JP2610159B2 - 安定剤組成物及び安定化されたポリエチレン組成物 - Google Patents
安定剤組成物及び安定化されたポリエチレン組成物Info
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン誘導体
と特定の金属化合物の混合物を用いる、ポリエチレンの
光酸化分解を抑制するための新規安定剤組成物、該安定
剤組成物を含む安定化されたポリエチレン組成物、及び
該ポリエチレン組成物から製造されたフィルムに関する
ものである。
と特定の金属化合物の混合物を用いる、ポリエチレンの
光酸化分解を抑制するための新規安定剤組成物、該安定
剤組成物を含む安定化されたポリエチレン組成物、及び
該ポリエチレン組成物から製造されたフィルムに関する
ものである。
<従来の技術、発明が解決しようとする課題> ここでいうポリエチレンとは、低、中及び高密度ポリ
エチレンの線状又は分枝状ポリマー、どのようにも配合
されたそれらの混合物、及びまた20%までのジ−α−オ
レフィンを含む脂肪族炭素原子数3ないし12のα−オレ
フィンとエチレンのコポリマーを意味すると解されるべ
きである。
エチレンの線状又は分枝状ポリマー、どのようにも配合
されたそれらの混合物、及びまた20%までのジ−α−オ
レフィンを含む脂肪族炭素原子数3ないし12のα−オレ
フィンとエチレンのコポリマーを意味すると解されるべ
きである。
特に重要なのは、一般的にLDPEとして知られている分
枝状低密度ポリエチレン、及び一般的にLLDPEと表わさ
れる線状低密度ポリエチレン、及びどのようにも配合さ
れたそれらの混合物である。
枝状低密度ポリエチレン、及び一般的にLLDPEと表わさ
れる線状低密度ポリエチレン、及びどのようにも配合さ
れたそれらの混合物である。
ポリエチレンを日光に曝すと、紫外線照射に起因する
光酸化分解が生じることによって、脆化するまで機械的
強度が漸減することが知られている。
光酸化分解が生じることによって、脆化するまで機械的
強度が漸減することが知られている。
この欠点を克服するため、ポリマーに適当な光安定
剤、例えばある種のベンゾフェン誘導体及びベンゾトリ
アゾール誘導体、ニッケル錯体、置換安息香酸エステル
又は立体障害アミンを加える必要がある。
剤、例えばある種のベンゾフェン誘導体及びベンゾトリ
アゾール誘導体、ニッケル錯体、置換安息香酸エステル
又は立体障害アミンを加える必要がある。
ある種の相対的に高分子量の2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン誘導体は最近目覚ましい有効性を示している
が、これら化合物により得られる結果は完全に満足のい
くものではないため、より以上の改良が望まれている。
ピペリジン誘導体は最近目覚ましい有効性を示している
が、これら化合物により得られる結果は完全に満足のい
くものではないため、より以上の改良が望まれている。
<課題を解決するための手段> 驚くべきことに今となって、1種又はそれより多くの
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン誘導体と、1種又は
それより多くの金属化合物と、1種又はそれより多くの
カルボン酸金属塩との特定の混合物(組成物)を使用す
ると、ピペリジン化合物単独使用による場合もりも有意
に高い光安定性値が得られることが発見された。
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン誘導体と、1種又は
それより多くの金属化合物と、1種又はそれより多くの
カルボン酸金属塩との特定の混合物(組成物)を使用す
ると、ピペリジン化合物単独使用による場合もりも有意
に高い光安定性値が得られることが発見された。
本発明のポリエチレン用安定剤組成物は、 (A)次式I又はI a: 〔式中、Rは水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基、アリル基、ベンジル基、アセチル基、アクリロイ
ル基、2−ヒドロキシエチル基又は2−ヒドロキシプロ
ピル基を表わす〕 で表わされるピペリジン基を有する化合物1種又はそれ
より多くと、 (B)Al、Mg及びZnの酸化物及び水酸化物よりなる群か
ら選択される1種又はそれより多くの金属化合物と、 (C)炭素原子数1ないし22のカルボン酸のAl、Ba、C
a、Mg、Sr及びZn塩1種又はそれより多くと、 からなる。
ル基、アリル基、ベンジル基、アセチル基、アクリロイ
ル基、2−ヒドロキシエチル基又は2−ヒドロキシプロ
ピル基を表わす〕 で表わされるピペリジン基を有する化合物1種又はそれ
より多くと、 (B)Al、Mg及びZnの酸化物及び水酸化物よりなる群か
ら選択される1種又はそれより多くの金属化合物と、 (C)炭素原子数1ないし22のカルボン酸のAl、Ba、C
a、Mg、Sr及びZn塩1種又はそれより多くと、 からなる。
ポリマー用安定剤としてMgやZnの酸化物又は水酸化物
を混合したある種の2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
誘導体を使用することは既に知られているが、ポリウレ
タンの安定化に限られていた。
を混合したある種の2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
誘導体を使用することは既に知られているが、ポリウレ
タンの安定化に限られていた。
特に1982年2月24日発行の特公昭57−34155号は、2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジノール、Mg又はZn
の酸化物又は水酸化物及び有機亜リン酸塩からなる混合
物でポリウレタンを安定化することがクレームされてい
る。該混合物はポリエチレンを安定化させるために用い
た時は満足な結果を与えない。
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジノール、Mg又はZn
の酸化物又は水酸化物及び有機亜リン酸塩からなる混合
物でポリウレタンを安定化することがクレームされてい
る。該混合物はポリエチレンを安定化させるために用い
た時は満足な結果を与えない。
他方、英国特許第2132621号には、ポリオレフィン
用、特にポリエチレン及びポリプロピレン用の光分解剤
として亜鉛酸化物と2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジノールのエステルとの混合物を使用することが記載
されている。
用、特にポリエチレン及びポリプロピレン用の光分解剤
として亜鉛酸化物と2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジノールのエステルとの混合物を使用することが記載
されている。
それ故、本発明混合物によって得られるポリエチレン
に対する相乗作用的な安定化効果は驚ろくべきものであ
る。
に対する相乗作用的な安定化効果は驚ろくべきものであ
る。
上記式I又はI aで表わされる基を含む、本発明に従
って使用することのできる化合物(A)として以下のも
のが挙げられる: (A1) 米国特許第4,086,204号にクレームされてお
り、好ましくは次式II: 〔式II中、 R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、シクロヘキ
シル基、2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル基又
は1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基を表わ
し、 R2は水素原子又は炭素原子数1ないし8のアルキル基
を表わし、 R3は水素原子又はメチル基を表わし、 R4は炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わし、 nは2ないし20の数を表わす〕 で表わされる化合物 (A2) 米国特許第4,104,248号にクレームされ、好ま
しくは次式III: 〔式III中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わし、 R3は炭素原子数2ないし6のアルキレン基、2−ヒド
ロキシトリメチレン基又はキシリレン基を表わし、 nは2ないし20の数を表わす〕 で表わされる化合物 (A3) 米国特許第4,108,829号及び同4,263,434号にク
レームされ、好ましくは次式IV: 〔式IV中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、
シクロヘキシル基、2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジル基又は1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ル基を表わし、 nは2,3又は4を表わし、 R3はn価のポリアミンの基を表わす〕、 で表わされる化合物 (A4) 米国特許第4,233,412号にクレームされ、好ま
しくは次式V: 〔式V中、 Rは炭素原子数2ないし8のアルキレン基を表わし、 nは2ないし30の数を表わす〕 で表わされる化合物 (A5) ヨーロッパ特許第22,080号にクレームされ、好
ましくは次式VI: 〔式VI中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 nは1又は2を表わし、 n=1のとき、Xは炭素原子数1ないし12のアルキル
