JP2606995B2 - 静電式空気清浄装置 - Google Patents

静電式空気清浄装置

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JP2606995B2 JP4001521A JP152192A JP2606995B2 JP 2606995 B2 JP2606995 B2 JP 2606995B2 JP 4001521 A JP4001521 A JP 4001521A JP 152192 A JP152192 A JP 152192A JP 2606995 B2 JP2606995 B2 JP 2606995B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温風暖房機に好適な静
電式空気清浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】吸込口から室内空気を吸い込み、温風を
吹出口から室内に吹き出す温風暖房機では、空気中の浮
遊物質(塵、埃等)がケーシング内を通過して吹出口か
ら吹き出されると、使用者に不快感を与え、健康にも良
くないので、通常、吸込口にエアフィルタを装着してい
る。また、最近では、エアフィルタで捕捉し切れない、
微細な浮遊物質(煙草の煙等の微粒子)を除去する為、
対向して配された電極間に直流高電圧を印加して微細な
浮遊物質を負電極に吸着させる静電式空気清浄装置を具
備した温風暖房機が市販されている。この静電式空気清
浄装置を具備した温風暖房機では、被水、針金等の差込
み、電極の変形、又は埃等の蓄積により、負電極と正電
極とがショートまたは異常接近(放電可能距離)する
と、直流高電圧を発生させる高電圧発生回路の部品が破
損するという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、発明者ら
は、高電圧発生回路の出力インピーダンスは比較的高
く、負電極と正電極とがショートまたは異常接近する
と、電極間に印加される直流高電圧の電圧値が低下する
ことに着目して、電極間の電圧を検出するとともに、検
出電圧が基準値以下の場合に高電圧発生回路の作動を停
止させる安全回路を有する静電式空気清浄装置を装着し
た温風暖房機を考案した。しかし、静電式空気清浄装置
の始動の際は、電極の帯電に時間(0.2秒〜1.5秒
程度)がかかるので、負電極と正電極とがショートや異
常接近をしていないのに安全回路が誤作動するという不
具合が、特に寒冷時に多い事が判った。本発明の目的
は、負電極と正電極とがショートまたは異常接近した場
合に、安全回路が、高電圧発生回路の作動を速やかに停
止するとともに、始動の際に誤作動を起こさない静電式
空気清浄装置の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)直流高電圧を発生させる高電圧発生回路と、被清
浄空気中の微細な浮遊物質に正の電荷を付与する正電極
と、該正電極に接近して配され、正の電荷を付与された
微細な浮遊物質が吸着する負電極とで構成され、各電極
間に前記直流高電圧が印加される電極対と、前記電極対
の電圧を検出する電圧検出回路と、検出電圧が基準値以
下の場合、前記高電圧発生回路の作動を停止させる安全
回路とを備える静電式空気清浄装置において、前記高電
圧発生回路が作動を開始して所定時間の間、前記安全回
路の作動を無効にする遅延手段を設けた。 (2)上記(1)に加え、被清浄空気の温度を検出する
温度センサを設け、検出温度が低い程、前記所定時間を
長くする。 (3)直流高電圧を発生させる高電圧発生回路と、被清
浄空気中の微細な浮遊物質に正の電荷を付与する正電極
と、該正電極に接近して配され、正の電荷を付与された
微細な浮遊物質が吸着する負電極とで構成され、各電極
間に前記直流高電圧が印加される電極対と、前記電極対
の電圧を検出する電圧検出回路と、検出電圧が基準値未
満の場合、前記高電圧発生回路の作動を停止させる安全
回路と、該安全回路が作動する基準値を、前記高電圧発
生回路が作動してからの経過時間に伴って設定値迄上昇
させていく上昇設定部とを備える静電式空気清浄装置に
おいて、被清浄空気の温度を検出する温度センサを設
け、前記上昇設定部は、前記温度センサが検出する検出
温度が低い程、前記基準値の上昇速度を遅くする
【0005】
〔請求項2について〕
被清浄空気の温度が低い程、電極が帯電するのに時間が
かかることに着目し、所定時間を一定ではなく、被清浄
空気の温度が低い程長くする。 〔請求項3について〕 静電式空気清浄装置を作動させると高電圧発生回路が作
動を開始し、電極対に直流高電圧が印加されるが、電極
が完全に帯電するのに時間がかかる(被清浄空気の温度
が低いほど時間がかかる)。 上昇設定部は、安全回路が
作動する基準値を、高電圧発生回路が作動してからの経
過時間に沿って設定値迄上昇させていくが、基準値の上
昇速度を検出温度が低いほど遅くする。 正常時には、印
加電圧の上昇速度が安全回路を作動させる基準値の上昇
速度を上回る為、安全回路は高電圧発生回路の作動を停
止しない。負電極と正電極とがショートまたは異常接近
している場合には、印加電圧の上昇速度が安全回路を作
動させる基準値の上昇速度を下回る為、安全回路は、高
電圧発生回路の作動を停止する。
【0006】
〔請求項2について〕
検出温度に対応して所定時間を増減しない構成の場合
は、安全回路の作動を無効にする所定時間を、頻度が少
ない最低の被清浄空気温度に合わせて長く設定(一定)
する必要がある。このため、中温度〜高温度で使用する
際に、負電極と正電極とがショートまたは異常接近して
いると高電圧発生回路にかかる負担が増える。請求項2
の構成を付加すれば、中温度〜高温度で使用する際にお
ける、負電極と正電極とがショートまたは異常接近して
いる場合に生じる高電圧発生回路にかかる負担を低減で
きる。 〔請求項3について〕 負電極と正電極とがショートまたは異常接近している場
合には、被清浄空気の全温度域において、安全回路が高
電圧発生回路の作動を停止させるので、高電圧発生回路
にかかる負担を低減できる。また、安全回路の作動を無
効にする時間を殆ど設けることなく安全回路の誤作動を
防止することができる。
【0007】
【実施例】本発明の第1実施例(請求項2に対応)を、
図1〜図6に基づいて説明する。本発明の構成を採用し
たガス温風暖房機Aは、図に示す如く、帯電制御部1
と、正電極21と負電極22とで構成される電極対2
と、電極対2の印加電圧を検出する電圧検出回路3と、
安全回路4と、遅延回路5と、室温を検出する室温セン
サ6とを有する静電式空気清浄装置Bが組み込まれてい
る。また、ガス温風暖房機Aは、ケーシング71、送風
機72、ガスバーナ73、エアフィルタ74、運転スイ
ッチ75、浄化スイッチ76、温度設定器77、サーモ
カップル78、温調制御部79、燃焼制御部80、送風
制御部81、表示制御部82、表示器83、弁機構8
4、スパーカ85、及び安全回路4や遅延回路5等を制
御するシーケンス制御部86を有する。
【0008】帯電制御部1は、図3、4に示す昇圧回路
11を有し、この昇圧回路11は、入力端子111、1
12間にAC100Vが加わると、正電極21、負電極
22に電気接続した出力端子121、122間に高電圧
(DC6.0kV±0.4kV)が発生する。
【0009】電極対2は、絶縁支持された正電極21
(固定)および負電極22(取り外し可能)を備え、正
電極21- 負電極22間に印加される高電圧によって発
生するコロナ放電の作用により、エアフィルタ74を通
過した煙草の煙等の微粒子を吸着して捕集する。
【0010】電圧検出回路3は、出力端子121、12
2間に接続した高抵抗31、32により分圧された電圧
に基づいて正電極21- 負電極22間の印加電圧の値を
検出する。
【0011】安全回路4は、上記検出電圧が基準値(例
えば3kV)以下の状態が所定時間(例えば0.2秒)
を越えて継続する場合、帯電制御部1に帯電停止信号を
送出する。
【0012】遅延回路5は、時間設定部51を備え、帯
電制御部1が作動を開始した後、時間設定部51で設定
された所定時間が経過する迄、安全回路4の作動を無効
にする。ここで、図5に示す様に、正電極21- 負電極
22間の印加電圧の値が上記基準値(例えば3kV)に
達するまでの時間は、導入空気cの温度が低い程長くか
かる事(例えば、20℃では0.2秒、0℃では0.8
秒、−10℃では1.5秒である事)に着目して、本実
施例では、時間設定部51は、設定時間を、20℃では
0.4秒、0℃では1.6秒、−10℃では2.0秒と
連続的に変化する様にしている。
【0013】室温センサ6は、エアフィルタ74を通過
した導入空気cの温度が測定できる位置に配され、その
出力は、温調制御部79および遅延回路5の時間設定部
51に入力される。
【0014】ケーシング71(金属製)は、温風hを室
内rに吹き出すための、ルーバ711を配設した吹出口
712を前部下方に形成し、燃焼用一次空気を吸い込む
吸込口713と対流様空気を吸い込む吸込口714とを
後部に形成している。尚、吸込口713には、樹脂綿製
のフィルタ715が配設されている。
【0015】送風機72は、吸込口714と吹出口71
2とを連絡するダクト70内に配され、羽根車721の
回転により、吸込口714からガスバーナ73を介して
吹出口712に向かう空気流bと、吸込口714から吹
出口712に向かう空気流dとを発生させ、空気流b、
dを混合して温風hを作り出している。
【0016】ガスバーナ73は、サーモカップル78お
よびスパーカ85を適所に配するとともに、弁機構84
によりガス供給が成される。
【0017】エアフィルタ74は、断面L字状の枠板7
