JP2607761B2 - 電子ビーム露光方法 - Google Patents

電子ビーム露光方法

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JP2607761B2 JP4846091A JP4846091A JP2607761B2 JP 2607761 B2 JP2607761 B2 JP 2607761B2 JP 4846091 A JP4846091 A JP 4846091A JP 4846091 A JP4846091 A JP 4846091A JP 2607761 B2 JP2607761 B2 JP 2607761B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子ビーム露光方法に係
り、特に露光パターンのデータ転送制御を改良した電子
ビーム露光方法に関する。電子ビーム露光装置はサブミ
クロンの線幅のパターンを有する高速かつ高集積密度の
半導体集積回路(IC)のパターンの転写を目的とする
装置である。電子ビーム露光装置は精度よく集束された
電子ビームにより半導体ウエハ上に0.3μm以下の線
幅のパターンの転写が可能である。
【0002】
【従来の技術】電子ビーム露光装置は電子ビームにより
パターンが1回で転写される(いわゆる一筆書き)原理
上の制約から一般的にスループットが低いという問題点
を有する。
【0003】この点を解決するために電子ビーム露光装
置の特に電子光学機構について様々な改良が加えられて
いる。図12は特願昭63−275336で出願された
電子ビーム露光装置の光学機構部100を示す。
【0004】同図中、電子銃10で発生した電子ビーム
Bは電子ビーム制御装置11により制御されて開口部1
2を通過し整形される。この電子ビームは4つの電子レ
ンズ14,16,20及び22(電子レンズ部)を通過
し、対物レンズ系24(集束手段)により移動可能なス
テージ28上に保持されたウエハ26(対象物)上に集
束される。この対物レンズ系は電磁偏向式主偏向器24
aと静電偏向式副偏向器24bとより構成されている。
これらの偏向器により電子ビームBをウエハ26の表面
の指定された位置に集束させることができる。
【0005】スループットの向上を目的として、電子ビ
ーム露光装置は電子レンズ16の内部にマスク34を具
備している。このマスク34は図13に示す如く所定形
状の開口部(アパーチャ)34Aを例えば縦横に形成し
てなり、これを通過する電子ビームの断面形状を整形す
る。
【0006】電子ビームにより特定のアパーチャを順次
アドレスすることにより、種々の断面形状を有する電子
ビームがウエハ上に露光される。この様に様々なパター
ンを順次転写することによりウエハ26上に複雑な半導
体のパターンが転写される。図13はマスク34上の静
電偏向器(サブデフレクタと称す)30及び電磁偏向器
32の(メインデフレクタと称す)の偏向による電子ビ
ームの走査領域の模式図を示す。ここで30Aはサブデ
フレクタ30の偏向による電子ビームが走査される領域
(サブデフ領域と称す)を示し、32Aはメインデフレ
クタ32の偏向により電子ビームが走査される領域(メ
インデフ領域と称す)を示す。領域32Aは例えば最大
5mm×5mmの大きさであり、電子ビームは最小1μmの
幅で偏向される。又、領域30Aは例えば最大50μm
×50μmの大きさであり、電子ビームは最小0.00
5μmの幅で偏向される。
【0007】マスク34上のアパーチャ34Aを指定す
るために、電子ビームBの光軸の付近にサブデフレクタ
30とメインデフレクタ32が配置される。サブデフレ
クタ(静電偏向器)30は静電偏向器の一般的特性とし
て非常に速い応答を有するが偏向角度を大きくとれない
ためマスク34上の比較的狭い限られた範囲内の電子ビ
ームの偏向に使用される。又、メインデフレクタ(電磁
偏向器)32は電磁偏向器の一般的特性として大きな偏
向角度をとれるが応答が遅いため、マスク34上の広い
領域のアパーチャ群指定に使用される。サブデフレクタ
30による偏向とメインデフレクタ32による偏向によ
り個々のアパーチャの指定がなされる。尚、転写の際、
ステージ29は、図12の矢印で示す如く光軸と垂直な
平面上を移動し、前記の対物レンズ系24との組み合わ
せによりウエハ26上の電子ビームが露光される位置を
指定する。
【0008】図14は従来例のサブデフレクタ30とメ
インデフレクタ32の制御システムの構成図を示す。同
図中、CPU101は磁気テープ装置102に格納され
たプログラムに従い動作する。CPU101は、ウエハ
26上に転写しようとする半導体のパターンの露光デー
タを磁気テープ装置102から読み出し、バス103を
介しデータ管理部104上にこの露光データを転送す
る。データ管理部104は磁気テープ102から読み出
した露光データからメインデフレクタ32を駆動させる
ための制御データ及びサブデフレクタ30を駆動させる
ための制御データを読み出す。メインデフレクタ32の
制御データはラインl1 を介しメインデフメモリ106
に転送され、サブデフレクタ30の制御データはデータ