基、ベンジル基又は−CH2CH2OHを、そしてYは水素原子
又は基 を表わし、 n=2のとき、Xは炭素原子数2ないし6のアルキレ
ン基、キシリレン基又は基 (mは1又は2を表わし、Zは次式: で表わされる基を表わす)を、そしてYは水素原子又は
基 を表わす〕 で表わされる化合物 (A6) ヨーロッパ特許第29,522号にクレームされ、好
ましくは次式VII: 〔式VII中、 l,m,nは2又は3を表わし、 p及びqはゼロ又は1を表わし、 Xは基 (R1は水素原子又はメチル基を表わし、R2は炭素原子数
2ないし3のアルキレン基を表わし、YはOH基、炭素原
子数1ないし8のアルコキシ基、ジチルアミノ基又はジ
エチルアミノ基を表わす)を表わす〕 で表される化合物 (A7) 米国特許第4,288,593号にクレームされ、好ま
しくは次式VIII: 〔式VIII中、 Qは次式: 又は次式: (R1は水素原子又はメチル基を表わし、R2は炭素原子数
1ないし8のアルキル基を表わす)で表わされる基を表
わす〕 で表わされる化合物 (A8) 米国特許第4,315,859号にクレームされ、好ま
しくは次式IX: 〔式IX中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 Xは炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わし、 Aは−O−、−NH−又は を表わし、 mは1又は2を表わし、 R2はモルホリノ基、ヘキサメチレンイミノ基、−OR3
(R3は炭素原子数1ないし8のアルキル基、アリル基、
シクロヘキシル基、フェニル基又はベンジル基を表わ
す)又は (R4及びR5は同一又は異なって、酸素原子によって中断
されていてもよい炭素原子数1ないし8のアルキル基、
アリル基、シクロヘキシル基、2−ヒドロキシエチル
基、ベンジル基又は基 を表わし、またR6は水素原子を表わすこともできる)を
表わす〕 で表わされる化合物 (A9) 米国特許第4,331,586号にクレームされ、好ま
しくは次式X: 〔式X中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わし、 nは2ないし20の数を表わす〕 で表わされる化合物 (A10) ヨーロッパ特許第24,338号にクレームされ、
好ましくは次式XI: 〔式XI中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は炭素原子数2ないし3のアルキレン基を表わし、 Xは炭素原子数1ないし8のアルコキシ基、ジメチル
アミノ基又はジエチルアミノ基を表わし、 R3は炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わし、 nは2ないし20の数を表わす〕 で表わされる化合物 (A11) ヨーロッパ特許第42,554号にクレームされ、
好ましくは次式XII: 〔式XII中、 R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、炭素原子数
5ないし9のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4
のアルコキシプロピル基、ジメチルアミノプロピル基又
はジエチルアミノプロピル基を表わし、 R2は炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わし、 nは2ないし20の数を表わす〕 で表わされる化合物 (A12) ヨーロッパ特許第44499号にクレームされ、好
ましくは次式XIII: 〔式XIII中、 nは2又は3を表わし、 Xは次式 (Rは水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基;
炭素原子数1ないし4のアルキル基で又はジ(炭素原子
数1ないし4のアルキル)アミノ基で置換された炭素原
子数2ないし4のアルキル基、又はシクロヘキシル基を
表わす)で表わされる基を表わす〕 で表わされる化合物 (A13) ヨーロッパ特許第70,386号にクレームされ、
好ましくは次式XIV: 〔式XIV中、 R1はアリルオキシ基、アリルアミノ基又はジアリルア
ミノ基を表わし、 R2は炭素原子数1ないし4のアルコキシ基、アリルオ
キシ基、アリルアミノ基、ジアリルアミノ基、炭素原子
数1ないし8のアルキルアミノ基、炭素原子数2ないし
8のジアルキルアミノ基、モルホリノ基又は基 (R3は水素原子又はメチル基を表わし、R5は水素原子、
炭素原子数1ないし8のアルキル基又は基 を表わし、 R4は炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わす〕 で表わされる化合物 (A14) 米国特許4,413,093号及び同4,435,555号にク
レームされた、上記式XIVで表わされる化合物から得ら
れるポリマー (A15) ヨーロッパ特許72,009号にクレームされ、好
ましくは次式XV: 〔式XV中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、
炭素原子数1ないし4のアルコキシプロピル基、ジメチ
ルアミノプロピル基、ジエチルアミノプロピル基、シク
ロヘキシル基又は基 を表わす〕 で表わされる化合物 (A16) ヨーロッパ特許第75,849号にクレームされ、
好ましくは次式XVI及びXVII: 〔式XVI及びXVII中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、
シクロヘキシル基、OHで置換された炭素原子数2ないし
4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ
基、ジメチルアミノ基又はジエチルアミノ基を表わし、 nは2ないし6の数を表わす〕 で表わされる化合物 (A17) ヨーロッパ特許第82,244号にクレームされ、
好ましくは次式XVIII: 〔式XVIII中、 R1はアリルオキシ基、アリルアミノ基又はジアリルア
ミノ基を表わし、 R2はR1と同じ意味を表わすか炭素原子数1ないし8の
アルキルアミノ基、ジ(炭素原子数1ないし4のアルキ
ル)アミノ基、モルホリノ基又は基 を表わし、 R3は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基又
は基 を表わし、 R4は水素原子又はメチル基を表わす〕 で表わされる化合物 (A18) ヨーロッパ特許第94,048号にクレームされ、
好ましくは次式XIX及びXX: 〔式XIX及びXX中、 nは1ないし10の数を表わし、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2及びR3は同一又は異なって炭素原子数1ないし8の
アルキル基又は基 を表わし、 A1及びA1′は水素原子又は基 を表わし、 A2及びA2′は基 を表わすか、或はA2が基 を、そしてA2′が基 を表わす〕 で表わされる化合物 (A19) ヨーロッパ特許第107,615号にクレームされ、
好ましくは次式XXI: 〔式XXI中、 R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、シクロヘキ
シル基、ベンジル基を表わすか又は炭素原子数1ないし
4のアルキコキシ基で又はジメチルアミノもしくはジエ
チルアミノ基で置換された炭素原子数2ないし4のアル
キル基を表わし、 R2は水素原子又はメチル基を表わし、 Xはモルホリノ基、 (R3及びR4は同一もしくは異なって炭素原子数1ないし
8のアルキル基、シクロヘキシル基、ベンジル基を表わ
すか、或はOH基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ
基、ジメチルアミノ基又はジエチルアミノ基で置換され
た炭素原子数2ないし4のアルキル基を表わし、またR4
は水素原子も表わすことができる)、基−OR5(R5は炭
素原子数1ないし8のアルキル基、アリル基、シクロヘ
キシル基又はベンジル基を表わす)又は基 を表わす〕 で表わされる化合物 (A20) 米国特許第4,477,615号にクレームされ、好ま
しくは次式XXII: 〔式XXII中、 m及びnは同一又は異なって2ないし6の数を表わ
し、 pは2ないし20の数を表わし、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、
シクロヘキシル基又はベンジル基を表わし、 R3は水素原子又は次式: で表わされる基を表わし、 R4は炭素原子数2ないし6のアルキレン基、キシリレ
ン基、2−ヒドロキシトリメチレン基又は次式: (R5は炭素原子数1ないし8のアルコキシ基、フェノキ
シ基、炭素原子数1ないし8のアルキルアミノ基、ジ
(炭素原子数1ないし4のアルキル)アミノ基、シクロ
ヘキシルアミノ基、モルホルノ基又は基 を表わす) で表わされる基を表わす〕 で表わされる化合物 (A21) 米国特許第4,533,688号にクレームされ、好ま
しくは次式XXIII: 〔式XXIII中、 Xは次式: (R1は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、
炭素原子数3ないし8のアルコキシアルキル基、ベンジ
ル基又は基 を表わし、R2は水素原子又はメチル基を表わす)で表わ
される基を表わし、 Yは水素原子又は基 を表わす〕 で表わされる化合物、 (A22) 米国特許第4,540,728号にクレームされ、好ま
しくは次式XXIV: 〔式XXIV中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は水素原子又は炭素原子数1ないし8のアルキル基
