JP2605668B2 - 電子弦楽器 - Google Patents

電子弦楽器

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JP2605668B2
JP2605668B2 JP62259289A JP25928987A JP2605668B2 JP 2605668 B2 JP2605668 B2 JP 2605668B2 JP 62259289 A JP62259289 A JP 62259289A JP 25928987 A JP25928987 A JP 25928987A JP 2605668 B2 JP2605668 B2 JP 2605668B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、多種多様な音色による楽音演奏が可能な
電子弦楽器に関する。
[従来技術] 従来のこの種の電子弦楽器のひとつとしてギターシン
セサイザと称させるものが開発されている。このギター
シンセサイザは、一般に、ギター本体に設けられた各弦
独立型のピックアップ装置からのピックアップ信号に基
づいて、そのピックアップ信号から基本波周波数情報
(ピッチ情報)をピッチ抽出装置にて抽出し、その基本
波周波数情報を、外部に配置した信号変換装置にてデジ
タル処理して所定のデジタルデータを得、このデジタル
データをMIDI(Musical Instrument Digital Interface
の略、楽器同士の相互接続のための国際規格)のフォー
マットに従ったMIDIデータとして出力し、このMIDIデー
タにより、シンセサイザと称される外部音源装置を制御
し、これにより、前記各弦独立型ピックアップ装置から
得られたギターの音色以外の多種多様な音色をもつ楽音
で、増幅器、スピーカを介して放音するようにしてい
る。
[従来技術の問題点] ところで、こうした従来のギターシンセサイザでは、
前述したように、ギター本体に設けた各弦独立型ピック
アップ装置からのピックアップ信号を、外部に配置した
ピッチ抽出装置、信号変換装置、外部音源装置等に入力
して、所定の音色をもつ楽音を得るようにしているた
め、ピッチ抽出装置や信号変換装置の機材を別個独立に
保管管理しなければならず、したがって、それらの機材
分管理が煩雑となるばかりでなく、ギターの演奏の際
に、直ちに、多種多様な音色をもつ楽音を誰でもたやす
く演奏することができないものであった。
しかしながら、最近は、LSIの集積度の向上やハイブ
リッドIC等の技術の応用などにより、ピッチ抽出装置や
信号変換装置なども充分に小型軽量化することが可能と
なっており、したがって、ギター本体内にこれら装置を
組み込むことが可能となっている。
[発明の目的] この発明は、こうした従来の問題点および最近の技術
状況に鑑みてなされたものであり、次のような事項を目
的とする。
予め弦楽器本体に備えられた内部メモリに記憶された
楽音データと、外部記憶媒体に記憶された楽音データの
いずれか一方に基づいて楽音信号の特性を可変設定する
ように選択的に制御し、外部記憶媒体が記憶媒体装着手
段に装着されているか否か、内部メモリと外部記憶媒体
のどちらが選択状態となっているか、及び何れの楽音デ
ータが選択状態となっているか、を表示し得る電子弦楽
器を提供するこを目的とする。
[発明の要点] 前述した発明の目的を達成するために、弾弦操作に応
じて楽音の発音開始を指示する発音開始指示手段と、発
音させるべき楽音の音高を指定する音高指定手段とを備
えた電子弦楽器において、発音させるべき楽音の特性を
設定するための複数の楽音データを記憶した内部記憶手
段と、発音させるべき楽音の特性を設定するための複数
の楽音データを記憶した外部媒体が装着される記憶媒体
装着手段と、前記外部記憶媒体が前記記憶媒体装着手段
に装着されているか否かを検出する外部記憶媒体装着検
出手段と、電源の投入時において、前記外部記憶媒体装
着検出手段により前記外部記憶媒体が装着されているこ
とが検出されている場合には該外部記憶媒体を選択し、
前記外部記憶媒体が装着されていることが検出されてい
ない場合には前記内部記憶手段を選択するとともに、電
源の投入後においては操作に応じて、前記内部記憶手段
と前記外部記憶媒体とのいずれか一方を選択する第1の
選択手段と、前記楽音データのいずれかを選択する第2
の選択手段と、前記第1の選択手段により選択された前
記内部記憶手段と前記外部記憶媒体とのいずれか一方よ
り、前記第2の選択手段により選択された楽音データを
読み出し、読み出された楽音データに基づいて、発音さ
せるべき楽音の特性を指定する楽音特性指定手段と、前
記外部記憶媒体装着検出手段の検出結果に基づいて前記
外部記憶媒体が前記記憶媒体装着手段に装着されている
か否か、前記第1の選択手段が前記外部記憶媒体と前記
内部記憶手段のいずれを選択したのか、及び前記第2の
選択手段がいずれの楽音データを選択したのかを表示す
る表示手段とを具備したことを要点とする。
[作用] 以下この発明の作用について述べる。
この発明によれば、第1の選択手段により選択された
内部記憶手段と外部記憶媒体とのいずれか一方から、第
2と選択手段により選択されたいずれかの楽音データを
読み出し、この読み出された楽音データに基づいて、発
音させるべき楽音を楽音特性指定手段により指定し、よ
って多種多彩な楽音特性に制御することができる。
更に、表示手段が、外部記憶媒体が装着されているか
否か、外部記憶媒体と内部記憶手段のいずれが選択され
ているか、及びいずれの楽音データが選択されているの
かを表示することによって、楽音データの選択状態を目
視により詳細に確認することができる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
<第1実施例> 第1A図はこの発明をギターシンセサイザに適用した場
合の第1実施例を示す全体構成図、第1B図は同じくギタ
ーシンセサイザに適用した回路構成を示すブロック図で
ある。
第1A図に示すように、本実施例に係るギターシンセサ
イザ60を構成しているギター本体61は、ネックと称され
るフレットボード62と胴部63とからなり、これらフレッ
トボード62および胴部63に亘って、6本の弦64……が張
設されている。これら各弦64……の一端は、フレットボ
ード62のヘッド65に設けたペッグ66に調節可能に支持さ
れ、その他端は、胴部63上に固着されているブリッジ67
に固定されている。前記各弦64……と対向した胴部63上
位置にはフロント・リヤの一対の汎用型ピックアップ装
置(以下、「汎用ピックアップ」という。)68a、68bお
よび各弦独立型ピックアップ装置(以下、「各弦独立ピ
ックアップ」という。)69が固着されている。前者の汎
用ピックアップ68a、68bは、各弦64……の共通の弦振動