管理部104からラインl2 を介しバンドメモリ105
へ転送され、バンドメモリ105からラインl3 を介し
サブデフメモリ107に転送される。バンドメモリ10
5は露光データからステージ28の移動速度のデータを
取り込むために使用される。
【0009】次に、PG・PC部109にメインデフメ
モリ106及びサブデフメモリ107の制御データが与
えられ、このPG・PC部でメインデフレクタとサブデ
フレクタのデジタル偏向制御信号が形成される。このメ
インデフレクタ32及びサブデフレクタ30のデジタル
偏向制御信号はD/A変換器110及び111の夫々に
よりアナログ信号に変換され、アンプ112,113に
より夫々増幅され、各デフレクタ30,32に与えられ
る。更に露光処理の制御のためにデータ管理部104と
PG・PC部109を制御するシーケンス部108が設
けられている。
【0010】露光データ処理の中で、シーケンス部10
8はデータ管理部104とPG・PC部109に指示を
出すことにより、データ管理部104がラインl1 を介
しメインデフメモリ106に格納された偏向データを読
み出し、PG・PC部109にこの偏向データを転送す
る。PG・PC部109は更にメインデフメモリ106
から読み出した制御データの内容に応じサブデフメモリ
107に格納された偏向制御データを読み出す。
【0011】PG・PC部109はメモリ106,10
7から読み出した制御データに対応するデジタル偏向制
御信号をD/A変換器110及び111に出力する。D
/A変換器110及び111でアナログ信号に変換され
たアナログ偏向制御信号はアンプ112,113により
夫々増幅され夫々メインデフレクタ32及びサブデフレ
クタ30に与えられる。これにより電子ビームが偏向さ
れ、マスク34上のアパーチャの指定がなされる。
【0012】図15は従来例のメインデフメモリ106
に格納された偏向制御データの内容及びサブデフメモリ
107の内容を示すデータ表である。同図中、メモリ1
06には、例えばアドレス(0)にはビーム偏向データ
X及びY座標(0,0)、ADR(0)及びOPC数
(3)というデータが格納されている。メインデフメモ
リ106から上記のデータを読み取った後、PG・PC
部109はサブデフメモリ107のアドレス(0)(前
記ADR(0)に対応する)を指定し、このアドレス
(0)に続く(3)個(前記OPC数(3)に対応す
る)のアドレスの内容を読み取る。
【0013】サブデフメモリ107の各アドレスにはサ
ブデフレクタ30により偏向され投射方向が設定される
電子ビームの最初の座標データX0 ,Y0 、及びサブデ
フレクタ30の偏向により走査される電子ビームの領域
幅X1 ,Y1 が格納されている。図16は上記のデータ
(X0 ,Y0 )とデータ(X1 ,Y1 )との平面上の位
置関係を示す。このデータ(X0 ,Y0 )は一般的に前
述したメインデフレクタ32により指定される電子ビー
ムの偏向データ(X,Y)(メモリ106のX,Yに該
当するデータ)と同一である。各座標データX0
0 ,X1 及びY1によりマスク34上を通過する電子
ビームの通過位置が指定され、この座標データに対応す
るマスク34上のアパーチャのパターンにより電子ビー
ムの断面形状が設定される。すなわち前述の図14のメ
インデフメモリの最初のアドレスに対し、サブデフメモ
リ107のアドレス0に続く3つのアドレスに格納され
た座標データに応じたマスク34上のアパーチャのパタ
ーンが指定される。次にPG・PC部がメインデフメモ
リの第2のデータX,Y(100,100)を読み取っ
たときも同様にサブデフメモリ107のアドレス3(メ
インデフメモリのADR(3)に対応する)に続く3個
(OPC数(3)に対応する)のパターンが指定され
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記の従来の
電子ビーム露光装置におけるデータ転送では、全ての露
光データがデータ管理部104から転送され、前記メイ
ン及びサブデフメモリ106,107に格納された後で
ないと上記メモリ106,107から偏向制御データを
読み取り露光パターンの指定をすることができないとい
う問題点がある。これは偏向制御データをデータ管理部
104からメインデフメモリ106に転送し、格納する
際に使用されるラインl1 がPG・PC部109が偏向
制御データの読み取る際にも使用されるためである。す
なわちラインl1 がデータのメモリへの格納に使用され
ている間はメモリの内容の読み取りができない。
【0015】更に、メモリ106に書き込まれたデータ
とメモリ107に書き込まれたデータとの処理プログラ
ム上の論理的関係上、メモリ106からの偏光制御デー
タの読み取りが完了しない内はメモリ107の内容の読
み取りが開始できない。又、PG・PC部109による
メイン及びサブデフレクタ32,30の偏向制御データ
の形成が完了しないと電子ビームBによりウエハ26へ
の露光が開始できない。すなわち、光学機構100は磁
気テープ102からメモリ106,107への露光デー
タの転送及びPG・PC部による偏向制御部データの形