を表わす〕 で表わされる化合物、及びまた分子量が800ないし5,000
の相当するポリマー (A23) ヨーロッパ特許第176,106号にクレームされ、
好ましくは次式XXV: 〔式XXV中、Xは基 (R1は水素原子又はメチル基を表わし、R2は水素原子又
は炭素原子数1ないし8のアルキル基を表わす)を表わ
す〕 で表わされる化合物。
って使用することのできる化合物(A)として以下のも
のが挙げられる: (A1) 米国特許第4,086,204号にクレームされてお
り、好ましくは次式II: 〔式II中、 R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、シクロヘキ
シル基、2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル基又
は1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基を表わ
し、 R2は水素原子又は炭素原子数1ないし8のアルキル基
を表わし、 R3は水素原子又はメチル基を表わし、 R4は炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わし、 nは2ないし20の数を表わす〕 で表わされる化合物 (A2) 米国特許第4,104,248号にクレームされ、好ま
しくは次式III: 〔式III中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わし、 R3は炭素原子数2ないし6のアルキレン基、2−ヒド
ロキシトリメチレン基又はキシリレン基を表わし、 nは2ないし20の数を表わす〕 で表わされる化合物 (A3) 米国特許第4,108,829号及び同4,263,434号にク
レームされ、好ましくは次式IV: 〔式IV中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、
シクロヘキシル基、2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジル基又は1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ル基を表わし、 nは2,3又は4を表わし、 R3はn価のポリアミンの基を表わす〕、 で表わされる化合物 (A4) 米国特許第4,233,412号にクレームされ、好ま
しくは次式V: 〔式V中、 Rは炭素原子数2ないし8のアルキレン基を表わし、 nは2ないし30の数を表わす〕 で表わされる化合物 (A5) ヨーロッパ特許第22,080号にクレームされ、好
ましくは次式VI: 〔式VI中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 nは1又は2を表わし、 n=1のとき、Xは炭素原子数1ないし12のアルキル
基、ベンジル基又は−CH2CH2OHを、そしてYは水素原子
又は基 を表わし、 n=2のとき、Xは炭素原子数2ないし6のアルキレ
ン基、キシリレン基又は基 (mは1又は2を表わし、Zは次式: で表わされる基を表わす)を、そしてYは水素原子又は
基 を表わす〕 で表わされる化合物 (A6) ヨーロッパ特許第29,522号にクレームされ、好
ましくは次式VII: 〔式VII中、 l,m,nは2又は3を表わし、 p及びqはゼロ又は1を表わし、 Xは基 (R1は水素原子又はメチル基を表わし、R2は炭素原子数
2ないし3のアルキレン基を表わし、YはOH基、炭素原
子数1ないし8のアルコキシ基、ジチルアミノ基又はジ
エチルアミノ基を表わす)を表わす〕 で表される化合物 (A7) 米国特許第4,288,593号にクレームされ、好ま
しくは次式VIII: 〔式VIII中、 Qは次式: 又は次式: (R1は水素原子又はメチル基を表わし、R2は炭素原子数
1ないし8のアルキル基を表わす)で表わされる基を表
わす〕 で表わされる化合物 (A8) 米国特許第4,315,859号にクレームされ、好ま
しくは次式IX: 〔式IX中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 Xは炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わし、 Aは−O−、−NH−又は を表わし、 mは1又は2を表わし、 R2はモルホリノ基、ヘキサメチレンイミノ基、−OR3
(R3は炭素原子数1ないし8のアルキル基、アリル基、
シクロヘキシル基、フェニル基又はベンジル基を表わ
す)又は (R4及びR5は同一又は異なって、酸素原子によって中断
されていてもよい炭素原子数1ないし8のアルキル基、
アリル基、シクロヘキシル基、2−ヒドロキシエチル
基、ベンジル基又は基 を表わし、またR6は水素原子を表わすこともできる)を
表わす〕 で表わされる化合物 (A9) 米国特許第4,331,586号にクレームされ、好ま
しくは次式X: 〔式X中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わし、 nは2ないし20の数を表わす〕 で表わされる化合物 (A10) ヨーロッパ特許第24,338号にクレームされ、
好ましくは次式XI: 〔式XI中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は炭素原子数2ないし3のアルキレン基を表わし、 Xは炭素原子数1ないし8のアルコキシ基、ジメチル
アミノ基又はジエチルアミノ基を表わし、 R3は炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わし、 nは2ないし20の数を表わす〕 で表わされる化合物 (A11) ヨーロッパ特許第42,554号にクレームされ、
好ましくは次式XII: 〔式XII中、 R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、炭素原子数
5ないし9のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4
のアルコキシプロピル基、ジメチルアミノプロピル基又
はジエチルアミノプロピル基を表わし、 R2は炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わし、 nは2ないし20の数を表わす〕 で表わされる化合物 (A12) ヨーロッパ特許第44499号にクレームされ、好
ましくは次式XIII: 〔式XIII中、 nは2又は3を表わし、 Xは次式 (Rは水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基;
炭素原子数1ないし4のアルキル基で又はジ(炭素原子
数1ないし4のアルキル)アミノ基で置換された炭素原
子数2ないし4のアルキル基、又はシクロヘキシル基を
表わす)で表わされる基を表わす〕 で表わされる化合物 (A13) ヨーロッパ特許第70,386号にクレームされ、
好ましくは次式XIV: 〔式XIV中、 R1はアリルオキシ基、アリルアミノ基又はジアリルア
ミノ基を表わし、 R2は炭素原子数1ないし4のアルコキシ基、アリルオ
キシ基、アリルアミノ基、ジアリルアミノ基、炭素原子
数1ないし8のアルキルアミノ基、炭素原子数2ないし
8のジアルキルアミノ基、モルホリノ基又は基 (R3は水素原子又はメチル基を表わし、R5は水素原子、
炭素原子数1ないし8のアルキル基又は基 を表わし、 R4は炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わす〕 で表わされる化合物 (A14) 米国特許4,413,093号及び同4,435,555号にク
レームされた、上記式XIVで表わされる化合物から得ら
れるポリマー (A15) ヨーロッパ特許72,009号にクレームされ、好
ましくは次式XV: 〔式XV中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、
炭素原子数1ないし4のアルコキシプロピル基、ジメチ
ルアミノプロピル基、ジエチルアミノプロピル基、シク
ロヘキシル基又は基 を表わす〕 で表わされる化合物 (A16) ヨーロッパ特許第75,849号にクレームされ、
好ましくは次式XVI及びXVII: 〔式XVI及びXVII中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、
シクロヘキシル基、OHで置換された炭素原子数2ないし
4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ
基、ジメチルアミノ基又はジエチルアミノ基を表わし、 nは2ないし6の数を表わす〕 で表わされる化合物 (A17) ヨーロッパ特許第82,244号にクレームされ、
好ましくは次式XVIII: 〔式XVIII中、 R1はアリルオキシ基、アリルアミノ基又はジアリルア
ミノ基を表わし、 R2はR1と同じ意味を表わすか炭素原子数1ないし8の
アルキルアミノ基、ジ(炭素原子数1ないし4のアルキ
ル)アミノ基、モルホリノ基又は基 を表わし、 R3は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基又
は基 を表わし、 R4は水素原子又はメチル基を表わす〕 で表わされる化合物 (A18) ヨーロッパ特許第94,048号にクレームされ、
