JP2606518B2 - 洋風便器設備のロータンクカバーの施工方法 - Google Patents

洋風便器設備のロータンクカバーの施工方法

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JP2606518B2
JP2606518B2 JP6013592A JP6013592A JP2606518B2 JP 2606518 B2 JP2606518 B2 JP 2606518B2 JP 6013592 A JP6013592 A JP 6013592A JP 6013592 A JP6013592 A JP 6013592A JP 2606518 B2 JP2606518 B2 JP 2606518B2
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JP
Japan
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cover
low tank
top plate
toilet
style toilet
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JP6013592A
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優孝 水谷
大司 松本
千明 北折
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株式会社イナックス
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洋風便器設備の施工方法
に係り、特に洋風便器の背面を壁面に当接させるように
して洋風便器を設置する場合におけるロータンクのカバ
ーの施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】洋風便器のロータンクを合成樹脂製カバ
ー(ロータンクカバー)で覆うことにより外観上の見栄
えを良くすることが行なわれている。従来のカバーは、
無底胴状のものであり、ロータンクに対し上方からすっ
ぽりと被せるようになっている。このカバーには、天蓋
部も一体になっているものと、天蓋部は着脱自在な手洗
器部となっているものとがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】洋風便器を、その背面
が壁面(建築物の躯体壁面やカウンター前面など)に当
接させるようにして設置する場合がある。この場合、従
来のロータンクカバーを用いると、該カバーと壁面との
間に隙間があいてしまい、見栄えが悪くなったり、隙間
にゴミがたまるなどの問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の洋風便器設備の
ロータンクカバーの施工方法は、便鉢を有する陶器製の
便器本体と、該便器本体の後方部又は後部上面に設置さ
れたロータンクと、該ロータンクを覆うカバーとを有す
る洋風便器設備の該カバーを設置施工する方法におい
て、前記カバーは、カバー前面部を構成する前板と、カ
バー側面部を構成する側板と、カバー上面部を構成する
天板とを有しており、該天板及び側板の後縁部近傍に
は、該後縁と平行方向に延在する切込部が設けられてお
り、前記側板及び天板を、該切込部に沿って切断するこ
とにより、それらの前後方向の幅員を調節して設置する
ことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明の洋風便器設備のロータンクカバーの施
工方法にあっては、カバーの側板及び天板の便器前後方
向の幅員を調節できるから、それらの後縁をトイレルー
ムの壁面に確実に密着させることができる。従って、外
観上の見栄えが良くなると共に、カバーの背後にゴミが
たまることも防止される。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は実施例に係る方法によって施工された洋風
便器設備を示す側面図、第2図は同正面図、第3図は同
内部透視斜視図、第4図は第1図のIV−IV線断面図、第
6図及び第7図は側板及び天板の斜視図である。なお、
第2図では便座及び便蓋の図示を省略してある。
【0007】この洋風便器設備は、便鉢12を有する陶
器製の便器本体10と、該便器本体10の後方部に設置
されたロータンク14と、該ロータンク14を覆うカバ
ー16とを有する。前記カバー16は、前面部が陶器製
の前板18よりなり、該前面部よりも後方の部分が合成
樹脂製カバー20である。
【0008】本実施例では、前記合成樹脂製カバー20
が複数個に分割された天板22、側板24、26よりな
り、天板22及び側板24、26をそれぞれ別体として
ある。28は点検蓋である。
【0009】本実施例では、便器本体10の後方部に直
方体形状のフレーム30が設置され、前記陶器製前板1
8及び合成樹脂製天板22、側板24、26はこのフレ
ーム30にビスにより着脱自在に取り付けられている。
【0010】このフレーム30内に、前記ロータンク1
4のほか、温水洗浄装置の温水供給機構32が設置され
ている。34は便器本体10に設けられた温水洗浄ノズ
ルである。
【0011】また、このフレーム30内に排水管36が
床面から突設され、便器本体10の排水口がこの排水管
36に接続されている。
【0012】前記ロータンク14への給水管40がカバ
ー20の一方の側方部に配置され、合成樹脂製カバー2
0の他方の側面部にはレバーハンドル42が設けられて
いる。44は便座、46は便蓋である。
【0013】前板18の背面の側縁部及び上縁部には、
便器本体10の後方に向って突出する延出片50が設け
られている。前記天板22及び側板24、26の前縁は
該延出片50に重なり合っている。天板22及び側板2
4、26の後縁はトイレルームの壁面52に当接してい
る。
【0014】第6、7図に示す如く、天板22及び側板
24、26の後縁部近傍には、該後縁と平行方向に延在
する複数条(本実施例では2条)の切込部22a、24
a、26aが設けられている。
【0015】このカバー16の設置施工を行なうには、
まず前板18をフレーム30に取り付ける。次いで、フ
レーム30の側面部及び上面部に側板24、26及び天
板22を取り付ける。この際、天板22、側板24、2
6の後縁を壁面52に当接させ、それらの前縁を延出片
50に重ね合わせる。この場合、もし天板22、側板2
4、26の前後方向の幅が大きすぎる場合には、切込部
22a、24a、26aに沿って天板22、側板24、
26を切断する。このように、必要に応じ幅員調整を行
なって天板22、側板24、26をフレーム30の外面
に沿わせた後、ビス54によって天板22及び側板2
4、26をフレーム30に固定する。なお、フレーム3
0にはビス54をねじ込むための木片56が取り付けら
れている。
【0016】かかる施工方法によると、壁面52と前板
18との間隔が現場毎に異なっていても、天板22及び
側板24、26を切断して設置施工できる。この切断
は、切込部22a、24a、26aに沿って行なうもの
であるから、カッターナイフ等によりきわめて容易に行
なうことができる。従って、施工をきわめて容易かつ迅
速に行なえるようになる。
【0017】しかも、施工後の構造は、カバー16の後
縁(天板22及び側板24、26の後縁)が壁面52に
ぴったりと当接したものとなっているから、カバー16
の背後にゴミがたまることもない。もちろん、天板22
及び側板24、26の前縁は延出片50に重なり合って
いるから、天板22及び側板24、26と前板18との
間も封じられており、カバー16内にゴミ等が入り込む
こともまったくない。
【0018】本実施例によって構築された洋風便器設備
にあっては、カバー16の前面が陶器製の前板18より
なるため、傷がつきにくく、経時的変色もない。カバー
16のうち後部側は合成樹脂製カバー20であるから、
軽量であり、製造も容易である。なお、この合成樹脂製
カバー20はカバー16の側面部や後面部となるため、
例え変色や傷付きがあっても目立たない。トイレルーム
が狭いときには、この合成樹脂製カバー20の側面部は
殆ど視覚されない。このカバー16は、全体を陶器製と
したカバーに比べ、軽量である。
【0019】特に、本実施例にあっては、合成樹脂製カ
バー20が天板22、側板24、26よりなり、必要な
天板22又は側板24、26だけ取り外してカバー16
の内部の修理や点検等を行なうことができる。
【0020】上記実施例では、給水管40やレバーハン
ドル42が合成樹脂製カバー20に取り付けられている
が、この合成樹脂製カバー20の成形寸法精度が高いた
めに、給水管40やレバーハンドルを確実に正規位置に
設置できる。
【0021】上記実施例ではロータンク14を便器本体
10の後方部に配置しているが、本発明ではロータンク
を便器本体の後部上面に設置した密結式洋風便器にも適
用できる。
【0022】上記実施例では延出片50の外面側に天板
22及び側板24、26を配置しているが、本発明で
は、第5図の如く、天板22及び側板24、26を延出
片50の内側に配置しても良い。なお、第5図は第4図
と同様の部分の断面を示している。
【0023】本発明では、必要に応じ、第8図の如く目
隠し板70を天板22や側板24、26に連結し、目隠
し板70を壁面52に当接するようにしても良い。この
目隠し板70は、バネ片72によって天板22又は側板
24、26に連結されている。
【0024】
【発明の効果】以上の通り、本発明の洋風便器設備のロ
ータンクカバーの施工方法によると、ロータンクカバー
の後縁をトイレルームの壁面に密着させることができ、
見栄えが良くなると共に、ロータンクカバーの背後にゴ
ミ等がたまることが防止される。
【0025】また、現場での天板や側板を切込部に沿っ
て簡単に切断して幅員調節できるから、施工作業がきわ
めて容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例方法によって設置された洋風便器設備の
側面図である。
【図2】実施例方法によって設置された洋風便器設備の
正面図である。
【図3】実施例方法によって設置された洋風便器設備の
内部透視斜視図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】別の実施例方法を説明する要部断面図である。
【図6】側板の斜視図である。
【図7】天板の斜視図である。
【図8】別の実施例方法を説明する要部断面図である。
【符号の説明】
10 便器本体 12 便鉢 14 ロータンク 16 カバー 18 陶器製前板 20 合成樹脂製カバー 22 天板 24,26 側板 22a,24a,26a 切込部 30 フレーム 50 延出片 52 壁面 54 ビス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便鉢を有する陶器製の便器本体と、 該便器本体の後方部又は後部上面に設置されたロータン
    クと、該ロータンクを覆うカバーとを有する洋風便器設
    備の該カバーを設置施工する方法において、 前記カバーは、カバー前面部を構成する前板と、カバー
    側面部を構成する側板と、カバー上面部を構成する天板
    とを有しており、 該天板及び側板の後縁部近傍には、該後縁と平行方向に
    延在する切込部が設けられており、 前記側板及び天板を、該切込部に沿って切断することに
    より、それらの前後方向の幅員を調節して設置すること
    を特徴とする洋風便器設備のロータンクカバーの施工方
    法。
JP6013592A 1992-03-17 1992-03-17 洋風便器設備のロータンクカバーの施工方法 Expired - Lifetime JP2606518B2 (ja)

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