JP2607484B2 - デイスク再生装置 - Google Patents

デイスク再生装置

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JP2607484B2 JP61238389A JP23838986A JP2607484B2 JP 2607484 B2 JP2607484 B2 JP 2607484B2 JP 61238389 A JP61238389 A JP 61238389A JP 23838986 A JP23838986 A JP 23838986A JP 2607484 B2 JP2607484 B2 JP 2607484B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、車載用に好適するディスク再生装置に係
り、特にその操作部とディスク再生機構部とを分離して
設置するようにしたものにおいて、該操作部及びディス
ク再生機構部それぞれへの電力供給手段を改善したもの
に関する。
(従来の技術) 周知のように、音響機器の分野では、可及的に高密度
かつ高忠実度記録再生化を図るために、情報信号をPCM
(パルス コード モジュレーション)技術によりデジ
タル化データに変換して、例えばディスクや磁気テープ
等の記録媒体に記録し、これを再生するようにしたデジ
タル記録再生システムが普及している。このうち、記録
媒体としてディスクを使用するものでは、直径12cmのデ
ィスクにデジタル化データに対応したピット列を形成
し、これを光学式に読み取るようにしてなるコンパクト
ディスクが、現在では主流となっている。
一方、上記のようなコンパクトディスクを再生するデ
ィスク再生装置は、半導体レーザ及び光電変換素子等を
内蔵した光学式ピックアップを、ディスクの内周側から
外周側に向けてリニアトラッキング式に移動させるとと
もに、コンパクトディスクを線速度一定(CLV)方式で
回転させることによって、コンパクトディスクに記録さ
れたデータの読み取りを行なうようにしているものであ
る。
ここで、近時では、上記ディスク再生装置を自動車搭
載用として使用する、いわゆるカーユースに導入するこ
とが推進されている。ところで、車載用のディスク再生
装置は、その設置場所及びスペース等が限られるため、
必然的に小形で特殊な形状を有するようになるものであ
る。
第9図は、このような従来の車載用のディスク再生装
置を示すものである。すなわち、図中11は操作表示部
で、例えば従来のテープ式カーステレオの装着されてい
る場所(ダッシュボード内またはその周辺)に設置さ
れ、電源投入,ディスク再生,停止,サーチ動作,音量
調整及びバランス調整等を行なうための各種操作や、再
生時間及び曲番等を表示する機能を有するものである。
また、図中12はディスク再生機構部で、例えば自動車
のトランクルーム内等に設置され、ディスクを実際に回
転させ光学式ピックアップでデジタル化データを読み取
るようにする機構や、この機構で読み取ったデジタル化
データを元の音声信号に再生する信号処理回路等を有し
ているものである。
そして、上記操作表示部11とディスク再生機構部12と
が、信号伝送ライン13で接続されることにより、操作表
示部11から出力される操作指令がディスク再生機構部12
に伝達されディスク再生が行なわれるとともに、ディス
ク再生機構部12から出力される再生時間や曲番に対応し
たデータが操作表示部11に伝達され表示されるようにな
るものである。
したがって、上記のように操作表示部11とディスク再
生機構部12とを分離させることにより、設置場所及びス
ペース等に起因する問題を解決することができ、自動車
の中に効率的にディスク再生装置を設置することができ
るものである。
しかしながら、上記のように操作表示部11とディスク
再生機構部12とを分離させた場合、両者に対する電源電
力の供給及び遮断の制御が大きな問題となっている。す
なわち、操作表示部11側で電源スイッチのオン,オフを
行なったとき、同時にディスク再生機構部12に対する電
力供給及び遮断が行なわれるようにするためには、操作
表示部11とディスク再生機構部12との間に、上記信号伝
送ライン13以外に電源伝送ラインを設ける必要が生じ
る。
ところが、このような構成では、操作表示部11とディ
スク再生機構部12との距離が長くなると、電源伝送ライ
ンで生じる電圧降下分が無視できなくなり、電源伝送ラ
インの直流抵抗値を低くしたり、予め降下分を見越した
電圧を操作表示部11からディスク再生機構部12に送出す
る等の対策を施さなければならないものである。
そこで、現在では、操作表示部11への電力供給系統
と、ディスク再生機構部12への電力供給系統とをそれぞ
れ別個に設け、上記問題を解決することが行なわれてい
るが、この場合にはディスク再生機構部12に常に電力供
給が行なわれることになるため、電力消費量が多くなる
という問題が生じる。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように、従来のディスク再生装置では、操作表
示部とディスク再生機構部とを分離させた場合、両者に
対する電源電力の供給及び遮断の制御が、まだ実用的に
十分なものではないという問題を有している。
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、操作部とディスク再生機構部とを分離させ、両者に
対してそれぞれ電力供給を行なう場合、有機的な構成で
しかも消費電力を削減し、十分実用に供し得る極めて良
好なディスク再生装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) すなわち、この発明に係るディスク再生装置は、電源
スイッチがオンされた状態で、第1の電力供給系統から
電力供給される操作部と、 第2の電力供給系統から電力供給され、信号ラインを
介して供給される操作部からの操作指令に応じて、所定
の動作状態に制御されるディスク再生機構部と、 操作部の電源スイッチがオンされている状態で、該電
源スイッチがオン状態であることを示すデータを、信号
ラインを介して定期的にディスク再生機構部に送出する
送信手段と、 ディスク再生機構部への第2の電力供給系統からの電
力供給を許容及び遮断するスイッチ手段と、 送信手段により操作部の電源スイッチがオン状態であ
ることを示すデータが、信号ラインを介して定期的にデ
ィスク再生機構部に送出されていると判別された状態
で、スイッチ手段をディスク再生機構部への電力供給許
容状態に制御する制御手段とを備えるようにしたもので
ある。
(作用) そして、上記のような構成によれば、操作部の電源ス
イッチがオン状態であることを示すデータが、信号ライ
ンを介して定期的にディスク再生機構部に送出されてい
る状態で、ディスク再生機構部への第2の電力供給系統
からの電力供給を許容するようにしたので、操作部とデ
ィスク再生機構部とを分離させ、両者に対してそれぞれ
電力供給を行なう場合、有機的な構成でしかも消費電力
を削減し、十分実用に供し得るようになるものである。
特に、操作部に電力が供給されている状態では、常にデ
ィスク再生機構部に電力供給が行なわれることになるの
で、ディスク再生機構部は、少なくとも電力が供給され
た状態でなし得る初期的な立ち上げ動作が完了した、い
わゆる動作待機状態にまで設定されていることになる。
このため、操作部からディスク再生機構部に操作指令デ
ータが発生されると、ディスク再生機構部が迅速にその
操作指令モードに対応した動作状態となるように駆動さ
れるので、操作してから動作が実行されるまでのタイム
ラグが短くて済むという利点がある。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳
細に説明する。第1図において、14は操作表示部で、例
えば自動車のダッシュボード内またはその周辺に設置さ
れるものである。この操作表示部14は、ディスク再生,
停止,サーチ動作,音量調整及びバランス調整等を行な
うための各種操作や、再生時間及び曲番等を表示する機
能を有する操作表示回路本体15と、この操作表示回路本
体15に対して電源16からの電力供給を許容及び遮断する
電源スイッチ17とから構成されている。
一方、図中18はディスク再生機構部で、例えば自動車
のトランクルーム内等に設置されるものである。このデ
ィスク再生機構部18は、ディスクを実際に回転させ光学
式ピックアップでデジタル化データを読み取り、この読
み取ったデジタル化データを元の音声信号に再生するデ
ィスク再生機構本体19と、このディスク再生機構本体19
に対して電源20からの電力供給を許容及び遮断する電源
スイッチ21と、この電源スイッチ21を上記操作表示回路
本体15から出力されるデータに基づいて制御する検出回
路22とから構成されている。
なお、上記ディスク再生機構本体19は、ディスクオー
トチェンジャー機構を有している。すなわち、これは、
上記操作表示回路本体15からの操作指令データに基づい
て、複数のディスクを収容したトレイから、所望のディ
スクを取り出して再生するものである。
そして、上記操作表示回路本体15とディスク再生機構
本体19とは、光ファイバーケーブル23で接続されてお
り、操作表示回路本体15から出力される操作指令データ
がディスク再生機構本体19に伝達され選択されたディス
ク再生が行なわれるとともに、ディスク再生機構本体19
から出力される再生時間,ディスクナンバー及び曲番等
に対応したデータが操作表示回路本体15に伝達され表示
されるようになされている。
ここで、上記検出回路22は、第2図に示すように、抵
抗R1,コンデンサC1及びダイオードD1よりなる積分回路
構成となされている。そして、入力端子24に操作表示回
