JP2601279B2 - 会議電話装置 - Google Patents

会議電話装置

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一行 渡辺
洋介 広見
弘 及川
正和 西野
瑞広 飛田
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Iwatsu Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の技術分野 本発明は、複数のマイクロホンと少なくとも一つのス
ピーカ用いて遠隔地の相手と会議通話を行なうことを目
的とした会議電話装置に関するものである。
(2) 従来の技術とその問題点 複数のマイクロホンと少なくとも一つのスピーカを用
いた従来の会議電話装置について図面を用いて説明す
る。
第1図は従来例の会議電話装置を示すブロック構成図
である。
図においてマイクロホン1−1〜1−nから出力され
た送話信号は、マイクロホン毎に設けられたマイクロホ
ン増幅器3−1〜3−nで増幅されて加算回路4でミキ
シングされる。ミキシングされた送話信号は可変損失回
路5を経て、送話出力増幅器9で通信回線に送出される
レベルまで増幅され、送話出力端子12に至る。一方、通
信回線から入力された受話信号は受話入力端子13,可変
損失回路6を経てスピーカ増幅器10で増幅されたスピー
カ2から放音される。
音声スイッチ制御回路11は、スピーカとマイクロホン
間の音響結合に起因するハリングを防止するために、整
流平滑回路7,8で整流平滑した送話・受話信号レベルに
応じて可変損失回路5,6に相反的に損失を挿入するよう
に制御する。
このような従来例の第1図の回路構成図においては、
次のような欠点があった。各マイクロホンからの出力信
号が均等に加算されるために送話信号だけではなく周囲
騒音までが加算されることになり、その結果、送話信号
におけるS/N比は劣化し、さらに加算増大した騒音(送
話信号)レベルのため可変損失回路6に減衰が与えら
れ、これにより通信回線から入力される受話信号は割り
込みにくくなるという現象がある。また、会議の参加者
が発声した音声信号は発声者から各マイクロホンまでの
距離が異なること及び部屋の反響の影響によって、振
幅,位相の異なる信号が送話信号として各マイクロホン
に入力され、これが均等に増幅・加算されるため歪みを
生じた送話信号となり、通話品質の低下を招いている。
上記欠点を除去するために、第2図に示すような回路
構成が提案されている。各マイクロホン1−3〜1−n
からの出力信号はマイクロホン増幅器3−1〜3−nで
増幅され、整流平滑回路15でそれぞれ整流平滑される。
制御回路16は整流平滑された各マイクロホンの出力信号
レベルに応じて、各マイクロホン毎に設けられた可変損
失回路14−1〜14−nに挿入する損失量を制御する。例
えば、出力信号レベルの大きいマイクロホンは動作マイ
クロホンと選択し、選択されたマイクロホンに対応して
接続された可変損失回路14の損失は除去し、非選択マイ
クロホンには損失を挿入する。
上記のように各マイクロホンの信号レベルに応じて、
可変損失回路14の損失量を制御した場合、受話通話路の
挿入損失が除去される受話状態ではスピーカから放音さ
れる受話信号により、スピーカとの音響結合が強いマイ
クロホン1−iが常に選択されることになる。その結果
スピーカから離れて設置された音響結合が弱いマイクロ
ホン1−jは非選択マイクロホンになり、マイクロホン
に対応して接続された可変損失回路14−jには常に損失
が挿入されるため、このマイクロホン1−jを使用した
話者の音声は話頭切断し易くなる。会議においてマイク
ロホンの使用頻度が高いと思われる司会者が前記マイク
ロホン1−jを使用した場合、悪い条件の下で使用する
ことになり、話頭切断が起り易く通話品質は劣化する。
上記問題点の対処案として受話状態でのマイクロホン
切替えを禁止する方法も考えられるが、禁止した場合に
は受話状態から送話状態に移行しにくくなり通話の自然
性は損なわれることになる。
(3) 発明の目的 本発明の目的は、上記の欠点を除去するものであり、
スピーカとマイクロホン間の音響結合によってマイクロ
ホン切替制御が誤動作するのを防止し、参加者が発声し
た送話音声信号によって確実にマイクロホン切替制御を
行なう会議電話装置を提供することにある。
(4) 発明の構成および作用 以下本発明を詳細に説明する。
第3図は本発明の実施例を示すブロック構成図であ
る。
第1図,第2図と同一部分については説明を省略す
る。第3図において、整流平滑回路15は各マイクロホン
1−1〜1−nから出力される送話信号及びスピーカ端
の受話信号を整流平滑する。整流平滑された各信号レベ
ルはアナログ−ディジタル変換器17でディジタル量に変
換され制御回路19で処理される。制御回路19は前記各信
号レベル及び送話・受話状態によって可変損失回路14−
1〜14−nに挿入する損失量を制御し、動作マイクロホ
ンを選択する。
制御回路19の制御方法について、第4図のフローチャ
ートを参照して以下に説明する。送話通話路の損失が除
去される送話状態では(S1,S2)、各マイクロホンから
出力される信号レベルに応じて、レベルの大きい方から
少なくとも一本のマイクロホンを選択する(S11)。選
択されたマイクロホンに対応して接続された可変損失回
路14には損失が挿入される。受話通話路の損失が除去さ
れる受話状態では次の手順に従いマイクロホンの切替制
御を行なう。
まず受話状態においてスピーカ2と各マイクロホン1
−1〜1−n間の音響結合量を測定する。
スピーカ端の受話信号レベルをXRS、スピーカ2から
放音され、音響結合によって各マイクロホン1−1〜1
−nから出力される廻り込み信号レベルをそれぞれXM1,
XM2,XMn……XMnとするとスピーカ2と各マイクロホン1
−1〜1−n間の音響結合量α(i=1〜n)は次式
で算出される。
α=XMi−XRs(i=1〜n) ……(1) 単位(dB) 制御回路19は(1)式で算出した音響結合量αに対
して任意の時定数で追従(増減)させる音響結合量メモ
リαmiを持ち、以下の処理においては音響結合量として
αmiを用いる。次に、マイクロホン1−1〜1−nから
出力された信号に送話信号が含まれているか否かの有無
判定を行なう。判定方法について以下に述べる。受話状
態のある時刻t0において検出したスピーカ端の受話信号
レベルをXRs(t0),各マイクロホン1−1〜1−nか
ら出力された信号レベルをXM1(t0),XM2(t0)……XMn
(t0)とすると、各マイクロホン1−1〜1−nから出
力された信号にスピーカからの廻り込み信号以外の送話
信号が含まれていない場合には次式が成り立つ。
XMi(t0)=XRs(to)+αmi(i=1〜n)……(2) 一方、送話信号が含まれているとすると(2)式は次
のようになる。
XMi(t0)>XRs(to)+αmi(i=1〜n)……(3) (2)式において、左辺−右辺の計算結果が任意に設
定した値Aを越えた場合を送話信号有と判定することに
すると、送話信号有無判定式は次式で表すことができ
る。
XMi(t0)−〔XRs(to)+αmi〕>A(i=1〜n) ……(4) 制御回路19は、マイクロホンの番号iが始めに設定さ
れた0(S3)からi+1で1となり(S4)、(4)式を
用いて送話信号有無判定を行い(S5,S6)、N本のマイ
クロホンから(4)式を満足し送話信号有と判定したマ
イクロホンについては(S7,S8)送話状態の場合と同
様、レベルの大きい方から少なくとも1本のマイクロホ
ン選択し(S9)、音響結合量αmiの増減処理をして(S1
0)、可変損失回路14の損失制御を行う(S12,S13)。
以上説明したような制御により、送話状態は勿論のこ
と受話状態においても動作マイクロホンの選択切替制御
を確実に行なうことができるため、受話状態から送話状
態への切替を容易にし音声スイッチの切替動作を円滑に
行なうことができる。
尚、実施例で示した制御回路19はマイクロコンピュー
タを用いることにより、以上説明した制御動作を容易に
実現することができる。第4図は、この場合の動作の1
例を示すフローチャートである。
第5図は整流平滑回路15の構成例を示すもので、入出
力に対応して複数の回路15−1,15−2,15−nより構成さ
れている。各回路は同様の回路構成を有しているので、
15−1の回路についてのみ回路構成を示している。ここ
で、15−1aは入力端子、15−1bは対数圧縮増幅器、15−
1cは整流ダイオード、15−1d,15−1eは抵抗器、15−1f
はコンデンサ、15−1gは出力端子である。回路動作は、
入力信号の対数圧縮を行う以外は通常の整流平滑動作で
あるから詳細な説明は省略する。
(5) 発明の効果 本発明は、以上説明したように、スピーカから放音さ
れる受話信号に影響されることなく、選択マイクロホン
の切替制御を確実に行なうことができるため、スピーカ
と各マイクロホンの設置位置に関係なく、すべてのマイ
クロホンに対して受話状態から送話状態への切替を容易
にし、切替時に伴う話頭切断を軽減できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の会議電話装置を示すブロック構成図、第
2図はマイクロホン切替制御に改良を加えた従来のブロ
ック構成図、第3図は本発明による一実施例を示すブロ
ック構成図、第4図は本発明装置の制御動作の1例を示
すフローチャート、第5図は本発明に用いる整流平滑回
路の1例を示す回路図である。 1−1〜1−n……マイクロホン、2……スピーカ、3,
9,10……増幅器、4……加算回路、5,6,14−1〜14−n
……可変損失回路、7,8,15……整流平滑回路、11……音
声スイッチ制御回路、16,19……制御回路、12……送話
出力端子、17……A/D変換器。
フロントページの続き (72)発明者 及川 弘 神奈川県横須賀市武1丁目2356番地 日 本電信電話株式会社複合通信研究所内 (72)発明者 西野 正和 神奈川県横須賀市武1丁目2356番地 日 本電信電話株式会社複合通信研究所内 (72)発明者 飛田 瑞広 神奈川県横須賀市武1丁目2356番地 日 本電信電話株式会社複合通信研究所内 (56)参考文献 特開 昭60−116268(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のマイクロホンと少なくとも一つのス
    ピーカを用いて通信回線を介し遠隔地の相手と会議通話
    を行うように構成された会議通話装置において、前記複
    数のマイクロホンの各々から出力される送話信号レベル
    及び前記通信回線から入力される受話信号レベルを検出
    する検出回路と、その検出された受話信号レベルのアナ
    ログ−ディジタル変換を行なう変換回路と、前記複数の
    マイクロホンから出力される信号を減衰させるために前
    記複数のマイクロホンに対してそれぞれ設けられた複数
    の可変損失回路と、該複数の可変損失回路を通過した複
    数の送話信号を加算する加算回路と、前記検出された信
    号レベルに応じて前記可変損失回路の減衰量を制御する
    制御回路とを備え、該制御回路には、前記通信回線の受
    話通話路に損失が挿入される送話状態において前記複数
    のマイクロホンの各々から出力された信号レベルを比較
    してレベルの大きい方から少なくとも1本のマイクロホ
    ンを選択する第1の手段と、前記通信回線の送話通話路
    に損失が挿入される受話状態における前記スピーカと前
    記複数のマイクロホンの各々との間の音響結合量を示す
    データを記憶する第2の手段と、前記受話状態において
    該音響結合量データに基づき前記複数のマイクロホンの
    各々から出力される信号に前記スピーカからの音響結合
    による廻り込み信号を越えるレベルの送話信号が含まれ
    ているときに検出出力を出す第3の手段と、該第3の手
    段から検出出力が出ているときに受話状態でも前記第1
    の手段に前記複数のマイクロホンに対する選択切替制御
    を行わしめる第4の手段とを備えたことを特徴とする会
    議電話装置。
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