JP2600719Y2 - 中子脱着装置 - Google Patents

中子脱着装置

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JP2600719Y2 JP1992061287U JP6128792U JP2600719Y2 JP 2600719 Y2 JP2600719 Y2 JP 2600719Y2 JP 1992061287 U JP1992061287 U JP 1992061287U JP 6128792 U JP6128792 U JP 6128792U JP 2600719 Y2 JP2600719 Y2 JP 2600719Y2
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三次 稲佐
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、暗渠等の筒状コンクリ
ート製品を製造する製造機において、中子を、成形され
たコンクリート製品から容易に離脱することができる中
子脱着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、特開平2-134209 号
公報において、外枠体内に中子を内蔵して両者間にコン
クリート製品成形空間を形成し、かつ、中子を縮径し
て、同成形空間内に成形されたコンクリート製品から中
子を離脱する中子拡縮機構を具備する中子脱着装置であ
って、中子拡縮機構を、外枠体及び中子とは別体に構成
し、かつ外部から中子内に挿入・係合可能に構成した中
子脱着装置を開示した。
【0003】かかる中子脱着装置は、中子拡縮機構を外
枠体及び中子とは別体に構成し、かつ外部から中子内に
挿入可能に構成したので、各中子毎に複雑な構造を有す
る中子拡縮機構を設けなくてよく、構造を極めて簡単に
することができ、中子の製作費用を著しく低減すること
ができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、かかる中子脱
着装置は、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。
【0005】即ち、中子拡縮機構を形成する左右対称の
一対の板状の拡縮係合片は、中子の左右側板に設けた一
対の中子側係合片と係合することによって底板を拡縮す
るものであるが、水平方向に移動することしかできなか
った。
【0006】従って、中子側係合片も同様に水平方向に
しか移動できず、中子の左右側板及び天板を十分に変形
することができず、中子をコンクリート製品から十分に
剥離することができず、脱型作業に時間を要していた。
【0007】本考案は、上記した課題を解決することが
できる中子脱着装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案では、筒
状の外枠体内に、変形する底板部と、同底板部の両端に
立設した左右側板部と、同左右側板部の上端同士に架設
した天板部とからなる筒状の中子を内蔵し、外枠体と中
子間にコンクリート製品成形空間を形成し、かつ、底板
部を変形して中子を縮径し、同成形空間内に成形された
コンクリート製品から中子を離脱する中子拡縮機構を具
備する中子脱着装置において、中子拡縮機構は、外枠体
及び中子とは別体に構成し、かつ、外部から中子内に挿
入・離脱可能に構成すると共に、a)中子内を、幅方向に
一定の間隔を開けて平行に伸延する一対の長尺の回転軸
と、b)各回転軸より下方へ向けて垂設した一対の揺動部
材と、c)各揺動部材の下端部に、それぞれ左右対称に取
付けて、中子の左右側板部より突設した拡縮爪係合部材
と係合・離脱可能な拡縮爪と、両回転軸を相互に反対方
向に回転させて、各揺動部材を略垂直下方へ向いた位置
から内側方へ回動変位した位置まで回動させると共に、
各揺動部材に取付けた拡縮爪を拡縮爪係合部材に係合さ
せて、中子の左右側板部と底板部とを天板部の左右側縁
部を中心に内方へ縮径可能とした回転装置とから構成し
たことを特徴とする中子脱着装置を提供せんとするもの
である。
【0009】
【実施例】以下、添付図に示す実施例に基づいて本考案
を具体的に説明する。
【0010】図1〜図3に本考案に係る中子脱着装置A
の全体構成を示している。
【0011】中子脱着装置Aは、図示するように、実質
的に、中子付型枠10から中子11を脱着するための中子拡
縮機構Bと、同中子拡縮機構Bを中子11内に挿入・離脱
するべく、上面に中子拡縮機構Bを搭載する中子拡縮機
構移動機構Cとから構成されている。
【0012】まず、図5〜図9を参照して、中子付型枠
10の構成について説明する。
【0013】図示するごとく、中子付型枠10は、外枠体
12とその内部に配設した中子11とからなる。
【0014】そして、外枠体12は、図1及び図6〜図9
に示すように、長尺矩形板からなる底板13と、同底板13
の両側から直交する方向に連設した左右側板14,15 と、
底板13と左右側板14,15 とから形成された上端開口の枠
体の両端に連結される一対の鏡板16,17 とから構成され
ている。
【0015】一方、中子11は、外枠体12の内部に同心円
的に挿入された長尺円筒状の筒体として示されている。
【0016】外枠体12と中子11との間には、コンクリー
ト製品成形空間Sが形成され、同成形空間S内に成形・
養生後の製品が形成されることになる。
【0017】また、底板13の裏面には、図1及び図6〜
図8に示すように、中子付型枠10の軸線方向と直交する
方向に、間隔を開けて、一対の鋼製角材からなる滑走体
18,19が固設されている。
【0018】そして、同滑走体18,19 を、図1に示すよ
うに、基台20の上面に設けた転動輪21,22,23のV字形周
溝に嵌入することによって、中子付型枠10を移動自在に
支持することができる。
【0019】また、図6〜図9に示すように、左右側板
14, 15は、その基端を底板13の対応する側縁に枢軸25,
26によって枢支しており、幅方向に揺動することがで
き、コンクリート製品成形空間Sからのコンクリート製
品の取出しを容易にしている。
【0020】次に、図5を参照して中子11の構成につい
てさらに詳細に説明すると、中子11は中空矩形断面形状
を有する筒状態からなり、底板部11a と、同底板部11a
の両端から上方に伸延した左右側板部11b,11c と、左右
側板部11b,11c の上端部同士を連結すする中央部を山形
状とした天板部11d とから形成されている。
【0021】底板部11a は、その中央部に開口を有して
おり、同開口には可撓性を有する中子拡縮用ゴム板27が
架設されている。
【0022】なお、中子拡縮用ゴム板27は、その両端に
一体的に連結した鋼板等からなる連結部材27a,27b を介
して底板部11a の両側部にボルト等によって固着され
る。
【0023】そして、かかる中子拡縮用ゴム板27は、後
述する中子拡縮機構Bを用いて中子11を拡縮することが
できる。
【0024】また、中子11は、その内部周面の上部及び
左右側部に、それぞれ、補強用リブ28,29,30を、その全
長にわたって取付けている。
【0025】また、左右側部に設けた補強用リブ29,30
は、その下面に、図5及び図8に示すように、中央垂直
線Lを基準として左右対称に、一対の拡縮爪係合部材3
1,32を取付けている。
【0026】各拡縮爪係合部材31,32 は、その内側に立
ち上がり部31a,32a を形成しており、同立ち上がり部31
a,32a と補強用リブ29,30 との間の空間に、後述する中
子拡縮機構Bを構成する拡縮爪33,34 が挿入・係合する
ことになる。
【0027】また、中子11は、その中子拡縮用ゴム板27
上に鉄板からなるゴム押さえ板37を、その全長にわたっ
て載置しており、同ゴム押さえ板37は、水平部37a と垂
直部37b とからなる逆T字形状を有している。
【0028】かかるゴム押さえ板37は、成形時に中子11
の底面を形成する中子拡縮用ゴム板27に剛性を与えるた
めに用いるものである。
【0029】なお、水平部37a は中子11の全長にわたっ
て伸延する一定幅を有する下部板98と、同下部板98の上
面に長手方向に一定間隔を開けて取付けたリブ部とから
構成されている。
【0030】さらに、図5に示すように、中子11は、そ
の両端の両側部に、それぞれ、ゴム押さえ板37の水平部
37a のリブの両側部を支持するための支持金具38,39 を
取付けている。
【0031】そして、かかる支持金具38,39 は、上記し
たゴム押さえ板37と、以下に説明するゴム押さえ板保持
具Dと協働して、成形作業時に、図5に示す成形位置
に、中子11を確実に保持することができる。
【0032】即ち、ゴム押さえ保持具Dは、本実施例に
おいては、図6及び図8に示すように、外枠体12の両鏡
板16,17 にそれぞれ取付けられており、枢軸40と、基端
を枢軸40に回転自在に取付け、先端にゴム押さえ板37の
両端をクランプするクランプボルト41を具備する揺動レ
バー42とから構成されている。
【0033】次に、第1図及び第6図を参照して、本考
案の要旨をなす中子脱着装置Aの構成について説明す
る。
【0034】まず、中子拡縮機構Bを搭載する中子拡縮
機構移動機構Cの構成について、図1及び図2を参照し
て説明する。
【0035】図1及び図2に示すように、中子拡縮機構
移動機構Cは中子付型枠10の一側に配設されている。
【0036】そして、同中子拡縮機構移動機構Cは、実
質的に、モータ等の駆動装置50によって中子付型枠10に
向けて基台20上を進退する移動台車51と、同移動台車51
上を配設し、モータ等の駆動装置52によって上下方向に
昇降可能な長尺の水平支持杆53とから構成されている。
【0037】なお、図中、54は移動台車51上に立設し、
水平支持杆53の昇降動作を案内する昇降案内ロッドであ
る。
【0038】次に、中子拡縮機構Bの構成について説明
すると、図1及び図2に示すように、移動台車51の移動
に連動して中子付型枠10内に進入する水平支持杆53は、
その左右下側部に沿って、軸受54,54 を介して、幅方向
に一定の間隔を開けて平行に伸延する一対の長尺の回転
軸55,55 を、回転自在に取付けている。
【0039】また、回転軸55,55 には、図4に示すよう
に、それぞれ、左右対称状態に、連結キー56,56 によっ
て、大径基部57a,57a と小径揺動部57b,57b とからなる
ひょうたん状の揺動部材57,57 が固着連結されており、
同揺動部材57,57 の小径揺動部57b,57b には、鉤状の拡
縮爪33,34 の基端部が固着連結されている。
【0040】さらに、移動台車51によって片持梁状に支
持されている水平支持杆53の基端には、上記した一対の
回転軸55,55 を、同時だが反対方向に一定角度回転可能
な回転装置60が配設されている。
【0041】図1〜図4に示すように、かかる回転装置
60は、矩形断面形状の水平支持杆53の上面に門型フレー
ム61を介して取付けたリニアアクチュエータ62と、同リ
ニアアクチュエータ62の下端から進出する進退ロッド63
に連結し、水平支持杆53を挟んだ状態で昇降するサドル
部材64と、水平支持杆53の両側に左右対称に配設し、同
サドル部材64の昇降動作を回転軸55,55 の回転運動に変
換する第1リンク65,65 及び第2リンク66,66 とから構
成されている。
【0042】かかる構成によって、回転装置60のリニア
アクチュエータ62を作動してその進退ロッド63を図4に
示すように進出すると、サドル部材64が下降し、第1,
第2リンク65,66 を屈曲して回転軸55,56 を相互に反対
する方向に一定角度回転することができる。
【0043】この回転によって、揺動部材57,57 及び拡
縮爪33,34 も一体的に一定角度揺動することになり、拡
縮爪33,34 を拡縮爪係合部材31,32 の立ち上がり部31a,
32aに係合することができ、この係合によって、後述す
るように、中子11を縮径変形することができる。
【0044】なお、図示の実施例におけるその他の構成
について説明すると、70は基台20の先端に設けた中子た
わみ防止装置であり、基台20に取付けた昇降シリンダ71
と、同シリンダ71の進退ロッドの先端に取付けたローラ
支持板72と、同ローラ支持板72に回転自在に取付けた一
対の中子支持ローラ73,73 とから形成されている。
【0045】そして、かかる中子たわみ防止装置70は、
中子11を外枠12内に進退させる際に、中子11の下面を転
動自在に支持することによって、片持状態の中子11がた
わむのを確実に防止することができる。
【0046】また、図6〜図9において、80は枢軸25,2
6 を移動して前後の鏡板16,17 を左右側板14,15 から離
脱するために用いる掛止筒であり、同掛止筒80内に、図
示しない鏡板分解組立用掛止片が着脱自在に嵌入される
ことになり、同掛止片はシリンダ等で長手方向に移動さ
れる。
【0047】さらに、81は型締杆であり、同型締杆81は
その両端に緊締ナット82,83 を取付けており、同緊締ナ
ット82,83 を緊締・弛緩することによって、型枠Aの最
終組立を行うことができる。
【0048】また、かかる型締杆81は、左右側板14,15
の外面に枢支した枢軸84の軸線を回動中心として幅方向
に揺動して解除することができる。
【0049】さらに、85は鏡板17と一体的に移動し、同
移動によって左右側板14,15 に外方向力を付与して、鏡
板16,17 の分解動作に連動して左右側板14,15 も分解す
るための連動レバーである。
【0050】ついで、上記構成を有する中子脱着装置A
による脱型作業について簡単に説明する。
【0051】即ち、図5の実線で示す状態で中子11を外
枠体12内に取付けた状態で、コンクリート製品成形空間
S内に材料を充填するとともに、一定期間養生する。
【0052】材料が充分に養生がなされた後、まず、移
動台車51を駆動して、中子拡縮機構Bを、図1及び図2
に示す状態で、中子11内に挿入し、回転装置60を駆動し
て回転軸55,55 を同時に反対方向に回転して拡縮爪33,3
4 を拡縮爪係合部材31,32 に係合させる。
【0053】ついで、さらに、回転装置60を駆動して回
転軸55,55 をさらに回転して、拡縮爪33,34 を接近さ
せ、この接近によって、中子11の内壁に固着した拡縮爪
係合部材31,32 も接近し、これによって、中子拡縮用ゴ
ム板27を上方にやまなりに変形て、中子11を図5の実線
で示す形状から同図の仮想線で示す形状に縮小変形し、
外枠体12と中子11の間のコンクリート製品成形空間S内
に成形したコンクリート製品から中子11を脱型すること
ができる。
【0054】ところで、本実施例では、拡縮爪33,34
は、基端を回転軸55,55 に揺動自在に支持された揺動部
材57,57 の先端に取付けられているので、拡縮爪33,34
は回転軌跡を描くことになり、従って、拡縮爪33,34
は、拡縮爪係合部材31,32 及びこれらの部材31,32 を取
付けた中子11に対して、水平方向成分の力のみならず、
垂直方向の力も加えることができる、即ち、いわば、だ
き抱えるようにして中子11に変形力を加えることができ
るので、中子11の底板部11a と、左右側板部11b,11c と
を、図5に示すように、十分に変形することができるの
で、コンクリート製品からの中子11の脱型を容易かつ確
実に行うことができる。
【0055】その後、再度、移動台車51を駆動して、中
子11を中子拡縮機構Bと一体的に外枠体12から外部に取
り出す。
【0056】最後に外枠体12の左右側板14,15 及び鏡板
16, 17を外側に傾倒し、真空搬送装置 (図示せず) 等を
用いてコンクリート製品を貯蔵ヤード等へ搬送する。
【0057】
【考案の効果】本考案では、中子拡縮機構は、外枠体及
び中子とは別体に構成し、かつ、外部から中子内に挿入
・離脱可能に構成すると共に、 a) 中子内を、幅方向に一定の間隔を開けて平行に伸延
する一対の長尺の回転軸と、 b) 各回転軸より下方へ向けて垂設した一対の揺動部材
と、 c) 各揺動部材の下端部に、それぞれ左右対称に取付け
て、中子の左右側板部より突設した拡縮爪係合部材と係
合・離脱可能な拡縮爪と、 d) 両回転軸を相互に反対方向に回転させて、各揺動部
材を略垂直下方へ向いた位置から内側方へ回動変位した
位置まで回動させると共に、各揺動部材に取付けた拡縮
爪を拡縮爪係合部材に係合させて、中子の左右側板部と
底板部とを天板部の左右側縁部を中心に内方へ縮径可能
とした回転装置とから構成している。
【0058】このようにして、各揺動部材を、略垂直下
方へ向いた位置から内側方へ回動変位した位置まで回動
させた際には、各揺動部材の下端部の水平方向の変位量
を大きく確保することができると共に、それに伴って垂
直上方向への変位量も確保することができる。従って、
各揺動部材を内方向へ回動させた際には、各揺動部材の
下端部に取付けた拡縮爪が、左右側板部を、中子の天板
部の左右側縁部を中心に拡縮爪係合部材を介して水平内
方向さらには垂直上方向へも移動させると共に、中子の
底板部を内方へ変形させることができる。すなわち、中
子の左右側板部と底板部とを、いわば、だき抱えるよう
にして変形力を加えることにより、左右側板部と底板部
とを十分に変形(縮径)させることができるので、コン
クリート製品から中子を容易かつ確実に脱型することが
できる。ここで、各揺動部材の回動変位量は、左右側板
部の内方向への回動移動量と略同一量となるために、中
子の脱型に必要な左右側板部の内方向及び上方向への回
動移動量を設定すれば、その設定量と略同一量の回動変
位量の設計が簡単かつ確実に行なえる。その結果、外枠
体及び中子とは別体に構成した中子拡縮機構を、コンパ
クト化することができて、同中子拡縮機構を中子内にス
ムーズに挿入・離脱させることができる。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る中子脱着装置の全体構成を示す側
面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】中子拡縮機構の側面図である。
【図4】中子拡縮機構の正面図である。
【図5】拡大状態及び縮小状態における中子の内部構造
を示す断面説明図である。
【図6】中子付型枠の側面図である。
【図7】同型枠の平面図である。
【図8】同型枠の前面図である。
【図9】同型枠の図6のI-I 線による断面図である。
【符号の説明】
A 中子脱着装置 B 中子拡縮機構 S コンクリート製品成形空間 10 中子付型枠 11 中子 12 外枠体 31 拡縮爪係合部材 32 拡縮爪係合部材 33 拡縮爪 34 拡縮爪 55 回転軸 57 揺動部材 60 回転装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の外枠体(12)内に、変形する底板部
    (11a) と、底板部(11a) の両端に立設した左右側板部
    (11b)(11c)と、左右側板部(11b)(11c)の上端同士に架
    設した天板部(11d) とからなる筒状の中子(11)を内蔵
    し、外枠体(12)と中子(11)間にコンクリート製品成形空
    間(S) を形成し、かつ、底板部(11a) を変形して中子(1
    1)を縮径し、同成形空間(S) 内に成形されたコンクリー
    ト製品から中子(11)を離脱する中子拡縮機構(B) を具備
    する中子脱着装置において、 中子拡縮機構(B) は、外枠体(12)及び中子(11)とは別体
    に構成し、かつ、外部から中子(11)内に挿入・離脱可能
    に構成すると共に、 a) 中子(11)内を、幅方向に一定の間隔を開けて平行に
    伸延する一対の長尺の回転軸(55)(55)と、 b) 各回転軸(55)(55)より下方へ向けて垂設した一対の
    揺動部材(57)(57)と、 c) 各揺動部材(57)(57)の下端部に、それぞれ左右対称
    に取付けて、中子(11)の左右側板部(11b)(11c)より突設
    した拡縮爪係合部材(31)(32)と係合・離脱可能な拡縮爪
    (33)(34)と、 d) 両回転軸(55)(55)を相互に反対方向に回転させて、
    各揺動部材(57)(57)を略垂直下方へ向いた位置から内側
    方へ回動変位した位置まで回動させると共に、各揺動部
    材(57)(57)に取付けた拡縮爪(33)(34)を拡縮爪係合部材
    (31)(32)に係合させて、中子(11)の左右側板部(11b)(11
    c)と底板部(11a) とを天板部(11d) の左右側縁部を中心
    に内方へ縮径可能とした回転装置(60)とから構成したこ
    とを特徴とする中子脱着装置。
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