JP2547649B2 - 電話会議装置 - Google Patents
電話会議装置Info
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- JP2547649B2 JP2547649B2 JP2088946A JP8894690A JP2547649B2 JP 2547649 B2 JP2547649 B2 JP 2547649B2 JP 2088946 A JP2088946 A JP 2088946A JP 8894690 A JP8894690 A JP 8894690A JP 2547649 B2 JP2547649 B2 JP 2547649B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (1) 発明の属する産業上の利用分野 本発明は、通信回線を介し複数の電話機を接続して多
地点間で会議通話を行う電話会議装置に関するものであ
る。
地点間で会議通話を行う電話会議装置に関するものであ
る。
(2) 従来の技術 通信回線を接続して多地点間で会議通話を行う場合に
は、会議の参加者に各自の回線を除く他の回線からの入
力信号を加算し送り返す方式が一般的である。第4図に
従来の会議通話回路のブロック図を示す。図において、
1は音声信号を含む信号の入出力端子、2は2線−4線
変換回路、3は音声信号の加算分配回路である。会議通
話中、通信回線から入力された音声信号を含む入力信号
は、入出力端子1,2線−4線変換回路2を経て加算分配
回路3に入力される。加算分配回路3は、前記入力信号
が入力された回線を除く全ての回線に対して前記入力信
号を出力する。従って、会議の参加者が発声した音声
は、参加者全員で聞くことができる。一般に通信回線か
らは、上記入力信号の他に通信回線から回線ノイズも入
力される。この回線ノイズには、通信回線に混入する誘
導雑音の他に、電話会議装置の端末として拡声電話機が
使用された場合に、同電話機のマイクロホンによって集
音された周囲騒音が通信回線に出力され、回線ノイズと
して電話会議装置に入力される場合も含まれる。
は、会議の参加者に各自の回線を除く他の回線からの入
力信号を加算し送り返す方式が一般的である。第4図に
従来の会議通話回路のブロック図を示す。図において、
1は音声信号を含む信号の入出力端子、2は2線−4線
変換回路、3は音声信号の加算分配回路である。会議通
話中、通信回線から入力された音声信号を含む入力信号
は、入出力端子1,2線−4線変換回路2を経て加算分配
回路3に入力される。加算分配回路3は、前記入力信号
が入力された回線を除く全ての回線に対して前記入力信
号を出力する。従って、会議の参加者が発声した音声
は、参加者全員で聞くことができる。一般に通信回線か
らは、上記入力信号の他に通信回線から回線ノイズも入
力される。この回線ノイズには、通信回線に混入する誘
導雑音の他に、電話会議装置の端末として拡声電話機が
使用された場合に、同電話機のマイクロホンによって集
音された周囲騒音が通信回線に出力され、回線ノイズと
して電話会議装置に入力される場合も含まれる。
従来の会議通話回路では、通信回線から入力された回
線ノイズは音声入力信号と同じように加算分配回路3で
加算・分配されるため、会議通話回路内のS/N比が悪化
し通話明瞭度は低下する。特に、電話会議装置のように
複数の通信回線を接続して会議通話を行う場合には、接
続した通信回線の中に1回線でも回線ノイズレベルの高
い回線があると、その通信回線のために会議通話回路内
全体のS/N比が悪化することになり、会議通話品質に与
える影響は非常に大きくなる。
線ノイズは音声入力信号と同じように加算分配回路3で
加算・分配されるため、会議通話回路内のS/N比が悪化
し通話明瞭度は低下する。特に、電話会議装置のように
複数の通信回線を接続して会議通話を行う場合には、接
続した通信回線の中に1回線でも回線ノイズレベルの高
い回線があると、その通信回線のために会議通話回路内
全体のS/N比が悪化することになり、会議通話品質に与
える影響は非常に大きくなる。
(3) 発明の目的 本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであ
り、通信回線から入力された回線ノイズが会議通話回路
