JPH07312634A - 耳栓形変換器を用いる送受話装置 - Google Patents

耳栓形変換器を用いる送受話装置

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JPH07312634A
JPH07312634A JP10376694A JP10376694A JPH07312634A JP H07312634 A JPH07312634 A JP H07312634A JP 10376694 A JP10376694 A JP 10376694A JP 10376694 A JP10376694 A JP 10376694A JP H07312634 A JPH07312634 A JP H07312634A
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JP10376694A
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Koichi Matsumoto
浩一 松本
Yutaka Nishino
豊 西野
Chikara Yuse
主税 湯瀬
Kazumasa Mihashi
和正 三橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は明瞭性、装着性が良く高騒音下でも
使用できる耳栓形変換器を用いる送受話装置を提供す
る。 【構成】 本発明による送受話装置は、骨導音を収音す
るための外耳道に装着される加速度ピックアップと、気
道音を収温するための指向性マイクと、受話器とで構成
される耳栓形変換器と、前記加速度ピックアップ及び指
向性マイク出力のうちそれぞれ低域、高域周波数成分の
みを通過させる第1及び第2の周波数特性補正回路と、
前記各補正回路の出力レベルを比較する比較回路と、前
記各補正回路の出力に独立に損失を与える第1及び第2
の可変損失回路と、前記各損失回路の出力を混合して送
話信号を出力する混合回路とを具備し、前記各損失回路
の損失量を前記各補正回路の出力に応じて前記比較回路
の制御により可変する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送話器と受話器とを超
小型に一体化した耳栓形(電気−音響)変換器を用いる
送受話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の耳栓形変換器における送
話器の構成としては、(1)送話に伴う頭骨の振動を外
耳道に装着した加速度ピックアップにより収音する手段
(以下、このようにして収音した送話音を“骨導音”と
略す)または、(2)送話音を口元近傍まで伸びたエア
チューブにより空気振動として耳まで導き、耳にセット
したマイクにより収音する手段(以下、このようにして
収音した送話音を“気道音”と略す)が用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の骨導音を用いた送話は、高騒音下でも使
用できる、ハンズフリーで通話できるという利点がある
が、反面明瞭性が低く、聞く相手が送話音を特定しにく
い、個人差や装着の仕方により明瞭性が大きく変化す
る、コードの摩擦等の異音も収音するという欠点があ
り、一般の通話には不向きであった。
【0004】また気道音を用いた送話では、明瞭性は骨
導音より高いが、エアチューブが長いと装着性が悪くな
り、短いと周囲騒音の影響を受け易いという欠点があっ
た。従って、明瞭性・装着性が良く高騒音下でも使用で
きる耳栓形変換器を用いる送受話装置は実現されていな
かった。
【0005】そこで、本発明は以上のような点に鑑みて
なされたもので、明瞭性・装着性が良く高騒音下でも使
用できるようにした耳栓形変換器を用いる送受話装置を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、骨導音を収音するための外耳道に
装着される加速度ピックアップと、気道音を収音するた
めの指向性マイクと、受話器とで構成される耳栓形変換
器と、前記加速度ピックアップの出力のうち低域周波数
