JP2608709B2 - 射出成形機の無軌道金型搬送台車 - Google Patents

射出成形機の無軌道金型搬送台車

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JP2608709B2 JP24395786A JP24395786A JP2608709B2 JP 2608709 B2 JP2608709 B2 JP 2608709B2 JP 24395786 A JP24395786 A JP 24395786A JP 24395786 A JP24395786 A JP 24395786A JP 2608709 B2 JP2608709 B2 JP 2608709B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] 本発明は射出成形機の金型交換時に使用する金型搬送
台車に関する。
[従来技術] 射出成形機の金型取付部に金型を搬出入する場合従来
は第9図に示すように、射出成形機11の金型取付面(図
示せず)に対し直角方向に敷設された軌道12上を、新し
い金型が載置されておりかつ使用ずみの金型を載置する
ための台車13を走行させることにより行っていた。
この方式は射出成形機11に対する台車13の停止位置は
走行度等の点で良好であるが、必ず軌道12を必要とする
ため金型保管庫や金型の予備加熱ステーション(いづれ
も図示せず)等の配置が制約を受ける。また軌道12の方
向変換には大きな曲率半径が必要で余計な設置スペース
が必要になる。このほか射出成形機11が複数台になると
第10図に示すように軌道14には交叉部が生じここを通過
したり方向変換するには特殊な軌道や台車になってコス
トを高くしていた。
このような欠点を避けるため自走式の無軌道走行台車
が提案されているがこの台車の従来の一例は第11図に示
すように、台車21の軸22に取り付けた一対の車輪23のう
ち一側を駆動車輪24にし他側を従動車輪25にし、通常従
動車輪25を回転させて方向変換を行っていた。この方式
は台車21を90°或いは180°方向変換するには旋回半径
が大きいため多くのスペースを必要とした。また使用ず
みの金型を射出成形機(図示せず)から台車21に搬出し
新しい金型を搬入するには台車21は射出成形機の金型保
管庫との間を移動する必要があり、このとき台車21と射
出成形機との平行を保つには熟練した運転技術が必要で
ある。こし未熟練の場合は作業に多大の時間がかかり生
産性を低くしていた。
[発明の目的] 本発明はこのような欠点を除去したものでその目的
は、射出成形機の金型取付部に対応する金型交換位置へ
台車を容易に配置することを可能にした射出成形機の無
軌道金型搬送台車を提供することにある。
[発明の要点] 本発明における射出成形機の無軌道金型搬送台車は、
一対の車輪を台車の進行方向に直列に配設しハンドルに
通じるフレキシブル回転軸と歯車伝達機構を介して車輪
の向きがそれぞれ逆方向に同時に変換する駆動源を設け
た駆動側車輪と、駆動側車輪に従動して走行移動し独立
して個々に車輪の向きが変換可能な従動側車輪と、台車
を上下方向に支えて持ち上げる少くとも3個の持ち上げ
シリンダとを備えていることを特徴にしている。
[発明の実施例] 以下本発明の一実施例を示した第1図ないし第8図に
ついて説明する。第1図において31は射出成形機の中心
線を示しており、32はフレームでこの上部に設けられた
金型取付板33には金型34が固着されている。金型34は金
型取付板33に設けたローラ35と金型取付板33に固着され
た支持板36に設けたローラ35と、無軌道の台車37に設け
たローラ35とにより台車37と射出成形機との間で搬出搬
入される。
金型34にはこれを押し引きする連結材41が取り付けと
取り外しとを自在にして取り付けられており、連結材41
に一端が係合するAアーム42の他端はBアーム43の一端
へ回転自在に係合され、Bアーム43の他端にはピニオン
44を設けた軸(図示せず)が台車37の上部支持体45へ回
転自在に支持されている。また上記ピニオン44は第3図
に示すように台車37の上部に固着されたシリンダ46のピ
ストンロッド47の先端に固着されたラック48に噛み合っ
ている。一方シリンダ46の2個の油室は油圧源49とタン
ク50に結ばれた切換弁51の2個のポートに連結されてい
るため、ピニオン44は両方向に回転される。なおシリン
ダ46は不図示の金型のロック機構が解除されたときのみ
作動するようにして安全を期している。従って金型はシ
リンダ46からAアーム42や連結材41等を介して第1図の
左右方向へ移動されることにより搬出入される。
フレーム32の数個所に支持部材56を固着し、その先端
に台車37の案内用のガイド57を金型取付面(図示せず)
の直角方向に取り付ける。台車37には第4図に示すよう
に使用ずみの金型と次に使用する金型(いづれも図示せ
ず)を載置するため2個のステージ58Aと58Bとが設けて
あり、ガイド57の長さはこの2ステージを移動するのに
見合う長さになっている。ガイド57は第5図および第6
図にも示すように下方には溝59が形成されており、この
溝59の台車37側の壁(図示右側の壁)には台車37の後述
するカムフオロアが嵌合し易いように一部を切欠60Aと6
0Bとにしてある。またガイド57の上方には台車37の両ス
テージ位置を決めるためのシリンダ61(第1図参照)の
ピストンロッド(図示せず)が挿入される孔62Aと62Bと
が設けてある。
台車37には前述したガイド57の溝59に挿入されて台車
37を案内するため回転自在なローラを有するカムフオロ
ア66が2個(第2図参照)設けてある。また台車37の底
面には第7図に示すように駆動用の電動機を設けた駆動
車輪71Aと71Bならびに従動車輪72Aと72Bとが設けられて
おり、駆動車輪71A等は後述するようにハンドルから伝
達手段を経ていることにより車輪の向きは拘束されてい
るが、従動車輪72A等の車輪は向きが拘束されず自由に
なっている。また駆動車輪71A等の電動機は両方向に回
転するようになっている。なお従動車輪72A等は2個以
上でもよい、また上記説明ではローラを有するカムフオ
ロアと記載したがこれに限定することなく摺動部材でも
よい。
台車37の進行方向変換のとき、台車の進行方向に直列
に配置した一対の駆動車輪71Aと71Bとを第7図の平面に
おいて回転させるためハンドル76(第1図および第8図
参照)が設けてある。第8図においてハンドル76から駆
動車輪71A等への伝達手段として、ハンドル76に一端を
連結したフレキシブルな回転軸77の他端はカサ歯車78が
取り付けてあり、カサ歯車78は駆動車輪71Aに固着した
カサ歯車79と噛み合っており、カサ歯車79はカサ歯車80
・81と回転軸82とにより駆動車輪71Bに固着したカサ歯
車83と噛み合っている。
従ってハンドル76を時計方向に回転させると、駆動車
輪71Aは反時計方向にそして駆動車輪71Bは時計方向に回
転される。そのため、台車の進行方向に直列に配設した
駆動車輪71A,71Bは、ハンドルの方向変換に追従してそ
れぞれ同時に向きをかえて走行できる。上記した台車37
の進行方向変換のための駆動車輪71A等を回転させると
き、これを容易にするため台車37に固着した複数(第7
図の場合は6個)の持ち上げシリンダ86により台車37を
持ち上げている。なお持ち上げシリンダ86は△形に配置
すれば最小限3個でよい。
次に前述した実施例の動作を説明する。金型を交換す
るとき台車37のステージ58B上には次に使用する金型を
載置しておく。この台車37を射出成形機のガイド57の溝
59に設けた切欠60Aと60Bとに、台車37の2個のカムフオ
ロア66がおおよそ対向するように作業者が台車37を操作
する。対向直前における台車37の動きが射出成形機の長
手方向に対して直角方向でなかったとき、対向した時点
で持ち上げシリンダ86を作動させて台車37を持ち上げ、
この状態でハンドルで駆動車輪71A・71Bを射出成形機長
手方向と直角にする。この後台車37を下降させた後駆動
車輪71A等を前進させればカムフオロア66は切欠60Aと60
Bとを通って溝59内に入る。このとき切欠60A等はカムフ
オロア66の巾により十分大きいためカムフオロア66は容
易に切欠60A等を通過し、溝59に入ったとき台車37と射
出成形機との平行に狂いがあっても台車37の前進を続け
れば位置は自動的に修正される。
次いで再び持ち上げシリンダ86により台車37を持ち上
げ後、駆動車輪71Aと71Bとを90°回転させて車輪の向き
を射出成形機長手方向にしてから台車37を下降させる。
この後シリンダ61に軽い油圧を作用させてそのピストン
ロッドをガイド57に押し付けた状態で台車37を射出成形
機の長手方向に若干移動させると、ピストンロッドはガ
イド57の孔62Aに入り込み台車37は停止する。この位置
で金型取付板33に固着されて使用ずみの金型34に対しこ
れのロック機構を解除すると共に、Aアーム42の一端を
連結材41に係合させた後シリンダ46により金型34をロー
ラ35の転がりにより台車37のステージ58A上に搬出す
る。
次に台車37を先の射出成形機長手方向の移動時と逆方
向に向けかつシリンダ61を作動させた状態で移動させる
と、一ステージ分移動したときシリンダ61とビストンロ
ッドはガイド57の孔62Bに入り込み台車37は停止する。
この位置で台車37のステージ58B上の新しい金型の連結
材41にAアーム2の一端を係合させた後、シリンダ46等
により上記した新しい金型を射出成形機に搬入し連結材
41を外してから金型取付板33に固着させ、台車37を射出
成形機の操作に支障のない位置まで移動させれば一連の
金型交換作業は終了する。
[発明の効果] 本発明における射出成形機の無軌道金型搬送台車は、
進行方向に対して直角に走行移動できると共に台車の方
向変換が小さい曲率半径で行うことができる。
また台車を上下方向に支えて持ち上げる少くとも3個
の持ち上げシリンダを備えているので、台車のハンドル
操作が軽くすばやくハンドル操作ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明一実施例を示し第1図は正
面図、第2図は側面図で第1図のZ矢印図、第3図はA
およびBアーム駆動用シリンダの機構図、第4図は台車
の平面図、第5図はガイドの正面図、第6図はガイドの
側面図、第7図は床面から見た平面図、第8図は伝達手
段の機構図、第9図および第10図は異なる形状の従来例
の説明図、第11図は従来例における台車の床面から見た
平面図である。 34……金型,37……台車,57……ガイド,66……カムフオ
ロア,71……駆動車輪,72……従動車輪,76……ハンドル,
86……持ち上げシリンダ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】射出成形機の金型を載置して走行移動する
    無軌道金型搬送台車において、 一対の車輪を台車の進行方向に直列に配設しハンドルに
    通じるフレキシブル回転軸と歯車伝達機構を介して車輪
    の向きがそれぞれ逆方向に同時に変換する駆動源を設け
    た駆動側車輪と、前記駆動側車輪に従動して走行移動し
    独立して個々に車輪の向きが変換可能な従動側車輪と、
    前記台車を上下方向に支えて持ち上げる少くとも3個の
    持ち上げシリンダとを備える射出成形機の無軌道金型搬
    送台車。
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