成が全て終了する迄待機する必要がある。上記のデータ
処理工程は各ウエハに対して例えば数10分を要する。
したがって図14に示す従来のシステムは電子ビーム露
光装置の有するいわゆる「一筆書き」の露光方式に起因
する低スループットに加え、更に前記のデータ処理工程
に起因する低スループットの問題を有する。
【0016】更に上記の低スループットの問題に加え、
図14のシステムはラインl1 ,l2 ,l3 等の様々な
ラインによる複雑なデータ転送経路による問題を有す
る。すなわちデータ転送時に生ずる予期せぬ信号の漏
話、反射等の問題である。この問題はシステムの動作速
度を速めるためにデータ転送の効率を高める上で特に解
決する必要のある重要な問題である。
【0017】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、上記の問題点を解決し、高速な露光処理性能を可能
とするデータ転送制御を有する電子ビーム露光方法を実
現することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子銃から放
出された電子ビームを複数の偏向器で偏向して試料上に
該電子ビームを照射する電子ビーム露光装置において、
偏向器の各々に対応して設けられ、偏向を制御する偏向
データを記憶する複数のメモリと、該複数のメモリに偏
向データを供給するデータ管理部と、前記メモリから読
み出された偏向データに基づいて前記偏向器に対する制
御信号を出力するパターン発生部と、各メモリと前記デ
ータ管理部とを相互に接続する第1のバスラインと、各
メモリと前記パターン発生部とを相互に接続する第2の
バスラインとを設け、前記データ管理部から一のメモリ
への偏向データの第1のバスラインを介した転送動作
と、該一のメモリからのパターン発生部への偏向データ
の第2のバスラインを介した転送動作を並列的に行うこ
とを特徴とする電子ビーム露光方法である。
【0019】
【作用】前記データ管理部から一のメモリへの偏向デー
タの第1のバスラインを介した転送動作と、該一のメモ
リからのパターン発生部への偏向データの第2のバスラ
インを介した転送動作を並列的に行うこととしたため、
従来のような偏向制御データの読み出しに関する制限を
回避することができ、更にデータバスの構成及びデータ
転送制御を簡単に行うことができ、データバスで生ずる
漏話、反射等による弊害を減らすことができる。
【0020】
【実施例】図1は本発明による一実施例の電子ビーム露
光装置の制御システム(制御手段)の構成図である。同
図のシステムは従来例で示した図11の電子ビーム露光
装置の光学機構部100対応したものである。
【0021】同図中、CPU221は図11のCPU1
01に該当し、図11の磁気テープ装置102に該当す
る磁気テープ装置222(CPU221と磁気テープ装
置222でパターンメモリを構成する)からウエハ26
上に転写しようとするパターンデータを読み出し、汎用
データバス223にこのパターンデータを与える。ここ
で上記パターンデータは圧縮されて磁気テープに書き込
まれてあり、CPU221はこの圧縮されたデータを拡
張し元のパターンデータに戻す。このパターンデータに
加えCPU221はバス223に様々な命令、制御信号
を与える。このバス223には図13のシーケンス部1
08に該当するシーケンス部228、データ管理部10
4に該当するデータ管理部224(データ制御手段)、
メインデフメモリ106に該当するメインデフメモリ2
26(第1の偏向データメモリ)、サブデフメモリ10
7に該当するサブデフメモリ227(第2の偏向データ
メモリ)、バンドメモリ105に該当するバンドメモリ
225等が接続されている。
【0022】更に第1の高速データバス231a(第1
のデータバス)がデータ管理部224、メインデフメモ
リ226、バンドメモリ225、及びサブデフメモリ2
27に接続されており、この間のデータ転送に使用され
る。更に第2の高速データバス231b(第2のデータ
バス)がデータ管理部224、メインデフメモリ22
6、サブデフメモリ227、及びシーケンス部228に
接続されており、この間のデータ転送に使用される。更
にPG・PC部109に該当するパターン発生手段PG
部229がこの第2の高速データバス231bに接続さ
れておりメインデフメモリ226とサブデフメモリ22
7の夫々からメイン及びサブデフクレタの偏向制御デー
タ(第1及び第2の偏向制御データ)が発信される。更
にPG部229が第2の高速データバス231bからこ
の偏向制御データを取り込みこれに対応するデジタル偏
向制御信号(第1及び第2の偏向制御信号)を形成す
る。このデジタル偏向制御信号はメイン及びサブデフレ
クタ32,30に印加される電気的エネルギーの大きさ
を示す。メモリ226,227に書き込まれ、且つここ
から読み出される偏向制御データの内容については従来
例の図15の説明と同一であるので、その説明を省略す
る。
【0023】このデジタル偏向制御信号は図14のPG
・PC部109に該当するPC部230に与えられ図1
1のビーム経路上で生ずる様々な歪みに対する補正のた
