JP2601020B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、詳し
くは半導体装置のコンタクトホール及びその製造方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、半導体装置を製造する際、配線形成は、コンタ
クトホールをあけたあとAl−SiまたはAl−Si−Cuの合金
をスパッタ法で成膜し、パターニングを行ない、水素ア
ロイを行なっていた。しかし、この方法では、アスペク
ト比の大きいホールを埋め込めず、断線を起こすため
に、ポリシリコンまたはタングステンのような他材料で
ホールを埋め込み、そののちAl−Si系合金をスパッタ
し、アロイする方法を用いるか、または、スパッタの際
に基板温度をあげて、Al合金を溶融状態にして、ホール
に流し込み埋め込む方法を使用してきた。
〔発明が解決しようとする課題〕
アスペクト比の大きいコンタクトホールを埋め込むた
めにポリシリコンを用いると、ポリシリコンは半導体で
あるので、たとえ不純物を高濃度に拡散させても金属の
場合に比べてコンタクト抵抗が高くなるという問題があ
った。タングステンは、高アスペクト比のホールに埋め
込むことができ、材料自身の抵抗も低いが、Siとのコン
タクト抵抗が、特にp+−Siに対して高い。しかもタング
ステンがSi基板へ食い込み、それによってリーク電流が
生じるため、デバイスの電気特性が劣化するという問題
があった。また、Al−Si系合金を溶融状態にしてホール
を埋め込む方法では、Al−Si系合金の共晶温度が577℃
と高いため、十分に溶融させて埋め込みを行なうと、場
所によってAlがpn接合をつきぬけてしまい、ジャンクシ
ョンリーク電流が増加するなど半導体装置の電気的特性
への影響が出る。また、微細なコンタクトではコンタク
ト入口で合金が閉じてしまい、コンタクトホールを完全
に埋め込めないという問題があった。
本発明の目的は、電気特性が劣化せず、しかも微細な
コンタクトを十分に埋め込むことができるようにした半
導体装置及びその製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明に係る半導体装置
は、ホールを形成した半導体装置において、 ホール内の少なくとも基板半導体と接する部分にバリ
アメタルを有し、 前記バリアメタル上にAl−Ti合金を有し、さらに前記
Al−Ti合金上にAl−Ge−Si合金を有するものである。
また、その製造方法は、ホールを形成した半導体装置
の製造方法において、 ホール内及び基板上にバリアメタル膜を形成する工程
と、 バリアメタル膜上にチタン膜を形成したのち、基板温
度を室温より高くAl−Ge−Si合金の共晶温度以下に設定
し、Al−Ge−Si合金を、前記チタン膜上に半溶融状態で
スパッタ成膜して、ホールを埋め込む工程とを有するも
のである。
また、本発明に係る半導体装置は、ホールを形成した
半導体装置において、 ホール内の少なくとも基板半導体と接する部分にバリ
アメタルを有し、 前記バリアメタル上にAl−Ti合金を有し、さらに前記
Al−Ti合金上にAl−Ge−Cu−Si合金を有するものであ
る。
また、その製造方法は、ホールを形成した半導体装置
の製造方法において、 ホール内及び基板上にバリアメタル膜を形成する工程
と、 バリアメタル膜上にチタン膜を形成したのち、基板温
度を室温より高くAl−Ge−Cu−Si合金の共晶温度以下に
設定し、Al−Ge−Cu−Si合金を、前記チタン膜上に半溶
融状態でスパッタ成膜して、ホールを埋め込む工程とを
有するものである。
〔作用〕
第2図はAl−Ge合金の相図である。Al−Ge合金は共晶
点が424℃とAl−Siに比べ低く、溶融し易い。したがっ
て、Al−Si系合金の場合よりも低い温度、すなわち、室
温より高く、Al−Ge系合金の共晶温度以下の基板温度で
スパッタすると、成膜中にAl−Ge系合金は表面マイグレ
ートを起こし、穴に流れ込みやすい。さらに、Al−Ge系
合金のスパッタ前にTi膜を形成しておくことにより、溶
融したAl−Ge系合金がTi膜と接触し表面反応を起こすた
め、Al−Ge系合金の塗れ性が向上して、Al−Ge系合金を
穴の中に引き込む作用がある。また、SiをAl−Ge系合金
中に含むことにより、基板からのSiの吸い出しを防ぐた
め、Alの基板へのスパイクを妨げ、さらにTi膜の下にバ
リアメタルを敷くことにより、Siの吸い出し防止は強化
される作用がある。また、Al−Ge合金にCuを添加するこ
とにより、エレクトロマイグレーション耐性が向上する
作用がある。
〔実施例〕
本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図(a)〜(c)は、本発明に係る半導体装置の
製造工程の一実施例を示す断面図である。
第1図(a)に示すように、トランジスタなどの素子
の一部となるp+拡散層15を表面に形成したSi基板上に、
酸化膜2をCVD法などで形成し、酸化膜2をエッチング
して径0.25μm、アスペクト比4のコンタクトホール10
を形成する。
次に、第1図(b)に示すように、Ti膜20を室温で20
0Å、引続きTiN膜25を基板温度200℃で1000Åスパッタ
で成膜し、その後窒素雰囲気中でランプアニールを620
℃で30秒間行なった。
さらに第1図(c)に示すように、Tiを室温で1000Å
スパッタしたのち、続いてその上にGeを5重量%、Siを
1重量%含有するAl−Ge−Si合金膜、またはGe及びSiを
それぞれ1重量%、Cuを0.5重量%含有するAl−Ge−Cu
−Si合金膜4を基板温度100〜300℃で酸化膜2上で厚さ
1μmとなるようにスパッタ成膜する。このとき、TiN
上のTiは、Al−Ge−Si合金またはAl−Ge−Cu−Si合金と
反応し、Al−Ti合金層3を形成する。スパッタパワーは
0.9〜7.0kwであった。この方法により、アスペクト比1
以上のコンタクトホールを埋め込むことができた。ま
た、ジャンクションリーク電流は観測されなかった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電気特性が劣化せず、しかも微細な
コンタクトも十分に埋め込むことができる。また、本発
明を用いれば、埋め込み用の高融点金属などの材料を使
用せず、従来のスパッタ法で微細コンタクトが埋め込め
るため、従来の微細デバイス作製で従来の製造プロセス
をそのまま使用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b),(c)は、本発明に係る半導体
装置の製造方法の一実施例を示す断面図、第2図は、本
発明の作用を説明するAl−Geの相図である。 1……Si基板、2……酸化膜 3……Al−Ti合金層 4……Al−5%Ge−1%Si膜またはAl−1%Ge−1%Si
−0.5%Cu膜 10……コンタクトホール 15……p+拡散層 20……Ti膜、25……TiN膜

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホールを形成した半導体装置において、 ホール内の少なくとも基板半導体と接する部分にバリア
    メタルを有し、 前記バリアメタル上にAl−Ti合金を有し、さらに前記Al
    −Ti合金上にAl−Ge−Si合金を有することを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】ホールを形成した半導体装置の製造方法に
    おいて、 ホール内及び基板上にバリアメタル膜を形成する工程
    と、 バリアメタル膜上にチタン膜を形成したのち、基板温度
    を室温より高くAl−Ge−Si合金の共晶温度以下に設定
    し、Al−Ge−Si合金を、前記チタン膜上に半溶融状態で
    スパッタ成膜して、ホールを埋め込む工程とを有するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】ホールを形成した半導体装置において、 ホール内の少なくとも基板半導体と接する部分にバリア
    メタルを有し、 前記バリアメタル上にAl−Ti合金を有し、さらに前記Al
    −Ti合金上にAl−Ge−Cu−Si合金を有することを特徴と
    する半導体装置。
  4. 【請求項4】ホールを形成した半導体装置の製造方法に
    おいて、 ホール内及び基板上にバリアメタル膜を形成する工程
    と、 バリアメタル膜上にチタン膜を形成したのち、基板温度
    を室温より高くAl−Ge−Cu−Si合金の共晶温度以下に設
    定し、Al−Ge−Cu−Si合金を、前記チタン膜上に半溶融
    状態でスパッタ成膜して、ホールを埋め込む工程とを有
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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EP0793271A3 (en) * 1996-02-22 1998-12-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device having a metal silicide film and method of fabricating the same
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