JP2600834Y2 - アンテナ取付構造 - Google Patents
アンテナ取付構造Info
- Publication number
- JP2600834Y2 JP2600834Y2 JP1993062369U JP6236993U JP2600834Y2 JP 2600834 Y2 JP2600834 Y2 JP 2600834Y2 JP 1993062369 U JP1993062369 U JP 1993062369U JP 6236993 U JP6236993 U JP 6236993U JP 2600834 Y2 JP2600834 Y2 JP 2600834Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- mounting
- pole
- bracket
- supporting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Support Of Aerials (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は受信装置に係わり、より
詳細にはアンテナ取付構造に関する。
詳細にはアンテナ取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】衛星放送受信アンテナ等の取付は図３に
示すようにベランダ格子７にポール支持金具１０と背面
取付金具５をボルト１１及びナット８により固定し、ア
ンテナ１を支持したポール３を前記ポール支持金具１０
に取り付けて固定している。ポール支持金具の製作にあ
たっては鋼板を溶接加工により製作するか、または鋳型
により鋳造加工を行っている。このため当該品の製作に
あたっては製作工数が多く部品単価低減に対する阻害要
因となっていた。また当該品のボルト取付孔は通常横方
向の長孔が設けられるが、ベランダ格子の形状及びその
ピッチは多種多様にわたり、横長孔の調整範囲のみでは
取付可能なベランダ種類には制約を生じていた。
示すようにベランダ格子７にポール支持金具１０と背面
取付金具５をボルト１１及びナット８により固定し、ア
ンテナ１を支持したポール３を前記ポール支持金具１０
に取り付けて固定している。ポール支持金具の製作にあ
たっては鋼板を溶接加工により製作するか、または鋳型
により鋳造加工を行っている。このため当該品の製作に
あたっては製作工数が多く部品単価低減に対する阻害要
因となっていた。また当該品のボルト取付孔は通常横方
向の長孔が設けられるが、ベランダ格子の形状及びその
ピッチは多種多様にわたり、横長孔の調整範囲のみでは
取付可能なベランダ種類には制約を生じていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記の点に鑑
みなされたもので、アンテナ取付用のポール支持金具の
製作に要する工数を低減し、部品のコストダウンを図る
とともに、取付られるベランダ等の種類に制約されない
アンテナ取付金具を提供するものである。
みなされたもので、アンテナ取付用のポール支持金具の
製作に要する工数を低減し、部品のコストダウンを図る
とともに、取付られるベランダ等の種類に制約されない
アンテナ取付金具を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は上述の課題を解
決するため、片面中央にアンテナポールを支持する支持
部を立設し、同支持部の両側に縦方向の溝を形成したア
ンテナポール支持金具と、同アンテナポール支持金具に
対向するようにベランダ格子等を介して配置され、横方
向の長穴を設けた背面取付金具と、コの字状に形成され
両端部にネジを形成した取付ボルトと同取付ボルトに螺
着するナットとからなり、前記取付ボルトの中央部を前
記アンテナポール支持金具の溝に嵌合するとともに両端
部ネジを前記背面取付金具の長穴に挿通し、同先端ネジ
部に前記ナットを螺着することにより構成されることを
特徴とする。
決するため、片面中央にアンテナポールを支持する支持
部を立設し、同支持部の両側に縦方向の溝を形成したア
ンテナポール支持金具と、同アンテナポール支持金具に
対向するようにベランダ格子等を介して配置され、横方
向の長穴を設けた背面取付金具と、コの字状に形成され
両端部にネジを形成した取付ボルトと同取付ボルトに螺
着するナットとからなり、前記取付ボルトの中央部を前
記アンテナポール支持金具の溝に嵌合するとともに両端
部ネジを前記背面取付金具の長穴に挿通し、同先端ネジ
部に前記ナットを螺着することにより構成されることを