めに偏向角度に所定の補正を施す。PC部で上記の処理
を受けた後、デジタル偏向制御信号はD/A変換器21
0,211でアナログ偏向制御信号に変換され(PG部
229、PC部230、D/A変換器210,211よ
り偏向制御信号発生手段が構成され)アンプ212,2
13により増幅され、メイン及びサブデフレクタ32,
30(偏向手段)の夫々に与えられ、電子ビームを偏向
する。
【0024】更に図11の対物レンズ系24の偏向器2
4a,24bを駆動するための偏向制御部251がバス
231bに接続されており、CPU221からパターン
データを受け取り、又、シーケンス部228から制御命
令を受け取る。これにより偏向制御部251は各偏向器
24a,24bを駆動する駆動信号を形成する。偏向器
24aの駆動信号はアンプ252を介し出力され、25
aの駆動信号はアンプ253を介し出力される。
【0025】又、ステージ28を駆動するためにステー
ジコントローラ254が設けられており、CPU221
からバス223を介しパターンデータが与えられ、又、
シーケンス部228からバス231bを介し制御命令が
与えられる。偏向制御部251及びステージコントロー
ラ254の構成は従来の装置と実質的に同一であるので
これ以上の説明を省略する。
【0026】次に上記構成の制御システムの動作説明を
行う。データ管理部224はバス223からパターンデ
ータを取り込みこれをメインデフメモリに格納すメイン
デフ制御データとサブデフメモリに格納するサブデフ制
御データに拡張し、バス231aヘ発信する。同時にデ
ータ管理部は上記のメイン及びサブデフ制御データの夫
々が格納されるメインデフメモリとサブデフメモリの夫
々を指定するアドレスデータをメイン及びサブデフメモ
リがバス231aから夫々メイン及びサブデフ制御デー
タを取り込むようにという命令とともにバス223へ発
信する。バス223上へ発信された上記の命令とアドレ
スデータを受け、メイン及びサブデフメモリはバス23
1a上の夫々メイン及びサブデフ制御データを取り込
む。
【0027】更にステージ28の移動速度を示すデータ
をバス231a上から取り込むようにという命令をデー
タ管理部224がバンドメモリ225に対してバス22
3に発信してもよい。又、上記の動作を行うために、シ
ーケンス部228が、メモリ226,227にすでに格
納された内容の読み取りを開始するための命令を発生す
る。更にこの命令はデータをそのアドレスから読み取る
ためのメインデフメモリ226の格納アドレスのデータ
をも含んでいる。シーケンス部228のこの命令は、バ
ス223を介し転送され、メモリ226,227からの
読み取り動作を可能とする。
【0028】この命令を受け、メモリ226は指定され
た格納アドレス(第1のアドレスデータ)に格納された
内容を出力する。図14の説明で示した如く、メモリ2
26に格納された内容はメインデフレクタ32により偏
向される電子ビームの位置を示すX,Y座標のデータ
(第1の偏向制御データ)に加えメモリ227内の格納
アドレスADR(初期アドレス)とOPC数(ADRと
OPC数で第2のアドレスデータを構成する)とを含
み、このアドレスADRからメインデフ制御データが読
み取られ、引き続き読み取るデータのデータ数を示すO
PC数に示されたデータ数のデータが読み出される。こ
のデータはバス231aを介しメモリ227に転送さ
れ、これによりメモリ227のアドレスデータADRに
格納されたデータと引き続きOPC数に示されたデータ
数のデータにより転写パターンが指定され、メモリ22
7はバス231bを介しデータX0 ,Y0 ,X1 及びY
1 (第2の偏向制御データ)をPG部229に発信す
る。更にバンドメモリ225はデータ管理部224から
バス231aにパターンデータが出力されたことを検知
し、これに応じバス231bを介しパターン発生部22
9に対しステージ28の移動速度のデータを出力し且つ
上記移動速度のデータをバス223を介しシーケンス部
228に対し出力する。この与えられたデータに応じ
て、PG部は前記デジタル制御信号を出力する。
【0029】次に各データバス232,231a,23
1bのより詳細な構成の説明を、特に機能ブロック(装
置)、データ管理部224、メモリ225〜227、シ
ーケンス部228及びパターン発生部229等を構成す
る装置とともに説明する。このバスはデータ管理部22
4の送信及び受信の如く、複数の機能のために共通に使
用されるため、このバスはこの様な方式のデータ転送を
行うに適した構成をもつものである必要がある。
【0030】図2は、各機能ブロック及び各データバス
231a,231b及び232の構成を示す構成図であ
る。このバスは変換すべきデータを伝送するデータ転送
バス341(データバス部)と例えばデータが転送され
る転送先の機能ブロック、例えばサブデフメモリ227
等のブロックの照合に使用される機番コード(装置識別
信号)を発信する機番コードライン342(識別バス
部)とバス341上のデータを取り込むタイミングを与
えるデータフェッチクロック(クロックパルス)を伝送
するクロックバス343(クロックパルスバス部)とデ
ータバス341の使用を要求するバスリクエスト信号
