JP2601107B2 - 全天候型仮設屋根およびその使用方法 - Google Patents
全天候型仮設屋根およびその使用方法Info
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- JP2601107B2 JP2601107B2 JP4238388A JP23838892A JP2601107B2 JP 2601107 B2 JP2601107 B2 JP 2601107B2 JP 4238388 A JP4238388 A JP 4238388A JP 23838892 A JP23838892 A JP 23838892A JP 2601107 B2 JP2601107 B2 JP 2601107B2
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- Japan
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- floor
- temporary roof
- roof
- floor slab
- column
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- Tents Or Canopies (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、天候に何ら左右され
ないで、鉄筋工事やコンクリート工事等の現場施工を行
うことができる全天候型仮設屋根およびその使用方法に
関する。
ないで、鉄筋工事やコンクリート工事等の現場施工を行
うことができる全天候型仮設屋根およびその使用方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建設工事は天候に大きく左右さ
れやすく、例えば、炎天下のコンクリート打ちは、水分
の急激な蒸発によりセメントの水和反応に悪影響を与
え、コンクリートの品質を低下させ、また、風雨下の溶
接作業は溶接精度を低下させるだけでなく危険を伴う。
れやすく、例えば、炎天下のコンクリート打ちは、水分
の急激な蒸発によりセメントの水和反応に悪影響を与
え、コンクリートの品質を低下させ、また、風雨下の溶
接作業は溶接精度を低下させるだけでなく危険を伴う。
【0003】このため、このような天候時には、作業を
一時中断せざるをえず、工期の遅延が避けられない場合
が多々あった。
一時中断せざるをえず、工期の遅延が避けられない場合
が多々あった。
【0004】この発明は、このような実情に鑑みてなさ
れたもので、天候に何ら左右されずに、各種工事を行う
ことができる全天候型仮設屋根およびその使用方法を提
供することを目的とする。
れたもので、天候に何ら左右されずに、各種工事を行う
ことができる全天候型仮設屋根およびその使用方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る全天候型
仮設屋根は、伸縮自在な複数本の支柱と、この支柱の上
に構成された小屋組と、この小屋組の上に設置されたテ
ントシートと、この小屋組の上を覆うテントシートとを
備えて構成されている。
仮設屋根は、伸縮自在な複数本の支柱と、この支柱の上
に構成された小屋組と、この小屋組の上に設置されたテ
ントシートと、この小屋組の上を覆うテントシートとを
備えて構成されている。
【0006】この発明に係る全天候型仮設屋根の使用方
法は、施工後のN階の床スラブの上に、請求項第1項記
載の全天候型架設屋根を、この全天候型架設屋根の支柱
をN階の床スラブの上に固定して建て付け、この全天候
型架設屋根の下でN階の柱、壁およびN+1階の床スラ
ブを施工し、前記N階の柱、壁およびN+1階の床スラ
ブの施工が完了したら、前記全天候型架設屋根の支柱を
N階の床スラブより解放するとともに、前記全天候型架
設屋根を前記N+1階の床スラブまで引き上げ、かつ、
このN+1階の床スラブの上に前記支柱を固定して建て
付ける。
法は、施工後のN階の床スラブの上に、請求項第1項記
載の全天候型架設屋根を、この全天候型架設屋根の支柱
をN階の床スラブの上に固定して建て付け、この全天候
型架設屋根の下でN階の柱、壁およびN+1階の床スラ
ブを施工し、前記N階の柱、壁およびN+1階の床スラ
ブの施工が完了したら、前記全天候型架設屋根の支柱を
N階の床スラブより解放するとともに、前記全天候型架
設屋根を前記N+1階の床スラブまで引き上げ、かつ、
このN+1階の床スラブの上に前記支柱を固定して建て
付ける。
【0007】
【実施例】実施例1. 図1〜図5は、この発明に係る請求項第1項記載の全天
候型仮設屋根の一実施例を示し、図1は全天候型仮設屋
根(以下、単に仮設屋根という)の軸組図、図2はその
小屋伏せ図、図3はその側面図、図4は支柱の側面図、
図5は図4におけるa−a線断面図そして、図6はスク
リーンの斜視図である。
候型仮設屋根の一実施例を示し、図1は全天候型仮設屋
根(以下、単に仮設屋根という)の軸組図、図2はその
小屋伏せ図、図3はその側面図、図4は支柱の側面図、
図5は図4におけるa−a線断面図そして、図6はスク
リーンの斜視図である。
【0008】図において、符号1は方形状に構成された
仮設屋根の各コーナ部に建て付けられた支柱、2,3,4,5
および6は、それぞれ仮設屋根の小屋組を構成するアー
チ梁、繋ぎ材、斜材、火打ち材および束材である。
仮設屋根の各コーナ部に建て付けられた支柱、2,3,4,5
および6は、それぞれ仮設屋根の小屋組を構成するアー
チ梁、繋ぎ材、斜材、火打ち材および束材である。
【0009】また、符号7は小屋組を覆うテントシー
ト、8は仮設屋根の周囲を覆うスクリーン、そして、符
号9はスクリーン8を吊るワイヤーロープである。
ト、8は仮設屋根の周囲を覆うスクリーン、そして、符
号9はスクリーン8を吊るワイヤーロープである。
【0010】支柱1は、図4および5に示すように外管
1aと内管1bとから伸縮自在なテレスコープ状に構成さ
れ、また、外管1aおよび内管1bの側部に複数個のピン孔
1cが形成され、このピン孔1cに固定ピン10を差し込んで
外管1aと内管1bを任意の長さに固定できるように構成さ
れ、さらに、必要により内管1bを継ぎ足して支柱1の長
さを、さらに延長できるように構成されている。
1aと内管1bとから伸縮自在なテレスコープ状に構成さ
れ、また、外管1aおよび内管1bの側部に複数個のピン孔
1cが形成され、このピン孔1cに固定ピン10を差し込んで
外管1aと内管1bを任意の長さに固定できるように構成さ
れ、さらに、必要により内管1bを継ぎ足して支柱1の長
さを、さらに延長できるように構成されている。
【0011】なお、支柱1はアーチ梁2のスパンが大き
いときは中間部にも建て付けられることもある。
いときは中間部にも建て付けられることもある。
【0012】アーチ梁2は支柱1,1 間に仮設屋根の周囲
に沿って架設され、繋ぎ材3は対向するア−チ梁2,2 間
に架設され、斜材4は仮設屋根の対角線に沿って架設さ
れ、いずれも、仮設屋根の中央部でターンバックル11に
よって連結されている。また、火打ち材5はとなり合う
アーチ梁2,2 間に架設され、束材6は仮設屋根の中央部
に建て付けられている。
に沿って架設され、繋ぎ材3は対向するア−チ梁2,2 間
に架設され、斜材4は仮設屋根の対角線に沿って架設さ
れ、いずれも、仮設屋根の中央部でターンバックル11に
よって連結されている。また、火打ち材5はとなり合う
アーチ梁2,2 間に架設され、束材6は仮設屋根の中央部
に建て付けられている。
【0013】アーチ梁2には可能な限り軽量化を図るた
めに鉄筋や軽量形鋼等からなるトラス梁が使用され、繋
ぎ材3、斜材4、火打ち材5および束材6にも、可能な
限り軽量化を図るために鉄筋や軽量形鋼が使用されてい
る。
めに鉄筋や軽量形鋼等からなるトラス梁が使用され、繋
ぎ材3、斜材4、火打ち材5および束材6にも、可能な
限り軽量化を図るために鉄筋や軽量形鋼が使用されてい
る。
【0014】ワイヤーロープ9は支柱1,1 間に仮設屋根
の周囲を巻くように架設され、必要により、ワイヤーロ
ープ9の中間部が弛まないようにアーチ梁2に吊り紐12
によって支持されている。そして、このワイヤーロープ
9にスクリーン8が吊って支持されている。
の周囲を巻くように架設され、必要により、ワイヤーロ
ープ9の中間部が弛まないようにアーチ梁2に吊り紐12
によって支持されている。そして、このワイヤーロープ
9にスクリーン8が吊って支持されている。
【0015】スクリーン8は平行に建て付けられた左右
縦枠13,13 間に養生シート14を張り付けることにより、
人の手で容易に持ち運び可能な大きさの、縦長の矩形板
状に構成されている。
縦枠13,13 間に養生シート14を張り付けることにより、
人の手で容易に持ち運び可能な大きさの、縦長の矩形板
状に構成されている。
【0016】また、左右縦枠13,13 の上下両端部にはフ
ック13a,13a が形成され、上端側のフック13a,13a をワ
イヤーロープ9に引っ掛けて鉛直に吊るされ、また、下
端側のフック13a,13a には、スクリーン8が突風に煽ら
れないように重りとなる単管14が吊るされている。な
お、単管の代わりに土嚢を吊ってもよい。
ック13a,13a が形成され、上端側のフック13a,13a をワ
イヤーロープ9に引っ掛けて鉛直に吊るされ、また、下
端側のフック13a,13a には、スクリーン8が突風に煽ら
れないように重りとなる単管14が吊るされている。な
お、単管の代わりに土嚢を吊ってもよい。
【0017】実施例2. 図7および図8は、この発明に係る請求項第2項記載の
全天候型仮設屋根の使用方法を示したものであり、以下
その使用方法を順をおって説明する。
全天候型仮設屋根の使用方法を示したものであり、以下
その使用方法を順をおって説明する。
【0018】 まず、施工が完了したN階の床スラブ
15の上に仮設屋根を建て付ける。この場合、仮設屋根の
支柱1はN階の床スラブ15の上に固定するものとし、ま
た、支柱1はあとで容易に撤去し易いように取り外し易
いように固定する。
15の上に仮設屋根を建て付ける。この場合、仮設屋根の
支柱1はN階の床スラブ15の上に固定するものとし、ま
た、支柱1はあとで容易に撤去し易いように取り外し易
いように固定する。
【0019】さらに、支柱1の外管1aと内管1bとを適当
にスライドさせ、少なくとも、これから構築しようとす
るN+1階の床スラブ16の上のほうまで支柱1を伸ばし
て固定する。
にスライドさせ、少なくとも、これから構築しようとす
るN+1階の床スラブ16の上のほうまで支柱1を伸ばし
て固定する。
【0020】なお、N+1階の床スラブ16の貫通部分に
は、あとで、支柱1の外管1aおよび内管1bを引き上げら
れるようにスリーブ17を取り付けておく(図4参照)。
また、溶接やコンクリート打設等の作業のように、雨水
の吹き込みや直射日光を遮る必要のあるときは、架設屋
根の周囲にワイヤーロープ9を張り、このワイヤーロー
プ9にスクリーン8を吊るして架設屋根の周囲を囲む。
また、下端側のフック13a,13a に単管14を吊るす。
は、あとで、支柱1の外管1aおよび内管1bを引き上げら
れるようにスリーブ17を取り付けておく(図4参照)。
また、溶接やコンクリート打設等の作業のように、雨水
の吹き込みや直射日光を遮る必要のあるときは、架設屋
根の周囲にワイヤーロープ9を張り、このワイヤーロー
プ9にスクリーン8を吊るして架設屋根の周囲を囲む。
また、下端側のフック13a,13a に単管14を吊るす。
【0021】 つぎ、仮設屋根の下で、N階の床スラ
ブ15の上にN階の柱および壁の鉄筋を配筋し、柱型枠お
よび壁型枠を組み立て、さらに、その上にN+1階の床
スラブ16の床型枠を組み立て、床鉄筋を配筋する。そし
て、コンクリートを打設して充分に養生する。
ブ15の上にN階の柱および壁の鉄筋を配筋し、柱型枠お
よび壁型枠を組み立て、さらに、その上にN+1階の床
スラブ16の床型枠を組み立て、床鉄筋を配筋する。そし
て、コンクリートを打設して充分に養生する。
【0022】 つぎに、N+1階の床スラブ16のコン
クリートが充分な強度を発現したら、支柱1の外管1aの
下端部をN階の床スラブ15より取り外す。
クリートが充分な強度を発現したら、支柱1の外管1aの
下端部をN階の床スラブ15より取り外す。
【0023】 つぎに、仮設屋根をクレーンによって
鉛直に引き上げ、支柱1の外管1aおよび内管1bをスリー
ブ17を通してN階よりN+1階の床スラブ16の上まで引
き上げる。
鉛直に引き上げ、支柱1の外管1aおよび内管1bをスリー
ブ17を通してN階よりN+1階の床スラブ16の上まで引
き上げる。
【0024】 つぎに、支柱1の外管1aの下端部をN