成分のみを通過させる第1の周波数特性補正回路と、前
記指向性マイクの出力のうち高域周波数成分のみを通過
させる第2の周波数特性補正回路と、前記第1及び第2
の周波数特性補正回路の出力レベルを比較する比較回路
と、前記第1及び第2の周波数特性補正回路の出力に独
立に損失を与える第1及び第2の可変損失回路と、前記
第1及び第2の可変損失回路の出力を混合して送話信号
を出力する混合回路と、前記受話器に受話信号を供給す
る手段とを具備し、前記第1及び第2の可変損失回路の
損失量を前記第1及び第2の周波数特性補正回路の出力
に応じて、前記比較回路の制御によって可変するように
したことを特徴とする耳栓形変換器を用いる送受話装置
が提供される。
【0007】また、本発明によると、前記耳栓形変換器
は騒音を検出するための無指性マイクを含み、前記指向
性マイクと前記無指向性マイクの出力を比較して騒音成
分を抑圧する騒音抑圧回路をさらに具備することを特徴
とする耳栓形変換器を用いる送受話装置が提供される。
【0008】さらに、本発明によると、前記送話信号と
前記受話信号のレベルを比較する第2の比較回路と、こ
の第2の比較回路の制御によって前記送話信号及び受話
信号のレベルを可変する第3及び第4の可変損失回路と
をさらに具備することを特徴とする耳栓形変換器を用い
る送受話装置が提供される。
【0009】
【作用】上記解決手段によると、骨導音と気道音とを混
合したものを送話音として利用するようにし、その混合
として、低域成分を主体とした骨導音と高域成分を主体
とした気道音とを利用するようにし、かつ周囲騒音の大
きさや骨導音用加速度ピックアップで収音される異音に
応じて混合割合を可変するようにしたので、高騒音下で
も使用できる、ハンズフリーで通話できるという骨導音
を用いた送話の利点を生かしたまま、従来の骨導音の欠
点であった明瞭性の低さや異音による不快感を除去した
耳栓形変換器を用いる送受話装置を実現することができ
る。
【0010】また、上記解決手段によると、上述に加え
て騒音成分を効果的に抑圧することができると共に、送
話音と受話音の結合によって生じるハウリングを効果的
に防止することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例に用いられる耳栓
形変換器1の構成を示す。図1において、1−1は後述
する加速度ピックアップやマイク・受話器等を内蔵する
耳栓形変換器本体のケース、1−2は外耳道に装着する
ための突起部、1−3は気道音を収音するための突起部
で、突起部1−2を外耳道に装着したとき口元の方向に
向くようになっている。
【0012】また突起部1−2および1−3はケース1
−1と一体で構成される。1−4は骨導音を収音するた
めの加速度ピックアップ、1−5は気道音を収音するた
めの指向性マイクで、気道音を効率良く収音できるよう
口元の方向(突起部1−3の方向)で感度が高くなるよ
うな指向特性を有している。
【0013】1−6は騒音を検出するための無指向性マ
イクで、収音のための開口部は指向性マイク1−5と反
対方向にある。1−7は受話信号を音に変換するための
受話器、1−8は耳栓形変換器と後述する中継器2の回
路部とを接続するためのリード線群で、端子Aは気道音
用指向性マイク1−5用の、端子Bは骨導音用加速度ピ
ックアップ1−4用の、端子Cは受話器1−7用の、端
子Dは騒音用の無指向性マイク1−6用のそれぞれリー
ド線である。
【0014】図2は、図1に例示した耳栓形変換器1と
組合せる中継器2の回路部の構成を示す。図2におい
て、端子A,B,C,Dは図1に示した端子A,B,
C,Dとそれぞれ接続される。
【0015】2−1は加速度ピックアップ1−4の信号
を増幅するためのチャージアンプ、2−2は気道音用指
向性マイク1−5の信号を増幅するためのマイクアンプ
で、その出力は後述する比較回路2−7で骨導音と気道
音のレベル比較ができるようにチャージアンプ2−1の
出力とバランスするように設定されている。
【0016】2−3は騒音検出用無指向性マイク1−6
の信号を増幅するためのマイクアンプで、その出力は後
述する騒音抑圧回路2−5でマイクアンプ2−2の出力
とレベル比較ができるように設定されている。