特徴とする。
【０００５】
【作用】以上のように構成したので、本考案におけるア
ンテナの取付金具においては、同取付金具の製作に要す
る工数が低減することにより、当該部品のコストダウン
が図れるとともに、ベランダ等の種類による取付けの制
約条件の少ないアンテナ取付金具を提供することができ
る。
ンテナの取付金具においては、同取付金具の製作に要す
る工数が低減することにより、当該部品のコストダウン
が図れるとともに、ベランダ等の種類による取付けの制
約条件の少ないアンテナ取付金具を提供することができ
る。
【０００６】
【実施例】以下、図面に基いて本考案による実施例を詳
細に説明する。図１は本考案によるベランダへのアンテ
ナ取付を示す分解斜視図であり、図２はその断面図であ
る。符号は従来例と同じものは同一符号で説明する。円
形状のアンテナ１はアンテナ取付金具２に取付られ、同
アンテナ取付金具２は円筒状のポール３に支持されてい
る。同ポール３がポール支持金具４に取付られたのち、
同ポール支持金具４は背面取付金具５とでベランダ格子
７を挟持するように固定されアンテナ１を支持するよう
になっている。前記ポール支持金具４は平板の片面両側
に歯車状の凹凸４ａを形成し、同凹凸面の中央部には前
記ポール挿通孔４ｂが形成され、ネジ挿通孔４ｅを設け
た円筒部４ｃを支持する梁４ｄが平行に立設されてお
り、アンテナを支持した前記ポール４は前記ポール挿通
孔４ｂに挿通したのち回動自在に軸支される。背面取付
金具５は方形状の板金に横方向の長孔５ａを上下両側に
設けている。前記ポール支持金具４と同背面取付金具５
を接続する取付ボルト６は連結部６ａを介してコの字形
状に曲げ加工され、その両端部にはネジが形成されてお
り、同取付ボルト６の径は前記ポール支持金具４に形成
されている凹凸部に嵌入できる径に設定されている。
細に説明する。図１は本考案によるベランダへのアンテ
ナ取付を示す分解斜視図であり、図２はその断面図であ
る。符号は従来例と同じものは同一符号で説明する。円
形状のアンテナ１はアンテナ取付金具２に取付られ、同
アンテナ取付金具２は円筒状のポール３に支持されてい
る。同ポール３がポール支持金具４に取付られたのち、
同ポール支持金具４は背面取付金具５とでベランダ格子
７を挟持するように固定されアンテナ１を支持するよう
になっている。前記ポール支持金具４は平板の片面両側
に歯車状の凹凸４ａを形成し、同凹凸面の中央部には前
記ポール挿通孔４ｂが形成され、ネジ挿通孔４ｅを設け
た円筒部４ｃを支持する梁４ｄが平行に立設されてお
り、アンテナを支持した前記ポール４は前記ポール挿通
孔４ｂに挿通したのち回動自在に軸支される。背面取付
金具５は方形状の板金に横方向の長孔５ａを上下両側に
設けている。前記ポール支持金具４と同背面取付金具５
を接続する取付ボルト６は連結部６ａを介してコの字形
状に曲げ加工され、その両端部にはネジが形成されてお
り、同取付ボルト６の径は前記ポール支持金具４に形成
されている凹凸部に嵌入できる径に設定されている。
【０００７】前記ポール支持金具４は押し出し加工にに
より前記凹凸部４ａ等が形成された成形品であり、２次
加工としては切断加工と円筒部４ｃのネジ挿通孔加工の
みが行われている。
より前記凹凸部４ａ等が形成された成形品であり、２次
加工としては切断加工と円筒部４ｃのネジ挿通孔加工の
みが行われている。
【０００８】以上の構成により、次にアンテナのベラン
ダへの取付手順を説明する。先ず前記ポール支持金具４
と前記背面金具５とによりベランダ格子７を挟みつける
状態に配置し、前記取付ボルト６の連結部６ａをポール
支持金具４に形成されている凹凸部に挿入するとともに
ネジ先端部を前記背面取付金具５の長孔５ａに挿通させ
ナット８を螺着して図２に示すように両金具をベランダ
に固定する。前記取付ボルト６は格子７に接触しない任
意の前記凹凸部４ａを選定して取付られる。この後アン
テナ１を支持したポール３をポール支持金具４に設けら
れている孔４ｂに挿通させアンテナの方位角を調整した
のちポール固定ボルト９により同ポール３を固定し、更
にアンテナの仰角を調節固定してアンテナ取付作業は完
了する。
ダへの取付手順を説明する。先ず前記ポール支持金具４
と前記背面金具５とによりベランダ格子７を挟みつける
状態に配置し、前記取付ボルト６の連結部６ａをポール
支持金具４に形成されている凹凸部に挿入するとともに
ネジ先端部を前記背面取付金具５の長孔５ａに挿通させ
ナット８を螺着して図２に示すように両金具をベランダ
に固定する。前記取付ボルト６は格子７に接触しない任
意の前記凹凸部４ａを選定して取付られる。この後アン
テナ１を支持したポール３をポール支持金具４に設けら
れている孔４ｂに挿通させアンテナの方位角を調整した
のちポール固定ボルト９により同ポール３を固定し、更
にアンテナの仰角を調節固定してアンテナ取付作業は完
了する。
【０００９】
【考案の効果】以上に説明したように、本考案によるア
ンテナ取付構造のポール支持金具においては、押し出し
加工により一体に成形し、２次加工が簡便に行えること
により当該品の製作に要する工数が低減し、当該品のコ
ストダウンが計れるとともに、当該品に形成された凹凸
部により取付ボルトの取付位置の調整範囲がひろがり、
ベランダ格子の多様な格子ピッチにも対応できるアンテ
ナ取付構造を提供できる。
ンテナ取付構造のポール支持金具においては、押し出し
加工により一体に成形し、２次加工が簡便に行えること
により当該品の製作に要する工数が低減し、当該品のコ
ストダウンが計れるとともに、当該品に形成された凹凸
部により取付ボルトの取付位置の調整範囲がひろがり、
ベランダ格子の多様な格子ピッチにも対応できるアンテ
ナ取付構造を提供できる。
【図１】本考案によるアンテナ取付構造の一実施例を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図２】本考案によるアンテナ取付構造の一実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図３】従来例によるアンテナ取付構造の一実施例を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
１ アンテナ ２ アンテナ取付金具 ３ ポール ４ ポール支持金具 ４ａ 凹凸部 ４ｂ ポール挿通孔 ４ｃ 円筒部 ４ｄ 梁 ４ｅ ネジ挿通孔 ５ 背面取付金具 ６ 取付ボルト ７ ベランダ格子 ８ ナット ９ ポール固定ボルト
Claims (1)
- 【請求項１】 片面中央にアンテナポールを支持する支
持部を立設し、同支持部の両側に縦方向の複数の溝を形
成したアンテナポール支持金具と、同アンテナポール支
持金具に対向するようにベランダ格子等を介して配置さ
れ、横方向の長穴を設けた背面取付金具と、コの字状に
形成され両端部にネジを形成した取付ボルトと、同取付
ボルトに螺着するナットとからなり、前記取付ボルトの
中央部を前記アンテナポール支持金具の溝に嵌合すると
ともに両端部を前記背面取付金具の長穴に挿通し、前記
ネジに前記ナットを螺着することにより固定してなるこ
とを特徴とするアンテナ取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993062369U JP2600834Y2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | アンテナ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993062369U JP2600834Y2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | アンテナ取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0733008U JPH0733008U (ja) | 1995-06-16 |
| JP2600834Y2 true JP2600834Y2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=13198142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993062369U Expired - Lifetime JP2600834Y2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | アンテナ取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2600834Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP1993062369U patent/JP2600834Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0733008U (ja) | 1995-06-16 |
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