JP2608158B2 - キーボード・スイッチの製造方法およびキーボード・スイッチ - Google Patents

キーボード・スイッチの製造方法およびキーボード・スイッチ

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JP2608158B2
JP2608158B2 JP1502178A JP50217889A JP2608158B2 JP 2608158 B2 JP2608158 B2 JP 2608158B2 JP 1502178 A JP1502178 A JP 1502178A JP 50217889 A JP50217889 A JP 50217889A JP 2608158 B2 JP2608158 B2 JP 2608158B2
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ブランデット、ゲルト
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エム・エー・ツェー・アクチセルスカベット
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    • H01H13/02Details
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    • H01H13/48Snap-action arrangements depending upon deformation of elastic members using buckling of disc springs
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電気もしくは電子部品の製造技術分野に係
り、特にキーボード・スイッチの製造及びそのようなキ
ーボード・スイッチに関する。
上記技術分野において、多くのキーボード・スイッチ
と同様に、多くの電気もしくは電子部品の製造方法が知
られている。参照文献としては、以下の特許明細書、即
ち、EP0030473、DE2740746、DE3542953、DE3545798、EP
0164799、SE440836、U4331851、US4690484(DE3542953
に対応)、US4659881、US3452964、そしてUS4102039が
挙げられる。
本発明の一つの目的は、僅かの部品から僅かの簡単な
製造ステップでキーボード・スイッチの製造を可能にす
る方法を提供することにある。
上述の欧州特許第0030473号では、キーボード・スイ
ッチの製造方法が開示されており、その方法によれば、
キーボード・スイッチは三つの主コンポーネント、即ち
基部ハウジング・コンポーネント、スイッチング・エレ
メントおよび頂部ハウジング・コンポーネントから構成
される。これら三つのエレメントは、三つの分離された
製造ステップで製造され、且つそれぞれの金属トラック
から製造され、その金属トラックは、上記三つのコンポ
ーネントが組み合わされるステップに先行してこれら三
つのコンポーネントを含む金属トラックが互いに位置決
めされるように、スプロケットを受け入れるための孔が
設けられている。この先行技術の厳しい欠点は、組み立
てられたキーボード・スイッチを支持金属トラックから
切り離すステップの前に、組み立てられたキーボード・
スイッチが適正に機能するか否かを決定するために、組
み立てられたキーボード・スイッチを、金属トラックに
支持されている間に、自動化されたテスティング・ステ
ーションでテストすることを可能にしないことである。
このヨーロッパ特許に記述された方法によれば、完成さ
れたキーボード・スイッチは、製造ラインからキーボー
ド・スイッチを切り離した後の別の操作でテストされな
ければならない。
さらに本発明の目的は、SMT(SMTはサーフェス・マウ
ンティング・テクニック)と呼ばれて、例えば約60秒間
240℃の温度に加熱された錫のような、半田金属材を照
射し続ける技術に従って用いられる、新規なキーボード
・スイッチの製造技術を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、連続的にプロセスで製造
され、製造ラインからの吐き出しの前にテストされるキ
ーボード・スイッチの新規な製造技術を提供することに
ある。
さらに本発明の他の目的は、基準のディスプレイ・ユ
ニットやキーボード・パッズ等のアクセサリー部品と共
に使用されるのを許容する基準構造で小型のキーボード
・スイッチ、およびそのようなキーボード・スイッチの
製造方法を提供することにある。
上述の目的およびその他の目的、並びに本発明の技術
に従って得られる利点は、以下の説明により明らかとな
るであろう。
したがって、本発明の第1の様相によれば、キーボー
ド・スイッチの製造方法は、該キーボード・スイッチ
が、 外側壁を有する絶縁材製ハウジング、 該ハウジング内に収容されたスイッチング・エレメン
ト、及び 少なくとも二つの金属端子コンポーネントを備え、該
コンポーネントのそれぞれが、 上記ハウジングの外側壁から外方へ延び、且つ外部端
子の端部を規定する外部端子と、 該ハウジング内に収容されて上記外部端子の端部と反
対に、自身の端部で該外部端子に一体的に接続される電
気接触手段とを含み、 上記スイッチング・エレメントは、該スイッチング・
エレメントが、上記少なくとも二つの金属端子コンポー
ネントの電気接触手段のうちの少なくとも一つと電気的
に導電性のある接触状態ではない第1状態と、該スイッ
チング・エレメントが、上記少なくとも二つの金属コン
ポーネントの電気接触手段どうしの間で電気的に導電性
のある接触状態を確立している第2状態との間で切り替
えられ、 (a)上記金属端子コンポーネントである金属の連続ト
ラックを供するステップ。
(b)上記金属端子コンポーネントとキャリア・ストリ
ップとを形成するように上記連続トラックを加工するス
テップであって、上記金属端子コンポーネントは、上記
外部端子の端部を通じて上記キャリア・ストリップに一
体的に接続されている。
(c)上記絶縁材の基部ハウジング・コンポーネント
を、上記金属端子コンポーネントの回りに注型するステ
ップであって、上記基部ハウジング・コンポーネント
は、少なくとも該ハウジングの上記外側壁の一部分を構
成する外側壁を形成し、該基部ハウジング・コンポーネ
ントの外側壁は、これを通って上記外部端子が延び、該
基部ハウジング・コンポーネントはさらに凹部を有し、
その中には電気的接触手段が露出される。
(d)上記第1状態と第2状態との間で切り替え可能な
ように、上記基部ハウジング・コンポーネントの上記凹
部内に上記スイッチング・エレメントを配置するステッ
プ。
(e)開口を有する頂部ハウジング・コンポーネントを
供するステップ。
(f)ステム手段を供するステップ。
(g)上記ステム手段を上記頂部ハウジング・コンポー
ネントの上記開口内に配置し、且つ該頂部ハウジング・
コンポーネントを、共に上記ハウジングを構成する上記
基部ハウジング・コンポーネントに対して配置するステ
ップであって、該ステム手段は、その働き掛けによって
上記スイッチング・エレメントを上記第1状態と第2状
態との間で切り替えるように、該スイッチング・エレメ
ントに対して配置される。
(h)上記外部端子を上記その端部で上記キャリア・ス
トリップから分離することによって、上記金属端子コン
ポーネントを、上記キャリア・ストリップから分離する
