JPH0621367Y2 - ヘアードライヤ - Google Patents

ヘアードライヤ

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JPH0621367Y2
JPH0621367Y2 JP1988092072U JP9207288U JPH0621367Y2 JP H0621367 Y2 JPH0621367 Y2 JP H0621367Y2 JP 1988092072 U JP1988092072 U JP 1988092072U JP 9207288 U JP9207288 U JP 9207288U JP H0621367 Y2 JPH0621367 Y2 JP H0621367Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はヘアードライヤに係り、より詳しくはその吸込
口部に配設したコード引出部から発熱装置側へ引き込ま
れるリード線の這わし方に改善を加えたものである。
〔従来の技術〕
この種のヘアードライヤとして、例えば、第7図および
第8図に示すようなものがある(実公昭58−3912
1号公報)。そこでは、ヘアードライヤの本体ケース1
の後端の吸込口2に配設したコード引出部3から本体ケ
ース1内の送風装置11および発熱装置(図示せず)へ
電力を供給するリード線12を這わすに際し、該リード
線12が送風装置11のファン18に絡みついたり、風
による微振動音を発生することのないようにするため
に、本体ケース1内に前記ファン18の外周を囲むべく
配されたファンガイド筒21と本体ケース1の内壁との
間に通路40を形成し、これに前記リード線12を通し
ている。そのようにリード線12を通すための通路40
を形成する手段としては、第8図に示すように本体ケー
ス1内にその断面中心に対しファンガイド筒21を偏心
させて収納配置することにより、ファンガイド筒21の
偏心側とは反対側の外壁と本体ケース1の内壁との間に
空間Sを形成し、この空間S内の最大幅部分に前記通路
40が形成されている。因に、本体ケース1の内壁これ
自体をファン18のガイド面に兼用するものとは異なっ
て、本体ケース1とは別にファンガイド筒21を組み込
むという上記従来のものによれば、二分割構造を採る本
体ケース1とは別体にファンガイド筒21を成形するこ
とによりファンガイド筒21の真円度を出し易く、これ
によりファンガイド筒21の内周面とファン18の先端
軌跡との僅かな間隙はその全周にわたってバラツキのな
い、均一なものにすることができてファン18の送風効
率を高めることもできる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかるに、この種ヘアードライヤは単に髪を乾燥させる
ことだけに用いず、くせ付けすることにも使用されるの
であり、その使用に際しては本体ケース1これ自体の直
接手で握って使うことになる。そのため、本体ケース1
は握り易いようにその外寸をできるだけ細くすることが
望まれる。その反面、本体ケース1の外寸を細くするほ
ど送風装置11のファン18の形状が小さくなって送風
能力が低下するため、送風能力を高めるうえでは本体ケ
ース1を太く形成することが望まれる。
このように相互に矛盾し対立する問題は、上記した従来
のヘアードライヤのように本体ケース1内にファンガイ
ド筒21を偏心配置させてリード線12の通路40を形
成する方法では解決することがやや困難である。すなわ
ち、上記従来のものでは、本体ケース1を握り易く細く
すると、ファンガイド筒21がその偏心分だけ細くなる
ため、送風能力の低下を来す。かと言って、送風能力を
上げるためにファンガイド筒21の径を大きくすると、
本体ケース1がその偏心分だけ太くなって握りにくくな
るためである。
本考案はかかる問題点を解消し、上記のような本体ケー
スの一端に吸込口およびコード引出部を有し、本体ケー
ス内に送風装置と発熱装置を収納してなるヘアードライ
ヤにおいて、リード線の一部を送風装置から逃がす這わ
し方に工夫を凝らすことにより、本体ケースを太くする
ことなくファンガイド筒をできる限り径大化できて握り
易くしかも送風能力の向上を図ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のヘアードライヤで
は、第1図および第2図に示すように本体ケース1とし
て二分割ケース1a・1bを突き合わせるものとすると
ともに、本体ケース1内に収納される送風装置11はフ
ァン18およびファン18の外周を覆う同心状にファン
ガイド筒21を備えるものとし、ファンガイド筒21の
断面中心は本体ケース1のそれと同じにする。そのうえ
で、ファンガイド筒21の外周面上で互いに突き合わさ
れる二分割ケース1a・1bの合わせ目22間にリード
線導出口23を設けて、リード線12を該リード線導出
口23からケース外へ導出し、この導出部12aを前記
合わせ目22を覆うカバー28で覆ってなるものであ
る。
〔作用〕
リード線12の導出部12aは、ファンガイド筒21の
外周面上でそれと同心円状に重合する二分割ケース1a
・1bの合わせ目22間に設けたリード線導出口23に
導出してあるので、本体ケース1を太くすることなく送
風装置11をその本体ケース1の内径一ぱいの寸法にま
で拡大できることになる。
また、リード線12の導出部12aはカバー28で覆わ
れることにより、外観的体裁を良くするばかりか、リー
ド線12を他物との触れによる断線事故から防護できる
ことになる。
更に、リード線12は、本体ケース1の組み立てに際し
二分割ケース1a・1bを突き合わせるときに送風装置
11の上にのせてその合わせ目22間に介装することで
足り、例えば、リード線12を本体ケース1の周壁一部
に開けた孔に通すような面倒なことをしなくてすみ、簡
単にケース外へ導出できる。
〔実施例〕
本考案に係るヘアードライヤの一実施例を第1図ないし
第3図に基づき説明する。
第1図および第2図において、これの本体ケース1はプ
ラスチック製の左右の二分割ケース1a・1bを突き合
わせてできる限り細くして前後方向に長い円筒形状に形
成することにより、グリップを兼ねるものとしてなり、
その後端には吸込口2と吸込口2の中央に位置するコー
ド引出部3とを設け、その前端に吹出口4を設けてい
る。吹出口4には吹出ノズル等のアタッチメント9が着
脱可能に取りつけられる。
第2図および第3図において、コード引出部3は、プラ
スチック製の筒体5の内部に端子6a・6bを配設し、
該筒体5を吸込口2に放射状に設けた径方向リブ42で
該吸込口2の中央に支持された半割形の受筒43で抱合
し、前記両端子6a・6bにスイベル式の電気コード7
の端部に備えた接点8a・8bを回転自在に接触させて
いる。この場合、受筒43の後端の内部に係止突起44
を設けるとともに、電気コード7の端部の外周に環状溝
45を設け、受筒43で該電気コード7の端部を抱合す
ることにより前記係止突起44が環状溝45に係止さ
れ、電気コード7は回転自在に装着される。かかる電気
コード7の係止状態だけでは、該コード7に強い引張力
が加わるとその係止関係が解除し該コード7が受筒43
から抜け出るおそれがある。このため、吸込口2に嵌着
するネット状の吸込口フイルタ38は、その中央の円筒
46を前記受筒43の外周に挿入するとともに、該円筒
46の内方側先端に一体成形した係止爪47を受筒43
に設けた係止孔48に係合することにより、吸込口2に
嵌着固定されている。
なお、このようなコード引出部3は吸込口2の中央位置
に配設するに代えて、その円周寄りの位置に配設しても
よい。
本体ケース1の内部には発熱装置10と送風装置11と
が前後に配して収納され、これらは前記コード引出部3
の端子6a・6bから導出したリード線12により電力
の供給を受ける。
第2図において、発熱装置10は、絶縁板13にヒータ
線14を巻きつけ、これら絶縁板13およびヒータ線1
4を遮熱筒15内に収納配置している。送風装置11
は、モー16と、該モータ16の後端面から突出した軸
17に固着したファン18とを有する。モータ16はプ
ラスチック製の筒形モータ保持ケース19に内嵌固定さ
れる。モータ保持ケース19の外周面には整流翼20を
放射状に一体に形成し、該整流翼20の外周の後端から
ファンガイド筒21を後方へ向けて一体に突出形成し、
このファンガイド筒21の内部に前記ファン18がその
先端とファンガイド筒21の内壁との間に所定間隙をお
いて収納されている。
第1図において、ファンガイド筒21は二分割ケース1
a・1bの後端内部にケース中心に対し同心状に配置し
て収納され、ファンガイド筒21の外周面に二分割ケー
ス1a・1bの内周面の全周にわたって隙間なく接触し
ている。
第1図ないし第3図において、前記リード線12はファ
ン18に絡みつくことのないようにファンガイド筒21
の外周面上に這わされるが、この場合、ファンガイド筒
21の外周面上における二分割ケース1a・1bの上側
の合わせ目22にリード線導出口23を形成する。その
リード線導出口23は二分割ケース1a・1bの突き合
わせ端縁に切欠部26・27を設けることにより形成さ
れる。かくして、コード引出口3からのリード線12は
ファン18に触れないようにするために、まず、吸込口
2の径方向リブ42・42間からケース外へ導出し、径
方向リブ42・42どうしを連結した周方向リブ49を
跨いで再度ケース内に導入され、次いでファンガイド筒
21の後端からその外周面上に導出されて前記切欠部2
6・27間に通されたのち、ファンガイド筒21の前端
から再びケース内に引き込まれる。
なおリード線12は前述のようにケース外に導出される
部分を保護チューブ50で被覆しておくことが好まし
い。
第1図および第3図に示すように、ファンガイド筒21
の前端の周面一部には相対向する一対の突部25・25
を設け、その突部25・25はリード線導出口23内に
突入係合させてファンガイド筒21の本体ケース1内に
対する回り止めを図っており、リード線12のケース外
