JP2603817Y2 - 白煙発生装置 - Google Patents

白煙発生装置

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JP2603817Y2
JP2603817Y2 JP1993030081U JP3008193U JP2603817Y2 JP 2603817 Y2 JP2603817 Y2 JP 2603817Y2 JP 1993030081 U JP1993030081 U JP 1993030081U JP 3008193 U JP3008193 U JP 3008193U JP 2603817 Y2 JP2603817 Y2 JP 2603817Y2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F23/00Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
    • B01F23/40Mixing liquids with liquids; Emulsifying
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01F23/40Mixing liquids with liquids; Emulsifying
    • B01F23/48Mixing liquids with liquids; Emulsifying characterised by the nature of the liquids
    • B01F23/481Mixing liquids with liquids; Emulsifying characterised by the nature of the liquids using liquefied or cryogenic gases

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、液体窒素、液体空
気、液化炭酸ガス等の低温液化ガスを水と接触させて気
化させることにより白煙を発生させる白煙発生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種のショーやイベント等におい
て演出効果を高めるために用いられる白煙発生装置とし
ては、図5に示すような白煙発生装置が知られている。
この種の白煙発生装置は貯槽に貯えられる水の液面上に
液体窒素、液体空気、液化炭酸ガス等の低温液化ガスを
噴射して気化せしめ、この時同伴する水の飛末が凝結し
て白煙を生ずるものである。
【0003】以下、低温液化ガスとして液体窒素(以下
LN2と記す)を使用した場合を例示して説明する。図
5に示す白煙発生装置1は、温水Hの水面LにLN2
散布させてLN2を気化させることにより白煙Wを発生
させるもので、温水Hを貯留する移動式もしくは固定式
の水槽2と、この水槽2の水面LにLN2を散布するス
プレーノズル等の散布機構を有するLN2散布口3と、
水槽2の水面Lより上方の位置に設けられ、LN2が温
水と接触することにより発生する白煙Wを空気中に放出
させる放出口4と、温水Hを加熱し保温するヒーター5
とから略構成されている。
【0004】この水槽2の側面2aには液面計6と給水
管7が取り付けられ、底面2bには排水用の配水管8が
取り付けられている。また、放出口4には、白煙W中の
ミストを除去するためのフィルタであるミストトラップ
9が取り付けられている。また、LN2は低温貯蔵用の
圧力断熱容器10内に充填され貯蔵されている。
【0005】この白煙発生装置1を用いて白煙Wを発生
させるには、まず、水槽2の所定の深さまで水を入れ、
ヒーター5により所定の温度(通常は約30〜80℃)
まで加熱する。次に、圧力断熱容器10のバルブを開
き、LN2をLN2散布口3に供給し、温水Hの水面Lに
散布してLN2を温水と接触させる。これによって白煙
Wが発生し、ミストトラップ9により白煙W中のミスト
が除去された後、放出口4から空気中に放出される。
【0006】白煙Wの発生を停止させるには、圧力断熱
容器10のバルブを閉じLN2散布口3へのLN2の供給
を停止することにより行われる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来の白煙
発生装置1は、LN2等の液化ガスの使用量が白煙Wの
発生量とほぼ等しく、LN2のランニングコストが大き
いという欠点があった。特に、各種ショーやイベント等
において演出効果を高めるために大量の白煙Wを発生さ
せる必要がある場合には、相当多量のLN2を消費する
こととなり、コストアップの要因になる。
【0008】また、長時間白煙Wを発生させ続けた場
合、温水Hはその温度を保つため加熱されてはいるが、
LN2の温度が極めて低温(約77゜K)であるため
に、水面Lが冷却され結氷してしまい、LN2の気化効
率が低下し、したがって、白煙発生量が低下するという
欠点があった。
【0009】この考案は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、液面の凝固及び白煙発生量の低下を防止するこ
とができ、低温液化ガスの使用量を低減させることがで
きる白煙発生装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案に係わる請求項1
記載の白煙発生装置は、容器内で発生する白煙を外部に
放出させる放出口が設けられた容器に、この容器内に設
けられ、導入された液化ガスを散布する低温液化ガス散
布口と、上記低温液化ガス散布口から散布される低温液
化ガスと交叉接触するように加温された水を散布する水
散布口とを配置してなるとともに、前記低温液化ガス散
布口と放出口との間に、加熱された水を散布する白煙温
度制御手段を設けてなることを特徴とするものである。
【0011】請求項2記載の白煙発生装置は、水を貯留
する水槽と、この水槽の水面の上方に低温液化ガスを導
入散布する低温液化ガス散布口と、上記水槽の水面より
上方の位置に設けられ、水槽内で発生する白煙を上記水
槽の外方へ放出させる放出口と、上記水槽内の水を加熱
する調温手段と、上記低温液化ガス散布口の近傍に位置
して配置した水散布口から、前記低温液化ガス散布口よ
り噴出される低温液化ガスと交叉接触するよう、水槽内
の水を散布する循環散水手段とを設けてなるとともに、
前記低温液化ガス散布口と放出口との間に、水槽内の水
を散布する白煙温度制御手段を設けてなることを特徴と
するものである。
【0012】請求項3記載の白煙発生装置は、上記低温
液化ガス散布口と水散布口とがそれぞれ複数個設けられ
ていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載
の白煙発生装置である。
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】本考案は上記の構成となっていることから、散
布された水と低温液化ガスが交叉して接触するので、低
温液化ガスと水とが充分混合され、少ない量の低温液化
ガスによって、効率よく、白煙が発生される。
【0016】また、白煙温度制御手段を設けることによ
って、生じた白煙は、放出口から外部に放出される前に
その温度が調整されるので、各状態の白煙、例えば、上
昇煙または下降煙などを自在に製造することができる。
【0017】尚、水散布口と低温液化ガス散布口は、そ
れぞれの散布口から噴出される水と低温液化ガスが交叉
接触するように配置されていればよく、水散布口と低温
液化ガス散布口が上下方向に対向して、または水平方向
に対向して、または噴出される水と液化ガスが交叉接触
するような角度を有して(例えば、垂直)配置される。
【0018】
【実施例】〔実施例1〕 図1は、本考案に係る白煙発生装置の一実施例を示すも
のである。尚、図5に示す白煙発生装置と同一構成部分
には同一符号を付してその説明を簡略化する。
【0019】この実施例での白煙発生装置11は、従来
例の白煙発生装置1での水槽2に、該水槽2の底部より
水を抜き出し水槽液面上に散水する循環散水手段21が
設けられている。循環散水手段21は温水Hを水槽2の
外方に取出して、水散布口22より散布して循環させる
もので、水散布口22と、循環ポンプ23と、配管2
4,25とから略構成されている。
【0020】また、圧力断熱容器10中のLN2はバル
ブを開くことによって導出され、LN2散布口3から散
布される。上記水散布口22とLN2散布口3とはそれ
ぞれから噴出される温水とLN2とが交叉して接触する
よう、たとえば対向に位置して設けられている。この図
1に示す白煙発生装置11では、低温液化ガス散布口3
が相対的に上部に、水散布口22が下部に位置し、低温