ステップ。
の各ステップを含む方法において、 上記ステップ(c)における上記基部ハウジング・コ
ンポーネントが、該基部ハウジング・コンポーネントの
外側壁から外方へ突出する少なくとも一つのタグを含ん
で注型され、且つ該基部ハウジング・コンポーネントと
上記キャリア・ストリップとの間に機械的接続を確立す
るために該キャリア・ストリップに注型され、さらに以
下の各ステップを含んでいることを特徴とする。
(i)上記基部ハウジング・コンポーネントが上記タグ
を通じて上記キャリア・ストリップに機械的に接続され
ている間に、該スイッチング・エレメントが上記第1状
態と第2状態との間で切り替え可能であるかどうかをテ
ストするために上記ステム手段が働くことによって、ま
た、上記スイッチング・エレメントが上記第1状態にあ
るとき、上記少なくとも二つの金属端子コンポーネント
が互いに電気的に絶縁されているか否かを決定すること
によって、さらにまた、上記スイッチ・エレメントが上
記第2状態にあるとき、上記少なくとも二つの金属端子
コンポーネントが互いに電気的に導電性のある接続状態
であるか否かを決定することによって、ステップ(a)
〜(h)で製造されたキーボード・スイッチをテスト・
スタンドでテストするステップ。そして、 (j)供された上記キーボード・スイッチが適正に作動
するコンポーネントとして確認され、上記基部ハウジン
グ・コンポーネントから上記タグを分離するステップ。
本発明に係る方法によれば、キーボード・スイッチは
たった五つのコンポーネント、即ち、連続トラック、基
部のハウジング・コンポーネント、スイッチング・エレ
メント、ステム手段、および頂部のハウジング・コンポ
ーネントから製造される。基部のハウジング・コンポー
ネントは、タグを通じてキャリア・ストリップに機械的
に接続されるので、キーボード・スイッチは、その製造
過程中、キャリア・ストリップの移動によって上述のス
テップに対応する複数の製造ステーションを通って進行
する。特に、本発明に係る上述の方法の特徴によれば、
上述のステップ(a)から(h)で製造されるキーボー
ド・スイッチは、タグを通じてキャリア・ストリップに
一体的に接続されてテスト・スタンドへ単純に供される
ので、キーボード・スイッチは、上述のステップ(i)
において極めて簡単にテストできる。
本発明に係る方法の好ましい実施例によれば、上述の
ステップ(b)で上記連続トラックから二つのキャリア
・ストリップが加工され、それらの間に上記金属コンポ
ーネントがそれらの外部端子の端部を有して配置されて
該外部端子の端部を通じて上記キャリア・ストリップに
一体的に接続され、そしてさらに二つのタグは、上述ス
テップ(c)においてそれぞれのキャリア・ストリップ
に注型される。キーボード・スイッチは、二つのキャリ
ア・ストリップと、各キャリア・ストリップに注型され
た二つのタグとによって、そのキーボード・スイッチが
上述のステップを通って進行する際の二つのキャリア・
ストリップに対する固定において、高度に機械的に支持
される。
キーボード・スイッチが上述のステップを通って進行
する時の、キーボード・スイッチの機械的固定及び支持
のさらなる増大は、本発明に係る方法の上述の実施例の
変形によって得られ、その中で各金属端子コンポネート
は、上記二つのキャリア・ストリップ間のリンクを構成
し、上記金属コンポーネントのそれぞれは、各キャリア
・ストリップに一体的に接続される外部端子端部を形成
する、二つの外部端子を有している。
本発明に係る方法の好ましいこの実施例によれば、上
記スイッチング・エレメントはドーム状の金属ディスク
であり、このディスクはステップ(d)においてそのド
ームが上記凹部から外方へ突出して配置され、そして常
態のドーム形状においてそのディスクは上記第1状態に
あり、上記ドーム形状から歪んだ形に変形した形状にお
いて上記第2状態を構成し、そして上記ステム手段は、
ステップ(f)において上記頂部ハウジング・コンポー
ネントの上記開口に配置され、ステップ(g)において
上記金属ディスクをドーム形状から歪んだ形状に変形さ
せるために該金属ディスクに実際に働き掛ける。
ステップ(g)において、本発明に係る方法によれ
ば、好ましくは弾性可圧縮体手段が、上記ステム手段と
上記金属ディスクとの間に配置され、そしてステップ
(f)では以下に説明されるように、弾性可圧縮体手段
はより多くの目的のために当えられる。即ち、変形する
ときの金属ディスクのストロークまたは移動量を増大す
るために、また付随的には、金属ディスクを、その周縁
に沿ってシールすることで保護し、その結果、表面設置
プロセスにおいてキーボード・スイッチが例えばウェー
ブ・ソルダリング・マシーンの中の回路支持板に半田付
けされるときに、金属ディスクおよび電気的接触手段
が、腐食性のガスや高温に晒されるのを防止するために
である。
ドーム形状の金属ディスクは、変形するとき不快な且
つ感触の良くないクリック感のあることが知られてい
た。特に本発明の形状によれば、そのクリック感は弱め
られ、ドーム形状金属ディスクの外側もしくは凸側表面
である一方の表面上に、音響的減衰金属コーティングも
しくは層が設けられることによって、より快く響くよう
になることが分かった。従って、本発明に係る方法のさ
らに他の実施例によれば、金属ディスクは金属箔から打
ち抜かれたものであり、それは一方の表面に音響的減衰
材のコーティングが施され、該ドーム形状の金属ディス
クのその表面は、外側もしくは凸側の表面であるものが
好ましい。
さらに、本発明に係る方法により製造されたキーボー
ド・スイッチは、基部および頂部ハウジング・コンポー
ネントが好ましくは耐高熱性プラスチック材を注型して
作られるように、好ましくは例えばウェーブ・ソルダリ
ング・マシーンにおいて、例えば表面設置プロセスにお
いて、240℃のように高められた温度に例えば60秒間晒
し続けても良い。
米国特許第4,430,531号からは、金属スナップ・ディ
スク型のキーボード・スイッチから発生するノイズを、
弾性シートを設けることによって減衰させることが知ら
れ、この弾性シートは、キーボード・スイッチのスイッ
チング・エレメントを構成するドーム形状の金属ディス
クを覆って設置されている。この周知技術によれば、一
つの同じ弾性材、ノイズ減衰シートを複数の個々のキー
ボード・スイッチが中で共有しているキーボード・アセ
ンブリが提供される。個々のないし別々のキーボード・
スイッチを構成して互いに分離されている複数の個々の
キーボード・エレメント内に、連続した弾性材、ノイズ
減衰シートを配置する技術は、ドーム形状金属ディスク
のクリックによって発生するノイズを減衰する問題に対
して、満足な技術的解決をもたらさない。したがって、
ドーム形状金属ディスクがその常態のドーム形状から歪
んだ形状に変形されるとき、およびその常態のドーム形
状に復帰するとき、そのドーム形状金属ディスクによっ
て発生される音響的ノイズを減衰するために、ドーム形
状金属ディスクの頂部に分離した弾性シートを配置する
技術は、上述の本発明の第1の様相によるキーボード・
スイッチの製造方法に適用するのは容易ではない。
したがって、本発明のさらに他の目的は、上記本発明
の第1様相により製造されるキーボード・スイッチを提
供することにあり、そのキーボード・スイッチは、ドー
ム形状金属ディスクが変形されるときに発生する音響的
ノイズを減衰するためのノイズ減衰手段を組み入れてい
る。
本発明の第2の様相によってキーボード・スイッチが
