JP2601409B2 - トラクタの3点取り付け装置の下方リンクのための連結フック - Google Patents

トラクタの3点取り付け装置の下方リンクのための連結フック

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JP2601409B2
JP2601409B2 JP6122009A JP12200994A JP2601409B2 JP 2601409 B2 JP2601409 B2 JP 2601409B2 JP 6122009 A JP6122009 A JP 6122009A JP 12200994 A JP12200994 A JP 12200994A JP 2601409 B2 JP2601409 B2 JP 2601409B2
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01BSOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
    • A01B59/00Devices specially adapted for connection between animals or tractors and agricultural machines or implements
    • A01B59/002Details, component parts
    • A01B59/006Latched hooks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60DVEHICLE CONNECTIONS
    • B60D1/00Traction couplings; Hitches; Draw-gear; Towing devices
    • B60D1/01Traction couplings or hitches characterised by their type
    • B60D1/04Hook or hook-and-hasp couplings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断面略円形の連結ボー
ルを受容するフック本体と、前記フック本体に該連結ボ
ールを係止する係止つめと、前記係止つめを係止位置に
向かって付勢する閉鎖ばねとを具備するトラクタの3点
取り付け装置の下方リンクのための連結フックであっ
て、前記フック本体が、上方に向かって開放し且つ連結
ボールを受容する支承切欠き部と、上方に向かって開放
し且つ前記係止つめを受容する切欠きと、前記切欠きに
受容された前記係止つめの前端部分を該支承切欠き部内
に突入させるべく該支承切欠き部と該切欠きとを連通す
る貫通部と、前記貫通部にある該係止つめの上方に位置
し且つ前記貫通部を呈する面により構成された第1のス
トッパ面と、前記下方リンクの軸方向において該第1の
ストッパ面から間隔を置いて配置されるとともに該切欠
き内に設けられた支持ストッパとを有しており、また、
前記係止つめが、該係止つめの上側に配設され且つ前記
フック本体の第1のストッパ面に当接する第1の支持面
と、前記支持ストッパと当接し該係止つめの支承切欠き
部に向かった移動を規制する切欠き部と、前記支承切欠
き部内に突入する前端部分の上方に設けられた非係止面
と、該前端部分の下方に設けられ且つ前記支承切欠き部
内に該連結ボールを係止する錠止面とを有している前記
トラクタの3点取り付け装置の下方リンクのための連結
フックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】前述の形式の連結フックは、ドイツ連邦
共和国特許第2618332号明細書に開示されてい
る。この公知の連結フックにおいては、本体フックの上
方に向かって開放する切欠きの開口部から外側へ前記係
止つめの一部分が突出しており、この突出した部分にロ
ープが取り付けられ、該ロープの操作により該係止つめ
を係止位置から非係止位置へ移動できるようになってい
る。一方、この公知の連結フックにおけるフック本体及
び係止つめの構成においては、運転中に係止つめが外部
から力を受けると、係止つめが係止位置よりずれてしま
うという可能性があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、連結
フックの全ての運転状態で、例えば、連結フックが連結
ボールに起因する捻じり運動を受けた場合や、フック本