好ましくは次式XIX及びXX: 〔式XIX及びXX中、 nは1ないし10の数を表わし、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2及びR3は同一又は異なって炭素原子数1ないし8の
アルキル基又は基 を表わし、 A1及びA1′は水素原子又は基 を表わし、 A2及びA2′は基 を表わすか、或はA2が基 を、そしてA2′が基 を表わす〕 で表わされる化合物 (A19) ヨーロッパ特許第107,615号にクレームされ、
好ましくは次式XXI: 〔式XXI中、 R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、シクロヘキ
シル基、ベンジル基を表わすか又は炭素原子数1ないし
4のアルキコキシ基で又はジメチルアミノもしくはジエ
チルアミノ基で置換された炭素原子数2ないし4のアル
キル基を表わし、 R2は水素原子又はメチル基を表わし、 Xはモルホリノ基、 (R3及びR4は同一もしくは異なって炭素原子数1ないし
8のアルキル基、シクロヘキシル基、ベンジル基を表わ
すか、或はOH基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ
基、ジメチルアミノ基又はジエチルアミノ基で置換され
た炭素原子数2ないし4のアルキル基を表わし、またR4
は水素原子も表わすことができる)、基−OR5(R5は炭
素原子数1ないし8のアルキル基、アリル基、シクロヘ
キシル基又はベンジル基を表わす)又は基 を表わす〕 で表わされる化合物 (A20) 米国特許第4,477,615号にクレームされ、好ま
しくは次式XXII: 〔式XXII中、 m及びnは同一又は異なって2ないし6の数を表わ
し、 pは2ないし20の数を表わし、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、
シクロヘキシル基又はベンジル基を表わし、 R3は水素原子又は次式: で表わされる基を表わし、 R4は炭素原子数2ないし6のアルキレン基、キシリレ
ン基、2−ヒドロキシトリメチレン基又は次式: (R5は炭素原子数1ないし8のアルコキシ基、フェノキ
シ基、炭素原子数1ないし8のアルキルアミノ基、ジ
(炭素原子数1ないし4のアルキル)アミノ基、シクロ
ヘキシルアミノ基、モルホルノ基又は基 を表わす) で表わされる基を表わす〕 で表わされる化合物 (A21) 米国特許第4,533,688号にクレームされ、好ま
しくは次式XXIII: 〔式XXIII中、 Xは次式: (R1は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、
炭素原子数3ないし8のアルコキシアルキル基、ベンジ
ル基又は基 を表わし、R2は水素原子又はメチル基を表わす)で表わ
される基を表わし、 Yは水素原子又は基 を表わす〕 で表わされる化合物、 (A22) 米国特許第4,540,728号にクレームされ、好ま
しくは次式XXIV: 〔式XXIV中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は水素原子又は炭素原子数1ないし8のアルキル基
を表わす〕 で表わされる化合物、及びまた分子量が800ないし5,000
の相当するポリマー (A23) ヨーロッパ特許第176,106号にクレームされ、
好ましくは次式XXV: 〔式XXV中、Xは基 (R1は水素原子又はメチル基を表わし、R2は水素原子又
は炭素原子数1ないし8のアルキル基を表わす)を表わ
す〕 で表わされる化合物。
好ましい化合物(A)は、式II,III,IV,V,X及びXXIで
表わされる化合物である。
表わされる化合物である。
特に興味深い化合物は、式II〔式中、R1は炭素原子数
2ないし8のアルキル基又はシクロヘキシル基を表わ
し、R2は水素原子又は炭素原子数2ないし8のアルキル
基を表わし、R3は水素原子又はメチル基を表わし、R4は
−(CH2)2〜6−を表わし、nは2ないし10の数を表
わす〕で表わされる化合物、式III〔式中、R1は水素原
子又はメチル基を表わし、R2は−(CH2)6−を表わ
し、R3は−(CH2)2〜6−を表わし、nは2ないし10
の数を表わす〕で表わされる化合物、式IV〔式中、R1は
水素原子又はメチル基を表わし、R2は炭素原子数1ない
し4のアルキル基を表わし、nは2,3又は4を表わし、
そしてR3はn=2として式−NH(CH2)2〜6NH−,n=
3として式 及びn=4として式 で表わされる基を表わす〕で表わされる化合物、式V
〔式中、Rは−(CH2)2〜6−を表わし、nは2ない
し20の数を表わす〕で表わされる化合物、式X〔式中、
R1は水素原子又はメチル基を表わし、R2は−(CH2)
2〜6−を表わし、nは2ないし10の数を表わす〕で表
わされる化合物及び式XXI〔式中、R1は炭素原子数1な
いし8のアルキル基を表わし、R2は水素原子又はメチル
基を表わし、Xは基 を表わす〕 で表わされる化合物である。
2ないし8のアルキル基又はシクロヘキシル基を表わ
し、R2は水素原子又は炭素原子数2ないし8のアルキル
基を表わし、R3は水素原子又はメチル基を表わし、R4は
−(CH2)2〜6−を表わし、nは2ないし10の数を表
わす〕で表わされる化合物、式III〔式中、R1は水素原
子又はメチル基を表わし、R2は−(CH2)6−を表わ
し、R3は−(CH2)2〜6−を表わし、nは2ないし10
の数を表わす〕で表わされる化合物、式IV〔式中、R1は
水素原子又はメチル基を表わし、R2は炭素原子数1ない
し4のアルキル基を表わし、nは2,3又は4を表わし、
そしてR3はn=2として式−NH(CH2)2〜6NH−,n=
3として式 及びn=4として式 で表わされる基を表わす〕で表わされる化合物、式V
〔式中、Rは−(CH2)2〜6−を表わし、nは2ない
し20の数を表わす〕で表わされる化合物、式X〔式中、
R1は水素原子又はメチル基を表わし、R2は−(CH2)
2〜6−を表わし、nは2ないし10の数を表わす〕で表
わされる化合物及び式XXI〔式中、R1は炭素原子数1な
いし8のアルキル基を表わし、R2は水素原子又はメチル
基を表わし、Xは基 を表わす〕 で表わされる化合物である。
特に興味深い化合物(A)として次のものが挙げられ
る。
る。
該化合物はそれ自身のみで又は他との混合物として用
いることができる。
いることができる。
本発明に従って使用することのできる化合物(B)は
好ましくはMgやZnの酸化物及び水酸化物である。
好ましくはMgやZnの酸化物及び水酸化物である。
Mg酸化物及びZn酸化物が特に好ましく、またそれらは
単独で或は相互の混合物にして使用することができる。
単独で或は相互の混合物にして使用することができる。
本発明に従い使用することのできる化合物(C)は炭
素原子数12ないし18のカルボン酸のAl,Ca,Mg及びZn塩が
好ましい。
素原子数12ないし18のカルボン酸のAl,Ca,Mg及びZn塩が
好ましい。
ステアリン酸のCa,Mg及びZn単独で或は相互の混合物
にして使用するのが特に好ましい。
にして使用するのが特に好ましい。
ポリエチレンの重量に対する化合物(A)(B)及び
(C)の重量%としては、化合物(A)が0.025ないし
2%、好ましくは0.05ないし1%であり、化合物(B)
が0.005ないし1%、好ましくは0.025ないし0.5%であ
り、そして化合物(C)が0.005ないし1%、好ましく
は0.025ないし0.5%であるのが好ましい。
(C)の重量%としては、化合物(A)が0.025ないし
2%、好ましくは0.05ないし1%であり、化合物(B)
が0.005ないし1%、好ましくは0.025ないし0.5%であ
り、そして化合物(C)が0.005ないし1%、好ましく
は0.025ないし0.5%であるのが好ましい。
化合物(A),(B)及び(C)は、公知方法のどれ
かを用いて、それらをポリマーに加える前に互に混合す
ることができ、或はポリマーに別々に加えることができ
る。
かを用いて、それらをポリマーに加える前に互に混合す
ることができ、或はポリマーに別々に加えることができ
る。
所望により、ポリエチレン用の他の慣用添加剤、例え
ばフェノール性抗酸化剤、ホスフィット、紫外線吸収剤
及び他タイプの光安定剤を、本発明に係る化合物
(A),(B)及び(C)に添加することができる。
ばフェノール性抗酸化剤、ホスフィット、紫外線吸収剤
及び他タイプの光安定剤を、本発明に係る化合物
(A),(B)及び(C)に添加することができる。
化合物(A),(B)及び(C)と混合することので
きる添加剤の例として以下のものが挙げられる: フェノール性抗酸化剤 アルキル化1価フェノール 例えば、2,6−ジ第三ブチル−4−メチルフェノー
ル、2−第三ブチル−4,6ジメチルフェノール、2,6−ジ
第三ブチル−4−エチルフェノール、2,6−ジ第三ブチ
ル−4−n−ブチルフェノール、2,6−ジ第三ブチル−
4−イソブチルフェノール、2,6−ジシクロペンチル−
4−メチルフェノール、2−(α−メチルシクロヘキシ
ル)−4,6−ジメチルフェノール、2,6−ジオクタデシル
−4−メチルフェノール、2,4,6−トリシクロヘキシル
フェノール、2,6−ジ第三ブチル−4−メトキシメチル
フェノール、2,6−ジノニル−4−メチルフェノール。
きる添加剤の例として以下のものが挙げられる: フェノール性抗酸化剤 アルキル化1価フェノール 例えば、2,6−ジ第三ブチル−4−メチルフェノー
ル、2−第三ブチル−4,6ジメチルフェノール、2,6−ジ
第三ブチル−4−エチルフェノール、2,6−ジ第三ブチ
ル−4−n−ブチルフェノール、2,6−ジ第三ブチル−
4−イソブチルフェノール、2,6−ジシクロペンチル−
4−メチルフェノール、2−(α−メチルシクロヘキシ
