは約450〜700℃で約0.5〜30時間焼成して
安定化するのがよい。
上記製造方法で得られた触媒は、反応条件下にイソパ
ラフインをオレフインと共に接触させることにより、優
れたアルキレーシヨン反応活性を有する。アルキレーシ
ヨン反応に適当なイソパラフインとしては、特にイソブ
タン(i−C4H10)が好ましく、オレフインとしては2
〜6個の炭素数を有するもの、好ましくは2−4個の炭
素数を有するオレフイン、すなわち、エチレン(C
2H4)、プロピレン(C3H6)、ブテン(C4H8)が適して
いる。
ラフインをオレフインと共に接触させることにより、優
れたアルキレーシヨン反応活性を有する。アルキレーシ
ヨン反応に適当なイソパラフインとしては、特にイソブ
タン(i−C4H10)が好ましく、オレフインとしては2
〜6個の炭素数を有するもの、好ましくは2−4個の炭
素数を有するオレフイン、すなわち、エチレン(C
2H4)、プロピレン(C3H6)、ブテン(C4H8)が適して
いる。
そして、本発明の触媒を使用するアルキレーシヨン反
応の適当な反応条件は、原料及び反応方式に依存する
が、通常は反応を液相において行うのが好ましく、この
場合反応圧力は約1〜60kg〜cm2Gが適当である。また、
反応温度は、約−40〜200℃好ましくは約−20〜120℃が
適している。供給する原料のイソパラフイン/オレフイ
ン比は、1/1〜200/1(wt/wt)が適当であり、オレフイ
ン濃度が高くなり過ぎるとオレフインの重合反応が多く
なり、本来の目的であるアルキレーシヨン反応を阻害す
るおそおれがある。
応の適当な反応条件は、原料及び反応方式に依存する
が、通常は反応を液相において行うのが好ましく、この
場合反応圧力は約1〜60kg〜cm2Gが適当である。また、
反応温度は、約−40〜200℃好ましくは約−20〜120℃が
適している。供給する原料のイソパラフイン/オレフイ
ン比は、1/1〜200/1(wt/wt)が適当であり、オレフイ
ン濃度が高くなり過ぎるとオレフインの重合反応が多く
なり、本来の目的であるアルキレーシヨン反応を阻害す
るおそおれがある。
このようにして得られた反応生成物のアルキル化物は
C8成分、特にトリメチルペンタンの選択性に著しく優れ
ている。
C8成分、特にトリメチルペンタンの選択性に著しく優れ
ている。
(実施例) 以下に、本発明を実施例で具体的にさらに詳細に説明
する。
する。
実施例1 市販オキシ塩化ジルコニウム(ZrOCl2・8H2O)2kgと
硝酸アルミニウム(Al(NO3)3・9H2O)2.33kgを純水1
5に溶解させ、かくはんしながらアンモニア水をpH10
になるまで徐々に滴下し、生成した水酸化ジルコニウム
・水酸化アルミニウム(Zr(OH)x・Al(OH)x)複合
金属水酸化物を一昼夜熟成後、ろ過、洗浄、真空乾燥
(110℃)して白色粉末約1500gを得た。この複合金属水
酸化物を0.5モル濃度の硫酸7中に導入、過剰の硫酸
をろ過した後、乾燥し600℃で3時間焼成して、触媒A
(SO4 2-/ZrO2・Al2O3(ZrO2:Al2O3=50:50モル比))を
得た。
硝酸アルミニウム(Al(NO3)3・9H2O)2.33kgを純水1
5に溶解させ、かくはんしながらアンモニア水をpH10
になるまで徐々に滴下し、生成した水酸化ジルコニウム
・水酸化アルミニウム(Zr(OH)x・Al(OH)x)複合
金属水酸化物を一昼夜熟成後、ろ過、洗浄、真空乾燥
(110℃)して白色粉末約1500gを得た。この複合金属水
酸化物を0.5モル濃度の硫酸7中に導入、過剰の硫酸
をろ過した後、乾燥し600℃で3時間焼成して、触媒A
(SO4 2-/ZrO2・Al2O3(ZrO2:Al2O3=50:50モル比))を
得た。
ベンゼン溶液中でのハメツト指示薬を用いた滴定法に
よる酸強度の測定結果を表1に示す。
よる酸強度の測定結果を表1に示す。
実施例2 実施例1と同様な試薬を用いてZr(OH)4・Al(OH)
3=80:20、30:70(モル比)なるような複合金属水酸化
物を各々調整し、実施例1と同様な方法にて硫酸処理
し、さらに乾燥し、600℃で3時間焼成して触媒B、触
媒Cを得た。また実施例1で得られた硫酸処理した複合
金属水酸化物をそれぞれ500℃、700℃で3時間焼成して
触媒D、触媒Eを得た。ハメツト指示薬を用いた滴定法
による酸強度の測定結果を表1に示す。
3=80:20、30:70(モル比)なるような複合金属水酸化
物を各々調整し、実施例1と同様な方法にて硫酸処理
し、さらに乾燥し、600℃で3時間焼成して触媒B、触
媒Cを得た。また実施例1で得られた硫酸処理した複合