(バス要求信号)及びバスリクエスト信号を受け取った
事を確認するアクノレッジ信号(確認信号)を伝送する
アービトレーションライン344(確認バス部)とバス
341上のデータと同期したストローブ信号を伝送する
ストローブライン345との各要素により構成されてい
る。
【0031】バス341を介してデータの送信、受信を
するために、例えばデータ管理部224、メインデフメ
モリ226、サブデフメモリ227等の各ブロックは図
2に示すようにデータをバス341に送信するためのマ
スタモジュール351(データ発信部)及びバス341
からデータを受信するためのスレーブモジュール35
2,352’(データ受信部)を有する。各ブロックは
後述する方式によりマスタ及びスレーブモジュールとの
データの送受信を行なう。
【0032】図2中、マスタモジュール351は、他の
ブロックのマスタモジュール351からデータバス34
1に発信されたデータを受信するデータ入出力バッファ
(データ入出力部)366とクロック(データフェッチ
クロック)を発生し、この信号をクロックバス343へ
送信するクロック発生器(クロックパルス発信部)36
2と、バスリクエスト信号を発生し、この信号をアービ
トレーションライン344に送信するリクエスタ363
(バス要求部)と、ストローブ信号を発生し、この信号
をストローブライン345に送信するストローブ発生器
364と、機番コードを発信、この信号をバス342に
送信する機番発生器365(識別信号発信部)とより構
成される。
【0033】更に、マスタモジュール351はマスタコ
ントローラ361(制御部)を有し、このマスタコント
ローラは同様にマスタモジュール351を有する他のブ
ロックからデータを受け、これに応じクロック発生器3
62、リクエスタ363、ストローブ発生器364、機
番発生器365を制御する。
【0034】同様に各ブロックはスレーブモジュール3
52を有し、このスレーブモジュール352は、データ
バス341上のデータとバス345上のストローブ信号
を受信し、このストローブ信号に呼応し、受信したデー
タをこのスレーブモジュール352が属するブロックの
データ部への発信するデータ入出力バッファ371(デ
ータ入出力部)と、アービトレーションバス344から
バスリクエスト信号を受信しバッファ371をストロー
ブ信号に呼応できる状態にするアクイジション368
(確認部)と、バス342から機番コードを受信する機
番照合器369(識別部)とを有する。
【0035】更にスレーブモジュール352は機番照合
器369により受信された機番コードに呼応して入出力
バッファ371とアクイジション368とを制御するス
レーブコントローラ370(制御部)を有する。更に、
バスによるデータ転送の際生ずる時間遅れを補償する目
的でバスの構成要素341〜345、並びにスレーブモ
ジュール352の関連ユニット368,369及び37
1の間を接続した遅延調整器367(遅延時間調整部)
が設けられている。
【0036】図1中の機能ブロックのうち例えばデータ
管理部224、メインデフメモリ226、サブデフメモ
リ227等は前記マスタモジュール351と前記スレー
ブモジュール352の双方を有し、例えばバンドメモリ
等はスレーブモジュールのみを有す。又、1のブロック
がバス231a及びバス231bの相方からデータを受
信するために複数のスレーブモジュール352,35
2’等を有する場合がある。
【0037】図3は図2に示した構成の動作タイミング
チャートである。同図中、データ管理部224等はブロ
ックからデータが発信された時、マスタコントローラ3
61の制御により、バス341にブロック224のマス
タモジュール351の機番発生器365がS1に示す機
番コードを発信する。この機番コードは例えばメインデ
メフメモリ226等を指名するコードである。
【0038】更に、マスタモジュール351のクロック
発生器363はバス343にS2に示すクロックを発信
する。次にリクエスタ363がアービトレーションライ
ン344を構成する第1のラインにS3に示すリクエス
トを発信し、機番照合コードにより指名されたブロック
例えばメインデフメモリ226のスレーブモジュールか
らの応答がアービトレーションライン344の第2のラ
インに発信されるのを待つ。
【0039】あらかじめ決められた時間内に応答が無い
時、すなわちそれは機番コードで指名した転送先のブロ
ックが存在しないことを意味し、その時はリクエスタ3
63は論理レベルを反転し、応答が無いことをマスタコ
ントローラ361に知らせる信号を発信する。この信号
によりマスタコントローラ361はデータ転送を取り消
す。
【0040】他方、転送先のメインデフメモリ226の
スレーブモジュールはアービトレーションライン344
のリクエストを受けた時、メモリ226すなわち自己を
指名する機番コードがバス343上に有った場合、S4
に示す確認信号のアクノレッジ1をバス344の第2の
ラインに発信する。
【0041】この動作のために転送先メインデフメモリ
226のスレーブモジュール352のスレーブコントロ
ーラ370は、機番照合器369により受信した機番コ
