JP2922100B2 - 伴奏システム及び当該システムを組み込んだ電気弦楽器 - Google Patents

伴奏システム及び当該システムを組み込んだ電気弦楽器

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JP2922100B2
JP2922100B2 JP5270940A JP27094093A JP2922100B2 JP 2922100 B2 JP2922100 B2 JP 2922100B2 JP 5270940 A JP5270940 A JP 5270940A JP 27094093 A JP27094093 A JP 27094093A JP 2922100 B2 JP2922100 B2 JP 2922100B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレキギターでバンド
練習をしたり、一人でフルオーケストラ演奏を楽しんだ
りするための伴奏システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エレキギターにてバンド演奏の練
習をしたり、一人でフルオーケストラ演奏を楽しんだり
する場合、伴奏パターンの入っているリズムボックスと
ミキシング装置とを用意し、ミキシング装置にエレキギ
ターとリズムボックスとを接続し、両者からの楽音信号
を混合・増幅してスピーカーから出力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうしたバ
ンド練習などをする場合に、エレキギターの方の音量と
リズムボックスの方の音量とが適切なバランスになって
いないと、快適な練習をすることができない。ところ
が、エレキギターの音量はエレキギターに備えられてい
るボリュームスイッチを調整することにより行い、リズ
ムボックスの方はリズムボックスに備えられているボリ
ュームスイッチを操作する必要があり、面倒であった。
また、実際に音を出してみないと音量バランスの調整結
果が確認できず、非常に手間取る場合があった。
【0004】そこで、本発明は、音量調整の不便を解消
し、自動的に音量のバランスを調整するとともに、自動
調整機能を備えても微妙な演奏表現を損なうことのない
システムの提供を第の目的とし、さらに、これらをエ
レキギターなどの電気弦楽器において実現することを第
の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
めに完成された本発明の伴奏システムは、請求項1に記
載した様に、演者の楽器演奏又は歌唱の状態を検出し、
スピーカから放音するための演奏信号として出力する演
奏信号出力手段と、前記演者の楽器演奏又は歌唱に対す
る伴奏に相当する伴奏信号を出力する伴奏信号出力手段
と、前記演奏信号及び伴奏信号をミキシングするミキシ
ング手段と、該ミキシングされた信号若しくはミキシン
グ前の各信号を増幅する増幅手段と、該ミキシング及び
増幅のなされた信号に基づいて放音をするスピーカとか
らなる伴奏システムにおいて、前記演奏信号の音量レベ
ルと伴奏信号の音量レベルとが、所定の関係になってい
るか否かを判断する音量関係判断手段と、該音量関係判
断手段の判断結果によると、演奏信号と伴奏信号の音量
レベルの関係が所定の関係から外れていると判断される
場合には、ミキシング手段によりミキシングをする前
に、両信号の音量レベルの関係が前記所定の関係に収ま
る様に両信号の音量レベルを相対的に調整する音量レベ
ル調整手段と、前記音量レベル調整手段による音量レベ
ルの調整を、バランス調整のリクエストがあった後にだ
け実行させ、かつ、一旦バランス調整が完了したらバラ
ンス調整を繰り返さないように構成したリクエスト対応
手段と、 を備えたことを特徴とする
【0006】
【0007】また、第2の目的を達成すべく完成された
本発明の電気弦楽器は、請求項に記載した様に、弦の
振動をアナログ情報として検出するピックアップ手段
と、伴奏パターンをデジタル情報として与える伴奏情報
付与手段と、該伴奏情報付与手段により与えられるデジ
タル情報をアナログ情報に変換するD/A変換手段と、
前記ピックアップ手段が検出したアナログ情報及び前記
D/A変換手段により得られたアナログ情報をミキシン