体内に係止つめを引きもどす原因となる係止つめの非係
止面が外力を受けた場合にも、連結フックの支承切欠き
部内に受容された連結ボールを確実に固定・保持するこ
とができる連結フックを提供することにある。さらに、
本発明の課題は、係止つめを係止位置に付勢するために
設けられた閉鎖ばねが故障しても、係止つめにより支承
切欠き部内に受容された連結ボールを確実に固定・保持
することができる連結フックを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前述の
目的は、断面略円形の連結ボール(11)を受容するフ
ック本体(6)と、前記フック本体(6)に該連結ボー
ル(11)を係止する係止つめ(7)と、前記係止つめ
(7)を係止位置に向かって付勢する閉鎖ばね(9)と
を具備するトラクタ(1)の3点取り付け装置の下方リ
ンク(3)のための連結フック(5)であって、前記フ
ック本体(6)が、上方に向かって開放し且つ連結ボー
ル(11)を受容する支承切欠き部(10)と、上方に
向かって開放し且つ前記係止つめ(7)を受容する切欠
き(12)と、前記切欠き(12)に受容された前記係
止つめ(7)の前端部分を該支承切欠き部(10)内に
突入させるべく該支承切欠き部(10)と該切欠き(1
2)とを連通する貫通部(13)と、前記貫通部(1
3)にある該係止つめ(7)の上方に位置し且つ前記貫
通部(13)を呈する面により構成された第1のストッ
パ面(14)と、前記下方リンク(3)の軸方向におい
て該第1のストッパ面(14)から間隔を置いて配置さ
れるとともに該切欠き(12)内に設けられた支持スト
ッパ(15)とを有しており、また、前記係止つめ
(7)が、該係止つめ(7)の上側(18)に配設され
且つ前記フック本体(6)の第1のストッパ面(14)
に当接する第1の支持面(19)と、前記支持ストッパ
(15)と当接し該係止つめ(7)の支承切欠き部(1
0)方向に向かった移動を規制する切欠き部(100)
と、前記支承切欠き部(10)内に突入する前端部分の
上方に設けられた非係止面(23)と、該前端部分の下
方に設けられ且つ前記支承切欠き部(10)内に該連結
ボール(11)を係止する錠止面(25)とを有してい
る前記連結フック(5)において、前記係止つめ(7)
の切欠き部(100)が、該係止つめ(7)の下側(2
0)に向かって開放しているとともに、前記支持ストッ
パ(15)と接触する3つの接触面を有しており、前記
3つの接触面が、係止面(22)と、該係止つめ(7)
を係止位置に固定かつ支持するための第2の支持面(2
1)と、該係止つめ(7)の支承切欠き部(10)方向
に向かった移動を規制する第2のストッパ面(24)と
から構成されており、また、前記フック本体(6)の支
持ストッパ(15)が、前記係止つめ(7)の係止面
(22)に当接する円筒状表面を少なくとも一部に持つ
突起形状であり、さらに、前記係止つめ(7)の係止面
(22)が、軸方向の縦断面において、前記連結ボール
(11)の外側面(26)と前記係止つめ(7)の錠止
面(25)とが接触して画定される第1接触点(28)
と、前記支持ストッパ(15)の円筒状表面の曲率中心
点(29)とを結んで画成される仮想の結合線(27)
よりも下側の位置で、前記支持ストッパ(15)の円筒
状表面に接触し、第3接触点(30)を画定するように
構成されており、さらに、前記係止つめ(7)の係止面
(22)が、軸方向の縦断面において、前記フック本体
(6)の第1のストッパ面(14)と前記係止つめ
(7)の第1の支持面(19)とが接触して画定される
第2接触点(32)を中心とするとともに、前記第3接
触点(30)と該第2接触点(32)とを結んで画定さ
れる線分を半径として描かれる仮想の円(31)よりも
半径方向外側へ突出し且つ前記第3接触点(30)から
下方に向かって伸びるよう構成されていることを特徴と
するトラクタの3点取り付け装置の下方リンクのための
連結フックにより達成することができる。
【0005】
【作用】本発明の上記構成によれば、フック本体の支承
切欠き部内に連結ボールが係止つめによって係止されて
いる場合には、たとえ係止つめの非係止面が外部から力
を受けたとしても、係止つめが係止開放方向に向かって
移動せず、支承切欠き部内に連結ボールを確実に固定・
保持することが可能である。このような係止つめの係止
開放方向への移動阻止は、本発明の上記構成におけるフ
ック本体に対する係止つめの支持状態や枢着位置の選定
により可能となっている。すなわち、本発明の上記構成
においては、係止つめを係止位置より係止開放位置に移
動するために、係止つめを支承切欠き部の設けられた領
域内で所定方向に移動させることを必須要件とし、この
ような当該領域内での所定方向の移動を支承切欠き部に
受容された連結ボールによって阻止するようにした。そ
の結果、連結ボールが支承切欠き部に受容されている場
合には、外力が係止つめの非係止面に付与されても、係
止つめは係止開放位置に移動できない。さらに、本発明
の構成においては、係止つめの非係止面に外力が付与さ
れた場合には、係止つめの切欠き部の第2の支持面と係
止面との間に形成された楔状のギャップがフック本体の
支持ストッパに強く当接することになり、フック本体に
対する係止つめの係止力が強められることになる。ま
た、本発明の構成においては、外力が連結ボールを介し
て係止つめの錠止面に作用した際には、この力は係止つ
めの上側に配設された第1の支持面を介してフック本体
の第1のストッパ面に伝達されるとともに、付加的に支
持ストッパを介して支持される。
【0006】本発明による上記構成において、縦断面に
おける、前記第3接触点における接線と前記仮想の結合
線との間で画成される角度は、鈍角として形成されてい
ることが好ましい。
【0007】また、本発明による上記構成において、フ
ック本体の支持ストッパは、このフック本体に取り付け
られる締付けピンとすることが好ましい。さらに、フッ
ク本体の支持ストッパの別の構成においては、該締付け
ピンを中実の円筒状のピンに変更することもできる。ま
た、別の変形例において、支持ストッパを円筒状表面を
少なくとも一部に持つ突起形状にし、フック本体と支持
ストッパとを一体に形成することも可能である。さら
に、本発明による上記構成において、閉鎖ばねは、係止
つめがフック本体の支持ストッパを旋回中心にして、係
止つめの第1の支持面とフック本体の第1のストッパ面
とが当接するように付勢している。従って、係止つめが
係止位置にある場合には、係止つめの錠止面とフック本
体の支承切欠き部内に受容された連結ボールの外側面と
の間には遊びが存在する。
【0008】さらに本発明の構成では、係止つめが連結
ボールの上方で係止開放方向に移動する際には、係止つ
めの錠止面と係止面との間の係止つめの下側に配置され
た表面が、フック本体の貫通部の下側壁を呈する制御ス
トッパ輪郭上で摺動支持されるようにすることが好まし
い。
【0009】上記連結フックを手によって簡単に操作す
るためには、係止つめを係止位置から係止開放位置へ移
動可能な開放レバーを設けることが好適である。該開放
レバーは、ヒンジピンを介してヒンジ的に係止つめと結
合されているものである。さらに、両方の部材の一方、
つまり開放レバー又は係止つめには孔を備え、これに対
して他方の部材にはヒンジピンを備えるとよい。一方、
必ずしも開放レバーをフック本体に固定する必要はない
ので、係止つめはフック本体の第1のストッパ面及び支
持ストッパにのみ支持されるようにしてもよい。また、
連結フックの操作をより簡単にするために、フック本体
から突出して案内される開放レバーに支持面を設け、開
放レバーが操作される際に、該開放レバーの支持面がフ
ック本体の支承面に案内支持されるようにしてもよい。
【0010】本発明の上記構成に、係止開放位置で係止
つめを拘止する機構を追加装備することも可能である。
この場合に、開放レバーは、第1の固定ストッパを介し
てフック本体の支承面に、かつ第2の固定ストッパを介
してフック本体の係止ストッパに支持される。係止つめ
の操作を例えばトラクタ座席から行うことを可能とする
ために、係止つめに直接係合するか又は開放レバーに係
合するロープを設けてもよい。
【0011】別の構成として、係止つめの操作はボーデ
ンワイヤを介して行われ、この場合、ボーデンワイヤの
ロープは係止つめに係合し、かつその被覆はフック本体
に支持されるように変更することも可能である。
【0012】
【実施例】本発明に好適な実施例を以下に説明する。図
1には、3点取り付け装置2を有するトラクタ1の後部
が示されている。該3点取り付け装置2は、トラクタ1
の縦軸線(後述する下方リンク3の軸線)に対して側方
に間隔を置いて配置された一対の下方リンク3(図にお
いては、それらのうち1つが示されている)と、トラク
タ1の該縦軸線上で該一対の下方リンク3の上側に配置
された上方リンク4とから構成されている。該一対の下
方リンク3の端部には、それぞれ連結フック5が取り付
けられている。当該連結フック5は、図1に見られるよ
うに、該トラクタ1に対して連結前の位置に置かれた、
図示せぬ農具等のアッタチメントの周知の連結ボール1
1を受容するために使用されている。なお、該トラクタ
1の正面側にも、類似の3点取り付け装置を設けること
も可能である。連結フック5の構成を、図2〜図4を用
いて詳しく説明する。
【0013】図2は、連結フック5が下方リンク3に配
設された状態を示している。連結フック5は、フック本
体6を有しており、該フック本体6は、上方へ開口する
支承切欠き部10を有している。該支承切欠き部10
は、該トラクタ1に連結される農具等のアタッチメント
に取り付けられた断面略円形を持った周知の球状の連結
ボール11を受容する。
【0014】フック本体6はさらに、後述する係止つめ
7を受容する切欠き12を有している。該切欠き12
は、前記支承切欠き部10に向かって開放する貫通部1
3を有している。該貫通部13は、切欠き12と支承切
欠き部10とを連通する。図2に示すように、前記支承
切欠き部10内に連結ボール11を受容し且つ係止つめ
7で連結ボール11を係止する係止位置では、係止つめ
7の前端部分が該支承切欠き部10の開口範囲内に突入
する。係止つめ7の上側に位置し、且つ、貫通部13が
設けられた領域におけるフック本体6の切欠き12と、
支承切欠き部10との間に位置して、該貫通部13を呈
するフック本体6の境界壁は、第1のストッパ面14と
して使用される。また、フック本体6は、下方リンク3
の軸方向において該第1のストッパ面14の設けられた
位置から下方リンク3に向かって間隔を置いて配設さ
れ、且つ、垂直方向において前記第1のストッパ面14
及び係止つめ7より下側に配設された支持ストッパ15
を有している。本実施例において、支持ストッパ15は
締付けピンとして示されており、該締付けピンはフック
本体6の相応する切欠き12内に取り付けられている。
また、フック本体6は、係止つめ7の下側でかつ該貫通
部13が設けられた領域に、該貫通部13を呈する制御
ストッパ輪郭16を有している。なお、該支持ストッパ
15は、フック本体6の構成要素として一体的に構成す
ることもできる。切欠き12は、上方に向かって開口す
る開口部17を有している。係止つめ7は、フック本体
6の第1のストッパ面14と、フック本体6に取り付け
られた支持ストッパ15と、該制御ストッパ輪郭16と
によって支持及びその移動が案内される。また、係止つ
め7は、上側18に第1の支持面19を有している。当
該第1の支持面19は、図2に示されたような係止つめ
7が連結ボール11を係止する係止位置にある時、第1
のストッパ面14に当接するようになっている。係止つ
め7の下側20には、下方に向かって開放する矩形の切
欠き100が設けられている。該係止位置において、支
持ストッパ15はこの切欠き内100に侵入するように
なっている。この切欠き内100は、支持ストッパ15
が侵入した際に該支持ストッパ15と接触する3つの接
触面を有している。図2に示すごとく、当該矩形の切欠
き100の3つの接触面は、下方リンク3の軸方向で該
支承切欠き部10側に位置し且つ垂直方向に伸びる係止
面22と、該係止面22に対向し且つ垂直方向に伸びる
第2のストッパ面24と、該矩形の切欠き100の底部
を呈する第2の支持面21により構成される。第2の支
持面21は、フック本体6の支持ストッパ15に対し
て、係止つめ7を支持するために使用される。また、係
止面22は、係止位置で支持ストッパ15の凸状の外側
面に係止つめ7を固定かつ支持するために使用される。
さらに、第2のストッパ面24は、支持ストッパ15に
当接することによって支承切欠き部10内に向かった係
止つめ7の移動を制限するために使用される。支承切欠
き部10内に突出する係止つめ7の前端部分の前方縁に
は、傾斜して延びる非係止面23が設けられている。ま
た、係止つめ7には、非係止面23より下側20に向か
って錠止面25が連続して設けられており、さらに、該
錠止面25より切欠き100に向かって曲線状に延びる
輪郭面45が連続して設けられている。係止つめ7は、
連結ボール11をフック本体6の支承切欠き部10内に
係止するために使用される。連結ボール11の外側面2
6が錠止面25に当接することによって、フック本体6
からの連結ボール11の滑り落ちが阻止される。係止つ
め7は、引っ張りばねとして構成されていてかつ下方リ
ンク3の軸方向において支持ストッパ15から下方リン
ク3側へずらされて配設された閉鎖ばね9によって、図
2に示された係止位置へ付勢される。該閉鎖ばね9の一
端はフック本体6の切欠き12内に取り付けられたピン
46に固定され、他端は係止つめ7の貫通部47に固定
されている。そして、係止つめ7が係止状態にある際、
即ち、係止つめ7の下側20に設けられた切欠き100
がフック本体6の支持ストッパ15に支持される際に、
係止つめ7には閉鎖ばね9によって支持ストッパ15を
中心とする右回り(時計方向)のトルクが発生されるよ
うになっている。その結果、係止つめ7の上側18の第
1の支持面19と、フック本体6の第1のストッパ面1
4とが接触点32で当接され、フック本体6に対して係
止つめ7が案内・保持される。係止つめ7の切欠き10
0の係止面22は、積極的な係止つめ7の係止状態が得
られるように、仮想の結合線27よりも下側の位置で、
前記支持ストッパ15の円筒状表面に接触し、下方リン
ク3の軸方向の縦断面において、第3接触点30を画定
する。ここでいう仮想の結合線とは、下方リンク3の軸
方向の縦断面において、連結ボール11の外側面26と
前記係止つめ7の錠止面25とが接触して画定される第
1接触点28と、支持ストッパ15の円筒状表面の曲率
中心点29とを結んで画成される線を意味する。さら
に、係止面22は、この第3接触点30を起点として、
係止つめ7の下側20に向かって、仮想の円31を越え
て突出するように伸びている。ここでいう仮想の円31
とは、下方リンク3の軸方向の縦断面において、フック
本体6の第1のストッパ面14と係止つめ7の第1の支
持面19とが接触して画定される第2接触点32を中心
とするとともに、前記第3接触点30と該第2接触点3
2とを結んで画定される線分を半径として描かれる円を
意味する。図2において細かくハッチングされて示され
た領域は、上記仮想の結合線27よりも下側に位置し且
つ上記仮想の円31を越えて突出した領域である当て付
け部Bを示す。この当て付け部Bの輪郭のすくなくとも
一部分が前記係止面22を呈する。図2に示すように、
仮に連結ボール11が支承切欠き部10に受容され且つ
係止つめ7の非係止面23に外力F2が作用して係止つ
め7が付勢された時に、係止面22は係止開放方向へ該
係止つめ7が移動することを確実に防止する。なぜなら
ば、外力F2により係止つめ7が付勢された時には、係
止つめ7の係止面22が支持ストッパ15に密着すべく
押圧されるからである。係止面22が支持ストッパ15
に対して押圧されると、支持ストッパ15は、第2の支
持面21と係止面22との間に楔状に挟持され、それに
より係止つめ7が係止位置に確実に維持される安全な係
止動作が得られる。また、この安全な係止動作は、閉鎖
ばね9が故障した際でも維持することができる。なお、
縦断面において、前記第3接触点30における係止面2
2の接線と前記仮想の結合線27との間で画成される角
度Aは、鈍角として形成されている。図2に示すように
係止つめ7の非係止面23に外力F2が作用し係止つめ
7が付勢される時には、係止つめ7は、支持ストッパ1
5を中心に反時計方向へ旋回しようとする。一方、係止
つめ7の反時計方向の旋回は、支承切欠き部10に受容
された連結ボール11との当接によって阻止される。さ
らに、係止つめ7が連結ボール11の外側面26と当接
した後に係止つめ7が支持ストッパ15から離れて旋回
してしまうことも係止面22で阻止できるので、係止つ
め7の確実な係止動作を維持できる。さらに、係止面2
2を支持ストッパ15の前方に配設することにより、連
結ボール11と係止つめ7との間のギャップ寸法Xに関
する公差に神経質になる必要がない。非係止面23に外
側の力F2が作用する際に係止つめ7が支持ストッパ1
5を中心にして旋回すると、角度Aは、係止つめ7がそ
の下側20によって支持ストッパ15と支承切欠き部1
0との間に存在する制御ストッパ輪郭16に支持される
までは、一定に保たれる。係止つめ7と制御ストッパ輪
郭16とが当接するために必要な係止つめ7の旋回角
が、係止つめ7と連結ボール11とが当接するまでに必
要な係止つめ7の旋回角よりも大きいので、係止つめ7
の係止開放方向への移動を可能にするためには、係止つ
め7は、連結ボール11によって占められるスペース内
に侵入しなければならない。したがって、連結ボール1
1が本体フックに受容されている際には、係止つめ7の
係止開放方向への移動が確実に阻止される。
【0015】また、連結ボール11が上方へ向かう力F
1及び同時に時計方向のトルクが係止つめ7に及ぼされ
た場合にも、係止面22に基づいて係止つめ7は支持ス
トッパ15を越えて移動することができない。
【0016】図示せぬアタッチメントに取り付けられた
連結ボール11が連結フックに自動的に連結される際
に、連結ボール11は、フック先端43から出発するガ
イド面44又は導入ショルダ42から非係止面23の先
端へ案内される。支持ストッパ15を中心にして、反時
計回りの旋回トルクが係止つめ7に及ぼされる。係止つ
め7は、制御ストッパ輪郭16に当接するまで支承切欠
き部10の中へ引っ込み、次いでこの制御ストッパ輪郭
16に付与されるトルクによって、切欠き100の係止
面22と支持ストッパ15とが外れるように、該制御ス
トッパ輪郭16を中心にして係止つめ7が旋回される。
係止つめ7は、下側20に設けられた開口輪郭45で以
って、前方の制御ストッパ輪郭16及び支持ストッパ1
5上を滑って切欠き12内に入る。連結ボール11が支
承切欠き部10内に受容され、係止つめ7に閉鎖ばね9
による戻し力が作用すると、係止つめ7に時計回りのト
ルクが及ぼされる。このトルクは、係止つめ7が常に支
持ストッパ15と第1のストッパ面14で支持されるこ
とを補償する。従って、例えば錆び又は汚れにより粗い
表面となった連結ボール11に対しても確実な係止つめ
7の錠止状態を提供することができる。
【0017】係止つめ7を手によって開放位置に運動さ
せるために開放レバーが使用され、この開放レバーにロ
ープ41が、図3と関連して説明するように接続されて
いる。図3の構成において、付加的に開放レバー8が係
止つめ7に接続されている。このため、開放レバー8が
孔35を備えている。また、係止つめ7も同様に孔35
を有している。開放レバー8の孔35及び係止つめ7の
孔35を通って、ヒンジピン34が差し込まれている。
さらに、開放レバー8は、フック本体6の開口部17か
ら突出する部分において、係止つめ7の閉鎖位置(係止
位置)で開口部17を被うためのカバーと、ロープ41
を固定するための固定孔48とを備えている。
【0018】フック本体6は開口部17を制限する領域
に丸くされた支承面37を有しており、ロープ41を適
当に斜めに引っ張る際にこの支承面37に、相応する丸
形溝状の支持面36を有する開放レバー8が支持され、
かつこの支承面37を中心にして開放レバーが旋回す
る。この場合、係止つめ7は図2による閉鎖位置(係止
位置)から出発して、図3による開放位置に移動され、
この際、旋回運動に基づいて係止つめの係止面22が支
持ストッパ15から外れる。係止つめ7は連結ボール1
1を解放する。
【0019】切欠き12内での開放レバー8の自由支承
は、水平方向の引っ張りを許しており、この場合、開放
レバー8は傾倒レバーのように作用する。前記自由支承
は前方へフック先端に向かう方向での引っ張りも許して
おり、この場合、開放レバー8は鎖リンクとして使用さ
れる。このことによって、ローブ操作のための極めて大
きな操作角度が補償されている。開放レバー8は、ヒン
ジ状の非対称的なカバー49と不動に結合されている。
このため、外側の影響、例えばタイヤ接触による開放レ
バー8の開放は阻止される。
【0020】図4において、係止つめ7は、手動操作に
よって、図3に示した位置から内側へ移動され拘止され
た開放位置にある。このため、開放レバー8はその支持
面36に続いて引っ込められた第1の固定ストッパ38
を有している。さらに、開放レバー8はこの第1の固定
ストッパに対してずらされた第2の固定ストッパ39を
有しており、該第2の固定ストッパは、フック本体6に
おける貫通開口17の、支承面36とは反対側の領域に
おいて係止ストッパ40と協働する。
【0021】図3による開放された位置から右へさらに
旋回する際に、開放レバー8は、一面では第2の固定ス
トッパ39によってフック本体6の係止ストッパ40
に、かつ他面では第1の固定ストッパ38によってフッ
ク本体6の支承面37に乗り上げられる。
【0022】以下、本発明の好適な実施態様を例示す
る。 1. 結合線(27)と、係止面(22)と支持ストッ
パ(15)との第3接触点(30)における接線(3
3)との間で下方へ開放する角度(A)が鈍角として形
成されていることを特徴とする請求項1記載の連結フッ
ク。
【0023】2. フック本体(6)の支持ストッパ
(15)が、円筒状のピン、締付けピン又はフック本体
(6)と一体に設けられた突起より形成されていること
を特徴とする請求項1または前記1に記載の連結フッ
ク。
【0024】3. 係止つめ(7)に閉鎖ばね(9)が
作用しており、該閉鎖ばねが係止つめ(7)を、支持ス
トッパ(15)を中心にして係止つめの第1の支持面
(19)がフック本体(6)の第1のストッパ面(1
4)に当接するように付勢することを特徴とする請求項
1、前記1又は2のいずれか1記載の連結フック。
【0025】4. 係止つめ(7)が、連結ボール(1
1)の上方で開放する際に、錠止面(25)と係止面
(22)との間の係止つめ下側(20)に配置された開
口輪郭(45)によって、支承切欠き部(10)に向か
う貫通部(13)の領域に配置された制御ストッパ輪郭
(16)上に滑って支持されていることを特徴とする請
求項1、または前記1から3までのいずれか1記載の連
結フック。
【0026】5. 係止つめ(7)の係止位置で、該係
止つめの錠止面(25)と連結ボール(11)の外側面
(26)との間にギャップが存在していることを特徴と
する請求項1または前記1から4までのいずれか1記載
の連結フック。
【0027】6. 開放レバー(8)が、ヒンジピン
(34)を介して係止つめ(7)とヒンジ的に結合され
ていることを特徴とする請求項1または前記1から5ま
でのいずれか1記載の連結フック。
【0028】7. フック本体(6)から出て案内され
る開放レバー(8)が支持面(36)を備えており、該
支持面によって開放レバーが、操作する際にフック本体
(6)の支承面(37)に少なくとも開放距離の一部分
にわたって支持されることを特徴とする請求項1または
前記6に記載の連結フック。
【0029】8. 開放レバー(8)が、係止される開
放位置で、第1の固定ストッパ(38)を介してフック
本体(6)の支承面(37)に、かつ第2の固定ストッ
パ(39)を介してフック本体の係止ストッパ(40)
に支持されることを特徴とする請求項1、前記6または
7に記載の連結フック。
【0030】9. ロープ(41)が係止つめ(7)又
は開放レバー(8)に固定されていることを特徴とする
請求項1または前記1から8までのいずれか1記載の連
結フック。
【0031】
【発明の効果】以上のとおり、本発明により、連結フッ
クの支承切欠き部内に受容された連結ボールの確実な固
定が、全ての運転状態で、すなわち連結ボールの回転運
動が生じる場合にも、あるいは連結状態にある連結ボー
ルにおける外側の影響によって非係止面に作用する外側
の影響が係止つめに付加的な力を及ぼす方向で係止つめ
をフック本体内に運動させる場合にも、行われるような
連結フックを提供することができ、さらに、係止つめを
係止位置に運動させるために設けられたばねが故障する
場合にさえ、錠止装置が係止位置での確実な保持を保証
するようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連結フックを有する3点取り付け装置を備えた
トラクタ及び詳しくは示さないアタッチメントの示唆的
に示された連結点を概略的に示す図である。
【図2】係止つめが係止位置にあり、かつ操作ロープも
しくはロープを有する開放レバーが示されていない場合
の、ケーシングカバーを取り除いて部分的に破断して示
す連結フックの側面図である。
【図3】図2による連結フックを、係止つめが手によっ
てロープを引っ張ることによって開放された位置にある
状態で示す側面図である。
【図4】図3による連結フックを係止つめの係止された
開放位置で示す側面図である。
【符号の説明】
1 トラクタ 2 3点取り付け装置 3 下方リンク 4 上方リンク 5 連結フック 6 フック本体 7 係止つめ 8 開放レバー 9 閉鎖ばね 10 支承切欠き部 11 連結ボール 12 切欠き 13 支承切欠き部への貫通部 14 フック本体の第1のストッパ面 15 フック本体の支持ストッパ 16 制御ストッパ輪郭 17 貫通開口 18 係止つめの上側 19 係止つめの第1の支持面 20 係止つめの下側 21 係止つめの第2の支持面 22 係止つめの係止面 23 係止つめの非係止面 24 運動制限するための係止つめの第2のストッパ面 25 係止つめの錠止面 26 連結ボールの外側面 27 結合線 28 第1接触点 29 支持ストッパの凸状面の中心点 30 第3接触点 31 円 32 第2接触点 33 接線 34 ヒンジピン 35 開放レバー又は係止つめにおける孔 36 開放レバーの支持面 37 開放レバーのためのフック本体の支承面 38 開放レバーの第1の固定ストッパ 39 開放レバーの第2の固定ストッパ 40 係止ストッパ面 41 ロープ 42 導入ショルダ 43 フック先端 44 ガイド面 45 開口輪郭 46 ピン 47 貫通部 48 固定孔 49 カバー A 角度 B 当て付け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス−ヘルベルト・コエネン ドイツ連邦共和国 ヘネフ、ボンナー・ シュトラーセ 52ベー (56)参考文献 実開 昭63−78505(JP,U) 実開 昭62−144405(JP,U) 米国特許4108464(US,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面略円形の連結ボール(11)を受容
    するフック本体(6)と、前記フック本体(6)に該連
    結ボール(11)を係止する係止つめ(7)と、前記係
    止つめ(7)を係止位置に向かって付勢する閉鎖ばね
    (9)とを具備するトラクタ(1)の3点取り付け装置
    の下方リンク(3)のための連結フック(5)であっ
    て、 前記フック本体(6)が、上方に向かって開放し且つ連
    結ボール(11)を受容する支承切欠き部(10)と、
    上方に向かって開放し且つ前記係止つめ(7)を受容す
    る切欠き(12)と、前記切欠き(12)に受容された
    前記係止つめ(7)の前端部分を該支承切欠き部(1
    0)内に突入させるべく該支承切欠き部(10)と該切
    欠き(12)とを連通する貫通部(13)と、前記貫通
    部(13)にある該係止つめ(7)の上方に位置し且つ
    前記貫通部(13)を呈する面により構成された第1の
    ストッパ面(14)と、前記下方リンク(3)の軸方向
    において該第1のストッパ面(14)から間隔を置いて
    配置されるとともに該切欠き(12)内に設けられた支
    持ストッパ(15)とを有しており、また、 前記係止つめ(7)が、該係止つめ(7)の上側(1
    8)に配設され且つ前記フック本体(6)の第1のスト
    ッパ面(14)に当接する第1の支持面(19)と、前
    記支持ストッパ(15)と当接し該係止つめ(7)の支
    承切欠き部(10)に向かった移動を規制する切欠き部
    (100)と、前記支承切欠き部(10)内に突入する
    前端部分の上方に設けられた非係止面(23)と、該前
    端部分の下方に設けられ且つ前記支承切欠き部(10)
    内に該連結ボール(11)を係止する錠止面(25)と
    を有している前記連結フック(5)において、 前記係止つめ(7)の切欠き部(100)が、該係止つ
    め(7)の下側(20)に向かって開放しているととも
    に、前記支持ストッパ(15)と接触する3つの接触面
    を有しており、 前記3つの接触面が、係止面(22)と、該係止つめ
    (7)を係止位置に固定かつ支持するための第2の支持
    面(21)と、該係止つめ(7)の支承切欠き部 (1
    0)に向かった移動を規制する第2のストッパ面(2
    4)とから構成されており、また、 前記フック本体(6)の支持ストッパ(15)が、前記
    係止つめ(7)の係止面(22)に当接する円筒状表面
    を少なくとも一部に持つ突起形状であり、さらに、 前記係止つめ(7)の係止面(22)が、軸方向の縦断
    面において、前記連結ボール(11)の外側面(26)
    と前記係止つめ(7)の錠止面(25)とが接触して画
    定される第1接触点(28)と、前記支持ストッパ(1
    5)の円筒状表面の曲率中心点(29)とを結んで画成
    される仮想の結合線(27)よりも下側の位置で、前記
    支持ストッパ(15)の円筒状表面に接触し、第3接触
    点(30)を画定するように構成されており、さらに、 前記係止つめ(7)の係止面(22)が、軸方向の縦断
    面において、前記フック本体(6)の第1のストッパ面
    (14)と前記係止つめ(7)の第1の支持面(19)
    とが接触して画定される第2接触点(32)を中心とす
    るとともに、前記第3接触点(30)と該第2接触点
    (32)とを結んで画定される線分を半径として描かれ
    る仮想の円(31)よりも半径方向外側へ突出し且つ前
    記第3接触点(30)から下方に向かって伸びるよう構
    成されていることを特徴とするトラクタの3点取り付け
    装置の下方リンクのための連結フック。
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