【0017】2−4はチャージアンプ2−1の出力信号
の周波数特性を補正する周波数特性補正回路(以下、f
特補正回路)で、高域をカットし低域を通過させる特性
を有する。
【0018】2−5はマイクアンプ2−2の出力とマイ
クアンプ2−3の出力とを比較することにより、騒音成
分を検出してこれを抑圧し気道音を取り出すための騒音
抑圧回路、2−6は騒音抑圧回路2−5の出力信号の周
波数特性を補正するf特補正回路で、低域をカットし高
域を通過させる特性を有する。
【0019】2−7は周波数特性を補正された骨導音の
出力と気道音の出力とを比較し、かつそれぞれの出力レ
ベルに応じて可変損失回路の損失量を制御する比較回
路、2−8は比較回路2−7の制御により、周波数補正
された骨導音のレベルを可変するための可変損失回路、
2−9は比較回路2−7の制御により、周波数補正され
た気道音のレベルを可変するための可変損失回路、2−
10は可変損失回路2−8および2−9を通過した骨導
音と気道音とを混合する混合回路、2−11は受話信号
を増幅する受話アンプ、2−12は送話信号と受話信号
とのレベルを比較する比較回路、2−13は比較回路2
−7及び2−12の制御により、送話レベルを可変する
ための可変損失回路、2−14は比較回路2−12の制
御により、受話レベルを可変するための可変損失回路で
ある。
【0020】図3は、図2に示した比較回路2−7の制
御動作を説明するための図である。図3において、状態
1は周波数補正された骨導音の出力(f特補正回路2−
4の出力)と気道音の出力(f特補正回路2−6の出
力)が同時に存在する状態、すなわち送話状態を示す。
【0021】状態2は骨導音の出力のみで、気道音の出
力がない状態、すなわち加速度ピックアップ1−4が耳
への装着に伴う摩擦音や、リード線群1−8の摩擦音等
の異音を拾っている状態を示す。
【0022】状態3は気道音の出力のみで、骨導音の出
力がない状態、すなわち騒音抑圧回路2−5で除去でき
なかった騒音成分や、他人の音等気道音用の指向性マイ
ク1−5のみで拾っている状態等騒音の大きい状態を示
す。
【0023】状態4は骨導音、気道音の出力が共にない
状態、すなわち送話状態でなく、かつ騒音も少ない状態
を示している。実際の骨導音や気道音のレベルは、連続
的なアナログ信号であるが、図3は説明のために相対的
なレベルの大小によって、4つの状態に大別して示して
いる。
【0024】図3右側の制御動作は上記状態1〜4に応
じた比較回路2−7の可変損失回路2−8および2−9
に対するそれぞれの制御動作を示している。次に、上記
のように構成された本実施例の動作を説明する。
【0025】人間が発声すると、その発声は声帯の振動
による“声”の他頭骨の振動も伴うので、図1に示す耳
栓形変換器を装着していると、頭骨の振動は加速度ピッ
クアップ1−4で骨導音として収音され、端子Bを通っ
てチャージアンプ2−1に伝えられ増幅される。
【0026】ここで、一般に骨導音は気道音と比べると
低域成分が多く、明瞭度への寄与が大きくまた子音の表
現に重要な高域成分が少ない。一方、突起部1−2と外
耳道との装着にともなう摩擦音、リード線群1−8の摩
擦音等の異音は、低・高両域に存在する。
【0027】これらが従来の骨導音による送話の明瞭性
欠如と異音の主たる原因となっていた。一方、“声”
は、突起部1−3を介して指向性マイク1−5で気道音
として収音され、端子Aを通ってマイクアンプ2−2に
伝えられ増幅される。
【0028】ここで、気道音は人間の発声そのものであ
るから、低・高両域にまたがる周波数成分が存在する。
本発明は、これらの点に着目しf特補正回路2−4で、
チャージアンプ2−1の出力のうち高域成分を除去し、
低域成分のみを取り出すようにし、また高域成分の欠如
による明瞭度の低下は、後述する理由により低域成分を
カットした気道音を混合することにより補うようにした
ものである。
【0029】指向性マイク1−5と無指向性マイク1−
6とは、騒音源に対しては等しい距離とみなせるから、
騒音に対しては等しい出力レベルが生じる。これに対し
送話したことの“声”は、指向性マイク1−5の無指向
性マイク1−6より距離が近く、かつ指向特性の違いか
らマイクアンプ2−2から相対的に高いレベルで得られ
る。
【0030】騒音抑圧回路2−5は、この違いを利用し
て騒音成分を抑圧するものである。騒音抑圧回路2−5
は、マイクアンプ2−3の出力を位相反転してマイクア
ンプ2−2の出力と加算し、キャンセルアウトする等公
知の技術を利用すればよい。
【0031】f特補正回路2−6は、騒音抑圧回路2−
5で除去できなかった騒音の低域成分を除去するために
f特補正回路2−4とは逆に低域成分を除去し、高域成
分のみを取り出すようにしている。
【0032】比較回路2−7は、f特補正回路2−4
(骨導音用)及びf特補正回路2−6(気道音用)の出
力を比較して、図3に示すような制御動作を行う。はじ
めに、初期設定として骨導音・気道音共に出力がないと
き(図3の状態4)に、比較回路2−7は可変損失回路
2−8及び2−9を制御して、混合回路2−10への両
者の入力が気道音の方が骨導音より少しレベルが高くな
るように、それぞれの損失量を初期値として設定する。
【0033】これは騒音のない状況では、気道音を大き
くしたほうが、明瞭性の点で好ましいからである。続い
て、骨導音や気道音のレベルが刻々変化する実使用状態
について説明する。
【0034】(1)f特補正回路2−4(骨導音用)の
出力がないとき(図3の状態または4) 比較回路2−7は、f特補正回路2−6の出力レベルを
チェックする。
【0035】f特補正回路2−6の出力が小さいとき
(状態4)は、騒音がないまたは小さく送話もしていな
い状況であるから、前記した初期状態と同様の設定であ
る。この状態から送話状態となったときは、低域成分か
らなる骨導音と、骨導音よりレベルが高い高域成分から
なる気道音の混合されたものが、混合回路2−10の出
力すなわち送話信号となる。
【0036】次に、f特補正回路2−6の出力が大きい
とき(状態3)は騒音が大きいときであるから、比較回
路2−7は可変損失回路2−9の損失量をf特補正回路
2−6の出力に比例して初期値より大きく設定する。
【0037】この状態から送話状態となったときは、低
域成分からなる骨導音と、骨導音と同等または低く設定
されたレベルで高域成分からなる気道音の混合されたも
のが、混合回路2−10の出力となる。
【0038】(2)f特補正回路2−4(骨導音用)の
出力があるとき(図3の状態1または2) 比較回路2−7は、f特補正回路2−6の出力レベルを
チェックする。
【0039】f特補正回路2−6の出力がないまたは小
さいとき(状態2)は、送話でなく加速度ピックアップ
1−4が異音を拾っている状態であるから、比較回路2
−7は可変損失回路2−8の損失量をf特補正回路2−
4の出力に比例して初期値より大きく設定する。
【0040】この状態から送話状態となったときは、高
域成分からなる気道音とf特補正回路2−4の出力に比
例して、初期値よりレベルを低く設定された低域成分か
らなる骨導音の混合されたものが、混合回路2−10の
出力となる。
【0041】次に、f特補正回路2−6の出力が大きい
とき(状態1)は、送話状態であるから、比較回路2−
7は可変損失回路2−8及び2−9の損失量は、状態1
に移行する直前の損失量を保持し、損失量に見合って混
合された骨導音と気道音が、混合回路2−10の出力と
なる。
【0042】なお、可変損失回路2−13及び2−1
4、比較回路2−12は、送話系と受話音の結合にって
生じるハウリングを防止するためのものである。耳栓形
変換器ではハウリングを生じる結合要因として、主に2
つがあげられる。
【0043】1つは本変換器を電話機等に適用した場
合、電話機の2線−4線変換回路に起因して、送話音が
受話系に電気信号として回り込むことによる結合(側
音)、もう1つは受話音が図1に示す受話器1−7から
機械振動としてケース1−1を経由して加速度ピックア
ップ1−4または指向性マイク1−5で拾われることに
よる結合である。
【0044】このような現象は、ハンドセットを持たず
にマイクとスピーカを利用して通話する拡声電話機でも
生じている。ただし、この場合は受話音が送話系へ回り
込む原因は、機械振動ではなくマイクとスピーカ間の音
響結合となる。