グするミキシング手段と、該ミキシングされた信号若し
くはミキシング前の各信号を増幅する増幅手段と、該ミ
キシング及び増幅のなされた信号に基づいて放音をする
スピーカとを本体に組み込んだ電気弦楽器であって、さ
らに、前記ピックアップ手段の検出するアナログ情報の
音量レベルと伴奏情報付与手段から与えられるデジタル
情報の音量レベルとが、所定の関係になっているか否か
を判断する音量関係判断手段と、該音量関係判断手段の
判断結果によると、前記ピックアップ手段の検出するア
ナログ情報の音量レベルと伴奏情報付与手段から与えら
れるデジタル情報の音量レベルとが所定の関係から外れ
ていると判断される場合には、ミキシング手段によりミ
キシングをする前に、両信号の音量レベルの関係が前記
所定の関係に収まる様に両信号の相対的な音量レベルを
調整する音量レベル調整手段と、前記音量レベル調整手
段による音量レベルの調整を、バランス調整のリクエス
トがあった後にだけ実行させ、かつ、一旦バランス調整
が完了したらバランス調整を繰り返さないように構成し
たリクエスト対応手段と、を本体に組み込んだことを特
徴とする
【0008】なお、請求項に記載した様に、この請求
記載の電気弦楽器において、前記ピックアップ手段
の検出するアナログ情報を分岐させて取り出すと共に電
圧レベルを所定範囲内に収まる様に調整する電圧調整手
段と、該電圧調整手段により調整されたアナログ情報を
デジタル情報に変換するA/D変換手段とを備え、前記
音量関係判断手段は、該A/D変換手段により得られる
デジタル情報に基づいてアナログ情報の音量レベルを判
断するように構成するとよい。
【0009】また、より具体的には、請求項に記載し
た様に、この請求項記載の電気弦楽器において、前記
ピックアップ手段とミキシング手段との間に、増幅率可
変のオペレーションアンプを配設し、前記音量レベル調
整手段によって、該オペレーションアンプの増幅率を調
整することにより、ピックアップ手段からのアナログ情
報と伴奏情報付与手段からのデジタル情報の音量レベル
のバランスを調整するよう構成することもできるし、請
求項に記載した様に、この請求項記載の電気弦楽器
において、前記音量レベル調整手段が、伴奏情報付与手
段から出力されるデジタル情報の方の音量レベルを調整
してからD/A変換手段に与えることにより、ピックア
ップ手段からのアナログ情報と伴奏情報付与手段からの
デジタル情報の音量レベルのバランスを調整するよう構
成することもできる
【0010】
【0011】
【作用】請求項1に記載した本発明の伴奏システムによ
れば、演者の楽器演奏又は歌唱に伴奏を付けてスピーカ
から出力する場合に、演奏信号と伴奏信号の音量レベル
の関係が所定の関係から外れていると判断される場合に
は、両信号をミキシングする前に、両信号の音量レベル
の関係が前記所定の関係に収まる様に両信号の相対的な
音量レベルを調整する。従って、楽器演奏又は歌唱と、
伴奏とが、自動的に、所定のバランスになるように調整
され、面倒な音量バランスの調整をすることなく、快適
な伴奏付き演奏・歌唱を楽しむことができる。
【0012】また、当該システムによれば、音量バラン
スの自動調整はリクエストに応じてだけ実行し、一旦バ
ランス調整が完了すればこれを繰り返さないので、演者
が表現した抑揚などが自動調整で消えてしまい、単調な
演奏になってしまうといったことがない。
【0013】請求項2に記載した本発明の電気弦楽器に
よれば、ピックアップ手段の検出するアナログ情報の音
量レベルと伴奏情報付与手段から与えられるデジタル情
報の音量レベルとが、所定の関係になるように、自動的
に両者の音量のバランスが調整される。しかも、ピック
アップ手段により弦の振動をアナログ情報として検出す
る構成なので、エレキギター等に特有の微妙な音色を表
現することができる。また、伴奏情報付与手段,D/A
変換手段,ミキシング手段,増幅手段及びスピーカを本
体に内蔵しているので、リズムボックスなどと接続する
手間がなく、バンド演奏の練習等を簡便に開始すること
ができる。また、請求項1に記載した本発明のシステム
と同様、演奏者が表現した抑揚などの技法が自動調整で
消えてしまうといったことがない。
【0014】請求項に記載した電気弦楽器によれば、
アナログ情報をデジタル値に変換して音量バランスを判
断するようにしたので、的確かつ迅速に判断を下すこと