液化ガス散布口3から下方に噴出される低温液化ガス
と、水散布口22から上方に噴出される温水が交叉接触
する。水槽2には、水Hを加熱するヒーター5と、水温
を測定する水温計12と、水温計12から得られる水温
データに基づいてヒータ5を制御する水温コントローラ
13とからなる調温手段14が設けられている。尚、調
温手段14は水Hを加熱することができるならば、ヒー
タ以外の機構、例えば、ボイラーや伝熱管などを利用す
ることもできる。
【0021】この白煙発生装置11を用いて白煙を発生
させるには、まず、水槽2の所定の深さまで水を入れ、
ヒーター5により所定の温度(通常は約30〜80℃)
まで加熱する。次に、散水手段21により温水Hを循環
させるとともに、圧力断熱容器10のバルブを開きLN
2をLN2散布口3に供給し、これら散布口22,3より
噴出される温水とLN2を交叉接触させることによって
LN2を気化させる。気化した窒素ガスは効率よく水と
混合され白煙Wとなり、ミストトラップ9により白煙W
中のミストが除去され、ノズル4から空気中に噴出する
こととなる。
【0022】また、白煙Wの発生停止は、圧力断熱容器
10のバルブを閉じ、LN2散布口3へのLN2の供給を
停止することにより行なわれる。上記装置は、水とLN
2が散布されてこれらが交叉して接触するので、比較的
少ないLN2で効率よく白煙が発生される。
【0023】また、調温手段を有する温水槽内で極めて
低温な液化ガスと温水とを噴霧接触するので、周囲は加
温域であり、水槽内での結氷がなく、極めて熱接触効率
が改善され常に適切かつ好ましい白煙発生を生起持続せ
しめ得る効果を奏する。
【0024】〔実施例2〕 図1に示した実施例1の白煙発生装置11では、低温液
体散布口3と水散布口22が上下に対向して設けられて
いたのに対し、図2に示す実施例2の白煙発生装置15
では、低温液体散布口3と水散布口22が水平に対向し
て設けられていることを特徴とするものである。この例
の白煙発生装置15でも、実施例1の白煙発生装置11
と同様に、散布された水とLN2が交叉して接触するの
で、比較的少ないLN2で効率よく白煙が発生される。
【0025】〔実施例3〕 実施例3の白煙発生装置を図3を参照して説明する。図
3に示す白煙発生装置16は、水槽17と、この水槽1
7内に低温液化ガスを導入散布する低温液化ガス散布口
3,3と、水槽の水面より上方の位置に設けられ、水槽
内で発生する白煙Wを水槽17の外方へ放出させる放出
口4と、水槽17内の水を加熱する調温手段14と、低
温液化ガス散布口3,3から噴出される低温液化ガスと
交叉接触するように水槽17内の水を水散布口22,2
2から散布する循環散水手段21とを有して概略構成さ
れる。
【0026】さらに、本実施例の白煙発生装置16にお
いては、白煙温度制御手段30が設けられている。この
例で示す白煙温度制御手段30は、配管26と、配管2
6の先端に設けられ、低温液化ガス口3と放出口4の間
に位置するノズル20と、水槽17内の水Hを配管26
を経てノズル20から噴出させる循環ポンプ23と、配
管26に設けられたバルブ24と、水槽17内の上部空
間内の温度を測定する温度センサ28と、温度センサ2
8からの温度データに基づいて循環ポンプ23とバルブ
24を制御する温度コントローラ(図示略)とから概略
構成される。すなわち、この例では、循環ポンプ23と
配管25は、循環散水手段21と白煙温度制御手段30
を兼ねて作動するように構成されており、使用効率が高
いが、それぞれ別個に独立して設けてもかまわない。
【0027】また、本実施例の白煙発生装置16には、
圧力断熱容器10と低温液化ガス散布口3を接続する配
管の途中で分岐した予冷配管42が設けられている。予
冷配管42の先端は水槽14内に配置され、また、予冷
配管42には呼込み電磁弁38が設けられ、呼込み電磁
弁38は、予冷配管42の分岐点に設けられた液化ガス
センサ44と接続している液化ガスコントローラ36に
よって制御される。
【0028】尚、符号48は給水管7に設けられた給水
電磁弁であり、符号18はオーバーフローを防ぐための
オーバーフロー管である。また、符号34は液化ガス圧
力計であり、符号50は安全弁である。
【0029】この実施例3の白煙発生装置16において
も、白煙を発生させるには、水槽17の所定の深さまで
給水管7から水を入れ、調温手段14のヒーター5によ