内へ混入するのを防止することのできる電話会議装置を
提供することを目的とする。
り、通信回線から入力された回線ノイズが会議通話回路
内へ混入するのを防止することのできる電話会議装置を
提供することを目的とする。
(4) 発明の構成および作用 この目的達成のために、本発明の電話会議装置は、接
続された複数の2線通信回線に対してその通信回線毎に
2線−4線変換回路が接続され、該複数の2線通信回線
から入力された会議参加者の音声信号を加算して再び前
記複数の2線通信回線に分配する加算分配手段を前記複
数の2線−4線変換回路の4線側に配置することにより
前記複数の2線通信回線をそれぞれ経由して接続される
多地点間で会議通話を行う電話会議装置において、 前記複数の2線−4線変換回路のおのおのに対して、
その4線側入力通話路に挿入された可変損失回路と、 当該2線−4線変換回路の4線側の入力通話路と出力
通話路の各信号を個別に整流平滑した二つのアナログ量
に対応する二つのデジタル量を用いて前記入力通話路の
信号レベルが前記出力通話路の信号レベルより高くなっ
て当該2線通信回線から信号が入力されかつ該入力され
た信号が音声信号であると判定されたときに、前記可変
損失回路に設定する挿入損失量を最小値に制御し、前記
入力通話路の信号レベルが前記出力通話路の信号レベル
より低くなって前記出力通話路の信号が当該2線−4線
変換回路を介して前記入力通話路に回り込んでいる状態
であると判定されたときに当該2線通信回線の回線ノイ
ズレベルに対応する値に前記可変損失回路の挿入損失量
を制御するノイズ検出制御回路を備えた構成を有してい
る。
続された複数の2線通信回線に対してその通信回線毎に
2線−4線変換回路が接続され、該複数の2線通信回線
から入力された会議参加者の音声信号を加算して再び前
記複数の2線通信回線に分配する加算分配手段を前記複
数の2線−4線変換回路の4線側に配置することにより
前記複数の2線通信回線をそれぞれ経由して接続される
多地点間で会議通話を行う電話会議装置において、 前記複数の2線−4線変換回路のおのおのに対して、
その4線側入力通話路に挿入された可変損失回路と、 当該2線−4線変換回路の4線側の入力通話路と出力
通話路の各信号を個別に整流平滑した二つのアナログ量
に対応する二つのデジタル量を用いて前記入力通話路の
信号レベルが前記出力通話路の信号レベルより高くなっ
て当該2線通信回線から信号が入力されかつ該入力され
た信号が音声信号であると判定されたときに、前記可変
損失回路に設定する挿入損失量を最小値に制御し、前記
入力通話路の信号レベルが前記出力通話路の信号レベル
より低くなって前記出力通話路の信号が当該2線−4線
変換回路を介して前記入力通話路に回り込んでいる状態
であると判定されたときに当該2線通信回線の回線ノイ
ズレベルに対応する値に前記可変損失回路の挿入損失量
を制御するノイズ検出制御回路を備えた構成を有してい
る。
第1図は本発明の一実施例である。第2図は、本発明
に用いる整流平滑回路の一例を示す回路図、第3図は本
発明の回路動作を示すフローチャートである。第1図に
おいて、1は音声信号を含む信号の入出力端子、2は2
線−4線変換回路、3は加算分配回路、4は入力通話
路、5は出力通話路、6はノイズ検出制御回路、7は可
変損失回路、8は整流平滑回路、9はアナログ/デジタ
ル変換回路(以後A/D変換回路と略す)、10は制御回路
である。第1図において、通信回線から入力された信号
は、入出力端子1,2線−4線変換回路2,入力通話路4及
び可変損失回路7を経て加算分配回路3で加算分配さ
れ、同音声信号が入力された通信回線を除く全ての通信
回線に対して、出力通話路5,2線−4線変換回路2及び
入出力端子1を経て出力される。
に用いる整流平滑回路の一例を示す回路図、第3図は本
発明の回路動作を示すフローチャートである。第1図に
おいて、1は音声信号を含む信号の入出力端子、2は2
線−4線変換回路、3は加算分配回路、4は入力通話
路、5は出力通話路、6はノイズ検出制御回路、7は可
変損失回路、8は整流平滑回路、9はアナログ/デジタ
ル変換回路(以後A/D変換回路と略す)、10は制御回路
である。第1図において、通信回線から入力された信号
は、入出力端子1,2線−4線変換回路2,入力通話路4及
び可変損失回路7を経て加算分配回路3で加算分配さ
れ、同音声信号が入力された通信回線を除く全ての通信
回線に対して、出力通話路5,2線−4線変換回路2及び
入出力端子1を経て出力される。
ここで、回線ノイズ検出動作について第3図のフロー
チャートを参照して第3図のフローチャートを参照して
説明する。通信回線から入力された入力信号は2線−4
線変換回路2,入力通話路4を経て、整流平滑回路8で整
流・平滑される。整流・平滑された入力信号の信号レベ
ルは、A/D変換回路9でアナログ量からデジタル量に変
換され、制御回路10に読み込まれる。通信回線に出力さ
れる出力通話路5の出力信号レベルも入力信号と同様
に、整流平滑回路8、A/D変換回路9を経て制御回路10
に読み込まれる(S1)。制御回路10はマイクロコンピュ
ータ等によって構成される。制御回路10は、予め用意し
た回線ノイズメモリレベルをVnとし、読み込んだ前記入
力信号レベルをViとすると、定常的な回線ノイズレベル
の検出(S6)の結果に従って、次のように回線ノイズメ
モリレベルVnを増減制御する。
チャートを参照して第3図のフローチャートを参照して
説明する。通信回線から入力された入力信号は2線−4
線変換回路2,入力通話路4を経て、整流平滑回路8で整
流・平滑される。整流・平滑された入力信号の信号レベ
ルは、A/D変換回路9でアナログ量からデジタル量に変
換され、制御回路10に読み込まれる。通信回線に出力さ
れる出力通話路5の出力信号レベルも入力信号と同様
に、整流平滑回路8、A/D変換回路9を経て制御回路10
に読み込まれる(S1)。制御回路10はマイクロコンピュ
ータ等によって構成される。制御回路10は、予め用意し
た回線ノイズメモリレベルをVnとし、読み込んだ前記入
力信号レベルをViとすると、定常的な回線ノイズレベル
の検出(S6)の結果に従って、次のように回線ノイズメ
モリレベルVnを増減制御する。
イ)Vi−Vn≧0のとき(S6) 回線ノイズメモリレベルVnを所定の時定数でゆっくり
増加させる(S7)。
増加させる(S7)。
ロ)Vi−Vn<0のとき(S6) 回線ノイズメモリレベルVnを所定の時定数で急速に減
少させる(S9)。
少させる(S9)。
以上のように回線ノイズメモリレベルVnを増減制御す
ることにより、時間的に変化す(抑揚のある)音声信号
に影響されることなく、通信回線から入力された定常的
な回線ノイズレベルを検出することができる。
ることにより、時間的に変化す(抑揚のある)音声信号
に影響されることなく、通信回線から入力された定常的
な回線ノイズレベルを検出することができる。
第2図に対数圧縮回路を用いた整流平滑回路8の一例
を入力通話路4又は出力通話路5の一方について示す。
第2図において、11は入力通話路4又は出力通話路5に
接続される入力端子、12は演算増幅器、13は整流ダイオ
ード、14はコンデンサ、15は抵抗器、16は次段のA/D変
換回路9への出力端子を示す。入力端子11から入力され
た信号は、演算増幅器12で対数圧縮され、次にダイオー
ド13で整流されて、コンデンサ14および抵抗器15で平滑
され、出力端子16から出力される。
を入力通話路4又は出力通話路5の一方について示す。
第2図において、11は入力通話路4又は出力通話路5に
接続される入力端子、12は演算増幅器、13は整流ダイオ
ード、14はコンデンサ、15は抵抗器、16は次段のA/D変
換回路9への出力端子を示す。入力端子11から入力され
た信号は、演算増幅器12で対数圧縮され、次にダイオー
ド13で整流されて、コンデンサ14および抵抗器15で平滑
され、出力端子16から出力される。
第1図のように2線−4線変換回路2を用いた会議通
話回路では、2線−4線変換回路2のインピーダンス不
整合によって出力通話路5の出力信号が入力通話路4に
廻り込むことがある。このような廻り込み信号によって
前述した回線ノイズ検出動作が誤動作しないようにする
ために、次のように回線ノイズメモリレベルVnの増減処
理を行う。すなわち、読み込まれた前記入力通話路4と
出力通話路5の信号レベルをそれぞれVi,Voとすると(S
1)、 イ)Vi≧Voの場合(S2でYESの場合) 通信回線から信号が入力されたと判定し、回路損失回
路7において回線ノイズメモリレベルVnの増減制御を行
う(S2〜S9)。
話回路では、2線−4線変換回路2のインピーダンス不
整合によって出力通話路5の出力信号が入力通話路4に
廻り込むことがある。このような廻り込み信号によって
前述した回線ノイズ検出動作が誤動作しないようにする
ために、次のように回線ノイズメモリレベルVnの増減処
理を行う。すなわち、読み込まれた前記入力通話路4と
出力通話路5の信号レベルをそれぞれVi,Voとすると(S
1)、 イ)Vi≧Voの場合(S2でYESの場合) 通信回線から信号が入力されたと判定し、回路損失回
路7において回線ノイズメモリレベルVnの増減制御を行
う(S2〜S9)。
ロ)Vi<Voの場合(S2でNOの場合) 検出した入力通話路4の信号は、出力通話路5からの
廻り込み信号であると判定して、可変損失回路7におけ
る回線ノイズメモリレベルVnの増減制御は中止する
(S2,S10,S11)。
廻り込み信号であると判定して、可変損失回路7におけ
る回線ノイズメモリレベルVnの増減制御は中止する
(S2,S10,S11)。
次に、具体的に説明すると、可変損失回路7に損失量
が設定されたままの状態では、回線ノイズだけでなく通
信回線から入力された音声信号も同じように減衰される
ことになるので、制御回路10は、通信回線から音声信号
が入力された場合には設定された可変損失回路7の損失
量Liを除去するように制御する必要がある。通信回線か
ら音声信号が入力されたか否かの判定は次のように行
う。
が設定されたままの状態では、回線ノイズだけでなく通
信回線から入力された音声信号も同じように減衰される
ことになるので、制御回路10は、通信回線から音声信号
が入力された場合には設定された可変損失回路7の損失
量Liを除去するように制御する必要がある。通信回線か
ら音声信号が入力されたか否かの判定は次のように行
う。
まず、出力通話路5と入力通話路4の各信号レベルVo
とViを検出・比較し、検出した入力通話路4の信号(V
i)が通信回線から入力された信号か否かを判定する(S
2)。次に通信回線からの入力信号と判定した場合(す
なわちS2でYESの場合)には、入力信号の中に音声信号
が含まれているか否かを回線ノイズメモリレベルVnと入
力信号レベルViにより次式で判定する。
とViを検出・比較し、検出した入力通話路4の信号(V
i)が通信回線から入力された信号か否かを判定する(S
2)。次に通信回線からの入力信号と判定した場合(す
なわちS2でYESの場合)には、入力信号の中に音声信号
が含まれているか否かを回線ノイズメモリレベルVnと入
力信号レベルViにより次式で判定する。
イ)Vi−Vn≧αの場合、音声入力信号有り(YES)の判
定する。(S3)。
定する。(S3)。
ロ)Vi−Vn<αの場合、音声入力信号無し(NO)の判定
する(S3)。
する(S3)。
ここで、αは予め定めた値である。
次に、制御回路6による可変損失回路7の挿入損失量
の制御方法について説明する。制御回路6は、上式によ
り通信回線からの入力された信号に音声信号有りと判定
した場合には、可変損失回路7の損失量Liを除去し
(S4)、同音声信号を減衰させないように制御する。一
方音声信号なしと判定した場合には、必要な損失量Liを
挿入して信号を減衰させるようにする(S8)。すなわ
ち、上記回線ノイズメモリレベルVnに対し、予め設定し
た信号レベルデータをVaとすると、可変損失回路7に挿
入する損失量Liは次のように決定する。
の制御方法について説明する。制御回路6は、上式によ
り通信回線からの入力された信号に音声信号有りと判定
した場合には、可変損失回路7の損失量Liを除去し
(S4)、同音声信号を減衰させないように制御する。一
方音声信号なしと判定した場合には、必要な損失量Liを
挿入して信号を減衰させるようにする(S8)。すなわ
ち、上記回線ノイズメモリレベルVnに対し、予め設定し
た信号レベルデータをVaとすると、可変損失回路7に挿
入する損失量Liは次のように決定する。
Li=Vn−Va ただし Li≧0(S8) 上式により可変損失回路7の挿入損失量Liを算出する
ことにより、可変損失回路7には回線ノイズレベルに比
例した損失量が設定されることになる(S5)。ここで回
線ノイズメモリレベルVnは、入力信号レベルViによって
次のように増幅処理を行い設定される(S6)。
ことにより、可変損失回路7には回線ノイズレベルに比
例した損失量が設定されることになる(S5)。ここで回
線ノイズメモリレベルVnは、入力信号レベルViによって
次のように増幅処理を行い設定される(S6)。
イ)Vi−Vn≧0のとき(S6でYESのとき) Vnをゆっくり増加させる(S7)。
ロ)Vi−Vn<0のとき(S6でNOのとき) Vnを急速に減少させる(S9)。
例えば、回線ノイズレベルが高い場合には、可変損失
回路7には大きな損失量が設定されることになるため、
通信回線から入力された回路ノイズは可変損失回路7で
減衰され所定のレベル以下に抑えられる。従って、回線
ノイズは、音声入力信号のように加算分配回路3内で加
算・分配されることはなくなり、他の通信回線には出力
されない。
回路7には大きな損失量が設定されることになるため、
通信回線から入力された回路ノイズは可変損失回路7で
減衰され所定のレベル以下に抑えられる。従って、回線
ノイズは、音声入力信号のように加算分配回路3内で加
算・分配されることはなくなり、他の通信回線には出力
されない。
なお、ステップS2において、通信回線から信号が入力
されていない(NO)場合には、出力通話路5からの回り
込み信号と判定し、ステップS3における音声入力信号な
し(NO)の場合と同様にして挿入損失量Liが加算されて
(S10)、回線ノイズレベルに比例した損失量が設定さ
れる(S11)。
されていない(NO)場合には、出力通話路5からの回り
込み信号と判定し、ステップS3における音声入力信号な
し(NO)の場合と同様にして挿入損失量Liが加算されて
(S10)、回線ノイズレベルに比例した損失量が設定さ
れる(S11)。
(5) 発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、会議通話回路
内への回線ノイズの混入を効果的に防止することができ
るので、会議通話における通話明瞭度を向上させること
ができ、聞き取り易い高通話品質の電話会議装置を提供
することができる。
内への回線ノイズの混入を効果的に防止することができ
るので、会議通話における通話明瞭度を向上させること
ができ、聞き取り易い高通話品質の電話会議装置を提供
することができる。
第1図は本発明による会議通話回路の一実施例を示すブ
ロック図、第2図は本発明に用いる整流平滑回路の一例
を示す回路図、第3図は本発明の回路動作を示すフロー
チャート、第4図は従来の会議通話回路例を示すブロッ
ク図である。 1……信号入出力端子、2……2線−4線変換回路、3
……加算分配回路、4……入力通話路、5……出力通話
路、6……ノイズ検出制御回路、7……可変損失回路、
8……整流平滑回路、9……アナログ/デジタル(A/
D)変換回路、10……制御回路、11……入力端子、12…
…演算増幅器、13……整流ダイオード、14……コンデン
サ、15……抵抗器、16……出力端子。
ロック図、第2図は本発明に用いる整流平滑回路の一例
を示す回路図、第3図は本発明の回路動作を示すフロー
チャート、第4図は従来の会議通話回路例を示すブロッ
ク図である。 1……信号入出力端子、2……2線−4線変換回路、3
……加算分配回路、4……入力通話路、5……出力通話
路、6……ノイズ検出制御回路、7……可変損失回路、
8……整流平滑回路、9……アナログ/デジタル(A/
D)変換回路、10……制御回路、11……入力端子、12…
…演算増幅器、13……整流ダイオード、14……コンデン
サ、15……抵抗器、16……出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松崎 秀昭 東京都杉並区久我山1丁目7番41号 岩 崎通信機株式会社内 (72)発明者 松井 弘行 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 細川 敏雄 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−154(JP,A) 特開 昭56−157164(JP,A) 特開 昭60−3254(JP,A) 特開 昭60−3255(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】接続された複数の2線通信回線に対してそ
の通信回線毎に2線−4線変換回路が接続され、該複数
の2線通信回線から入力された会議参加者の音声信号を
加算して再び前記複数の2線通信回線に分配する加算分
配手段を前記複数の2線−4線変換回路の4線側に配置
することにより前記複数の2線通信回線をそれぞれ経由
して接続される多地点間で会議通話を行う電話会議装置
において、 前記複数の2線−4線変換回路のおのおのに対して、そ
の4線側入力通話路に挿入された可変損失回路と、 当該2線−4線変換回路の4線側の入力通話路と出力通
話路の各信号を個別に整流平滑した二つのアナログ量に
対応する二つのデジタル量を用いて前記入力通話路の信
号レベルが前記出力通話路の信号レベルより高くなって
当該2線通信回線から信号が入力されかつ該入力された
信号が音声信号であると判定されたときに、前記可変損
失回路に設定する挿入損失量を最小値に制御し、前記入
力通話路の信号レベルが前記出力通話路の信号レベルよ
り低くなって前記出力通話路の信号が当該2線−4線変
換回路を介して前記入力通話路に回り込んでいる状態で
あると判定されたときに当該2線通信回線の回線ノイズ
レベルに対応する値に前記可変損失回路の挿入損失量を
制御するノイズ検出制御回路を備えたことを特徴とする
電話会議装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2088946A JP2547649B2 (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | 電話会議装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2088946A JP2547649B2 (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | 電話会議装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03289253A JPH03289253A (ja) | 1991-12-19 |
JP2547649B2 true JP2547649B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=13957042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2088946A Expired - Fee Related JP2547649B2 (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | 電話会議装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547649B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4850191B2 (ja) * | 2008-01-16 | 2012-01-11 | 富士通株式会社 | 自動音量制御装置及びそれを用いた音声通信装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS603255A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-09 | Nec Corp | 会議通話回路 |
JPS603254A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-09 | Nec Corp | 会議通話回路 |
JPS6085664A (ja) * | 1983-10-17 | 1985-05-15 | Nec Corp | 会議電話装置 |
JPS6155307A (ja) * | 1984-08-27 | 1986-03-19 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の可変バルブタイミング装置 |
-
1990
- 1990-04-03 JP JP2088946A patent/JP2547649B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03289253A (ja) | 1991-12-19 |
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