ル)−4,6−ジメチルフェノール、2,6−ジオクタデシル
−4−メチルフェノール、2,4,6−トリシクロヘキシル
フェノール、2,6−ジ第三ブチル−4−メトキシメチル
フェノール、2,6−ジノニル−4−メチルフェノール。
アルキル化されたヒドロキノン 例えば、2,6−ジ第三ブチル−4−メトキシフェノー
ル、2,5−ジ第三ブチルヒドロキノン、2,5−ジ第三アミ
ルヒドロキノン、2,6−ジフェニル−4−オクタデシル
オキシフェノール。
ル、2,5−ジ第三ブチルヒドロキノン、2,5−ジ第三アミ
ルヒドロキノン、2,6−ジフェニル−4−オクタデシル
オキシフェノール。
チオビスフェノール 例えば、2,2′−チオ−ビス(6−第三ブチル−4−
メチルフェノール)、2,2′−チオ−ビス(4−オクチ
ルフェノール)、4,4′−チオ−ビス(6−第三ブチル
−3−メチルフェノール)及び4,4′−チオ−ビス(6
−第三ブチル−2−メチルフェノール)。
メチルフェノール)、2,2′−チオ−ビス(4−オクチ
ルフェノール)、4,4′−チオ−ビス(6−第三ブチル
−3−メチルフェノール)及び4,4′−チオ−ビス(6
−第三ブチル−2−メチルフェノール)。
アルキリデンビスフェノール 例えば、2,2′−メチレン−ビス(6−第三ブチル−
4−メチルフェノール)、2,2′−メチレン−ビス(6
−第三ブチル−4−エチルフェノール)、2,2′−メチ
レン−ビス〔4−メチル−6−(α−メチルシクロヘキ
シル)フェノール〕、2,2′−メチレン−ビス−(4−
メチル−6−シクロヘキシルフェノール)、2,2′−メ
チレン−ビス(6−ノニル−4−メチルフェノール)、
2,2′−メチレン−ビス(4,6−ジ第三ブチルフェノー
ル)、2,2′−エチリデン−ビス(4,6ジ第三ブチルフェ
ノール)、2,2′−エチリデン−ビス(6−第三ブチル
−4−イソブチルフェノール)、2,2′−メチレン−ビ
ス〔6−(α−メチルベンジル)−4−ノニルフェノー
ル〕、2,2′−メチレン−ビス〔6−(α,α−ジメチ
ルベンジル)−4−ノニルフェノール〕、4,4′−メチ
レン−ビス(2,6−ジ第三ブチルフェノール)、4,4′−
メチレン−ビス(6−第三ブチル−2−メチルフェノー
ル)、1,1−ビス(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−
2−メチルフェニル)−ブタン、2,6−ビス(3−第三
ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシベンジル)−4−
メチルフェノール、1,1,3−トリス(5−第三ブチル−
4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、1,1−
ビス(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフ
ェニル)−3−n−ドデシルメルカプトブタン、エチレ
ングリコールビス〔3,3−ビス(3′−第三ブチル−
4′−ヒドロキシフェニル)ブチレート〕、ビス(3−
第三ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ジ
シクロペンタジエン、ビス(2−(3′−第三ブチル−
2′−ヒドロキシ−5′−メチルベンジル)−6−第三
ブチル−4−メチルフェニル〕テレフタレート。
4−メチルフェノール)、2,2′−メチレン−ビス(6
−第三ブチル−4−エチルフェノール)、2,2′−メチ
レン−ビス〔4−メチル−6−(α−メチルシクロヘキ
シル)フェノール〕、2,2′−メチレン−ビス−(4−
メチル−6−シクロヘキシルフェノール)、2,2′−メ
チレン−ビス(6−ノニル−4−メチルフェノール)、
2,2′−メチレン−ビス(4,6−ジ第三ブチルフェノー
ル)、2,2′−エチリデン−ビス(4,6ジ第三ブチルフェ
ノール)、2,2′−エチリデン−ビス(6−第三ブチル
−4−イソブチルフェノール)、2,2′−メチレン−ビ
ス〔6−(α−メチルベンジル)−4−ノニルフェノー
ル〕、2,2′−メチレン−ビス〔6−(α,α−ジメチ
ルベンジル)−4−ノニルフェノール〕、4,4′−メチ
レン−ビス(2,6−ジ第三ブチルフェノール)、4,4′−
メチレン−ビス(6−第三ブチル−2−メチルフェノー
ル)、1,1−ビス(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−
2−メチルフェニル)−ブタン、2,6−ビス(3−第三
ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシベンジル)−4−
メチルフェノール、1,1,3−トリス(5−第三ブチル−
4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、1,1−
ビス(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフ
ェニル)−3−n−ドデシルメルカプトブタン、エチレ
ングリコールビス〔3,3−ビス(3′−第三ブチル−
4′−ヒドロキシフェニル)ブチレート〕、ビス(3−
第三ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ジ
シクロペンタジエン、ビス(2−(3′−第三ブチル−
2′−ヒドロキシ−5′−メチルベンジル)−6−第三
ブチル−4−メチルフェニル〕テレフタレート。
ベンジル化合物 例えば、1,3,5−トリス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)−2,4,6−トリメチルベンジル、ビ
ス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ス
ルフィド、3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジ
ルメルカプト酢酸イソオクチルエステル、ビス(4−第
三ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)
−ジチオールテレフタレート、1,3,5−トリス(3,5−ジ
第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレー
ト、1,3,5−トリス(4−第三ブチル−3−ヒドロキシ
−2,6−ジメチルベンジル)イソシアヌレート、3,5−ジ
第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホン酸ジオク
タデシルエステル、3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキ
シベンジルホスホン酸モノエチルエステルのカルシウム
塩、1,3,5−トリス(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒド
ロキシベンジル)イソシアヌレート。
ドロキシベンジル)−2,4,6−トリメチルベンジル、ビ
ス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ス
ルフィド、3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジ
ルメルカプト酢酸イソオクチルエステル、ビス(4−第
三ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)
−ジチオールテレフタレート、1,3,5−トリス(3,5−ジ
第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレー
ト、1,3,5−トリス(4−第三ブチル−3−ヒドロキシ
−2,6−ジメチルベンジル)イソシアヌレート、3,5−ジ
第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホン酸ジオク
タデシルエステル、3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキ
シベンジルホスホン酸モノエチルエステルのカルシウム
塩、1,3,5−トリス(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒド
ロキシベンジル)イソシアヌレート。
アシルアミノフェノール 例えば、4−ヒドロキシラウリル酸アニリド、4−ヒ
ドロキシステアリン酸アニリド、2,4−ビスオクチルメ
ルカプト−6−(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシ
アニリノ)−s−トリアジン、オクチル N−(3,5−
ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)カルバメー
ト。
ドロキシステアリン酸アニリド、2,4−ビスオクチルメ
ルカプト−6−(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシ
アニリノ)−s−トリアジン、オクチル N−(3,5−
ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)カルバメー
ト。
β−(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオン酸の1価又は多価アルコールとのエステル 例えばメタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエ
チル)イソシアヌレート、N,N′−ビス(ヒドロキシエ
チル)シュウ酸ジアミドとのエステル。
プロピオン酸の1価又は多価アルコールとのエステル 例えばメタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエ
チル)イソシアヌレート、N,N′−ビス(ヒドロキシエ
チル)シュウ酸ジアミドとのエステル。
β−(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルフ
ェニル)プロピオン酸の1価又は多価アルコールとのエ
ステル 例えば、メタノール、ジエチレングリコール、オクタ
デカノール、トリエチレングリコール、1,6−ヘキサン
ジオール、ペンタエリトリトール、ネオペンチルグリコ
ール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、
チオジエチレングリコール、N,N′−ビス(ヒドロキシ
エチル)シュウ酸ジアミドとのエステル。
ェニル)プロピオン酸の1価又は多価アルコールとのエ
ステル 例えば、メタノール、ジエチレングリコール、オクタ
デカノール、トリエチレングリコール、1,6−ヘキサン
ジオール、ペンタエリトリトール、ネオペンチルグリコ
ール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、
チオジエチレングリコール、N,N′−ビス(ヒドロキシ
エチル)シュウ酸ジアミドとのエステル。
β−(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオン酸の1価又は多価アルコールとのエステ
ル 例えばメタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエ
チル)イソシアヌレート、N,N′−ビス(ヒドロキシエ
チル)シュウ酸ジアミドとのエステル。
ル)プロピオン酸の1価又は多価アルコールとのエステ
ル 例えばメタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエ
チル)イソシアヌレート、N,N′−ビス(ヒドロキシエ
チル)シュウ酸ジアミドとのエステル。
β−(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオン酸のアミド 例えばN,N′−ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロ
キシフェニルプロピオニル)ヘキサメチレンジアミン、
N,N′−ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニルプロピオニル)トリメチレンジアミン、N,N′−ビ
ス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロ
ピオニル)ヒドラジン。
プロピオン酸のアミド 例えばN,N′−ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロ
キシフェニルプロピオニル)ヘキサメチレンジアミン、
N,N′−ビス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニルプロピオニル)トリメチレンジアミン、N,N′−ビ
ス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロ
ピオニル)ヒドラジン。
紫外線吸収剤及び光安定剤 2−(2′−ヒドロキシフェニル)−ペンゾトリアゾー
ルの誘導体 例えば5′−メチル−、3′,5′,ジ第三ブチル−、
5′−第三ブチル、5′−(1,1,3,3−テトラメチルブ
チル)−、5′−クロロ−3′,5′−ジ第三ブチル−、
5−クロロ−3′−第三ブチル−5′−メチル−、3′
−第二ブチル−5′−第三ブチル−、4′−オクトキシ
−、3′,5′−ジ第三アミル−、3′,5′−ビス(α,
α−ジメチルベンジル)−誘導体。
ルの誘導体 例えば5′−メチル−、3′,5′,ジ第三ブチル−、
5′−第三ブチル、5′−(1,1,3,3−テトラメチルブ
チル)−、5′−クロロ−3′,5′−ジ第三ブチル−、
5−クロロ−3′−第三ブチル−5′−メチル−、3′
−第二ブチル−5′−第三ブチル−、4′−オクトキシ
−、3′,5′−ジ第三アミル−、3′,5′−ビス(α,
α−ジメチルベンジル)−誘導体。
2−ヒドロキシベンゾフェノンの誘導体 例えば4−ヒドロキシ−、4−メトキシ−、4−オク
トキシ−、4−デシルオキシ−、4−ドデシルオキシ
−、4−ベンジルオキシ−、4,2′,4′−トリヒドロキ
シ−及び2′−ヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ−誘導
体。
トキシ−、4−デシルオキシ−、4−ドデシルオキシ
−、4−ベンジルオキシ−、4,2′,4′−トリヒドロキ
シ−及び2′−ヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ−誘導
体。
置換及び非置換安息香酸エステル 例えば4−第三ブチル−フェニルサリチレート、フェ
ニルサリチレート、オクチルフェニルサリチレート、ジ
ベンゾイルレゾルシノール、ビス(4−第三ブチルベン
ゾイル)レゾルシノール、ベンゾイルレゾルシノール、
3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシ安息香酸2,4−ジ第
三ブチルフェニルエステル及び3,5−ジ第三ブチル−4
−ヒドロキシ安息香酸ヘキサデシルエステル。
ニルサリチレート、オクチルフェニルサリチレート、ジ
ベンゾイルレゾルシノール、ビス(4−第三ブチルベン
ゾイル)レゾルシノール、ベンゾイルレゾルシノール、
3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシ安息香酸2,4−ジ第
三ブチルフェニルエステル及び3,5−ジ第三ブチル−4
−ヒドロキシ安息香酸ヘキサデシルエステル。
アクリレート 例えばα−シアノ−β,β−ジフェニルアクリル酸エ
チルエステル又はイソオクチルエステル、α−カルボメ
トキシシンナミル酸メチルエステル、α−シアノ−β−
メチル−p−メトキシ−シンナミル酸メチルエステル又
はブチルエステル、α−カルボメトキシ−p−メトキシ
−シンナミル酸メチルエステル及びN−(β−カルボメ
トキシ−β−シアノビニル)−2−メチル−インドリ
ン。
チルエステル又はイソオクチルエステル、α−カルボメ
トキシシンナミル酸メチルエステル、α−シアノ−β−
メチル−p−メトキシ−シンナミル酸メチルエステル又
はブチルエステル、α−カルボメトキシ−p−メトキシ
−シンナミル酸メチルエステル及びN−(β−カルボメ
トキシ−β−シアノビニル)−2−メチル−インドリ
ン。
ニッケル化合物 例えば2,2′−チオビス〔4−(1,1,3,3−テトラメチ
ルブチル)フェノール〕の、所望によりn−ブチルアミ
ン、トリエタノールアミン又はN−シクロヘキシルジエ
タノールアミンのような他の配位子を含んでいてもよい
1:1錯体又は1:2錯体、ニッケルジブチルジチオカルバメ
ート、4−ヒドロキシ−3,5−ジ第三ブチルベンジルホ
スホン酸のモノアルキルエステル例えばメチル又はエチ
ルエステルのニッケル塩、ケトキシムのニッケル錯体例
えば2−ヒドロキシ−4−メチル−フェニルウンデシル
ケトンオキシムのニッケル錯体、所望により他の配位子
を含んでいてもよい1−フェニル−4−ラウロイル−5
−ヒドロキシ−ピラゾールのニッケル錯体。
ルブチル)フェノール〕の、所望によりn−ブチルアミ
ン、トリエタノールアミン又はN−シクロヘキシルジエ
タノールアミンのような他の配位子を含んでいてもよい
1:1錯体又は1:2錯体、ニッケルジブチルジチオカルバメ
ート、4−ヒドロキシ−3,5−ジ第三ブチルベンジルホ
スホン酸のモノアルキルエステル例えばメチル又はエチ
ルエステルのニッケル塩、ケトキシムのニッケル錯体例
えば2−ヒドロキシ−4−メチル−フェニルウンデシル
ケトンオキシムのニッケル錯体、所望により他の配位子
を含んでいてもよい1−フェニル−4−ラウロイル−5
−ヒドロキシ−ピラゾールのニッケル錯体。
シュウ酸ジアミド 例えば4,4′−ジ−オクチルオキシオキサニリド、2,
2′−ジオクチルオキシ−5,5′−ジ第三ブチルオキサニ
リド、2,2′−ジ−ドデシルオキシ−5,5′−ジ第三ブチ
ルオキサニリド、2−エトキシ−2′−エチルオキサニ
リド、N,N′−ビス(3−ジメチルアミノプロピル)シ
ュウ酸アミド、2−エトキシ−5−第三ブチル−2′−
エチルオキサニリド及びこれと2−エトキシ−2′−エ
チル−5,4′−ジ第三ブチルオキサニリドとの混合物及
びオルト−及びパラ−メトキシ−二置換オキサニリドの
混合物並びにオルト−及びパラ−エトキシ−二置換オキ
サニリドの混合物。
2′−ジオクチルオキシ−5,5′−ジ第三ブチルオキサニ
リド、2,2′−ジ−ドデシルオキシ−5,5′−ジ第三ブチ
ルオキサニリド、2−エトキシ−2′−エチルオキサニ
リド、N,N′−ビス(3−ジメチルアミノプロピル)シ
ュウ酸アミド、2−エトキシ−5−第三ブチル−2′−
エチルオキサニリド及びこれと2−エトキシ−2′−エ
チル−5,4′−ジ第三ブチルオキサニリドとの混合物及
びオルト−及びパラ−メトキシ−二置換オキサニリドの
混合物並びにオルト−及びパラ−エトキシ−二置換オキ
サニリドの混合物。
ホスフィット及びホスホニット 例えばトリフェニルホスフィット、ジフェニルアルキ
ルホスフィット、フェニルジアルキルホスフィット、ト
リス(ノニルフェニル)ホスフィット、トリラウリルホ
スフィット、トリオクタデシルホスフィット、ジステア