41の開口742に網体743を張って形成され、ケー
シング71の後部に形成されたフィルタガイド716に
上方から嵌め込んで装着される。
【0018】運転スイッチ75は、暖房運転を行う為の
スイッチであり、暖房側にすると、シーケンス制御部8
6は、表示制御部82、温調制御部79、燃焼制御部8
0、及び送風制御部81に燃焼信号を送出し、送風機7
2が回転を始めるとともに、ガスバーナ73が燃焼を開
始する。
【0019】浄化スイッチ76は、浄化運転を行う為の
スイッチであり、浄化側にすると、シーケンス制御部8
6は、表示制御部82、及び帯電制御部1に浄化信号を
送出し、帯電制御部1の昇圧回路11が作動を開始す
る。
【0020】温調制御部79は、希望室温を決める温度
設定器77、室温センサ6、サーモカップル78、およ
びシーケンス制御部86の各出力が入力される。燃焼制
御部80は、燃焼動作の場合、温調制御部79の出力に
基づいてスパーカ85および弁機構84を操作してガス
バーナ73を点火し、設定温度が得られる発熱量でガス
バーナ73が燃焼する様にガス量を調節する。送風制御
部81は、温調制御部79の出力に基づき、燃焼空気量
が、ガスバーナ73が燃焼するのに適した量となる様に
送風機72の回転数を制御する。表示制御部82は、シ
ーケンス制御部86の出力に基づいて、表示器83に表
示を行う。
【0021】つぎに、ガス温風暖房機Aに組み込まれた
静電式空気清浄装置Bのシーケンス制御部86の作動を
図6のフローチャートとともに説明する。ステップs1
において、浄化スイッチ76が浄化運転側にあるか否か
を判別し、浄化運転側にある場合(YES)、ステップ
s2に移行する。ステップs2で、室温センサ6の出力
から導入空気cの温度を検出し、ステップs3に移行す
る。ステップs3で、時間設定部51は、導入空気cの
温度から所定時間を決め、ステップs4に移行する。ス
テップs4で、浄化信号に基づいて、帯電制御部1の昇
圧回路11が作動を開始し、ステップs5に進む。ステ
ップs5で、所定時間が経過したか否か判定し、経過し
ていない(NO)場合は、ステップs6に進み、経過し
ている場合(YES)は、ステップs7に進む。ステッ
プs6で、浄化スイッチ76が浄化運転側にあるか否か
を判別し、浄化運転側にある場合(YES)、ステップ
s5に戻り、停止側にある場合(NO)、ステップs1
1に進む。ステップs7で、検出電圧≦所定値であるか
否かを判別し、検出電圧≦所定値である場合(YE
S)、ステップs8に進み、検出電圧>所定値である場
合(NO)、ステップs9に進む。ステップs8で、
0.2秒経過したか否か判別し、0.2秒経過している
場合(YES)、ステップs10に進み、0.2秒経過
していない場合、ステップs7に戻る。ステップs9
で、浄化スイッチ76が浄化運転側にあるか否かを判別
し、浄化運転側にある場合(YES)、ステップs7に
戻り、停止側にある場合(NO)、ステップs11に進
む。ステップs10で、表示制御部82にエラー表示信
号を送出して表示器83に“E”表示を行い、ステップ
s11に進む。ステップs11で、帯電制御部1の昇圧
回路11の作動を停止する。
【0022】つぎに、静電式空気清浄装置Bを組み込ん
だ、ガス温風暖房機Aの利点を述べる。 (あ)浄化スイッチ76を浄化運転側にして帯電制御部
1の昇圧回路11を作動させる場合、導入空気cの温度
に基づいて設定時間が設定され、遅延回路5が所定時間
が経過する迄、安全回路4の作動を無効にしているの
で、安全回路4が運転開始時に誤作動することはない。 (い)安全回路4の作動を無効にする所定時間を、頻度
が少ない低い導入空気cの温度に合わせて長く設定(一
定)しておく必要がないので、中温度〜高温度域での使
用において、最初から、負電極と正電極とがショートま
たは異常接近している場合の昇圧回路11の負担を低減
できる。
【0023】本発明の第2実施例(請求項1に対応)
を、図7、図8に基づいて説明する。本実施例では、図
7に示す様に、時間設定部51を持たない遅延回路5
は、浄化スイッチ76が浄化運転側になり、昇圧回路1
1が作動を開始した場合、2秒間(図8参照)、安全回
路4の作動を無効にしている。
【0024】本実施例の利点を以下に述べる。 (う)浄化スイッチ76を浄化運転側にして帯電制御部
1の昇圧回路11を作動させる場合、遅延回路5が2秒
間、安全回路4の作動を無効にしているので、通常の使
用状態(導入空気cの温度が−10℃程度)で安全回路
4が誤作動することはないとともに、構造が第1実施例
のものより簡単になり、製造コストが低減できる。
【0025】本発明の第3実施例(請求項に対応)
を、図9に基づいて説明する。本実施例のガス温風暖房
機は、図9に示す様に、上昇設定部521を有する検出
電圧上昇回路52を備え、安全回路4を作動させる基準
値を、浄化スイッチ76を浄化運転側にしてからの経過
時間に伴って設定値迄上昇させるとともに、この上昇速
度を検出温度が低い程遅くしている。本実施例では、安
全回路4の検出電圧値を、浄化スイッチ76を浄化運転
側にしてから、導入空気cの温度が20℃では0.18
秒で所定値(3kV)、0℃では0.75秒で所定値
(3kV)、−10℃では1.4秒で所定値(3kV)
に到達させている。
【0026】本実施例の利点を以下に述べる。 (え)上記第1実施例、または第2実施例では、最初の
0.4秒〜2秒間は安全回路4の作動が無効にされてい
るので、最初から、負電極と正電極とがショートまたは
異常接近している場合、上記遅延時間の間、帯電制御部
1の昇圧回路11に負担がかかる。しかし、本実施例の
ガス温風暖房機では、最初から、負電極と正電極とがシ
ョートまたは異常接近している場合、安全回路を作動さ
せる基準値は、直ちに印加電圧を上回り安全回路4の作
動が0.2秒経過後に停止するので、帯電制御部1の昇
圧回路11に負担が殆どかからない。
【0027】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.埃検知器が室内空気中の微細な浮遊物質を多く検知
した場合に浄化運転を行う構成でも良い。 b.上記実施例では、静電式空気清浄装置を暖房装置に
装着したが、冷房装置に装着しても良い。 c.安全回路が高電圧発生回路の作動を停止させる検出
電圧の所定値、遅延手段が安全回路の作動を無効にする
所定時間、安全回路を作動させる基準値の上昇速度は、
適宜決めれば良い。 d.検出温度に基づいて所定時間を長くする構成(請求
項2)において、検出温度に基づいて有段階に所定時間
を長くしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るガス温風暖房機の斜
視図である。
【図2】そのガス温風暖房機の断面図である。
【図3】そのガス温風暖房機のブロック図である。
【図4】そのガス温風暖房機の昇圧回路の電気回路図で
ある。
【図5】そのガス温風暖房機において、各温度の場合の
印加電圧の立ち上がりを示すグラフである。
【図6】そのガス温風暖房機のシーケンス制御部の作動
を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施例に係るガス温風暖房機のブ
ロック図である。
【図8】そのガス温風暖房機における、印加電圧の立ち
上がり等を示すグラフである。
【図9】本発明の第3実施例に係るガス温風暖房機のブ
ロック図である。
【符号の説明】
B 静電式空気清浄装置 c 導入空気(被清浄空気) 1 帯電制御部(高電圧発生回路) 2 電極対 3 電圧検出回路 4 安全回路 5 遅延回路(遅延手段) 6 室温センサ(温度センサ) 21 正電極 22 負電極521 上昇設定部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流高電圧を発生させる高電圧発生回路
    と、 被清浄空気中の微細な浮遊物質に正の電荷を付与する正
    電極と、該正電極に接近して配され、正の電荷を付与さ
    れた微細な浮遊物質が吸着する負電極とで構成され、各
    電極間に前記直流高電圧が印加される電極対と、 前記電極対の電圧を検出する電圧検出回路と、 検出電圧が基準値以下の場合、前記高電圧発生回路の作
    動を停止させる安全回路と を備える静電式空気清浄装置において、 前記高電圧発生回路が作動を開始して所定時間の間、前
    記安全回路の作動を無効にする遅延手段を設けた事を特
    徴とする静電式空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 被清浄空気の温度を検出する温度センサ
    を設け、 検出温度が低い程、前記所定時間を長くすることを特徴
    とする請求項1記載の静電式空気清浄装置。
  3. 【請求項3】 直流高電圧を発生させる高電圧発生回路
    と、 被清浄空気中の微細な浮遊物質に正の電荷を付与する正
    電極と、該正電極に接近して配され、正の電荷を付与さ
    れた微細な浮遊物質が吸着する負電極とで構成され、各
    電極間に前記直流高電圧が印加される電極対と、 前記電極対の電圧を検出する電圧検出回路と、 検出電圧が基準値未満の場合、前記高電圧発生回路の作
    動を停止させる安全回路と、該安全回路が作動する基準値を、前記高電圧発生回路が
    作動してからの経過時間に伴って設定値迄上昇させてい
    く上昇設定部とを備える静電式空気清浄装置において、 被清浄空気の温度を検出する温度センサを設け、 前記上昇設定部は、前記温度センサが検出する検出温度
    が低い程、前記基準値の上昇速度を遅くする ことを特徴
    とする静電式空気清浄装置。
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