をピックアップして、アナログのピックアップ信号(楽
音信号)を出力するものであり、また、後者の各弦独立
ピックアップ69は、各弦64……ごとの独自の弦振動をマ
イクロホンまたは圧電素子を用いて別個独立にピックア
ップして、それぞれ独立したアナログのピックアップ信
号(楽音信号)を出力するものである。
前記胴部63の内部には、各弦独立ピックアップ69から
検出されたピックアップ信号から基本周波数情報を抽出
するピッチ抽出装置50と、このピッチ抽出装置50から抽
出された基本波周波数情報に基づいて駆動制御される音
源装置30とが設けられている。また、前記音源装置30か
ら出力されるべき楽音信号の特性を可変設定するための
外部楽音データを記憶した外部記憶媒体たるRAMカード2
20aが装着される記憶媒体装着手段たるインターフェー
ス部220bを配設している。前記RAMカード220aをインタ
ーフェース部220b内に装着し、CPU100によるライト指令
信号の出力のもとで、パラメータ設定スイッチ部210aに
て所定のパラメータを指示すると、そのパラメータデー
タは、パラメータ記憶RAMカード220a内の記憶エリアに
記憶され、他方、CPU100によるリード指令信号の出力の
もとで、パラメータ設定スイッチ部210aを操作すると、
予め記憶されているパラメータデータが音源回路9(第
1B図参照)に入力されるようになる。
このように構成した場合には、RAMカード220aをギタ
ー本体61に設けたインターフェース部220bに装着し、パ
ラメータ設定スイッチ部210aを操作するという簡単な操
作で、音源回路9から出力されるべき楽音信号の各種パ
ラメータを可変制御することができる。
なお、前記ブリッジ67には、発生楽音に対し周波数変
調をかけるトレモロアーム70が傾動可能に取付けられて
おり、また、前記フレットボード62上には、所定の間隔
を置いて多数のフレット62a……が突設されている。
一方、ギター本体61の外部には、前記音源装置30から
出力された所定の音色をもつ楽音信号と前記一対の汎用
ピックアップ68a、68bから出力されたピックアップ信号
(楽音信号)とをミックスして増幅放音するサウンドシ
ステム10とが配置されている。
次に、本実施例に用いられる全体回路構成を、第1B図
に基づいて説明する。
すなわち、前記各弦独立ピックアップ69……から出力
された6つのピックアップ信号(楽音信号)は入力端子
1……に入力される。これら入力端子1……からの楽音
信号は、夫々アンプ2……で増幅され、そして、ローパ
スフィルタ(LPF)3……で高周波成分がカットされて
基本波形が抽出され、さらに、この基本波形から基本波
周波数を抽出するピッチ抽出装置50に相当するピッチ抽
出回路50を構成している最大ピーク検出回路(MAX)4
……、最小ピーク検出回路(MIN)5……、ゼロクロス
点検出回路(Zero)6……およびフリップフロップ14…
…に与えられる。ローパスフィルタ3……は、第2図に
示すように、各弦64……の開放弦の振動音周波数fの4
倍の4fにカットオフ周波数が設定されている。最大ピー
ク検出回路4……では、楽音信号の最大ピーク点が検出
され、その検出パルス信号の立上りで後段に接続されて
いるフリップフロップ14……のQ出力がHighレベルとな
り、このフリップフロップ14……の出力とゼロクロス点
検出回路6……のインバータ30……の反転出力とのアン
ド出力がアンドゲート24……を介して割り込み指令信号
INTa1〜INTa6としてCPU100に与えられ、同様に最小ピー
ク検出回路5……でも、楽音信号の最小ピーク点が検出
され、その検出パルス信号の立上りで後段に接続されて
いるフリップフロップ15……のQ出力がHighレベルとな
り、このフリップフロップ15……の出力とゼロクロス点
検出回路6……の出力とのアンド出力がアンドゲート割
り込み指令信号INTb1〜INTb6としてCPU100に与えられ
る。
即ち、最大ピーク点が検出されてフリップフロップ14
がHighレベルになっているときに、波形が正から負へ横
切ったとき割り込み信号INTa1〜INTa6がCPU100に与えら
れ、逆に最小ピーク点が検出されてフリップフロップ15
がHighレベルになっているときに、波形が負から正に変
化したとき割り込み信号INTb1〜INTb6がCPU100に入力す
る。
そして、CPU100は、これらの割込み信号を受付けた直
後に、対応するフリップフロップ14……、15……に対し
クリア信号CLa1〜CLa6、CLb1〜CLb6を発生してリセット
する。従って、次に最大ピーク点あるいは最小ピーク点
を検出するまで何度ゼロクロス点を通過しても対応する
フリップフロップ14……、15……はリセット状態である
ので、CPU100には割り込みがかからないことになる。
さて、CPU100では、上記割り込み指令信号のうち、最
大ピーク点検出直後のゼロクロス点の割り込み指令信号
INTa1〜INTa6が与えられた時に、それ以前に同様にして
検出された最大ピーク点直後のゼロクロス点時のカウン
タ値との差が求められ、また最小ピーク点検出直後のゼ
ロクロス点の割り込み指令信号INTb1〜INTb6発生時にそ
れ以前に同様にして検出されたカウンタ値との差が求め
られる。この両信号INT(INTa1〜INTa6、INTb1〜IN
Tb6)が与えられる都度カウンタ7のカウント値は夫々
対応する最大時メモリ101、最小時メモリ102に記憶され
る。
この求められたカウンタ7のカウント値の差のタイム
カウントデータは、CPU100の働きにより、前記音源装置
30を構成している周波数ROM8に送られる。この周波数RO
M8に入力されたタイムカウントデータに相当するMIDIデ
ータに基づき、発生すべき楽音の周波数を示す周波数デ
ータがこの周波数ROM8から読み出され、音源回路9に送
られて、音色選択スイッチ(SW)等で指示された所定の
音色をもつ楽音信号が生成出力される。生成出力された
楽音信号は、前述した汎用ピックアップ68a、68bから検
出されたピックアップ信号(楽音信号)ととも、増幅器
およびスピーカからなるサウンドシステム10を経て所望
の出力量で放音出力される。
一方、上記ローパスフィルタ3……からの6つの楽音
信号は、夫々トランスファゲートTを介してA/Dコンバ
ータ11に与えられ、その波形レベルに応じたデジタルデ
ータに変換されてCPU100に与えられる。CPU100ではA/D
コンバータ11より与えられる波形レベルを示すデータの
絶対値が、予め決められた一定値以上になった時には、
カウンタ7の値より求めたデータを周波数ROM8に送り込
んで放音を開始させ、このデータが上記一定値以下にな
った時には、消音指示をして放音を終了させる。この波
形レベルを示すデータは、CPU100より上記音源回路9に
も与えられて、楽音の放音レベル(音量)が制御され