リルペンタエリトリトールジホスフィット、トリス(2,
4−ジ第三ブチルフェニル)ホスフィット、ジイソデシ
ルペンタエリトリトールジホスフィット、ビス(2,4−
ジ第三ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスフ
ィット、トリステアリルソルビトールトリホスフィッ
ト、テトラキス−(2,4−ジ第三ブチルフェニル)−4,
4′−ジフェニレンジホスフィット、3,9−ビス(2,4−
ジ第三ブチルフェノキシ)−2,4,8,10−テトラオキサ−
3,9−ジホスファスピロ〔5.5〕ウンデカン。
ルホスフィット、フェニルジアルキルホスフィット、ト
リス(ノニルフェニル)ホスフィット、トリラウリルホ
スフィット、トリオクタデシルホスフィット、ジステア
リルペンタエリトリトールジホスフィット、トリス(2,
4−ジ第三ブチルフェニル)ホスフィット、ジイソデシ
ルペンタエリトリトールジホスフィット、ビス(2,4−
ジ第三ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスフ
ィット、トリステアリルソルビトールトリホスフィッ
ト、テトラキス−(2,4−ジ第三ブチルフェニル)−4,
4′−ジフェニレンジホスフィット、3,9−ビス(2,4−
ジ第三ブチルフェノキシ)−2,4,8,10−テトラオキサ−
3,9−ジホスファスピロ〔5.5〕ウンデカン。
<実施例、発明の効果> 本発明の安定剤混合物の使用は以下の実施例に示され
ており、これらは単に例示として掲げただけであって、
いかなる限定をも意味しない。
ており、これらは単に例示として掲げただけであって、
いかなる限定をも意味しない。
実施例1〜4及び比較例1〜6 メルトインデックス0.6の低密度ポリエチレン粉末
(商品名:Fertene EF3−2000、製造会社:Soc.Enichem P
olimeri)10kgを下記表1中に示した化合物と低速混合
機中で混合する。
(商品名:Fertene EF3−2000、製造会社:Soc.Enichem P
olimeri)10kgを下記表1中に示した化合物と低速混合
機中で混合する。
次いでその混合物を190℃の温度で押し出し、顆粒に
変え、それから以下の条件: 本体温度=170−190−200℃ ヘッド温度=200−200−200−190℃ 下で、試験押出機(Dolci pilot extrvder/スクリュー
直径=45/26D、ヘッド直径=100mm)を用いてインフレ
ート法(blow extrusion)により厚さ150μmの延伸フ
ィルムを得る。
変え、それから以下の条件: 本体温度=170−190−200℃ ヘッド温度=200−200−200−190℃ 下で、試験押出機(Dolci pilot extrvder/スクリュー
直径=45/26D、ヘッド直径=100mm)を用いてインフレ
ート法(blow extrusion)により厚さ150μmの延伸フ
ィルムを得る。
得られたフィルムを、ボローニャ(Bologna)、ポン
テッキオ マルコーニ(Pontecchio Marconi)の松材上
で、南に向けて45℃で戸外に曝す(約110Kly/年)。種
々の時間曝した後のサンプルの残留伸び(residual elo
ngation)を定速張力計(constant−speed tensomete
r)により測定する。
テッキオ マルコーニ(Pontecchio Marconi)の松材上
で、南に向けて45℃で戸外に曝す(約110Kly/年)。種
々の時間曝した後のサンプルの残留伸び(residual elo
ngation)を定速張力計(constant−speed tensomete
r)により測定する。
次いで初期の伸び値(elongation valve)が半減する
のに要する受領エネルギー(キロラングレーで表わす)
を計算する(T50)。
のに要する受領エネルギー(キロラングレーで表わす)
を計算する(T50)。
得られた結果を表1に示す。
実施例5〜8及び比較例7〜10 メルトインデックス0.1の低密度ポリエチレン粉末
(商品名:Fertene EF3−2000、製造会社:Soc.Enichem P
olimeri)10kgを下記表2中に示した化合物と低速混合
機中で混合する。
(商品名:Fertene EF3−2000、製造会社:Soc.Enichem P
olimeri)10kgを下記表2中に示した化合物と低速混合
機中で混合する。
次いでその混合物を190℃の温度で押し出し、顆粒に
変え、それから以下の条件: 本体温度=170−190−200℃ ヘッド温度=200−200−200−190℃ 下で、試験押出機(Dolci pilot extruder/スクリュー
直径=45/26D、ヘッド直径=100mm)を用いてインフレ
ート法(blow extrusion)により厚さ150μmの延伸フ
ィルムを得る。
変え、それから以下の条件: 本体温度=170−190−200℃ ヘッド温度=200−200−200−190℃ 下で、試験押出機(Dolci pilot extruder/スクリュー
直径=45/26D、ヘッド直径=100mm)を用いてインフレ
ート法(blow extrusion)により厚さ150μmの延伸フ
ィルムを得る。
得られたフィルムを、ブラックパネル温度63℃のウェ
ザロメーター(ASTM G26〜77)中で曝露する。光に種々
の時間曝した後のサンプルの残留伸びを定速張力計で測
定し、初期伸び値を半減するのに要する曝露時間を計算
する。
ザロメーター(ASTM G26〜77)中で曝露する。光に種々
の時間曝した後のサンプルの残留伸びを定速張力計で測
定し、初期伸び値を半減するのに要する曝露時間を計算
する。
得られた結果を表2に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 3:22 5:098 5:3435)
Claims (22)
- 【請求項1】(A)次式I又はI a: 〔式中、Rは水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基、アリル基、ベンジル基、アセチル基、アクリロイ
ル基、2−ヒドロキシエチル基又は2−ヒドロキシプロ
ピル基を表わす〕 で表わされるピペリジン基を有する化合物1種又はそれ
より多くと、 (B)Al、Mg及びZnの酸化物及び水酸化物よりなる群か
ら選択される1種又はそれより多くの金属化合物と、 (C)炭素原子数1ないし22のカルボン酸のAl、Ba、C
a、Mg、Sr及びZn塩1種又はそれより多くと、 からなるポリエチレン用安定剤組成物。 - 【請求項2】化合物(A)が下記式II,III,V,X及びXXI: 〔式II中、 R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、シクロヘキシ
ル基、2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル基又は
1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基を表わ
し、 R2は水素原子又は炭素原子数1ないし8のアルキル基を
表わし、 R3は水素原子又はメチル基を表わし、 R4は炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わし、そ
して nは2ないし20の数を表わす〕; 〔式III中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わし、 R3は炭素原子数2ないし6のアルキレン基、2−ヒドロ
キシトリメチレン基又はキシリレン基を表わし、そして nは2ないし20の数を表わす〕; 〔式IV中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、シ
クロヘキシル基、2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジル基又は1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル
基を表わし、 nは2,3又は4を表わし、そして R3はn価のポリアミン基を表わす〕; 〔式V中、 Rは炭素原子数2ないし8のアルキレン基を表わし、そ
して nは2ないし30の数を表わす〕; 〔式X中、 R1は水素原子又はメチル基を表わし、 R2は炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わし、そ
して nは2ないし20の数を表わす〕;及び 〔式XXI中、 R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、シクロヘキシ
ル基、ベンジル基を表わすか又は炭素原子数1ないし4
のアルコキシ基で又はジメチルアミノ基もしくはジエチ
ルアミノ基で置換された炭素原子数2ないし4のアルキ
ル基を表わし、 R2は水素原子又はメチル基を表わし、 Xはモルホリノ基、次式: (R3及びR4は同一もしくは異なって炭素原子数1ないし
8のアルキル基、シクロヘキシル基、ベンジル基を表わ
すか、或いは−OH基、炭素原子数1ないし4のアルコキ
シ基、ジメチルアミノ基又はジエチルアミノ基で置換さ
れた炭素原子数2ないし4のアルキル基を表わし、また
R4は水素原子も表わすことができる)で表わされる基、
−OR5基(R5は炭素原子数1ないし8のアルキル基、ア
リル基、シクロヘキシル基又はベンジル基を表わす)又
は次式: で表わされる基を表わす〕 で表わされる化合物よりなる群から選択される請求項1
記載の安定剤組成物。 - 【請求項3】化合物(A)が式II〔式中、R1は炭素原子