金属水酸化物をそれぞれ500℃、700℃で3時間焼成して
触媒D、触媒Eを得た。ハメツト指示薬を用いた滴定法
による酸強度の測定結果を表1に示す。
実施例3 市販のオキシ塩化ジルニウム(ZrOCl2・8H2O)2kgと
硝酸鉄(Fe(NO3)3・9H2O)2.5kgを純水15に溶解さ
せ、かくはんしながらアンモニア水をpH9になるまで徐
々に滴下し、生成した水酸化ジルコニウム・水酸化鉄
(Zr(OH)4・Fe(OH)3)複合金属水酸化物を一昼夜
熟成後、ろ過、洗浄、真空乾燥(110℃)して、褐色粉
末約1700gを得た。この複合金属水酸化物を0.25モル濃
度の硫酸7中に導入、過剰の硫酸をろ過した後、乾燥
し、600℃で3時間焼成して、触媒F(SO4 2-/ZrO2・Fe2
O3(ZrO2:Fe2O3=50:50モル比))を得た。
硝酸鉄(Fe(NO3)3・9H2O)2.5kgを純水15に溶解さ
せ、かくはんしながらアンモニア水をpH9になるまで徐
々に滴下し、生成した水酸化ジルコニウム・水酸化鉄
(Zr(OH)4・Fe(OH)3)複合金属水酸化物を一昼夜
熟成後、ろ過、洗浄、真空乾燥(110℃)して、褐色粉
末約1700gを得た。この複合金属水酸化物を0.25モル濃
度の硫酸7中に導入、過剰の硫酸をろ過した後、乾燥
し、600℃で3時間焼成して、触媒F(SO4 2-/ZrO2・Fe2
O3(ZrO2:Fe2O3=50:50モル比))を得た。
ベンゼン溶液中でのハメツト指示薬を用いた滴定法に
よる酸強度の測定結果を表1に示す。
よる酸強度の測定結果を表1に示す。
実施例4 実施例1と同様な試薬を用いてZr(OH)4・Fe(OH)
3=80:20,30:70(モル比)となるような複合金属酸化
物を各々調整し、実施例3と同様な方法にて硫酸処理
し、さらに乾燥し、600℃で3時間焼成して触媒G、触
媒Hを得た。また実施例3で得られた硫酸処理した複合
金属水酸化物をそれぞれ500℃で3時間焼成して触媒I
を得た。酸強度の測定結果を表1に示す。
3=80:20,30:70(モル比)となるような複合金属酸化
物を各々調整し、実施例3と同様な方法にて硫酸処理
し、さらに乾燥し、600℃で3時間焼成して触媒G、触
媒Hを得た。また実施例3で得られた硫酸処理した複合
金属水酸化物をそれぞれ500℃で3時間焼成して触媒I
を得た。酸強度の測定結果を表1に示す。
実施例5 実施例1と同様な方法で調整したZr(OH)4・Al(O
H)3複合金属水酸化物(Zr(OH)4:Al(OH)3=50:50
モル比))を0.5モル濃度の硫酸アンモニウム溶液((N
H4)2SO4)に浸せきし過剰分をろ過した後、乾燥し600
℃で3時間焼成して触媒Jを得た。酸強度の測定結果を
表1に示す。
H)3複合金属水酸化物(Zr(OH)4:Al(OH)3=50:50
モル比))を0.5モル濃度の硫酸アンモニウム溶液((N
H4)2SO4)に浸せきし過剰分をろ過した後、乾燥し600
℃で3時間焼成して触媒Jを得た。酸強度の測定結果を
表1に示す。
実施例6 実施例3と同様な方法で調整したZr(OH)4・Fe(O
H)3複合金属水酸化物(Zr(OH)4:Fe(OH)3=50:50
モル比))を試薬の塩化スルフリルに浸せきし、過剰分
をろ過した後、乾燥し600℃で3時間焼成して触媒Kを
得た。酸強度の測定結果を表1に示す。
H)3複合金属水酸化物(Zr(OH)4:Fe(OH)3=50:50
モル比))を試薬の塩化スルフリルに浸せきし、過剰分
をろ過した後、乾燥し600℃で3時間焼成して触媒Kを
得た。酸強度の測定結果を表1に示す。
実施例7 市販オキシ塩化ジルニウム(ZrOCl2・8H2O)2kgと塩
化ガリウム(GaCl3)2800を純水10に溶解させ、かく
はんしながらアンモニア水をpH10になるまで徐々に滴下
し、生成した水酸化ジルコニウム・水酸化ガリウム(Zr
(OH)x・Ga(OH)x)複合金属水酸化物を一昼夜熟成
後、ろ過、洗浄、真空乾燥(110℃)して白色粉末約100
0gを得た。この複合金属水酸化物を0.5モル濃度の硫酸
5中に導入、過剰の硫酸をろ過した後、乾燥し600℃
で3時間焼成して、触媒L(SO4/ZrO2・Ga2O3(ZrO2:Ga
2O3=80:20モル比))を得た。
化ガリウム(GaCl3)2800を純水10に溶解させ、かく
はんしながらアンモニア水をpH10になるまで徐々に滴下
し、生成した水酸化ジルコニウム・水酸化ガリウム(Zr
(OH)x・Ga(OH)x)複合金属水酸化物を一昼夜熟成
後、ろ過、洗浄、真空乾燥(110℃)して白色粉末約100
0gを得た。この複合金属水酸化物を0.5モル濃度の硫酸
