JP2600611Y2 - ヒータコントロールパネルの照明装置 - Google Patents
ヒータコントロールパネルの照明装置Info
- Publication number
- JP2600611Y2 JP2600611Y2 JP1993005689U JP568993U JP2600611Y2 JP 2600611 Y2 JP2600611 Y2 JP 2600611Y2 JP 1993005689 U JP1993005689 U JP 1993005689U JP 568993 U JP568993 U JP 568993U JP 2600611 Y2 JP2600611 Y2 JP 2600611Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control lever
- color
- control panel
- lighting device
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、乗用車等の車両にお
けるヒータコントロールパネルの照明装置の構造に関す
る。
けるヒータコントロールパネルの照明装置の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種車両では図7に示されるよ
うに、ヒータコントロールパネル1に温度表示部2が設
けられていると共に、温度コントロール用のノブ3が該
ヒータコントロールパネル1から突出して設けられてい
る。図8は、そのヒータコントロールパネル1の照明装
置の構造例を示しており、図において、4は光源電球、
5はこの光源電球4に被着したカラーキャップ、6はプ
リズムである。光源電球4の発光により、プリズム6を
介して温度表示部2の照明が行われるが、その照明色は
カラーキャップ5の色により決定される。なお図中、7
は上記ノブ3に連結したコントロールレバーである。
うに、ヒータコントロールパネル1に温度表示部2が設
けられていると共に、温度コントロール用のノブ3が該
ヒータコントロールパネル1から突出して設けられてい
る。図8は、そのヒータコントロールパネル1の照明装
置の構造例を示しており、図において、4は光源電球、
5はこの光源電球4に被着したカラーキャップ、6はプ
リズムである。光源電球4の発光により、プリズム6を
介して温度表示部2の照明が行われるが、その照明色は
カラーキャップ5の色により決定される。なお図中、7
は上記ノブ3に連結したコントロールレバーである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のヒータコン
トロールパネル1の照明装置において、その照明色を変
更したい場合があるが、この照明色はカラーキャップ5
の色により一義的に決定される。またカラーキャップ5
を別色のものと交換するにしても、簡単に行えるもので
はない。
トロールパネル1の照明装置において、その照明色を変
更したい場合があるが、この照明色はカラーキャップ5
の色により一義的に決定される。またカラーキャップ5
を別色のものと交換するにしても、簡単に行えるもので
はない。
【0004】この考案は上記の点に鑑み、所望の照明色
に簡単に切り替え可能なヒータコントロールパネルの照
明装置を提供することを目的とする。
に簡単に切り替え可能なヒータコントロールパネルの照
明装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案のヒータコント
ロールパネルの照明装置は、温度コントロールレバーの
操作により制御される温度を表示する温度表示部と、こ
の温度表示部を照明する光源と、その光源光を上記温度
表示部に導光する手段とを備えているが、複数のカラー
フィルタを装着したフィルタガイドを移動可能に設け、
該フィルタガイドにはその移動方向に長いガイド枠が設
けられ、上記温度コントロールレバーにはピンが植設さ
れていて、該ピンを上記ガイド枠に嵌合させてフィルタ
ガイドと上記温度コントロールレバーとを連動させるこ
とにより、該温度コントロールレバーの操作によって、
照明色を切り換え得るようにしたものである。
ロールパネルの照明装置は、温度コントロールレバーの
操作により制御される温度を表示する温度表示部と、こ
の温度表示部を照明する光源と、その光源光を上記温度
表示部に導光する手段とを備えているが、複数のカラー
フィルタを装着したフィルタガイドを移動可能に設け、
該フィルタガイドにはその移動方向に長いガイド枠が設
けられ、上記温度コントロールレバーにはピンが植設さ
れていて、該ピンを上記ガイド枠に嵌合させてフィルタ
ガイドと上記温度コントロールレバーとを連動させるこ
とにより、該温度コントロールレバーの操作によって、
照明色を切り換え得るようにしたものである。
【0006】
【作用】この考案によれば、温度コントロールレバーの
操作によって温度を制御することができるが、この温度
コントロールレバーの位置に対応して、フィルタガイド
が移動し、即ち複数のカラーフィルタのいずれかを光源
に対応配置することができる。そして光源に対応配置さ
れたカラーフィルタを介して、所望の照明色を得ること
ができる。
操作によって温度を制御することができるが、この温度
コントロールレバーの位置に対応して、フィルタガイド
が移動し、即ち複数のカラーフィルタのいずれかを光源
に対応配置することができる。そして光源に対応配置さ
れたカラーフィルタを介して、所望の照明色を得ること
ができる。
【0007】
【実施例】以下、図1乃至図5に基づき、従来例と同一
部材には同一符号を用いて、本考案のヒータコントロー
ルパネルの照明装置の一実施例を説明する。図1及び図
2は、本案照明装置の全体構成を示している。図におい
て、1はヒータコントロールパネル、2は温度表示部、
3はノブ、4は光源電球、6はプリズム、7はコントロ
ールレバーである。このコントロールレバー7はその支
軸7aのまわりに回動可能に支持されている。
部材には同一符号を用いて、本考案のヒータコントロー
ルパネルの照明装置の一実施例を説明する。図1及び図
2は、本案照明装置の全体構成を示している。図におい
て、1はヒータコントロールパネル、2は温度表示部、
3はノブ、4は光源電球、6はプリズム、7はコントロ
ールレバーである。このコントロールレバー7はその支
軸7aのまわりに回動可能に支持されている。
【0008】8はフィルタガイドであり、コントロール
レバー7の回動方向(図1において左右方向)に沿っ
て、移動可能に支持されている。9は上記コントロール
レバー7に植設されたピンであり、コントロールレバー
7と伴に移動するが、その移動軌跡9aが図1に示され
ている。ピン9は、図3に示されるように、上記フィル
タガイド8のガイド枠8aに挿入するようになってい
て、このガイド枠8aの端部8a1 ,8a2 に当接す
る。
レバー7の回動方向(図1において左右方向)に沿っ
て、移動可能に支持されている。9は上記コントロール
レバー7に植設されたピンであり、コントロールレバー
7と伴に移動するが、その移動軌跡9aが図1に示され
ている。ピン9は、図3に示されるように、上記フィル
タガイド8のガイド枠8aに挿入するようになってい
て、このガイド枠8aの端部8a1 ,8a2 に当接す
る。
【0009】10は上記フィルタガイド8に装着された
複数のカラーフィルタであり、本実施例では、赤色
(R)のカラーフィルタ10a,緑色(G)のカラーフ
ィルタ10b及び青色(B)のカラーフィルタ10cに
より構成されている。上記コントロールレバー7は、寒
暖温度制御を行うべく、図1に示したようにCOLD
max からHOTmax の範囲で回動するが、このコントロ
ールレバー7にピン9を介してフィルタガイド8が連動
することにより、コントロールレバー7の位置に対応し
て上記各カラーフィルタ10a,10b及び10cが設
定されるようになっている。
複数のカラーフィルタであり、本実施例では、赤色
(R)のカラーフィルタ10a,緑色(G)のカラーフ
ィルタ10b及び青色(B)のカラーフィルタ10cに
より構成されている。上記コントロールレバー7は、寒
暖温度制御を行うべく、図1に示したようにCOLD
max からHOTmax の範囲で回動するが、このコントロ
ールレバー7にピン9を介してフィルタガイド8が連動
することにより、コントロールレバー7の位置に対応し
て上記各カラーフィルタ10a,10b及び10cが設
定されるようになっている。
【0010】次に、本考案のヒータコントロールパネル
の照明装置の作用を説明する。図4(A)において、コ
ントロールレバー7は位置W1 (COLDmax )にあ
り、ピン9がガイド枠8aの端部8a1 に当接している
場合、光源電球4に対してカラーフィルタ10cが設定
される。この場合、青色の照明色が得られる。そして、
コントロールレバー7をHOT側へ回動し、ピン9が端
部8a2 に当接するまで(位置W3 )、この青色状態が
維持される。
の照明装置の作用を説明する。図4(A)において、コ
ントロールレバー7は位置W1 (COLDmax )にあ
り、ピン9がガイド枠8aの端部8a1 に当接している
場合、光源電球4に対してカラーフィルタ10cが設定
される。この場合、青色の照明色が得られる。そして、
コントロールレバー7をHOT側へ回動し、ピン9が端
部8a2 に当接するまで(位置W3 )、この青色状態が
維持される。
【0011】コントロールレバー7を、上記位置W3 か
ら更にHOT側へ回動すると、ピン9がフィルタガイド
8を押動し、カラーフィルタ10bが設定される。そし
て図4(B)に示したように、位置W3.5 で照明色は緑
色に切り替えられる。
ら更にHOT側へ回動すると、ピン9がフィルタガイド
8を押動し、カラーフィルタ10bが設定される。そし
て図4(B)に示したように、位置W3.5 で照明色は緑
色に切り替えられる。
【0012】さらにコントロールレバー7をHOT側へ
回動すると、上記と同様にカラーフィルタ10cが設定
されて、照明色は赤色に切り替えられる(図4
(C))。上記のようにコントロールレバー7を回動す
ることにより、照明色を切り替えることができるが、コ
ントロールレバー7のそれぞれの位置から、上記とは逆
にCOLD側へ回動する場合、ピン9がガイド枠8aの
端部8a1 に当接するまで、切り替えられている照明色
が保持される。
回動すると、上記と同様にカラーフィルタ10cが設定
されて、照明色は赤色に切り替えられる(図4
(C))。上記のようにコントロールレバー7を回動す
ることにより、照明色を切り替えることができるが、コ
ントロールレバー7のそれぞれの位置から、上記とは逆
にCOLD側へ回動する場合、ピン9がガイド枠8aの
端部8a1 に当接するまで、切り替えられている照明色
が保持される。
【0013】図5はコントロールレバー7の位置と照明
色の関係を示している。コントロールレバー7を一定の
回動範囲で操作している限り、そのときの照明色を保持
することができる。この図5において、温度表示部2の
位置関係が併記されているが、実使用に際して通常、コ
ントロールレバー7の使用範囲は、夏ではCOLD側
(Ws)に設定され、また冬ではHOT側(Ww)に設
定される。従って、実使用に対応させて、例えば冬季に
は暖色系の赤色の照明色を、また夏季には寒色系の青色
の照明色を、そしてそれらの間の春秋季には緑色の照明
色をそれぞれ得るようにすることができる。
色の関係を示している。コントロールレバー7を一定の
回動範囲で操作している限り、そのときの照明色を保持
することができる。この図5において、温度表示部2の
位置関係が併記されているが、実使用に際して通常、コ
ントロールレバー7の使用範囲は、夏ではCOLD側
(Ws)に設定され、また冬ではHOT側(Ww)に設
定される。従って、実使用に対応させて、例えば冬季に
は暖色系の赤色の照明色を、また夏季には寒色系の青色
の照明色を、そしてそれらの間の春秋季には緑色の照明
色をそれぞれ得るようにすることができる。
【0014】上記実施例において、コントロールレバー
7によって温度制御を行う例について説明したが、図6
に示したように、ダイヤル式の場合にも適用可能であ
る。この場合、温度コントロールダイヤル11の周囲に
沿って、温度表示部12が配置されるが、複数のカラー
フィルタを温度表示部12に対応するように円周方向に
設けることにより、上記実施例を同様な作用効果を得る
ことができる。
7によって温度制御を行う例について説明したが、図6
に示したように、ダイヤル式の場合にも適用可能であ
る。この場合、温度コントロールダイヤル11の周囲に
沿って、温度表示部12が配置されるが、複数のカラー
フィルタを温度表示部12に対応するように円周方向に
設けることにより、上記実施例を同様な作用効果を得る
ことができる。
【0015】
【考案の効果】上述のようにこの考案によれば、この種
の照明装置において、所望の照明色に簡単に切り替える
ことができ、例えば季節感に合わせて好みの照明効果を
演出することが可能になる。しかも、多数の光源電球又
は切替スイッチ等を設けることなく、簡素な構成により
照明色を切り替えることができ、コスト的にも極めて有
利である等の利点を有している。
の照明装置において、所望の照明色に簡単に切り替える
ことができ、例えば季節感に合わせて好みの照明効果を
演出することが可能になる。しかも、多数の光源電球又
は切替スイッチ等を設けることなく、簡素な構成により
照明色を切り替えることができ、コスト的にも極めて有
利である等の利点を有している。
【図1】この考案のヒータコントロールパネルの照明装
置の一実施例による平断面図である。
置の一実施例による平断面図である。
【図2】上記照明装置の縦断面図である。
【図3】上記照明装置におけるフィルタガイドの斜視図
である。
である。
【図4】本考案のヒータコントロールパネルの照明装置
の作用を説明する平断面図である。
の作用を説明する平断面図である。
【図5】本考案のヒータコントロールパネルの照明装置
におけるコントロールレバーの位置と照明色の関係を示
す図である。
におけるコントロールレバーの位置と照明色の関係を示
す図である。
【図6】本考案のヒータコントロールパネルの照明装置
の変形例を示す温度コントロールダイヤルの正面図であ
る。
の変形例を示す温度コントロールダイヤルの正面図であ
る。
【図7】従来のヒータコントロールパネルまわりの正面
図である。
図である。
【図8】図7のA−A線に沿う断面図である。
1 ヒータコントロールパネル 2 温度表示部 3 ノブ 4 光源電球 6 プリズム 7 コントロールレバー 8 フィルタガイド 8a ガイド枠 9 ピン 10 カラーフィルタ 11 温度コントロールダイヤル
Claims (1)
- 【請求項1】 温度コントロールレバーの操作により制
御される温度を表示する温度表示部と、この温度表示部
を照明する光源と、その光源光を上記温度表示部に導光
する手段とを備えたヒータコントロールパネルの照明装
置において、複数のカラーフィルタを装着したフィルタ
ガイドを移動可能に設け、該フィルタガイドにはその移
動方向に長いガイド枠が設けられ、上記温度コントロー
ルレバーにはピンが植設されていて、該ピンを上記ガイ
ド枠に嵌合させてフィルタガイドと上記温度コントロー
ルレバーとを連動させることにより、該温度コントロー
ルレバーの操作によって、照明色を切り換え得るように
したことを特徴とするヒータコントロールパネルの照明
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993005689U JP2600611Y2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | ヒータコントロールパネルの照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993005689U JP2600611Y2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | ヒータコントロールパネルの照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0688007U JPH0688007U (ja) | 1994-12-22 |
JP2600611Y2 true JP2600611Y2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=11618075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993005689U Expired - Lifetime JP2600611Y2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | ヒータコントロールパネルの照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600611Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100942936B1 (ko) * | 2003-06-05 | 2010-02-22 | 한라공조주식회사 | 자동차용 공기 조화 장치의 콘트롤 유니트 |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP1993005689U patent/JP2600611Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100942936B1 (ko) * | 2003-06-05 | 2010-02-22 | 한라공조주식회사 | 자동차용 공기 조화 장치의 콘트롤 유니트 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0688007U (ja) | 1994-12-22 |
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