JP2002328676A - 電子楽器、発音処理方法及びプログラム - Google Patents

電子楽器、発音処理方法及びプログラム

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JP2002328676A
JP2002328676A JP2001132741A JP2001132741A JP2002328676A JP 2002328676 A JP2002328676 A JP 2002328676A JP 2001132741 A JP2001132741 A JP 2001132741A JP 2001132741 A JP2001132741 A JP 2001132741A JP 2002328676 A JP2002328676 A JP 2002328676A
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Hideyuki Tanaka
秀幸 田中
Akira Kawai
晃 河合
Kazunori Matsuda
寿徳 松田
Eiji Matsuda
英治 松田
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 演奏操作子の操作によりサブパートデータの
音量の指示を可能にすることを課題とする。 【解決手段】 本発明の電子楽器は、1つ又は複数のパ
ートで構成されているメインパートデータ(109a)
及び1つ又は複数のパートで構成されているサブパート
データ(109b)を記憶する記憶手段(109)と、
演奏者がベロシティを含む発音指示をするための演奏操
作子(102)と、演奏操作子により発音指示される毎
に順次記憶手段から1つ又は複数のメインパートデータ
を読み出して発音処理する手段と、発音指示に含まれる
ベロシティに応じてベロシティ又はボリュームを決定す
る手段と、決定されたベロシティ又はボリュームに応じ
た音量で記憶手段に記憶されているサブパートデータを
読み出して発音処理する手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め用意された自
動演奏データを演奏操作子により発音指示がされる毎に
所定量ずつ順次メインパートデータを読み出して発音処
理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子楽器では、半自動演奏するた
めのメロディパートデータ(メインパートデータ)をメ
モリに記憶させておき、鍵盤により指示されたタイミン
グによってメロディパートデータを読み出して、楽音を
発生させることで、半自動演奏を進行させていた。この
際、伴奏パートデータ(サブパートデータ)は、予め設
定された音量で自動伴奏される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電子楽
器では、伴奏パートデータが予め設定された音量に拘束
されるので、演奏者の所望の音量で伴奏パートデータを
自動伴奏させることができなかった。
【0004】本発明の目的は、演奏操作子の操作により
サブパートデータの音量の指示を可能にすることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、1つ又は複数のパートで構成されているメインパー
トデータ及び1つ又は複数のパートで構成されているサ
ブパートデータを記憶する記憶手段と、演奏者がベロシ
ティを含む発音指示をするための演奏操作子と、前記演
奏操作子により発音指示される毎に順次前記記憶手段か
ら1つ又は複数のメインパートデータを読み出して発音
処理するメインパート発音処理手段と、前記発音指示に
含まれるベロシティに応じてベロシティ又はボリューム
を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された
ベロシティ又はボリュームに応じた音量で前記記憶手段
に記憶されているサブパートデータを読み出して発音処
理するサブパート発音処理手段とを有する電子楽器が提
供される。
【0006】本発明の他の観点によれば、1つ又は複数
のパートで構成されているメインパートデータ及び1つ
又は複数のパートで構成されているサブパートデータが
記憶されている記憶手段を準備する準備ステップと、演
奏操作子によりベロシティを含む発音指示がされる毎に
順次前記記憶手段から1つ又は複数のメインパートデー
タを読み出して発音処理するメインパート発音処理ステ
ップと、前記発音指示に含まれるベロシティに応じてベ
ロシティ又はボリュームを決定する決定ステップと、前
記決定されたベロシティ又はボリュームに応じた音量で
前記記憶手段に記憶されているサブパートデータを読み
出して発音処理するサブパート発音処理ステップとを有
する発音処理方法が提供される。
【0007】本発明のさらに他の観点によれば、1つ又
は複数のパートで構成されているメインパートデータ及
び1つ又は複数のパートで構成されているサブパートデ
ータが記憶されている記憶手段を準備する準備手順と、
演奏操作子によりベロシティを含む発音指示がされる毎