に導出される前記導出部12aはその突部25・25間
に通される。
また、リード線12の導出部12aは、第1図および第
2図に示すように二分割ケース1a・1bの上側の合わ
せ目22を覆うカバー28で覆うことにより見苦しさを
なくするとともに、他物との触れによる断線事故等から
防護する。
そのカバー28は、二分割ケース1a・1bの上側の前
後方向の合わせ目22の前半部分に挟み装着されるスイ
ッチパネル29の後端を後方へ延設することによって該
パネル29と一体に形成されている。カバー28の後端
には、第3図に示すように係合爪24を設け、これを第
2図に示すようにリード線導出口23の口縁の一部に係
合させることによって本体ケース1からの浮き上がりを
規制している。
第2図に示すように、スイッチパネル29には、発熱装
置10および送風装置11への通電を制御して、運転状
態をオフから冷風、弱温風、強温風の順に切換える多段
式スライドスイッチ30およびその操作つまみ31、更
にプッシュ式の急冷スイッチ32およびその操作ボタン
33などが搭載されている。
〔別実施例〕
上記実施例では、リード線12のケース外への導出部1
2aを覆うカバー28がスイッチ組みを搭載するスイッ
チパネル29と一体に形成されているが、これに代えて
第4図ないし第6図に示すように専用のカバー28を設
けてこれで前記リード線12の導出部12aを覆うよう
にしてもよい。その専用のカバー28は断面C形に形成
され、二分割ケース1a・1bの外周面上にリード線導
出口23を囲むように設けたリブ34・35によって形
成された前後方向のガイド溝36・37にその後方から
スライドさせることにより本体ケース1に装着される。
カバー28の後方への抜け止めは、吸込口フイルタ38
の周枠38aによって行われる。その他の構成は上記実
施例と同様である。
〔考案の効果〕
本考案のヘアードライヤでは、コード引出部3からのリ
ード線12が、送風装置11のファンガイド筒21の外
周面上でそれと同心円状に重合する関係にある二分割ケ
ース1a・1bの合わせ目22間に形成したリード線導
出口23からケース外に導出されるものとした。従っ
て、送風装置11を二分割ケース1a・1b内に同心状
に配して隙間なく嵌合させることができるため、本体ケ
ース1の外形寸法を拡大変更させることなく、また送風
装置11の外径を縮小変更させることなくて本体ケース
1を握り易い寸法に設定できるとともに、ファン18の
径をできる限り大きくできて送風能力を確保できるとい
う利点がある。
また、前記リード線12の導出部12aはカバー28に
よって覆われるため、外観的体裁を良くするばかりか導
出部12aの断線事故等から十分に防護できて安全性を
高めることができる。
更に、リード線導出口23が二分割ケース1a・1bの
合わせ目22間に設けられるため、リード線12は、本
体ケース1の組み立てに際し二分割1a・1bを突き合
わせるときにその合わせ目22間に這わすという簡単な
作業でケース外へ導出できて組付性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案に係るヘアードライヤの一
実施例を示しており、第1図は第2図におけるA−A線
拡大断面図、第2図は全体の断面図、第3図は要部の分
解斜視図である。 第4図ないし第6図は本考案の別実施例を示しており、
第4図は要部の分解斜視図、第5図は組み立て状態で示
す断面図、第6図は第5図におけるC−C線断面図であ
る。 第7図および第8図は従来例を示しており、第7図は要
部の断面図、第8図は第7図におけるB−B線断面図で
ある。 1……本体ケース、 1a・1b……二分割ケース、 2……吸込口、 3……コード引出部、 10……発熱装置、 11……送風装置、 12……リード線、 12a……リード線の導出部、 22……合わせ目、 23……リード線導出口、 28……カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二分割ケース1a・1bを突き合わせてな
    る本体ケース1の一端に吸込口2およびコード引出部3
    が設けられるとともに、本体ケース1の内部に、ファン
    18およびファン18の外周を同心状に覆うファンガイ
    ド筒21を備えた送風装置11と、発熱装置10とが収
    納されているヘアードライヤにおいて、 前記ファンガイド筒21と本体ケース1とを同心円状に
    し、このファンガイド筒21の外周面上で互いに突き合
    わされる前記二分割ケース1a・1bの合わせ目22間
    にリード線導出口23が設けられ、前記コード引出部3
    から発熱装置10側へ電力を供給するリード線12が、
    前記リード線導出口23からケース外へ導出されてお
    り、 前記合わせ目22を覆うカバー28で前記リード線12
    の導出部12aが覆われていることを特徴とするヘアー
    ドライヤ。
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