JP2604783Y2 - ルブリケータ - Google Patents

ルブリケータ

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JP2604783Y2
JP2604783Y2 JP1993057545U JP5754593U JP2604783Y2 JP 2604783 Y2 JP2604783 Y2 JP 2604783Y2 JP 1993057545 U JP1993057545 U JP 1993057545U JP 5754593 U JP5754593 U JP 5754593U JP 2604783 Y2 JP2604783 Y2 JP 2604783Y2
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JP
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lubricator
container
oil
proximity switch
magnetic proximity
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隆通 高橋
安之 畑
田中  敦
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甲南電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、油槽に貯留された潤滑
油をベンチュリ効果により圧力流体流路中に吸引噴霧
し、該流路の下流機器の潤滑を行うルブリケータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記形式のルブリケータは、公知であ
る。従来のルブリケータは、図3及び図4に示すよう
に、配管等が接続されるルブリケータ本体20が概ね正
4角形に形成されているが、油槽を構成する容器21は
その横断面が耐圧性を考慮して円形に形成されている。
また、従来のルブリケータでは油槽内の油量を知る方法
として、一般にフロートスイッチ等を油槽内に挿入し、
そのリード線を外部に引き出して使用している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のルブリケータではルブリケータ本体20を正4
角形にも拘らず油槽21を円形に形成しているので、設
置スペース当たりの貯留する油量が少ないという問題が
あった。さらに、従来のルブリケータでは油槽内に挿入
したフロートスイッチ等で油量を検知しているため、フ
ロートスイッチの点検及び交換時には内部圧力を抜いて
取り外す必要があるのと同時に、スイッチの取り付け位
置自体が油中に潜っている場合があり、この場合潤滑油
も抜く必要があるという問題もあった。
【0004】本考案は、上記した従来の問題を鑑み、設
置スペース当たりの貯留する油量を多くでき、しかも油
量を検知するスイッチの点検及び交換が内部圧力や潤滑
油を抜かずに行い得るルブリケータを提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、油槽に貯留された潤滑油をベンチュリ効果
により圧力流体流路中に吸引噴霧し、該流路の下流機器
の潤滑を行うルブリケータにおいて、前記油槽を構成す
る容器の横断面形状が、4つの外側に膨らむ円弧の辺を
接続した疑似4角形に形成されていることを特徴として
いる。
【0006】さらに、上記目的を達成するために本考案
は、前記容器が非磁性体であって該容器内に遊嵌され、
油面の昇降に伴って昇降移動するフロートを設け、該フ
ロートが前記容器の疑似4角形と相似形に形成され、そ
の容器内側面に近接する位置に永久磁石を取り付けられ
ており、該永久磁石と対向する容器外側面に少なくとも
1個の磁気近接スイッチを設けたことを特徴としてい
る。
【0007】さらにまた、上記目的を達成するために本
考案は、前記油槽を構成する容器の外側面に前記磁気近
接スイッチを取り付けるための上下方向に延びるリブを
設けたことを特徴としている。
【0008】さらにまた、上記目的を達成するために本
考案は、前記磁気近接スイッチがオン状態で点灯するラ
ンプ付きスイッチであることを特徴としている。
【0009】
【作用】上記構成によれば、油槽を構成する容器の横断
面形状が、4つの外側に膨らむ円弧の辺を接続した疑似
4角形に形成されているので、設置スペース当たりの貯
留する油量を最大量にすることができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面に従って説
明する。図1及び図2は、本考案に係るルブリケータの
一実施例を示す断面図及び底面図である。図1及び図2
において、符号1は横断面が概ね正4角形に形成された
ルブリケータのルブリケータ本体、2は潤滑油を貯留す
る油槽を構成する容器であり、該容器2はプラスチック
等の非磁性体で作られている。
【0011】このルブリケータは、容器2の潤滑油をベ
ンチュリ効果により圧力流体流路中に吸引噴霧してい
る。すなわち、INポート3より空気圧が流れると差圧
を生じ、サイホン管5から通じて送り込まれた潤滑油が
油滴となって落下し、油滴が油噴霧部6で微細な霧状と
なり空気中に拡散され、かくして潤滑油が噴霧された空
気圧をOUTポート4から排出している。
【0012】本考案に係るルブリケータは、上記容器2
の横断面形状が図2に明示するように、4つの外側に膨
らむ円弧の辺7を接続した疑似4角形に形成されてい
る。そして、容器2は疑似4角形の角をルブリケータ本
体1の角に対応させることにより、一般に縦横寸法の積
にで与えられる設置スペースの容器2内油量を最大量に
することができる。この場合、容器2の横断面形状もル
ブリケータ本体1に合わせて正4角形にすれば、形状的
に油量を最大になるが、容器2の横断面形状を正4角形
にすると、容器応力が高くなり、容器2の厚みを厚くし
なければならず、その分油量が減ってしまう。しかし、
外側に膨らむ円弧の辺7を接続した疑似4角形に形成す
れば、容器応力は横断面が真円の容器と比べると高くな
るが、横断面が正4角形のものより低減できるので、容
器2の厚みが薄くなり、容器2内油量を最大量にするこ
とができる。
【0013】また、本実施例におけるルブリケータには
上記容器2に油面の昇降に伴って昇降移動可能なフロー
ト8が設けられており、フロート8の形状は図2の鎖線
で示すように、上記容器2の疑似4角形の横断面と相似
形に形成されている。このフロート8には、容器2の一
内側面に近接する位置に永久磁石9が取り付けられてお
り、この永久磁石9と対向する容器2の外側面には該磁
石9が最接近することによってオンする磁気近接スイッ
チ10が設けられている。この場合、容器2の外側面に
上下方向に延びるリブ11を設け、このリブ11に磁気
近接スイッチ10を取り付けている。
【0014】かく構成のルブリケータは、フロート8を
容器2の疑似4角形の横断面と相似形に形成して、フロ
ート8が容器2内で回転しないので、リブ11に取り付
けた磁気近接スイッチ10に対して永久磁石9を最接近
させることができ、磁気近接スイッチ10をオン・オフ
することができる。しかも、フロート8が疑似4角形な
ので、面積が大きくその分厚みを薄くすることができる
ため、フロート8の容積を最少限にすることができる。
従って、容器2の油量を多少でも増加することができ
る。さらに、磁気近接スイッチ10は容器2の外側面に
取り付けるので、スイッチの点検及び交換がきわめて容
易である。さらにまた、磁気近接スイッチ10は容器2
の外側面に設けたリブ11に取り付けているので、スイ
ッチを支持するための部材や構造を簡略化することがで
きる。
【0015】なお、本考案に係るルブリケータはリブ1
1に複数個の磁気近接スイッチ10を取り付けることが
できる。そこで、磁気近接スイッチ10を潤滑油量が上
限と下限との2か所の位置に設ければ、磁気近接スイッ
チ10によって外部からの油自動供給のオン・オフを制
御することができる。すなわち、下限位置の磁気近接ス
イッチ10がオン後、外部からの油を自動供給するポン
プをオンし、このポンプの駆動を上限位置の磁気近接ス
イッチ10がオンしたとき、停止するように制御するこ
とができる。
【0016】また、オン状態で点灯するランプ付きの磁
気近接スイッチ10を用いれば、磁気近接スイッチ10
のオン・オフ状態を視覚によって容易に判別することが
できる。
【0017】
【考案の効果】請求項1の構成によれば、油槽を構成す
る容器の横断面形状が、4つの外側に膨らむ円弧の辺を
接続した疑似4角形に形成したので、その疑似4角形の
角をルブリケータ本体の角に対応させることにより、設
置スペース当たりの貯留する油量を最大量にすることが
できる。
【0018】請求項2の構成によれば、油面の昇降に伴
って昇降移動するフロートが容器の疑似4角形と相似形
に形成され、その容器内側面に近接する位置に永久磁石
を取り付けており、そして永久磁石と対向する容器外側
面に少なくとも1個の磁気近接スイッチを設けたので、
フロートの回り止め案内を不要にでき、しかも、フロー
トの容積を最少限にすることができるので、容器の油量
を増加することができる。さらに、磁気近接スイッチは
容器の外側面に取り付けるので、スイッチの点検及び交
換がきわめて容易である。
【0019】請求項3の構成によれば、磁気近接スイッ
チは容器の外側面に設けたリブに取り付けるので、スイ
ッチを支持するための部材を簡略化することができる。
【0020】請求項4の構成によれば、ランプ付きの磁
気近接スイッチ10を用いることで、磁気近接スイッチ
のオン・オフ状態を視覚によって容易に判別することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るルブリケータの一実施例を示す断
面図である。
【図2】図1のルブリケータの及び底面図である。
【図3】従来のルブリケータを示す断面図である。
【図4】図3のルブリケータの及び底面図である。
【符号の説明】
1 ルブリケータ本体 2 容器 7 円弧の辺 8 フロート 9 永久磁石 10 磁気近接スイッチ 11 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭49−143690(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16N 7/34

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油槽に貯留された潤滑油をベンチュリ効
    果により圧力流体流路中に吸引噴霧し、該流路の下流機
    器の潤滑を行うルブリケータにおいて、 前記油槽を構成する容器の横断面形状が、4つの外側に
    膨らむ円弧の辺を接続した疑似4角形に形成されている
    ことを特徴とするルブリケータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のルブリケータにおい
    て、前記容器が非磁性体であって該容器内に遊嵌され、
    油面の昇降に伴って昇降移動するフロートを設け、該フ
    ロートが前記容器の疑似4角形と相似形に形成され、そ
    の容器内側面に近接する位置に永久磁石を取り付けられ
    ており、該永久磁石と対向する容器外側面に少なくとも
    1個の磁気近接スイッチを設けたことを特徴とするルブ
    リケータ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のルブリケータにおい
    て、前記油槽を構成する容器の外側面に前記磁気近接ス
    イッチを取り付けるための上下方向に延びるリブを設け
    たことを特徴とするルブリケータ。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載のルブリケータ
    において、前記磁気近接スイッチがオン状態で点灯する
    ランプ付きスイッチであることを特徴とするルブリケー
    タ。
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