ードを照合し、受信した機番コードがメインデフメモリ
226すなわち自己の機番コードと合致した時、アクイ
ジション368から上記アクノレッジ1を発信するよう
制御する。この時、受信したコードと合致する機番コー
ドを有するブロックが存在しない場合は、各ブロックの
スレーブコントローラ370はアクイジション368か
らアクノレッジ1を発信しないように制御する。
【0042】更に、スレーブコントローラはデータ入出
力バッファ371を準備状態にすることとともにメモリ
226のデータ部の格納の準備をし、バス341を介し
たデータ受け入れの準備をする。上記の準備が完了した
時、スレーブコントローラ370は再度アクイジション
368からバス344の第3のラインにS5に示す確認
信号、アクノレッジ2を発信するよう制御する。このア
クノレッジ2はデータ転送の転送先のデータ管理部のマ
スタモジュール351のリクエスタ363により検知さ
れ、これに呼応し、マスタコントローラ361はストロ
ーブ発生器364から発生されたストローブと同期して
データ管理部224のデータ部からデータを発信する。
マスタコントローラ361はストローブライン345に
出力されたS7に示すストローブと同期して上記のデー
タ管理部から発信したデータを入出力バッファ366を
介し、S6に示すようにデータバス341に発信する。
【0043】これに呼応し引き続き転送先メインデフメ
モリ226のスレーブモジュール352はバス345の
ストローブに同期してデータバス341からデータを受
信し、メインデフメモリ226のデータ部にデータを格
納する。この転送を中断する必要が生じた時は、転送先
のメモリ226のスレーブモジュール352のスレーブ
コントローラ370がアクイジション368を介してア
クノレッジ2の論理レベルを反転させ、このアクノレッ
ジ2の反転がアービトレーションライン344の監視し
ているリクエスタ363により検知されることにより、
マスタモジュール351がデータの発信を中断する。こ
の中断はバス344のアクノレッジ2の論理レベルが元
に戻る迄継続する。
【0044】ストローブライン345のストローブS7
のパルスは、データバス341のデータが有効な論理レ
ベルであるタイミングを示している。すなわち図3に示
すストローブのレベルの下がるタイミングに同期して転
送先のメインデフメモリのスレーブモジュール352が
バス341のデータを読み取る。一方、転送先のメイン
デフメモリがストローブのレベルが下がったことを検知
し、これに応じスレーブモジュール352が受け入れ準
備を開始し、データを受信できる安定した状態になる迄
に若干の時間を要する。
【0045】図4に示すように、ストローブのレベルが
下がった時からスレーブモジュール352が安定する迄
の時間△tだけ遅れた時Aからデータが読まれた場合、
正しいデータの受信が行なわれる。他方、これがBのタ
イミングでデータが読まれた場合は、正しいデータの受
信は行なわれない。電子ビーム露光装置のスループット
の向上を目指すためにはこのストローブのパルス幅を極
力短くすることが必要であるがこのためにはスレーブモ
ジュールがトリガを受けてから安定する迄に要する時間
を縮めることがどうしても必要である。
【0046】又、図5に示すようにバス341上のデー
タS21はデータ転送時に生ずる信号の複雑な反射等の
影響により複雑な波形をしている。従ってS22に示す
ストローブのパルスの間にデータを読み取るのに適した
タイミングAが存在するがタイミングCでは波形がレベ
ルの低い方へオーバーシュートした状態であり誤ったデ
ータの読み取りとなる。
【0047】この問題の解決は、図2の構成が図3のS
7に示すストローブに加えて図3のS2に示すデータフ
ェッチクロック(クロック)を利用することによりなさ
れる。図6のS31〜33は夫々データストローブ及び
クロックの関係を示したタイミングチャートであるがこ
こでクロックがストローブに先んじて与えられ、データ
の読み取りをクロックパルスの立ち上がりから△T遅れ
たタイミングで行なう。この遅れ△Tは各スレーブモジ
ュール毎に△Tの値を設定する遅延調整器367により
与えられる。この方式により装置の高速動作のためにス
トローブのパルス幅を短くした場合で確実な誤りの無い
データ転送が実現できる。
【0048】尚、上述のデータ転送方式の構成と動作は
図1中の他のブロックについても適用される。従って図
1の他のブロックの組み合わせに対する図2に示したマ
スタモジュール、スレーブモジュール及びバスの説明は
省略する。
【0049】図7はデータ転送元のブロック例えばサブ
デフメモリ227のマスタモジュール351の一部の回
路を示す。尚、サブデフメモリ227のマスタモジュー
ル351はメモリ227のデータ部に格納された内容を
バス231bに発信することに使用される。前述した如
く、発信されるメモリ227のデータ内容はビーム偏向
の座標データX0 ,Y0 ,X1 ,Y1 であり、メインデ
フメモリ226の内容により設定されるOPC数に従い
複数回読み出しがなされる。
【0050】図7中、制御回路381は図2で示したリ
