JP2601675Y2 - 光ファイバーケーブルの接続コネクタ - Google Patents

光ファイバーケーブルの接続コネクタ

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JP2601675Y2
JP2601675Y2 JP1993007997U JP799793U JP2601675Y2 JP 2601675 Y2 JP2601675 Y2 JP 2601675Y2 JP 1993007997 U JP1993007997 U JP 1993007997U JP 799793 U JP799793 U JP 799793U JP 2601675 Y2 JP2601675 Y2 JP 2601675Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、光ファイバーケーブ
ルの接続コネクタ、特に光ファイバーケーブルの固定強
度が高く、作業性、信頼性に優れた光ファイバーケーブ
ルの接続コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバーケーブルの接続コネクタに
おける光ファイバーケーブルの固定方法としては、フェ
ルール等に接着剤によって直接固定したり、図13に示
すように、光ファイバーケーブルAの先端の被覆部bを
はぎ取った後に、フェルール50の小径部51及び大径
部52にそれぞれ前記光ファイバーケーブルAの芯線部
a及び被覆部bを挿入し、芯線かしめ部53及び被覆か
しめ部54をそれぞれかしめることによって光ファイバ
ーケーブルAをフェルール50に固定する方法がある。
【0003】また、図14(a)及び(b)に示すよう
に、コネクタボディ60の芯線部挿入孔60a及び被覆
部挿入孔60bに先端の被覆部bがはぎ取られた光ファ
イバーケーブルAを挿入した後、コネクタボディ60の
上部開口61から保持プレート62を差し込み、この保
持プレート62の逆U字状スロット部62aを前記被覆
部bにくい込ませることにより、光ファイバーケーブル
Aをコネクタボディ60に固定する方法もある。
【0004】さらに、図15(a)及び(b)に示すよ
うに、濾斗状円錐面に形成された弾性板体73aの中心
に光ファイバー芯線aの挿通孔73bを形成すると共に
その挿通孔73bから放射状に複数の切り溝73cを形
成して成る弾性部材73を、光ファイバーケーブルAと
共に光ファイバーガイド71に装着し、前記弾性部材7
3をばね74を介して押圧体72によって押圧すること
により、光ファイバー芯線aを光ファイバーガイド71
に固定する方法も考えられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記接着剤
による固定では、接着剤の乾燥という工程が必要であ
り、また被覆部の材質によっては十分な強度が得られな
いこともある。
【0006】一方、上記フェルールのかしめ固定では、
フェルール50の全部又は一部を金属にしなければなら
ず、長期間信頼性を保持するためには、金属部分の腐食
防止を考慮する必要がある。また、金属製のフェルール
50をハウジングと一体化することが困難であるといっ
た問題もある。
【0007】さらに、保持プレート62や弾性部材73
を使用するものについては、前記接着剤による固定やか
しめ固定に比べて作業性に優れているといえるものの、
以下のような問題がある。
【0008】即ち、保持プレート62を使用するもので
は、光ファイバーケーブルAの挿入方向と保持プレート
62の挿入方向とが異なる点で、また前記弾性部材73
を使用するものでは、弾性部材73を押圧して締め付け
る押圧体72が分離されている点で作業性が良くない。
【0009】また、これらは、被覆部又は芯線部のいず
れか一方の固定しか考えられておらず、固定強度に関し
て信頼性に欠けるといった欠点もある。
【0010】そこで、この考案の課題は、光ファイバー
ケーブルの固定強度が高く、作業性、信頼性に優れた光
ファイバーケーブルの接続コネクタを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この考案はフェルールが一体化されたコネクタハウ
ジングと、このコネクタハウジングに嵌着されるストッ
パ部材とから成る光ファイバーケーブルの接続コネクタ
であって、前記ストッパ部材は、光ファイバーケーブル
の挿通孔を有する保持板と、この保持板からそれぞれ対
をなして前記挿通孔を挟んで対向するように前方に突設
された可撓性のある芯線部把持片および被覆部把持片
と、前記保持板に設けられた抜け止め部とから成り、
記両芯線部把持片と前記両被覆部把持片とは、前記挿通
孔に通した光ファイバーケーブルの芯線部と被覆部とを
それぞれ把持するものであって、その各芯線部把持片お
よび前記各被覆部把持片の先端部には光ファイバーケー
ブルの芯線部および被覆部を押圧する突起がそれぞれ
成されており、前記ハウジングには、前記ストッパ部材
の前記両芯線部把持片および前記両被覆部把持片を受け
入れる後方に開口した収容部が設けられ、その収容部の
内周の側壁部には、前記収容部内への前記両芯線部把持
片および前記両被覆部把持片の挿入に伴って、前記両芯
線部把持片および前記両被覆部把持片を内方に押圧して
撓ませることにより、前記両芯線部把持片および前記両
被覆部把持片に光ファイバケーブルの芯線部および被覆
部を把持固定させる第1および第2の押圧部が設けら
れ、前記抜け止め部は、前記両芯線部把持片および前記
両被覆部把持片が前記ハウジングの前記収容部内の本止
め位置まで挿入され、前記第1および前記第2の押圧部
によって押圧されて光ファイバケーブルの芯線部および
被覆部を把持固定するのに伴って、前記ハウジングに形
成された本止め用の被係合部と係合して前記ストッパ部
材を抜け止するものである光ファイバーケーブルの接続
コネクタを提供するものである。
【0012】また、好ましくは、前記両芯線部把持片
は、前記両被覆部把持片よりも前記保持板からの突出長
さが大きくなっており、前記両芯線部把持片の前記両被
覆部把持片よりも前方側の互いに対向する部分に、その
両芯線部把持片の間に挿入された光ファイバーケーブル
の被覆部の端面が当接する係止部を設けるのがよい
【0013】さらに、好ましくは、前記両芯線部把持片
は、前記両被覆部把持片よりも前記保持板からの突出長
さが大きくなっており、前記収容部は、その内側面の一
部が前記第1の押圧部となっている第1の収容部と、そ
の第1の収容部から受け入れ側に拡径されて連なり、そ
の略前半部の内側面の一部が前記第2の押圧部となって
いる第2の収容部とを有しており、前記第2の収容部
は、前記芯線部把持片を遊びのある状態で受け入れる導
入部としての機能を有するともに、前記第2の収容部の
略後半部の内側面には、前記両被覆部把持片を遊びのあ
る状態で受け入れる一対の導入溝が設けられ、前記スト
ッパ部材および前記ハウジングには、前記ストッパ部材
の前記両芯線部把持片および前記両被覆部把持片が、前
記導入部としての前記第2の収容部および前記導入溝内
に位置する仮止め位置まで挿入された状態で互いに係合
して前記ストッパ部材を抜け止め保持する仮止め用の係
合部および被係合部が設けられるのがよい
【0014】
【作用】請求項1に記載された考案では、光ファイバケ
ーブルをストッパ部材の保持板の貫通孔に挿入し、スト
ッパ部材とともにコネクタハウジングの収容部内に挿入
するだけで、収容部の第1および第2の押圧部によって
両芯線部把持片および両被覆部把持片が内方に押圧され
て撓められ、両芯線部把持片および両被覆部把持片によ
って光ファイバケーブルの芯線部および被覆部が接続コ
ネクタ内で把持固定させるようになっている。
【0015】請求項2に記載された考案では、両芯線部
把持片に光ファイバーケーブルの被覆部の端面が当接す
る係止部が設けられているため、この係止部によって光
ファイバーケーブルの位置決めが自然に行われる。
【0016】請求項3に記載された考案では、ストッパ
部材の両芯線部把持片および両被覆部把持片が、導入部
としての第2の収容部および導入溝内に位置する仮止め
位置まで挿入された状態で、ストッパ部材をハウジング
に仮止めすることができるため、二つの部品を一つの部
品として扱える。
【0017】
【0018】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。
【0019】図1に示すように、この光ファイバーケー
ブルの接続コネクタは、コネクタハウジング10とこの
コネクタハウジング10内に収容、固定されるストッパ
部材20とから成る。
【0020】前記ストッパ部材20は、合成樹脂によっ
て形成されており、図1,図4及び図5に示すように、
光ファイバーケーブルAの挿通孔21aを有する保持板
21及びこの保持板21に設けられた可とう性のある各
一対の芯線部把持片22,被覆部把持片23,抜け止め
片24から構成されている。
【0021】前記一対の芯線部把持片22は、前記保持
板21の挿通孔21aを挟む位置に互いに向き合うよう
に設けられており、それぞれ挿通孔21aに通した光フ
ァイバーケーブルAに沿うように前方へ突出している。
また、この芯線部把持片22は、その先端部内面側に、
被覆部bがはぎ取られた光ファイバーケーブルAの芯線
部aを押圧する突起22aが設けられていると共に外面
側の先端コーナー部にはテーパ面22bが形成されてい
る。なお、前記突起22a同士の間隔は、芯線部aの外
径と同等もしくは0.1mm程度大きめに設定されてい
る。
【0022】前記一対の被覆部把持片23は、前記芯線
部把持片22と同様に前記保持板21の挿通孔21aを
挟む位置に設けられているが、前記挿通孔21aを中心
として芯線部把持片22から90°ずれた位置に設けら
れている。また、この被覆部把持片23は、その先端部
の内外両面に、後述するコネクタハウジング10の導入
溝12cに嵌まる突起23a及び光ファイバーケーブル
Aの被覆部bを押圧する突起23bが設けられており、
外面側の突起23aには先端側から後方に向かって外方
へ拡がるテーパ面23cが形成されている。なお、前期
突起23b同士の間隔は、被覆部bの外径と同等もしく
は0.1mm程度大きめに設定されている。また、この
被覆部把持片23は、光ファイバーケーブルAの被覆部
bがはぎ取られていない部分を把持するものであるた
め、前記芯線部把持片22より後方側で光ファイバーケ
ーブルAを把持する必要があり、前記芯線部把持片22
より突出長さが短くなっている。
【0023】前記抜け止め片24は、先端部が屈曲した
U字状のものであり、前記保持板21の両側部から前方
に張り出すように設けられている。
【0024】前記コネクタハウジング10は、図1ない
し図3に示すように、被覆部bがはぎ取られた光ファイ
バーケーブルAの芯線部aを挿入し、その光ファイバー
ケーブルAの位置決めを行うフェルール11と、光ファ
イバーケーブルAを把持した前記ストッパ部材20を収
容するハウジング本体12とが前記ストッパ部材20と
同様合成樹脂によって一体成形されたものである。
【0025】前記ハウジング本体12は、前記芯線部把
持片22を受け入れる第1収容部(収容部)12aと、
この第1収容部12aより一まわり大きく、第1収容部
12aの後方に連なり、前記被覆部把持片23を受け入
れる第2収容部(収容部)12bを有している。ここ
で、第1収容部12aの内側面が芯線部把持片22を内
方に押圧する第1の押圧部となっている。また、第2収
容部12bが、芯線部把持片22の導入部となっている
とともに、その内側面の略前半部分が被覆部把持片23
を内方に押圧する第2の押圧部となっている。この第2
収容部12bの内側面の略後半部分には、前記突起23
aが嵌まる被覆部把持片23の導入溝12cが形成され
ている。また、前記第2収容部12aから第1収容部1
2bへの段落ち部及び前記導入溝12cの前端部から第
2収容部12bへの段落ち部には、それぞれ前方から後
方に向かって外方へ拡がるテーパ面12d,12eが形
成されている。
【0026】さらに、このハウジング本体12の外側面
には、前記ストッパ部材20の抜け止め片24と係合す
る突起(本止め用の被係合部)12fが設けられてお
り、この突起12fには後方から前方に向かって外方へ
拡がるテーパ面12gが形成されている。
【0027】以上のように構成された光ファイバーケー
ブルの接続コネクタに光ファイバーケーブルを装着する
場合は、図1に示すように、先端の被覆部bをはぎ取っ
た光ファイバーケーブルAを前記ストッパ部材20の挿
入孔21aに通し、芯線部a及び被覆部bをそれぞれ前
記芯線部把持片22及び被覆部把持片23によって把持
する。そして、このストッパ部材20を、突起23aが
導入溝12cに嵌まった状態でハウジング本体12に挿
入すると、図6及び図7に示すように、テーパ面22
b,12d及び23c,12eによって芯線部把持片2
2及び被覆部把持片23の先端部が第1収納部12a及
び第2収納部12b内の本止め位置までスムースに進入
し、芯線部把持片22、被覆部把持片23がそれぞれ内
方へ押圧される。これによって突起22b及び23bが
光ファイバーケーブルAの芯線部a及び被覆部bを押圧
し、光ファイバーケーブルAがストッパ部材20に確実
に固定される。
【0028】このとき、前記抜け止め片24もテーパ面
12gによってスムースに突起12fに係合し、ストッ
パ部材20がハウジング本体12に確実に固定されて図
8に示す状態となる。
【0029】図9ないし図12には他の実施例を示して
いる。
【0030】この接続コネクタは、前記実施例の接続コ
ネクタに改良を加えたものであり、前記実施例と同一の
構成要素には同一番号を付してその説明を省略し、改良
点だけについて説明する。
【0031】図9及び図10に示すように、ストッパ部
材20の抜け止め片24の先端両側部には、それぞれ突
(仮止め用の係合部)24aが設けられており、前記
ハウジング本体10には、上述した突起12fより後方
に前記突起24aと係合する段部(仮止め用の被係合
部)12hが形成されている。図10(a)に示すよう
に、前記突起24aと段部12hとが係合することによ
り、ストッパ部材20のハウジング本体10からの脱落
が阻止され、ストッパ部材20がハウジング本体10に
仮止めされた状態となる。また、このとき、図10
(b)に示すように、ストッパ部材20は、把持片22
が第2収容部12b内にあり、把持片23、突起23
aがハウジング本体10の導入溝12cに遊嵌される仮
止め位置まで挿入された状態になっており、保持板21
の挿通孔21aから光ファイバーケーブルを挿入するこ
とにより、ストッパ部材10に光ファイバーケーブルを
セットすることができる。なお、仮止め状態では、上述
したように、突起22b同士及び突起23b同士の間隔
がそれぞれ芯線部a及び被覆部bの外径と同等又はそれ
より若干広い状態となっているため、光ファイバーケー
ブルAの挿入が容易に行なえる。
【0032】また、ストッパ部材10の把持片22に
は、図11及び図12に示すように、把持片23より先
端側の互いに対向する部分に段部(係止部)22cが形
成されており、挿通孔21aに挿入された光ファイバー
ケーブルAの被覆部bの端面がこの段部22cに当接し
て自然に位置決めされるようになっている。特に、上記
仮止め状態で光ファイバーケーブルAを挿入する場合、
ハウジング本体10の第2収納部12bによって把持片
22の外側へのたわみが規制されるため、強く挿入して
もその勢いで被覆部b端面が前記段部22cから外れる
ことがなく、光ファイバーケーブルAの位置決めが確実
に行われると共に前記把持片22が破損することもな
い。
【0033】
【考案の効果】以上のように、請求項1ないし3に記載
された考案によれば、光ファイバケーブルをストッパ部
材の保持板の貫通孔に挿入し、ストッパ部材とともにコ
ネクタハウジングの収容部内に挿入するだけで、収容部
の第1および第2の押圧部によって両芯線部把持片およ
び両被覆部把持片が内方に押圧されて撓められ、両芯線
部把持片および両被覆部把持片によって光ファイバケー
ブルの芯線部および被覆部が接続コネクタ内で把持固定
させるようになっているため、光ファイバーケーブルの
接続コネクタへの固定が容易に行え、作業性が非常に良
い。
【0034】また、ストッパ部材の両芯線部把持片およ
び両被覆部把持片によって光ファイバーケーブルの芯線
部と被覆部の双方を把持固定するようにしたため、固定
強度が大きく、しかも接続コネクタ全体を合成樹脂によ
って成形すれば、将来にわたって腐食等の心配がなく、
信頼性が非常に高い。
【0035】さらに請求項2に記載された考案によれ
ば、両芯線部把持片に光ファイバーケーブルの被覆部の
端面が当接する係止部が設けられているため、この係止
部によって光ファイバーケーブルのケーブル軸方向の
置決めが自然に行われ、非常に作業性が良い。
【0036】また、請求項3に記載された考案によれ
ば、ストッパ部材の両芯線部把持片および両被覆部把持
片が、導入部としての第2の収容部および導入溝内に位
置する仮止め位置まで挿入された状態で、ストッパ部材
をハウジングに仮止めすることができるため、二つの部
品を一つの部品として扱え自動組み立て等に対応しや
すいという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る一実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図2】図1のV−V線に沿った断面図である。
【図3】図1のW−W線に沿った断面図である。
【図4】図1のX−X線に沿った断面図である。
【図5】図1のY−Y線に沿った断面図である。
【図6】図8のT−T線に沿った断面図である。
【図7】図8のU−U線に沿った断面図である。
【図8】完成状態を示す斜視図である。
【図9】他の実施例を示す分解斜視図である。
【図10】同上の仮止め状態を示す図である。
【図11】同上の固定状態を示す断面図である。
【図12】同上のストッパ部材を示す図面図である。
【図13】従来例を示す断面図である。
【図14】他の従来例を示す断面図である。
【図15】さらに他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 コネクタハウジング 11 フェルール 12 ハウジング本体 12a 第1収納部 12b 第2収納部 12c 導入溝 12d,12e,12g テーパ面 12f 突起 12h 段部 20 ストッパ部材 21 保持板 21a 挿通孔 22 芯線部把持片 23 被覆部把持片 22a,23a,23b 突起 22b,23c テーパ面 22c 段部 24 抜け止め片 24a 突起

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェルールが一体化されたコネクタハウ
    ジングと、このコネクタハウジングに嵌着されるストッ
    パ部材とから成る光ファイバーケーブルの接続コネクタ
    であって、 前記ストッパ部材は、光ファイバーケーブルの挿通孔を
    有する保持板と、この保持板からそれぞれ対をなして前
    記挿通孔を挟んで対向するように前方に突設された可と
    う性のある芯線部把持片および被覆部把持片と、前記保
    持板に設けられた抜け止め部とから成り、前記両芯線部把持片と前記両被覆部把持片と は、前記挿
    通孔に通した光ファイバーケーブルの芯線部と被覆部と
    をそれぞれ把持するものであって、その各芯線部把持片
    および前記各被覆部把持片の先端部には光ファイバーケ
    ーブルの芯線部および被覆部を押圧する突起がそれぞれ
    形成されており 記ハウジングには、前記ストッパ部材の前記両芯線部
    把持片および前記両被覆部把持片を受け入れる後方に開
    口した収容部が設けられ、その収容部の内周の側壁部に
    は、前記収容部内への前記両芯線部把持片および前記両
    被覆部把持片の挿入に伴って、前記両芯線部把持片およ
    び前記両被覆部把持片を内方に押圧して撓ませることに
    より、前記両芯線部把持片および前記両被覆部把持片に
    光ファイバケーブルの芯線部および被覆部を把持固定さ
    せる第1および第2の押圧部が設けられ、 前記抜け止め部は、前記両芯線部把持片および前記両被
    覆部把持片が前記ハウジングの前記収容部内の本止め位
    置まで挿入され、前記第1および前記第2の押圧部によ
    って押圧されて光ファイバケーブルの芯線部および被覆
    部を把持固定するのに伴って、前記ハウジングに形成さ
    れた本止め用の被係合部と係合して前記ストッパ部材を
    抜け止するものである 光ファイバーケーブルの接続コネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 前記両芯線部把持片は、前記両被覆部把
    持片よりも前記保持板からの突出長さが大きくなってお
    り、前記両芯線部把持片の前記両被覆部把持片よりも前
    方側の互いに対向する部分に、その両芯線部把持片の間
    に挿入された光ファイバーケーブルの被覆部の端面が当
    接する係止部を設けた請求項1記載の光ファイバーケー
    ブルの接続コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記両芯線部把持片は、前記両被覆部把
    持片よりも前記保持板からの突出長さが大きくなってお
    り、 前記収容部は、その内側面の一部が前記第1の押圧部と
    なっている第1の収容部と、その第1の収容部から受け
    入れ側に拡径されて連なり、その略前半部の内側面の一
    部が前記第2の押圧部となっている第2の収容部とを有
    しており、 前記第2の収容部は、前記芯線部把持片を遊びのある状
    態で受け入れる導入部としての機能を有するともに、前
    記第2の収容部の略後半部の内側面には、前記両被覆部
    把持片を遊びのある状態で受け入れる一対の導入溝が設
    けられ、 前記ストッパ部材および前記ハウジングには、前記スト
    ッパ部材の前記両芯線部把持片および前記両被覆部把持
    片が、前記導入部としての前記第2の収容部および前記
    導入溝内に位置する仮止め位置まで挿入された状態で互
    いに係合して前記ストッパ部材を抜け止め保持する仮止
    め用の係合部および被係合部が設けられる 請求項1又は
    2に記載の光ファイバーケーブルの接続コネクタ。
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