JP2603710B2 - 熱線・超音波式複合型防犯センサ - Google Patents

熱線・超音波式複合型防犯センサ

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、超音波検知方式と熱線検知方式とを組み合
わせて構成した熱線・超音波式複合型防犯センサに関す
るものであり、超音波式または熱線式の夫々の検知方式
に起因する誤動作及び失報を生じないようにする技術に
係るものである。
[従来の技術] 従来、侵入者を検出する防犯センサとしては超音波な
どを用い、移動物体による反射波を周波数の偏位から物
体を検知するドップラ式の超音波式物体検知センサ(以
下、単に超音波式センサと呼ぶ)や人体から放射される
熱線を受光して人体を検知する熱線式人体検知センサ
(以下、単に熱線式センサと呼ぶ)が、特公昭62−4350
7号、米国特許第3432855号あるいは特開昭58−213396号
などで提案されている。
ところが、超音波式または熱線式のいずれか単一の検
知方式で侵入者の有無を判定する場合、夫々の検知方式
に起因する弱点が存在し、誤動作及び失報が生じ易いと
いう問題があった。例えば、超音波式センサを用いたも
のにあっては、風などの空気流の影響を受け易く、感度
もセンサの配置と侵入者の進行方向によって大幅に変化
するという問題があった。一方、熱線式センサを用いた
ものにあっては、背景と侵入者の温度差を検出している
ため、温度差がなくなると失報が発生し、周囲の温度の
急激な変化によって誤動作するという問題があった。
そこで、超音波式または熱線式の異なった検知方式を
複数のセンサを用い、夫々の弱点を補うようにした複合
型防犯センサが提供されている。この複合型防犯センサ
は、環境要因による誤動作を減少させるために、夫々の
センサ出力によって個別に侵入者の有無を判定した後、
判定結果を用いて検知信号を得るようにしてある。
上述のような従来の複合型防犯センサで、超音波式セ
ンサと熱線式センサとを組み合わせたもので、検知エリ
アが全周方向となったものを第6図に示す。第6図は複
合型防犯センサAを天井10の下面に取り付けたもので、
超音波式センサの検知エリア(イ)は図中の放物線の内
側の領域となり、また熱線式センサの検知エリア(ロ)
は図中の斜線の領域となる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、この種の複合型防犯センサとしては、第6
図に示すような全周型の検知エリアのものだけでなく、
第3図に示すように検知エリアをある方向に特定した広
角タイプのものも求められる。このような広角タイプの
熱線式センサの一例を第5図に示す。この熱線式センサ
Bは、反射鏡2を用いて検知エリアをある方向に特定し
たもので、この反射鏡2は両側をロングシャーシ3で支
持され、第5図(b)中の矢印で示すように反射鏡2が
回転する構造になっている。しかし、従来の熱線式セン
サと超音波式とを組み合わせた複合型防犯センサで上述
のような広角タイプのものはなかった。
本発明は、上述の点に鑑みて為されたものであり、そ
の目的とするところは、超音波式または熱線式の夫々の
検知方式に起因する誤動作及び失報を生じないようにす
るとともに、広角タイプの熱線・超音波式複合型防犯セ
ンサを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の熱線・超音波式複合型防犯センサは上記の目
的を達成するために、熱線式人体検知センサは、特定方
向において複数個に分割された検知エリアを設定する反
射鏡を備えており、超音波式物体検知センサは、前記熱
線式人体検知センサの反射鏡とバーで連結されていてそ
の反射鏡の回転動作に連動して回転し、かつ、前記熱線
式人体検知センサによる検知エリアを含む検知エリアを
設定するための、偏平型の指向ビームを送波する超音波
ホーンを備えて成ることを特徴としている。
[作用] 本発明は、熱線式人体検知センサは検知エリアを特定
方向に設定する反射鏡を備えており、また超音波式物体
検知センサは、前記反射鏡とバーで連結されていてその
反射鏡の回転動作に連動して回転し、かつ、熱線式人体
検知センサにより複数個に分割された検知エリアを含む
検知エリアを設定するための、偏平型の指向ビームを送
波する超音波ホーンを備えており、超音波ホーンによる
偏平型の指向ビームで形成される検知エリアの範囲内に
おいて、熱線式検知センサにより複数個に分割された検
知エリアを含む検知エリアが得られるようにして、複合
型防犯センサの検知エリアの範囲を広角タイプとしてい
る。
[実施例] 人体から放射される熱線を受光してその人体を検知す
る熱線式センサBを配置し、その熱線式センサBの両側
に、送波器(図示せず)から送波される超音波の反射波
を受波器(図示せず)で受波して物体の存在を検知する
超音波式センサCを配置するもので、熱線式センサBと
超音波式センサCとを回転軸6により一体的に連結して
組み合わせることにより、本実施例の複合型防犯センサ
Aを構成している。なお超音波センサCは、夫々送波器
及び受波器用の超音波ホーン5(送波器用超音波ホーン
と受波器用超音波ホーンとを兼用して備えているもの、
または、送波器用超音波ホーンと受波器超音波ホーン用
とが別体となったものがある。)と、超音波振動子8と
を用いて構成している。
この複合型防犯センサAを構成する熱線式センサB