得られ、そのキーボード・スイッチは、 外側壁を有する絶縁材製ハウジング、 該ハウジング内に収容されたドーム形状金属ディス
ク、及び 少なくとも二つの金属端子コンポーネントを備えて、
該コンポーネントのそれぞれは、 上記ハウジングの外側壁から外方へ延び、且つ外部端
子の端部を規定する外部端子と、該ハウジング内に収容
されて上記外部端子の端部と反対に、自身の端部で該外
部端子に一体的に接続される電気接触手段とを含み、 上記ドーム形状の金属ディスクは、該ドーム形状金属
ディスクが、その常態でドーム形状にあり、且つ上記少
なくとも二つの金属端子コンポーネントの上記電気接触
手段のうちの少なくとも一つと電気的に同電性のある接
触状態ではない第1状態と、該ドーム形状金属ディスク
が、歪んだ形状にあり、且つ上記少なくとも二つの金属
コンポーネントの電気接触手段どうしの間で電気的に導
電性のある接触状態を確立している第2状態との間で、
該ディスクをその常態であるドーム形状から歪んだ形状
に変形させることによって切り替えられ、 上記ハウジングは、 上記金属端子コンポーネントの回りに注型された上記
絶縁材製の基部のハウジング・コンポーネントと、 開口とステム手段とを有する頂部ハウジング・コンポ
ーネントとを備え、 上記基部ハウジング・コンポーネントは、該基部ハウ
ジング・コンポーネントの外側壁を貫通して上記外部端
子が延びるところの、上記ハウジングの外側壁の少なく
とも一部分を構成する外側壁を形成し、さらに該基部ハ
ウジング・コンポーネントは、上記電気接触手段がその
中に露出される凹部を有し、上記ドーム形状金属ディス
クが、上記第1状態と第2状態との間で切り替えられる
ように、該基部ハウジング・コンポーネントの該凹部内
に、そのドーム形状が該凹部から外方へ突出した状態で
配置され、そして、 上記ステム手段は、上記頂部ハウジング・コンポーネ
ントの上記開口内に配置され、且つ上記ドーム形状金属
ディスクに対して働き掛けることにより、該ドーム形状
金属ディスクを第1状態と第2状態との間で切り替えさ
せるように配置された、キーボード・スイッチにおい
て、 該キーボード・スイッチは請求項1ないし7のいずれ
かの方法によって製造され、金属ディスクは金属箔製で
あって、それはドーム形状金属ディスクの外側または凸
側面を構成する一側面に音響的減衰材で被覆されてるこ
とを特徴とする。
上述のように、本発明に係るキーボード・スイッチ
は、好ましくはさらに弾性可圧縮体手段がステム手段と
金属ディスクとの間に配置され、その弾性可圧縮体手段
は、ステム手段のストロークを大きくするために金属デ
ィスクのストロークを増大する手段を構成する。
本発明に係るキーボード・スイッチの好ましい実施例
において、そのキーボード・スイッチは、例えば表面設
置プロセスにおける半田に晒されるキーボード・スイッ
チのように、240℃の高温に、例えば60秒間晒し続けて
もよいキーボード・スイッチである。基部及び頂部のハ
ウジング・コンポーネントは、例えば、高結晶性共重合
体、エポキシ樹脂、オレフィン−カーボン−モノキシド
共重合体、ポリカーボネート、ポリオレフィン・スルフ
ォネート、例えばポリエチレン・スルフォネート、ピー
・イー・エス(PES)、もしくはポリエチレン−テレフ
タレート、例えばピー・イー・ティー・ピー(PETP)も
しくはピー・イー・ティー(PET)のような耐高熱性プ
ラスチック材から作られる。
ドーム形状の金属ディスクをシールして、例えば腐食
性ガスのようなガスや、例えば上述の表面設置プロセス
における高温にドーム形状の金属ディスクが晒されるの
を防止するために、本発明に係るキーボード・スイッチ
はさらに、互いに同軸に配置されたそのステム手段、体
手段およびドーム形状の金属ディスクとを有していても
良く、また、弾性可圧縮体は、好ましくは周囲のビード
と中央のステム部とを有する円形膜部を備えていても良
く、該体手段のステム部は、上記ステム手段の上記ドー
ム形状金属ディスクへの働き掛けの伝達のための弾性可
圧縮部を形成し、そのドーム形状金属ディスクは好まし
くは、該ドーム形状金属ディスクの周縁に沿う上記ビー
ドシールを有し、その結果、ドーム形状金属ディスクを
その周囲からシールするように、膜部の周囲のビード内
に配置される。
本発明に係るキーボード・スイッチの上述の好ましい
実施例において、弾性可圧縮体手段はシリコン・ラバー
製であり、ドーム形状金属ディスクは好ましくは、例え
ば厚さ0.075mmのベリリウム銅製である。
本発明は、図面を参照してこれからさらに述べられ、
その図面において、 第1図は、本発明に係る方法に従ってキーボード・ス
イッチが製造される製造ラインの略斜視図、 第2図は、第1図に示されたキーボード・スイッチの
部分縦断面図、 第3図は、本発明の方法による第1図および第2図に
示されたキーボード・スイッチのアクセサリー・コンポ
ーネントの製品を図示する略斜視図、 第4図は、本発明に係るキーボード・スイッチと、二
つの発光ダイオードを含んで本発明の方法により製造さ
れたアクセサリー・コンポーネントと、手動操作可能な
キーボード・スイッチのハウジング・コンポーネントと
の組み合わせを示す部分分解略斜視図、 第5図は、第4図に示された組み合わせの上下を逆に
した部分分解略斜視図、 第6図は、本発明に係るキーボード・スイッチと、キ
ーの頂部ハウジング・コンポーネントのアクセサリーを
構成する発光ダイオード支持との組み合わせの略斜視図
である。
参照番号1〜5が示されたポジションによって略図的
に示された五つの個々の製造ステップを含む、本発明に
係るキーボード・スイッチを製造する本発明に係る方法
は、第1図に示されている。
ポジション1では、金属箔の連続トラック10を構成す
る金属板が供給される。
ポジション2では、金属箔トラック10が、第1図には
図示されないパンチング・ツール内で機械にかけられ、
間に二つの端子アセンブリ13および14が延びる二つのキ
ャリア・ストリップ11および12に加工される。以下の説
明から明らかなように、各端子アセンブリ13および14
は、連続する製造ステップで二つの端子に加工される。
このように、端子アセンブリ13および14は、その端部を
通じてキャリア・ストリップ11および12に一体的に接続
され、それらの先端部は、上述の端子の外部端子部を構
成する。第1図から明らかなように、端子アセンブリ13
は中央インデンティッド・バー15を形成する形に加工さ
れ、このインデンティッド・バー15から隣の端子アセン
ブリ14に向かってコンタクト・バー17が延びている。イ
ンデンティッド・バー15から離れたコンタクト・バー17
の外方端が、さらに加工されてドーム形状のコンタクト
・パッド19に形成される。また第1図から明らかなよう
に、端子アセンブリ14も中央インデンティッド・パート
16を形成する形に加工され、このインデンティッド・パ
ート16から隣の端子アセンブリ13に向かって二つのコン
タクト・バー18が延びている。コンタクト・バー18はさ
らに起こされて外方コンタクト・パーツ20が設けられて
いる。
ポジション3には、端子アセンブリ13および14の上述
のコンポーネント15〜20の回りに基部ハウジング・コン
ポーネント22が注型される。基部ハウジング・コンポー
ネント22は、内周面24及び底面25を形成する中央凹部23
を有して注型され、その中央凹部内にはコンタクト・パ
ッド19と起こされた外方コンタクト・パーツ20が露出さ
れ上方へ突出している。基部ハウジング・コンポーネン
ト22はさらに、頂面26、第1図には示されない底面、キ
ャリア・ストリップ12に面した第1外側面、そして第2
外側面をさらに形成している。その面26,27及び28は、
それぞれが互いに直交している。基部ハウジング・コン
ポーネント22はさらに、第1図には示されていず頂面26
に対して平行な底面と、第1図には示されていず第1お
よび第2外側面27および28にそれぞれ平行な二つの外筒
側面を有している。第1外側面27からと、さらに第1図
に示されていない外側面とからは、それらと平行なキャ
リア・タグ29が突出している。キャリア・タグ29は、基
部ハウジング・コンポーネント22と一体的に注型され、
それぞれのキャリア・ストリップ11および12に注型され
る。
第1図から明らかなように、基部ハウジング・コンポ
ーネント22はさらに、その頂面26および外側面27および
28に、頂部ハウジング・コンポーネント30と対をなすイ
ンデントおよび後述するアクセサリー・コンポーネント
がそれぞれ設けられている。
上述の基部ハウジング・コンポーネント22にはドーム
形状の金属ディスク31が配置され、そのドーム形状金属
ディスクは上方へ、即ち基部ハウジング・コンポーネン
ト22の凹部23から外方へ面したドーム形状を有してい
る。ドーム形状金属ディスク31は、常態ではコンタクト
・パーツ20に接触するが、中央コンタクト・パッド19に
は接触しないドーム形状をしており、従って、その常態
のドーム形状では、コンタクト・パッド19と外方コンタ
クト・パーツ20との間、さらに端子アセンブリー14およ
び13の間で電気的に導電性のある接続は確立されない。
ドーム形状金属ディスク31は、その金属ディスクがその
ドーム形状から歪んだ形状に変形されるときに、また逆
の場合も同様に、音の減衰がなされないドーム形状金属
ディスクによって発生される不快で感触のよくないノイ
ズを、より快い減衰されたノイズに変えるために作用す
る、例えばシリコンのような音響的減衰材の中央コーテ
イング32が、ディスクの上方ないし凸側面に施されてい
る。ドーム形状金属ディスク31の頂部にはラバー・コン
ポーネント33が配置されており、それは二つの一体的に
接続されたパーツ、膜部34およびステム部35とを含んで
いる。膜部34は、第1図から明らかなように、ドーム形
状金属ディスク31よりも大きな外径を有しており、さら
に且つその下側面に、第2図に示される円筒ビード36が
設けられている。ビード36は、ドーム形状金属ディスク
31の外周縁に沿ってシーリングの目的に供する。
ステム部35は中空部分であって、それは弾性変形可能
であり、且つ、ボタン37からの機械的な力の伝達のため
に寄与し、このボタンへのその機械的な力はドーム形状
金属ディスクに作用してさらに、金属ディスクがその歪
められた形状から常態のドーム形状に変形され乃至は復
帰が許容されるに際して、このステム部35の弾性変形に
より、ドーム形状金属ディスクの移動ストロークに対し
てボタン37の移動ストロークを増大するために寄与す
る。
第2図から明らかなように、膜部34はその下側面に、
ステム部35がボタン37によって働き掛けられて下方へ押
されるとき、ドーム形状金属ディスク31の中央部に接す
るために寄与する突出部38が設けられている。ドーム形
状金属ディスク31およびラバー・コンポーネント33は、
基部ハウシング・コンポーネント22の凹部23内に配置さ
れているので、頂部ハウシング・コンポーネント30は、
ボタン37が頂部ハウシング・コンポーネント30の中央開
口内に配置された状態で、基部ハウシング・コンポーネ
ント22の頂部に配置されてこれに固定される。頂部ハウ
シング・コンポーネント30は、第1図から明らかなよう
に、中央筒状底部が設けられ、それは第2図から明らか
なように、スナップ・フィッティングで凹部23内に組み
付けられ、さらには、基部ハウシング・コンポーネント
22の頂面26の上述のインデントと協働するための下方突
出フィンが設けられている。頂部ハウシング・コンポー
ネント30の開口39内でのボタン37の移動は、ボタン37の
下端縁で円周状の外側面から外方へ突出するフィン40に
よってコントロールされ、第1図から明らかなように、
そのフィン40は、頂部ハウシング・コンポーネント30の
開口39の内壁のインデントと協働すべく取り付けられて
いる。
第1図のポジション4では、上述のキーボード・スイ
ッチ・アセンブリは、基部ハウシング・コンポーネント
22、頂部ハウシング・コンポーネント30、ボタン37、ド
ーム形状金属ディスク31、およびキーボード・スイッチ
・アセンブリのハウシング内に収納されるラバー・コン
ポーネント33から組み立てられる。第1外側面27とその
対向する平行な側面から、端子アセンブリ13および14が
突出している。キーボード・スイッチ・アセンブリがポ
ジション4を離れると、その端子アセンブリ13および14
は、その外側端部においてキャリア・ストリップ11およ
び12から分離される。したがって、キーボード・スイッ
チ・アセンブリは、タグ29のみを通じてキャリア・スト
リップ11および12に接続される。キーボード・スイッチ
・アセンブリがポジション4を離れると、基部ハウシン
グ・コンポーネント22から外方へ延びている端子アセン
ブリ13および14の部分によって形成されている外部端子
は、第1図のポジション5に示されたキーボード・スイ
ッチ・アセンブリから明らかなように、さらに下方へ曲
げられる。キャリア・ストリップ11および12からの端子
アセンブリ13および14の分離によって、キャリア・スト
リップ11および12を通じた端子アセンブリ13および14間
の短絡回路接続は排除される。
キャリア・ストリップ11および12に基部ハウシング・
コンポーネント22を接続してキャリア・ストリップ11お
よび12に機械的に支持されているときに、キーボード・
スイッチ・アセンブリはポジション5で自動電気テスト
・スタンド内でテストされても良い。テスト・スタンド
は、テスト・ブロック41によって略図的に示され、ブロ
ック41の開口42内の端子アセンブリ13および14によって
形成される端子の外側端部を受け入れるように、第1図
に示された位置から上方へ動かされる。開口42内に、金
属接触手段は、端子13および14に対する電気的に導電性
のある接触を確立するために設けられ、短絡回路状態の
有無を決定する、第1図には示されていないテスト回路
に接続されている。さらにボタン37の働き掛けにより、
ドーム形状金属ディスク31をその常態のドーム形状から
歪んだ形状に、ラバー・コンポーネント33を介して変形
させ、そしてまださらに端子13および14間の短絡回路状
態の有無をモニターすることによって、キーボード・ス
イッチ・アセンブリは簡単にテストされる。目的は、キ
ーボード・スイッチ・アセンブリが、働き掛けられない
状態では端子13および14間に電気的に導電性のある接続
を確立せず、働き掛けられた状態では端子13および14間
に電気的に導電性のある接続を確立するように、適正に
作用するキーボード・スイッチかどうかを決定すること
にある。適正に作動するキーボード・スイッチ・アセン
ブリであると認められたキーボード・スイッチ・アセン
ブリを供されると、タグ29からキーボード・スイッチ・
アセンブリを切る乃至離すことによって、それはキャリ
ア・ストリップ11および12から分離させられる。
第1図中、キャリア・ストリップ11および12は貫通孔
43および44が設けられている。上述の、本発明に係るキ
ーボード・スイッチ・アセンブリの製造プロセスは上に
示され、且つ周知のコンピュータ制御された機械式進行
手段により、トラック10をポジション1からポジション
5まで移動させることによって行われる。したがって、
孔43および44は、トラック10の進行のためのグリッピン
グ手段と協働するために供され、そしてさらに、あるい
は代替的に、第1図に示されたポジション1〜5の一つ
の意図されたポジションに対するトラックもしくはキャ
リア・ストリップ11および12の位置に関する処理制御コ
ンピュータに情報を与えるための、例えば光学的ないし
近接検知手段と協働するために供される。
上述のキーボード・スイッチ・アセンブリの縦断面が
第2図に示されているが、上述のコンポーネントと、さ
らにラバー・コンポーネント33の膜部34のビード36によ
る、その周囲に対するドーム形状金属ディスク31のシー
リングとがより詳細に示されている。
第1図に関する上述のキーボード・スイッチの製造の
ための製造ラインにおいて、キーボード・スイッチがそ
れから作られる金属板10は、複数の加工ステーションを
通って進行されてもよい。また、金属板10は静止してい
て、製造ステーションがこの金属板に対して移動させら
れてもよい。さらに製造ラインは、上述の可能性のある
どの適当な組み合わせも、即ち、ステーションに対して
金属板10を進行させたり、金属板に対してステーション
を移動させるように構成できる。併し乍ら、本発明の非
常に重要なことは、キーボード・スイッチがテストされ
適切に機能するキーとして肯定的に認められるまで、金
属板10あるいはキャリア・ストリップ11および12に対し
てキーボード・スイッチが完全に固定されていることで
ある。このように、キーボード・スイッチは、その製造
ラインからテスト・スタンドまでの間、キーボード・ス
イッチがキャリア・ストリップ11および12に完全に固定
され、個々のステーション2〜5の工具に対して固定さ
れた位置にあって移動させられず、特に、第1図のポジ
ション5に示されたテスト・スタンドの部分を構成する
ブロック41に対して固定されている。
上述のように、第1図および第2図を参照して説明さ
れたキーボード・スイッチ・アセンブリは、第4図に示
されたディスプレイ・アセンブリ50のような、アクセサ
リー・コンポーネントと協働するように適応させられて
いる。ディスプレイ・アセンブリ50は、第4図におい
て、本発明に係るキーボード・スイッチ・アセンブリに
対して機械的に接続され、そのキーボード・スイッチ・
アセンブリはその全体を参照番号48で指定されている
が、上述の第1図に示された外側面28のインデントと協
働する鳩の尾形状に外方へ貫通してロック手段が突出し
ている。鳩の尾形状をした雌雄のロック手段の組み付け
によって、ディスプレイ・アセンブリ50はキーボード・
スイッチ・アセンブリ48に接続され且つ機械的に固定さ
れる。キーボード・スイッチ・アセンブリ48は、第1図
および第2図を参照して述べたキーボード・スイッチ・
アセンブリとは異なっており、ボタン37はボタン47に替
わられ、頂部ハウシング・コンポーネント30は頂部ハウ
シング・コンポーネント60に替わられ、その頂面はボタ
ン47と同じ高さにされている。
ディスプレイ・アセンブリ50は、二つの発光ダイオー
ド51および52を含んでおり、それらはディスプレイ・ア
センブリ50のハウシング内に収容されてその端子に接続
され、それら端子は、キーボード・スイッチ・アセンブ
リ48の端子13および14のように参照番号113および114で
指定される。端子13および14の形状は、端子タイプ
「J」SMDとしてその技術において知られている端子で
あり、キーボード・スイッチ・アセンブリ48とディスプ
レイ・アセンブリ50との設置を許容する形状である。ア
クセサリ・アセンブリ50は、代替的コンポーネントを含
んでいてもよいのは勿論である。このように、二つの発
光ダイオード51および52は、ディスプレイ・アセンブリ
50のコンポーネントの例を構成するに過ぎず、変形実施
例においては、例えば一つの発光ダイオードや、一つも
しくはそれ以上の白熱灯に置き換えることもできる。さ
らにまた代替的に、アクセサリ・アセンブリ50は、集積
回路、トランジスタ、抵抗器、コンデンサ、あるいは継
電器のような能動的もしくは受動的コンポーネントを一
つないしそれ以上含んでいてもよい。アクセサリ・コン
ポーネントないしディスプレイ・アセンブリ50から離れ
て、キーボード・スイッチ・アセンブリ48は第4図にお
いてプッシュ・ボタン・アセンブリ54と協働し、このプ
ッシュ・ボタン・アセンブリは二つの部分、即ち、アセ
ンブリ48および50に対して固設された固定ハウジング部
55と、可動ないし揺動可能部56とを含んでいる。頂部ハ
ウジング・コンポーネント60もまた、上述の第1図およ
び第2図に示された頂部ハウジング・コンポーネント30
とは異なり、頂部ハウジング・コンポーネント60はさら
に、プッシュ・ボタン・アセンブリ54の揺動可能部56の
軸部と協働するための外部溝62が形成されたコンポーネ
ント61を含んでいる。
第5図において、上述のアセンブリ48,50および54は
上下を逆にして示されている。このように、上述の溝62
と協働する軸部は、第5図において参照番号63で指定さ
れている。第5図にいて、プッシュ・ボタン・アセンブ
リ54の固定ハウジング部55の二つの突出部64は、第1図
を参照して上述した基部ハウジング・コンポーネント22
の外側面27およびその反対側の外側面のインデントと協
働するために設けられている。固定ハウジング部55はさ
らに、キーボード・スイッチ・アセンブリ48の回りをグ
リップし、ハウジング部55をそれに固定するために供さ
れたスナップ・ロック手段65が設けられている。第5図
から明らかなように、ハウジング部55はさらに、プッシ
ュ・ボタン・アセンブリ54の揺動部56のジャーナル部68
と協働すべく、二つの突出するジャーナル手段67が設け
られており、それは揺動部56に加えられた機械的圧力を
プッシュ・ボタン47に、さらには、第1図および第2図
に示されたドーム形状金属ディスク31によって構成され
るキーボード・スイッチの内部接触エレメントに伝達す
るための、突出するステム手段66が設けられている。
併し乍ら、第5図に示されたキーボード・スイッチ・
アセンブリ48およびディスプレイ・アセンブリ50は、第
4図に示されたキーボード・スイッチ・アセンブリ48お
よびディスプレイ・アセンブリ50とは、端子13,14と11
3,114との形状が異なっており、即ちSMD端子の形状は、
「ガル・ウイング」としてこの技術において知られてい
る。
第4図および第5図を参照して上述したコンポーネン
トもしくはディスプレイ・アセンブリ50の製造の、本発
明に係る順次加工のための三つポジション6,7および8
が第3図に示されている。第1図に示された上述の金属
トラック10と同じトラックから、二つのキャリア・スト
リップ111および112が打ち抜かれて、第3図に6で指定
された第1ポジションへもたらされる。第3図から明ら
かなように、二つの端子アセンブリ113および114はさら
に、上述の金属トラックから打ち抜かれる。併し乍ら、
端子アセンブリ113および114は、第1図に示された端子
アセンブリ13および14とは異なっており、端子アセンブ
リ113および114はキャリア・ストリップ111および112の
間でリンクを構成しない。このように、端子アセンブリ
113が専らキャリア・ストリップ111に接続されるのに対
して、端子アセンブリ114は専らキャリア・ストリップ1