に順次前記記憶手段から1つ又は複数のメインパートデ
ータを読み出して発音処理するメインパート発音処理手
順と、前記発音指示に含まれるベロシティに応じてベロ
シティ又はボリュームを決定する決定手順と、前記決定
されたベロシティ又はボリュームに応じた音量で前記記
憶手段に記憶されているサブパートデータを読み出して
発音処理するサブパート発音処理手順とをコンピュータ
に実行させるためのプログラムが提供される。
【0008】本発明によれば、演奏操作子の操作により
サブパートデータの音量をリアルタイムで指示すること
ができるので、演奏者の所望の音量でサブパートデータ
の発音処理を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態による
電子楽器の構成を示す。バス101には、キースイッチ
回路103、パネルスイッチ回路105、表示装置10
6、外部記憶装置107、RAM108、ROM10
9、CPU110及び音源113が接続される。CPU
110は、ROM109内のコンピュータプログラムに
従い、バス101を介して他の構成要素の制御等を行う
ことができる。
【0010】鍵盤(演奏操作子)102は、複数の白鍵
及び黒鍵を有する。キースイッチ回路103は、演奏者
が鍵盤102を押鍵又は離鍵すると、鍵盤オンイベント
(発音指示イベント)又は鍵盤オフイベント(消音指示
イベント)を検出する。鍵盤オンイベントは、音高及び
ベロシティの情報を含む。ベロシティ情報は、押鍵速度
を示す。
【0011】操作パネル104は、種々のスイッチを有
し、例えばマニュアル演奏モード又は半自動演奏モード
を指定するためのスイッチ等を有する。パネルスイッチ
回路105は、演奏者が操作パネル104上のスイッチ
を操作すると、スイッチイベントを検出する。
【0012】表示装置106は、液晶表示器(LCD)
及び発光ダイオード(LED)等を有し、種々の情報を
表示することができる。外部記憶装置107は、フロッ
ピディスクやCD−ROM等であり、種々の情報を記憶
することができる。
【0013】RAM108は、CPU110のワークエ
リアを有し、種々の情報を記憶する。ROM109は、
メロディパートデータ(メインパートデータ)109a
及び自動伴奏パートデータ(サブパートデータ)109
bを記憶する。メロディパートデータ109a及び自動
伴奏パートデータ109bは、それぞれ分けて記憶させ
てもよいし、混在して記憶させてもよく、それぞれのパ
ートは1つ又は複数のパート(チャネル又はトラック)
で構成される。また、メロディパートデータ109a及
び自動伴奏パートデータ109bは、外部記憶装置10
7に記憶させたり、MIDI入出力手段112が外部機
器からMIDIデータとして入力してCPU110に供
給してもよい。
【0014】CPU110は、タイマ111を有し、タ
イマ111は、時間情報をCPU110に供給する。自
動伴奏パートデータ109bは、タイマ111の時間情
報に応じて発音タイミング等が制御される。
【0015】演奏モードには、マニュアル演奏モードと
半自動演奏モードがある。まず、マニュアル演奏モード
について説明する。演奏者が鍵盤102上で演奏操作す
ると、CPU110は、それに応じた楽音パラメータ
(鍵盤オンイベント等)を音源113に供給する。音源
113は、鍵盤オンイベント(音高及びベロシティを含
む)を受けると、波形メモリ114から楽音波形を読み
出し、鍵盤オンイベント中の音高及びベロシティに応じ
た音量で楽音信号を生成する。D/A変換器115は、
楽音信号をデジタル形式からアナログ形式に変換する。
アンプ116は、アナログ形式の楽音信号を増幅し、ス
ピーカ117から楽音を発音させる。
【0016】次に、半自動演奏モードについて説明す
る。CPU110は、演奏者が鍵盤102を押鍵する毎
に順次ROM109から1つ又は複数のメロディパート
データ109aを読み出して、音源113に発音処理さ
せる。音源113は、鍵盤オンイベント(音高及びベロ
シティを含む)を受けると、鍵盤オンイベント中の音高
を無視し、鍵盤オンイベント中のベロシティに応じた音
量で楽音信号を生成して発音させる。具体的には、演奏
者が、鍵盤102を用いて、メロディパートデータ10
9aの各音符の発音タイミング及びベロシティのみを指
示すれば、メロディパートデータ109aが読み出され
てメロディパートデータ109aが示す音高で発音され
る。ROM109内には、1曲分のメロディパートデー
タ109aが記憶されているので、演奏者は曲の音符を
覚えていなくても、発音タイミング及びベロシティを指
定するのみで容易に演奏を行うことができる。
【0017】また、上記のメロディパートデータ109
aの発音処理と同時に、自動伴奏パートデータ109b
の自動伴奏処理が行われる。自動伴奏パートデータ10
9bは、基本的に鍵盤102上の操作とは無関係に読み
出され、音源113に供給される。音源113は、自動
伴奏パートデータ109bの発音処理を行う。
【0018】通常の自動伴奏処理は、自動伴奏パートデ
ータ109b内の各音符データのベロシティに応じた音
量で発音する。しかし、それでは、自動伴奏パートデー
タ109bが予め設定された音量に拘束されるので、演
奏者の所望の音量で自動伴奏パートデータ109bを自
動伴奏させることができない。すなわち、演奏者は、鍵
盤102の操作により、メロディパートデータ109a
の音量のみを指示でき、自動伴奏パートデータ109b
の音量を指示できず、それぞれのパートの音量のバラン
スが悪くなってしまう。
【0019】本実施形態では、鍵盤102の操作により
メロディパートデータ109aの発音タイミング及びベ
ロシティを指示する際、そのベロシティに応じて自動伴
奏パートデータ109bの音量も制御する。具体的に
は、自動伴奏パートデータ109bのボリューム又はベ
ロシティを制御する。音源113は、そのボリューム又
はベロシティに応じた音量で自動伴奏パートデータ10
9bの発音処理を行う。これにより、演奏者は、鍵盤1
02の操作により、メロディパートデータ109aの音
量のみならず、自動伴奏パートデータ109bの音量を
も制御することができる。また、それぞれのパートの音
量のバランスを適正にすることができる。
【0020】図2は、電子楽器のメインルーチンの処理
を示すフローチャートである。電子楽器の電源をオンす
ると、以下の処理が開始する。
【0021】ステップS201では、CPU110の初
期化を行う。例えば、CPU110の各ポートの設定を
行う。ステップS202では、RAM108の初期化を
行う。例えば、RAM108内の音色の設定等を行う。
ステップS203では、タイマ111等の初期化を行
う。
【0022】ステップS204では、鍵盤102の操作
により発生する鍵盤イベントの処理を行う。この処理の
詳細は、後に図3を参照しながら説明する。ステップS
205では、自動伴奏パートデータ109bの自動伴奏
処理を行う。この自動伴奏処理は、上述した通りであ
る。ステップS206では、操作パネル104の操作に
より発生するスイッチイベントの処理を行う。例えば、
スイッチイベントに応じて、マニュアル演奏モードと半
自動演奏モードとを切り替える。スイッチS207で
は、MIDI処理を行う。MIDI処理は、MIDI入
出力手段112が外部機器に対してMIDIデータを入
出力する処理である。その後、ステップS204に戻
り、上記の処理を繰り返す。
【0023】図3は、図2のステップS204の鍵盤イ
ベント処理の詳細を示すフローチャートである。ステッ
プS301では、イベント検出処理を行う。イベント検
出処理は、鍵盤102が押鍵又は離鍵されると、鍵盤オ
ンイベント又は鍵盤オフイベントを検出する。ステップ
S302では、鍵盤イベントが検出されたか否かをチェ
ックする。検出されればステップS303へ進み、検出
されなければ図2の処理に戻る。
【0024】ステップS303では、検出された鍵盤イ
ベントが鍵盤オンイベント又は鍵盤オフイベントのいず
れであるかをチェックする。鍵盤オンイベントであれば
ステップS304へ進み、鍵盤オフイベントであればス
テップS305へ進む。
【0025】ステップS304では、鍵盤オンイベント
処理を行う。鍵盤オンイベント処理は、発音処理を行う
ものであり、その詳細は後に図4を参照しながら説明す
る。その後、図2の処理に戻る。
【0026】ステップS305では、鍵盤オフイベント
処理を行う。鍵盤オフイベント処理は、発音中の楽音の
消音処理を行う。その後、図2の処理に戻る。
【0027】図4は、図3のステップS304の鍵盤オ
ンイベント処理の詳細を示すフローチャートである。ス
テップS401では、演奏モードが半自動演奏モード又
はマニュアル演奏モードのいずれであるかをチェックす
る。半自動演奏モードであればステップS402へ進
み、マニュアル演奏モードであればステップS403へ
進む。
【0028】ステップS402では、半自動演奏鍵盤オ
ンイベント処理を行う。この処理の詳細は、後に図5を
参照しながら説明する。その後、図3の処理に戻る。
【0029】ステップS403では、鍵盤発音処理を行
う。具体的には、鍵盤102の操作に応じて、鍵盤オン
イベント内の音高、及び鍵盤オンイベント内のベロシテ
ィに応じた音量で発音処理を行う。その後、図3の処理
に戻る。
【0030】図5は、図4のステップS402の半自動
演奏鍵盤オンイベント処理の詳細を示すフローチャート
である。ステップS501では、自動伴奏パートデータ
109bのボリューム修正処理を行う。この処理は、鍵
盤操作により生成されるベロシティに応じて自動伴奏パ
ートデータ109bのボリュームを決定する処理であ
り、その詳細は後に図6を参照しながら説明する。
【0031】ステップS502では、1つ又は複数のメ
ロディパートデータ109aをROM109から読み出
す。すなわち、ROM109から所定時間内のメロディ
パートデータ109aを読み出す。和音は、ほぼ同時期
の複数の音符データにより構成されるので、所定時間内
に複数の音符データが存在するときにはそれらをまとめ
て読み出す。和音ではなく単音であるときには、1つの
メロディパートデータ109aを読み出す。
【0032】ステップS503では、読み出したメロデ
ィパートデータ109aの処理を行う。そのデータが鍵
盤オンイベント(キーオンイベント)であるときには、
そのイベント内のベロシティを上記の鍵盤操作に応じた
ベロシティに変更し、発音処理する。すなわち、鍵盤操
作により、各音符の発音タイミング及びベロシティ(音
量)が指定される。音高は、メロディパートデータ10
9aのものが指定される。
【0033】ステップS504では、メロディパートデ
ータ109aの次の読み出しアドレスをセットし、図4
の処理に戻る。
【0034】図6は、図5のステップS501の自動伴
奏ボリューム修正処理の詳細を示すフローチャートであ
る。ステップS601では、RAM108内のボリュー
ム修正ワークメモリのベロシティデータをシフトする。
例えば、ボリューム修正ワークメモリには、最新の4つ
の鍵盤操作ベロシティが格納される。今回の鍵盤操作の
ベロシティを格納するために、ベロシティデータをシフ
トして、3つのベロシティデータのみを残す。なお、初
期時には、デフォルトの4つのベロシティデータがボリ
ューム修正ワークメモリに格納されている。
【0035】ステップS602では、ボリューム修正ワ
ークメモリに今回の鍵盤操作のベロシティデータを書き
込む。
【0036】ステップS603では、ボリューム修正ワ
ークメモリ内の過去の最新の4つのベロシティデータの
平均値を求める。
【0037】ステップS604では、テーブルを用いて
上記のベロシティデータの平均値を基にボリュームを決
定する。
【0038】ステップS605では、決定したボリュー
ムを自動伴奏パートデータ109bのボリュームとして
設定する。具体的には、自動伴奏パートデータ109b
を構成する1つ又は複数のパート(チャネル)について
のボリューム情報を音源113に供給する。この後、図
2のステップS205の自動伴奏処理にて、上記のボリ
ュームに応じた音量で、自動伴奏パートデータ109b
の発音処理が行われる。
【0039】なお、上記では鍵盤操作のベロシティに応
じて自動伴奏パートデータ109bのボリュームを決定
する場合を例に説明したが、自動伴奏パートデータ10
9bのベロシティを決定してもよい。その場合、音源1
13は、そのベロシティに応じた音量で、自動伴奏パー
トデータ109bの発音処理を行うことになる。
【0040】以上のように、本実施形態によれば、鍵盤
102を操作することにより、メロディパートデータ1
09aの各音符の発音タイミング及びベロシティを指示
するのみではなく、そのベロシティに応じて自動伴奏パ
ートデータ109bの音量をも指示することができる。
これにより、演奏者は、鍵盤102の操作により、メロ
ディパートデータ109aの音量のみならず、自動伴奏
パートデータ109bの音量をも制御することができ
る。また、メロディパートデータ109a及び自動伴奏
パートデータ109bのそれぞれのパートの音量のバラ
ンスを適正にすることができる。
【0041】メインパートデータの例としてメロディパ
ートデータ、サブパートデータの例として自動伴奏パー
トデータを説明したが、演奏者は、所望のパートをメイ
ンパートデータ又はサブパートデータとして選択するこ
とができる。
【0042】本実施形態は、コンピュータがプログラム
を実行することによって実現することができる。また、
プログラムをコンピュータに供給するための手段、例え
ばかかるプログラムを記録したCD−ROM等の記録媒
体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の
伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができ
る。上記のプログラム、記録媒体及び伝送媒体は、本発
明の範疇に含まれる。
【0043】なお、上記実施形態は、何れも本発明を実
施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに
過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に
解釈されてはならないものである。すなわち、本発明は
その技術思想、またはその主要な特徴から逸脱すること
なく、様々な形で実施することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、演
奏操作子の操作によりサブパートデータの音量をリアル
タイムで指示することができるので、演奏者の所望の音
量でサブパートデータの発音処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による電子楽器の構成を示す
ブロック図である。
【図2】電子楽器のメインルーチンの処理を示すフロー
チャートである。
【図3】鍵盤イベント処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】鍵盤オンイベント処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】半自動演奏鍵盤オンイベント処理を示すフロー
チャートである。
【図6】自動伴奏ボリューム修正処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
