JP2605890Y2 - 変速機の同期装置 - Google Patents
変速機の同期装置Info
- Publication number
- JP2605890Y2 JP2605890Y2 JP1993024785U JP2478593U JP2605890Y2 JP 2605890 Y2 JP2605890 Y2 JP 2605890Y2 JP 1993024785 U JP1993024785 U JP 1993024785U JP 2478593 U JP2478593 U JP 2478593U JP 2605890 Y2 JP2605890 Y2 JP 2605890Y2
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- Japan
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- lubricating oil
- peripheral surface
- inner ring
- ring
- inner peripheral
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、変速機の同期装置に関
し、特に、インナリングとアウタリングとを連結してな
るダブルシンクロ機構のコーン面潤滑構造に関する。
し、特に、インナリングとアウタリングとを連結してな
るダブルシンクロ機構のコーン面潤滑構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、変速機の同期装置として、インナ
リングとアウタリングとを連結してなるダブルシンクロ
機構を有するものがある(特開昭62−52241号公
報,特開平1−12043号公報等参照)かかるインナ
リングとアウタリングとは、該インナリングの一方の端
部の複数位置に形成された連結用凹溝と、アウタリング
の一方の端部内周面の複数位置に形成された連結用爪部
と、を係合させることによって連結するようにしてい
る。
リングとアウタリングとを連結してなるダブルシンクロ
機構を有するものがある(特開昭62−52241号公
報,特開平1−12043号公報等参照)かかるインナ
リングとアウタリングとは、該インナリングの一方の端
部の複数位置に形成された連結用凹溝と、アウタリング
の一方の端部内周面の複数位置に形成された連結用爪部
と、を係合させることによって連結するようにしてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のダブルシンクロ機構にあっては、特に、イ
ンナリングの外周面と中間コーンであるダブルコーンの
内周面との接触面であるインナコーン面及びアウタリン
グの内周面と該ダブルコーンの外周面との接触面である
アウタコーン面の潤滑が困難であり、焼き付きを生じる
等、両リング及びダブルコーンの耐久性に難点があっ
た。
ような従来のダブルシンクロ機構にあっては、特に、イ
ンナリングの外周面と中間コーンであるダブルコーンの
内周面との接触面であるインナコーン面及びアウタリン
グの内周面と該ダブルコーンの外周面との接触面である
アウタコーン面の潤滑が困難であり、焼き付きを生じる
等、両リング及びダブルコーンの耐久性に難点があっ
た。
【0004】かかる問題点を解決するために、本出願人
は、実開平4−127427号公報に開示される装置を
提案しているが、本考案においても、ダブルシンクロ機
構におけるコーン面に潤滑油を効率良く導くことのでき
る方策を施すことにより、耐久性の向上を図ることを目
的とする。
は、実開平4−127427号公報に開示される装置を
提案しているが、本考案においても、ダブルシンクロ機
構におけるコーン面に潤滑油を効率良く導くことのでき
る方策を施すことにより、耐久性の向上を図ることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本考案は、イ
ンナリングの一方の端部の複数位置に形成された連結用
凹溝に、アウタリングの一方の端部内周面の複数位置に
形成された連結用爪部を挿入して、両リングを連結して
なるダブルシンクロ機構を有する変速機の同期装置にお
いて、インナリングの内周面に、周方向に環状に連なり
前記連結用凹溝と連通する潤滑油溝を形成し、インナリ
ングに、アウタリングの内周面に対向するインナリング
の外周面と該インナリングの内周面とを連通する複数の
潤滑油孔を、インナリングの内周面で前記潤滑油溝の幅
方向の中央部とずれた部位に開口させて形成した。
ンナリングの一方の端部の複数位置に形成された連結用
凹溝に、アウタリングの一方の端部内周面の複数位置に
形成された連結用爪部を挿入して、両リングを連結して
なるダブルシンクロ機構を有する変速機の同期装置にお
いて、インナリングの内周面に、周方向に環状に連なり
前記連結用凹溝と連通する潤滑油溝を形成し、インナリ
ングに、アウタリングの内周面に対向するインナリング
の外周面と該インナリングの内周面とを連通する複数の
潤滑油孔を、インナリングの内周面で前記潤滑油溝の幅
方向の中央部とずれた部位に開口させて形成した。
【0006】
【作用】かかる構成において、ダブルシンクロ機構の潤
滑は、外周面側からの潤滑油の飛沫による潤滑と、内周
面側からギヤのスラスト側端面から導かれる潤滑油によ
る潤滑と、が期待できる。さらに、インナリングにあっ
ては、インナリングの内周面に連結用凹溝と連通する潤
滑油溝を形成すると共に、インナリングの外周面と該イ
ンナリングの内周面とを連通する潤滑油孔を形成したの
で、ギヤのスラスト側端面から導かれる潤滑油を効率良
く、コーン面に取り入れることができる。
滑は、外周面側からの潤滑油の飛沫による潤滑と、内周
面側からギヤのスラスト側端面から導かれる潤滑油によ
る潤滑と、が期待できる。さらに、インナリングにあっ
ては、インナリングの内周面に連結用凹溝と連通する潤
滑油溝を形成すると共に、インナリングの外周面と該イ
ンナリングの内周面とを連通する潤滑油孔を形成したの
で、ギヤのスラスト側端面から導かれる潤滑油を効率良
く、コーン面に取り入れることができる。
【0007】即ち、インナリングの内周面に遠心力によ
って飛散して付着した潤滑油のうちダブルシンクロ機構
の内端側に流れる潤滑油は、潤滑油溝に溜まる。ここで
溜まった潤滑油は潤滑油溝からオーバフローするまで
は、インナリングの内周面に設けられる連結用凹溝へと
流れるか、あるいは、各潤滑油孔がインナリングの内周
面で、潤滑油溝部に開口しているので、潤滑油孔に流れ
る。 特に、各潤滑油孔がインナリングの内周面で、潤滑
油溝の幅方向の中央部とずれた部位に開口しているた
め、潤滑油が潤滑油溝に溜まり易くなり、充分に溜めら
れた潤滑油が潤滑油孔へ流れるため、潤滑油孔への潤滑
油量の増大化を図れる。 ここで、連結用凹溝へと流れた
潤滑油は、インナコーン面にかかる連結用凹溝の深い部
位から直接的に該インナコーン面に誘導され、また潤滑
油孔に流れた潤滑油は、該潤滑油孔がインナリングの外
周面であるインナコーン面に連通しているので、やはり
該インナコーン面に誘導される。そして、潤滑油が積極
的にインナコーン面に誘導されるため、該インナコーン
面にてオーバフローした潤滑油がアウタコーン面にも誘
導されることとなる。
って飛散して付着した潤滑油のうちダブルシンクロ機構
の内端側に流れる潤滑油は、潤滑油溝に溜まる。ここで
溜まった潤滑油は潤滑油溝からオーバフローするまで
は、インナリングの内周面に設けられる連結用凹溝へと
流れるか、あるいは、各潤滑油孔がインナリングの内周
面で、潤滑油溝部に開口しているので、潤滑油孔に流れ
る。 特に、各潤滑油孔がインナリングの内周面で、潤滑
油溝の幅方向の中央部とずれた部位に開口しているた
め、潤滑油が潤滑油溝に溜まり易くなり、充分に溜めら
れた潤滑油が潤滑油孔へ流れるため、潤滑油孔への潤滑
油量の増大化を図れる。 ここで、連結用凹溝へと流れた
潤滑油は、インナコーン面にかかる連結用凹溝の深い部
位から直接的に該インナコーン面に誘導され、また潤滑
油孔に流れた潤滑油は、該潤滑油孔がインナリングの外
周面であるインナコーン面に連通しているので、やはり
該インナコーン面に誘導される。そして、潤滑油が積極
的にインナコーン面に誘導されるため、該インナコーン
面にてオーバフローした潤滑油がアウタコーン面にも誘
導されることとなる。
【0008】以上のようにギヤのスラスト側端面から導
かれる潤滑油を効率良くコーン面に取り入れることがで
きる結果、インナコーン面及びアウタコーン面の潤滑が
効果的に行える。
かれる潤滑油を効率良くコーン面に取り入れることがで
きる結果、インナコーン面及びアウタコーン面の潤滑が
効果的に行える。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本考案に係る変速機の同期装置の一実施例