は、第1図に示すように、第5図のものと同様に反射鏡
2を備えており、この反射鏡2は第2図の矢印で示す方
向に回動自在となっている。この熱線式センサBでは、
熱線を透過させるPIRハウジング4を通過した人体が発
する熱を、反射鏡2により熱線検知素子1に反射し集光
して、熱線検知素子1に受光させる。
また、超音波式センサCの送波器(図示せず)は偏平
型の指向ビームを送波する超音波ホーン5を備えてお
り、この超音波ホーン5は、回転軸6により回動自在に
支持され、バー9で熱線式センサBの反射鏡2と連結さ
れていて、前記反射鏡2の回転動作に連動して運転する
構造となっている。
ところで、従来の超音波ホーン5′は、第7図(a)
に示すような開口形状が円形となっていた。このため、
この超音波ホーン5′を用いた超音波式センサCでは、
超音波ビームは第7図(b)に示すようにいずれの方向
にも一様に送波されていた。しかし、本実施例の超音波
式センサCが備える超音波ホーン5は、第4図(a)に
示すように開口を楕円形にしてある。このため、第4図
(b)に示すように開口の横幅が広くなった方向には細
いビームとなり、幅狭になった方向には太いビームとな
る、いわゆる「偏平型の指向ビーム」を送波する。
なお、超音波ホーン5の開口形状は、第3図に示すよ
うに超音波式センサCによる検知エリア(イ)の範囲内
において、熱線式センサBにより、複数個に分割された
検知エリア(ロ),(ロ),(ロ)…が得られるように
形成してある。
超音波式センサCでは、送波器(図示せず)の超音波
ホーン5の超音波振動子8から送波される超音波の連続
波は、その送波器の超音波ホーン5とPIRハウジング4
によって目的とする特定の外方向に送波される指向ビー
ムに変形され、この検知エリア(イ)内を移動する物体
によって例えばドップラ効果を生じ、周波数が偏位した
反射波を、再びPIRハウジング4を介して受波器(図示
せず)の超音波ホーン5の超音波振動子8により受波す
る。
そして、超音波式センサCによる検知エリア(イ)の
範囲内において、熱線式センサBにより複数個に分割さ
れた検知エリア(ロ),(ロ),(ロ)…を含む検知エ
リアが得られるようにして、複合型防犯センサAの検知
エリアの範囲を広角タイプとし、熱線式センサBと超音
波式センサCの両センサから出力が生じたときに、移動
物体、つまり人体が存在するとして検出した出力を出
す。
[発明の効果] 本発明では、熱線式人体検知センサは、特定方向にお
いて複数個に分割された検知エリアを設定する反射鏡を
備えており、超音波式物体検知センサは、前記熱線式人
体検知センサの反射鏡とバーで連結されていて、その反
射鏡の回転動作に連動し回転して、熱線式人体検知セン
サによる検知エリアを含む検知エリアを設定するため
の、偏平型の指向ビームを送波する超音波ホーンを備え
ており、簡単な機構により必要とする広角タイプの正確
な検知エリアが得られるという効果があり、複合型防犯
センサの本来の特徴である失報や誤報の発生を防止する
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の正面断面図、第2図は同上
の側面断面図、第3図は本実施例の検知エリアを示す説
明図、第4図(a),(b)は夫々超音波ホーンの向き
による指向特性説明図、第5図(a),(b)は従来の
熱線式センサの正面断面図及び側面断面図、第6図は従
来の複合防犯センサの検知エリアの説明図、第7図
(a),(b)は従来の超音波ホーンの向きによる指向
特性説明図である。 Aは熱線・超音波式複合型防犯センサ、Bは熱線式人体
検知センサ、Cは超音波式物体検知センサ、2は反射
鏡、5は超音波ホーン、6は回転軸、9はバーである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−33592(JP,A) 特開 昭63−234393(JP,A) 実開 昭56−164395(JP,U) 実開 昭58−66479(JP,U) 特公 昭62−43507(JP,B2) 特公 昭58−50479(JP,B2) 特表 昭63−502228(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体から放射される熱線を受光してその人
    体を検知する熱線式人体検知センサを配置し、その熱線
    式人体検知センサの両側に、送波器から送波される超音
    波の反射波を受波器で受波して物体の存在を検知する超
    音波式物体検知センサを配置し、前記熱線式人体検知セ
    ンサと前記超音波式物体検知センサとを回転軸により一
    体的に連結し組み合わせて構成した熱線・超音波式複合
    型防犯センサにおいて、前記熱線式人体検知センサは、
    特定方向において複数個に分割された検知エリアを設定
    する反射鏡を備えており、前記超音波式物体検知センサ
    は、前記熱線式人体検知センサの反射鏡とバーで連結さ
    れていてその反射鏡の回転動作に連動して回転し、か
    つ、前記熱線式人体検知センサによる検知エリアを含む
    検知エリアを設定するための、偏平型の指向ビームを送
    波する超音波ホーンを備えて成ることを特徴とする熱線
    ・超音波式複合型防犯センサ。
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