ができる。また、請求項に記載した電気弦楽器によれ
ば、ピックアップ手段からのアナログ情報をミキシング
手段に与える前に、オペレーションアンプによって所定
の増幅率で増幅するので、容易に音量バランスを調整す
ることができる。さらに、請求項に記載した電気弦楽
器によれば、これとは逆に、伴奏情報付与手段から出力
されるデジタル情報の方の音量レベルを調整してからミ
キシングするので、同じく容易に音量バランスの調整を
することができる
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。第1実施例としてのエレキギター1は、図
1,図2に示すように、鉄弦3を備えた本体5に、鉄弦
3の振動をアナログ情報として検出するピックアップ7
と、伴奏パターンをデジタル情報として記録したROM
カード9を装着するカードスロット11と、CPUを中
心とした電子音源回路13と、電子音源回路13及びピ
ックアップ7からの出力信号を混合するミキシング部1
5と、このミキシング部15にてミキシングされた信号
を増幅する増幅回路17と、増幅回路17にて増幅され
た信号に基づいて発音をするスピーカ19と、ヘッドホ
ン21を接続することによってこのスピーカ19と切り
換えて使用されるヘッドホン端子23と、電子音源回路
13に対して各種条件設定などの指定をする操作パネル
25と、MIDI端子27と、電源用の乾電池29とを
備える。
【0016】ピックアップ7は、鉄弦3のそれぞれに対
して1組ずつ配設され、鉄弦3が振動することによって
生じる磁場変化を検出し、アナログ信号として出力する
ものである。電子音源回路13は、CPU30,プログ
ラムメモリ31,楽音波形メモリ32,RAM33,自
動演奏データメモリ34,音源回路35,カードインタ
フェース回路36,パネルインタフェース回路37,M
IDIインタフェース回路38及びD/A変換器39を
備えている。また、ピックアップ7からの信号の一部を
取り込み、0〜5Vの範囲の電圧となるように調整する
電圧調整回路41と、この電圧調整回路41からのアナ
ログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器43も
備えられている。
【0017】プログラムメモリ31は、伴奏の実行など
をするための制御処理プログラムを記憶している。楽音
波形メモリ32には、伴奏に必要なドラム,ベース等の
各種楽器の楽音波形に関する情報を記憶している。RA
M33は、各種演算処理を実行する際に、データなどを
一次的に記憶したりするためのものである。自動演奏デ
ータメモリ34は、いくつかのリズムパターンなどを予
め記憶したROMである。音源回路35は、複数の並列
発音チャンネルを備え、楽音波形メモリ32から読み出
された楽音波形データと、自動演奏データメモリ34や
カードインタフェース回路36から読み込んだ伴奏デー
タとから、デジタル楽音信号を出力する回路である。カ
ードインタフェース回路36は、カードスロット11に
接続されており、ROMカード9の記憶内容を読み込む
ための回路である。パネルインタフェース回路37は、
操作パネル25に接続されており、操作パネル25から
の指示を読み込むための回路である。MIDIインタフ
ェース回路38は、MIDI端子27に接続され、自動
演奏データメモリ34やROMカード9から読み込んだ
演奏データを外部のMIDI対応機器に出力したり、逆
に、外部のMIDI対応機器からの演奏データを入力し
たりする。外部のMIDI対応機器から入力した演奏デ
ータは、自動演奏データメモリ34やROMカード9か
ら読み込んだデータと同様に伴奏用として処理すること
ができる。D/A変換器39は、音源回路35から出力
されるデジタル信号をアナログ信号に変換するためのも
のである。
【0018】ミキシング部15には、ピックアップ7に
て検出したアナログ信号の方の強さを調整する可変抵抗
式のギター音量調整回路15aが設けられている。この
音量調整回路15aとピックアップ7との間には、回路
のインピーダンス調整のためのオペアンプ16が設けら
れている。なお、オペアンプ16は、伴奏音との音量調
整の役割も兼ねている。そして、このギター音量調整回
路15aの下流位置に前述の電圧調整回路41に信号を
分岐させるための分岐ポイント15bも設けられてい
る。また、この分岐ポイント15bと、ミキシングポイ
ント15cとの間には、CPU30によって増幅率を可
変することのできるオペレーションアンプ(オペアン
プ)45を配設してある。
【0019】このオペアンプ45は、図3に示すような
構成になっている。即ち、オペアンプ45は、抵抗器R
x(x=1〜8)のいずれかをCPU30が選択するこ
とにより、もう一つの抵抗器Rfとの関係より、8段階
の増幅率を選択できる様に構成されている。増幅率は、
下式で定まる。
【0020】
【数1】(増幅率)=1+Rf/Rx ここで、例えば、R1=Rf,R2=R1/3,R3=
R1/7,R4=R1/15,R5=R1/31,R6
=R1/63,R7=R1/127,R8=R1/25
5としておくと、R1〜R8のいずれの抵抗器に連なる
ポートにロウレベル信号を出力するかにより、オペアン
プ45に対して、2倍,4倍,8倍,16倍,32倍,
64倍,128倍,256倍の増幅率設定することがで
きる。なお、Rx側の抵抗器を複数個並列で使うように
すれば、さらに細かな増幅率調整をすることができる。
【0021】操作パネル25は、電子音源回路13によ
り発生される伴奏パターンの音量調整を行うためのリズ
ムボリュームスイッチ51と、パターンのテンポ調整の
ためのテンポスイッチ52と、パターンの転調のための
トランスポーズスイッチ53と、パターン選択等のため
のセレクトスイッチ54と、所定のパートの消音をする
ためのパートミュートスイッチ55と、自動演奏データ
メモリ34及びROMカード9のいずれを伴奏データと
して選択するかを切り換えるための切換スイッチ56
と、ギター音量調整のためのギターボリュームスイッチ
57及びその他のスイッチ58と、表示部59とを備え
ている。また、後述の自動音量バランス調整の実行を指
示するバランス自動調整スイッチ61も備えられてい
る。リズムボリュームスイッチ51、テンポスイッチ5
2、トランスポーズスイッチ53、セレクトスイッチ5
4は、いずれも一対のボタンスイッチからなり、アップ
・ダウン指示によって音量の増減や、テンポの変更等を
行う様に構成されている。パートミュートスイッチ5
5,切換スイッチ56及びバランス自動調整スイッチ6
1は、各1個のボタンスイッチからなり、順繰りに選択
内容を変更する構成となっている。表示部59は、7セ
グメントのLED2セットからなるニ桁の数字表示窓で
ある。この表示部59は、各スイッチ51〜56の操作
に応じてその設定内容を表示する。
【0022】次に、CPU30における処理内容につい
て説明する。図4はメインルーチンである。CPU30
は、電源がオンとされると、まず、初期化処理を実行す
る(S10)。この処理では、RAM33の記憶内容を
クリアしたり、音源の状態(リズムボリューム,テン
ポ,トランスポーズ,リズムパターンセレクト,パート
ミュート設定など)の初期設定を行う。なお、この初期
設定では、ギターの音量が基準値であると想定して、こ
の基準値とのバランスを考慮したリズムボリュームの初
期設定がなされる。
【0023】次に、スイッチイベント処理を実行する
(S20)。この処理では、操作パネル25の各スイッ
チ51〜58の操作状態をスキャンニングし、それに応
じて音源の設定状況を変更すると共に、操作されている
スイッチによる設定内容を表示部59にニ桁の数字で表
示する。演奏者は、表示部59に表示された数字を確認
しながら、数字をアップ・ダウンさせることにより、任
意のリズムパターンやリズムボリュームなどを設定して
いくことができる。
【0024】演奏者による音源設定が完了したら、自動
演奏処理に移行する(S30)。自動演奏処理は、通常
のリズムボックスや電子楽器で行っているのと全く同じ
で、簡単に説明すると次の様な処理をしている。リズム
パターンセレクトの設定に応じて自動演奏データメモリ
34とROMカード9のいずれかから伴奏パターンのデ
ータを読み出し、ノートオンデータに応じて楽音波形メ
モリ32から楽音波形を読み出し、さらにスイッチイベ
ント処理によって設定されたリズムボリューム,テン
ポ,トランスポーズ,パートミュート設定などと、ノー
トオンデータ自体により定まる音量レベルとを考慮し
て、1音ずつ音源回路35の空きチャンネルにエンベロ
ープを含んだ楽音データを設定する。一方、ノートオフ
データが読み出された場合には、このデータによってノ
ートオフが指示されたチャンネルの音量レベルを「0」
に設定する。音源回路35は、こうしてノートオンデー
タに従って設定された楽音データに基づいて、ドラムな
らドラム特有の変化をするデジタル信号を出力し、ノー
トオフの指示に従ってこの出力を停止する。こうして出
力されたデジタル信号は、D/A変換器39にてアナロ
グ信号に変換され、増幅回路17にて増幅され、スピー
カ19より放音される。こうして、リズムボックスとし
ての機能を発揮する。
【0025】なお、エレキギターとしての機能は、この
CPU30による処理とは無関係に実行される。即ち、
ピックアップ7にて検出した鉄弦3の振動は、アナログ
信号としてミキシング部15に与えられ、アナログ信号
に変換された伴奏パターンとミキシングされる。この
際、エレキギターの音量は、ミキシングする前にギター
音量調整回路15aを通すことで演奏者の意図する音量
に調整される。なお、伴奏パターンを選択しないでおけ
ば、単純なエレキギターとして使用することができる。
【0026】以上の処理以外に、必要に応じてその他の
処理を実行する(S40)。S20〜S40の処理は、
電源がオフにされるまで、逐次繰り返される。このその
他の処理として、本実施例では特に、ギター演奏の音量
と、リズムパターンの音量とが理想的なバランスになる
ように自動調整する処理を実行している。
【0027】このバランス自動調整処理は、その前提と
して、スイッチイベント処理において、図5に示すよう
な処理がなされている。スイッチイベント処理におい
て、パネルスキャンの結果、スイッチイベントがあった
と判断される場合には、当該イベントのあったスイッチ
がバランス自動調整スイッチ61であったか否かを判断
する(S21〜S23)。バランス自動調整スイッチ6
1が操作されていた場合には、音量バランスの自動調整
がリクエストされたことを表すフラグ(自動調整リクエ
ストフラグ)FLGをオンにセットする(S24)。一
方、バランス自動調整スイッチ61以外のスイッチ操作
であった場合には、各スイッチに対応する処理、例えば
リズムパターン選択などを実行する(S25)。そし
て、これらの処理の最後に、スイッチイベントに応じて
設定された内容を表示部59に逐次表示するためのLE
D処理を実行する(S26)。
【0028】こうして自動調整リクエストフラグFLG
がオンにセットされている場合には、メインルーチンで
いう「その他の処理(S40)」の一つとして、図6に
示すようなバランス自動調整処理が実行される。この処
理では、最初に自動調整リクエストフラグFLGをチェ
ックし、オフならば以下の処理を実行せずにそのまま処
理ルーチンを抜ける(S41;NO)。一方、フラグF
LGがオンがなら、分岐ポイント15bから電圧調整回
路41及びA/D変換器43を経て入力されるギター演
奏に伴う検出信号を読み込む(S42)。また、スイッ
チイベント処理によって設定されているリズムボリュー
ム値を読み込む(S43)。そして、リズムボリューム
値に対して理想的なギター音量値を求めて予めプログラ
ムメモリ31内のデータエリアに記録しておいたバラン
ステーブルを参照し(S44)、この参照結果をギター
演奏に伴う入力信号で除算して増幅率を算出する(S4
5)。即ち、(増幅率)=(テーブル値)/(入力値)
が算出される。そして、この増幅率になるように、R1
〜R8のいずれか一つ又は複数の抵抗器を稼動状態にし
て、オペアンプ45の増幅率を調整する(S46)。こ
うしてバランス自動調整が済んだら、自動調整リクエス
トフラグFLGをオフにして処理を終了する(S4
7)。最後にフラグFLGをオフにするのは、「これが
オンのままだと演奏中に随時音量が所定のバランスにな
るように自動調整され続けてしまうため、折角抑揚を付
けて演奏したのにこれがなくなって単調な演奏になって
しまう。」といったことをなくするためである。
【0029】なお、S44にて参照するテーブルは、リ
ズムパターン毎に違う値にすることや、システム設定モ
ード等で設定可能にするようにしてもよい。また、オペ
アンプ45におけるダイオードとCPUのOUT PO
RTとの間には、OUT PORT保護のために、HE
XバッファーまたはHEXインバーターを入れるとよ
く、A/D変換器43の前に、入力信号の検出を安定さ
