JP2609348B2 - 乗客コンベヤ用測定装置 - Google Patents
乗客コンベヤ用測定装置Info
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は,乗客コンベヤの移動手摺の速度を測定す
る可搬形の乗客コンベヤ用測定装置に関するものであ
る。
る可搬形の乗客コンベヤ用測定装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 例えば,従来,実開昭63−161280号公報に示された乗
客コンベヤ用測定装置があり,手摺によって摩擦駆動さ
れる案内ローラの回転を検出して,その回転速度が異常
となった時に動作するようになっている。
客コンベヤ用測定装置があり,手摺によって摩擦駆動さ
れる案内ローラの回転を検出して,その回転速度が異常
となった時に動作するようになっている。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の乗客コンベヤ用測定装置では手摺
と案内ローラの間の滑りが測定誤差となり,また乗客コ
ンベヤの踏板の移動速度とは無関係に手摺速度が検出さ
れるため測定結果の信頼性が低くなるという問題点があ
った。
と案内ローラの間の滑りが測定誤差となり,また乗客コ
ンベヤの踏板の移動速度とは無関係に手摺速度が検出さ
れるため測定結果の信頼性が低くなるという問題点があ
った。
この発明は,かかる問題点を解決するためになされた
ものであり,踏板に対する手摺の状況を少ない誤差で判
定する乗客コンベヤ用測定装置を得ることを目的とす
る。
ものであり,踏板に対する手摺の状況を少ない誤差で判
定する乗客コンベヤ用測定装置を得ることを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] この発明にかかわる乗客コンベヤ用測定装置において
は、両側の手摺それぞれに対向した手摺センサー,踏板
に対向した踏板センサー,及びこれらのセンサーからの
入力によって作動する測定手段が設けられる。
は、両側の手摺それぞれに対向した手摺センサー,踏板
に対向した踏板センサー,及びこれらのセンサーからの
入力によって作動する測定手段が設けられる。
[作用] 上記のように構成された乗客コンベヤ用測定装置は可
搬形の測定装置が乗客コンベヤの乗降口に仮設されて,
踏板の移動速度に対する手摺の移動状況,速度差,速度
比等が測定される。
搬形の測定装置が乗客コンベヤの乗降口に仮設されて,
踏板の移動速度に対する手摺の移動状況,速度差,速度
比等が測定される。
[実施例] 第1図〜第3図はこの発明の一実施例を示す図で,図
中,(1)は乗客コンベヤの主枠内を循環移動する多数
の踏板,(1a)は踏板の相互間に形成された空隙,
(2)は踏板(1)列の両側に主枠からそれぞれ立設さ
れた欄干,(3)は左側の欄干(2)の外周縁に移動可
能に係合した左手摺,(4)は右側の欄干(2)の外周
縁に移動可能に係合した右手摺,(5)は手摺(3)
(4)の踏板(1)側の側面に一定間隔で設けられた標
識,(6)は乗客コンベヤの乗降口,(7)は乗降口
(6)に仮設されたケーシング,(8)は画像認識装置
からなりケーシング(7)の下側に設けられて空隙(1
a)を検出して動作する踏板センサー,(9)は画像認
識装置からなり左手摺(3)に対向してケーシング
(7)に設けられて標識(5)を検出して動作する左手
摺センサー,(10)は画像認識装置からなり右手摺
(4)に対向してケーシング(7)に設けられて標識
(5)を検出して動作する右手摺センサー,(11)はケ
ーシング(7)設けられた測定手段で,視覚表示器,プ
リント装置からなる出力部(11a),キーボードからな
る人為入力部(11b),I/Oポート(11c)と,RAM(11d),
CPU(11e),ROM(11f)が配置されて判定プログラムを
有するコンピュータ(11g)によって構成されている。
中,(1)は乗客コンベヤの主枠内を循環移動する多数
の踏板,(1a)は踏板の相互間に形成された空隙,
(2)は踏板(1)列の両側に主枠からそれぞれ立設さ
れた欄干,(3)は左側の欄干(2)の外周縁に移動可
能に係合した左手摺,(4)は右側の欄干(2)の外周
縁に移動可能に係合した右手摺,(5)は手摺(3)
(4)の踏板(1)側の側面に一定間隔で設けられた標
識,(6)は乗客コンベヤの乗降口,(7)は乗降口
(6)に仮設されたケーシング,(8)は画像認識装置
からなりケーシング(7)の下側に設けられて空隙(1
a)を検出して動作する踏板センサー,(9)は画像認
識装置からなり左手摺(3)に対向してケーシング
(7)に設けられて標識(5)を検出して動作する左手
摺センサー,(10)は画像認識装置からなり右手摺
(4)に対向してケーシング(7)に設けられて標識
(5)を検出して動作する右手摺センサー,(11)はケ
ーシング(7)設けられた測定手段で,視覚表示器,プ
リント装置からなる出力部(11a),キーボードからな
る人為入力部(11b),I/Oポート(11c)と,RAM(11d),
CPU(11e),ROM(11f)が配置されて判定プログラムを
有するコンピュータ(11g)によって構成されている。
上記のように構成された乗客コンベヤ用測定装置は次
に述べるような測定が行われる。すなわち,乗客コンベ
ヤの踏板(1)は駆動装置(図示しない)によりローラ
チェーンを介して駆動され,また手摺(3)(4)は駆
動装置を駆動源として摩擦伝動機構(図示しない)を介
して駆動されるのが一般的である。このため手摺(3)
(4)は関連部材の摩耗,油との付着等によって滑りが
発生し,踏板(1)速度との差が増大する。これに対し
て,手摺(3)(4)の移動状況が次のように測定され
る。すなわち,ケーシング(7)が第1図及び第2図に
示すように乗降口(6)に仮設される。そして人為入力
部(11b)が測定者によって操作され,乗客コンベヤ名
称,号機番号,測定日時等の書誌的事項が入力される。
そして,踏板センサー(8),左手摺センサー(9),
右手摺センサー(10)が動作して測定データが測定手段
(11)に入力される。ついで測定手段(11)の演算結
果,すなわち,踏板(1)速度に対する左手摺(3),
右手摺(4)それぞれの速度比,速度差,欄干(2)を
一周する間の局部的速度変化等の左手摺(3),右手摺
(4)の移動状況が,書誌的事項とともに出力部(11