12に接続される。ポジション7では、端子アセンブリ11
3および114はさらに加工され、それぞれが二つの個々の
端子アセンブリに分離される。このように、端子アセン
ブリ113は二つのの端子アセンブリ113aおよび113bに分
離され、一方、端子アセンブリ114は二つの端子アセン
ブリ114aおよび114bに分離される。端子アセンブリ113
a,bおよび114a,bの部分は、それぞれキャリア・ストリ
ップ111および112から離れ、さらにインデントが付けら
れて第3図に示めされた形状に折り曲げられる。ポジシ
ョン8では、ハウジング部122が端子アセンブリ113a,b
および114a,bの回りに注型される。ポジション8に示さ
れた注型ステップの後に、第4図および第5図に示され
たディスプレイ・アセンブリ50のハウジングを構成する
コンポーネントが、キャリア・ストリップ111および112
から分離される。第3図から明らかなように、キャリア
・ストリップ111および112は、第1図に示されたキャリ
ア・ストリップ11および12の孔43および44に相当する貫
通孔143が設けられている。
本発明に係る上述のキーボード・スイッチやキーボー
ド・スイッチ・アセンブリは、基本形状であることが認
識されるべきであって、キーボード・スイッチ・アクセ
サリは、上述のディスプレイ・アセンブリおよび上述の
プッシュ・ボタン・アセンブリのようなアクセサリ・コ
ンポーネントと協働してもよいので、それは当業者にと
って明らかなように半透明であり、あるいは半透明の部
材が設けられている。このように、プッシュ・ボタン54
の揺動可能部56は、ディスプレイ・アセンブリ50の発光
ダイオード51および52によって照明される半透明材製で
あってもよい。さらに第4図の説明から明らかなよう
に、プッシュ・ボタンもしくはキーボード・スイッチ・
アセンブリ48の頂部ハウジング・コンポーネントは、特
別な要求に応じるために変形されてもよい。
本発明に係る一つのキーボード・スイッチ・アセンブ
リが第6図には示されており、このキーボード・スイッ
チ・アセンブリは、第4図および第5図に示された上述
のキーボード・スイッチ・アセンブリ48に対して変形さ
れていて、プッシュ・ボタン・エクステンダ70が第4図
に示されたプッシュ・ボタンの頂部に配置されており、
そのプッシュ・ボタン・エクステンダ70は筒形状をして
いる。プッシュ・ボタン・エクステンダ70は内部空間71
を形成しており、その中に発光ダイオード72が配置され
ていて、そのダイオードはソケット73に設置されて内部
空間71に収容されている。発光ダイオード72は、プッシ
ュ・ボタン・エクステンダ70のスリット75および76を通
って延びているピンを有しており、さらにキーボード・
スイッチ・アセンブリの頂部ハウジング・コンポーネン
ト60の貫通孔を有している。第6図において、キーボー
ド・スイッチ・アセンブリの頂部ハウジング・コンポー
ネント60の貫通孔の一つは、参照番号74で指定されてい
る。発光ダイオード72のピンの一つもまた第6図に示さ
れており、参照番号77で指定されている。第6図中、キ
ーボード・スイッチ・アセンブリの端子13および14と、
さらに発光ダイオード72のピン77とは、第4図および第
5図に示された端子形状とは異なる形状をしている。こ
のように、ピン77や端子113および114のような、端子13
および14さらにはアクセサリ・コンポーネントのどのよ
うなピンや端子も、適切などのような形状にでもでき
る。
例1 第1図および第2図に示されたキーボード・スイッチ
・アセンブリの製造方法の模範実施例において、キャリ
ア・ストリップ11および12と端子13および14は0.3mmの
銀めっきされた錫青銅から加工された。キャリア・スト
リップ11および12は3mmの幅で、キャリア・ストリップ1
1および12のセンター・ライン間の距離は23.96mmであっ
た。端子アセンブリ13および14間の距離は7.6mmであ
り、孔44の直径は1.2mmであって、これら孔はキャリア
・ストリップ11および12のセンター・ラインに位置さ
れ、さらに端子アセンブリ13および14の中間に位置し、
孔43の直径は1.8mmであった。インデント部16の幅は4.4
mmであって、起こされたコンタクト・パーツ20はインデ
ント部16に対して0.5mm起こされた。起こされたコンタ
クト・パーツ20およびコンタクト・パッド19は中央に、
あるいは端子アセンブリ13および14の中間線に位置され
た。コンタクト・パッド19はインデンテッド・バー15に
対して0.45mm起こされ、直径1.224mmの円形コンタクト
・パッド19を形成する半径1.35mmのドームによって構成
された。
基部ハウジング・コンポーネント22、頂部ハウジング
・コンポーネント30およびボタン37は、ポリカーボネー
ト(あるいは変形実施例ではPESまたはPETP)から注型
によって形成された。コンポーネントの縮小は約0.5パ
ーセント以下であった。プッシュ・ボタン37は直径6.5m
m、高さ2.8mmであった。フィン40は高さ0.8mmであり、
反対側に位置されたフィンは最大外径7.65mmであった。
ボタン37は、第2図に示された中央の突出部を有し、そ
の部分はボタンの下側面から0.95mmの高さであった。
アセンブリは基部ハウジング・コンポーネント22と高
さ5mmの頂部ハウジング・コンポーネント30とを備え、
一方、基部ハウジング・コンポーネント22の下側面から
キーボード・スイッチ37の頂面までのキーボード・スイ
ッチ・アセンブリの最大高さは6.4mmであった。ボタン
と頂部ハウジング部の外形寸法は10mm×10mmであった。
ラバー・コンポーネント33は、ショア硬さ38±2のシ
リコン・ラバーから作られた。膜部34の外径は8.83mm、
膜部34の厚さは0.3mm、ビードの全体の厚さは0.63mmで
あった。中央突出部38は、膜部34の下側面から0.4mm突
出し、直径1.4mmの円形面を形成した。ステム部35は中
空で、高さ3.16mmの筒状部分であり、そのステム部は上
外径2.8mm、ステム部35の外部筒状側面のテーパは7
゜、内側凹部の深さ2.5mm、内径1mmで、その内側筒状面
のテーパ角5゜であった。
ドーム形状金属ディスク31は0.075mmの銅ベリリウム
合金から作られた。金属ディスク31の外径は6.4mmであ
り、音響的減衰コーティング32の最大径は5mmであっ
た。ディスク31の孤半径ないし球面半径は39.1mmでドー
ムの高さは0.25mmであった。ドーム径金属ディスクは、
155〜165gの圧力の作用によってその常態であるドーム
形状から変形し、ドーム形状金属ディスク31に作用する
圧力が115〜125gよりも低くなると、その歪んだ形状か
ら常態のドーム形状に戻った。
ラバー・コンポーネント33およびドーム形状金属ディ
スク31は共に、プッシュ・ボタン37の全ストロークまた
は移動量をやく0.8mm〜1mmにするように、ドーム形状金
属ディスク31のストロークを0.25mm〜0.3mm増大させ
た。
例2 アクセサリー・コンポーネントまたは第4図に示され
たディスプレイ・アセンブリ50は、例1で上述したキー
ボード・スイッチのように、端子板が銀めっきされた錫
青銅板製であって、ハウジングがポリカーボネート(あ
るいは代替的に、PESまたはPETP)が注型された模範実
施例であった。
この発明は、特定の具体例および実施例を参照して上
に記述されたが、本発明が上記具体例や実施例に限定さ
れるものではなく、したがって、この分野で通常の技術
を有する者にとっては、添付されたクレームに規定され
た本発明の範囲内で、多くの変形や修正が可能であるこ
とは理解されるべきである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−56377(JP,A) 特開 昭53−101683(JP,A) 特開 昭54−11480(JP,A) 特開 昭55−146821(JP,A) 特開 昭56−34721(JP,A) 特開 昭56−96418(JP,A) 特開 昭58−165220(JP,A) 特開 昭59−25117(JP,A) 特開 昭60−124804(JP,A) 特開 昭60−264015(JP,A) 特開 昭61−151919(JP,A) 特開 昭63−21716(JP,A) 実開 昭61−112535(JP,U) 米国特許4102039(US,A) 米国特許4331851(US,A) 米国特許4659881(US,A)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーボード・スイッチの製造方法であっ
    て、該キーボード・スイッチが、 外側壁(27,28)を有する絶縁材製ハウジング(22,3
    0)、 該ハウジング(22,30)内に収容されたスイッチング・
    エレメント(31)、及び 少なくとも二つの金属端子コンポーネント(13,14)を
    備え、該コンポーネントのそれぞれが、 上記ハウジング(22,30)の外側壁(27)から外方へ延
    び、且つ外部端子の端部を規定する外部端子と、該ハウ
    ジング(22,30)内に収容されて上記外部端子の端部と
    反対に、自身の端部で該外部端子に一体的に接続される
    電気接触手段(19,20)とを含み、上記スイッチング・
    エレメント(31)は、該スイッチング・エレメント(3
    1)が、上記少なくとも二つの金属端子コンポーネント
    (13,14)の電気接触手段(19,20)のうちの少なくとも
    一つと電気的に導電性のある接触状態ではない第1状態
    と、該スイッチング・エレメント(31)が、上記少なく
    とも二つの金属コンポーネント(13,14)の電気接触手
    段(14,20)どうしの間で電気的に導電性のある接触状
    態を確立している第2状態との間で切り替えられ、 該方法が、以下のステップのシーケンスを含んでいる。 (a)上記金属端子コンポーネントである金属の連続ト
    ラック(10)を供するステップ。 (b)上記金属端子コンポーネント(13,14)とキャリ
    ア・ストリップ(12)とを形成するように上記連続トラ
    ック(10)を加工するステップであって、上記金属端子
    コンポーネント(13,14)は、上記外部端子の端部を通
    じて上記キャリア・ストリップ(12)に一体的に接続さ
    れている。 (c)上記絶縁材の基部ハウジング・コンポーネント
    (22)を、上記金属端子コンポーネント(13,14)の回
    りに注型するステップであって、上記基部ハウジング・
    コンポーネント(22)は、少なくとも該ハウジング(2
    2,30)の上記外側壁の一部分(27,28)を構成する外側
    壁(26,27,28)を形成し、該基部ハウジング・コンポー
    ネント(22)の外側壁(27,28)は、これを通って上記
    外部端子が延び、該基部ハウジング・コンポーネント
    (22)は、さらに凹部(23)を有し、その中には電気的
    接触手段(19,20)が露出される。 (d)上記第1状態と第2状態との間で切り替え可能な
    ように、上記基部ハウジング・コンポーネント(22)の
    上記凹部(23)内に上記スイッチング・エレメント(3
    1)を配置するステップ。 (e)開口(39)を有する頂部ハウジング・コンポーネ
    ント(30)を供するステップ。 (f)ステム手段(37)を供するステップ。 (g)上記ステム手段(37)を上記頂部ハウジング・コ
    ンポーネント(30)の上記開口(39)内に配置し、且つ
    該頂部ハウジング・コンポーネント(30)を、共に上記
    ハウジング(22,30)を構成する上記基部ハウジング・
    コンポーネント(22)に対して配置するステップであっ
    て、該ステム手段(37)は、その働き掛けによって上記
    スイッチング・エレメント(31)を上記第1状態と第2
    状態との間で切り替えるように、該スイッチング・エレ
    メント(31)に対して配置される。 (h)上記外部端子を上記その端部で上記キャリア・ス
    トリップから分離することによって、上記金属端子コン
    ポーネント(13,14)を、上記キャリア・ストリップ(1
    0)から分離するステップ。 の各ステップを含む方法において、 上記ステップ(c)における上記基部ハウジング・コン
    ポーネント(22)が、該基部ハウジング・コンポーネン
    ト(22)の外側壁(27)から外方へ突出する少なくとも
    一つのタグ(29)を含んで注型され、且つ該基部ハウジ
    ング・コンポーネント(22)と上記キャリア・ストリッ
    プ(12)との間に機械的接続を確立するために該キャリ
    ア・ストリップ(12)に注型され、さらに以下の各ステ
    ップを含んでいることを特徴とする。 (i)上記基部ハウジング・コンポーネント(22)が上
    記タグ(29)を通じて上記キャリア・ストリップ(12)
    に機械的に接続されている間に、該スイッチング・エレ
    メント(31)が上記第1状態と第2状態との間で切り替
    え可能であるかどうかをテストするために上記ステム手
    段(37)が働くことによって、また、上記スイッチング
    ・エレメント(31)が上記第1状態にあるとき、上記少
    なくとも二つの金属端子コンポーネント(13,14)が互
    いに電気的に絶縁されているか否かを決定することによ
    って、さらにまた、上記スイッチング・エレメント(3
    1)が上記第2状態にあるとき、上記少なくとも二つの
    金属端子コンポーネント(13,14)が互いに電気的に導
    電性のある接続状態であるか否かを決定することによっ
    て、ステップ(a)〜(h)で製造されたキーボード・
    スイッチをテスト・スタンドでテストするステップ。そ
    して、 (j)供された上記キーボード・スイッチが適正に作動
    するコンポーネントとして確認され、上記基部ハウジン
    グ・コンポーネント(22)から上記タグ(29)を分離す
    るステップ。
  2. 【請求項2】請求項1の方法であって、ステップ(b)
    における二つのキャリア・ストリップ(12)が上記連続
    トラック(10)から加工され、該キャリア・ストリップ
    (12)間の上記金属コンポーネント(13,14)は、上記
    外部端子の端部を通じて上記キャリア・ストリップ(1
    2)に一体的に接続されたそれらの外部端子の端部を有
    し、且つステップ(c)における二つのタグ(29)がそ
    れぞれのキャリア・ストリップ(12)に注型されること
    を特徴とする。
  3. 【請求項3】請求項2の方法であって、各金属端子コン
    ポーネント(13,14)が上記二つのキャリア・ストリッ