数2ないし8のアルキル基又はシクロヘキシル基を表わ
し、R2は水素原子又は炭素原子数2ないし8のアルキル
基を表わし、R3は水素原子又はメチル基を表わし、R4は
−(CH2)2〜6−基を表わし、そしてnは2ないし10
の数を表わす〕で表わされる化合物よりなる群から選択
される請求項2記載の安定剤組成物。 - 【請求項4】化合物(A)が式III〔式中、R1は水素原
子又はメチル基を表わし、R2は−(CH2)6−基を表わ
し、R3は−(CH2)2〜6−基を表わし、そしてnは2
ないし10の数を表わす〕で表わされる化合物よりなる群
から選択される請求項2記載の安定剤組成物。 - 【請求項5】化合物(A)が式IV〔式中、R1は水素原子
又はメチル基を表わし、R2は炭素原子数1ないし4のア
ルキル基を表わし、nは2,3又は4を表わし、そしてR3
はn=2として式−NH(CH2)2〜6NH−で表わされる
基、n=3として次式: で表わされる基、及びn=4として次式: で表わされる基を表わす〕で表わされる化合物よりなる
群から選択される請求項2記載の安定剤組成物。 - 【請求項6】化合物(A)が式V〔式中、Rは−(C
H2)2〜6−基を表わし、そしてnは2ないし20の数を
表わす〕で表わされる化合物よりなる群から選択される
請求項2記載の安定剤組成物。 - 【請求項7】化合物(A)が式X〔式中、R1は水素原子
又はメチル基を表わし、R2は−(CH2)2〜6−基を表
わし、そしてnは2ないし10の数を表わす〕で表わされ
る化合物よりなる群から選択される請求項2記載の安定
剤組成物。 - 【請求項8】化合物(A)が式XXI〔式中、R1は炭素原
子数1ないし8のアルキル基を表わし、R2は水素原子又
はメチル基を表わし、Xは次式: で表わされる基を表わす〕で表わされる化合物よりなる
群から選択される請求項2記載の安定剤組成物。 - 【請求項9】化合物(A)が分子量2000ないし4000の次
式: で表わされる化合物である請求項1記載の安定剤組成
物。 - 【請求項10】化合物(A)が次式: で表わされる化合物である請求項1記載の安定剤組成
物。 - 【請求項11】化合物(A)が次式: で表わされる化合物である請求項1記載の安定剤組成
物。 - 【請求項12】化合物(A)が分子量2000ないし4000の
次式: で表わされる化合物である請求項1記載の安定剤組成
物。 - 【請求項13】化合物(A)が分子量2000ないし4000の
次式: で表わされる化合物である請求項1記載の安定剤組成
物。 - 【請求項14】化合物(B)がMg又はZnの酸化物又は水
酸化物である請求項1記載の安定剤組成物。 - 【請求項15】化合物(B)がMg又はZnの酸化物である
請求項1記載の安定剤組成物。 - 【請求項16】化合物(C)が炭素原子数12ないし18の
カルボン酸のAl,Ca,Mg又はZn塩である請求項1記載の安
定剤組成物。 - 【請求項17】化合物(C)がステアリン酸のCa,Mg又
はZn塩である請求項1記載の安定剤組成物。 - 【請求項18】ポリエチレンと、請求項1記載の安定剤
組成物とからなる安定化されたポリエチレン組成物。 - 【請求項19】化合物(A),(B)及び(C)のポリ
エチレンに対する重量%が、化合物(A)では0.025な
いし2%、化合物(B)では0.005ないし1%、そして
化合物(C)では0.005ないし1%である請求項18記載
の安定化されたポリエチレン組成物。 - 【請求項20】化合物(A),(B)及び(C)のポリ
エチレンに対する重量%が、化合物(A)では0.05ない
し1%、化合物(B)では0.025ないし0.5%、そして化
合物(C)では0.025ないし0.5%である請求項19記載の
安定化されたポリエチレン組成物。 - 【請求項21】ポリエチレンが低密度ポリエチレン(LD
PE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)又はそれらの
混合物である請求項18記載の安定化されたポリエチレン
組成物。 - 【請求項22】請求項1記載の安定剤組成物で安定化さ
れた低密度ポリエチレン(LDPE)組成物、線状低密度ポ
リエチレン(LLDPE)組成物又はそれらの混合物から製
造されたフィルム
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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IT20375A/87 | 1987-05-05 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63286448A JPS63286448A (ja) | 1988-11-24 |
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---|---|---|---|
JP63109853A Expired - Fee Related JP2610159B2 (ja) | 1987-05-05 | 1988-05-02 | 安定剤組成物及び安定化されたポリエチレン組成物 |
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---|---|
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EP (1) | EP0290388B1 (ja) |
JP (1) | JP2610159B2 (ja) |
CA (1) | CA1331664C (ja) |
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---|---|---|---|---|
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IT1246170B (it) * | 1990-07-24 | 1994-11-16 | Ciba Geigy Spa | Composizione stabilizzante per polipropilene comprendente composti triazinici contenenti gruppi piperidinici e composti metallici |
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DE59308266D1 (de) * | 1992-05-13 | 1998-04-23 | Ciba Geigy Ag | Stabilisierte chlorhaltige Polymerzusammensetzungen |
IT1269953B (it) * | 1994-06-27 | 1997-04-16 | Ciba Geigy Spa | Films di poliolefine o copolimeri di olefine con migliorata stabilita' alla luce e resistenza agli insetticidi |
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IT1273607B (it) * | 1995-04-26 | 1997-07-08 | Ciba Geigy Spa | Combinazione di stabilizzanti per polimeri sintetici organici |
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EP0796888B1 (de) * | 1996-03-22 | 2005-12-14 | Wolfgang Wehner | Stabilisatorkombination für chlorhaltige Polymere |
US5804622A (en) * | 1996-03-22 | 1998-09-08 | Ciba Specialty Chemicals Corporation | Monomeric N-piperidinylmelamines as stabilizers for chlorine-containing polymers |
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TW464670B (en) | 1996-08-07 | 2001-11-21 | Ciba Sc Holding Ag | Stabilizer mixtures containing a hindered amine |
TW467931B (en) | 1996-08-22 | 2001-12-11 | Ciba Sc Holding Ag | Stabilizer mixtures |
US5766761A (en) * | 1996-12-11 | 1998-06-16 | Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation | Telephone cables |
DE19820157B4 (de) | 1997-05-13 | 2010-04-08 | Clariant Produkte (Deutschland) Gmbh | Neue Verbindungen auf Basis von Polyalkyl-1-oxa-diazaspirodecan-Verbindungen |
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