a)から出力される。これによって,各手摺(3)
(4)の移動状況を少ない誤差で,簡易な作業で測定す
ることができ,乗客コンベヤの異常診断精度を向上して
保守管理作業の的確化が可能となる。
に述べるような測定が行われる。すなわち,乗客コンベ
ヤの踏板(1)は駆動装置(図示しない)によりローラ
チェーンを介して駆動され,また手摺(3)(4)は駆
動装置を駆動源として摩擦伝動機構(図示しない)を介
して駆動されるのが一般的である。このため手摺(3)
(4)は関連部材の摩耗,油との付着等によって滑りが
発生し,踏板(1)速度との差が増大する。これに対し
て,手摺(3)(4)の移動状況が次のように測定され
る。すなわち,ケーシング(7)が第1図及び第2図に
示すように乗降口(6)に仮設される。そして人為入力
部(11b)が測定者によって操作され,乗客コンベヤ名
称,号機番号,測定日時等の書誌的事項が入力される。
そして,踏板センサー(8),左手摺センサー(9),
右手摺センサー(10)が動作して測定データが測定手段
(11)に入力される。ついで測定手段(11)の演算結
果,すなわち,踏板(1)速度に対する左手摺(3),
右手摺(4)それぞれの速度比,速度差,欄干(2)を
一周する間の局部的速度変化等の左手摺(3),右手摺
(4)の移動状況が,書誌的事項とともに出力部(11
a)から出力される。これによって,各手摺(3)
(4)の移動状況を少ない誤差で,簡易な作業で測定す
ることができ,乗客コンベヤの異常診断精度を向上して
保守管理作業の的確化が可能となる。
この発明は,以上説明したように踏板,左右手摺の移
動をそれぞれ直接的に検出するセンサーを設けて,踏板
速度に対する左手摺及び右手摺それぞれの移動状況を測
定するものである。これによって,簡単な作業により各
手摺の移動状況を少ない誤差で測定することができ,保
守管理を容易にする効果がある。
動をそれぞれ直接的に検出するセンサーを設けて,踏板
速度に対する左手摺及び右手摺それぞれの移動状況を測
定するものである。これによって,簡単な作業により各
手摺の移動状況を少ない誤差で測定することができ,保
守管理を容易にする効果がある。
第1図はこの発明による乗客コンベヤ用測定装置の一実
施例を示す図で,ケーシングが仮設されたエスカレータ
乗降口の正面図,第2図は第1図の右側面図,第3図は
第1図の測定装置の機器の電気的接続を示す概念回路図
である。 (1)…踏板,(3)…左手摺,(4)右手摺,(5)
…標識,(8)…踏板センサー,(9)…左手摺センサ
ー,(10)…右手摺センサー,(11)…測定手段。 なお,図中同一部分は同一符号により示す。
施例を示す図で,ケーシングが仮設されたエスカレータ
乗降口の正面図,第2図は第1図の右側面図,第3図は
第1図の測定装置の機器の電気的接続を示す概念回路図
である。 (1)…踏板,(3)…左手摺,(4)右手摺,(5)
…標識,(8)…踏板センサー,(9)…左手摺センサ
ー,(10)…右手摺センサー,(11)…測定手段。 なお,図中同一部分は同一符号により示す。
Claims (1)
- 【請求項1】踏板に対向しそれぞれの踏板の変位に対応
した出力を発する踏板センサーと,上記踏板の両側に配
置された手摺にそれぞれ対向しそれぞれの上記手摺に設
けられた標識の変位に対応した出力を発する左手摺セン
サー及び右手摺センサーと,上記手摺センサー,左手摺
センサー及び右手摺センサーからの入力により上記踏板
の移動速度に対する上記手摺の移動状況を出力する測定
手段とを備えた乗客コンベヤ用測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20539590A JP2609348B2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 乗客コンベヤ用測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20539590A JP2609348B2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 乗客コンベヤ用測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0489792A JPH0489792A (ja) | 1992-03-23 |
JP2609348B2 true JP2609348B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=16506118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20539590A Expired - Fee Related JP2609348B2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 乗客コンベヤ用測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2609348B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5033529B2 (ja) * | 2007-07-25 | 2012-09-26 | 株式会社日立ビルシステム | 乗客コンベアのハンドレール駆動力監視装置 |
JP2013049558A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 乗客コンベアの走行状態診断装置及び診断方法 |
CN104340833B (zh) * | 2014-10-22 | 2016-03-09 | 安徽省特种设备检测院 | 一种用于自动扶梯/自动人行道三路速度同步检测方法 |
CN109467000B (zh) * | 2019-01-21 | 2020-07-21 | 福州鑫奥特纳科技有限公司 | 基于电梯乘运质量测试仪的扶手梯同步检测的方法 |
-
1990
- 1990-08-02 JP JP20539590A patent/JP2609348B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0489792A (ja) | 1992-03-23 |
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