5中に導入、過剰の硫酸をろ過した後、乾燥し600℃
で3時間焼成して、触媒L(SO4/ZrO2・Ga2O3(ZrO2:Ga
2O3=80:20モル比))を得た。
ベンゼン溶液中でのハメツト指示薬を用いた滴定法に
よる酸強度の測定結果を表1に示す。
よる酸強度の測定結果を表1に示す。
実施例8 市販硝酸ジルコニル・二水和物(ZrO(NO3)2・2H
2O)2kgと硝酸コバルト(II)・六水和物(Co(NO3)2
・6H2O)460gを純水10に溶解させ、かくはんしながら
アンモニア水をpH10になるまで徐々に滴下し、生成した
水酸化ジルコニウム・水酸化コバルト(Zr(OH)x・Co
(OH)x)複合金属水酸化物を一昼夜熟成後、ろ過、洗
浄、真空乾燥(110℃)して白色粉末約1000gを得た。こ
の複合金属水酸化物を0.5モル濃度の硫酸5中に導
入、過剰の硫酸をろ過した後、乾燥し600℃で3時間焼
成して、触媒M(SO4/ZrO2・CoO(ZrO2:CoO=80:20モル
比))を得た。
2O)2kgと硝酸コバルト(II)・六水和物(Co(NO3)2
・6H2O)460gを純水10に溶解させ、かくはんしながら
アンモニア水をpH10になるまで徐々に滴下し、生成した
水酸化ジルコニウム・水酸化コバルト(Zr(OH)x・Co
(OH)x)複合金属水酸化物を一昼夜熟成後、ろ過、洗
浄、真空乾燥(110℃)して白色粉末約1000gを得た。こ
の複合金属水酸化物を0.5モル濃度の硫酸5中に導
入、過剰の硫酸をろ過した後、乾燥し600℃で3時間焼
成して、触媒M(SO4/ZrO2・CoO(ZrO2:CoO=80:20モル
比))を得た。
ベンゼン溶液中でのハメツト指示薬を用いた滴定法に
よる酸強度の測定結果を表1に示す。
よる酸強度の測定結果を表1に示す。
実施例9 市販四塩化チタン(TiCl4)1.2kgと硝酸アルミニウム
(Al(NO3)3・9H2O)2.33kgを純水15に溶解させ、
かくはんしながらアンモニア水pH10になるまで徐々に滴
下し、生成した水酸化チタニウム・水酸化アルミニウム
(Ti(OH)x・Al(OH)x)複合金属水酸化物を一昼夜
熟成後、ろ過、洗浄、真空乾燥(110℃)して白色粉末
約1400gを得た。この複合金属水酸化物を0.5モル濃度の
硫酸7中に導入、過剰の硫酸をろ過した後、乾燥し60
0℃で3時間焼成して、触媒N(SO4/TiO2・Al2O3(Ti
O2:Al2O3=50:50モル比))を得た。
(Al(NO3)3・9H2O)2.33kgを純水15に溶解させ、
かくはんしながらアンモニア水pH10になるまで徐々に滴
下し、生成した水酸化チタニウム・水酸化アルミニウム
(Ti(OH)x・Al(OH)x)複合金属水酸化物を一昼夜
熟成後、ろ過、洗浄、真空乾燥(110℃)して白色粉末
約1400gを得た。この複合金属水酸化物を0.5モル濃度の
硫酸7中に導入、過剰の硫酸をろ過した後、乾燥し60
0℃で3時間焼成して、触媒N(SO4/TiO2・Al2O3(Ti
O2:Al2O3=50:50モル比))を得た。
ベンゼン溶液中でのハメツト指示薬を用いた滴定法に
よる酸強度の測定結果を表1に示す。
よる酸強度の測定結果を表1に示す。
実施例10 市販の無水塩化すず(IV)(SnCl4)1.70kgと塩化鉄
(III)・六水和物(FeCl3・6H2O)1.80kgを純粋15に
溶解させ、かくはんしながらアンモニア水をpH9になる
まで徐々に滴下し、生成した水酸化すず・水酸化鉄(Sn
(OH)x・Fe(OH)x)複合金属水酸化物を一昼夜熟成
後、ろ過、洗浄、真空乾燥(110℃)して、褐色粉末約1
800gを得た。この複合金属水酸化物を0.25モル濃度の硫
酸7中に導入、過剰の硫酸をろ過した後、乾燥し、60
0℃で3時間焼成して、触媒O(SO4/SnO2・Fe2O3(Sn
O2:Fe2O3=50:50モル比))を得た。
(III)・六水和物(FeCl3・6H2O)1.80kgを純粋15に
溶解させ、かくはんしながらアンモニア水をpH9になる
まで徐々に滴下し、生成した水酸化すず・水酸化鉄(Sn
(OH)x・Fe(OH)x)複合金属水酸化物を一昼夜熟成
後、ろ過、洗浄、真空乾燥(110℃)して、褐色粉末約1
800gを得た。この複合金属水酸化物を0.25モル濃度の硫
酸7中に導入、過剰の硫酸をろ過した後、乾燥し、60
0℃で3時間焼成して、触媒O(SO4/SnO2・Fe2O3(Sn
O2:Fe2O3=50:50モル比))を得た。
ベンゼン溶液中でのハメツト指示薬を用いた滴定法に
よる酸強度の測定結果を表1に示す。
よる酸強度の測定結果を表1に示す。
