JPH065210Y2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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Publication number
JPH065210Y2
JPH065210Y2 JP1985122576U JP12257685U JPH065210Y2 JP H065210 Y2 JPH065210 Y2 JP H065210Y2 JP 1985122576 U JP1985122576 U JP 1985122576U JP 12257685 U JP12257685 U JP 12257685U JP H065210 Y2 JPH065210 Y2 JP H065210Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
cooling
case
cooling unit
blower
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1985122576U
Other languages
English (en)
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JPS6230912U (ja
Inventor
義一 柳沢
馨 三野
Original Assignee
株式会社ゼクセル
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Publication date
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両の屋根の内側(天井)にクーリングユ
ニットを配した車両用空調装置に関する。
(従来の技術) 車両用空調装置にあって、天井に取り付けられるクーリ
ングユニットは、例えば第3図に示すようなもので、送
風機BとエバポレータCとより成るクーリングユニット
Aが二個、車体Eの屋根Fの内側に横方向に水平に設置
され、更に、このクーリングユニットAを隠すためのカ
バーDがそのクーリングユニットAに添って水平に設け
られていた。
(考案が解決しようとする問題点) このような、従来のクーリングユニットAの配置では、
屋根FからクーリングユニットAの上端面までの空間が
無駄であったり、クーリングユニットの隠しカバーDが
水平になるため、頭上空間が確保できず圧迫感を与える
等の欠点があった。
エバポレータはかなり薄く構成できるが、送風機は送風
量との関係から径を減少することは不可能に近かった。
即ち、送風機によるヘッドクリアランスの減少は問題で
あった。
このため、この考案は、前述したクーリングユニットの
配置、特に送風機に起因する従来の欠点を解消し、頭上
空間を確保して圧迫感を与えない車両用空調装置を提供
することを目的とするものである。
(問題を解決するための手段) この考案の要旨とするところは、エバポレータ3aを収
納し、前面に吹出口3cを有する四角形状のクーリング
ケース3bの反吹出口側に、両軸モータ7にそれぞれフ
ァン6aと該ファン6aを包むファンケース6bを備え
た二つの送風機4、5を、その軸方向が車体の巾方向で
あって、前記クーリングケース3bに対し、斜めにし且
つその近接する方を高く、反近接する方を低くなるよう
に取付けたクーリングユニットを、車体1の巾方向に添
って中高の屋根1aの内側に配して車体1に搭載して成
ることにある。
(作用) したがって、エバポレータ3aを収納した四角形状のク
ーリングケース3bに対して、近接する方を高く反近接
する方を低く軸線方向が傾斜して取り付けられる二つの
送風機4,5の外側形状が車体1の屋根1aの内側形状
に近似形状となることで車体1の中高屋根1aの内側に
添って配されるようになって無駄な空間がなくなり、天
井の中央部を拡大できて頭上空間を増大させることがで
きるものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明する。
第1図、第2図において、車体1の中高の屋根1aに添
って設けられた1つのクーリングユニット2は、冷却部
3と二つの送風機4,5とから構成されている。
冷却部3は、冷房サイクルの構成要素となる四角形状の
エバポレータ3aと、このエバポレータ3aを収納する
四角形状のクーリングケース3bとより構成され、一方
に下記する送風機の吹出口と接続する連絡口(図示せ
ず。)が、他方に冷風を吹き出させる吹出口3cが設け
られている。
送風機4及び5は、ファン6aとこのファン6aを包む
ファンケース6bとより成る送風機本体6を並設すると
共に、その間にファン6aを回転させるモータ7とによ
りそれぞれ一つの送風機として構成されている。そし
て、左側の送風機4はその軸線方向が右上りに傾斜し、
右側の送風機5はその軸線方向が左下がりに傾斜、即ち
二つの送風機を近接する方を高く、反近接する方を低く
なるように前記クーリングケース3bにそれぞれ取り付
けられている。送風機4,5と冷却部3との傾斜取付手
段は、例えば図に示すように、送風機本体6のファンケ
ース6bがクーリングケース3bに樹脂で一体に形成さ
れて行われている。また、この送風機4,5のクーリン
グケース3への傾斜取付によりモータ7の取付も、それ
に合わせてブラケット8に傾斜取付されている。なお、
6cは、ファンケース6bに形成されている空気吸入口
である。
このような構成のクーリングユニット2を、図に示すよ
うに、中高屋根1aの内側(天井)で、冷風の吹出方向
を車体1の長手方向に一致させるように水平に、車体1
の巾方向に添って設置し、しかる後に、クーリングユニ
ット2の下面に添うように湾曲した隠しカバー10が取
り付けられ、頭上寸法Lだけクリアランスを拡大するこ
とができるものである。
(考案の効果) 以上のように、この考案によれば、クーリングケースの
反吹出口側に二つの送風機を、その軸線方向が車体の巾
方向であって、前記クーリングケースに対し斜めで、且
つその近接する方を高く、反近接する方を低く傾斜させ
て取り付けたので、二つの送風機の外側形状が中高の屋
根の内側の形状に近似した形状となって、該中高の屋根
の内側に添って配されるようになり、送風機の径を小さ
くせずに該送風機による無駄な空間が生じず、ヘッドク
リアランスを拡大できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す断面図、第2図は同上
の一部切欠の斜視図、第3図は従来例の断面図である。 3a……エバポレータ、3b……クーリングケース、
4,5……送風機、6……送風機本体、6a……ファ
ン、6b……ファンケース、7……モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭50−68542(JP,U) 実開 昭60−104312(JP,U) 実公 昭58−16417(JP,Y2) 日本電装公開技報 発行日1985年3月15 日 整理番号40−063 「自動車用空調装 置」

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エバポレータ3aを収納し、前面に吹出口
    3cを有する四角形状のクーリングケース3bの反吹出
    口側に、両軸モータ7にそれぞれファン6aと該ファン
    6aを包むファンケース6bを備えた二つの送風機4,
    5を、その軸方向が車体1の巾方向であって、前記クー
    リングケース3bに対し、斜めにし且つその近接する方
    を高く、反接近する方を低くなるように取付けたクーリ
    ングユニットを、車体1の巾方向に添って中高の屋根1
    aの内側に配して車体1に搭載して成ることを特徴とす
    る車両用空調装置。
JP1985122576U 1985-08-09 1985-08-09 車両用空調装置 Expired - Lifetime JPH065210Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985122576U JPH065210Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09 車両用空調装置

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JP1985122576U JPH065210Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09 車両用空調装置

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JPS6230912U JPS6230912U (ja) 1987-02-24
JPH065210Y2 true JPH065210Y2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=31012894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985122576U Expired - Lifetime JPH065210Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09 車両用空調装置

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JP (1) JPH065210Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5334051Y2 (ja) * 1973-10-22 1978-08-22
JPS5816417U (ja) * 1981-07-25 1983-02-01 ウエアハウス工業株式会社 封かん用ねじ
JPS60104312U (ja) * 1983-12-21 1985-07-16 株式会社ボッシュオートモーティブ システム 自動車用ク−リングユニツト

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
日本電装公開技報発行日1985年3月15日整理番号40−063「自動車用空調装置」

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JPS6230912U (ja) 1987-02-24

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