クエスタ363、マスタコントローラ361及びストロ
ーブ発生器364により構成されている。クロック発生
器362と機番発生器365は図2と同じ符号を付して
ある。クロック発生器362は25KHzの基準クロック
信号を発生する発信回路と、この25KHzでのクロック
信号から10KHzのクロックCLKを発生する分周回路
とより構成される。このブロックCLKは図2のS2に
示すデータフェッチクロックに使用される。前述の如
く、データフェッチクロックはデータ及びストローブと
の関係において、データ及びストローブより先んじてお
り、例えば数10ns(nsは10-9秒)進んでいる。
この進み時間はデータが転送される転送先迄の伝送路上
で発生する遅れ時間に応じて調整される。すなわち、こ
の進み時間の調整は各スレーブモジュールの遅延調整器
367により与えられる遅れ量に対応してなされる。機
番発生器365は機番コードレジスタ(図示しない)を
有し、この機番コードレジスタで、データ転送先のスレ
ーブモジュールの機番コードが転送元のマスタモジュー
ル351により設定される。図7中、この機番コードは
EAM(2:0)で示される。
【0051】更に制御回路381は前記リクエスト(図
3のS3)に応じアービトレーションライン344の第
1のラインに*MREQ信号を出力し、確認された信号
としてアービトレションライン344の第2及び第3の
ラインから*SREC信号と*SREQ信号を受信す
る。更に制御回路381はストローブライン345に*
MSTRB信号を発信し、且つ、データバス341に*
OPCS信号を発信する。このOPCS信号は前記アド
レスADRから読み出しを始めるパターン数(OPC
数)を示す。
【0052】図8は図7の動作タイミングを示す。動作
は基本的には図3のS1〜S7と同一である。但し、図
8は新たなデータ群の最初に印を付すためにデータバス
341に発信される*OPCS信号を含む。*OPCS
信号は新たなアドレスADRからの読み出し開始時毎に
発信される。図8の横軸はns(nsは10-9秒)で示
された経過時間を示す。
【0053】図9はデータ転送先のブロックのスレーブ
ジュール352の1部の回路図を示す。ここでスレーブ
モジュール352は例えば前記データ転送元サブデブメ
モリ227から発信されたデータを受信する。同図中、
図2で示した部分と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。
【0054】図9に示す回路には遅延調整器367を介
しバス343からデータフェッチクロックCLKが与え
られる。同様に機番照合器369は機番コードライン3
42より前記機番コードEAM(2:0)信号を受信
し、スレーブコントローラ370に、EAM(2:0)
信号を受信したことを通知する信号を送る。機番照合器
369は例えばあらかじめディップスイッチの設定等に
より機番コードを、設定しておき、機番照合器369は
その自己の機番コードと機番照合器369が受信した機
番コードが合致したとき、アクイジション368を準備
状態とする。更にアクイジション368は前記アクノレ
ッジ1とアクノレッジ2に該当する*SRECと*SR
EQを発生する。尚、図9に示すスレーブモジュールの
回路がメインデフメモリ又はサブデフメモリに使用され
た場合、バス341を介して送られて来るデータの流れ
を中断するためにはしばしば上記のメモリから待機を要
求する信号WAITが発信されることになる。この様な
待機の要求は例えばメモリがリフレッショ動作を行なっ
ている状態で発生する。この様な場合、アービトレーシ
ョンライン344の第2及び第3のラインに*SREC
信号及びSREQ信号を出力しているアクイジション3
68は図10の中程に示す如く*SREQ信号の論理レ
ベルを反転させる。この*SREQ信号の反転に応じ、
データを発信中のマスタモジュールはストローブMST
RB信号を反転させる。このように図10は図3に該当
する。
【0055】図11は図1の構成の一部を構成するIC
を有するサーキッドボード上の接続ブロック図を示す。
同図中、MMBはメインデフメモリ226、SMBはサ
ブデフメモリ227、SPMCはサブデフメモリ227
の管理部、BMBはバンドメモリ225、I/Oはシー
ケンス部228のインターフェイス部に該当する。サー
キットボードを示すCPUは図1に示したデータ管理部
224に該当するサーキットボードを示す。同図の各ボ
ードの中で、Mはマスタモジュール351を示し、Sは
スレーブモジュール352を示し、MEMはデータ部に
該当するメモリICを示す。サーキットボードは端子A
〜Hを有し、このうち端子A,B及びCはバス223に
接続する端子を示し、端子D及びEはバス231aに接
続する端子、端子F〜Hはバス231bに接続する端子
を示す。
【0056】次に上記の構成のブロック図の動作につい
て説明する。データ管理部224からの命令は図11中
バス233のに示す経路に沿いバンドメモリ225、
メインデフメモリ226及びサブデフメモリ227に転
送される。前述の如く、バンドメモリ225はメインデ
フメモリ226に格納されているデータから必要な前記