る。
上記トランスファゲートTには、タイミングの順次ず
れたチャンネルタイミング信号t1〜t6が夫々与えられ、
6つの楽音信号(6弦に対応する)の放音レベル制御が
タイムシェアに行われ、これに応じて、周波数ROM8、音
源回路9には時分割処理により6チャネルの楽音生成系
が形成されている。
ピッチ抽出回路50の具体的構成 第3図は、最大ピーク検出回路4の具体的構成を示す
もので、ローパスフィルタ3からの楽音信号は、オペア
ンプ4−1の+端子に入力され、オペアンプ4−1の出
力端子は、ダイオードD1のアノード側に接続され、ダイ
オードD1のカソード側は並列に接続されたコンデンサC
及び抵抗R1を介して接地されるとともに、オペアンプ4
−1の−端子に接続され、オペアンプ4−1の出力は抵
抗R2を介し、アンプ4−2を介して、上記最大ピーク点
検出の割り込み指令信号INTa1〜INTa6として出力され
る。
オペアンプ4−1の+端子に、第4図(a)のような
波形が与えられたとすると、コンデンサCは波形レベル
が上昇する時に充電され、波形レベルが下降する時には
放電され、第4図(b)のような波形がオペアンプ4−
1の−端子に入力され、波形レベルの上昇時のみ、+端
子と−端子の差分値が出力され、これが第4図(c)に
示す割り込み指令信号INTaとして出力される。この
(c)に示すパルス状信号の立下り地点で割り込み処理
が開始される。
また、最大ピーク検出回路としては、第5図のように
することもできる。なお、第3図のそれと同一箇所に同
一符号を付す。即ち、第3図のダイオードD1とは逆の向
きに接続されたダイオードD2があり、また、オペアンプ
4−1の+端子には、オペアンプ4−3が接続され、入
力信号inはオペアンプ4−3の−端子に抵抗R4を介して
与えられ、また、この−端子には、その出力が抵抗R3を
介して帰還している。この第5図の最大ピーク検出回路
4′の動作は、次に述べる最小ピーク検出回路5の動作
とほぼ同じで入力側に信号反転のためのオペアンプ4−
3が接続されているだけであるので省略する。
第6図は、最小ピーク検出回路5の具体的構成を示
し、この最小ピーク検出回路5は最大ピーク検出回路4
とほぼ同じであるが、ダイオードD2の向きが逆となって
おり、コンデンサCは、第4図(d)に示すような逆向
の充放電を繰り返し、第4図(e)に示すような割り込
み指令信号INTbが得られることになる。
また第7図は、ゼロクロス点検出回路6の具体的構成
を示し、オペアンプ6−1の+端子にはローパスフィル
タ3からの楽音信号が与えられ、−端子にはグランドレ
ベルが接続され、このオペアンプ6−1の出力は抵抗R
5、アンプ6−2を介して出力する。従って、正レベル
の入力信号があるときは、アンプ6−2でHigh出力とな
り、負レベルの入力信号があるときは、アンプ6−2で
Low出力となる。つまりゼロクロス点を通過する都度そ
の出力レベルが反転する。
ピッチ抽出回路50の動作 次に、ピッチ抽出回路50、CPU100の動作について説明
する。第8図はCPU100のメインフローであって、先ずス
テップA1で初期設定を行った後、ステップA2でA/Dコン
バータ11の値を読み込んで、一定レベルとならない限
り、楽音のオフ処理を続ける(ステップA3、A4)。い
ま、弦操作によって、第9図(a)に示すような一定レ
ベル以上の楽音信号がA/Dコンバータ11に入力されれば
(ステップA3)、ステップA5に進んで周波数制御処理す
なわちカウンタ7からのデータを周波数ROM8に与える楽
音放音処理を行い、楽音信号レベルが一定レベル以上で
ある限りこの放音処理を続ける(ステップA2、A3、A
5)。このカウンタ7のカウントデータは次述する割り
込み処理で設定される。
次に、弦操作によって楽音波形が立上り、第9図
(a)のMAX1に示す最初の最大ピーク点(図中MAX1)に
波形レベルが達したとすると、最大ピーク検出回路4よ
り第9図(b)に示すような信号が発生し、フリップフ
ロップ14がHighレベルとされる(同図(d)参照)。そ
して、ゼロクロス点検出回路6から第9図(a)のZero
1の点でゼロクロス点検出出力が反転する(同図(c)
参照)と、アンドゲート24よりCPU100に対し割り込み指
令信号INTaが与えられ、CPU100は第10図の割り込み処理
を開始する。まず、CPU100はステップB1でカウンタ7の
カウント値を読み込み、波形が1波目か否かを判断する
(ステップB2)。いま、楽音波形は立上ったばかりで、
1波目なので、ステップB5に進んでフラグ「1」を立て
て、最大時メモリ101に上記ステップB1で読み出したカ
ウンタ7のカウント値をセットする。このフラグ「1」
は、最大ピーク点の次のゼロクロス点が既に検出された
ことを示すフラグであり、このフラグがクリアされてい
ると、最小ピーク点が検出されたことを示すことにな
る。なお、このフラグの機能は後述するとおりである。
さて、第9図(a)のような波形が入力された場合
は、続けてゼロクロス点Zero2、Zero3が検知される都
度、ゼロクロス点検出回路6からは同図(c)に示すよ
うに反転出力が得られる。
しかしながら、フリップフロップ14の出力はリセット
されており(ステップB1にて)、何ら割り込み信号INTa
は発生しない。勿論フリップフロップ15もリセットされ
たままであるから、割り込み信号INTbは発生しない。
そして次に、第9図(a)のMIN1に示す最小ピーク点
に達すると、今度は最小ピーク検出回路5よりピーク検
出信号が出力し、フリップフロップ15がセットされる。
そして、次のゼロクロス点(Zero4)にて、ゼロクロス
点検出回路6出力は反転し、その結果アンドゲート25よ
りCPU100に対し、割り込み指令信号INTbが与えられ、CP
U100は第11図の割り込み処理を開始する。まずCPU100は
ステップC1でフリップフロップ16をリセットし、更にカ
ウンタ7のカウント値を読み込み、波形が1波目か否か
判断する(ステップC2)が、最小ピーク点の次のゼロク
ロス点についてはいまの場合1波目であるので、ステッ
プC5に進んでフラグをクリアして「0」とし、最小時メ
モリ102に上記ステップC1で読み出したカウンタ7のカ
ウント値をセットする。
このステップC2、上記ステップB2の1波目か否かの判
断は、例えばA/Dコンバータ11からの波形レベルデータ
が一定以上となった時に、1波目フラグA、Bを立て、
最大ピーク点直後のゼロクロス点検出の割り込み指令信
号INTaが与えられた時ステップB2の後ステップB5の前
に、この1波目フラグAをクリアし、最小ピーク点直後
のゼロクロス点検出の割り込み指令信号INTbが与えられ
た時ステップC2の後ステップC5の前に、この1波目フラ
グBをクリアし、ステップB2、C2で1波目フラグA、B
が立っているか否かを判断することで達成される。
