JP2601786Y2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2601786Y2
JP2601786Y2 JP1992007194U JP719492U JP2601786Y2 JP 2601786 Y2 JP2601786 Y2 JP 2601786Y2 JP 1992007194 U JP1992007194 U JP 1992007194U JP 719492 U JP719492 U JP 719492U JP 2601786 Y2 JP2601786 Y2 JP 2601786Y2
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JP
Japan
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remote control
camera
tally lamp
switch
zoom
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JP1992007194U
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JPH0568179U (ja
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明夫 寺根
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Olympus Corp
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Olympus Optic Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はカメラ、詳しくはリモー
トコントロール(以下、リモコンと略記する)装置から
のリモコン操作信号によって遠隔操作可能なカメラに関
する。
【0002】
【従来の技術】カメラ、例えばビデオカメラを遠隔操作
するリモコン装置には、従来からビデオカメラ本体の電
源のオン・オフ、各種モードの切り換え、再生、早送り
等を操作するスイッチ類が配置されている。これらの各
操作スイッチ類を操作することにより、ビデオカメラ本
体から離れた場所から該カメラ本体のカメラ動作を遠隔
操作するようになっている。
【0003】この場合、従来のリモコン操作可能なビデ
オカメラでは、リモコン装置からリモコン操作信号を該
カメラ本体に向けて一方的に送信するだけで、ビデオカ
メラ本体で該リモコン操作信号を確実に受信したか否か
をリモコン操作位置から確認することができなかった。
これを確認するためには、操作者自身がビデオカメラ本
体の近傍まで歩いて行って確かめるしかないが、これで
はリモコンの本来の趣旨が根本から損われてしまう。そ
して、リモコン操作信号がカメラ本体で受信されている
と信じてカメラ操作を行っていたのに、実際には受信さ
れていない場合もあり、大切な撮影チャンスを逸するこ
とになってしまう。
【0004】そこでこれを解決する手段の一例として [1]図8に示すように、リモコン装置53でビデオカ
メラ51をリモコン操作する際、そのモニタ映像出力に
ビデオカメラ51のカメラ動作を表わすキャラクタ例え
ば“再生”を重畳し、このモニタ映像出力をモニタ装置
52でモニタ表示することにより、リモコン操作者55
にカメラ本体51のカメラ動作の態様を認識させる、 [2]図9に示すように、リモコン装置54からビデオ
カメラ本体51に向けリモコン操作指令が送出される
と、同カメラ本体51からこれに対応した該機器の動作
状態を告知する情報が返送され、これに基づいてリモコ
ン装置54の例えばLCD表示部54a上にモニタ表示
することによりリモコン操作者55にカメラ動作の態様
を認識させる(特開平1−115298号参照)、等が
考えられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記図8
に示したビデオカメラでは、同カメラの映像出力をモニ
タ表示するためのモニタ装置52が必要になり、屋外で
の使用は勿論のこと屋内での使用でもその準備が煩雑に
なってしまって現実的には使いにくく、使える場合が少
ない。また、上記図9に示したビデオカメラの場合に
は、カメラ本体側に送信部リモートコントロール装置
が、リモコン装置側に受信部や表示部がそれぞれ必要に
なり、構成が複雑でコストが嵩むばかりでなく、容積や
重量が増大することになってしまう。
【0006】そこで本考案の目的は、上記問題点を解消
し、リモコン操作位置からリモコン操作信号の受信を簡
単な手段で確認できるカメラを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】考案による
カメラは、リモコン操作信号受信時にタリーランプで受
信の旨を応答表示するための応答手段を具備してなるカ
メラであって、前記応答手段は、前記カメラが記録モー
ドで動作中には連続点灯し、リモコン受信後のズーム動
作時には、第1の周期の点滅動作を行う、ズーム端に達
しているにも拘わらずズーム指令が出力されたときに
は、前記第1の周期よりも短い第2の周期の点滅動作を
繰り返してアラーム表示することを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。図2は本考案をビデオカメラに適用した一実施例
におけるリモコン装置の操作部を説明する図で、このリ
モコン装置2のパネル表面には、電源オン・オフスイッ
チ21と、カメラ/VTR切換スイッチ22と、再生ス
イッチ23と、記録スイッチ24と、巻き戻しスイッチ
25と、早送りスイッチ26と、停止スイッチ27と、
テレおよびワイドのズームスイッチ29,28と、がそ
れぞれ配置されている。
【0009】図1は、上記リモコン装置2で遠隔操作さ
れるビデオカメラ本体1の要部のブロック構成図で、被
写体像を撮影するカメラ部11と、このカメラ部11か
ら出力された被写体像に対応する映像信号を記録再生す
る記録再生部12と、上記リモコン装置2からのリモコ
ン信号光を受光するリモコン受光部13と、通常は記録
動作中に点灯してそのビデオカメラが撮影記録している
ことを示すタリーランプ14と、被写体者に撮影を意識
させないために、このタリーランプ14の点灯を強制的
にオフすることができるタリーランプ・オン/オフ・ス
イッチ15が接続された制御部16とからその主要部が
構成されている。
【0010】上記制御部16は、このカメラ本体1の各
部の動作シーケンスを司どるもので、その内部にリモコ
ン操作信号受信時に上記タリーランプ14で受信の旨を
応答表示するための応答手段を有する。これにより、上
記リモコン受光部13でリモコン信号光を受光すると、
後記図5で説明するように、その指令内容に応じて上記
タリーランプ14が点灯し続けたり点滅したりするよう
になっている。
【0011】上記リモコン受光部13とタリーランプ1
4とは、図3に示すように、リモコン操作者が該ランプ
14を視認し易いようにビデオカメラ本体1の前面部の
同一面上に配置されている。なお、上記タリーランプ1
4は多くはLEDで形成されている。
【0012】図4は、前記図1における制御部16の論
理構成を説明するブロック図で、この制御部16は、記
録スイッチ18が接続された記録スイッチ受け付け部1
6aと、リモコン受光部13からのリモコン信号光を解
読するデコーダ16bと、タリーランプ・オン/オフ・
スイッチ15がオープンされているときにタリーランプ
・オン/オフ制御ラインを接地レベルにプルダウンする
抵抗16cと、このタリーランプオン・オフ制御ライン
と記録スイッチ受け付け部出力との論理積をとるアンド
ゲート16dと、このアンドゲート出力と上記デコーダ
出力との論理和をとるオアーゲート16eとでその主要
部が構成されている。
【0013】このように構成された本実施例において、
ビデオカメラ本体1におけるカメラ動作の態様に対する
タリーランプ14の発光態様は、図5に示すようになっ
ている。即ち、カメラが記録モードで動作中は、区分A
に示すように、従来と同じくタリーランプ14が連続点
灯する。次にリモコン受信後の通常動作、例えば再生,
早送り,巻き戻しあるいはズーム動作時には、区分Bに
示すように、比較的長い周期の点滅動作をこの通常動作
期間中連続して行う。
【0014】これに対しリモコン受信後のアラーム時、
例えばテープがないにも拘らず再生指令が出力されたと
き、既にズーム端に達しているにも拘らずズーム指令が
出力されたとき、既にテープ端なのに更に早送りや巻戻
しが指令されたとき、あるいは撮影至近距離が例えば8
0cmなのに50cmで撮影するような指令が出力され
たときには、区分Cに示すように、比較的短い周期の点
滅動作を5回繰り返してアラーム表示するようにしてい
る。
【0015】上記は、リモコン操作信号受信時のカメラ
動作を、タリーランプの点滅等によりリモコン操作者に
告知する動作の一例であるが、タリーランプの発光色に
よる情報伝達も可能で、例えば後記図6に示すような赤
と緑の2色切換発光により下記表1に示すようにして伝
達する。
【0016】
【表1】 あるいは、上記タリーランプの点滅と、発光色の色分け
とを組合わせることによってもよい。
【0017】次に、タリーランプ14の発光色によりリ
モコン操作信号受信時のカメラ動作を識別する際の具体
的手段を説明する。このタリーランプ14は通常はLE
Dで構成されているが、図6に示すように、1個のパッ
ケージ中に赤色発光のLED14Rと緑色発光のLED
14Gとが互に逆接続されて封止したものが市販されて
いる。そこでこの種LEDを用いて通電方向を制御すれ
ば、1個のLED表示エレメントで赤,緑の2色を切換
えて発光表示することができる。
【0018】さて、ビデオカメラ本体1のタリーランプ
・オン/オフ・スイッチ15のオン・オフにより、タリ
ーランプ14を強制的に消灯できることは既に説明し
た。これは前記図4においてタリーランプ・オン/オフ
・スイッチ15をオフつまりオープンすると、タリーラ
ンプ・オン・オフ・制御ラインつまりアンドゲート16
dの一方の入力端がLレベルになるので、記録スイッチ
18のオン・オフに拘らず該ゲート16dの出力端がノ
ンアクティブ“L”になるからで、このままではリモコ
ン操作信号受信時にタリーランプで受信の旨を応答表示
できないことになる。そこでこの点を以下に説明する。
【0019】即ち、リモコン操作信号がリモコン受光部
13で受光されると、該リモコン信号がデコーダ16b
を介してオアーゲート16eの他方の入力端に印加され
るようになっているので、上記タリーランプオン・オフ
スイッチ15の設定の如何に拘らずタリーランプ14を
連続してもしくは点滅させながら発光させることができ
る。
【0020】上記実施例によれば、ビデオカメラの記録
モード表示に通常用いられるタリーランプを、カメラ前
面のリモコン受光部と同一面上に配置することにより、
リモコン操作時のリモコン信号受信表示や、これに伴う
カメラ動作の可否をリモコン操作者に簡単に伝達するこ
とができる。
【0021】上述における「同一面上に配置」する構成
について今少し詳細に言うならば、リモコン受光部13
もタリーランプ14も共にこれらが配された図7に示す
カメラ1aの電子ビューファインダ41や集音マイク4
2、或いはストラップ等で信号光が遮られると機能しな
いため、被写体側から遮られることなく見込むことので
きるところに配置されるべきものであり、この点で双方
共通であるとともに、適用される素子の外形・寸法も類
似であるため、「同一面上に配置」すればそれら双方の
機能が損なわれるような虞が少なく、且つ、取付けのた
めの機構部や配線の経路も共通となって構造を簡素化し
易い利点があるということである。尤も、「同一面上に
配置」するについては、必ずしも同一の板状部材に取付
けなくとも、図7に示すように、何れか一方(図示の例
ではタリーランプ14)は電子ビューファインダ41の
前面板状部材の適所に、他方(図示の例ではリモコン受
光部13)はカメラ本体(図示の例ではそのグリップ
部)前面板状部材の適所にそれぞれ配し、それらの素子
の外面が同一の仮想面上に揃うようにしても、少なくと
もそれら双方の機能が損なわれる虞を回避するには有効
であると言える。なお、上記各前面板上部材の適所は図
における斜線が付された領域とする。
【0022】なお、上記実施例では本考案をビデオカメ
ラに適用した例で説明したが、本考案はこれに限定され
ることなく、電子スチルカメラや銀塩フィルムカメラに
広く適用可能なこと勿論である。
【0023】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、リモ
コン操作位置から簡単な手段でリモコン操作信号の受信
を確認できると共に、記録中にカメラに送信した信号の
内容がカメラの動作状態によっては不適切なものであっ
ても、直ちに確認するこができる。また、既にズーム端
に達しているにも拘わらずズーム指令が出力されたとき
にもアラーム表示されるので誤操作の心配がない等の顕
著な効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すカメラの要部のブロッ
ク構成図。
【図2】上記図1のカメラをリモコン操作するリモコン
装置の操作部を説明する図。
【図3】上記図1のカメラの斜視図。
【図4】上記図1における制御部の論理構成を説明する
ブロック図。
【図5】本実施例におけるカメラ動作の態様に対するタ
リーランプの発光態様を説明する図。
【図6】上記図1におけるタリーランプを色分け発光す
る際の一例を示す図。
【図7】タリーランプとリモコン受光部を同一の仮想面
上に揃うように配置した例を説明するカメラの斜視図。
【図8】従来の遠隔操作カメラの一例を示す図。
【図9】従来の遠隔操作カメラの他の例を示す図。
【符号の説明】
14…タリーランプ 16…制御部(応答手段)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモコン操作信号受信時にタリーランプ
    で受信の旨を応答表示するための応答手段を具備してな
    るカメラであって、 前記応答手段は、前記カメラが記録モードで動作中には
    連続点灯し、リモコン受信後のズーム動作時には、第1
    の周期の点滅動作を行う、ズーム端に達しているにも拘
    わらずズーム指令が出力されたときには、前記第1の周
    期よりも短い第2の周期の点滅動作を繰り返してアラー
    ム表示することを特徴とするカメラ。
JP1992007194U 1992-02-20 1992-02-20 カメラ Expired - Lifetime JP2601786Y2 (ja)

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JPH0568179U JPH0568179U (ja) 1993-09-10
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FR2822619B1 (fr) * 2001-03-26 2003-05-30 Thomson Licensing Sa Dispositif d'affichage de numero pour camera
JP4649277B2 (ja) * 2005-06-24 2011-03-09 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像装置の制御方法

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