ステージの移動速度のデータを読み取るのに使用され
る。
【0057】データ管理部224が拡張した露光データ
は図11中バス231aの経路に沿いメモリ226と
メモリ227に転送され、各メモリに格納される。上記
メモリの内容を読み出す時、最初にメモリ226の内容
がバス231bに発信され、図11中経路に沿い、マ
スタモジュールM及びシーケンス部228のI/Oイン
タフェイスを通過する。
【0058】次にバス231bに発信されたデータが、
メモリ227のデータ管理部SPMCのスレーブモジュ
ールSにより受信され又、前記アドレスADRとOPC
がバス231bからSPMCにより取り込まれる。この
SPMCに取り込まれたデータはメモリ227を構成す
るサーキットボードを経路に沿い通過し、メモリ22
7のメモリMEMに送られ、ここでアドレスデータとし
て使用される。更にメモリのメモリMEMで読み出され
たデータは経路に沿いマスタモジュールMを介しバス
231bへ出力される。
【0059】上述の動作が前述の図1で説明した内容に
該当する。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば偏
向データの第1のバスラインを介した転送動作と、該一
のメモリからのパターン発生部への偏向データの第2の
バスラインを介した転送動作を並列的に行うこととした
ため、従来のように偏向制御データの読み出しに関する
制限を回避することができ、更にデータバスの構成及び
データ転送制御を簡単に行うことができ、データバスで
生ずる漏話、反射等による弊害を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる一実施例の制御システムを示す構
成図である。
【図2】本発明になる一実施例の各機能ブロックと各デ
ータバスの構成を示す構成図である。
【図3】図2の構成の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図4】ストローブとデータの関係を示すタイミングチ
ャートである。
【図5】ストローブとデータの関係を示すタイミングチ
ャートである。
【図6】データ、ストローブ、クロックの関係を示すタ
イミングチャートである。
【図7】データ転送元のブロックのマスタモジュールの
1部を示す回路図である。
【図8】図7の回路の動作タイミングを示すタイミング
チャートである。
【図9】データ転送先のブロックのスレーブモジュール
の1部を示す回路図である。
【図10】図8のタイミングチャートの途中一時停止モ
ードを示すタイミングチャートである。
【図11】図1の構成の1部のサーキットボード上の接
続ブロック図である。
【図12】従来例の光学機構部を示す構成図である。
【図13】マスク上のメインデフレクタとサブデフレク
タの偏向による電子ビームの走査領域を示す模式図であ
る。
【図14】従来例のサブデフレクタとメインデフレクタ
の制御システムを示す構成図である。
【図15】メインデフメモリとサブデフメモリに格納さ
れたデータを示すデータ表である。
【図16】サブデフメモリに格納されたデータX0 ,Y
0 ,X1 ,Y1 の平面上の位置関係を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
228 シーケンス部 224 データ管理部 226 メインデフメモリ 227 サブデフメモリ 229 PG部 230 PC部 223 汎用データバス 231a,231b 高速データバス 100 光学機構部 30 サブデフメモリ 32 メインデフメモリ 34 マスク 341 データ転送バス 342 機番コードライン 343 クロックバス 344 アービトレーションライン 351 マスタモジュール 352,352’ スレーブモジュール 361 マスタコントローラ 362 クロック発生器 363 リクエクタ 365 機番発生器 367 遅延調整器 368 アクイジション 369 機番照合器 370 スレーブコントローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子銃から放出された電子ビームを複数
    の偏向器で偏向して試料上に該電子ビームを照射する電
    子ビーム露光装置において、 偏向器の各々に対応して設けられ、偏向を制御する偏向
    データを記憶する複数のメモリと、 該複数のメモリに偏向データを供給するデータ管理部
    と、 前記メモリから読み出された偏向データに基づいて前記
    偏向器に対する制御信号を出力するパターン発生部と、 各メモリと前記データ管理部とを相互に接続する第1の
    バスラインと、 各メモリと前記パターン発生部とを相互に接続する第2
    のバスラインとを設け、 前記データ管理部から一のメモリへの偏向データの第1
    のバスラインを介した転送動作と、該一のメモリからの
    パターン発生部への偏向データの第2のバスラインを介
    した転送動作を並列的に行うことを特徴とする電子ビー
    ム露光方法。
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