JP2606196Y2 - 化粧箱 - Google Patents

化粧箱

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JP2606196Y2
JP2606196Y2 JP1993056662U JP5666293U JP2606196Y2 JP 2606196 Y2 JP2606196 Y2 JP 2606196Y2 JP 1993056662 U JP1993056662 U JP 1993056662U JP 5666293 U JP5666293 U JP 5666293U JP 2606196 Y2 JP2606196 Y2 JP 2606196Y2
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好之 岡田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、酒のボトル、陶磁器な
どの包装物を贈答用に包装するに適する化粧箱に関し、
更に詳細には平坦に折畳みが可能であって滞貨、運搬、
廃棄などの際に嵩張らず、かつ包装の際は容易かつ丈夫
に組み立てることが可能な化粧箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、酒のボトル、陶磁器などの包
装物を贈答用として包装するに適する化粧箱として、例
えば実開昭55−164115号公報に開示されたごと
き化粧箱が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
前記の如き化粧箱は、平坦に折畳みが不可能であって、
滞貨、運搬などの際に嵩張り、不便であるとともに、廃
棄などの際にそのまま廃棄する場合は嵩張り、壊して小
体積化することが困難であった。
【0004】本考案の目的は、高級感が得られて、酒の
ボトル、陶磁器などを贈答用として包装するに適する化
粧箱であって、しかも平坦に折畳みが可能であって滞
貨、運搬、廃棄などの際に嵩張らず、かつ包装の際は容
易かつ丈夫に組み立てることが可能な化粧箱を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案はかかる目的を達
成するもので、第1の考案においては、側壁(10)、
底壁(12)、側壁(14)、天壁(16)が平行な折
目を介して連設され、前記側壁(10)には枠左片(2
2)、枠前片(24)、枠右片(26)、枠後片(2
8)が平行な折目を介して連設されてなる枠体(20)
の枠左片(22)が接着され、底壁(12)には係止下
片(32)、係止前片(34)、係止上片(36)、係
止後片(38)が平行な折目を介して連設されてなる係
止体(30)の係止下片(32)が接着され、この係止
体(30)には包装物の形状に合った係止溝(39)が
形成され、また底壁(12)には台片(40)が接着さ
れ、天壁(16)には上片(50)が接着され、これら
係止体(30)、台片(40)、上片(50)の側端は
化粧箱を組立た状態において枠体(20)の内周面に当
接されるよう構成されたことを特色とする化粧箱とした
ものである。
【0006】また、第2の考案においては、請求の範囲
第1項の化粧箱において、係止体(30)、台片(4
0)が底壁(12)に複数個接着されたことを特色とす
る化粧箱としたものである。
【0007】また、第3の考案においては、請求の範囲
第1項の化粧箱において、側壁(10)、底壁(1
2)、側壁(14)、天壁(16)、枠体(20)など
が、厚紙の外面を化粧紙で被覆してなる材料で作成され
たことを特色とする化粧箱としたものである。
【0008】
【作用】本考案の化粧箱において、枠体(20)は枠左
片(22)、枠前片(24)、枠右片(26)、枠後片
(28)を平行な折目を介して連設されたものであり、
また、係止体(30)も係止下片(32)、係止前片
(34)、係止上片(36)、係止後片(38)を平行
な折目を介して連設されたものであるから、全体とし
て、図1に示すごとく平坦に折り畳むことができる。特
に、台片(40)の厚さとして、他の材料の2倍の厚さ
とすれば、図1に示すごとく平坦に折り畳んだ状態にお
いて全体の厚さが均一となる。
【0009】
【実施例】本考案の一実施例を説明する。図に示すごと
く(特に図2参照)、側壁(10)、底壁(12)、側
壁(14)、天壁(16)が平行な折目を介して連設さ
れている。これらの側壁(10)、底壁(12)、側壁
(14)、天壁(16)は、各壁の大きさとほぼ同じ大
きさの厚紙よりなる芯材を、木目模様の印刷された化粧
紙で(少なくとも外側に現れる部分を)被服してなるも
のであり、即ち厚紙よりなる芯材は化粧紙で両面被服さ
れており、折目部分は厚紙が無く化粧紙のみとなり、折
曲げ可能となっている。他の枠体(20)、係止体(3
0)、台片(40)、上片(50)も同様な材料よりな
る。
【0010】枠体(20)は、枠左片(22)、枠前片
(24)、枠右片(26)、枠後片(28)が平行な折
目を介して筒状に連設されてなるものであり、これらの
枠左片(22)、枠前片(24)、枠右片(26)、枠
後片(28)で平行四辺形を形成して平坦に折り畳むこ
とが可能である。この枠体(20)の枠左片(22)が
側壁(10)に接着されている。
【0011】係止体(30)は、係止下片(32)、係
止前片(34)、係止上片(36)、係止後片(38)
が平行な折目を介して筒状に連設されてなるものであ
り、これらの係止下片(32)、係止前片(34)、係
止上片(36)、係止後片(38)で平行四辺形を形成
して平坦に折り畳むことが可能である。係止体(30)
には包装物の形状に合った係止溝(39)が形成され、
ボトルの首部を挟持して係止する形状となっている。こ
の係止体(30)の係止下片(32)が底壁(12)に
接着されている。また底壁(12)には台片(40)が
接着されている。この台片(40)の厚さは、他の材料
の厚さの2倍の厚さとなっている。この実施例では2個
のボトルを包装するように、係止体(30)、台片(4
0)がそれぞれ2個底壁(12)に接着されている。天
壁(16)には上片(50)が接着されている。
【0012】これら係止体(30)、台片(40)、上
片(50)の側端は、化粧箱を組立た状態において枠体
(20)の内周面に当接されるよう構成されている。
【0013】この化粧箱の滞貨、運搬時においては図1
に示す如く、枠体(20)、係止体(30)を平坦に折
り畳み、かつ天壁(16)を側壁(14)上に折り畳む
ことにより、材料の厚さの約3倍の均一な厚さに折り畳
まれる。
【0014】また、組立てて包装する場合においては、
図2に示す如く枠体(20)を枠状に起立させ、この枠
体(20)を図3に示すごとく底壁(12)の上に折曲
げ、さらに係止体(30)を起立させることにより組み
立てる。ここで、係止体(30)、台片(40)、上片
(50)の側端は、化粧箱を組立た状態において枠体
(20)の内周面に当接されるよう構成されているの
で、これらの片が枠体(20)を固定して充分な強度が
得られる。
【0015】包装するに当たっては、図4に示すごとく
ボトルは係止体(30)の係止溝(39)に挟持係止さ
れて動かないように包装され、緩衝効果も大である。ま
た、さらに高級感をもたせる為に装飾枠を挿入すること
もできる。この際枠体(20)内面に装飾枠が当接し、
さらに装飾枠内面に台片(40)が当接するよう構成
し、強度を保持するよう適宜変更が可能である。
【0016】なお、前記実施例は2本のボトルを包装す
る化粧箱の例を示したが、包装物の数は1個でもまた3
個以上であってもよく、また包装物の種類は皿など他の
物品であっても良い。その場合包装物の数、種類に応じ
て、係止体(30)の数、係止溝(39)の形状など適
宜変更すればよい。
【0017】例えば図5、6に示すごとく一升ビンのよ
うな長い包装物を包装する場合は、前記実施例の係止体
(30)と台片(40)はそれぞれ1個ずつで良い。
【0018】また図7、8に示すごとく皿のような平板
状の包装物を包装する場合は、四角形の箱とし、底壁
(12)の前後に皿の形状に合った係止溝(39)を設
けた係止体(30)を2つ設け、間に台片(40)を設
ける構造としても良い。
【0019】
【考案の効果】本考案は以上のごとき構成であって、下
記のごとき優れた実用上の効果を有する。即ち、本化粧
箱は、左右、上下の壁が二重となって立体的に構成され
るなどにより高級感が得られるので、酒のボトル、陶磁
器などの贈答用の化粧箱として高い効果が得られる。し
かも本化粧箱は平坦に折畳みが可能であって、滞貨、運
搬、廃棄などの際に嵩張らない。また、組立において
は、枠体を起立するなどにより極めて容易に組み立てる
ことが可能であり、かつ組立た状態において枠体は係止
体、台片、上片の側端に当接して丈夫に組立られ、充分
な強度を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における滞貨、運搬、廃棄な
どの際の平坦に折り畳んだ状態の斜視図である。
【図2】本考案の同実施例における組立てる途中の斜視
図である。
【図3】本考案の同実施例における組立てた状態の斜視
図である。
【図4】本考案の同実施例における包装した状態の斜視
図である。
【図5】本考案の他の実施例における組立てた状態の斜
視図である。
【図6】本考案の同実施例における包装した状態の斜視
図である。
【図7】本考案の他の実施例における組立てた状態の斜
視図である。
【図8】本考案の同実施例における包装した状態の斜視
図である。
【符号の説明】
10‥‥側壁 12‥‥底壁 14‥‥側壁 16‥‥天壁 20‥‥枠体 22‥‥枠左片 24‥‥枠前片 26‥‥枠右片 28‥‥枠後片 30‥‥係止体 32‥‥係止下片 34‥‥係止前片 36‥‥係止上片 38‥‥係止後片 39‥‥係止溝 40‥‥台片 50‥‥上片
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−65159(JP,A) 実開 昭53−83327(JP,U) 実開 昭63−111420(JP,U) 実開 昭55−41332(JP,U) 実開 昭58−3425(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 5/00 - 5/76