【0045】この対策としては、拡声電話機のハウリン
グ抑圧法等公知の技術を利用すればよい。このようにし
て、周囲騒音の程度、異音の有無に応じて明瞭性の高い
送話音を相手に伝えることができる。
【0046】以上説明したような実施例によれば骨導音
と気道音とを混合したものを送話音として利用するよう
にし、その混合として、低域成分を主体とした骨導音と
高域成分を主体とした気道音とを利用するようにし、か
つ周囲騒音の大きさや骨導音用加速度ピックアップで収
音される異音に応じて混合割合を可変するようにしたの
で、高騒音下でも使用できる、ハンズフリーで通話でき
るという骨導音を用いた送話の利点を生かしたまま、従
来の骨導音の欠点であった明瞭性の低さや異音による不
快感を除去した耳栓形変換器を用いる送受話装置を実現
することができる。
【0047】
【発明の効果】従って、以上詳述したように本発明によ
れば、明瞭性・装着性が良く高騒音下でも使用できるよ
うにした耳栓形変換器を用いる送受話装置を提供するこ
と。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いられる耳栓形変換器の
構成を示す図である。
【図2】図1に示す耳栓形変換器と組合せる中継器回路
部の構成例を示す図である。
【図3】図2に示す比較回路2−7の制御動作を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1:耳栓形変換器、1−1:ケース、1−2:突起部、
1−3:突起部、1−4:加速度ピックアップ、1−
5:指向性マイク、1−6:無指向性マイク、1−7:
受話器、1−7:リード線群、2−1:チャージアン
プ、2−2:マイクアンプ、2−3:マイクアンプ、2
−4:f特補正回路、2−5:騒音抑圧回路、2−6:
f特補正回路、2−7:比較回路、2−8:可変損失回
路、2−9:可変損失回路、2−10:混合回路、2−
11:受話アンプ、2−12:比較回路、2−13:可
変損失回路、2−14:可変損失回路、2:中継器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三橋 和正 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨導音を収音するための外耳道に装着さ
    れる加速度ピックアップと、気道音を収音するための指
    向性マイクと、受話器とで構成される耳栓形変換器と、 前記加速度ピックアップの出力のうち低域周波数成分の
    みを通過させる第1の周波数特性補正回路と、 前記指向性マイクの出力のうち高域周波数成分のみを通
    過させる第2の周波数特性補正回路と、 前記第1及び第2の周波数特性補正回路の出力レベルを
    比較する比較回路と、 前記第1及び第2の周波数特性補正回路の出力に独立に
    損失を与える第1及び第2の可変損失回路と、 前記第1及び第2の可変損失回路の出力を混合して送話
    信号を出力する混合回路と、 前記受話器に受話信号を供給する手段とを具備し、 前記第1及び第2の可変損失回路の損失量を前記第1及
    び第2の周波数特性補正回路の出力に応じて、前記比較
    回路の制御によって可変するようにしたことを特徴とす
    る耳栓形変換器を用いる送受話装置。
  2. 【請求項2】 前記耳栓形変換器は騒音を検出するため
    の無指性マイクを含み、前記耳栓形変換器を用いる送受
    話装置は前記指向性マイクと前記無指向性マイクの出力
    を比較して騒音成分を抑圧する騒音抑圧回路をさらに具
    備することを特徴とする請求項1に記載する耳栓形変換
    器を用いる送受話装置。
  3. 【請求項3】 前記送話信号と前記受話信号のレベルを
    比較する第2の比較回路と、この第2の比較回路の制御
    によって前記送話信号及び受話信号のレベルを可変する
    第3及び第4の可変損失回路とをさらに具備することを
    特徴とする請求項1または2に記載する耳栓形変換器を
    用いる送受話装置。
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