せるために一定時間入力のピークを保持するためのピー
クホールド回路を加えるとよい。
【0030】次に、第2実施例について説明する。第2
実施例のエレキギターのハード的には第1実施例のエレ
キギターとほぼ同様であるが、図7に示すように、オペ
アンプ45を備えない点で異なっている。そして、ソフ
ト的には、バランス自動調整処理が図8の様な内容にな
っている点が異なる。
【0031】最初に自動調整リクエストフラグFLGを
チェックし、フラグFLGがオンがなら、A/D変換器
43を経てギター演奏に伴う検出信号を読み込むところ
までは第1実施例と同じである(S51,S52)。以
下の処理が第1実施例と異なっている。
【0032】まず、S52で読み込んだ信号が所定の音
量範囲から外れているか否かを判断する(S53)。こ
こで所定の音量範囲から外れていると判断された場合に
は、このS52で読み込んだ信号の音量レベルが音量範
囲から外れている量に応じてリズムボリュームレベルの
調整値を求め、これを初期設定されているリズムボリュ
ームに加算又は減算して最終的なリズムボリュームを算
出する(S54)。そして、RAM34内のリズムボリ
ュームの設定値を、この算出値に変更した後(S5
5)、自動調整リクエストフラグFLGをオフにして処
理を終了する(S56)。最後にフラグFLGをオフに
するのは第1実施例と同じ理由による。一方、S53に
てNOと判定された場合には、リズムボリュームレベル
を変更することなく、S56を経て処理を終了する。即
ち、リズムボリュームとしては初期化処理の結果設定さ
れた基準値が有効なものとなる。
【0033】このようにして、各実施例のエレキギター
によれば、自動調整をリクエストするだけで、リズムパ
ターンとギター演奏とを理想的な音量バランスに調整で
き、面倒な調整作業をしなくてよくなる。なお、バラン
ス自動調整スイッチ61がオンにされたときに1回だけ
自動調整をするように構成したので、演奏者の表現した
抑揚のあるギター演奏が損なわれるといったことがな
い。また、リクエストされたときにだけ自動調整するよ
うに構成したので、自動調整をしたくない場合にはリズ
ムボリュームスイッチ51とギターボリュームスイッチ
57とを操作して任意のバランス(理想的なバランスに
限らない)に自由に音量バランスを調整することができ
る。
【0034】こうした特徴的な効果以外にも、実施例に
よれば、次の様な効果がある。各実施例のエレキギター
によれば、演奏者は、リズムボックスやアンプ,ミキサ
ー,スピーカーといった機器を準備したり、配線をする
ことなく、バンド練習をしたり、一人でフルオーケスト
ラ演奏を楽しんだりすることができる。また、シンセサ
イザーの様な完全な電子楽器とは異なるので、通常のエ
レキギターとしてそのまま使用でき、エレキギター特有
の技法、例えばビブラート,チョーキング,ハーモニッ
クス等による表現をすることもできる。加えて、電池式
であるので、いつでも、どこでも楽しむことができる。
【0035】以上実施例について説明したが、本発明は
このような実施例に何等限定されるものではなく、例え
ば、エレキベースに適用したり、電源は家庭用電源や自
動車バッテリをも利用することができる用に接続コード
を設けておいたり、あるいは家庭用電源専用とするな
ど、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態
様で実施し得ることはもちろんである。
【0036】また、実施例では、バランス自動調整が1
回完了したら、次にリクエストがあるまではバランス調
整をしないように構成したが、これに限らず、リクエス
ト後、一定時間の間はバランス調整を繰り返し実行し、
ある程度時間が経った後はバランス調整を繰り返さない
ようにしてもよい。この場合は、バランス自動調整が完
了したことを明示する様に、LED表示をしたり、ブザ
ーをならしたりするとよい。もちろん、ずっとバランス
調整をするようにしておいても構わない。例えば、第2
実施例の様にリズムパターンの方の音量をいじってバラ
ンス調整をするシステムでは、常にバランス調整がされ
ていてもギター演奏における抑揚が消されることはな
く、演奏の抑揚に併せてリズムの強くなったり弱くなっ
たりする伴奏を楽しむことができる。
【0037】さらに、実施例ではギター演奏の信号とリ
ズムボックスの信号とをミキシングした後で増幅する構
成としたが、それぞれをミキシングする前に増幅し、そ
の後でミキシングする様にしてもよい。加えて、電気弦
楽器に限らず、例えばカラオケシステムにおいて、マイ
クから取り込んだ歌唱者の音量を取り込み、これを実施
例のギター演奏信号を電圧調整,A/D変換したのと同
様に処理して伴奏と歌唱との音量バランスを自動調整す
るようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の伴奏シス
テム及び電気弦楽器によれば、主たる演奏・歌唱の音量
と伴奏の音量とのバランスを自動的に調整することがで
き、音量バランス調整作業の面倒をなくすることができ
る。特に、請求項2記載の伴奏システム及び請求項7記
載の電気弦楽器によれば、自動調整機能を備えることで
かえって微妙な演奏表現を損なってしまうといったこと
まで排除することができる。また、請求項4〜請求項6
に記載した具体的構成を有する電気弦楽器によれば、デ
ジタル値に基づいて簡単・確実に自動バランス調整を実
行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1,第2実施例共通のエレキギターの外観
を示す正面図である。
【図2】 第1実施例のエレキギターの内部の回路構成
を示すブロック図である。
【図3】 第1実施例のエレキギターにおけるオペアン
プの構成を示すブロック図である。
【図4】 第1,第2実施例共通のエレキギターにおけ
るメインルーチンのフローチャートである。
【図5】 第1,第2実施例共通のエレキギターにおけ
るスイッチイベント処理のフローチャートである。
【図6】 第1実施例のエレキギターにおけるバランス
自動調整処理のフローチャートである。
【図7】 第2実施例のエレキギターの内部の回路構成
を示すブロック図である。
【図8】 第2実施例のエレキギターにおけるバランス
自動調整処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・エレキギター、3・・・鉄弦、5・・・本体、
7・・・ピックアップ、9・・・ROMカード、11・
・・カードスロット、13・・・電子音源回路、15・
・・ミキシング部、15a・・・ギター音量調整回路、
15b・・・分岐ポイント、15c・・・ミキシングポ
イント、16・・・オペアンプ、17・・・増幅回路、
19・・・スピーカ、21・・・ヘッドホン、23・・
・ヘッドホン端子、25・・・操作パネル、27・・・
MIDI端子、29・・・乾電池、30・・・CPU、
31・・・プログラムメモリ、32・・・楽音波形メモ
リ、33・・・RAM、34・・・自動演奏データメモ
リ、35・・・音源回路、36・・・カードインタフェ
ース回路、37・・・パネルインタフェース回路、38
・・・MIDIインタフェース回路、39・・・D/A
変換器、41・・・電圧調整回路、43・・・A/D変
換器、45・・・オペアンプ、51・・・リズムボリュ
ームスイッチ、52・・・テンポスイッチ、53・・・
トランスポーズスイッチ、54・・・セレクトスイッ
チ、55・・・パートミュートスイッチ、56・・・切
換スイッチ、57・・・ギターボリュームスイッチ、5
8・・・他のスイッチ、59・・・表示部、61・・・
バランス自動調整スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10H 3/18 G10H 1/00 101 - 102 G10H 1/36,1/46 G10K 15/04 302

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演者の楽器演奏又は歌唱の状態を検出
    し、スピーカから放音するための演奏信号として出力す
    る演奏信号出力手段と、 前記演者の楽器演奏又は歌唱に対する伴奏に相当する伴
    奏信号を出力する伴奏信号出力手段と、 前記演奏信号及び伴奏信号をミキシングするミキシング
    手段と、 該ミキシングされた信号若しくはミキシング前の各信号
    を増幅する増幅手段と、 該ミキシング及び増幅のなされた信号に基づいて放音を
    するスピーカとからなる伴奏システムにおいて、 前記演奏信号の音量レベルと伴奏信号の音量レベルと
