JP2771614B2 - 商品販売機の表示装置 - Google Patents

商品販売機の表示装置

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JP2771614B2
JP2771614B2 JP18780289A JP18780289A JP2771614B2 JP 2771614 B2 JP2771614 B2 JP 2771614B2 JP 18780289 A JP18780289 A JP 18780289A JP 18780289 A JP18780289 A JP 18780289A JP 2771614 B2 JP2771614 B2 JP 2771614B2
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half mirror
mirror
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vending machine
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一夫 亀田
芳和 斉藤
英行 小嶋
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は自動販売機あるいはショーケース等、いわゆ
る商品販売機の表示装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、前面に透明パネルにて覆われた表示室を設け、
該表示室内にロゴマークやパターン等による表示を施し
た表示板を配設し、あるいは商品サンプル等を配設して
成る販売機が知られており、例えば実開昭62−146282号
公報に示されている。
しかしながら、かかるような表示は一般的であり、顧
客の注目度が低く、集客力が弱いという欠点があるた
め、最近では特開昭63−221496号公報に示されるよう
に、モータを使用して多数並設した表示体を回動する、
動くディスプレイ等を表示室内に設置した販売機が見ら
れるようになった。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記の、表示体を回動するようにした表示装置の場合
は、顧客の注目度は高くなるものの表示装置が複雑かつ
高価となるとともに、電力消費量が大幅に増大する等の
問題が生じる。
本発明はこのようなことから、簡単な構成により表示
を可変と成し、注目度の高い特異な販売機の表示装置を
提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、前面に透明パネルにて覆われた表示室を設
け、販売商品等の表示を行うようにした商品販売機にお
いて、前記表示室内に反射と透過の両機能を有するハー
フミラーを設け、このハーフミラーの後方に間隔を有し
て商品サンプルあるいは看板等の表示物を配置するとと
もに、前記透明パネルとハーフミラーとの間に透明パネ
ルの前方から直視可能な表示部を設け、更に前記ハーフ
ミラーの後方に対応した外方位置に、点滅あるいは照度
可変な照明装置を設けたものである。
また本発明は前面に透明パネルにて覆われた表示室を
設け、販売商品等の表示を行うようにした商品販売機に
おいて、前記表示室内に反射と透過の両機能を有するハ
ーフミラーを設け、このハーフミラーの後方に間隔を有
してミラーを対設し、該ミラーと前記ハーフミラーとの
間に商品サンプルあるいは透明板に部分的印刷を施した
看板等の表示物を配置するとともに、前記透明パネルと
ハーフミラーとの間に透明パネルの前方から直視可能な
表示部を設け、更に前記ハーフミラーとミラーとの間に
対応した外方位置に、点滅あるいは照度可変な照明装置
を設けたものである。
(ホ)作 用 かかる構成による本発明は、照明装置が消灯あるいは
照度が低くなった状態では、商品販売機の前方から、透
明パネルとハーフミラーとの間に設けた表示部が直視で
き、ハーフミラーの後方は該ハーフミラーの反射作用に
よって遮断される。また照明装置が点灯あるいは照度が
高くなった状態では、透明パネルとハーフミラーとの間
に設けた表示部が直視できるとともに、ハーフミラーの
透過作用によって、ハーフミラー後方の商品サンプルあ
るいは看板等の表示物が、商品販売機の前方から見える
ように表示される。
また本発明は、照明装置が消灯あるいは照度が低くな
った状態では、商品販売機の前方から、透明パネルとハ
ーフミラーとの間に設けた表示部が直視でき、ハーフミ