を示す図で、シャフト1にはクラッチハブ2が結合され
ており、該クラッチハブ2にスプライン嵌合されて軸方
向にスライド可能なハブスリーブ3と、上記のシャフト
1に遊嵌されたギヤ4,5に固設されたギヤスプライン
6,7とが設けられている。
する。図1は本考案に係る変速機の同期装置の一実施例
を示す図で、シャフト1にはクラッチハブ2が結合され
ており、該クラッチハブ2にスプライン嵌合されて軸方
向にスライド可能なハブスリーブ3と、上記のシャフト
1に遊嵌されたギヤ4,5に固設されたギヤスプライン
6,7とが設けられている。
【0010】又、上記クラッチハブ2側部に設けられて
外周面に係合面を備えたインナリング8と、上記ギヤス
プライン6,7と一体的に回転する中間コーンであるダ
ブルコーン10と、前記インナリング8に連結され、前
記ハブスリーブ3のスライド操作時にインナリング8と
の間で上記ダブルコーン10を挟持することにより、上
記ギヤスプライン6,7とクラッチハブ2とを同期させ
るアウタリング9とが設けられている。
外周面に係合面を備えたインナリング8と、上記ギヤス
プライン6,7と一体的に回転する中間コーンであるダ
ブルコーン10と、前記インナリング8に連結され、前
記ハブスリーブ3のスライド操作時にインナリング8と
の間で上記ダブルコーン10を挟持することにより、上
記ギヤスプライン6,7とクラッチハブ2とを同期させ
るアウタリング9とが設けられている。
【0011】ここで、図2も参照すると、上記インナリ
ング8のアウタリング9との連結側端部には、連結用凹
溝11が形成されている。この連結用凹溝11は周方向
に120°ずつの角度離間した3個所に形成される。そ
して、該インナリング8の内周面には、周方向に環状に
連なり前記連結用凹溝11と連通する潤滑油溝14が形
成される。
ング8のアウタリング9との連結側端部には、連結用凹
溝11が形成されている。この連結用凹溝11は周方向
に120°ずつの角度離間した3個所に形成される。そ
して、該インナリング8の内周面には、周方向に環状に
連なり前記連結用凹溝11と連通する潤滑油溝14が形
成される。
【0012】一方、図3も参照すると、上記アウタリン
グ9のインナリング8との連結側端部には、連結用爪部
12が形成されている。即ち、アウタリング9の連結側
端部の内周面の図示しないディテント部が位置する部分
を除いてフランジ部13が形成され、このフランジ部1
3の内周面から中心方向に突出して連結用爪部12が形
成され、周方向に120°ずつの角度離間した3個所に
形成される。
グ9のインナリング8との連結側端部には、連結用爪部
12が形成されている。即ち、アウタリング9の連結側
端部の内周面の図示しないディテント部が位置する部分
を除いてフランジ部13が形成され、このフランジ部1
3の内周面から中心方向に突出して連結用爪部12が形
成され、周方向に120°ずつの角度離間した3個所に
形成される。
【0013】ここで、本考案に係る構成として、前記イ
ンナリング8に、インナリングの外周面21と該インナ
リング8の内周面23とを連通する潤滑油孔25が形成
されている。この潤滑油孔25は周方向に120°ずつ
の角度離間した3個所に形成されると共に、各潤滑油孔
25はその内周面23で、前記潤滑油溝14の幅方向の
中央部とずれた部位に開口している。
ンナリング8に、インナリングの外周面21と該インナ
リング8の内周面23とを連通する潤滑油孔25が形成
されている。この潤滑油孔25は周方向に120°ずつ
の角度離間した3個所に形成されると共に、各潤滑油孔
25はその内周面23で、前記潤滑油溝14の幅方向の
中央部とずれた部位に開口している。
【0014】次に、かかる構成の作用・効果について説
明する。ダブルシンクロ機構の潤滑は、外周面側からの
潤滑油の飛沫による潤滑と、内周面側からギヤ4,5の
スラスト側端面から導かれる潤滑油による潤滑と、が期
待できる。さらに、前記インナリング8にあっては、イ
ンナリング8の内周面に連結用凹溝11と連通する潤滑
油溝14を形成すると共に、インナリングの外周面21
と該インナリング8の内周面23とを連通する潤滑油孔
25を形成したので、ギヤ4,5のスラスト側端面から
導かれる潤滑油を効率良く、コーン面15,16に取り
入れることができる。
明する。ダブルシンクロ機構の潤滑は、外周面側からの
