JP2600926Y2 - ラップフィルムロール支持具 - Google Patents

ラップフィルムロール支持具

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JP2600926Y2
JP2600926Y2 JP549393U JP549393U JP2600926Y2 JP 2600926 Y2 JP2600926 Y2 JP 2600926Y2 JP 549393 U JP549393 U JP 549393U JP 549393 U JP549393 U JP 549393U JP 2600926 Y2 JP2600926 Y2 JP 2600926Y2
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JP
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roll
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film roll
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wrap
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伸浩 関屋
秀実 殿林
一樹 井戸
功 香川
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車ボディの塗装面
保護のためにラップフィルムをフードやルーフ等に貼付
する際に、ラップフィルムロールを支持するラップフィ
ルムロール支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ボディ表面の塗装面保護のために
ラップフィルムをボディの平面部及び側面部に貼付する
場合に、ラップフィルムロールを回転自在に支持してラ
ップフィルムを引出すためのラップフィルムロール支持
具(ロール受け具)は、ラップフィルムロールの中空の
ロール芯に挿入する一端を支持部材に固着した保持棒
と、この保持棒の他端から挿入したラップフィルムロー
ルの両端を挟むように保持棒に挿入する位置決め板と、
保持棒の他端近傍に形成した孔に差込んで位置決め板を
固定するロール固定ピンから構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術において、
ラップフィルムが無くなった場合またはラップフィルム
の幅寸法が異なるラップフィルムロールに交換する場合
には、先ず保持棒の他端近傍に形成した孔に差込んだロ
ール固定ピンを抜いてラップフィルムロールを保持棒か
ら外し、次に新しいラップフィルムロールまたは所望の
幅寸法のラップフィルムロールを保持棒に挿入した後
に、更に位置決め板を挿入して交換作業を行っている。
【0004】このような交換作業においては、ラップフ
ィルムロールを保持棒の軸方向に抜いたり、保持棒の軸
方向から挿入しなければならず、支持されたラップフィ
ルムロールの左右何れかにラップフィルムロールの長さ
以上のスペースを必要とするという問題点を有してい
た。
【0005】本考案は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ラップフィルムロールの交換作業を簡便にする
と共に、交換作業に必要なスペースを縮小することが出
来るラップフィルムロール支持具を提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
考案は、ラップフィルムロールを着脱自在で回転可能に
支持するラップフィルムロール支持具において、前記ラ
ップフィルムロールの両端に一端部を差込むロール固定
具と、このロール固定具の他端部を挟持する開閉自在な
ロールクランパを備え、前記ロール固定具の一端部は抵
抗機構を有し、前記ロールクランパは前記ロール固定具
の他端部を受ける凹状の円周面を形成した受部と、この
受部とほぼ同一形状で他端部をクランプする凹状の円周
面を形成したクランプ部から成り、受部又はクランプ部
の一方に主に滑り止めのための固定用ゴムが取付けら
れ、他方に滑り止めと共に、ロール固定具に所定の挟持
力を与えるための固定用ゴムが取付けられているもので
ある。
【0007】
【作用】両端にロール固定具が差込まれたラップフィル
ムロールがその軸と垂直方向に移動することによって、
ロールクランパに装着されたり、取外されたりする。
ップフィルムロール支持具に装着されたラップフィルム
ロールは、ロール固定具の一端部に形成した抵抗機構
と、ロール固定具の他端部を滑らさずに固定してロール
固定具に所定の挟持力を与える固定用ゴムにより、所望
な状態で支持されるそして、ロール固定具の一端部に
形成した抵抗機構により、ラップフィルムロールからラ
ップフィルムを引出す際に、ラップフィルムロールに過
度な引出方向の回転が発生してラップフィルムが不必要
に引出されたり、引出されたラップフィルムにしわが生
じたりしない
【0008】
【実施例】以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は本考案に係るラップフィルムロール支
持具の正面図、図2は同じく要部斜視図である。
【0009】ラップフィルムロール支持具1は、図1及
び図2に示すようにラップフィルムロール2の両端に差
込む一対のロール固定具3と、このロール固定具3を弾
性部材である固定用ゴム4,5を介して挟持する開閉自
在な一対のロールクランパ6を備え、ロールクランパ6
を対向するように左右の支持部材7に固着して構成され
ている。
【0010】ロール固定具3は、ラップフィルムロール
2の芯に差込む差込部3aと、ラップフィルムロール2
の端部に当接する円盤状のストッパ部3bと、ロールク
ランパ6に固定用ゴム4,5を介して挟持される挟持部
3cから成り、一体的に形成されている。
【0011】また、差込部3aには、ラップフィルムロ
ール2の芯と接触する部分に適度な抵抗を与える弾性部
材等から成る抵抗機構8が形成されている。
【0012】この抵抗機構8は、ラップフィルムロール
2からラップフィルムを引出す際に、ラップフィルムロ
ール2に過度な引出方向の回転が発生してラップフィル
ムが不必要に引出されたり、引出されたラップフィルム
にしわが生じたりないようにするためである。
【0013】ロールクランパ6は、挟持部3cを受ける
凹状の円周面10aを形成した受部10と、受部10と
ほぼ同一形状で挟持部3cをクランプする凹状の円周面
11aを形成したクランプ部11から成り、受部10と
クランプ部11をヒンジ12で連結してクランプ部11
が開閉自在になるように構成されている。
【0014】また、受部10には主に滑り止めのための
固定用ゴム4取付けられ、クランプ部11には滑り止め
と共に、ロール固定具3に所定の挟持力を与えるための
固定用ゴム5が取付けられている。
【0015】また、クランプ部11には受部10とクラ
ンプ部11を一体に保持してロール固定具3を挟持する
ためのロック用鍵13が取付けられ、受部10にはロッ
ク用鍵13が係合する鍵溝14が形成されている。
【0016】以上のように構成されたラップフィルムロ
ール支持具1の動作について説明する。作業者が、ラッ
プフィルムロール2をラップフィルムロール支持具1に
セットするには、先ず左右のロールクランパ6のクラン
プ部11を図2に示すように開く。
【0017】次に、ラップフィルムロール2の両端にロ
ール固定具3の差込部3aをストッパ部3bがラップフ
ィルムロール2の両端面に当接するまで差込む。そし
て、ラップフィルムロール2の両端に差込まれたロール
固定具3の挟持部3cを垂直方向から受部10の円周面
10aに載置する。
【0018】更に、クランプ部11を閉じて、ロック用
鍵13を鍵溝14に係合させて図1に示すような状態に
ロールクランパ6をする。すると、固定用ゴム4,5に
よってロール固定具3が固定されてラップフィルムロー
ル2がラップフィルムロール支持具1に支持される。
【0019】また、ラップフィルムロール2をラップフ
ィルムロール支持具1から取外す場合には、セットする
場合の逆操作をすればよい。
【0020】ラップフィルムをフードやルーフ等に貼付
する場合には、先ず作業者がラップフィルムロール2か
らラップフィルムの先端を掴み、ラップフィルムロール
2を回転させながらラップフィルムを所望の寸法まで引
出す。この時、差込部3aの抵抗機構8によりラップフ
ィルムが不必要に引出されることはない。
【0021】次に、所望の寸法まで引出したラップフィ
ルムを切断し、そのラップフィルムをフードやルーフ等
に貼付する。
【0022】図3は、ラップフィルムロール支持具1に
併設した除電装置20の斜視図である。除電装置20
は、ラップフィルム2aをラップフィルムロール2から
引出して、ボディに貼付する際に、ラップフィルム2a
の引出しにより静電気が発生し、作業者が帯電して導体
に近づく時に、スパークが発生することに対する作業者
の負担を取除くためのものである。
【0023】除電装置20は、ラップフィルムロール2
の近傍でロール2と平行に配設された除電バー21と、
除電バー21を支持する支持部材22に這わせたアース
線23を備え、除電バー21と接続されたアース線23
を床にアース処理して構成されている。
【0024】除電バー21は、導電性のバー21aに導
電性の線状部材21bを垂直に並設したものである。な
お、24はスリットを形成したラップフィルムのカット
台である。
【0025】ラップフィルムロール支持具1に支持され
たラップフィルムロール2から引出されたラップフィル
ム2aが、ラップフィルムロール2と平行に配設された
除電バー21とカット台24に挟まれた空間を通る時
に、除電バー21の線状部材21bに接触する。
【0026】すると、ラップフィルム2aが引出される
際に発生した静電気が、線状部材21b、バー21a、
アース線23を介して床にアースされる。従って、作業
者に対する帯電防止が可能になり、スパークの発生が抑
えられて貼付作業を妨げることがない。
【0027】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、ラ
ップフィルムロールの交換作業が簡易になると共に、ラ
ップフィルムロールの着脱をラップフィルムロール支持
具の真上または正面から行うことが可能となり、ラップ
フィルムロールの交換作業に必要なスペースを縮小する
ことが出来る。また、ラップフィルムロール支持具に装
着されたラップフィルムロールは、ロール固定具の一端
部に形成した抵抗機構と、ロール固定具の他端部を滑ら
さずに固定してロール固定具に所定の挟持力を与える固
定用ゴムにより、所望な状態で支持されるそして、ロ
ール固定具の一端部に形成した抵抗機構により、ラップ
フィルムロールからラップフィルムを引出す際に、ラッ
プフィルムロールに過度な引出方向の回転が発生してラ
ップフィルムが不必要に引出されたり、引出されたラッ
プフィルムにしわが生じたりしない
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るラップフィルムロール支持具の正
面図
【図2】本考案に係るラップフィルムロール支持具の要
部斜視図
【図3】ラップフィルムロール支持具に併設した除電装
置の斜視図
【符号の説明】
1…ラップフィルムロール支持具、2…ラップフィルム
ロール、3…ロール固定具、3a…差込部(一端部)、
3c…挟持部(他端部)、4,5…固定用ゴム(弾性部
材)、6…ロールクランパ、7…支持部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 香川 功 三重県鈴鹿市平田町1907番地 本田技研 工業株式会社 鈴鹿製作所内 (56)参考文献 特開 平1−80515(JP,A) 実開 昭51−132376(JP,U) 実開 平2−97236(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 25/52 B62D 65/00 B65B 17/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラップフィルムロールを着脱自在で回転
    可能に支持するラップフィルムロール支持具において、
    前記ラップフィルムロールの両端に一端部を差込むロー
    ル固定具と、このロール固定具の他端部を挟持する開閉
    自在なロールクランパを備え、前記ロール固定具の一端
    部は抵抗機構を有し、前記ロールクランパは前記ロール
    固定具の他端部を受ける凹状の円周面を形成した受部
    と、この受部とほぼ同一形状で他端部をクランプする凹
    状の円周面を形成したクランプ部から成り、受部又はク
    ランプ部の一方に主に滑り止めのための固定用ゴムが取
    付けられ、他方に滑り止めと共に、ロール固定具に所定
    の挟持力を与えるための固定用ゴムが取付けられている
    ことを特徴とするラップフィルムロール支持具。
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JP4658731B2 (ja) * 2005-08-03 2011-03-23 村角株式会社 ロール状製品用プロテクター
JP5174122B2 (ja) * 2010-10-28 2013-04-03 村角株式会社 ロール状製品用プロテクター

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