+1階の床スラブ16の上に再び固定して、架設屋根をN
+1階の床スラブ16の上に再び建て付ける。そして、仮
設屋根のもとで、N+1階の床スラブ16の上にN+1階
の柱および壁等の工事を行う。
+1階の床スラブ16の上に再び固定して、架設屋根をN
+1階の床スラブ16の上に再び建て付ける。そして、仮
設屋根のもとで、N+1階の床スラブ16の上にN+1階
の柱および壁等の工事を行う。
【0025】以下、同様にして、仮設屋根の下での各階
の工事と、仮設屋根の引き上げとを交互におこなって全
階の工事を行う。
の工事と、仮設屋根の引き上げとを交互におこなって全
階の工事を行う。
【0026】なお、架設屋根には、作業の進行状況や安
全性を確認するモニター用カメラやスプリンクラーヘッ
ド等の必要な諸設備を備えて、火災防止、コンクリート
の初期養生を図ることができる。
全性を確認するモニター用カメラやスプリンクラーヘッ
ド等の必要な諸設備を備えて、火災防止、コンクリート
の初期養生を図ることができる。
【0027】また、工事面積が広いときは、必要により
複数の仮設屋根を繋ぎ合わせて使用することもできる。
複数の仮設屋根を繋ぎ合わせて使用することもできる。
【0028】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成さ
れ、請求項第1項記載の全天候型仮設屋根および請求項
第2項記載の全天候型仮設屋根の使用方法にれば、鉄筋
工事やコンクリート工事等は、全て仮設屋根の下で行う
ことができるので、炎天下や風雨のもとでも支障なく行
うことができる。したがって、鉄筋の配筋、溶接、コン
クリート打設等を確実に行うことができ施工精度の向上
が図れる。
れ、請求項第1項記載の全天候型仮設屋根および請求項
第2項記載の全天候型仮設屋根の使用方法にれば、鉄筋
工事やコンクリート工事等は、全て仮設屋根の下で行う
ことができるので、炎天下や風雨のもとでも支障なく行
うことができる。したがって、鉄筋の配筋、溶接、コン
クリート打設等を確実に行うことができ施工精度の向上
が図れる。
【0029】また、仮設屋根は組み立てられたまま、上
階に順次盛り変え使用されるので、各種工事を中断しな
いで連続的に進めることができ、作業性がきわめてよ
い。
階に順次盛り変え使用されるので、各種工事を中断しな
いで連続的に進めることができ、作業性がきわめてよ
い。
【図1】全天候型仮設屋根(仮設屋根)の軸組図であ
る。
る。
【図2】図1に示す全天候型仮設屋根の小屋伏せ図であ
る。
る。
【図3】図1に示す全天候型仮設屋根の側面図である。
【図4】支柱の側面図である。
【図5】図4におけるa−a線断面図である。
【図6】スクリーンの斜視図である。
【図7】この発明に係る全天候型仮設屋根による施工方
法を示す施工途中の建物の縦断面図である。
法を示す施工途中の建物の縦断面図である。
【図8】この発明に係る全天候型仮設屋根による施工方
法を示す施工途中の建物の縦断面図である。
法を示す施工途中の建物の縦断面図である。
1…支柱、2…アーチ梁、3…繋ぎ材、4…斜材、5…
火打ち材、6…束材、 7…テントシート、8…スクリーン、9…ワイヤーロー
プ、10…固定ピン、 11…ターンバックル、12…吊り紐、13…縦枠、14…単管
や土嚢、 15…N階の床スラブ、16…N+1階の床スラブ、17…ス
リーブ。
火打ち材、6…束材、 7…テントシート、8…スクリーン、9…ワイヤーロー
プ、10…固定ピン、 11…ターンバックル、12…吊り紐、13…縦枠、14…単管
や土嚢、 15…N階の床スラブ、16…N+1階の床スラブ、17…ス
リーブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下山 巳三夫 神奈川県横浜市中区太田町4丁目51番地 鹿島建設株式会社横浜支店内 (56)参考文献 特公 平7−81323(JP,B2)
Claims (2)
- 【請求項1】 全天候型仮設屋根であり、外管と内管で
テレスコープ状に形成された伸縮自在な複数本の支柱間
に、アーチ梁が前記仮設屋根の周囲に沿って架設され、
繋ぎ材が対向する前記ア−チ梁間に架設され、斜材が前
記仮設屋根の対角線に沿って架設され、いずれも、前記
仮設屋根の中央部でターンバックルによって連結され、
火打ち材がとなり合う前記アーチ梁間に架設され、束材
が前記仮設屋根の中央部に建て付けられて構成された小
屋組と、該小屋組の上を覆うテントシートと、前記小屋
組の周囲を覆う複数枚の矩形のスクリーンとを備えて構
成されることを特徴とする全天候型仮設屋根。 - 【請求項2】 施工が完了したN階の床スラブの上に仮
設屋根を建て付けるが、前記仮設屋根の支柱はN階の床
スラブの上にあとで容易に撤去し易いように固定し、 前記支柱の外管と内管とを適当にスライドさせ、少なく
とも、これから構築しようとするN+1階の床スラブの
上の方まで前記支柱を伸ばして固定し、 N+1階の床スラブの貫通部分には、あとで、前記支柱
の外管および内管を引き上げられるようにスリーブを取
り付けておき、 雨水の吹き込みや直射日光を遮る必要のあるときは、前
記架設屋根の周囲にワイヤーロープを張り、該ワイヤー
ロープにスクリーンを吊るして前記架設屋根の周囲を囲
み、前記スクリーンの下端側のフックに単管を吊るし、 前記仮設屋根の下で、N階の床スラブの上にN階の柱お
よび壁の鉄筋を配筋し、柱型枠および壁型枠を組み立
て、さらに、その上にN+1階の床スラブの床型枠を組
み立て、床鉄筋を配筋し、コンクリートを打設し、 N+1階の床スラブのコンクリートが充分な強度を発現
したら、前記支柱の外管の下端部をN階の床スラブより
取り外し、 前記仮設屋根をクレーンによって鉛直に引き上げ、前記
支柱の外管および内管をスリーブを通してN階よりN+
1階の床スラブの上まで引き上げ、 前記支柱の外管の下端部をN+1階の床スラブの上に再
び固定して、前記架設屋根をN+1階の床スラブの上に
再び建て付け、前記仮設屋根のもとで、N+1階の床ス
ラブの上にN+1階の柱および壁等の工事を行い、 以下、同様にして、前記仮設屋根の下での各階の工事
と、前記仮設屋根の引き上げとを交互におこなって全階
の工事を行うことを特徴とする全天候型仮設屋根の使用
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4238388A JP2601107B2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 全天候型仮設屋根およびその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4238388A JP2601107B2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 全天候型仮設屋根およびその使用方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0681485A JPH0681485A (ja) | 1994-03-22 |
JP2601107B2 true JP2601107B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=17029459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4238388A Expired - Lifetime JP2601107B2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 全天候型仮設屋根およびその使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2601107B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0781323B2 (ja) * | 1989-08-24 | 1995-08-30 | 鹿島建設株式会社 | 建築物の構築工法 |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP4238388A patent/JP2601107B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0681485A (ja) | 1994-03-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961126 |