JP2602951Y2 - ウエザーストリップ - Google Patents
ウエザーストリップInfo
- Publication number
- JP2602951Y2 JP2602951Y2 JP1993003824U JP382493U JP2602951Y2 JP 2602951 Y2 JP2602951 Y2 JP 2602951Y2 JP 1993003824 U JP1993003824 U JP 1993003824U JP 382493 U JP382493 U JP 382493U JP 2602951 Y2 JP2602951 Y2 JP 2602951Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door glass
- sash
- lip
- projection
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Window Of Vehicle (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のドアガラス回
わりのサッシュに取付けるウエザーストリップに関する
ものである。
わりのサッシュに取付けるウエザーストリップに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車ドアのサッシュに取付け、
上下動するドアガラスを受け入れ、サッシュ・ドアガラ
ス間をシールするウエザーストリップとして、図1に示
すものが使用されている。すなわち、サッシュチャンネ
ル10に挿入された状態で、略コの字状くぼみ50を形
成し、室外側フランジ11及びそのフランジ11に嵌着
したサッシュモール70に当接し、且つ下端にドアガラ
ス20の外面に弾接するリップ31を備えた室外側部分
30、サッシュチャンネル10に嵌着され、下端にドア
ガラス20の内面に弾接するリップ41並びに室内側フ
ランジ12を覆うガーニッシュ42を備えた室内側部分
40、及び前記室外側部分30、室内側部分40間に介
在するところのドアガラス20の先端が当接する基底部
60より構成されている。さらに詳細に説明すると、こ
のウエザーストリップの押出し成形に当たっては、図2
に示すように、前記リップ31,41及び基底部60は
表面処理Sを施し、サッシュチャンネル10への挿入性
をよくするために、基底部60の両コーナー部にノッチ
61,62を入れ、角度を広げるようにしてある。な
お、63はリップである。
上下動するドアガラスを受け入れ、サッシュ・ドアガラ
ス間をシールするウエザーストリップとして、図1に示
すものが使用されている。すなわち、サッシュチャンネ
ル10に挿入された状態で、略コの字状くぼみ50を形
成し、室外側フランジ11及びそのフランジ11に嵌着
したサッシュモール70に当接し、且つ下端にドアガラ
ス20の外面に弾接するリップ31を備えた室外側部分
30、サッシュチャンネル10に嵌着され、下端にドア
ガラス20の内面に弾接するリップ41並びに室内側フ
ランジ12を覆うガーニッシュ42を備えた室内側部分
40、及び前記室外側部分30、室内側部分40間に介
在するところのドアガラス20の先端が当接する基底部
60より構成されている。さらに詳細に説明すると、こ
のウエザーストリップの押出し成形に当たっては、図2
に示すように、前記リップ31,41及び基底部60は
表面処理Sを施し、サッシュチャンネル10への挿入性
をよくするために、基底部60の両コーナー部にノッチ
61,62を入れ、角度を広げるようにしてある。な
お、63はリップである。
【0003】しかしながら、大型断面を持つ上記従来の
ウエザーストリップは、図3に示すように、ノッチ6
1,62を設けたため、かえって、サッシュチャンネル
挿入時に挿入力が室内側部分40から基底部60及び室
外側部分30へと伝達し難く、室外側部分30がサッシ
ュモール70の室内側の面で止まり、それ以上奥に挿入
し難いと言う問題点がある。
ウエザーストリップは、図3に示すように、ノッチ6
1,62を設けたため、かえって、サッシュチャンネル
挿入時に挿入力が室内側部分40から基底部60及び室
外側部分30へと伝達し難く、室外側部分30がサッシ
ュモール70の室内側の面で止まり、それ以上奥に挿入
し難いと言う問題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のウエザーストリップは、ノッチ61,
62を設けたため、サッシュチャンネル10への挿入
時、室外側部分30がサッシュモール70の室内側の面
で止まり、それ以上奥に挿入し難いことである。
点は、上記従来のウエザーストリップは、ノッチ61,
62を設けたため、サッシュチャンネル10への挿入
時、室外側部分30がサッシュモール70の室内側の面
で止まり、それ以上奥に挿入し難いことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1・図4乃至図6を参
考にして説明する。本考案は、自動車のドアガラス回り
のサッシュに取付け、上下動するドアガラスを受け入
れ、サッシュ・ドアガラス間をシールするところの、サ
ッシュチャンネル10に挿入した状態で、略コの字状く
ぼみ50を形成し、下端にドアガラス20の外面に弾接
するリップ31を備えた室外側部分30、下端にドアガ
ラス20の内面に弾接するリップ41を備えた室内側部
分40及び基底部60よりなるウエザーストリップであ
って、前記基底部60にドアガラス20と当接するリッ
プ63もしくは突部64を設け、室内側部分40のリッ