そして、第9図(a)のMAX2に示す最大ピーク点に続
くゼロクロス点(Zero5)に到達すると、最大ピーク点
直後のゼロクロス点検出の割り込み指令信号INTaが与え
られ、CPU100はステップB1でカウンタ7のカウント値を
読み込み、ステップB2で波形がもう1波目でないことを
判断して、ステップB3でフラグが「0」か否か判断す
る。フラグは、すぐ前の最小ピーク点MIN1の次のゼロク
ロス点(Zero4)で「0」になっているから、CPU100は
ステップB4に進み1周期前の最大ピーク点MAX1の直後の
ゼロクロス点(Zero1)で最大時メモリ101にセットした
タイムカウントデータを読み出して上記ステップB1で読
み出した今回のタイムカウントデータより減算し、この
結果データを得る。その結果、上述のステップA5では、
上記結果データを周波数ROM8に与えて、ゼロクロス点
(Zero1)からゼロクロス点(Zero5)までの時間間隔
(t1)がピッチ抽出データとなり、この時間間隔(t1
を1周期とする周波数の楽音を放音するように制御する
ことになる。上述の処理にひき続いて、CPU100はフラグ
「1」を立て、上記今回のタイムカウントデータ値を最
大時メモリ101にセットする(ステップB5)。
このように、ステップC5、B3で最大ピーク点のすぐ次
のゼロクロス点が判別され、このゼロクロス点間だけの
時間(t1)が計測され、ステップB4で周期計算が行われ
てゆく。
同様にして、ゼロクロス点(Zero6、Zero7)は、無視
されて最小値検出直後のゼロクロス点(Zero8)の検出
によって発生されるアンドゲート25からの割り込み信号
INTbの入力に応じて、CPU100は、第11図に示すフローの
処理を行い、今回は、前のゼロクロス点(Zero4)から
今回のゼロクロス点(Zero8)までの時間間隔(t2)が
ピッチ抽出データとなる。
従って、本実施例では、最大値検出直後発生するゼロ
クロス点どうしの時間間隔(t1:つまりZero1Zero5)
と、最小値検出直後発生すゼロクロス点どうしの時間間
隔(t2:つまりZero4Zero8)とが求まり、一周期に2
回周波数変更の処理が行え、入力信号の周波数変化に応
答できるようになっている。
ところで、本実施例においては、上述した第10図、第
11図のフローのフラグの機能によって第12図に示すよう
な波形が入力されても、図のゼロクロス点Zero12、Zero
14は、無視されることになる。
つまり、割り込み信号INTaとしてゼロクロス点Zero1
2、Zero14に対応する信号が入ってきても、フラグは、
ゼロクロス点Zero11、Zero13の到来時に1にセットして
あり(ステップB3)、従ってステップB3のジャッジはNO
となり、何ら周期計算を行わないことになる。このよう
にして、本実施例ではこのフラグによって最大値検出後
あるいは最小値検出後にゼロクロス点が連続して複数回
検出されてもそれを無視することで、倍音の影響を更に
取り除くことを可能としている。
なお、第8図のステップA5での処理として前回の記憶
されているタイムカウントデータと今回得たタイムカウ
ントデータとの平均値をとって出力したり、前回とのデ
ータ差が大きい場合例えば20%以上の差があれば前回の
ものを出力するようにした場合は、さらに周波数の安定
性が図れる。また、最大ピーク点直後のゼロクロス点検
出に基づく周期計算と、最小ピーク点直後のゼロクロス
点検出に基づく周期計算とを、楽音波形の始点が立上り
波形であれば、最大ピーク点直後のゼロクロス点に基づ
く周期計算を行い、楽音波形の始点が立下り波形であれ
ば、最小ピーク点直後のゼロクロス点に基づく周期計算
を行うように、選択的に実行するようにしてもよい。こ
のようにすれば、発音開始時の応答速度が早くなる。
さらに、本実施例にあっては、CPU100が第8図に示し
たステップA5の処理として適当なものを実行でき、しか
もこの処理の変更はCPU100の外部回路の変更を行うこと
なく、単にCPU100のプログラムの変更で行えるために汎
用性が増し、インテリジェント化に適する。
なお、上記実施例では、最大ピーク点検出直後のゼロ
クロス点間の時間間隔(t1)と、最小ピーク点検出直後
のゼロクロス点間の時間間隔(t2)との双方を求めるよ
うにしたが、必ずしも双方を算出する必要はなく、仮に
一方のみで回路構成をした場合は、第2図に示した最大
ピーク検出回路4、フリップフロップ14、アンドゲート
24、インバータ30の組か、最小ピーク検出回路5、フリ
ップフロップ15、アンドゲート25の組の一方が不要とな
り回路の簡略化ができる。
また、上記実施例では、ピッチ抽出装置として、入力
波形信号の最大値または最小値間の時間間隔を計測する
いわゆるピーク比較方式と入力波形信号のゼロクロス点
間の時間間隔を計測するいわゆるゼロクロス点検出方式
との両方式を併用したピッチ抽出装置を一例に挙げて説
明したが、必ずしもそれに限られず、例えば、前記ピー
ク比較方式またはゼロクロス点検出方式のみを採用した
もの、いわゆる波形クリップ方式を採用したものでもよ
い。
また、前記汎用ピックアップ68a、68bから検出された
楽音信号と前記音源装置30から出力された楽音信号とを
混合して出力するかまたはそれらの楽音信号を選択的に
出力するかのいずれか一方の出力制御を行う混合/選択
回路130を配設している。この混合/選択回路130は、合
成回路110aおよび切換スイッチ110bとから構成されてい
る。
このようにして構成した場合には、汎用ピックアップ
68a、68bから増幅器68cを介して検出された楽音信号と
音源装置30から出力された楽音信号とを、混合/選択回
路130にてミックスもしくは選択するようにしているの
で、ギター演奏前または演奏中において、切換スイッチ
110bを切換え操作することにより、特異なサウンドを奏
出させることができる。なお、混合/選択回路130を、
合成回路110aまたは選択スイッチ110bのいずれか一方で
構成してもよい。
更にまた、本実施例においては、少なくとも一つの弦
64が弾弦または押弦されたとき、それと同期して、自動
的にリズム音を放音開始するリズム音源回路30Bを配設
しており、このリズム音源回路30Bには、シンクロスタ
ートスイッチ30B−1、及びスタートスイッチ30B−2が
接続されている。
<第2実施例> 第13図はこの発明の第2実施例の全体構成を示すブロ
ック図であり、第1A図及び第1B図に示す実施例の場合と
同一の参照符号を付したものは同一機能を有するものを
示す。
この第13図に示すように、弦楽器本体61には、弾弦操
作に応じて所定の楽音の発音開始を、前記弦楽器本体61
の内部に設けられた音源装置30Aに指示する発音開始指
示手段69と、前記音源装置30Aから発音させるべき楽音
の音高を前記音源装置30Aに指定する音高指定手段50と
が設けられている。また、前記弦楽器本体61には、前記
音源装置30Aより発音されるべき楽音信号の特性を可変
設定するための内部楽音データを記憶した内部記憶手段
131と、前記音源装置30Aより発音されるべき楽音信号の
特性を可変設定するための外部楽音データを記憶した外
部記憶媒体220aが装着される記憶媒体装着手段220bと、
この記憶媒体装着手段220bに前記外部記憶媒体220aが装
着されている場合において、前記内部楽音データと前記
外部楽音データとのいずれか一方の楽音データを選択
し、その選択された一方の楽音データに基づいて、前記
音源装置30Aより発音されるべき楽音信号の特性を可変
設定するように選択的に制御するための楽音特性選択制
御手段100とが設けられている。
以下、これら各手段について詳細に説明すると、同図
において、69は弾弦操作に伴う弦振動を検出するピック
アップ手段あるいは弾弦操作に応答してスイッチング動
作を行う弦トリガースイッチからの電気信号に基づい
て、発生すべき楽音の発音開始を指示する発音開始指示
手段であり、50は音源装置30Aから発音させるべき楽音
の音高をギター本体61の内部又は外部に設けた音源装置
30Aに指定する音高指定手段であり、例えばフィンガー
ボード上に張設された弦と、この弦の弾弦操作時におい
て、ピックアップ手段にて検出された楽音の基本周波数
を抽出するピッチ抽出回路等から成る。100は内部ROM13
2、内部RAM133を含む内部記憶手段131を有し、スイッチ
・表示部210aと相まって、音源装置30Aから生成される
楽音の特性の選択制御のために、ギター本体61に設けら
れた楽音特性選択制御手段であり、CPUからなる。220b
は内部に外部記憶媒体(例えばICカード)220aを装着
(挿入)する記憶媒体装着手段(例えばICカード収納
部)であり、220a及び131はそれぞれ音源装置30Aから生
成される楽音の特性を定める楽音データ記憶しているも
のである。
第14図は外部記憶媒体としてカード220aを用いた場合
において、そのカード220aの装着の有無を判別するカー
ド装着判別回路の構成を示すものであり、第13図に示す
記憶媒体装着手段220bに設けられたカードコネクタ220c
にカード220aが挿入された場合には、例えば+5Vの電圧
が接地との間に印加され、CPU100にその電圧が供給され
CPU100に対しカードが挿入・装着されたことを判別させ
ることができる。
第15図は、例えばギター本体61の胴部63の表面に設け
られたスイッチ・表示部210aの一例を示す図であり、30
1はカード装着の有無を表示するカード有LED、302はカ
ードを選択するか否かを決めるカードセレクトスイッチ
(SW)、303はカードが選択されたことを表示するカー
ドセレクトLED、304、305、306、307はカードあるいは
内部記憶手段に記憶された楽音データ(例えば音色)の
種類を選択する音色選択スイッチ(SW)、308は選択さ
れた楽音データ(例えば音色)の番号(No.)を表示す
る音色ナンバ表示部である。
第16図は、記憶媒体装着手段220bとしてのカード収納
部の配置図であり、ギター本体61の胴部63の裏面にカー
ド収納部220bを設け、カード収納蓋401をネジ402にてカ
ード収納部220bに取付ける構造としたものであり、この
ように、胴部63の裏面に、カード収納部220bを設けた場
合には、ギター本体61の胴部63の表面に充分なスペース
が無い場合やデザインの面からも有効である。なお、こ
の実施例では、カードの装着後に、カード収納蓋401を
カード収納部220b上に被着させる構造としているが、カ
ード収納部220bの一部に、開閉可能なカード収納蓋を設
け、必要に応じて、任意の時に、そのカード収納部220b
にカードを装着または取り出すようにしてもよい。
第17図〜第23図は、以上のような構成を有するこの実
施例の動作を説明するためのフローチャートであり、各
図において付した参照番号は、フローにおける各ステッ
プを示し、以下図に順に従って説明する。
第17図は、メインルーチンのフローチャートであり、
まず、ステップ17−0において、弦楽器本体(ギター本
体61)の電源スイッチがONされた場合には、まずイニシ
ャライズルーチン17−1において、ピッチ抽出部(音高
指定手段)50、CPU100内の各レジスタ、音源装置30Aが
初期化され、カード用ルーチンI 17−2に進む。ここで
は第14図に示すようなカード装着判別回路のCPU100への
電圧入力端子をチェックすることにより、カード装着部
(記憶媒体装着手段)220bへのカード挿入(装着)の有
無の判別を行ない、第15図に示すようなカードLED301の
ON/OFF処理を行なう。この動作を第18図に示すサード用
ルーチンIに基づいて説明する。まず18−1でカード挿
入の有無を判断し、カード有りの場合は18−2でそのカ
ードのデータフォーマットが所定のフォーマットと比べ
て正しいか否かを判断し、正しい場合は、18−3でカー
ド有りのフラグをONさせ、カード有LED301をONさせ、カ
ードが挿入されていることを表示する。18−1でカード
無しと判断したとき及び18−2でカードのデータフォー
マットが正しくない判断したときは18−4でカード有り
フラグをOFFとし、カード有LED301をOFFとして、カード
が挿入されていないことを表示する。
次にメインルーチンにおけるカード用ルーチンII 17
−3について第19図に基づいて伸べる。まず19−1でカ
ード有りフラグON/OFFをチェックし、OFFであれば、カ
ードは挿入されていないと判断して、19−2ではこのギ
ター本体61の内部記憶手段131の内部ROM132に記憶され
た音色データによる演算が行なわれ、音色の変更を行な
うために音源装置30Aにデータが内部ROM132から転送さ
れる。19−1でカード有りフラグONであれば、必ず自動
的にカードの音色が採用され、19−3においてそのカー
ドの音色データがCPU100の内部RAM133にロードされ、音
色の変更がなされ、その音色データが音源装置30Aに転
送される。そして19−4ではカード選択フラグをONと
し、カードセレクタLED303をONとしてカード選択を表示
する。このように、まず電源スイッチを投入した際に、
カードが挿入されていれば、カードの予め設定された音
色、例えば音色ナンバ9の音色が必ず自動的に選択さ
れ、したがってカードセレクトLED303がON表示となり、
逆にカードが挿入されていなければ、内部ROM132に予め
設定された音色、例えば音色ナンバ1の音色が自動的に
選択される。続いてMAINルーチン17−4に進むが、その
動作については第20図に基づいて説明する。このMAINル
ーチン17−4の動作は、ギター本体61の弾弦操作の有無
とは無関係に常にアサイナーとして繰り返えされている
ものであり、かつ、この実施例における通常の動作すな
わちノートオン、ノートオフ、プログラム変更等を行な
うものである。まず20−1で、弾弦操作がなされたか否
か、つまりノートオンの有無を判断し、有りのときは20
−2でノートオン処理、すなわち楽音の発音処理がなさ
れ、ノートオン無しのときとともに、20−3に進み、ノ
ートオフの有無を判断する。ノートオフ有りのときは、
20−4でノートオフ処理がなされ、ノートオフ無しのと
きとともに20−5において、先の弾弦操作後のノートオ
ンの最中に例えばビブラートがかけられたりあるいはフ
レット位置を変更したりして、発音されている楽音のピ
ッチの変化が有ったか否かをチェックし、ピッチ変化有
りのときは20−6でピッチ変化処理、すなわち楽音の周
波数変更処理を行なわせる。そして20−5でピッチ変化
無しと判断されたときとともに、20−4で第15図で示す
スイッチ・表示部210aにおけるカード音色を採用するた
めのカードセレクトスイッチ302、あるいはその音色の
種類すなわち音色No.を選択するための音色選択スイッ
チ304〜307のオン・オフ状態に変化が有ったか否かを判
断する。もし変化が有った場合は、20−8でカードセレ
クトスイッチ変化処理を行なわせ、続いて20−9で音色
選択スイッチ変化処理を行なわせる。
次に、前述のカードセレクトスイッチ変化処理20−8
の内容の詳細を第21図に示すフローチャートに基づいて
説明する。最初に21−1で、スイッチ・表示部210aのカ
ードセレクトスイッチ302の、オフ状態からオン状態へ
の変化が有ったか否かを判断し、変化無しのときはその
ままメインルーチンにリターンし、変化有りのときは21
−2でカード有りのフラグのオン、オフをチェックす
る。そしてオンの場合、つまりカードが挿入されている
場合は、21−3でカードセレクトスイッチ302がオンさ
れたことに対応してカードセレクトカウンタであるカー
ドカウンタをインクリメントする。カードカウンタと
は、カードセレクトスイッチ302がONされるごとにカウ
ンタの内容、すなわち、bitの値が1→0または0→1
に変化するバイナリーカウンタであり、bit0=1の場合
が音色としてカードの音色を選択していること、つまり
カード音色が選択中であることを示し、bit0=0の場合
が音色として楽器本体に内蔵された内部音色を選択して
いること、つまり内部音色が選択中であることを示す。
続いて21−4ではカードカウンタがbit0=1となってい
るか否かを判断し、YESのときはカード音色が選択され
ていることを示すので、その場合は21−5において、ト
ーンナンバ・セレクトカウンタがbit0=0となっている
か否かを判断する。トーンナンバ・セレクトカウントは
音色選択スイッチ304〜307のどれかが押される毎にイン
クリメントされるカウンタであり、bit0=0の際は音色
選択スイッチ304〜307が2個選択して押され、音色選択
のために2桁の数字がユーザーにより指定されているこ
とを示し、bit0=1の際は未だ音色選択スイッチ304〜3
07が1個しか押されておらず、音色の選択が未だ完了し
ていないことを示す。すなわち本実施例においては、ユ
ーザーの音色選択は、2桁の数字が選択された場合、す
なわちスイッチ表示部210aに配設された4個の音色選択
スイッチ304〜307の中から2個のスイッチが押された場
合に実行されることとなるのであり、ユーザーが音色選
択のため音色ナンバの上位桁として例えば3を指定し、
下位桁を未だ指定していない状態では、第24図に示すよ
うに音色ナンバ表示部308において、上位桁としては3
が下位桁としてはバーのみが表示されることとなり、音
色選択未了状態を表わしている。なお、本実施例では、
上位桁の数字をストアするプログラムバンク1には1
(0 0)、2(0 1)、3(1 0)、4(1
1)の4種類の上位桁の数字がストアされ、下位桁の数
字をストアするプログラムNo.1には1(0 0)、2
(0 1)、3(1 0)、4(1 1)の4通りの下
位桁の数字がストアされ、合計4×4=16種類の音色が
選択可能とされている。
いま21−5でYESと判断された場合は21−6で挿入さ
れているカードから例えばアドレスOH〜FHに格納されて
いるデータフォーマットのデータを読み込み、21−7に
おいて挿入されているカードのデータフォーマットが所
定のものと比べて正しいか否かを判断し、YESの場合
は、21−8においてプログラムバンク1のメモリ及びプ
ログラムNo.1のメモリの内容の音色、すなわち先に選択
された音色ナンバのデータをカードから読み込む。更に
その後もう一度カードからアドレスOH〜FHのデータの読
み込みを行ない、20−9でカードのデータフォーマット
は正しいか否かを再度判定し、正しい場合には21−10に
てカードセレクトフラグをONとしカードセレクトLED303
を点灯し、カードの音色が選択されたことを表示させ
る。続いて音色が1つ選択されたことに基づき、21−11
において音色データ処理を行ない、選択された音色によ
る楽音を得るために音源装置30Aに音色データをセット
し、その後メインルーチンにリターンする。21−5でト
ーンセレクタカウンタがbit0=0ではないと判断される
と、未だ音色選択が完了していないのであるから21−12
でカードセレクタカウンタをインクリメントし、21−3
で一度インクリメントしたものを元へ戻してやり、メイ
ンルーチンにリターンし、カード音色ではなく内部音色
を採用した場合の方に戻してやる。また21−2でカード
フラグ無しと判断されると、21−13でカードセレクトカ
ウンタを強制的にリセットし内部音色に切換え、21−14
においてカードセレクトフラグがオンか否かをチェック
し、否の場合はそのままメインルーチンにリターンし、
しかりの場合は、以前にカード音色が選択されていたも
のと判断し、21−15にてトーンナンバ・セレクトカウン
タがbit0=0か否かをジャッジし、NOのときはbit0=1
すなわち音色選択が未了のときであり、そのままメイン
ルーチンにリターンするが、YESのときは、21−16でカ
ードセレクタフラグをクリアしてかつカードセレクトLE
D303を消灯してカード音色が選択されていないことを示
す。更に21−17にてプログラムバンク1のメモリとプロ
グラムNo.1のメモリの内容で定まる音色ナンバのデータ
を内部ROM132から読み込み、21−18にてカードセレクト
フラグをOFFとし、カードセレクトLED303を消灯とし、2
1−11において音色データ処理の後、音源に選択した内
部音色データをセットしメインルーチンにリターンす
る。
なお、20−4でカードカウンタがbit0=1となってい
ないとジャッジされた場合は、カード音色ではなく内部
音色が選択されているのであるから、先に説明した21−
16のステップに進む。また21−7及び21−9でカードの
データフォーマットが正しくないとジャッジされた場合
は共に、21−19にてカード有りフラグをオフに、カード
有LED301の表示をOFFに、つまりカード無しに表示し、
やはりステップ21−16に進む。
次にメインルーチンの音色選択スイッチ変化処理20−
9の動作について第22図のフローチャートに基づいて述
べる。まずステップ22−1にてスイッチ・表示部210aに
おける音色選択スイッチ304〜307のいずれかがオンされ
たか否かを判断し、NOの場合はそのままメインルーチン
にリターンしエンドとなるが、YESの場合は次の22−2
においてカードセレクトフラグがオンかどうかをチェッ
クし、YESの場合は、カードの外部音色を使用するもの
として、22−3でトーンナンバカウンタがbit0=0とな
っているかどうかを判断し、YESのときは、既に音色選
択スイッチ304〜307が2個オンされて、今回ユーザーが
新しく音色選択する以前に何かの音色が選択されていた
ことを示すものであり、22−4において、新しくオンさ
れた音色選択スイッチ304〜307に基づくデータをプログ
ラムバンク1にセットし、その後トーンナンバ・セレク
トカウンタをインクリメントしてbit0=1となる。更に
22−5に進み、プログラムバンク1のデータにより音色
ナンバ表示部308の上位桁に選択した音色ナンバの上位
桁の数字を表示し、下位桁としてはバーを表示し、その
後メインルーチンのステップ20−9にリターンする。ス
テップ22−3においてNOと判断された場合はbit0=1と
なっていることから、22−6に進みユーザーにより押さ
れた音色選択スイッチ304〜307に基づくデータをプログ
ラムバンク1にセットし、つまり音色選択のための2桁
の数字の下位桁がセットされbit0=0となり、音色選択
が完了したことになるので、トーンナンバ・セレクトカ
ウンタをインクリメントする。続いて22−7でカードか
らそのデータフォーマットを格納した例えばアドレスOH
〜FHのデータを読み込み、22−8においていま読み込ん
だカードのデータフォーマットが正しいか否かをチェッ
クし、正しいときは、22−9に進み、プログラムバンク
1とプログラムNo.1のメモリの内容の音色ナンバのデー
タをカードから読み込み、その後にカードからアドレス
OH〜FHのデータを読み込む。続いて22−10に進み、カー
ドのデータフォーマットが適性がどうかをチェックし、
正しい場合には22−11において音色データ処理を行な
い、その後音源装置30Aに選択された音色を発音させる
ためにその音色データをセットし、22−12によりプログ
ラムNo.1のデータに基づく音色ナンバの数字を音色ナン
バ表示部308の下位桁に表示し、その後メインルーチン
にリターンしてENDとなる。ここで22−8において挿入
されているカードのデータフォーマットが正しくないと
ジャッジされると、22−13でカードセレクトフラグをク
リアし、カードセレクトLED303の表示をOFFとし、22−1
4でカード有りフラグをクリアし、カード有りLED301の
表示を無しとし、カードカウンタをインクリメントして
音色としてはカード音色ではなく内部音色を採用するも
のとする。そして22−15においてプログラムバンク1及
びプログラムNo.1のメモリの内容の音色ナンバのデータ
をCPU100に内蔵されている内部ROM132から読み込む。22
−11ではこの読み込んだ内部音色データを処理し、音源
装置30Aにそのデータをセットし、22−12にて音色ナン
バ表示部308の下位桁に選択した内部音色の下位桁の数
字を表示してMAINルーチンにリターンする。
また22−10でカードのデータフォーマットが正しくな
いとジャッジされると22−16でカード有りのフラグをOF
Fにし、カード有LED301をOFFとし、カードカウンタをイ
ンクリメントしてやはり音色として内部音色を用いるも
のとし、ステップ22−15に進み、同様に22−11、22−12
を経て内部音色の下位桁の数字が音色ナンバ表示部308
に表示され、MAINルーチン17−4にリターンする。
更に22−2においてカードセレクトフラグがONではな
いと判定されると、カードの音色ではなく内部の音色が
採用される場合であり、22−17においてトーンナンバ・
セレクトカウンタでbit0=0か否か、すなわち音色選択
が完了しているかどうかをチェックし、YESの場合は22
−18にて、ONされている音色選択スイッチ304〜307に基
づく音色データをプログラムバンク1にセットし、その
後トーンナンバ・セレクトカウンタをインクリメント
し、更に22−19でプログラムバンク1のデータにより音
色ナンバ表示部308に上位桁の数字を表示しかつ下位桁
としてはバーを表示し、MAINルーチンのステップ20−9
にリターンする。ステップ22−17でNOとジャッジされた
ときは、22−10において、先に選択された音色選択スイ
ッチ304〜307に基づく音色データをプログラムNo.1にセ
ットし、その後トーンナンバ・セレクトカウンタをイン
クリメントし、先に述べたようにステップ22−15、22−
11、22−12を経て音色ナンバ表示部308の下位桁に数字
を表示してMAINルーチンにリターンした後MAINルーチン
17−4は終了する。MAINルーチン17−4が終了すると、
第17図に示すカード用ルーチンIII 17−5に進むが、こ
のルーチンIIIを第23図に基づいて説明する。
このカード用ルーチンIII 17−5は定期的にカードの
挿入状態をチェックするもので、まず23−1にて現在、
カード挿入されているか否かを判断し、YESのときは23
−2でカード有りフラグのON/OFFをチェックし、YESの
ときは終了しMAINルーチン17−4に戻る。23−1で電源
投入後にカードが抜かれたりしてカード無しとされる
と、23−3にてカード有りフラグのON/OFFをチェック
し、YESの場合は23−4にてカード有りフラグをOFFと
し、カード有LED301を無しの表示として終了し、23−3
でNOとされるとそのまま終了する。23−2においてカー
ド有りフラグがONではない場合は23−5にてカード有り
フラグをON、カード有LED301をONとして有りの表示を行
なって終了し、MAINルーチン17−4に戻る。
<変形例> なお、上記各実施例では、弾弦に応じて所定の楽音の
発音開始を音源装置に指示する発音開始指示手段とし
て、各弦独立ピックアップを用い、また、発音させる楽
音の音高を音源装置に指定する音高指定手段としてピッ
チ抽出装置を用いているが、このような例に限定される
ものではなく、例えば、実願昭61−102190号のような弦
トリガー方式、すなわち弦楽器本体から突出するネック
のフィンガーボード上に形成された各フレットに、音高