比較例1 市販オキシ塩化ジルコニウム水溶液にアンモニア水を
滴下して得たZr(OH)4を0.5モル濃度の硫酸中に導入
し、ろ過、乾燥後600℃で3時間焼成して触媒Pを得
た。酸強度の測定結果を表1に示す。
滴下して得たZr(OH)4を0.5モル濃度の硫酸中に導入
し、ろ過、乾燥後600℃で3時間焼成して触媒Pを得
た。酸強度の測定結果を表1に示す。
比較例2 硝酸鉄水溶液にアンモニア水を滴下して得たFe(OH)
3を0.25モル濃度の硫酸中に導入し、ろ過、乾燥後600
℃で3時間焼成して触媒Qを得た。酸強度の測定結果を
表1に示す。
3を0.25モル濃度の硫酸中に導入し、ろ過、乾燥後600
℃で3時間焼成して触媒Qを得た。酸強度の測定結果を
表1に示す。
比較例3 四塩化チタン水溶液にアンモニア水を滴下して得たTi
(OH)4を0.5モル濃度の硫酸中に導入し、ろ過、乾燥
後600℃で3時間焼成して触媒Rを得た。酸強度の測定
結果を表1に示す。
(OH)4を0.5モル濃度の硫酸中に導入し、ろ過、乾燥
後600℃で3時間焼成して触媒Rを得た。酸強度の測定
結果を表1に示す。
比較例4 塩化すず水溶液にアンモニア水を滴下して得たSn(O
H)4を0.5モル濃度の硫酸中に導入し、ろ過、乾燥後60
0℃で3時間焼成して触媒Sを得た。酸強度の測定結果
を表1に示す。
H)4を0.5モル濃度の硫酸中に導入し、ろ過、乾燥後60
0℃で3時間焼成して触媒Sを得た。酸強度の測定結果
を表1に示す。
比較例5 実施例3と同様な方法で調整したZr(OH)4・Fe(O
H)3複合金属水酸化分を600℃で3時間焼成して触媒T
を得た。酸強度の測定結果を表1に示す。
H)3複合金属水酸化分を600℃で3時間焼成して触媒T
を得た。酸強度の測定結果を表1に示す。
比較例6 実施例9と同様な方法で調整したTi(OH)4・Al(O
H)3複合金属水酸化物を600℃で3時間焼成して触媒U
を得た。酸強度の測定結果を表1に示す。
H)3複合金属水酸化物を600℃で3時間焼成して触媒U
を得た。酸強度の測定結果を表1に示す。
表1より硫酸根または硫酸根の前駆物質を含有した複
合金属水酸化物もしくは複合金属水酸化物を焼成安定化
することによつて得られる触媒は酸度関数(H0)が−1
2.7より強い酸強度を有する固体酸触媒になつているこ
とがわかる。
合金属水酸化物もしくは複合金属水酸化物を焼成安定化
することによつて得られる触媒は酸度関数(H0)が−1
2.7より強い酸強度を有する固体酸触媒になつているこ
とがわかる。
実施例11 実施例1〜10、比較例1〜6の手法にて調製した触媒
A〜触媒Uを使用して、固定床加圧液相流通式反応器を
用いてアルキレーシヨン反応を行つた。
A〜触媒Uを使用して、固定床加圧液相流通式反応器を
用いてアルキレーシヨン反応を行つた。
反応方法はまず所定量の乾燥した触媒を16〜28meshに
成型し、リアクターに充填した。前処理として、空気を
400℃、3h供給後窒素に切り換え、所定温度、所定圧力
に設定する。次に窒素の供給を止め、所定比に混合した
イソブタン(i−c4)とシス−2−ブテン(cis−2−C
4=)の原料液を触媒上に所定流量にて供給する。反応
器出口液組成の分析は液サンプラーを用いることにより
随時ガスクロマグラフにて分析し、反応生成物の経時変
化を調べた。
成型し、リアクターに充填した。前処理として、空気を
400℃、3h供給後窒素に切り換え、所定温度、所定圧力
に設定する。次に窒素の供給を止め、所定比に混合した
イソブタン(i−c4)とシス−2−ブテン(cis−2−C
4=)の原料液を触媒上に所定流量にて供給する。反応
器出口液組成の分析は液サンプラーを用いることにより
随時ガスクロマグラフにて分析し、反応生成物の経時変
化を調べた。
アルキレーシヨン反応の反応条件を以下に示す。
反応温度 :50℃ 反応圧力 :30kg/cm2 WHSV(原料) :10-1 i−C4/cis−2−C4=比:100wt/wt 触媒量 :10g 原料供給後1h後の生成物の分析結果を表2に示す。表
2において転化率、収率、及び選択率はそれぞれ次の数
式で定義する。
2において転化率、収率、及び選択率はそれぞれ次の数
式で定義する。
実施例12 実施例1の手法で調製した触媒Aを使用して表3に示
す種々の反応条件にてイソブタンのcis2ブテンによるア
ルキレーシヨン反応を行つた。反応方法は実施例11で示
した方法で行つた。原料供給後1h後の活性評価結果を表
3に示す。
す種々の反応条件にてイソブタンのcis2ブテンによるア
ルキレーシヨン反応を行つた。反応方法は実施例11で示
した方法で行つた。原料供給後1h後の活性評価結果を表
3に示す。
(発明の効果) 表2、表3の活性試験結果から本発明の触媒は既存の
超強酸触媒に比べて、C8及びトリメチルペンタン(TM
P)の選択性に優れていることより、アルキレーシヨン
反応用触媒として有効であることが判明した。
超強酸触媒に比べて、C8及びトリメチルペンタン(TM
P)の選択性に優れていることより、アルキレーシヨン
反応用触媒として有効であることが判明した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野島 繁 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22 号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−153141(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】周期律表第IV族の金属と、第III族又は鉄
族の金属の少なくとも1種以上とを含む複合金属水酸化
物もしくは複合金属酸化物からなる担体に、硫酸根もし
くは硫酸根の前駆物質を含有させてなるアルキル化反応
用固体触媒。 - 【請求項2】請求項1記載の固体酸触媒を用いるオレフ
インによるイソパラフインのアルキル化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63223589A JP2610490B2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | アルキル化反応用固体酸触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63223589A JP2610490B2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | アルキル化反応用固体酸触媒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0271840A JPH0271840A (ja) | 1990-03-12 |
JP2610490B2 true JP2610490B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=16800536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63223589A Expired - Fee Related JP2610490B2 (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | アルキル化反応用固体酸触媒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2610490B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5345028A (en) * | 1993-03-10 | 1994-09-06 | Ashland Oil, Inc. | Solid acid alkylation using a sulfated mixed oxide of titanium/nickel |
WO1999044738A1 (fr) * | 1998-03-04 | 1999-09-10 | Japan Energy Corporation | Catalyseur acide solide, procede de preparation dudit catalyseur et reaction mettant en oeuvre ledit catalyseur |
WO2000056447A1 (fr) * | 1999-03-23 | 2000-09-28 | Japan Energy Corporation | Catalyseur solide acide, son procede de preparation et reaction l'utilisant |
KR101459171B1 (ko) * | 2007-05-11 | 2014-11-07 | 제이엑스 닛코닛세키에너지주식회사 | 술폰산기 함유 탄소질 재료의 제조 방법, 고체산 촉매, 알킬화 반응 생성물의 제조 방법, 및 올레핀 중합체의 제조 방법 |
CN105126900B (zh) * | 2015-09-18 | 2017-09-08 | 宁波海越新材料有限公司 | 一种汽油烷基化催化剂的制备方法 |