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側壁(10)、底壁(12)、側壁(1
    4)、天壁(16)が平行な折目を介して連設され、前
    記側壁(10)には枠左片(22)、枠前片(24)、
    枠右片(26)、枠後片(28)が平行な折目を介して
    連設されてなる枠体(20)の枠左片(22)が接着さ
    れ、底壁(12)には係止下片(32)、係止前片(3
    4)、係止上片(36)、係止後片(38)が平行な折
    目を介して連設されてなる係止体(30)の係止下片
    (32)が接着され、この係止体(30)には包装物の
    形状に合った係止溝(39)が形成され、また底壁(1
    2)には台片(40)が接着され、天壁(16)には上
    片(50)が接着され、これら係止体(30)、台片
    (40)、上片(50)の側端は化粧箱を組立た状態に
    おいて枠体(20)の内周面に当接されるよう構成され
    たことを特色とする化粧箱。
  2. 【請求項2】請求の範囲第1項の化粧箱において、係止
    体(30)、台片(40)が底壁(12)に複数個接着
    されたことを特色とする化粧箱。
  3. 【請求項3】請求の範囲第1項の化粧箱において、側壁
    (10)、底壁(12)、側壁(14)、天壁(1
    6)、枠体(20)などが、厚紙の外面を化粧紙で被覆
    してなる材料で作成されたことを特色とする化粧箱。
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