り所定の温度まで加熱する。次に、散水手段21により
温水Hを循環させるとともに、白煙発生電磁弁40と白
煙発生量調節弁46を開きLN2をLN2散布口3に供給
する。実施例3の白煙発生装置16においては、低温液
化ガス散布口3と水散布口22は対向しては配置されて
ないものの、低温液化ガス散布口3から噴出される低温
液化ガスと水散布口22から噴出される水とは垂直に交
叉して接触することになり、窒素ガスは効率よく水と混
合され白煙Wとなり、放出口4から空気中に噴出する。
また、給水管7の設けられているノズル19からも水を
散布することもできる。勿論、この場合には給水管7に
ヒータやボイラーなどの加熱手段が設けられていること
が好ましい。さらに、この実施例3では、白煙温度制御
手段30が設けられている。白煙温度制御手段30は加
熱された水Hをノズル20,20から水槽17の上部に
散布することで、発生する白煙Wの温度を調整するもの
である。すなわち、放出口4から放出される白煙Wの温
度を高めたい時には、ノズル20から高温の水を散布
し、白煙Wの温度をあまり高めない時にはノズル20か
らはあまり高くない温度の水を散布する。一般に、白煙
の特性はその白煙自体の温度によって変化する。たとえ
ば、高温の白煙は上昇煙となり低温の白煙は下降煙とな
る傾向がある。本実施例において、30℃の水をノズル
20から散布(33L/分)した際の放出口4から放出
された白煙Wは、常温の空気より重く、大気中に放出さ
れた後に下降し、地面上に堆積し、50℃の水を散布し
た際には、白煙Wは水平方向に漂い、80℃の水を散布
した際の白煙Wは常温の空気より軽く、上昇(5〜10
m)した。したがって、本実施例の白煙発生装置16に
おいては、この白煙温度制御手段30が設けられている
ために、白煙の温度を調整することができ、よって放出
される白煙の特性を調節することができる。よって、漂
う白煙や、立ち昇る白煙など、使用される状況に応じた
仕様の白煙を発生させることができ、容易にショーやイ
ベントなどの演出効果を高めることが可能となる。
【0030】さらにまた、低温液化ガスをノズルである
低温液化ガス散布口3から散布する際に、低温液化ガス
散布口3と圧力断熱容器10を接続する配管が充分に冷
却されていないと低温液化ガスが即座には散布されにく
いという現象があるが、本実施例では予冷配管42が設
けられていることにより、白煙の発生時間を短縮するこ
とができる。すなわち、白煙発生の開始時に、呼込み電
磁弁38を開放し、低温液化ガスを先端にノズルを有さ
ず流動抵抗の小さい予冷配管42を通過させて水槽17
内に流す。そして、液化ガスセンサ44において測定す
る温度が充分に低くなり、低温液化ガス散布口3からの
導入散布が容易になった時点で、液化ガスコントローラ
36で呼込み電磁弁38を閉じ、全ての低温液化ガスを
低温液化ガス散布口3から噴出させるようにする。こう
することで、低温液化ガスの水槽17内への導入時間の
短縮を図ることができる。実際に、圧力断熱容器10の
バルブを開放してから、白煙が生じるまでの時間を約1
0分の1にすることができた。
【0031】〔実施例4〕 図4に示す実施例4の白煙発生装置54は、上記各実施
例における水槽の代りに、放出口4が設けられた容器3
1を用い、別途に設けた温水ボイラ32等で加温された
温水を導入し、水散布口22から散布するとともに、上
記水散布口22にたとえば対向して配設されたLN2
布口3に圧力断熱容器10からLN2を供給し、散布口
22,3よりそれぞれ噴出される温水、及びLN2を交
叉接触させたものである。この場合には効率よく白煙が
発生されるばかりでなく、上記各実施例と異なり、水槽
内に貯溜する水を加熱する調温手段や、循環散水手段が
不要となり、装置が簡略化される。
【0032】さらにこの実施例4の白煙発生装置54で
は、低温液化ガス散布口3及び水散布口22より上方で
あって放出口4の下部に位置するノズル20を有し、そ
のノズル20から加熱された水を散布する白煙温度制御
手段が設けられている。ノズル20から、設定温度に加
熱された水(例えば、30〜80℃)を散布することに
よって、容器31内で生じる白煙Wの温度を調整するこ
とができ、上昇煙や下降煙などを自在に製造することが
可能となる。尚、本実施例では水散布口22に加熱され
た水を送給する温水ボイラ32を白煙温度制御手段にも
兼用したが、これらはそれぞれ独立して設けてもかまわ
ない。
【0033】また、上記温水散布口22、及びLN2
布口3をそれぞれ複数個設け、これらの散布口22,3
を、これらから噴出される温水とLN2が各方向で交叉
するよう配置すると、より接触効果が高められ白煙発生
効率が向上する。
【0034】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る白煙
発生装置は、水散布口から散布される水と低温液化ガス
散布口から散布される低温液化ガスが、交叉接触するも
のなので、これらは激しく接触し、充分混合されるの
で、消費される低温液化ガスに対して効率良く白煙が発
生される。また、調温手段を有する温水槽内で、極めて
低温な液化ガスと温水とが噴霧接触するので、周囲は加
温域であり、水槽内での結氷がなく、極めて熱接触効率
が改善され常に適切かつ好ましい白煙発生を生起持続せ
しめ得る効果を奏する。また、水槽を用いず、放出口の
設けられた容器内に既に加熱された水を導入すること
で、水槽内に貯溜する水を加熱する調温手段や、循環散
水手段が不要となり、装置を簡略化することができる。
さらに、低温液化ガス散布口と放出口の間に、加熱され
た水を散布する白煙温度制御手段を設けることで、生じ
る白煙の温度を調整することができ、上昇白煙や下降白
煙などを自在かつ容易に製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る白煙発生装置の一実施例を示す概
略構成図である。
【図2】実施例2の白煙発生装置を示す概略構成図であ
る。
【図3】実施例3の白煙発生装置を示す概略構成図であ
る。
【図4】実施例4の白煙発生装置を示す概略構成図であ
る。
【図5】従来の白煙発生装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 白煙発生装置 2 水槽 3 低温液体ガス散布口 4 放出口 5 ヒータ 6 液面計 7 給水管 8 排水管 9 ミストトラップ 10 圧力断熱容器 11 白煙発生装置 14 調温手段 15 白煙発生装置 16 白煙発生装置 17 水槽 21 循環散水手段 22 水散布口 23 循環ポンプ 30 白煙温度制御手段 31 容器 32 温水ボイラ 54 白煙発生装置 H 温水 W 白煙 LN2 液体窒素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−93500(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 7/00 - 7/02 C01B 31/00 - 31/36 A63J 5/02 C06D 3/00 B05B 17/00 - 17/08

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内で発生する白煙を外部に放出させ
    る放出口が設けられた容器に、この容器内に設けられ、
    導入された液化ガスを散布する低温液化ガス散布口と、
    上記低温液化ガス散布口から散布される低温液化ガスと
    交叉接触するように加温された水を散布する水散布口と
    を配置してなるとともに、前記低温液化ガス散布口と放
    出口との間に、加熱された水を散布する白煙温度制御手
    段を設けてなることを特徴とする白煙発生装置。
  2. 【請求項2】 水を貯留する水槽と、この水槽の水面の
    上方に低温液化ガスを導入散布する低温液化ガス散布口
    と、上記水槽の水面より上方の位置に設けられ、水槽内
    で発生する白煙を上記水槽の外方へ放出させる放出口
    と、上記水槽内の水を加熱する調温手段と、上記低温液
    化ガス散布口の近傍に位置して配置した水散布口から、
    前記低温液化ガス散布口より噴出される低温液化ガスと
    交叉接触するよう、水槽内の水を散布する循環散水手段
    とを設けてなるとともに、前記低温液化ガス散布口と放
    出口との間に、水槽内の水を散布する白煙温度制御手段
    を設けてなることを特徴とする白煙発生装置。
  3. 【請求項3】 上記低温液化ガス散布口と水散布口と
    それぞれ複数個設けられていることを特徴とする請
    求項1あるいは請求項2記載の白煙発生装置。
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