101 バス 102 鍵盤 103 キースイッチ回路 104 操作パネル 105 パネルスイッチ回路 106 表示装置 107 外部記憶装置 108 RAM 109 ROM 109a メロディパートデータ 109b 自動伴奏パートデータ 110 CPU 111 タイマ 112 MIDI入出力手段 113 音源 114 波形メモリ 115 D/A変換器 116 アンプ 117 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 寿徳 静岡県浜松市寺島町200番地 株式会社河 合楽器製作所内 (72)発明者 松田 英治 静岡県浜松市寺島町200番地 株式会社河 合楽器製作所内 Fターム(参考) 5D378 HA03 LB19 MM48 MM64 SF01 XX25

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つ又は複数のパートで構成されている
    メインパートデータ及び1つ又は複数のパートで構成さ
    れているサブパートデータを記憶する記憶手段と、 演奏者がベロシティを含む発音指示をするための演奏操
    作子と、 前記演奏操作子により発音指示される毎に順次前記記憶
    手段から1つ又は複数のメインパートデータを読み出し
    て発音処理するメインパート発音処理手段と、 前記発音指示に含まれるベロシティに応じてベロシティ
    又はボリュームを決定する決定手段と、 前記決定手段により決定されたベロシティ又はボリュー
    ムに応じた音量で前記記憶手段に記憶されているサブパ
    ートデータを読み出して発音処理するサブパート発音処
    理手段とを有する電子楽器。
  2. 【請求項2】 前記メインパート発音処理手段は、前記
    演奏操作子により発音指示される毎に前記ベロシティに
    応じた音量で前記メインパートデータを発音処理する請
    求項1記載の電子楽器。
  3. 【請求項3】 前記決定手段は、前記発音指示に含まれ
    るベロシティに応じてボリュームを決定し、前記サブパ
    ート発音処理手段は、前記決定手段により決定されたボ
    リュームに応じた音量で前記サブパートデータを発音処
    理する請求項2記載の電子楽器。
  4. 【請求項4】 前記決定手段は、過去の複数の発音指示
    のベロシティを平均した値を基にボリュームを決定する
    請求項3記載の電子楽器。
  5. 【請求項5】 前記決定手段は、テーブルを用いて前記
    ベロシティの平均値を基にボリュームを決定する請求項
    4記載の電子楽器。
  6. 【請求項6】 前記決定手段は、過去の複数の発音指示
    のベロシティを基にベロシティ又はボリュームを決定す
    る請求項1記載の電子楽器。
  7. 【請求項7】 前記メインパートデータはメロディパー
    トデータであり、前記サブパートデータは伴奏パートデ
    ータである請求項1記載の電子楽器。
  8. 【請求項8】 前記演奏操作子は鍵盤である請求項1記
    載の電子楽器。
  9. 【請求項9】 前記メインパート発音処理手段は、前記
    演奏操作子により発音指示される毎に順次前記記憶手段
    から所定時間内のメインパートデータを読み出して発音
    処理する請求項1記載の電子楽器。
  10. 【請求項10】 1つ又は複数のパートで構成されてい
    るメインパートデータ及び1つ又は複数のパートで構成
    されているサブパートデータが記憶されている記憶手段
    を準備する準備ステップと、 演奏操作子によりベロシティを含む発音指示がされる毎
    に順次前記記憶手段から1つ又は複数のメインパートデ
    ータを読み出して発音処理するメインパート発音処理ス
    テップと、 前記発音指示に含まれるベロシティに応じてベロシティ
    又はボリュームを決定する決定ステップと、 前記決定されたベロシティ又はボリュームに応じた音量
    で前記記憶手段に記憶されているサブパートデータを読
    み出して発音処理するサブパート発音処理ステップとを
    有する発音処理方法。
  11. 【請求項11】 1つ又は複数のパートで構成されてい
    るメインパートデータ及び1つ又は複数のパートで構成
    されているサブパートデータが記憶されている記憶手段
    を準備する準備手順と、 演奏操作子によりベロシティを含む発音指示がされる毎
    に順次前記記憶手段から1つ又は複数のメインパートデ
    ータを読み出して発音処理するメインパート発音処理手
    順と、 前記発音指示に含まれるベロシティに応じてベロシティ
    又はボリュームを決定する決定手順と、 前記決定されたベロシティ又はボリュームに応じた音量
    で前記記憶手段に記憶されているサブパートデータを読
    み出して発音処理するサブパート発音処理手順とをコン
    ピュータに実行させるためのプログラム。
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