    が、所定の関係になっているか否かを判断する音量関係
    判断手段と、 該音量関係判断手段の判断結果によると、演奏信号と伴
    奏信号の音量レベルの関係が所定の関係から外れている
    と判断される場合には、ミキシング手段によりミキシン
    グをする前に、両信号の音量レベルの関係が前記所定の
    関係に収まる様に両信号の音量レベルを相対的に調整す
    る音量レベル調整手段と 前記音量レベル調整手段による音量レベルの調整を、バ
    ランス調整のリクエストがあった後にだけ実行させ、か
    つ、一旦バランス調整が完了したらバランス調整を繰り
    返さないように構成したリクエスト対応手段と、 を備えたことを特徴とする伴奏システム。
  2. 【請求項2】 弦の振動をアナログ情報として検出する
    ピックアップ手段と、伴奏パターンをデジタル情報とし
    て与える伴奏情報付与手段と、該伴奏情報付与手段によ
    り与えられるデジタル情報をアナログ情報に変換するD
    /A変換手段と、前記ピックアップ手段が検出したアナ
    ログ情報及び前記D/A変換手段により得られたアナロ
    グ情報をミキシングするミキシング手段と、該ミキシン
    グされた信号若しくはミキシング前の各信号を増幅する
    増幅手段と、該ミキシング及び増幅のなされた信号に基
    づいて放音をするスピーカとを本体に組み込んだ電気弦
    楽器であって、さらに、 前記ピックアップ手段の検出するアナログ情報の音量レ
    ベルと伴奏情報付与手 段から与えられるデジタル情報の
    音量レベルとが、所定の関係になっているか否かを判断
    する音量関係判断手段と、 該音量関係判断手段の判断結果によると、前記ピックア
    ップ手段の検出するアナログ情報の音量レベルと伴奏情
    報付与手段から与えられるデジタル情報の音量レベルと
    が所定の関係から外れていると判断される場合には、ミ
    キシング手段によりミキシングをする前に、両信号の音
    量レベルの関係が前記所定の関係に収まる様に両信号の
    相対的な音量レベルを調整する音量レベル調整手段と、 前記音量レベル調整手段による音量レベルの調整を、バ
    ランス調整のリクエストがあった後にだけ実行させ、か
    つ、一旦バランス調整が完了したらバランス調整を繰り
    返さないように構成したリクエスト対応手段と、 を本体に組み込んだことを特徴とする電気弦楽器。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電気弦楽器において、 前記ピックアップ手段の検出するアナログ情報を分岐さ
    せて取り出すと共に電圧レベルを所定範囲内に収まる様
    に調整する電圧調整手段と、 該電圧調整手段により調整されたアナログ情報をデジタ
    ル情報に変換するA/D変換手段とを備え、 前記音量関係判断手段は、該A/D変換手段により得ら
    れるデジタル情報に基づいてアナログ情報の音量レベル
    を判断するように構成したことを特徴とする電気弦楽
    器。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電気弦楽器において、 前記ピックアップ手段とミキシング手段との間に、増幅
    率可変のオペレーションアンプを配設し、 前記音量レベル調整手段によって、該オペレーションア
    ンプの増幅率を調整することにより、ピックアップ手段
    からのアナログ情報と伴奏情報付与手段からのデジタル
    情報の音量レベルのバランスを調整するよう構成したこ
    とを特徴とする電気弦楽器。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の電気弦楽器において、 前記音量レベル調整手段が、伴奏情報付与手段から出力
    されるデジタル情報の方の音量レベルを調整してからD
    /A変換手段に与えることにより、ピックアッ プ手段か
    らのアナログ情報と伴奏情報付与手段からのデジタル情
    報の音量レベルのバランスを調整するよう構成したこと
    を特徴とする電気弦楽器。
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