WO2021194043A1 (ko) * | 2020-03-25 | 2021-09-30 | 한국과학기술연구원 | 표면에 기능기를 함유하는 금속 산화물을 포함하는 펜톤 반응 시스템용 촉매 및 이를 이용한 펜톤 반응 시스템 |
CN114522701B (zh) * | 2022-04-22 | 2022-08-09 | 浙江晟格生物科技有限公司 | 用于生物糖制备的复合硫酸根催化剂、制备方法及应用 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61153141A (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-11 | Res Assoc Util Of Light Oil | 固体酸触媒の製造方法 |
-
1988
- 1988-09-08 JP JP63223589A patent/JP2610490B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0271840A (ja) | 1990-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Gao et al. | New catalyst of SO 4 2−/Al 2 O 3–ZrO 2 for n-butane isomerization | |
US5036035A (en) | Solid strong acid catalyst process for the production of the same and use thereof | |
JP2566814B2 (ja) | 炭化水素転化用固体酸触媒及びその製造方法 | |
US5457255A (en) | Catalysts for hydrogenolytic dealkylation and use thereof | |
JP2587446B2 (ja) | アルキル化用固体酸触媒 | |
US5780383A (en) | Solid superacid catalyst comprising group VII metal and having Ho less than -18 | |
JP2610490B2 (ja) | アルキル化反応用固体酸触媒 | |
JPS61263932A (ja) | 炭化水素類の異性化方法 | |
US5491278A (en) | Alkylation process using solid superacid catalyst liquid phase | |
US5493067A (en) | Solid superacid alkylation catalyst compositions and alkylation method using the same | |
JP2601866B2 (ja) | アルキレーション反応用固体酸触媒 | |
JP3989078B2 (ja) | 固体酸触媒の製造方法 | |
IT9020744A1 (it) | Procedimento per oligomerizzare olefine leggere | |
JPH0529504B2 (ja) | ||
JPS61242641A (ja) | アルキル化反応用固体酸触媒 | |
US3915893A (en) | Amorphous hydrocarbon conversion catalysts and process for preparing same | |
CN1087660C (zh) | 一种正丁烷异构化制异丁烷反应用催化剂及其应用 | |
GB2200302A (en) | Oligomerization catalyst | |
JPH05293375A (ja) | 固体超強酸触媒及びその製法 | |
JPH0529506B2 (ja) | ||
JP3734542B2 (ja) | 固体酸触媒及びその製造方法 | |
JP3568372B2 (ja) | 固体酸触媒の製造方法 | |
JPS596181B2 (ja) | 固体酸触媒 | |
RU2022954C1 (ru) | Способ получения алкилбензина и изобутана | |
JPH07308580A (ja) | 少なくとも一つのオレフィンc3〜c6によるイソパラフィンc4〜c5のアルキル化用触媒 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |