JP3600854B2 - 自動販売機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲料を販売するための自動販売機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
上記自動販売機においては、販売飲料を模倣した見本を合成樹脂により形成し、この見本を展示台の挿着孔内に挿着して展示することが行われている。しかしながら、地域によっては、見本の製造が販売に間に合わないことがある。この場合、販売飲料を見本として展示する必要があるが、従来の自動販売機は、見本を展示する専用の展示台しか備えておらず、販売飲料の展示が困難だった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、販売飲料の見本を展示できる上、販売飲料を見本として簡単に展示できる自動販売機を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の自動販売機は、販売飲料が収納され前面が開口するキャビネットと、前記キャビネットの前面を開閉する扉と、前記扉の前面に回動可能に設けられ販売飲料の見本が挿着される挿着孔が形成された第1の展示部および販売飲料を見本として保持するフォルダーが取付けられた第2の展示部を有する展示台と、前記第2の展示部を下方から支えることに基いて前記第1の展示部を前方へ垂直に突出した使用状態に保持する透明板と、前記透明板の下方に設けられた蛍光灯とを備え、前記第2の展示部のフォルダは前記展示台を通して前記扉にねじを締込むことに基いて前面に露出した使用状態になり、前記第2の展示部には前記第1の展示部の使用状態で前記蛍光灯からの光を上方へ投射する光投射孔が形成されているところに特徴を有している。
【0004】
請求項2記載の自動販売機は、販売飲料が収納され前面が開口するキャビネットと、前記キャビネットの前面を開閉する扉と、前記扉の前面に回動可能に設けられ販売飲料の見本が挿着される挿着孔が形成された第1の展示部および販売飲料を見本として保持するフォルダーが取付けられた第2の展示部を有する展示台と、前記第2の展示部を下方から支えることに基いて前記第1の展示部を前方へ垂直に突出した使用状態に保持する透明板と、前記透明板の下方に設けられた蛍光灯とを備え、前記第2の展示部のフォルダは前記展示台を通して前記扉にねじを締込むことに基いて前面に露出した使用状態になり、前記第2の展示部は透明または半透明な合成樹脂により形成されているところに特徴を有している。
【0005】
請求項1および2記載の手段によれば、下記(1)および(2)に示すように、販売飲料の展示および見本の展示を現地設置時に選択できる。
(1)展示台の向きを切換え、第1の展示部を使用状態にする。そして、第1の展示部の挿着孔に見本を挿着する。
(2)展示台の向きを切換え、第2の展示部を使用状態にする。そして、第2の展示部のフォルダーに販売飲料をセットする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施例を図1ないし図4に基づいて説明する。まず、図3において、キャビネット1は、前面が開口する矩形箱状をなすものであり、キャビネット1内には、前後方向および左右方向に複数列にコラム2が設けられ、各コラム2内には、缶入の販売飲料(図示せず)が収納されている。
【0013】
キャビネット1には、展示缶扉3が左端部を中心に回動可能に装着されており、キャビネット1の前面は、展示缶扉3により気密状態に覆われる。また、キャビネット1には、メイン扉4が左端部を中心に回動可能に装着されている。このメイン扉4は、展示缶扉3を前方から覆うものであり、メイン扉4には、図4に示すように、透明な合成樹脂製の窓4aが装着されている。
【0014】
展示缶扉3の前面には、図2の(a)に示すように、左右方向へ延びる支え金具5が上下方向に複数段にねじ止めされている(1本のみ図示する)。これら各支え金具5は、支持部材に相当するものであり、各支え金具5の後面と展示缶扉3の前面との間には、図1の(a)に示すように、隙間5aが形成されている。また、各支え金具5には、図2に示すように、白色の蛍光灯6が着脱可能に装着されており、各蛍光灯6に電源が与えられると、蛍光灯6が発光する。
【0015】
展示缶扉3の前面には、各蛍光灯6の上方に位置してアンダーライト用展示台7および実缶用展示台8が重ねてねじ止めされている。後方に位置する各アンダーライト用展示台7は、第1の展示台に相当するものであり、本体板部7aおよび挿入板部7bを有するL字状をなし、各本体板部7aには、左右方向に並ぶ複数の挿着孔9が形成されている。
【0016】
各実缶用展示台8は、第2の展示台に相当するものであり、本体板部8aおよび支持板部8bを有するL字状をなし、各支持板部8bには切欠部8cが形成されている。そして、各支持板部8bには、アクリル樹脂製の透明板8dがファスナー(図示せず)で固定されており、各切欠部8cは、透明板8dにより覆われている。尚、符号11は、アンダーライト用展示台7および実缶用展示台8を展示缶扉3に着脱可能に装着するねじを示している。また、アンダーライト用展示台7および実缶用展示台8は、金属板により形成されている。
【0017】
各実缶用展示台8の本体板部8aには、金属製のフォルダー10が複数取付けられている。これら各フォルダー10には、図1の(a)に示すように、販売飲料に相当する実缶Aが嵌め込まれており、各実缶Aは、透明板8dの上面に載置され、透明板8dにより支持されている。そして、各アンダーライト用展示台7の挿入板部7bには、図2に示すように、複数の切欠部7cが形成されており、各蛍光灯6からの光は、複数の切欠部7cから透明板8dを通して上方へ投射され、実缶Aに照射される。
【0018】
メイン扉4には、図4に示すように、商品取出口12,硬貨投入口13,金額表示部14が設けられており、硬貨投入口13内に硬貨を投入すると、金額表示部14に硬貨の投入金額が表示される。また、メイン扉4の窓部4aには複数のセレクトボタン15が装着されており、硬貨投入口13内に所定金額の硬貨を投入した後、複数のセレクトボタン15を選択的に操作すると、セレクトボタン15の操作内容に応じた販売用飲料がコラム2から商品取出口12内に転がり落ちる。
【0019】
次に上記構成の作用について説明する。見本Bは、図1の(b)および(c)に示すように、販売飲料の外観を模倣した合成樹脂製の本体部Baと、挿着部Bbとからなるものであり、実缶Aに換えて見本Bを展示するにあたっては、複数のねじ11を取外し、図2の(a)に示すように、展示缶扉3からアンダーライト用展示台7および実缶用展示台8を取外す。そして、図2の(b)に示すように、アンダーライト用展示台7の向きを変え、アンダーライト用展示台7の挿入板部7bを展示缶扉3と支え金具5との隙間5a内に挿入する。すると、図1の(b)に示すように、アンダーライト用展示台7が支え金具5により下方から支えられ、展示缶扉3に装着される。
【0020】
展示缶扉3にアンダーライト用展示台7を装着したら、図1の(c)に示すように、アンダーライト用展示台7の挿着孔9内に見本Bの挿着部Bbを挿入して回動操作する。すると、挿着部Bbが挿着孔9の周縁部に下方から係合し、見本Bが挿着孔9内に抜止め状態で挿着される。この状態では、蛍光灯6からの光が挿着孔9を通して上方へ投射され、見本Bが照明される。
【0021】
上記実施例によれば、展示缶扉3にアンダーライト用展示台7および実缶用展示台8をねじ止め(取外し可能に装着)したので、下記▲1▼および▲2▼に示すように、実缶Aの展示および見本Bの展示を現地設置時に選択できる。
▲1▼実缶用展示台8のフォルダー10に実缶Aを嵌め込む。
▲2▼アンダーライト用展示台7および実缶用展示台8を展示缶扉3から取外し、アンダーライト用展示台7を支え金具5上にセットする。そして、アンダーライト用展示台7の挿着孔9内に見本Bを挿着する。
【0022】
しかも、アンダーライト用展示台7および実缶用展示台8を予め重ねておいたので、展示台7および8のいずれか一方を展示缶扉3に予め装着しておき、他方をオプションとして付属する場合とは異なり、付属品の置き場所に困ることがなくなる。
【0023】
また、実缶用展示台8の支持板部8bに透明板8dを取付けた。このため、蛍光灯6からの光が透明板8dを通して上方へ投射され、実缶Aが明るく照明されるので、実缶Aの展示状態が向上する。
【0024】
尚、上記第1実施例においては、実缶用展示台8の支持板部8bに切欠部8cを形成したが、これに限定されるものではなく、例えば支持板部8bに切欠部8cを形成しない構成としても良い。この構成の場合でも、蛍光灯6からの光が隙間を通して上方へ投射され、実缶Aが照明される。
【0025】
次に本発明の第2実施例を図5に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。各支え金具5と展示缶扉3との隙間5a内には、アンダーライト用展示台7の挿入板部7bが予め挿入されており、展示缶扉3には、アンダーライト用展示台7が上下方向に複数段に装着されている。
【0026】
各アンダーライト用展示台7の端部には、第2の展示台に相当する実缶用展示台16がねじ止めされている。これら各実缶用展示台16は、アンダーライト用取付台7より左右方向の長さ寸法が短く設定されたものであり、本体板部16aおよび支持板部16bからなるL字状をなしている。尚、符号17は、実缶用展示台16をアンダーライト用展示台7に着脱可能に装着するねじを示している。また、実缶用展示台16は、金属板により形成されている。
【0027】
各実缶用展示台16の本体板部16aには、金属製のフォルダー18が複数取付けられている。また、各実缶用展示台16の支持板部16bには、円形状をなす複数の光投射孔16cが形成されている。これら各光投射孔16cは、アンダーライト用展示台7の挿着孔9と略同一位置に形成されたものであり、各フォルダー18には、販売飲料に相当するボトルC(PETボトル,ガラスボトル)が保持されている。そして、各ボトルCは、光投射孔16cの周縁部により下方から支えられ、蛍光灯6から挿着孔9および光投射孔16cを通して上方へ投射される光により照明されている。
【0028】
上記実施例によれば、アンダーライト用展示台7に実缶用展示台16を装着すると共に、実缶用展示台16の長さ寸法をアンダーライト用展示台7より短く設定した。このため、下記▲1▼に示すように、見本BおよびボトルCを同時に展示できる。
▲1▼実缶用展示台16のフォルダー18にボトルCを嵌め込み、アンダーライト用展示台17の挿着孔9内に見本Bを挿着する。
しかも、実缶用展示台16をアンダーライト用展示台17に取外し可能に設けたので、下記▲2▼に示すように、見本Bのみを展示できる。
▲2▼複数のねじ17を取外し、アンダーライト用展示台7から実缶用展示台16を取外す。そして、アンダーライト用展示台7の挿着孔9内に見本Bを挿着する。
【0029】
尚、上記第2実施例においては、実缶用展示台16の支持板部16bに光投射孔16cを形成したが、これに限定されるものではなく、例えば第1実施例のように、支持板部16bに切欠部を形成し、この切欠部を透明板により覆うことに伴い、蛍光灯6からの光を透明板を通してボトルCに照射しても良い。
【0030】
また、上記第2実施例においては、実缶用展示台16にボトルC用のフォルダー18を取付けたが、これに限定されるものではなく、例えば実缶A用のフォルダー10を取付けたり、フォルダー10および18の双方を取付けても良い。 また、上記第1および第2実施例においては、アンダーライト用展示台7,実缶用展示台8および16を金属により形成したが、これに限定されるものではなく、例えば合成樹脂により形成しても良い。
【0031】
次に本発明の第3実施例を図6および図7に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。まず、図7において、各支え金具5の上板部には、左右方向へ延びるアクリル樹脂製の透明板19がファスナー19aにより固定されている。
【0032】
展示缶扉3には、各支え金具5の上方に位置して横長なコ字状をなす支持金具20がねじ止めされている。これら各支持金具20には金属製のシャフト20aが回動可能に装着されており、これら各シャフト20aには、展示台21が固定されている。尚、符号20bは、支持金具20を展示缶扉3に固定するねじを示している。
【0033】
各展示台21は、図6に示すように、第1の展示部に相当するアンダーライト用展示板部22と第2の展示部に相当する実缶用展示板部23とを連結板部24により連結した形態をなすものであり、アンダーライト用展示板部22と実缶用展示板部23との間には隙間25が形成されている。そして、各展示台21の実缶用展示板部23には複数のフォルダー10が取付けられており、各フォルダー10は、展示台21を通して展示缶扉3に複数本のねじ26(図7参照)を締込むことに伴い、前面に露出した使用状態に保持されている。
【0034】
各展示台21のフォルダー10には、図6の(a)に示すように、実缶Aが嵌込まれている。これら各実缶Aは、透明板19の上面に載置されており、蛍光灯6から透明板19を通して上方へ投射される光により照明されている。また、各展示台21のアンダーライト用展示板部22には、各フォルダー10の後方に位置して挿着孔9が形成され、各展示台21の実缶用展示部23には、各挿着孔9の前方に位置して光投射孔23aが形成されている。
【0035】
上記構成の場合、見本Bを展示するにあたっては、複数のねじ26を取外し、展示台21をシャフト20aを中心に図6の矢印イ方向へ回動させる。すると、図6の(b)に示すように、展示台21の実缶用展示板部23が透明板19により下方から支えられ、アンダーライト用展示板部22が前方へ垂直に突出した使用状態に保持される。次に、アンダーライト用展示板部22の挿着孔9に見本Bを挿着する。すると、蛍光灯6からの光が透明板19,実缶用展示板部23の光投射孔23a,アンダーライト用展示板部21の挿着孔9を通して上方へ投射され、見本Bが照明される。
【0036】
上記実施例によれば、展示台21にアンダーライト用展示板部22および実缶用展示板部23を設け、展示台21の向きを換えることに伴い、アンダーライト用展示板部22および実缶用展示板部23を選択的に有効化した。このため、下記▲1▼および▲2▼に示すように、実缶Aの展示および見本Bの展示を現地設置時に選択できる。
▲1▼展示台21を起こし、実缶用展示板部23を有効化する。そして、実缶用展示板部23のフォルダー10に実缶Aを嵌め込む。
▲2▼展示台21を倒し、アンダーライト用展示板部22を有効化する。そして、アンダーライト用展示板部22の挿着孔9内に見本Bを挿着する。
【0037】
ところで、上記第1および第2実施例の場合、見本Bを展示するにあたって、実缶用展示台8および16が不要になるので、実缶用展示台8および16を廃棄したり、保管する必要がある。これに対して本実施例では、展示台21にアンダーライト用展示板部22および実缶用展示板部23を設けた。このため、実缶Aを展示する際にアンダーライト用展示板部22が不要になったり、見本Bを展示する際に実缶用展示板部23が不要になったりすることがなくなるので、部品の廃棄,保管に困ることがなくなる。
【0038】
また、展示台21の回動操作に伴い、アンダーライト用展示板部22および実缶用展示板部23を選択的に有効化した。このため、展示台21の向きを簡単に換えることができるので、実缶Aと見本Bとの間で展示状態を切換えるにあたって、作業性が向上する。
【0039】
尚、上記第3実施例においては、実缶用展示板部23に実缶A用のフォルダー10を取付けたが、これに限定されるものではなく、例えばボトルC用のフォルダー18を取付けたり、フォルダー10および18の双方を取付けても良い。 また、上記第3実施例においては、展示台21の回動に伴い向きを換えたが、これに限定されるものではなく、例えば、展示缶扉3に2種類の差込部を設け、展示台21を両差込部に選択的に差込むことに伴い、展示台21の向きを換えても良い。
【0040】
また、上記第3実施例においては、蛍光灯6からの光を透明板19および実缶用展示板部23の光投射孔23aを通してアンダーライト用展示板部22の挿着孔9に供給したが、これに限定されるものではなく、例えば、実缶用展示板部23を透明あるいは半透明な合成樹脂により形成し、蛍光灯6からの光を透明板19および実缶用展示板部23を通してアンダーライト用展示板部22の挿着孔9に供給しても良い。
【0041】
また、上記第3実施例においては、アンダーライト用展示板部22と実缶用展示板部23と連結板部24とから展示台21を構成したが、これに限定されるものではなく、例えば、展示台を1枚の板材から構成し、板材に複数の挿着孔9を形成すると共に、板材の一面にフォルダー10(18)を取付けても良い。この構成の場合、板材の一面が実缶A用の第2の展示部、板材の他面が見本B用の第1の展示部として機能することになる。
【0042】
次に本発明の第4実施例を図8に基づいて説明する。尚、上記第3実施例と同一の部材につていは同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。各支持金具20のシャフト20aには、複数の展示台27が回動可能に装着されている。これら各展示台27は、第1の展示部に相当するアンダーライト用展示板部28と第2の展示部に相当する実缶用展示板部29とを連結板部30により連結した形態をなすものであり、アンダーライト用展示板部28と実缶用展示板部29との間には隙間31が形成されている。
【0043】
各展示台27の実缶用展示板部29には1個のフォルダー10が取付けられており、各フォルダー10は、展示台27を通して展示缶扉3に1本のねじ32を締込むことに伴い、前面に露出した使用状態に保持されている。そして、各フォルダー10には実缶Aが嵌込まれ、各実缶Aは、透明板19の上面に載置されており、蛍光灯6から透明板19を通して上方へ投射される光により照明される。また、各展示台27のアンダーライト用展示板部28には、フォルダー10の後方に位置して挿着孔9が形成され、各実缶用展示部29には、各挿着孔9の前方に位置して光投射孔29aが形成されている。
【0044】
上記構成の場合、見本Bを展示するにあたっては、所定のねじ32を取外し、所定の展示台27をシャフト20aを中心に矢印イ方向へ回動させる。すると、実缶用展示板部29が透明板19により下方から支えられ、アンダーライト用展示板部28が前方へ垂直に突出した使用状態に保持される。次に、アンダーライト用展示板部28の挿着孔9内に見本Bを挿着する。すると、蛍光灯6からの光が透明板19,実缶用展示板部29の光投射孔29a,アンダーライト用展示板部28の挿着孔9を通して上方へ投射され、見本Bが照明される。
【0045】
上記実施例によれば、複数の展示台27にアンダーライト用展示板部28および実缶用展示板部29を各々設け、複数の展示台27の向きを各々切換え可能にした。このため、所定の展示台27を起してフォルダー10に実缶Aを嵌め込み、残りの展示台27を倒して挿着孔9内に見本Bを挿着することに伴い、実缶Aおよび見本Bを同時に展示できる。このため、多数の見本Bに混じって少数の実缶Aを展示したり、多数の実缶Aに混じって少数の見本Bを展示したりできるので、展示状態の自由度が向上する。
【0046】
尚、上記第4実施例においては、展示台27に実缶A用のフォルダー10を取付けたが、これに限定されるものではなく、例えばボトルC用のフォルダー18を取付けても良い。
また、上記第4実施例においては、展示台27の回動に伴い向きを換えたが、これに限定されるものではなく、例えば、展示缶扉3に展示台27毎に2種類の差込部を設け、展示台27を両差込部に選択的に差込むことに伴い、展示台27の向きを換えても良い。
【0047】
また、上記第4実施例においては、展示台27に1個の挿着孔9および1個のフォルダー10を設けたが、これに限定されるものではなく、例えば、複数個の挿着孔9および1個のフォルダー10を設けたり、1個の挿着孔9および複数個のフォルダー10を設けたり、複数個の挿着孔9および複数個のフォルダー10を設けたりしても良い。特に、展示台27に複数個のフォルダー10を設ける場合には、所定のフォルダー10に換えてボトルC用のフォルダー18を取付け、単位展示台27にフォルダー10および18の双方を装着しても良い。
【0048】
また、上記第4実施例においては、蛍光灯6からの光を透明板19および実缶用展示板部29の光投射孔29aを通してアンダーライト用展示板部28の挿着孔9に供給したが、これに限定されるものではなく、例えば、実缶用展示板部29を透明あるいは半透明な合成樹脂により形成し、蛍光灯6からの光を透明板19および実缶用展示板部29を通してアンダーライト用展示板部28の挿着孔9に供給しても良い。
【0049】
また、上記第4実施例においては、アンダーライト用展示板部28と実缶用展示板部29と連結板部30とから展示台27を構成したが、これに限定されるものではなく、例えば、展示台27を1枚の板材から構成し、板材に所定個数の挿着孔9を形成すると共に、板材の一面に所定個数のフォルダー10(18)を取付けても良い。この構成の場合、板材の一面が実缶A用の第2の展示部、板材の他面が見本B用の第1の展示部として機能することになる。
【0050】
また、上記第3および第4実施例においては、支え金具5に透明板19を取付け、蛍光灯6からの光を透明板19を通して上方へ投射したが、これに限定されるものではなく、例えば、複数の光投射孔を有する有色の金属板あるいは樹脂板を支え金具5に取付け、蛍光灯6からの光を複数の光投射孔を通して上方に投射する構成としても良い。
【0051】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の自動販売機は次の効果を奏する。
請求項1および2記載の手段によれば、展示台に見本用の第1の展示部および販売飲料用の第2の展示部を設け、展示台の向きを換えることに伴い、第1の展示部および第2の展示部を選択的に使用状態にしたので、見本の展示および販売飲料の展示を現地設置時に選択できる。しかも、見本を展示する際に第2の展示部が邪魔になったり、販売飲料を展示する際に第1の展示部が邪魔になったりすることがなくなるので、部品の廃棄,保管に困ることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(aは実缶の展示状態を示す縦断面図、bは見本の展示状態を示す縦断面図、cはX−X線に沿う断面図)
【図2】アンダーライト用展示台のセット手順を説明するための斜視図
【図3】全体構成を示す斜視図(メイン扉,展示缶扉の回動状態を示す斜視図)
【図4】全体構成を示す正面図
【図5】本発明の第2実施例を示す図(アンダーライト用展示台,実缶用展示台を示す斜視図)
【図6】本発明の第3実施例を示す図(aは実缶の展示状態を示す縦断面図、bは見本の展示状態を示す縦断面図)
【図7】展示台,支持金具を示す斜視図
【図8】本発明の第4実施例を示す図(単位展示台の組付状態を示す斜視図)
【符号の説明】
Aは実缶(販売用飲料)、Bは見本、Cはボトル(販売用飲料)、1はキャビネット、3は展示缶扉(扉)、5は支え金具(支持部材)、6は蛍光灯、7はアンダーライト用展示台(第1の展示台)、8は実缶用展示台(第2の展示台)、9は挿着孔、10はフォルダー、16は実缶用展示台(第2の展示台)、18はフォルダー、19は透明板、21は展示台、22はアンダーライト用展示板部(第1の展示部)、23は実缶用展示板部(第2の展示部)、23aは光投射孔、27は展示台、28はアンダーライト用展示板部(第1の展示部)、29は実缶用展示板部(第2の展示部)を示す。

Claims (2)

  1. 販売飲料が収納され、前面が開口するキャビネットと、
    前記キャビネットの前面を開閉する扉と、
    前記扉の前面に回動可能に設けられ、販売飲料の見本が挿着される挿着孔が形成された第1の展示部および販売飲料を見本として保持するフォルダーが取付けられた第2の展示部を有する展示台と、
    前記第2の展示部を下方から支えることに基いて前記第1の展示部を前方へ垂直に突出した使用状態に保持する透明板と、
    前記透明板の下方に設けられた蛍光灯とを備え、
    前記第2の展示部のフォルダは、前記展示台を通して前記扉にねじを締込むことに基いて前面に露出した使用状態になり、
    前記第2の展示部には、前記第1の展示部の使用状態で前記蛍光灯からの光を上方へ投射する光投射孔が形成されていることを特徴とする自動販売機。
  2. 販売飲料が収納され、前面が開口するキャビネットと、
    前記キャビネットの前面を開閉する扉と、
    前記扉の前面に回動可能に設けられ、販売飲料の見本が挿着される挿着孔が形成された第1の展示部および販売飲料を見本として保持するフォルダーが取付けられた第2の展示部を有する展示台と、
    前記第2の展示部を下方から支えることに基いて前記第1の展示部を前方へ垂直に突出した使用状態に保持する透明板と、
    前記透明板の下方に設けられた蛍光灯とを備え、
    前記第2の展示部のフォルダは、前記展示台を通して前記扉にねじを締込むことに基いて前面に露出した使用状態になり、
    前記第2の展示部は、透明または半透明な合成樹脂により形成されていることを特徴とする自動販売機。
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