指定手段としてのタッチ・センサー式のスイッチを設け
て、そのフレットを押えることにより所望の音高を決め
るとともに、そのスイッチに対応した弦を弾弦操作し、
それによって生じた振動を、その弦に連結された発音開
始指示手段としてのセンサーで感知し、その感知のタイ
ミングで、所定の音高の楽音を音源装置から生成させる
方式の電子弦楽器に適用してもよい。
また、前記各実施例では、外部記憶媒体として、RAM
カード220aまたはICカード220aを用いている場合につい
て説明したが、これに限定されずにROM、CD−ROM、フロ
ッピーディスク、光磁気記録媒体、磁気テープ、その他
の慣用の記憶媒体を用いることが可能であり、また、ギ
ター本体の内部あるいは外部の各記憶媒体に格納する楽
音データとしては、音色データに限定されず、音量、エ
ンベロープ等、楽音の特性を決定する種々のデータを含
むものである。
さらにまた、上記実施例では、この発明をギターシン
セサイザに適用したものについて述べたが、例えばヴァ
イオリン、琴などを電子楽器化したものにも同様に適用
できる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、この発明によれば、
次の通りの効果を得る。
電源の投入時において、外部記憶媒体が装着されてい
る場合には該外部記憶媒体を自動的に選択し、装着され
ていない場合には内部記憶手段を自動的に選択すること
から、電源投入時の選択操作が不要となり、電源投入後
スムーズに演奏を開始することが可能となり、 また、電源の投入後においては、内部記憶手段と外部
記憶媒体とのいずれか一方を選択するのみならず、この
選択された一方に記憶されている楽音データのいずれか
を選択し、この選択した楽音データに基づいて、発音さ
せるべき楽音の特性を指定することから選択範囲が広く
なり、多種多様な楽音特性を設定することができるとと
もに演奏表現の多様化を図ることが可能となり、 さらに、外部記憶媒体が装着されているか否か、外部
記憶媒体と内部記憶手段のいずれが選択されたか、さら
にはこの選択された外部記憶媒体と内部記憶手段に記憶
されている複数の楽音データのうちいずれが選択された
かを表示することによって、楽音データの選択状態を目
視により詳細に確認することができ、これにより楽音デ
ータの選択ミスを事前に防止できるのみならず、選択し
た楽音データと発生する楽音との関係を明瞭に認識する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図はこの発明の第1実施例を示す全体
構成図および全体回路構成図、第2図は第1B図中のロー
パスフィルタのカットオフ周波数を示す図、第3図は最
大ピーク検出回路の構成図、第4図は最大ピーク検出回
路と最小ピーク検出回路の各部の動作波形を示す図、第
5図は最大ピーク検出回路の他の例を示す回路構成図、
第6図は最小ピーク検出回路の構成図、第7図はゼロク
ロス点検出回路の構成図、第8図はCPUのメインフロー
チャートを示す図、第9図は入力波形とそれに伴う各部
の動作を示すタイムチャート図、第10図は最大ピーク点
直後のゼロクロス点検出時の割り込み処理フローチャー
トを示す図、第11図は最小ピーク点直後のゼロクロス点
検出時の割り込み処理フローチャートを示す図、第12図
は別の入力波形とそれに伴う各部の動作を示すタイムチ
ャート図、第13図はこの発明の第2実施例を示す全体構
成図、第14図は同実施例のカード装着判定回路図、第15
図は同実施例のスイッチ・表示部を示す図、第16図は同
実施例のカード収納部の配置図、第17図は同実施例の動
作を説明するためのメインルーチンのフローチャートを
示す図、第18図は第17図におけるカード用ルーチンIの
フローチャートを示す図、第19図は同じくカード用ルー
チンIIのフローチャートを示す図、第20図は同じくMAIN
ルーチンのフローチャートを示す図、第21図は第20図に
おけるカードセレクトスイッチ変化処理のフローチャー
トを示す図、第22図は同じく音色選択スイッチ変化処理
のフローチャートを示す図、第23図は第17図におけるカ
ード用ルーチンIIIのフローチャートを示す図、第24図
は第15図における音色ナンバ表示部に上位桁のみが表示
された場合を示す説明図である。 10……サウンドシステム、30、30A……音源装置、30a…
…音色選択スイッチ、30B……リズム音源回路、50……
ピッチ抽出装置、60……ギターシンセサイザ、61……弦
楽器本体、68a、68b……汎用ピックアップ、69……各弦
独立ピックアップ、131……内部記憶手段、132……内部
ROM、133……内部RAM、210a……パラメータ設定スイッ
チ部、220a……パラメータ記憶RAMカード、220b……イ
ンターフェース部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾弦操作に応じて楽音の発音開始を指示す
    る発音開始指示手段と、発音させるべき楽音の音高を指
    定する音高指定手段とを備えた電子弦楽器において、 発音させるべき楽音の特性を設定するための複数の楽音
    データを記憶した内部記憶手段と、 発音させるべき楽音の特性を設定するための複数の楽音
    データを記憶した外部媒体が装着される記憶媒体装着手
    段と、 前記外部記憶媒体が前記記憶媒体装着手段に装着されて
    いるか否かを検出する外部記憶媒体装着検出手段と、 電源の投入時において、前記外部記憶媒体装着検出手段
    により前記外部記憶媒体が装着されていることが検出さ
    れている場合には該外部記憶媒体を選択し、前記外部記
    憶媒体が装着されていることが検出されていない場合に
    は前記内部記憶手段を選択するとともに、電源の投入後
    においては操作に応じて、前記内部記憶手段と前記外部
    記憶媒体とのいずれか一方を選択する第1の選択手段
    と、 前記楽音データのいずれかを選択する第2の選択手段
    と、 前記第1の選択手段により選択された前記内部記憶手段
    と前記外部記憶媒体とのいずれか一方より、前記第2の
    選択手段により選択された楽音データを読み出し、読み
    出された楽音データに基づいて、発音させるべき楽音の
    特性を指定する楽音特性指定手段と、 前記外部記憶媒体装着検出手段の検出結果に基づいて前
    記外部記憶媒体が前記記憶媒体装着手段に装着されてい
    るか否か、前記第1の選択手段が前記外部記憶媒体と前
    記内部記憶手段のいずれを選択したのか、及び前記第2
    の選択手段がいずれの楽音データを選択したのかを表示
    する表示手段と、 を具備することを特徴とする電子弦楽器。
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