    プ(12)の間のリンクを構成し、且つ上記金属コンポー
    ネント(13,14)のそれぞれが、各キャリア・ストリッ
    プ(12)に一体的に接続される外部端子の端部を形成す
    る二つの外部端子を有することを特徴とする。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかの方法であっ
    て、上記スイッチング・エレメント(31)がドーム形状
    の金属ディスク(31)であり、該ディスクはステップ
    (d)において上記凹部(23)からそのドーム形状が外
    方へ突出して配置され、該ディスクは、その常態である
    ドーム形状にあっては上記第1状態であり、且つ上記ド
    ーム形状から上記第2状態を構成する歪んだ形状に変形
    可能であり、ステップ(f)において供されると共にス
    テップ(g)において上記頂部ハウジング・コンポーネ
    ント(30)の上記開口(39)内に配置される上記ステム
    手段(37)が、上記金属ディスク(31)上に、その働き
    掛けによってドーム形状から歪んだ形状にそれを変形さ
    せるために、実際に働き掛けることを特徴とする。
  5. 【請求項5】請求項4の方法であって、ステップ(g)
    において、弾性可圧縮体手段(33)が、上記ステム手段
    (37)と上記金属ディスク(31)との間に配置されるこ
    とを特徴とする。
  6. 【請求項6】請求項5の方法であって、上記金属ディス
    ク(31)が金属箔から打ち抜かれ、該金属箔はその一側
    面に音響的減衰材のコーティング(32)が施され、該金
    属ディスクの側面は該ドーム形状金属ディスク(31)の
    外ないし凸側面を構成することを特徴とする。
  7. 【請求項7】請求項4ないし6のいずれかの方法であっ
    て、ステップ(c)および(e)において、上記基部お
    よび頂部ハウジング・コンポーネント(22,30)が耐高
    熱性プラスチック材から注型されることを特徴とする。
  8. 【請求項8】外側壁(27,28)を有する絶縁材製ハウジ
    ング(22,30)、 該ハウジング(22,30)内に収容されたドーム形状の金
    属ディスク(31)、及び 少なくとも二つの金属端子コンポーネント(13,14)を
    備え、該コンポーネントのそれぞれが、 上記ハウジング(22,30)の外側壁(27)から外方へ延
    び、且つ外部端子の端部を規定する外部端子と、該ハウ
    ジング(22,30)内に収容されて上記外部端子の端部と
    反対に、自身の端部で該外部端子に一体的に接続される
    電気接触手段(14,20)とを含み、 上記ドーム形状金属ディスク(31)は、該ドーム形状金
    属ディスク(31)が、その常態のドーム形状にあり且つ
    上記少なくとも二つの金属端子コンポーネント(13,1
    4)の電気接触手段(19,20)のうちの少なくとも一つと
    電気的に導電性のある接触状態ではない第1状態と、該
    ドーム形状金属ディスク(31)が、歪んだ形状にあり且
    つ上記少なくとも二つの金属コンポーネント(13,14)
    の電気接触手段(19,20)どうしの間で電気的に導電性
    のある接触状態を確立している第2状態との間で、該デ
    ィスクをその常態のドーム形状から歪んだ形状に変形さ
    せることにより、切り替えられ、 上記ハウジング(22,30)は、 上記金属端子コンポーネント(13,14)の回りに注型さ
    れた上記絶縁材製の基部のハウジング・コンポーネント
    (22)と、 開口(39)とステム手段(37)とを有する頂部ハウジン
    グ・コンポーネント(30)とを備え、 上記基部ハウジング・コンポーネント(22)は、該基部
    ハウジング・コンポーネント(22)の外側壁(27,28)
    を貫通して上記外部端子が延びるところの、上記ハウジ
    ング(22,30)の外側壁の少なくとも一部分(27,28)を
    構成する外側壁(26,27,28)を形成し、さらに該基部ハ
    ウジング・コンポーネント(22)は、上記電気接触手段
    (19,20)がその中に露出される凹部(23)を有し、上
    記ドーム形状金属ディスク(31)が、上記第1状態と第
    2状態との間で切り替えられるように、該基部ハウジン
    グ・コンポーネント(22)の該凹部(23)内に、そのド
    ーム形状が該凹部から外方へ突出した状態で配置され、
    そして、 上記ステム手段(37)は、上記頂部ハウジング・コンポ
    ーネント(30)の上記開口(39)内に配置され、且つ上
    記ドーム形状金属ディスク(31)に対して働き掛けるこ
    とにより、該ドーム形状金属ディスク(31)を第1状態
    と第2状態との間で切り替えさせるように配置された、
    キーボード・スイッチにおいて、 該キーボード・スイッチは請求項1ないし7のいずれか
    の方法によって製造され、金属ディスク(31)は金属箔
    製であって、それはドーム形状金属ディスク(31)の外
    側または凸側面を構成する一側面に音響的減衰材(32)
    で被覆されてることを特徴とする。
  9. 【請求項9】請求項8のキーボード・スイッチであっ
    て、さらに弾性可圧縮体手段(33)が上記ステム手段
    (37)と上記金属ディスク(31)との間に配置されてい
    ることを特徴とする。
  10. 【請求項10】請求項8または9のキーボード・スイッ
    チであって、上記基部および頂部ハウジング・コンポー
    ネント(22,30)が、高結晶性共重合体、エポキシ樹
    脂、オレフィン−カーボン−モノキシド共重合体、ポリ
    カーボネート、ポリオレフィン・スルフォネート、例え
    ばポリエチレン・スルフォネート、ピー・イー・エス
    (PES)、もしくはポリエチレン−テレフタレート、例
    えばピー・イー・ティー・ピー(PETP)もしくはピー・
    イー・ティー(PET)のような、耐高熱性プラスチック
    材製であることを特徴とする。
  11. 【請求項11】請求項10のキーボード・スイッチであっ
    て、上記ステム手段(37)、上記体手段(33)および上
    記ドーム形状金属ディスク(31)が互いに同軸に配置さ
    れ、該弾性可圧縮体(33)は周囲のビードと中央のステ
    ム部(35)とを有する円形膜部(34)を備え、該体手段
    のステム部は、上記ステム手段(37)の上記ドーム形状
    金属ディスク(31)への働き掛けの伝達のための弾性可
    圧縮部を構成し、該ドーム形状金属ディスク(31)の直
    径は該体手段(33)の円形膜部の直径よりも小さく、該
    ドーム形状金属ディスク(31)は、上記ドーム形状金属
    ディスク(31)の周縁に沿う上記ビードシールを有する
    ように、上記膜部(34)の上記周囲のビード内に配置さ
    れることを特徴とする。
  12. 【請求項12】請求項11のキーボード・スイッチであっ
    て、上記弾性可圧縮体手段はシリコン・ラバー製であ
    り、且つ上記ドーム形状金属ディスクは、例えば0.075m
    mの厚さのベリリウム銅合金箔製である ことを特徴とする。
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