潤滑油の飛沫による潤滑と、内周面側からギヤ4,5の
スラスト側端面から導かれる潤滑油による潤滑と、が期
待できる。さらに、前記インナリング8にあっては、イ
ンナリング8の内周面に連結用凹溝11と連通する潤滑
油溝14を形成すると共に、インナリングの外周面21
と該インナリング8の内周面23とを連通する潤滑油孔
25を形成したので、ギヤ4,5のスラスト側端面から
導かれる潤滑油を効率良く、コーン面15,16に取り
入れることができる。
【0015】即ち、インナリング8の内周面23に遠心
力によって飛散して付着した潤滑油のうちダブルシンク
ロ機構の内端側に流れる潤滑油は、潤滑油溝14に溜ま
る。ここで溜まった潤滑油は潤滑油溝14からオーバフ
ローするまでは、インナリング8の内周面23に設けら
れる連結用凹溝11へと流れるか、あるいは、前記各潤
滑油孔25がインナリング8の内周面23で、前記潤滑
油溝14部に開口しているので、該潤滑油孔25に流れ
る。特に、各潤滑油孔25がインナリング8の内周面2
3で、潤滑油溝14の幅方向の中央部とずれた部位に開
口しているため、潤滑油が潤滑油溝14に溜まり易くな
り、充分に溜められた潤滑油が潤滑油孔25へ流れるた
め、潤滑油孔25への潤滑油量の増大化を図れる。
力によって飛散して付着した潤滑油のうちダブルシンク
ロ機構の内端側に流れる潤滑油は、潤滑油溝14に溜ま
る。ここで溜まった潤滑油は潤滑油溝14からオーバフ
ローするまでは、インナリング8の内周面23に設けら
れる連結用凹溝11へと流れるか、あるいは、前記各潤
滑油孔25がインナリング8の内周面23で、前記潤滑
油溝14部に開口しているので、該潤滑油孔25に流れ
る。特に、各潤滑油孔25がインナリング8の内周面2
3で、潤滑油溝14の幅方向の中央部とずれた部位に開
口しているため、潤滑油が潤滑油溝14に溜まり易くな
り、充分に溜められた潤滑油が潤滑油孔25へ流れるた
め、潤滑油孔25への潤滑油量の増大化を図れる。
【0016】ここで、連結用凹溝11へと流れた潤滑油
は、インナコーン面15にかかる連結用凹溝11の深い
部位から直接的に該インナコーン面15に誘導され、ま
た潤滑油孔25に流れた潤滑油は、該潤滑油孔25がイ
ンナリング8の外周面であるインナコーン面15に連通
しているので、やはり該インナコーン面15に誘導され
る。
は、インナコーン面15にかかる連結用凹溝11の深い
部位から直接的に該インナコーン面15に誘導され、ま
た潤滑油孔25に流れた潤滑油は、該潤滑油孔25がイ
ンナリング8の外周面であるインナコーン面15に連通
しているので、やはり該インナコーン面15に誘導され
る。
【0017】そして、潤滑油が積極的にインナコーン面
15に誘導されるため、該インナコーン面15にてオー
バフローした潤滑油がアウタコーン面16にも誘導され
ることとなる。以上のようにギヤ4,5のスラスト側端
面から導かれる潤滑油を効率良くコーン面15,16に
取り入れることができる結果、インナコーン面15及び
アウタコーン面16の潤滑が効果的に行え、焼き付きを
防止できる等、両リング8,9及びダブルコーン10の
耐久性を向上することができる。
15に誘導されるため、該インナコーン面15にてオー
バフローした潤滑油がアウタコーン面16にも誘導され
ることとなる。以上のようにギヤ4,5のスラスト側端
面から導かれる潤滑油を効率良くコーン面15,16に
取り入れることができる結果、インナコーン面15及び
アウタコーン面16の潤滑が効果的に行え、焼き付きを
防止できる等、両リング8,9及びダブルコーン10の
耐久性を向上することができる。
【0018】尚、上記実施例の構造は、本考案の構造的
制約を示すものではなく、本考案は実用新案登録請求の
範囲に記載された範囲内で変形が自由である。
制約を示すものではなく、本考案は実用新案登録請求の
範囲に記載された範囲内で変形が自由である。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、インナリングの内
周面に、周方向に環状に連なりインナリングの一方の端
部の複数位置に形成された連結用凹溝と連通する潤滑油
溝を形成し、インナリングに、アウタリングの内周面に
対向するインナリングの外周面と該インナリングの内周
面とを連通する複数の潤滑油孔をインナリングの内周面
で潤滑油溝の幅方向の中央部とずれた部位に開口させて
形成するようにしたから、潤滑油を効率良くコーン面に
取り入れることができ、コーン面の潤滑が効果的に行
え、両リング等の耐久性を向上することができる実用的
効果大なるものである。
周面に、周方向に環状に連なりインナリングの一方の端
部の複数位置に形成された連結用凹溝と連通する潤滑油
溝を形成し、インナリングに、アウタリングの内周面に
対向するインナリングの外周面と該インナリングの内周
面とを連通する複数の潤滑油孔をインナリングの内周面
で潤滑油溝の幅方向の中央部とずれた部位に開口させて
形成するようにしたから、潤滑油を効率良くコーン面に
取り入れることができ、コーン面の潤滑が効果的に行
え、両リング等の耐久性を向上することができる実用的
効果大なるものである。
【図1】 本考案に係る変速機の同期装置の一実施例を
示す断面図
示す断面図
【図2】 インナリングの構造を示す図で、(A)は正
面断面図、(B)は側面図
面断面図、(B)は側面図
【図3】 アウタリングの構造を示す図で、(A)は正
面断面図、(B)は側面図
面断面図、(B)は側面図
8 インナリング 9 アウタリング 11 連結用凹溝 12 連結用爪部 14 潤滑油溝 21 外周面 23 内周面 25 潤滑油孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 11/00 - 23/14 F16H 3/12
Claims (1)
- 【請求項1】 インナリングの一方の端部の複数位置に
形成された連結用凹溝に、アウタリングの一方の端部内
周面の複数位置に形成された連結用爪部を挿入して、両
リングを連結してなるダブルシンクロ機構を有する変速
機の同期装置において、インナリングの内周面に、周方
向に環状に連なり前記連結用凹溝と連通する潤滑油溝を
形成し、インナリングに、アウタリングの内周面に対向
するインナリングの外周面と該インナリングの内周面と
を連通する複数の潤滑油孔を、インナリングの内周面で
前記潤滑油溝の幅方向の中央部とずれた部位に開口させ
て形成したことを特徴とする変速機の同期装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993024785U JP2605890Y2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 変速機の同期装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993024785U JP2605890Y2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 変速機の同期装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0684028U JPH0684028U (ja) | 1994-12-02 |
JP2605890Y2 true JP2605890Y2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=12147846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993024785U Expired - Lifetime JP2605890Y2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 変速機の同期装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605890Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007010764A1 (de) * | 2007-03-06 | 2008-09-11 | Zf Friedrichshafen Ag | Kupplungskörper und Synchronring für eine Synchronisierungseinrichtung |
-
1993
- 1993-05-13 JP JP1993024785U patent/JP2605890Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0684028U (ja) | 1994-12-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |