JPH0367740A - 車室内インタホン通話装置 - Google Patents
車室内インタホン通話装置Info
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- JPH0367740A JPH0367740A JP20386789A JP20386789A JPH0367740A JP H0367740 A JPH0367740 A JP H0367740A JP 20386789 A JP20386789 A JP 20386789A JP 20386789 A JP20386789 A JP 20386789A JP H0367740 A JPH0367740 A JP H0367740A
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- Japan
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- attenuator
- audio signal
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- audio
- signal
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- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims abstract description 35
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 3
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 abstract 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001755 vocal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
車室内インタホン通話装置に関し、
フロント側の音声信号を第1の減衰器を介してリヤー側
のスピーカに送出する第1の回路系とリヤー側の音声信
号を第2の減衰器を介してフロント側のスピーカに送出
する第2の回路系とをそなえ、常に該第1又は第2の減
衰器を選択的に切替え動作させることによって、エンジ
ン音等のノイズ経路が該第1および第2の回路系を通し
てループ状に形成されるのを防止することを主な目的と
し、 人力信号レベルの高い方の音声信号を通す側の減衰器を
不動作とし、他方の側の減衰器を動作させるように構成
される。
のスピーカに送出する第1の回路系とリヤー側の音声信
号を第2の減衰器を介してフロント側のスピーカに送出
する第2の回路系とをそなえ、常に該第1又は第2の減
衰器を選択的に切替え動作させることによって、エンジ
ン音等のノイズ経路が該第1および第2の回路系を通し
てループ状に形成されるのを防止することを主な目的と
し、 人力信号レベルの高い方の音声信号を通す側の減衰器を
不動作とし、他方の側の減衰器を動作させるように構成
される。
本発明は車室内インタホン通話装置に関し、特に1ボツ
クス形車(運転席、助手席が各1個、後部座席が4個)
に好適な車室内インタホン通話装置に関する。
クス形車(運転席、助手席が各1個、後部座席が4個)
に好適な車室内インタホン通話装置に関する。
従来の車室内インタホン通話装置としては、例えばバス
などにおいて話者が話をするときにスイッチ操作を行っ
て回線を専有するようにしたものや、同時通話状態に優
先順位のないもの(例えばホールなどで講演している人
と後部座席の人とがともに同じインタホンで同時に会話
ができるもの〉が主流であった。
などにおいて話者が話をするときにスイッチ操作を行っ
て回線を専有するようにしたものや、同時通話状態に優
先順位のないもの(例えばホールなどで講演している人
と後部座席の人とがともに同じインタホンで同時に会話
ができるもの〉が主流であった。
しかしこれらのシステムを例えば上記1ボツクス形車な
どの車室内に装着して使用した場合には、上記スイッチ
操作を必要とするものは運転中の操作が行えない問題が
あり、また同時通話で優先順位がないものは、会話相手
が未乗車の際にエンジン音や風切り音等の異音などによ
る違和感が発生するという問題点がある。
どの車室内に装着して使用した場合には、上記スイッチ
操作を必要とするものは運転中の操作が行えない問題が
あり、また同時通話で優先順位がないものは、会話相手
が未乗車の際にエンジン音や風切り音等の異音などによ
る違和感が発生するという問題点がある。
本発明はかかる課題を解決するためになされたもので、
上述したようなスイッチ操作を必要とせず、しかも上記
エンジン音等のノイズがループ状に形成されるのを防止
し、更に電源オン状態での初期走行時には、リヤー側マ
イクからフロント側スピーカへの回線を優先とすること
により、ドライバーに違和感を与えないようにし、通常
会話にも支障のないシステl、とする(話者優先システ
ムおよびドライバー側とリヤー側とから同時に音声が入
力されたときには信号レベルの大きい方が勝つように通
話経路が切替る)ようにしたものである。
上述したようなスイッチ操作を必要とせず、しかも上記
エンジン音等のノイズがループ状に形成されるのを防止
し、更に電源オン状態での初期走行時には、リヤー側マ
イクからフロント側スピーカへの回線を優先とすること
により、ドライバーに違和感を与えないようにし、通常
会話にも支障のないシステl、とする(話者優先システ
ムおよびドライバー側とリヤー側とから同時に音声が入
力されたときには信号レベルの大きい方が勝つように通
話経路が切替る)ようにしたものである。
上記課題を解決するために本発明によれば、フロント側
の音声信号を第1の減衰器を介してリヤー側のスピーカ
に送出する第1の回路系とリヤー側の音声信号を第2の
減衰器を介してフロント側のスピーカに送出する第2の
回路系とをそなえ、入力信号レベルの高い方の音声信号
を通す側の減衰器を不動作とし、他方の側の減衰器を動
作させるようにした、車室内インタホン通話装置が提供
される。
の音声信号を第1の減衰器を介してリヤー側のスピーカ
に送出する第1の回路系とリヤー側の音声信号を第2の
減衰器を介してフロント側のスピーカに送出する第2の
回路系とをそなえ、入力信号レベルの高い方の音声信号
を通す側の減衰器を不動作とし、他方の側の減衰器を動
作させるようにした、車室内インタホン通話装置が提供
される。
上記構成によれば、該動作する減衰器によって、エンジ
ン音等のノイズが該第1の回路系と該第2の回路系とを
通してループ状に形成されるのを防止し、後席未乗車時
や夜間などにおける該エンジン音等による違和感をなく
すことができる。
ン音等のノイズが該第1の回路系と該第2の回路系とを
通してループ状に形成されるのを防止し、後席未乗車時
や夜間などにおける該エンジン音等による違和感をなく
すことができる。
第1図は本発明装置の全体構成を例示するブロック図で
あって、1はドライバー側マイク、1′はリヤー側マイ
ク、2および2′はそれぞれ該ドライバー側マイクおよ
びリヤー側マイクで収音された音声信号を増巾するマイ
ク・アンプ、3および3′は人間の耳に感じ易い周波数
信号(例えば800Hzから5kz程度の周波数範囲)
を通すバンドパスフィルタ、4および4′はインピーダ
ンス変換用のバッファ・アンプ、5および5′はその動
作時に該バンドパスフィルタを通過した音声信号の信号
レベルを減衰させる減衰器、6および6′はパワー・ア
ンプ、7および7′はそれぞれリヤー側スピーカおよび
フロント側スピーカ、8および8′は検波器およびタイ
マ回路をそなえたもの、9は比較器、10はインバータ
である。
あって、1はドライバー側マイク、1′はリヤー側マイ
ク、2および2′はそれぞれ該ドライバー側マイクおよ
びリヤー側マイクで収音された音声信号を増巾するマイ
ク・アンプ、3および3′は人間の耳に感じ易い周波数
信号(例えば800Hzから5kz程度の周波数範囲)
を通すバンドパスフィルタ、4および4′はインピーダ
ンス変換用のバッファ・アンプ、5および5′はその動
作時に該バンドパスフィルタを通過した音声信号の信号
レベルを減衰させる減衰器、6および6′はパワー・ア
ンプ、7および7′はそれぞれリヤー側スピーカおよび
フロント側スピーカ、8および8′は検波器およびタイ
マ回路をそなえたもの、9は比較器、10はインバータ
である。
次に上記第1図に示された車室内インタホン通話装置の
動作を第2図を用いて説明する。
動作を第2図を用いて説明する。
先ず該第1図に示された装置全体に印加される電源をオ
ンとし、該装置を動作状態とした初期走行状態(信号の
ない状態)では、該比較器9の入力バイアスが、減衰器
5を動作状態に、一方減衰器5′を不動作状態とするよ
うに設定される。すなわち該電源オン時には該比較器9
の出力側か口ウレベルとなるようにその入力バイアスが
設定され、該比較器9からのロウレベル信号がインバー
タ10によりハイレベル信号に反転されて、減衰器5が
動作状態になり(すなわちドライバーマイク1からリヤ
ー側スピーカ7へ送出される音声信号は減衰器5により
減衰され)、一方減衰器5′が該比較器9からのロウレ
ベル信号により不動作状態になる。(すなわちリヤー側
マイク1′からの音声信号は減衰器5′で減衰されるこ
となくフロント側スピーカ7′に送出される。)これに
より該リヤー側マイク1′よりマイク・アンプ2′、バ
ンドパスフィルタ3′、バッファ・アンプ4′不動作状
態の減衰器5′、パワー・アンプ6′を介してフロント
側スピーカ7′に至る経路(以下第2の経路という)が
成立し、リヤー側送話優先(ドライバー側受話優先〉条
件が成立する。これによりドライバー側(フロント側)
座席下方にあるエンジンからのエンジン音がリヤー側ス
ピーカから出力されるのを抑圧する。
ンとし、該装置を動作状態とした初期走行状態(信号の
ない状態)では、該比較器9の入力バイアスが、減衰器
5を動作状態に、一方減衰器5′を不動作状態とするよ
うに設定される。すなわち該電源オン時には該比較器9
の出力側か口ウレベルとなるようにその入力バイアスが
設定され、該比較器9からのロウレベル信号がインバー
タ10によりハイレベル信号に反転されて、減衰器5が
動作状態になり(すなわちドライバーマイク1からリヤ
ー側スピーカ7へ送出される音声信号は減衰器5により
減衰され)、一方減衰器5′が該比較器9からのロウレ
ベル信号により不動作状態になる。(すなわちリヤー側
マイク1′からの音声信号は減衰器5′で減衰されるこ
となくフロント側スピーカ7′に送出される。)これに
より該リヤー側マイク1′よりマイク・アンプ2′、バ
ンドパスフィルタ3′、バッファ・アンプ4′不動作状
態の減衰器5′、パワー・アンプ6′を介してフロント
側スピーカ7′に至る経路(以下第2の経路という)が
成立し、リヤー側送話優先(ドライバー側受話優先〉条
件が成立する。これによりドライバー側(フロント側)
座席下方にあるエンジンからのエンジン音がリヤー側ス
ピーカから出力されるのを抑圧する。
次いでドライバー側マイクロホン1に音声を供給すると
マイク・アンプ2、バンドパスフィルタ3、バッファ・
アンプ4、減衰器5、パワー・アンプ6を介してリヤー
側スピーカ7に至る経路(以下第1の経路という)が成
立し、ドライバー側マイクロホン1に供給された音声信
号がリヤー側スピーカ2から出力される(第2T!!J
al 、 b。
マイク・アンプ2、バンドパスフィルタ3、バッファ・
アンプ4、減衰器5、パワー・アンプ6を介してリヤー
側スピーカ7に至る経路(以下第1の経路という)が成
立し、ドライバー側マイクロホン1に供給された音声信
号がリヤー側スピーカ2から出力される(第2T!!J
al 、 b。
参照〉。すなわちこのときには、該ドライバー側マイク
ロホンから供給された音声信号を検波器8で検波して直
流信号とし、綾比較器9に入力させることによりそのバ
イアスを+側にもち上げ、その出力レベルをハイレベル
とする。なお、比較器9の出力をハイレベルにもち上げ
るときには、タイマ8により例えば約10ミリ秒のおく
れ(第2図中タイマ8.8′の立上り時のおくれ時間を
それぞれt、 l t、 ’で示す)がもたせである
。すなわち、ドライバー側マイクから音声が人力された
ときは、該ハイレベルの比較器出力信号が減衰器5′に
入力されて該減衰器5′を動作させるとともに、該ハイ
レベルの比較器9の出力信号がインバータ10によりロ
ウレベルに反転されて減衰器5は不動作状態となり上記
第1の経路が形成される(第2図a、 + b、ある
いはa2 、b、参照)。
ロホンから供給された音声信号を検波器8で検波して直
流信号とし、綾比較器9に入力させることによりそのバ
イアスを+側にもち上げ、その出力レベルをハイレベル
とする。なお、比較器9の出力をハイレベルにもち上げ
るときには、タイマ8により例えば約10ミリ秒のおく
れ(第2図中タイマ8.8′の立上り時のおくれ時間を
それぞれt、 l t、 ’で示す)がもたせである
。すなわち、ドライバー側マイクから音声が人力された
ときは、該ハイレベルの比較器出力信号が減衰器5′に
入力されて該減衰器5′を動作させるとともに、該ハイ
レベルの比較器9の出力信号がインバータ10によりロ
ウレベルに反転されて減衰器5は不動作状態となり上記
第1の経路が形成される(第2図a、 + b、ある
いはa2 、b、参照)。
このようにして、ドライバー(運転者)は運転しながら
後席者の会話に参加し易(なり、また後席未乗車時ある
いは夜間の運転者のみによるドライブ状態でのリヤー側
よりの違和感を防ぐことができる。
後席者の会話に参加し易(なり、また後席未乗車時ある
いは夜間の運転者のみによるドライブ状態でのリヤー側
よりの違和感を防ぐことができる。
なおここでドライバー側マイク1の代りにリヤー側マイ
ク1′に音声を供給すれば、上記第1の経路の代りに第
2の経路が形成され、該リヤー側マイク1′からの音声
がフロント側スピーカ7′から出力され、このようにし
て話者優先システムが構成される。
ク1′に音声を供給すれば、上記第1の経路の代りに第
2の経路が形成され、該リヤー側マイク1′からの音声
がフロント側スピーカ7′から出力され、このようにし
て話者優先システムが構成される。
すなわち例えば、ドライバー側とリヤー側とに人が乗車
しているとき、リヤー側マイクロホン1′へ音声信号が
入力されると該比較器の出力が再び反転してロウレベル
となり、減衰器5′が不動作状態となり、一方減衰器5
にはインバータ10を介してハイレベル信号が入力され
ることにより減衰器5は動作状態となり、これによって
上記第2の経路が成立し、リヤー側送話優先となる(第
2図C1・d、参照)。
しているとき、リヤー側マイクロホン1′へ音声信号が
入力されると該比較器の出力が再び反転してロウレベル
となり、減衰器5′が不動作状態となり、一方減衰器5
にはインバータ10を介してハイレベル信号が入力され
ることにより減衰器5は動作状態となり、これによって
上記第2の経路が成立し、リヤー側送話優先となる(第
2図C1・d、参照)。
更に別の動作としてドライバー側とリヤー側とから同時
に音声が入力されたときは、信号レベルの大きい方(す
なわち声の大きな方)が勝ち、意思表示の強い方の動作
となる。すなわち第2図においてリヤー側音声C2が入
力されているときに、該音声信号レベルより高いレベル
のドライバー側音声信号a、が入力されると、リヤー側
スピーカから音声信号す、が出力されるとともに、該ド
ライバー側音声信号a3よりも低いレベルのリヤー側音
声信号C2が供給されるフロント側スピーカの出力信号
d2のレベルは、該ドライバー側音声信号a3が出力さ
れている期間中、減衰器5′により〈例えば3dbだけ
)低下する(第2図のATT参照)。すなわちフロント
側とリヤー側とで同時に音声入力されているときは、音
声の強い方の音声入力は設定レベルのままの出力となり
、音声の弱い方の音声入力は対応する減衰器によって例
えば8dbだけ減衰される。
に音声が入力されたときは、信号レベルの大きい方(す
なわち声の大きな方)が勝ち、意思表示の強い方の動作
となる。すなわち第2図においてリヤー側音声C2が入
力されているときに、該音声信号レベルより高いレベル
のドライバー側音声信号a、が入力されると、リヤー側
スピーカから音声信号す、が出力されるとともに、該ド
ライバー側音声信号a3よりも低いレベルのリヤー側音
声信号C2が供給されるフロント側スピーカの出力信号
d2のレベルは、該ドライバー側音声信号a3が出力さ
れている期間中、減衰器5′により〈例えば3dbだけ
)低下する(第2図のATT参照)。すなわちフロント
側とリヤー側とで同時に音声入力されているときは、音
声の強い方の音声入力は設定レベルのままの出力となり
、音声の弱い方の音声入力は対応する減衰器によって例
えば8dbだけ減衰される。
このようにフロント側の音声信号を減衰器5を介してリ
ヤー側のスピーカ7に送出する第1の回路系〈1乃至1
0〉と、リヤー側の音声信号を第2の減衰器5′を介し
てフロント側のスピーカ7′に送出する第2の回路系(
1′乃至8′および9)とをそなえ、入力信号レベルの
高い方の音声信号を通す側の減衰器を不動作として、対
応するスピーカから設定レベルのままの音声を出力させ
、方他方の側の減衰器を動作させて音声による優先の確
保〔話者優先であり、又フロント側とリヤー側とから同
時に音声が入力されたときは、音声信号レベルの高い方
(声の大きな方)が勝つ〕がなされる。
ヤー側のスピーカ7に送出する第1の回路系〈1乃至1
0〉と、リヤー側の音声信号を第2の減衰器5′を介し
てフロント側のスピーカ7′に送出する第2の回路系(
1′乃至8′および9)とをそなえ、入力信号レベルの
高い方の音声信号を通す側の減衰器を不動作として、対
応するスピーカから設定レベルのままの音声を出力させ
、方他方の側の減衰器を動作させて音声による優先の確
保〔話者優先であり、又フロント側とリヤー側とから同
時に音声が入力されたときは、音声信号レベルの高い方
(声の大きな方)が勝つ〕がなされる。
このように人力音声信号レベルの高い方の音声信号を通
す側の減衰器を不動作として設定レベルのままの音声信
号を出力させるとき、他方の側の減衰器を動作させて、
例えばフロント側マイクでエンジン音、風切り音などの
ノイズが収音されても、該ノイズ音が上記第1の経路と
第2の経路により形成されるループを通して減衰するこ
となく巡回する(一種のハウリングを起す)ことが防止
される。
す側の減衰器を不動作として設定レベルのままの音声信
号を出力させるとき、他方の側の減衰器を動作させて、
例えばフロント側マイクでエンジン音、風切り音などの
ノイズが収音されても、該ノイズ音が上記第1の経路と
第2の経路により形成されるループを通して減衰するこ
となく巡回する(一種のハウリングを起す)ことが防止
される。
またこれらの動作(上記音声による優先の確保)におい
て、相手側の音声出力が自分の音声を入力することによ
ってその語尾切れ(ハンチング)が起るのを防止するた
め、上記タイマ回路8,8′はその立下りを緩やかとし
く第2図中t2および1、/で示しており、該t21
t、’はそれぞれ例えば200ミリ秒とする)、これに
よりスピーカ出力は徐々に立下げられる。またその立上
り時間(第2図中t1およびt+’)も例えば約10ミ
リ秒として、話し始めの大きい音圧を抑制するとともに
、自分の音声人力で相手側の音声入力を急激に抑えない
ように構成される。なお上記タイマー回路の立上りおよ
び立下り時間は、例えばコンデンサの充放電の時定数を
適宜設定することによって決定される。
て、相手側の音声出力が自分の音声を入力することによ
ってその語尾切れ(ハンチング)が起るのを防止するた
め、上記タイマ回路8,8′はその立下りを緩やかとし
く第2図中t2および1、/で示しており、該t21
t、’はそれぞれ例えば200ミリ秒とする)、これに
よりスピーカ出力は徐々に立下げられる。またその立上
り時間(第2図中t1およびt+’)も例えば約10ミ
リ秒として、話し始めの大きい音圧を抑制するとともに
、自分の音声人力で相手側の音声入力を急激に抑えない
ように構成される。なお上記タイマー回路の立上りおよ
び立下り時間は、例えばコンデンサの充放電の時定数を
適宜設定することによって決定される。
本発明によれば、エンジン音、風切り音等のノイズがル
ープ状に形成されるのを抑圧できる。例えば運転者のみ
によるドライブ時にもリヤマイクからのまわり込みによ
る騒音のない状態を実現できる。またシステム構成上、
話者優先システムとし、特にタイマー回路によってスピ
ーカ出力の立下りを緩やかにして相手側の音声の語尾切
れ(ハンチング)を防止し、その違和感をなくすことが
できる。
ープ状に形成されるのを抑圧できる。例えば運転者のみ
によるドライブ時にもリヤマイクからのまわり込みによ
る騒音のない状態を実現できる。またシステム構成上、
話者優先システムとし、特にタイマー回路によってスピ
ーカ出力の立下りを緩やかにして相手側の音声の語尾切
れ(ハンチング)を防止し、その違和感をなくすことが
できる。
また、上述の実施例では、リヤマイクからフロントスピ
ーカの経路を優先としたが車によってはフロントマイク
からりヤスピー力の経路を優先としても同様の効果が得
られる。
ーカの経路を優先としたが車によってはフロントマイク
からりヤスピー力の経路を優先としても同様の効果が得
られる。
第1図は本発明装置の全体構成を例示するブロック図、
第2図は第1図に示される装置の動作を説明するタイミ
ング図である。 (符号の説明) 1・・・ドライバー側マイク、 1′・・・リヤー側マイク、 2.2′・・・マイク・アンプ、 3.3’・・・バンドパスフィルタ、 4.4′・・・バッファ・アンプ、 5.5′・・・減衰器、 6.6′・・・パワー・アンプ、 7・・・リヤー側スピーカ、 7′・・・フロント側スピーカ、 8.8′・・・検波器およびタイマ、 9・・・比較器、 10・・・インバータ。
ング図である。 (符号の説明) 1・・・ドライバー側マイク、 1′・・・リヤー側マイク、 2.2′・・・マイク・アンプ、 3.3’・・・バンドパスフィルタ、 4.4′・・・バッファ・アンプ、 5.5′・・・減衰器、 6.6′・・・パワー・アンプ、 7・・・リヤー側スピーカ、 7′・・・フロント側スピーカ、 8.8′・・・検波器およびタイマ、 9・・・比較器、 10・・・インバータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、フロント側の音声信号を第1の減衰器を介してリヤ
ー側のスピーカに送出する第1の回路系とリヤー側の音
声信号を第2の減衰器を介してフロント側のスピーカに
送出する第2の回路系とをそなえ、入力信号レベルの高
い方の音声信号を通す側の減衰器を不動作とし、他方の
側の減衰器を動作させることを特徴とする車室内インタ
ホン通話装置。 2、該各回路系の電源がオンとされ、音声入力信号が送
出されない初期状態においては、該第1の減衰器を動作
させ、該第2の減衰器を不動作とする、請求項1に記載
の車室内インタホン通話装置。 3、該入力信号レベルの高い方の音声信号を通す側の減
衰器を不動作とする回路および該他方の側の減衰器を動
作させる回路にそれぞれタイマが設けられ、該各タイマ
によって、該動作する減衰器の出力信号がハイレベルか
らロウレベルに立下る時間が、該不動作となる減衰器の
出力信号がロウレベルからハイレベルに立上る時間より
大とされている、請求項1に記載の車室内インタホン通
話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20386789A JPH0367740A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 車室内インタホン通話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20386789A JPH0367740A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 車室内インタホン通話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0367740A true JPH0367740A (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=16481020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20386789A Pending JPH0367740A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 車室内インタホン通話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0367740A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5548652A (en) * | 1992-03-11 | 1996-08-20 | Mitsubishi Denki Kaibushiki Kaisha | Silencing apparatus |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6232650B2 (ja) * | 1981-10-15 | 1987-07-16 | Matsushita Electric Works Ltd | |
JPS63203097A (ja) * | 1987-02-18 | 1988-08-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | テレビ会議システム |
JPS6424555A (en) * | 1987-07-21 | 1989-01-26 | Iwatsu Electric Co Ltd | Conference telephone system |
-
1989
- 1989-08-08 JP JP20386789A patent/JPH0367740A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JPS6232650B2 (ja) * | 1981-10-15 | 1987-07-16 | Matsushita Electric Works Ltd | |
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JPS6424555A (en) * | 1987-07-21 | 1989-01-26 | Iwatsu Electric Co Ltd | Conference telephone system |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5548652A (en) * | 1992-03-11 | 1996-08-20 | Mitsubishi Denki Kaibushiki Kaisha | Silencing apparatus |
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