ラーの後方は該ハーフミラーの反射作用によって遮断さ
れる。また照明装置が点灯あるいは照度が高くなった状
態では、透明パネルとハーフミラーとの間に設けた表示
部が直視できるとともに、ハーフミラーの透過作用によ
って、ハーフミラー後方の商品サンプルあるいは透明板
に部分的印刷を施した看板等の表示物が商品販売機の前
方から見えるとともに、該表示物はハーフミラーとミラ
ーとの間で多重の虚像となって写し出され、商品販売機
の前方から見ることができる。
(ヘ)実施例 各図は本発明の実施例を示すものであり、第1図乃至
第3図において、1は自動販売機本体であり、前面には
透明な透明パネル2にて前面を覆われた表示室3、4を
上下に設けるとともに、上下の透明パネル2間には、商
品選択ボタン5を並設配置し、貨幣を投入する投入口6
及び返却レバー7を配設した操作パネル部8を設け、か
つ下部の透明パネル2の下側には商品取出口9を配設し
ている。
そして、上部の表示室3内には各商品選択ボタン5に
対応して商品サンプル10を並設展示しており、該表示室
3内の上部に設けた螢光灯11によって照明するようにな
っている。
また下部の表示室4内には、該表示室4内を前後に仕
切るべく前面の透明パネル2と並行にハーフミラー12を
垂設している。このハーフミラー12は、透明なアクリル
板に光の反射と透過の両機能を有するようにアルミ蒸着
処理したものであり、このアルミ蒸着処理による鏡面12
Aを裏面側に位置させて設置するとともに、前面には自
動販売機本体1の前方から透明パネル2を透して直視可
能な、ロゴマークやパターン等の印刷を施した表示部13
を設けている。
なお、表示部13はハーフミラー12の前面の一部分に設
けられるものであるとともに、透明パネル2の裏面に印
刷を施したものであってもよく、また透明パネル2の裏
面とハーフミラー12の前面のそれぞれに印刷を施したも
のでも良い。また更に表示部13は透明パネル2とハーフ
ミラー12との間に設けてもよく、要するに透明パネル2
自体とハーフミラー12自体を含む、透明パネル2とハー
フミラー12との間に設け、自動販売機本体1の前方から
直視できるようにしている。
14は表示室4内の後壁に設けた光を全反射するミラー
であり、ハーフミラー12の後部に対応して垂設してい
る。そしてこのミラー14とハーフミラー12との間には、
透明なアクリル板にロゴマークやパターンや商品等の印
刷Aを一部分に印刷表示した表示物としての看板15を垂
設しており、かつこの看板15及びミラー14及びハーフミ
ラー12は、それぞれ前後に所定の間隔を有して平行に並
設されている。
16はハーフミラー12とミラー14との間に対応して表示
室4の上部に延在設置した照明装置としての螢光灯であ
り、図示しないタイマー手段を備えた照明制御手段によ
り所定時間毎の点滅照明、あるいは照度を定期的に可変
され、ハーフミラー12の裏面側とミラー14の前面側との
間を照明するようになっている。すなわち螢光灯16は、
ハーフミラー12とミラー14との間の上部位置にて、ハー
フミラー12の略全幅に亘って延在するように設置され、
ハーフミラー12の裏面側とミラー14の前面側との間の表
示室4内を、点滅照明あるいは照度可変に照明するよう
にしている。
なお、螢光灯16は上部位置に限らず、側方位置あるい
は下部位置であっても良く、ハーフミラー12とミラー14
との間の外方位置であれば良い。
また、螢光灯16は市販の電子グロースターターを使用
することにより、瞬時に点灯することができるため、良
好な点滅照明を行うことができるとともに、照度の可変
はインバータ制御によって容易に行うことができる。
かかる構成により、螢光灯16が消灯、あるいは照度が
低くなった状態時では、ハーフミラー12の後方から前方
へ透過する光が極めて少なくなるため、自動販売機本体
1の前方からはハーフミラー12の後方は見えず、透明パ
ネル2とハーフミラー12との間に設けた表示部13が透明
パネル2を透して直視できるとともに、ハーフミラー12
は鏡面となって見え、ハーフミラー12の後方を前面から
遮断する。
また螢光灯16が点灯あるいは照度が高くなった状態で
は、ハーフミラー12の後方から前方へ透過する光の量が
極めて多くなるため、自動販売機本体1の前方から、看
板15に印刷表示されたロゴマークやパターンや商品等の
印刷Aがハーフミラー12を透して見えるとともに、該看
板15の印刷Aがハーフミラー12とミラー14との間で多重
の虚像となって写し出され、透明パネル2とハーフミラ
ー12との間に設けた表示部13とを合わせて見ることがで
きるようになっている。
従って、表示部13と看板15の印刷Aとを関連した組合
わせ表示にすることにより、螢光灯16の点灯時あるいは
照度が高い状態時に、合体したものとして表示すること
ができる。
第4図は他の実施例を示すものであり、前記した構成
の内、看板15の代わりに表示物としての商品サンプル10
を配置したものである。従って、該実施例の場合は看板
15の印刷Aに代わって商品サンプル10が表示される。
なお、本実施例における表示装置は、表示室4内にハ
ーフミラー11と看板14あるいは商品サンプル10とミラー
13及び螢光灯15をそれぞれ個別に設置した構成である
が、これらハーフミラー11と看板14あるいは商品サンプ
ル10とミラー13及び螢光灯15を一つのケース内に収納し
てユニット化し、このユニット化した表示装置を表示室
4内に着脱自在に設置するように構成することもでき
る。
(ト) 発明の効果 本発明は上記したように、照明装置が消灯あるいは照
度が低くなるとハーフミラーの後方は該ハーフミラーに
よって遮断され、照明装置が点灯あるいは照度が高くな
るとハーフミラー後方の商品サンプルあるいは看板等の
表示物を商品販売機の前方から見えるようにして、表示
部とともに前方へ表示するようにしたものであるから、
簡単な構成により表示を可変にでき、注目度の高い特異
な表示を行うことができる。
また、照明装置が消灯あるいは照度が低くなるとハー
フミラーの後方は該ハーフミラーによって遮断され、照
明装置が点灯あるいは照度が高くなるとハーフミラー後
方の商品サンプルあるいは看板等の表示物を商品販売機
の前方から見えるようにして、表示部とともに前方へ表
示するとともに表示物がハーフミラーとミラーとの間で
多重の虚像となって写し出され、商品販売機の前方へ表
示するようにしたものであるから、簡単な構成により表
示を可変にでき、注目度の高い特異な表示を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の実施例を示すものであり、第1図は表示
室部分の縦断側面図、第2図は自動販売機の斜視図、第
3図はハーフミラーと看板とミラーの関係斜視図、第4
図は他の実施例による表示室部分の縦断側面図である。 2……透明パネル、4……表示室、10……商品サンプ
ル、12……ハーフミラー、13……表示部、14……ミラ
ー、15……看板、16……螢光灯。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−74287(JP,U) 実開 平1−64769(JP,U) 実開 平2−70281(JP,U) 実開 平2−70283(JP,U) 実開 平3−29988(JP,U) 実開 昭57−115104(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07F 5/00 - 9/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に透明パネルにて覆われた表示室を設
    け、販売商品等の表示を行うようにした商品販売機にお
    いて、前記表示室内に反射と透過の両機能を有するハー
    フミラーを設け、このハーフミラーの後方に間隔を有し
    て商品サンプルあるいは看板等の表示物を配置するとと
    もに、前記透明パネルとハーフミラーとの間に透明パネ
    ルの前方から直視可能な表示部を設け、更に前記ハーフ
    ミラーの後方に対応した外方位置に、点滅あるいは照度
    可変は照明装置を設けたことを特徴とする商品販売機の
    表示装置。
  2. 【請求項2】前面に透明パネルにて覆われた表示室を設
    け、販売商品等の表示を行うようにした商品販売機にお
    いて、前記表示室内に反射と透過の両機能を有するハー
    フミラーを設け、このハーフミラーの後方に間隔を有し
    てミラーを対設し、該ミラーと前記ハーフミラーとの間
    に商品サンプルあるいは透明板に部分的印刷を施した看
    板等の表示物を配置するとともに、前記透明パネルとハ
    ーフミラーとの間に透明パネルの前方から直視可能な表
    示部を設け、更に前記ハーフミラーとミラーとの間に対
    応した外方位置に、点滅あるいは照度可変な照明装置を
    設けたことを特徴とする商品販売機の表示装置。
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