JPH0766468B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH0766468B2
JPH0766468B2 JP1297602A JP29760289A JPH0766468B2 JP H0766468 B2 JPH0766468 B2 JP H0766468B2 JP 1297602 A JP1297602 A JP 1297602A JP 29760289 A JP29760289 A JP 29760289A JP H0766468 B2 JPH0766468 B2 JP H0766468B2
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、販売機本体内に収容された商品の冷却または
加温状態を販売ボタンを通じて購買者に認識させるよう
にした自動販売機に関するものである。
(従来の技術) 従来、販売機本体内に収容された商品の冷却または加温
状態を購買者に認識させる手段として表示板が使用され
ている。
第3図は従来のこの種の自動販売機を示すもので、31は
販売機本体(図示省略)の前面に開閉自在に配置された
外扉、32は外扉31の背板、33は外扉31の内側上部に形成
された商品展示室、34は背板32に固定された商品サンプ
ル、35は商品展示室33に対応する外扉31前面に配置され
た透視板、36は透視板35の上部に設けられた透光性の表
示シート、37は透視板35の下部に着脱自在に設けられた
表示板、38は商品サンプル4の上方に配置され、主に商
品サンプル4及び表示シート36の照明を行なう蛍光灯で
ある。
表示板37には「COLD」「HOT」等の印刷が施されてお
り、販売者は商品の冷却または加温状態に合わせ、背板
32を開放して表示板37を他のものと交換したり、また表
裏面に印刷が施されている場合には該表示板37を反転さ
せて使用している。
ところで、先に述べた自動販売機では表示板37に特段の
照明が行なわれていないことから、昼間には問題を生じ
ないものの、夜間では表示板37が見にくくなることもあ
って冷却と加温と認識が充分に行なえず、往々にして購
買者において商品の誤選択を生じ易い。このことは、以
後の販売に大きく影響し、売上げの低下を招く原因にも
なる。
このような事情を反映してか最近では表示板37の後方に
光源を別に配置し、該光源によって表示板37を照明する
配慮もなされている(例えば、実開昭63−130877号公報
参照)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、表示板37を照明する場合でも、商品の選
択が販売ボタンでなされる以上、依然として商品の誤選
択は完全に解消されることはない。即ち、特に冷却と加
温と切換時期において前日まで冷却されていた商品が加
温になった場合、購買者は表示板の見ることなくいつも
通りに販売ボタンを押してしまうことがあるからであ
る。販売ボタンを単一色で発光させるものも知られてい
るが、これは単にボタン位置を購買者に認識させるため
だけのものであって、上記の問題を解消するには用をな
さない。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、販売ボタンを通じて商品の冷却または
加温状態を認識させるようにして商品の誤選択を防止し
た自動販売機を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、請求項(1)では、光を透過
可能な販売ボタンを販売機本体の前面に設け、該販売ボ
タンの後方に光源を配置すると共に、光源から販売ボタ
ンに向かって照射される光を、商品の冷却または加温状
態夫々に対応した有色光に変更可能な着光部を有する着
光体を回動自在に配置した自動販売機において、商品の
冷却または加温状態に対応する複数の表示面を有する表
示体を商品展示室に回動自在に配置すると共に、該表示
体を着光体と同期して回動させる連動手段を設けてい
る。
更に、請求項(2)では、請求項(1)記載の自動販売
機において、着光体を電気的に回動する回動手段と、販
売ボタンを通じて透過される有色光を人為的に選択可能
な着光選択手段と、着光選択手段の操作に基づいて回動
手段を作動させる回動制御手段とを設けている。
更にまた、請求項(3)では、請求項(1)記載の自動
販売機において、着光体を電気的に回動する回動手段
と、販売機本体内の各コラムに設けられた冷暖切換スイ
ッチの状態に応じて、販売ボタンを通じて透過される有
色光を選択する着光選択手段と、着光選択手段の選択信
号に基づいて回動手段を作動させる回動制御手段とを設
けている。
(作用) 請求項(1)記載の自動販売機によれば、光源から販売
ボタンに向かって照射される光は、着光体の着光部によ
って商品の冷却または加温状態夫々に対応した有色光に
変更され、選択ボタンを通じて販売機本体の前面側に透
過される。有色光の色は着光体を回動させることによっ
て選択される。
また、上記作用に加えて、着光体と同期して表示体が回
動し、商品の冷却または加温状態に対応する表示面が表
示される。
更に請求項(2)記載の自動販売機によれば、販売ボタ
ンを通じて透過される有色光の色は、着光選択手段によ
って人為的に選択される。この着光選択手段において選
択が行なわれると、回動制御手段によって回動手段が適
宜作動されて着光体が回動し所定の着光部が選ばれる。
光源から販売ボタンに向かって照射される光は、着光体
の着光部によって商品の冷却または加温状態夫々に対応
した有色光に変更され、選択ボタンを通じて販売機本体
の前面側に透過される。また、この着光体と同期して表
示体が回動し、商品の冷却または加温状態に対応する表
示面が表示される。
更にまた、請求項(3)記載の自動販売機によれば、販
売ボタンを通じて透過される有色光の色は、販売機本体
内の各コラムに設けられた冷暖切換スイッチの状態に応
じて、着光選択手段によって自動的に選択される。この
着光選択手段の選択信号に基づいて回動制御手段によっ
て回動手段が適宜作動されて着光体が回動し所定の着光
部が選ばれる。光源から販売ボタンに向かって照射され
る光は、着光体の着光部によって商品の冷却または加温
状態夫々に対応した有色光に変更され、選択ボタンを通
じて販売機本体の前面側に透過される。また、この着光
体と同期して表示体が回動し、商品の冷却または加温状
態に対応する表示面が表示される。
(実施例) まず、第1図及び第2図を参照して本発明の第1実施例
について説明する。第1図は商品展示室に断面図、第2
図は冷暖表示装置の斜視図である。
第1図において、1は販売機本体(図示省略)の前面に
開閉自在に配置された外扉、2は外扉1の背板、3は外
扉1の内側上部に形成された商品展示室である。
4は商品展示室3に対応して背板2に取付けられた化粧
板であり、該化粧板4にはサンプル用の支持板5が略水
平の固着され、その上面には複数の商品サンプル6が横
一列に配置されている。
7は商品展示室3に対応する外扉1の前面に配置された
透視板であり、該透視板7の上部には飲料名等を表示す
る透光性の表示シート7aが設けられている。
8は透視板7下方の外扉1の前面に、各商品サンプル6
に対応して横一列に配置された販売ボタンである。各販
売ボタン8は押しボタン及びボタン枠を透明材料から形
成されており、光を透過できるようになっている。
9は商品サンプル6の上方において化粧板4に固着され
た第1照明器、10は商品サンプル6の下方において支持
板5の下面に固着された第2照明器であり、各照明器9,
10は蛍光灯及びソケットからなる。
11は販売ボタン8と第2照明器10との間に配置された冷
暖表示装置である。この冷暖表示装置11は第2図にも示
すように、取付枠12と、表示体13と、着光体14と、操作
ダイヤル15とから主に構成されている。
取付枠12は略コ字形をなしており、その一側を化粧板4
に取付けられている。
表示体13は3角柱形をなしており、長手方向の端部を取
付枠12に水平に、且つ回動自在に軸支されている。この
表示体13は全商品サンプル6に対応する長さを有する横
長長方形の3つの表示面13aを備えており、各表示面13a
夫々に、商品の冷却または加温状態を示す「COLD」「HO
T」の文字が印刷または印刷フィルムの貼着する等して
設けられている。本実施例の表示体12の各表示面13aに
は、「COLD・HOT」と、「COLD・COLD」と、「HOT・HO
T」の3種類の表示を夫々施したものが使用されてい
る。また、この表示体13はその1つの表示面13aが透視
板7を通じて外部から認識できるように商品展示室3内
に配置されている。
着光体14は、表示体13の下側において棒状の回動軸14a
の端部を取付枠12に水平に、且つ回動自在に軸支されて
おり、該回動軸13aの周面に、全販売ボタン8に対応す
る長さを有する横長平板状の3枚の着光部13bを等間隔
(120゜間隔)で放射状に有している。各着光部13bは透
光性の有色材料から形成されており、1枚が「青・赤」
の等間隔の組合せで、他の2枚は「青」と「赤」のもの
が使用されている。この着光体14は着光部14bが販売ボ
タン8と第2照明器10を結ぶ線上に位置するように商品
展示室3内に配置されている。また、「青・赤」の着光
部14bと隣接する他の着光部14bとの間には、光の混合を
防止するために、3角形の仕切り板14cがその中央部に
設けられている。
前記表示体13の軸一端には1個のタイミングプーリ13b
が固着され、また前記着光体14の軸一端にはタイミング
プーリ13bと同一径の2個のタイミングプーリ14d,14eが
同軸上に固着されており、表示体13のタイミングプーリ
13bと着光体14の一方のタイミングプーリ14dにはタイミ
ングベルト15が巻き付けられている。この巻き付け状態
において表示体13と着光体14とは、「COLD・HOT」の表
示面12aと「青・赤」の着光部14bが、また「COLD・COL
D」の表示面と「青」の着光部14bが、更に「HOT・HOT」
の表示面13aと「青」の着光部14bが夫々対応している。
操作ダイヤル15は、背板2の裏面に取付けられたコ字形
の支持枠16にその軸を回動自在に軸支されている。この
操作ダイヤル15の軸には上記と同一径のタイミングプー
リ15aが固着されおり、このタイミングプーリ15aと着光
体14の他方のタイミングプーリ14eには、背板2及び化
粧板4の孔2a,4aを介してタイミングベルト17が巻き付
けられている。
ここで、本第1実施例の動作について説明する。
夏期から中間期、また中間期から冬期といったような季
節の変り目において販売機本体内に収容されている商品
の冷却及び加温状態を変更する場合には、各コラムに設
けられた冷暖切換スイッチの操作と合わせて操作ダイヤ
ル15を手操作にて回動する。この操作ダイヤル15と表示
体13及び着光体14とは各タイミングベルト15,17によっ
て回動連結されているので、表示体13及び着光体14は操
作ダイヤル15と同期して回動する。
操作ダイヤル15の回動によって表示体13の「COLD・HO
T」の表示面12aを表示する場合(第2図参照)には、
「青・赤」の着光部14bが販売ボタン8と第2照明器10
を結ぶ線上に位置し、第2照明器10から販売ボタン8に
向かって照射される光が、この着光部14bによって青色
と赤色の有色光に変更され、各有色光が対応する選択ボ
タン8を通じて販売機本体の前面側に透過される。つま
り、冷却商品に対応する販売ボタン8が青色に、また加
温商品に対応する販売8が赤色に発光することになる。
また、操作ダイヤル15の回動によって表示体13の「COLD
・COLD」の表示面12aを表示する場合には、「青」の着
光部14bが販売ボタン8と第2照明器10を結ぶ線上に位
置し、第2照明器10から販売ボタン8に向かって照射さ
れる光が、この着光部14bによって青色の有色光に変更
され、この有色光が選択ボタン8を通じて販売機本体の
前面側に透過される。つまり、全商品に対応する販売ボ
タン8が青色に発光することになる。
更に、操作ダイヤル15の回動によって表示体13の「HOT
・HOT」の表示面12aを表示する場合には、「赤」の着光
部14bが販売ボタン8と第2照明器10を結ぶ線上に位置
し、第2照明器10から販売ボタン8に向かって照射され
る光が、この着光部14bによって赤色の有色光に変更さ
れ、この有色光が選択ボタン8を通じて販売機本体の前
面側に透過される。つまり、全商品に対応する販売ボタ
ン8が赤色に発光することになる。
このように本第1実施例によれば、第2照明器10から販
売ボタン8に向かって照射される光を、着光体14の着光
部14bによって商品の冷却または加温状態夫々に対応し
た青色と赤色の有色光に変更し、冷却商品に対応する販
売ボタン8を青色に発光させ、且つ加温商品に対応する
販売ボタン8を赤色に発光させることができる。即ち、
販売ボタン8から発光される光の色によって商品の冷却
または加温状態を購買者に認識させることができるの
で、冷暖の表示板のみでは商品の冷却または加温状態を
認識しにくい場合や、販売ボタンを不用意に押してしま
う恐れのある冷却と加温の切換時期にあっても商品の誤
選択を確実に防止できる利点がある。
また、着光体14と同期して表示体13を回動させること
で、商品の冷却または加温状態に対応する表示面13aを
表示できるようにしたので、冷却と加温の切換時期にお
いて従来のように冷暖の表示板を他のものと交換する必
要がなく、表示変更に伴う手間を軽減することができ
る。
次に、第4図乃至第6図を参照して本発明の第2実施例
について説明する。第4図は商品展示室の断面図、第5
図は着光選択器の正面図、着光選択器の回路図である。
尚、前記第1実施例と構成を同じくする部分には同一符
号を用い、その説明を省略する。
本第2実施例が第1実施例と異なる点は、操作ダイヤル
15を排除し、その代りとしてタイミングプーリ15aの軸
にパルスモータ18を連結した点と、表示の選択及びパル
スモータ18の回動制御を行なう着光選択器19を背板2の
裏面に設けた点にある。
着光選択器19は第5図に示すように、本体表面に「COLD
・HOT」と「COLD・COLD」と「HOT・HOT」の3種類の選
択マーク19aと、各マーク19aに対応した計3個の選択ボ
タン19bを有している。
また、着光選択器19は制御回路19cを内蔵しており、該
制御回路19cには選択ボタン19bとパルスモータが接続さ
れている。この制御回路19cでは選択ボタン19bの操作に
基づいてパルスモータ18を適宜回動する。
ここで、本第2実施例の動作について説明する。
夏期から中間期、また中間期から冬期といったような季
節の変り目において販売機本体内に収容されている商品
の冷却及び加温状態を変更する場合には、各コラムに設
けられた冷暖切換スイッチの操作と合わせて着光選択器
19の3個の選択ボタン19bのうち所望の1つを押圧す
る。
「COLD・HOT」の選択マーク19aに対応した選択ボタン19
bが押圧されると、制御回路19cからの制御信号によって
によってパルスモータ18が所定角度回動し、これと同期
して表示体13及び着光体14が回動して表示体13の「COLD
・HOT」の表示面12aが表示されると共に、着光体14の
「青・赤」の着光部14bが販売ボタン8と第2照明器10
を結ぶ線上に位置する(第2図参照)。これにより、第
2照明器10から販売ボタン8に向かって照射される光
が、この着光部14bによって青色と赤色の有色光に変更
され、各有色光が対応する選択ボタン8を通じて販売機
本体の前面側に透過される。つまり、冷却商品に対応す
る販売ボタン8が青色に、また加温商品に対応する販売
8が赤色に発光することになる。
また、「COLD・COLD」の選択マーク19aに対応した選択
ボタン19bが押圧されると、制御回路19cからの制御信号
によってパルスモータ18が所定角度回動し、これと同期
して表示体13及び着光体14が回動して表示体13の「COLD
・COLD」の表示面12aが表示されると共に、着光体14の
「青」の着光部14bが販売ボタン8と第2照明器10を結
ぶ線上に位置する。これにより、第2照明器10から販売
ボタン8に向かって照射される光が、この着光部14bに
よって青色の有色光に変更され、この有色光が選択ボタ
ン8を通じて販売機本体の前面側に透過される。つま
り、全商品に対応する販売ボタン8が青色に発光するこ
とになる。
更に、「HOT・HOT」の選択マーク19aに対応した選択ボ
タン19bが押圧されると、制御回路19cからの制御信号に
よってパルスモータ18が所定角度回動し、これと同期し
て表示体13及び着光体14が回動して表示体13の「HOT・H
OT」の表示面12aが表示されると共に、着光体14の
「赤」の着光部14bが販売ボタン8と第2照明器10を結
ぶ線上に位置する。これにより、第2照明器10から販売
ボタン8に向かって照射される光が、この着光部14bに
よって赤色の有色光に変更され、この有色光が選択ボタ
ン8を通じて販売機本体の前面側に透過される。つま
り、全商品に対応する販売ボタン8が赤色に発光するこ
とになる。
このように本第2実施例によれば、販売ボタン8から発
光される光の色及び表示体13における冷暖表示を、着光
選択器19の選択ボタン19bによって選択できるようにし
たので、各表示の選択をワンタッチで、簡単に行なえる
利点がある。他の効果は前記第1実施例と同様である。
次に、第7図及び第8図を参照して本発明の第3実施例
について説明する。第7図は制御系の構成図、第8図は
表示制御のフローチャートである。尚、本第3実施例に
おける自動販売機の構成は第4図に示したものとほぼ同
様であるので、以下の説明はこの第4図を参照して行な
う。
本第3実施例が第2実施例と異なる点は、着光選択器19
を排除し、その代りとしてマイクロコンピュータ構成の
制御回路20を用いた点にある。
第7図に示すように制御回路20には、販売機本体内に設
置された2個のコラム夫々に設けられた冷暖切換スイッ
チ21a,21bと、運転スイッチ22が接続されている。ま
た、制御回路20には制御回路20からの制御信号に基づい
てパルスモータ18に駆動信号を送出する駆動回路23と、
冷暖切換スイッチ21a,21bの操作エラーを表示するエラ
ー表示器24が接続されている。図示を省略したが、この
エラー表示器24は冷暖切換スイッチ21a,21bの近傍に設
置されている。
ここで、第8図を参照して本第3実施例の動作について
説明する。
夏期から中間期、また中間期から冬期といったような季
節の変り目において販売機本体内に収容されている商品
の冷却及び加温状態を変更する場合に、販売者側で第1
コラムの冷暖切換スイッチ21a及び第2コラムの冷暖切
換スイッチ21bの切換えが夫々行なわれる。
各コラムにおける冷暖の切換えが行なわれた後、運転ス
イッチ22が投入されると、まず各切換スイッチ21a,21b
の状態が判別される。(ステップ1,2,3)。
第1コラムの冷暖切換スイッチ21aが「冷」で第2コラ
ムの冷暖切換スイッチ21bが「暖」の場合には、ステッ
プ4に移行し、制御回路20からの制御信号に基づき駆動
回路23を通じてパルスモータ18が所定角度回動し、これ
と同期して表示体13及び着光体14が回動して表示体13の
「COLD・HOT」の表示面12aが表示されると共に、着光体
14の「青・赤」の着光部14bが販売ボタン8と第2照明
器10を結ぶ線上に位置する(第2図参照)。これによ
り、第2照明器10から販売ボタン8に向かって照射され
る光が、この着光部14bによって「青・赤」の有色光に
変更され、各有色光が対応する選択ボタン8を通じて販
売機本体の前面側に透過される。
つまり、冷却商品に対応する販売ボタン8が青色に、ま
た加温商品に対応する販売8が赤色に発光することにな
る。
また、第1コラムの冷暖切換スイッチ21aが「冷」で第
2コラムの冷暖切換スイッチ21bも「冷」の場合には、
ステップ5に移行し、制御回路20からの制御信号に基づ
き駆動回路23を通じてパルスモータ18が所定角度回動
し、これと同期して表示体13及び着光体14が回動して表
示体13の「COLD・COLD」の表示面12aが表示されると共
に、着光体14の「青」の着光部14bが販売ボタン8と第
2照明器10を結ぶ線上に位置する。これにより、第2照
明器10から販売ボタン8に向かって照射される光が、こ
の着光部14bによって青色の有色光に変更され、この有
色光が選択ボタン8を通じて販売機本体の前面側に透過
される。つまり、全商品に対応する販売ボタン8が青色
に発光することになる。
更に、第1コラムの冷暖切換スイッチ21aが「暖」で第
2コラムの冷暖切換スイッチ21bも「暖」の場合には、
ステップ6に移行し、制御回路20からの制御信号に基づ
き駆動回路23を通じてパルスモータ18が所定角度回動
し、これと同期して表示体13及び着光体14が回動して表
示体13の「HOT・HOT」の表示面12aが表示されると共
に、着光体14の「赤」の着光部14bが販売ボタン8と第
2照明器10を結ぶ線上に位置する。これにより、第2照
明器10から販売ボタン8に向かって照射される光が、こ
の着光部14bによって赤色の有色光に変更され、この有
色光が選択ボタン8を通じて販売機本体の前面側に透過
される。つまり、全商品に対応する販売ボタン8が赤色
に発光することになる。
更にまた、第1コラムの冷暖切換スイッチ21aが「暖」
で第2コラムの冷暖切換スイッチ21bが「冷」の場合に
は、この組合わせに対応する表示体13の表示面13a及び
着光体14の着光部14bがないので、スッテップ7に移行
し、エラー表示器24に「この組合わせでは表示すること
ができません。冷暖切換スイッチ切換えをもう一度行な
って下さい。」等の表示を行ない、切換スイッチ21a,21
bの再操作を促す。
このように本第3実施例によれば、販売ボタン8から発
光される光の色及び表示体13における冷暖表示を、各コ
ラムに設けられた冷暖切換スイッチ21a,21bの状態に応
じて自動的に選択できるようにしたので、表示選択のた
めに特段の操作を必要とせず、また表示変更のミスや忘
却を確実に防止できる利点がある。他の効果は前記第1
実施例と同様である。
尚、前記第1,第2,第3実施例では何れも着光体と同期し
て表示体を回動させるようにしたものを示したが、表示
体として第3図に示したような表示板を採用し、着光体
のみを回動させるよにしてもよい。また、表示体として
3角柱形のものを示したが、該表示体を複数の冷暖表示
を有する無端ベルトから構成し、冷暖表示の一つを外部
から認識できるようにすれば、3種類以上の冷暖表示を
行なうこともできる。更に、着光体の着光部は青色と赤
色以外の色であってもよく、、要は商品の冷却と加温状
態を識別できれば何色であってもよい。更にまた、表示
体と着光体を同期して回動させるためのタイミングベル
ト及びタイミングプーリは、歯車機構,リンク機構等の
他の連動手段で代用してもよい。更にまた、第2,第3実
施例に示した表示体及び着光体を回動するパルスモータ
は、モータ以外の他の回動手段で代用してもよい。
(発明の効果) 以上詳述したように、請求項(1)記載の自動販売機に
よれば、光源から販売ボタンに向かって照射される光
を、着光体の着光部によって商品の冷却または加温状態
夫々に対応した有色光に変更し、冷却商品と加温商品夫
々に対応する販売ボタンを異なる色に発光させ、販売ボ
タンから発光される光の色によって商品の冷却または加
温状態を購買者に認識させることができるので、冷暖の
表示板のみでは商品の冷却または加温状態を認識しにく
い場合や、販売ボタンを不用意に押してしまう恐れのあ
る冷却と加温の切換時期にあっても商品の誤選択を確実
に防止できる利点がある。
また、着光体と同期して表示体を回動させることで、商
品の冷却または加温状態に対応する表示面を表示できる
ようにしたので、冷却と加温の切換時期において従来の
ように冷暖の表示板を他のものと交換する必要がなく、
表示変更に伴う手間を軽減することができる。
更に、請求項(2)記載の自動販売機によれば、販売ボ
タンをから発光される光の色及び表示体における冷暖表
示着光選択手段によって選択できるようにしたので、各
表示の選択をワンタッチで、簡単に行なえる利点があ
る。
更にまた、請求項(3)記載の自動販売機によれば、販
売ボタンから発光される光の色及び表示体における冷暖
表示を、各コラムに設けられた冷暖切換スイッチの状態
に応じて自動的に選択できるようにしたので、表示選択
のために特段の操作を必要とせず、また表示変更のミス
や忘却を確実に防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1実施例を示すもので、
第1図は商品展示室に断面図、第2図は冷暖表示装置の
斜視図、第3図は従来例を示す商品展示室の断面図、第
4図乃至第6図は本発明の第2実施例を示すもので、第
4図は商品展示室の断面図、第5図は着光選択器の正面
図、第6図は着光選択器の回路図、第7図及び第8図は
本発明の第3実施例を示すもので、第7図は制御系の構
成図、第8図は表示制御のフローチャートである。 図中、1……外扉、3……商品展示室、6……商品サン
プル、8……販売ボタン、10……第2照明器、13……表
示体、13a……表示面、14……着光体、14b……着光部、
15,17……タイミングベルト、18……パルスモータ、19
……着光選択器、19b……選択ボタン、19c……着光選択
器の制御回路、20……制御回路、21a,21b……冷暖切換
スイッチ、23……駆動回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光を透過可能な販売ボタンを販売機本体の
    前面に設け、 該販売ボタンの後方に光源を配置すると共に、 光源から販売ボタンに向かって照射される光を、 商品の冷却または加温状態夫々に対応した有色光に変更
    可能な着光部を有する着光体を回動自在に配置した自動
    販売機において、 商品の冷却または加温状態に対応する複数の表示面を有
    する表示体を商品展示室に回動自在に配置すると共に、 該表示体を着光体と同期して回動させる連動手段を設け
    た ことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】着光体を電気的に回動する回動手段と、 販売ボタンを通じて透過される有色光を人為的に選択可
    能な着光選択手段と、 着光選択手段の操作に基づいて回動手段を作動させる回
    動制御手段とを設けた請求項(1)記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】着光体を電気的に回動する回動手段と、 販売機本体内の各コラムに設けられた冷暖切換スイッチ
    の状態に応じて、 販売ボタンを通じて透過される有色光を選択する着光選
    択手段と、 着光選択手段の選択信号に基づいて回動手段を作動させ
    る回動制御手段とを設けた、 請求項(1)記載の自動販売機。
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