JPH0621119Y2 - 音響機器等の照光切替装置 - Google Patents

音響機器等の照光切替装置

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JPH0621119Y2
JPH0621119Y2 JP1987102220U JP10222087U JPH0621119Y2 JP H0621119 Y2 JPH0621119 Y2 JP H0621119Y2 JP 1987102220 U JP1987102220 U JP 1987102220U JP 10222087 U JP10222087 U JP 10222087U JP H0621119 Y2 JPH0621119 Y2 JP H0621119Y2
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JP
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light
filter
illumination
switching
light source
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主に車載用のカセットテープレコーダ、CD
(コンパクトディスク)プレーヤ、チューナ等の音響機
器、またそれらを組み合わせた音響機器に適用され、そ
れら音響機器の前面操作部を照らす光の色等を切替える
装置に関する。
[従来の技術] これらの音響機器の中には、その操作性と外観意匠性を
向上させる目的で、前面操作部、特に液晶表示板や操作
釦等を照光する光の色を切替えられるようにしたものが
ある。従来、このように照光色を切替えられるようにし
た機器の場合、照光色毎に光源を設けているのが普通で
ある。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、照光色毎に光源を設ける方式であると、色の数
だけ光源が必要である上、光源を配置するスペースが余
計に要るという問題がある。
そこで、本考案は、照光色毎に光源を設ける必要がな
く、それにより光源の占めるスペースを減少させること
のできる照光切替装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記問題点を解決するために提供されたもの
で、光源と該光源からの光によって照光される複数の照
光部との間に設けられた複数の導光部に、複数種類のフ
ィルタを有するフィルタプレートを各々配置し、このフ
ィルタプレートを動かして光線の通るフィルタを切替え
ることにより、前記照光部を照らす光を切替える音響機
器等の照光切替装置であって、前記各フィルタプレート
は連結機構によって連結され、この連結機構にフィルタ
の切替操作を行ない得る切替操作部を連結するととも
に、この切替操作部を音響機器ケース外部から操作可能
な位置に配置したことを特徴としている。
[作用] 本考案においては、切替操作部を操作することにより、
該切替操作部に連結された連結機構が移動し、該連結機
構に連結された各フィルタプレートが同時に連動して移
動する。各フィルタプレートを同時に移動させることに
より、複数種類のフィルタが同時に切替わり、光源から
の光は切替わったフィルタを通過し照光部を照らす。
[実施例] 以下、本考案を車載用音響機器に適用した場合の一実施
例を図面を参照して説明する。
この実施例の機器は、カセットテープレコーダ、CDプ
レーヤ、チューナを一体に組み込んだ音響機器であり、
第1図に機器内部の平面図、第2図に同側面図を示す。
機器ケース1の内部は上の室1Aと下の室1Bに分かれ
ており、それぞれ図示しない駆動機構や電気回路が組み
込まれている。同機器ケース1の前面には前面シャーシ
2が固定され、そのさらに前方には前面パネル3が固定
されている。前面パネル3は、各種操作部や液晶表示板
等の照光部4、5が設けられたもので、それら照光部
4、5の背面側には、バックライティング用のライトガ
イド6が設けられている。
一方、機器ケース1の内部後方には、前記照光部4、5
を照光するための光源7が設けられている。光源7とし
ては、ハロゲンランプやキセノンランプが用いられてい
る。また、光源7は、上の室1A、下の室1Bに1個ず
つ設けられており、それぞれライトボックス8の中に収
容された状態で設置されている。
ライトボックス8は、フィン形状の放熱部9と凹面状の
集光部10を、アルミニウムにより一体的に形成したも
ので、焦点位置に配置された光源7の光を効率良く前面
の開口から外部に照射し得るように構成されている。そ
して、その前面開口には、赤外線を吸収するフィルタ1
1が配置され、このフィルタ11によって低熱化された
光線が前方の導光体12に入射するようになっている。
導光体12は、透明アクリル樹脂材を鏡面仕上げして形
成したもので、光源7から直線的に前方に延びており、
前端の出光部が前面シャーシ2の後面至近位置に位置し
ている。また、導光体12の出光部12aに向かい合う
ように、ライトガイド6の後端入光部6aが前面シャー
シ2の前面至近位置に位置している。
そして、これにより導光体12の出光部12aと、ライ
トガイド6の入光部6aとが、ある間隙をおいて前面シ
ャーシ2を挟んだ状態で対向し、導光体12の中を進ん
できた光線が、前面シャーシ2に形成された貫通孔13
(第3図、第4図参照)を通過してライトガイド6の入
光部6aに入射するようになっている。この点は、上の
室1Aの場合と、下の室1Bの場合と全く同じである。
また、このように導光体12の前端とライトガイド6の
後端の間に位置している前面シャーシ2には、複数のフ
ィルタF1〜F3を有するフィルタプレート20が配置
されるとともに、フィルタプレート20を移動して、前
記貫通孔13に位置するフィルタF1〜F3を切替える
照光切替装置21が設けられている。この場合、光源7
から照光部4、5までの光路が、上の室1Aと下の室1
Bに別々に設けられているので、フィルタプレート20
は上下に2枚設けられている。
次に、前面シャーシ2に組み込まれた照光切替装置21
の詳細を、第3図、第4図に基づいて述べる。
前面シャーシ2には、前記上下の導光体12、12の出
光部12a、12a(第2図参照)に対応して前述の貫
通孔22、22が形成されている。これら貫通孔22、
22のある部分は、後面側が若干窪んでおり、その窪み
23、23にフィルタプレート20が入るようになって
いる。これらの窪み23、23は、プレスによって長方
形状に形成されたもので、横に長く、2つが互いに平行
になるように形成されており、その長さは、フィルタプ
レート20を長さ方向に所定量移動できる程度に設定さ
れている。
また、このように形成された前面シャーシ2の後面に
は、フィルタプレート支持板24が張り付けられ、ネジ
により固定されている。このフィルタプレート支持板2
4は、照光切替装置21のベースを兼ねるものであり、
前記両窪み23、23を覆っている。そして、第6図に
示すように、前面シャーシ2の窪み23とフィルタプレ
ート支持板24とで形成される空隙内に、フィルタプレ
ート20が移動自在に収納されている。
フィルタプレート20は、第5図に示すように、透明フ
ィルタF1(この場合切欠孔が明けられて、そのままそ
の孔が透明フィルタとされている。)と、赤茶色のフィ
ルタF2と、緑色のフィルタF3の3種類のフィルタを
長さ方向に順に並べて、ベースとなる板上に張り付けた
ものであり、一端に操作ピンの係合する長孔20aを有
している。そして、上下のフィルタプレート20、20
は、色順を逆にして、前面シャーシ2の窪み23、23
内に収容されている。
また、このように互いに張り合わせられた前面シャーシ
2とフィルタプレート支持板24には、窪み23、23
の端部に位置して、円弧状穴25、25が貫通して形成
されている。上下の2つの円弧状穴25、25は、同一
円周上に位置するものであり、フィルタプレート支持板
24には、その円の中心に位置するようにして、軸26
が設けられている。
この軸26には、スイングアーム(連結機構)27の長
さ方向中央部が、回転自在に取り付けられている。スイ
ングアーム27の両先端部は、円弧状穴25、25に達
しており、それら先端部には、円弧状穴25、25に向
って突出する小ピン27a、27aが設けられている。
そして、各小ピン27a、27aが、円弧状穴25、2
5にそれぞれ挿入され、窪み22、22内のフィルタプ
レート20、20の長孔20a、20aに係合してい
る。
また、スイングアーム27の中央部には、垂直に突出す
るように、カム溝28を有する操作バー29が一体的に
形成されている。一法、フィルタプレート支持板24に
は、この操作バー29と平行に、カムピン30を有する
カム円板31が回転自在に設けられている。そして、カ
ムピン30がカム溝28に係合され、カム円板31を回
転させることにより、カム作用によってスイングアーム
27を揺動させることができるように構成されている。
このカム円板31は、回転軸32と一体に構成されたも
ので、前面シャーシ2に形成した孔33から前面シャー
シ2の表面側に突出させられており、その突出した部分
が前面パネル3の外表面に設けた図示しないつまみ(切
替操作部)に連結されている。そして、そのつまみを回
すことにより、カム円板31が回転してスイングアーム
が揺動し、フィルタプレート20、20が移動するよう
になっている。
次に、上記構成の装置の作用を説明する。
第1図に示すように、光源7からの光は、赤外線吸収フ
ィルタ11を通る際、低熱化され、集中的に導光体12
に入射し、導光体12中を進んでライトガイド6に導入
される。その際、ライトガイド6に入射する手前に、フ
ィルタF1、F2、F3のいずれかが配置されているの
で、光線は前面シャーシ2の貫通孔22を通過すると
き、貫通孔22に位置しているフィルタの色に着色され
る。ただし、透明フィルタF1が位置しているときに
は、着色されず、光源7の色のままライトガイド6に導
入される。
そして、ライトガイド6に導入された光により、照光部
4、5が照光される。例えば、透明フィルタF1が選択
されて貫通孔22に位置しているときには、光源7の色
つまり白色光で照光され、赤茶色のフィルタF2が選択
されているときには赤茶色光で照光され、緑色のフィル
タF3が選択されているときには緑色光で照光される。
ついで、照光色を切替える場合は、つまみを回してカム
円板31を回転させ、スイングアーム27を揺動させ
る。そうすると、スイングアーム27の両先端の小ピン
27a、27aが移動することによって、上下のフィル
タプレート20、20が連動してスライドし、貫通孔2
3、23に合致するフィルタが切替わる。これにより、
照光部4、5を照らす光の色が切替えられる。
この場合、第4図において上段のフィルタプレート20
が左に位置しているとき、下段のフィルタプレート20
は右に位置するようになるが、フィルタF1〜F3を、
上下フィルタプレート20において逆に配列しているの
で、上下の貫通孔22、22に合致するフィルタは同じ
色のものになる。したがって、上下の照光部が同じ色の
光で照光される。
なお、上下のフィルタプレート20のフィルタの配列を
適当に変えることによって、上の室1Aの照光色と、下
の室1Bの照光色を違えることもできる。また、照光切
替用のつまみを、別のつまみと兼用して、ある操作をす
ることにより自動的に照光が切替わるようにすることも
できる。例えば、チューナ、カセットテープレコーダ、
CDプレーヤの切替モードスイッチと兼用するように構
成した場合には、モードを切替えることにより自動的に
白、赤、緑に照光を切替えることができるようになる。
以上のように、本装置の場合は、フィルタを切替えるこ
とにより、照光色を切替えるようにしているので、照光
色毎に光源を設ける必要がなく、光源の数を少なくする
ことができ、その分光源を配置する余分なスペースが必
要でなくなる。
また、手動でフィルタを切替えることができるようにし
てあるので、切替用の駆動装置を設けない分、コストが
安くすむ上、配置スペースの問題も生じない。
なお、上記実施例においては、フィルタプレートとして
長板状のものを用い、これを長手方向にスライドさせる
ことによりフィルタを切替えるように構成したが、フィ
ルタプレートを円板状に形成して、回転させることによ
り、フィルタを切替えるように構成することもできる。
この場合は、直接つまみにフィルタプレートを連結して
もよい。
また、上記実施例においては、2枚のフィルタプレート
を連動的に動かすようにした場合を示したが、別々に操
作部を設けて独立的に操作するようにしてもよい。ま
た、操作部としてのつまみを前面パネル3の外表面に設
けたが、機器ケース1の外部から操作できる位置であれ
ば、どこに設けてもよく、例えば、ケースに孔を明けて
おき、外部からドライバを挿入するなどして操作できる
位置に設けてもよい。
また、上記実施例においては、フィルタプレートを収容
する窪みを前面シャーシ側のみに設けた場合を示した
が、フィルタプレート支持板側に窪みを形成してもよい
し、両方に窪みを形成してもよい。
また、上記実施例においては、フィルタを切替えること
により照光色を変える場合について説明したが、光の強
さつまり濃淡を切替えるようにしてもよい。
さらに、上記実施例においては、本考案を車載用音響機
器に適用した場合を説明したが、本考案は据え置き型音
響機器にも適用できるし、さらに音響機器以外に、車の
インストルメントパネルにも適用できる。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、フィ
ルタプレートを動かしてフィルタを切替えることによ
り、照光の色等を切替えることができるので、色の数だ
け光源を設ける必要は全くなく、光源の数を減らすこと
ができ、光源を配置するスペースの縮小を図ることがで
きる。また、前記各フィルタプレートは連結機構によっ
て連結され、この連結機構にフィルタの切替操作を行な
い得る切替操作部を連結するとともに、この切替操作部
を音響機器ケース外部から操作可能な位置に配置してい
るので、切替操作部を操作することにより、連結機構に
連結された各フィルタプレートが同時に連動して移動
し、複数種類のフィルタを同時に切替えることができ、
従来のように各々のフィルタプレートに応じて切替操作
部を設ける必要がなくなる。また、部品点数も増加せ
ず、小型化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本考案を適用
した音響機器の内部の概略平面図、第2図は同側面図、
第3図は第2図のIII−III矢視図、第4図は第2図のIV
−IV矢視図、第5図はフィルタプレートの平面図、第6
図は第4図のVI−VI線断面図である。 4,5……照光部、7……光源、20……フィルタプレ
ート、21……照光切替装置、27……スイングアー
ム、31……カム円板、32……回転軸、F1〜F3…
…フィルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と該光源からの光によって照光される
    複数の照光部との間に設けられた複数の導光部に、複数
    種類のフィルタを有するフィルタプレートを各々配置
    し、このフィルタプレートを動かして光線の通るフィル
    タを切替えることにより、前記照光部を照らす光を切替
    える音響機器等の照光切替装置であって、 前記各フィルタプレートは連結機構によって連結され、
    この連結機構にフィルタの切替操作を行ない得る切替操
    作部を連結するとともに、この切替操作部を音響機器ケ
    ース外部から操作可能な位置に配置したことを特徴とす
    る音響機器等の照光切替装置。
JP1987102220U 1987-07-02 1987-07-02 音響機器等の照光切替装置 Expired - Lifetime JPH0621119Y2 (ja)

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JPS648293U JPS648293U (ja) 1989-01-18
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Families Citing this family (2)

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US7296517B2 (en) 2003-11-11 2007-11-20 Fujifilm Corporation Roll for metal rolling, and support for lithographic printing plate
JP4516761B2 (ja) 2004-01-20 2010-08-04 富士フイルム株式会社 アルミニウム板エンボス加工用ロール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5538620U (ja) * 1978-08-30 1980-03-12
JPS6347495U (ja) * 1986-09-11 1988-03-31

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JPS648293U (ja) 1989-01-18

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