プ63もしくは突部64に相対する部分に突起43を設
け、サッシュチャンネル10に挿入時に突起43をリッ
プ63又は突部64の付け根部に当てることを特徴とし
ている。
考にして説明する。本考案は、自動車のドアガラス回り
のサッシュに取付け、上下動するドアガラスを受け入
れ、サッシュ・ドアガラス間をシールするところの、サ
ッシュチャンネル10に挿入した状態で、略コの字状く
ぼみ50を形成し、下端にドアガラス20の外面に弾接
するリップ31を備えた室外側部分30、下端にドアガ
ラス20の内面に弾接するリップ41を備えた室内側部
分40及び基底部60よりなるウエザーストリップであ
って、前記基底部60にドアガラス20と当接するリッ
プ63もしくは突部64を設け、室内側部分40のリッ
プ63もしくは突部64に相対する部分に突起43を設
け、サッシュチャンネル10に挿入時に突起43をリッ
プ63又は突部64の付け根部に当てることを特徴とし
ている。
【0006】
【実施例】実施例について説明すると、10はサッシュ
チャンネル、11はその室外側フランジ、12は室内側
フランジ、20はドアガラスである。前記サッシュチャ
ンネル10に略コの字状くぼみ50を形成する如く取付
け且つ上下動するドアガラス20を受け入れると共にサ
ッシュチャンネル10・ドアガラス20間をシールする
本考案のウエザーストリップは、詳細次のように構成さ
れる。
チャンネル、11はその室外側フランジ、12は室内側
フランジ、20はドアガラスである。前記サッシュチャ
ンネル10に略コの字状くぼみ50を形成する如く取付
け且つ上下動するドアガラス20を受け入れると共にサ
ッシュチャンネル10・ドアガラス20間をシールする
本考案のウエザーストリップは、詳細次のように構成さ
れる。
【0007】すなわち、30は室外側フランジ11及び
そのフランジ11に嵌着したサッシュモール70に当接
する室外側部分であって、下端にドアガラス20の外面
に弾接するリップ31を備えている。40は下端にドア
ガラス20の内面に弾接するリップ41並びに室内側フ
ランジ12を覆うガーニッシュ42を備えた室内側部
分、60は前記室外側部分30・室内側部分40間に介
在し、ドアガラス20の先端が当接する基底部であっ
て、その両コーナー部にはノッチ61,62を入れ、角
度を広げることが出来るようにしてあり、しかもドアガ
ラス20と当接するリップ63もしくは突部64を設
け、室内側ノッチ61を隔てて、室内側部分40のリッ
プ63もしくは突部64に相対する部分に突起43を設
けてあり、サッシュチャンネル取付前の押出成形時には
図6・図7の実線状態Yにある。これをサッシュチヤン
ネル10へ取付ると、図6・図7の仮線状態Zになり、
室内側部分40がノッチ61で折れ曲がり、突起43が
リップ63もしくは突部64の付け根部に当たり、室内
側部分40の挿入力が基底部60を介して、室外側部分
30に容易に伝達するようにしてある。
そのフランジ11に嵌着したサッシュモール70に当接
する室外側部分であって、下端にドアガラス20の外面
に弾接するリップ31を備えている。40は下端にドア
ガラス20の内面に弾接するリップ41並びに室内側フ
ランジ12を覆うガーニッシュ42を備えた室内側部
分、60は前記室外側部分30・室内側部分40間に介
在し、ドアガラス20の先端が当接する基底部であっ
て、その両コーナー部にはノッチ61,62を入れ、角
度を広げることが出来るようにしてあり、しかもドアガ
ラス20と当接するリップ63もしくは突部64を設
け、室内側ノッチ61を隔てて、室内側部分40のリッ
プ63もしくは突部64に相対する部分に突起43を設
けてあり、サッシュチャンネル取付前の押出成形時には
図6・図7の実線状態Yにある。これをサッシュチヤン
ネル10へ取付ると、図6・図7の仮線状態Zになり、
室内側部分40がノッチ61で折れ曲がり、突起43が
リップ63もしくは突部64の付け根部に当たり、室内
側部分40の挿入力が基底部60を介して、室外側部分
30に容易に伝達するようにしてある。
【0008】作用について説明すると、上記のように、
リップ63もしくは突部64を設け、室内側ノッチ61
を隔てて、室内側部分40のリップ63もしくは突部6
4に相対する部分に突起43を設けてあり、サッシュチ
ャンネル10への挿入時、室内側部分40がノッチ61
で折れ曲がり、突起43がリップ63もしくは突部64
の付け根部に当たり、室内側部分40の挿入力が基底部
60を介して、室外側部分30に容易に伝達するように
してあるため、室内側部分40は勿論、室外側部分30
もサッシュチャンネル10の奥迄容易に挿入することが
出来、ウエザーストリップの取付作業性が著しく改善さ
れる。尚、ウエザーストリップの基底部60のノッチ6
1,62を付けなくてもウエザーストリップの取付作業
性とは関係ないため、ノッチ61,62は付けなくても
良い。
リップ63もしくは突部64を設け、室内側ノッチ61
を隔てて、室内側部分40のリップ63もしくは突部6
4に相対する部分に突起43を設けてあり、サッシュチ
ャンネル10への挿入時、室内側部分40がノッチ61
で折れ曲がり、突起43がリップ63もしくは突部64
の付け根部に当たり、室内側部分40の挿入力が基底部
60を介して、室外側部分30に容易に伝達するように
してあるため、室内側部分40は勿論、室外側部分30
もサッシュチャンネル10の奥迄容易に挿入することが
出来、ウエザーストリップの取付作業性が著しく改善さ
れる。尚、ウエザーストリップの基底部60のノッチ6
1,62を付けなくてもウエザーストリップの取付作業
性とは関係ないため、ノッチ61,62は付けなくても
良い。
【0009】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
室内側部分40、室外側部分30共にサッシュチャンネ
ル10の奥迄容易に挿入することが出来、ウエザースト
リップの取付作業性が著しく改善される。
室内側部分40、室外側部分30共にサッシュチャンネ
ル10の奥迄容易に挿入することが出来、ウエザースト
リップの取付作業性が著しく改善される。
【図1】従来例のサッシュチャンネルへ取付けた状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】従来例の押出時の状態を示す断面図である。
【図3】従来例のサッシュチャンネルへの挿入過程の状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図4】本考案に係るウエザーストリップをサッシュチ
ャンネルヘ取付けた状態を示す断面図である。
ャンネルヘ取付けた状態を示す断面図である。
【図5】本考案の実施例の押出時の状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図6】本考案の第1の実施例を示す図5の要部拡大断
面図である。
面図である。
【図7】本考案の第2の実施例を示す要部拡大断面図で
ある。
ある。
【符号の説明】 10 サッシュチャンネル 11 室外側フランジ 12 室内側フランジ 20 ドアガラス 30 室外側部分 31 リップ 40 室内側部分 41 リップ 42 ガーニッシュ 43 突起 50 略コの字状くぼみ 60 基底部 61,62 ノッチ 63 リップ 64 突部 70 サッシュモール S 表面処理
Claims (2)
- 【請求項1】 自動車のドアガラス回わりのサッシュに
取付け、上下動するドアガラスを受け入れ、サッシュ・
ドアガラス間をシールするところの、サッシュチャンネ
ル(10)に挿入した状態で、略コの字状くぼみ(5
0)を形成し、下端にドアガラス(20)の外面に弾接
するリップ(31)を備えた室外側部分(30)、下端
にドアガラス(20)の内面に弾接するリップ(41)
を備えた室内側部分(40)及び基底部(60)よりな
るウエザーストリップにおいて、前記基底部(60)に
ドアガラス(20)と当接するリップ(63)を設け、
室内側部分(40)のリップ(63)に相対する部分に
突起(43)を設け、サッシュチャンネル(10)に挿
入時に突起(43)をリップ(63)の付け根部に当て
ることを特徴とするウエザーストリップ。 - 【請求項2】 自動車のドアガラス回わりのサッシュに
取付け、上下動するドアガラスを受け入れ、サッシュ・
ドアガラス間をシールするところの、サッシュチャンネ
ル(10)に挿入した状態で、略コの字状くぼみ(5
0)を形成し、下端にドアガラス(20)の外面に弾接
するリップ(31)を備えた室外側部分(30)、下端
にドアガラス(20)の内面に弾接するリップ(41)
を備えた室内側部分(40)及び基底部(60)よりな
るウエザーストリップにおいて、前記基底部(60)に
ドアガラス(20)と当接する突部(64)を設け、室
内側部分(40)の突部(64)に相対する部分に突起
(43)を設け、サッシュチャンネル(10)に挿入時
に突起(43)を突部(64)の付け根部に当てること
を特徴とするウエザーストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993003824U JP2602951Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | ウエザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993003824U JP2602951Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | ウエザーストリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0655832U JPH0655832U (ja) | 1994-08-02 |
JP2602951Y2 true JP2602951Y2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=11567950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993003824U Expired - Fee Related JP2602951Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | ウエザーストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602951Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0195419U (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-23 |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP1993003824U patent/JP2602951Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0655832U (ja) | 1994-08-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |