JP2603531Y2 - 自動車の電動ファン - Google Patents

自動車の電動ファン

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JP2603531Y2
JP2603531Y2 JP1993021767U JP2176793U JP2603531Y2 JP 2603531 Y2 JP2603531 Y2 JP 2603531Y2 JP 1993021767 U JP1993021767 U JP 1993021767U JP 2176793 U JP2176793 U JP 2176793U JP 2603531 Y2 JP2603531 Y2 JP 2603531Y2
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JP
Japan
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peripheral wall
harness
shroud
electric fan
outer peripheral
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光政 酒井
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Aichi Machine Industry Co Ltd
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Aichi Machine Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】 本考案は例えば自動車において
インタークーラーやラジエーターに冷却風を送通する電
動ファンに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】 図４に示すように電動ファン(1) はモ
ーター(2) にファン(3) を取付け、該モーター(2) およ
びファン(3) をシュラウド(4) で囲撓した構成を有して
いる。そして従来はモーターハーネス(5) はシュラウド
(4) の外側からモーター(2) に接続されていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】 上記従来構成では、
モーターハーネス(5) がシュラウド(4) の外側に配され
ていたため、自動車走行中の小石の跳ね上げ（チッピン
グ）等からハーネス(5) を保護するためにコルゲート等
の保護材を使用する必要があり、コスト高になってい
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記従来の課
題を解決するための手段として、電動ファン(11)のシュ
ラウド(14)周壁(14A) の上側を外側に折曲げて外周壁(1
4B) を形成して二重構造とし、該シュラウド(14)の吸込
側にあたる下側の面にはルーバー(14C) が張設され該ル
ーバー(14C) に沿って電動ファン(11)とシュラウド(14)
周壁(14A) との間には、該周壁(14A) の二重構造に連通
し下側が閉じている断面コの字形のハーネス枠(14E) が
形成され、該周壁(14A) の二重構造内および該ハーネス
枠(14E) 内にモーターハーネス(15)を通した自動車の電
動ファンを提供するものである。
【０００５】
【作用】 本考案ではシュラウド(14)の周壁(14A) の上
側を外側に折曲げて外周壁(14B) とするから、周壁(14
A) と外周壁(14B) とからなる二重構造が簡単に形成さ
れる。そしてモーターハーネス(15)は該周壁(14A) と該
外周壁(14B) との間および下側が閉じている断面コの字
形のハーネス枠(14E) 内に挿通されるから、該外周壁(1
4B) およびハーネス枠(14E) によってハーネス(15)は自
動車走行中に起るチッピングから保護される。
【０００６】
【実施例】 本考案を図１〜図３に示す一実施例によっ
て説明すれば、電動ファン(11)はモーター(12)と、該モ
ーター(12)に取付けられているファン(13)と、該モータ
ー(12)およびファン(13)を囲撓するシュラウド(14)とか
らなり、該シュラウド(14)の周壁(14A) の上側は外側に
折曲げられて外周壁(14B) が形成されて二重構造とさ
れ、該シュラウド(14)の下面にはルーバー(14C) が張設
され、該ルーバー(14C) に沿って電動ファン(11)とシュ
ラウド(14)の周壁(14A) との間には下側が閉じている断
面コの字形のハーネス枠(14E) が形成され、該ハーネス
枠(14E) の二重構造に連通する。更に外周壁(14B) から
は車体取付用のブラケット(14D) が差出され、モーター
ハーネス(15)のプラグ(15A) は該シュラウド(14)の外周
壁(14B) に取付けられ、ハーネス(15)は周壁(14A) と外
周壁(14B) との間に挿通され、更に図３に示すようにル
ーバー(14C) のハーネス枠(14E) 内に挿通される。この
ようにして該ハーネス(15)は周壁(14A) の二重構造とハ
ーネス枠(14E) とによって完全に被覆される。
【０００７】 上記構成ではモーターハーネス(15)はシ
ュラウド(14)の外周壁(14B) およびハーネス枠(14E) に
よって自動車走行中に起るチッピング即ち電動ファン下
側からの小石の跳ね上げ等から保護される。
【０００８】
【考案の効果】 したがって本考案ではシュラウドの周
壁を外側に折曲げることによって外周壁を形成するか
ら、二重壁構造が簡単に形成され、そしてモーターハー
ネスは該周壁と該外周壁との間およびハーネス枠内に挿
通されることによって該外周壁および該ハーネス枠によ
って完全に被覆され保護されているから、該ハーネスは
ビニルチューブ等の安価な被覆で充分である。
【図面の簡単な説明】
図１〜図３は本考案の一実施例を示すものである。
【図１】 分解斜視図
【図２】 図１におけるＡ−Ａ断面図
【図３】 図２におけるＢ−Ｂ断面図
【図４】 従来例の断面図
【符号の説明】
11 電動ファン 12 モーター 13 ファン 14 シュラウド 14A 周壁 14B 外周壁 14E ハーネス枠 15 モーターハーネス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】電動ファンのシュラウド周壁の上側を外側
    に折曲げて外周壁を形成して二重構造とし、該シュラウ
    ドの吸込側にあたる下側の面にはルーバーが張設され該
    ルーバーに沿って電動ファンとシュラウド周壁との間に
    は、該周壁の二重構造に連通し下側が閉じている断面コ
    の字形のハーネス枠が形成され、該周壁の二重構造内お
    よび該ハーネス枠内にモーターハーネスを通したことを
    特徴とする自動車の電動ファン
JP1993021767U 1993-03-31 1993-03-31 自動車の電動ファン Expired - Lifetime JP2603531Y2 (ja)

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JPH0676688U JPH0676688U (ja) 1994-10-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6117500U (ja) * 1984-07-06 1986-01-31 三洋電機株式会社 送風機
JPH0621367Y2 (ja) * 1988-07-11 1994-06-08 九州日立マクセル株式会社 ヘアードライヤ
JP3065820U (ja) * 1999-07-15 2000-02-08 三木プーリ株式会社 弾性軸継手

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