路本体15から送出されるデータが供給されると、抵抗R1
及びコンデンサC1の時定数で規定される時間経過後に出
力端子25からHレベルの検出信号を発生するものであ
る。また、操作表示回路本体15からデータが送出されな
くなると、ダイオードD1の順方向抵抗と抵抗R1及びコン
デンサC1の時定数で規定される時間経過後に出力端子25
からLレベルの信号が発生されるものである。
上記のような構成において、以下、その動作を説明す
る。まず、操作表示部14の電源スイッチ17がオフ状態で
ある場合には、操作表示回路本体15からデータが送出さ
れないので、検出回路22の出力はLレベルとなってお
り、このとき電源スイッチ21はオフ状態でディスク再生
機構本体19への電力供給が遮断されている。
このような状態で、第3図(a)に示すように、時刻
T1で電源スイッチ17がオン状態になると、操作表示回路
本体15に電源16からの電力供給がなされる。そして、第
3図(b)に示すように、操作表示回路本体15が安定状
態となった時刻T2で、操作表示回路本体15から初期化指
令データが出力される。
すると、検出回路22は、その入力端子24にデータが供
給されるため、第3図(c)に示すように、抵抗R1及び
コンデンサC1の時定数で規定される時間経過後の時刻T3
で、出力端子25からHレベルの検出信号を発生する。こ
のため、第3図(d)に示すように、時刻T3からすこし
遅れた時刻T4で、電源スイッチ21がオン状態となり、デ
ィスク再生機構本体19に電源20からの電力供給が許容さ
れるようになる。
そして、ディスク再生機構本体19は、操作表示回路本
体15から出力された初期化指令データに基づいて初期化
を行ない、第3図(e)に示すように、初期化が終了し
た時刻T5で操作表示回路本体15に対して初期化終了デー
タを送出する。
このようにして操作表示回路本体15が初期化終了デー
タを受けると、以下、操作表示回路本体15は、操作され
た動作モードに対応した操作指令データを出力し、これ
をディスク再生機構本体19が受けて所定の動作が実行さ
れるようになるものである。そして、ディスク再生機構
本体19は所定の動作状態となると、その状態であること
を示すモードデータ及び表示に供するデータ等を操作表
示回路本体15に出力するものである。
このように上記操作表示回路本体15とディスク再生機
構本体19とは、電力供給された状態及び所定の動作モー
ドに設定された状態で、常にデータの交信を行なってい
る。この交信は、例えば同一モードが継続されていると
きには、同一データを互いに繰り返して送出させている
もので、常に交信が継続されるようになされている。
このため、第4図(a)の時刻T6以前に示すように、
電源スイッチ17が継続してオン状態となっているときに
は、第4図(b)に示すように、操作表示回路本体15か
ら定期的に交信データが出力されるので、第4図(c)
に示すように、検出回路22の出力はHレベルに保持され
ている。したがって、第4図(d)に示すように、電源
スイッチ21がオン状態に保持され、ディスク再生機構本
体19への電力供給が継続されている。
このような状態で、第4図(a)に示すように、時刻
T6で電源スイッチ17がオフ状態になされたとすると、第
4図(b)に示すように、操作表示回路本体15からの出
力データが一方的に遮断されることになる。このため、
第4図(c)に示すように、ダイオードD1の順方向抵抗
と抵抗R1及びコンデンサC1の時定数で測定される時間経
過後の時刻T7で、検出回路22の出力がLレベルに反転さ
れる。
すると、時刻T7からすこし遅れた時刻T8で、第4図
(d)に示すように、電源スイッチ21がオフ状態とな
り、ディスク再生機構本体19への電源20からの電力供給
が遮断されるようになるものである。
したがって、上記実施例のような構成によれば、操作
表示部14の電源スイッチ17のオン,オフ操作に連動し
て、ディスク再生機構本体19への電力供給を許容及び遮
断することができ、非動作状態における電力消費量を軽
減することができる。また、操作表示回路本体15から出
力される交信データの有無を検出して、ディスク再生機
構本体19への電力供給を許容及び遮断するようにしてい
るので、電源スイッチ21を制御するための信号ラインを
別個に設ける必要もなく、構成が簡易で極めて実用的と
なるものである。
第5図は、上記実施例の特に電源系統に関する部分
を、具体的に示すものである。すなわち、上記操作表示
部14側には、電源スイッチ17と、前記操作表示回路本体
15内に設けられ操作指令データを発生するための制御回
路26と、この制御回路26から出力される操作指令データ
をディスク再生機構部18に出力するための最終段となる
トランジスタQ1と、抵抗R2,R3とが設けられている。
また、前記ディスク再生機構部18側には、ダイオード
D2,抵抗R4及びコンデンサC2よりなる積分回路27と、ト
ランジスタQ2,Q3及び抵抗R5,R6よりなるスイッチ部28
と、前記ディスク再生機構本体19を制御するための制御
回路29と、ノット回路30とが設けられている。
そして、上記操作表示部14とディスク再生機構部18と
は、自動車の図示しないバッテリーからの出力電力が供
給される電源端子31に接続されている。
ここで、第6図(a)に示すように、時刻T9で電源ス
イッチ17をオン状態にしたとする。すると、制御回路26
に電源電力が供給されるが、このとき制御回路26は、デ
ィスク再生機構部18に対して何も操作指令データを送出
していないので、その出力がLレベルとなっている。こ
のため、トランジスタQ1はオフ状態であり、そのコレク
タは、第6図(b)に示すように、Hレベルとなる。
すると、積分回路27の出力は、第6図(c)に示すよ
うに、ダイオードD2の順方向抵抗と抵抗R4との並列合成
抵抗値及びコンデンサC2の容量で規定される時定数τ1
で上昇し、トランジスタQ2がオン状態となるスレッショ
ルドレベルVthを越えた時刻T10で、第6図(d)に示す
ように、トランジスタQ2がオン状態となる。このため、
トランジスタQ3がオン状態となり、ここに制御回路29に
電源電力が供給されるようになる。
ここで、電源スイッチ17がオン状態となされた時刻T9
から、制御回路29に電源電力供給が行なわれる時刻T10
までの期間が経過した後に、操作表示部14とディスク再
生機構部18との間で、前述したデータ交信が行なわれる
ようになる。この場合、制御回路26から発生されるデー
タは、トランジスタQ1のコレクタから、第6図(b)に
示すように、Lレベル極性で出力され、ノット回路30で
反転されて制御回路29に入力されるようになるので、こ
のLレベル期間において、積分回路27は、コンデンサC2
の放電状態となり、その出力電圧が低下するようにな
る。
ところが、積分回路27の放電時定数τ2は、ダイオー
ドD2の逆方向抵抗と抵抗R4との並列合成抵抗値及びコン
デンサC2とで規定されるため、前述した充電時定数τ1
よりも長く設定されている。このため、積分回路27の出
力電圧は、制御回路26からのデータ発生時には、第6図
(c)に示すように、トランジスタQ2がオン状態となる
スレッショルドレベルVthよりも低くなることはなく、
トランジスタQ2,Q3は共にオン状態に保持され、制御回
路29に安定に電力供給が行なわれるようになるものであ
る。
このような電力供給状態で、第6図(a)に示すよう
に、時刻T11で電源スイッチ17がオフ状態になされたと
する。すると、制御回路26が動作停止状態となり、トラ
ンジスタQ1のコレクタが、第6図(b)に示すように、
Lレベルとなる。このため、積分回路27は放電状態とな
り、第6図(c)に示すように、その出力電圧が低下す
る。そして、積分回路27の出力電圧レベルが、時刻T12
で上記スレッショルドレベルVthよりも低くなると、第
6図(d)に示すように、トランジスタQ2がオフ状態と
なり、制御回路29に対する電力供給が遮断されるように
なる。
上記のような構成によれば、操作表示部14とディスク
再生機構部18とのデータ交信用のラインを、ディスク再
生機構部18側の電源投入及び遮断の制御用として利用す
ることができ、例えば制御回路26内のマイクロコンピュ
ータが暴走しても電源スイッチ17をオフ状態にするだけ
で、ディスク再生機構部18の電源供給も遮断されるた
め、消費電力量を少なくし、バッテリーに対する負担を
軽減することができる。
次に、第7図は、第5図の変形例を示すものである。
すなわち、第8図(a)に示すように、時刻T13で電源
スイッチ17をオン状態にすると、制御回路26に電源電力
が供給される。このとき、制御回路26は、第8図(b)
に示すように、電力供給があったことを示すパワーオン
コードデータを発生する。このパワーオンコードデータ
は、バッファ回路32を介した後、ディスク再生機構部18
の積分回路27に供給されるとともに、バッファ回路33を
介して制御回路29に供給される。
すると、まず、積分回路27は、パワーオンコードデー
タのHレベル期間で充電状態となり、Lレベル期間で放
電状態となる。この場合、前述したように、充電時定数
τ1よりも放電時定数τ2の方が長く設定されているの
で、結局、積分回路27の出力電圧レベルは、第8図
(c)に示すように、順次上昇するようになる。
そして、この積分回路27の出力電圧レベルがトランジ
スタQ2をオン状態となすスレッショルドレベルVthを越
えた時刻T14で、第8図(d)に示すように、トランジ
スタQ2がオン状態となり、トランジスタQ3がオン状態と
なって、ここに制御回路29に電源電力が供給されるよう
になる。
ここで、制御回路29は、電力供給が行なわれると、バ
ッファ回路33を介して供給されたパワーオンコードデー
タを解読し、第8図(e)に示すように、ディスク再生
機構部18側に電力供給が行なわれたことを示すパワーオ
ンステータスデータを発生する。この制御回路29から出
力されるパワーオンステータスデータは、ディスク再生
機構部18のバッファ回路34及び操作表示部14のバッファ
回路35を介して、制御回路26に供給される。
すると、制御回路26は、パワーオンコードデータの送
出を停止し、以下、通常のデータ交信動作を行なうよう
になる。この場合のデータ交信は、制御回路26から、第
8図(b)に示すように、一定周期で要求コマンドデー
タをディスク再生機構部18に送出し、この要求コマンド
データに対する返答データを、第8図(e)に示すよう
に、ディスク再生機構部18の制御回路29から受け取るよ
うにして行なわれる。
そして、上記要求コマンドデータの発生周期は、第8
図(c)に示すように、積分回路27の出力電圧レベル
が、スレッショルドレベルVthより低くならないような
周期に設定されており、トランジスタQ2,Q3は共にオン
状態に保持され、制御回路29に安定に電力供給が行なわ
れるようになるものである。
このような電力供給状態で、第8図(a)に示すよう
に、時刻T15で電源スイッチ17がオフ状態になされたと
する。すると、制御回路26が動作停止状態となり、その
出力が、第8図(b)に示すように、Lレベルとなる。
このため、積分回路27は放電状態となり、第8図(c)
に示すように、その出力電圧が低下する。そして、積分
回路27の出力電圧レベルが、時刻T16で上記スレッショ
ルドレベルVthよりも低くなると、第8図(d)に示す
ように、トランジスタQ2がオフ状態となり、制御回路29
に対する電力供給が遮断されるようになる。
そして、上記のような構成によっても、第5図に示し
たものと同様な効果を得ることができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施することができる。
[発明の効果] したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、
操作部とディスク再生機構部とを分離させ、両者に対し
てそれぞれ再生機構部とを分離させ、両者に対してそれ
ぞれ電力供給を行なう場合、有機的な構成でしかも消費
電力を削減し、十分実用に供し得る極めて良好なディス
ク再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るディスク再生装置の一実施例を
示すブロック構成図、第2図は同実施例の要部の詳細を
示す回路構成図、第3図及び第4図はそれぞれ同実施例
の動作を説明するためのタイミング図、第5図及び第6
図はそれぞれ同実施例の特に電源系統に関する部分を具
体的に示すブロック回路構成図及びその動作を説明する
ためのタイミング図、第7図及び第8図はそれぞれ第5
図に示したものの変形例を示すブロック回路構成図及び
その動作を説明するためのタイミング図、第9図は従来
のディスク再生装置を説明するためのブロック構成図で
ある。 11……操作表示部、12……ディスク再生機構部、13……
信号伝送ライン、14……操作表示部、15……操作表示回
路本体、16……電源、17……電源スイッチ、18……ディ
スク再生機構部、19……ディスク再生機構本体、20……
電源、21……電源スイッチ、22……検出回路、23……光
ファイバーケーブル、24……入力端子、25……出力端
子、26……制御回路、27……積分回路、28……スイッチ
部、29……制御回路、30……ノット回路、31……電源端
子、32〜35……バッファ回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源スイッチがオンされた状態で、第1の
    電力供給系統から電力供給される操作部と、 第2の電力供給系統から電力供給され、信号ラインを介
    して供給される前記操作部からの操作指令に応じて、所
    定の動作状態に制御されるディスク再生機構部と、 前記操作部の電源スイッチがオンされている状態で、該
    電源スイッチがオン状態であることを示すデータを、前
    記信号ラインを介して定期的に前記ディスク再生機構部
    に送出する送信手段と、 前記ディスク再生機構部への前記第2の電力供給系統か
    らの電力供給を許容及び遮断するスイッチ手段と、 前記送信手段により前記操作部の電源スイッチがオン状
    態であることを示すデータが、前記信号ラインを介して
    定期的に前記ディスク再生機構部に送出されていると判
    別された状態で、前記スイッチ手段を前記ディスク再生
    機構部への電力供給許容状態に制御する制御手段とを具
    備してなることを特徴とするディスク再生装置。
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