JP2556705Y2 - インジケータ装置 - Google Patents

インジケータ装置

Info

Publication number
JP2556705Y2
JP2556705Y2 JP1992035898U JP3589892U JP2556705Y2 JP 2556705 Y2 JP2556705 Y2 JP 2556705Y2 JP 1992035898 U JP1992035898 U JP 1992035898U JP 3589892 U JP3589892 U JP 3589892U JP 2556705 Y2 JP2556705 Y2 JP 2556705Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dial
indicator
shift lever
printing
indicator device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992035898U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0593958U (ja
Inventor
初夫 早川
祐一 石井
卓見 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ohi Seisakusho Co Ltd filed Critical Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority to JP1992035898U priority Critical patent/JP2556705Y2/ja
Publication of JPH0593958U publication Critical patent/JPH0593958U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2556705Y2 publication Critical patent/JP2556705Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、車両用自動変速機の
シフトレバーの位置(ポジション)を指示するインジケ
ータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、自動変速機付きの車両は、そ
のシフトレバーを前後に動かして所望の位置に操作した
とき、その位置が明確に指示されるようになっている。
図9及び図10は、従来のフロアシフト自動変速機のシ
フトレバーのインジケータ装置を示し、図9は斜視図、
図10は図9の X−X 断面図を示す。これらの図におい
て、シフトレバー6を矢印の方向に動かすと、ケース7
固定の文字板1の窓3の裏側にある表示子(着色部分を
有するスライドプレート)が共に滑動して窓3にその位
置が着色部分として表示され、同時に、隣接した文字2
により、P(パーキング)、R(リバース)、N(ニュ
ートラル)、D(ドライブ)、2(2速固定)又は1
(1速固定)のいずれにシフトしているかを示すように
なっている。
【0003】そして、夜間においては、バルブ(光源と
しての電球)8の点灯により、その文字2を確認できる
ものである。ここで、従来のものは、バルブ8から文字
2までの距離に応じてその輝度又は色度を一定に又は適
正にコントロールすべく、透明な樹脂板である文字板1
の裏面に文字2、窓3の部分を除いて、印刷により黒色
塗膜層4を長さ一杯に施こし、又、その層の上にそれよ
りは段々に短かく灰色塗膜層5を数層施こしているもの
である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の文字板構造はコスト増加を招くという問題点
があった。即ち、この文字板の印刷には、4〜5回の印
刷を伴なう多色刷りが必要となるため、多大の印刷時間
がかかり、ズレ、ムラなどのない品質面保持上の管理に
おいても可成りの管理工数を必要としている。
【0005】更に、車種変更ための開発段階にあって
は、多色刷りという特殊性から、輝度、色度のコントロ
ールの際、一色を変更することで全体のバランスが狂い
易く、狙いとする照明感又は照明域を得るのに大変苦労
し、結局、製品のコストアップを招くという問題点とな
るものであった。
【0006】又、もう一つの問題点として、文字板の下
を指示子が移動しているため、指示子の傾き加減などに
より塗膜層のコスレ、又はハガレを生じ、指示機能を阻
害するという問題点があった。
【0007】そこで、この考案は、コストアップを招か
ない、また、塗膜層のコスレ又はハガレを生じないイン
ジケータの文字板構造を提供し、もって前記問題点を解
決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案は、前記目的を
達成するために、車両用自動変速機のシフトレバーのイ
ンジケータ装置において、該インジケータ装置の文字板
構造体を、塗装面によって文字が表示された文字板と、
塗装面によって光の透過等をコントロールするコントロ
ール板の2枚重ねにすると共に、文字板とコントロール
板の塗装面同士を互いに重ね合わせたものである。
【0009】
【作用】かかるインジケータ装置によれば、文字などを
除いて黒色塗装した文字板はいじらずに、そのままの状
態で使うことができる。そして、車種等の変更時の調整
対応は、コントロール板のみを、交換すればよいので、
対応が容易となり、それだけ安価となる。又、指示子が
傾いて文字板の下に接触しても、この面には塗装を施こ
してないので塗膜面のコスレ又はハガレは起こらず、長
期間に亘り安定した表示が得られる。
【0010】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図1〜図6によ
り説明する。
【0011】まず、構成を説明する。図1において、シ
フトレバー16は回転軸14を中心に紙面直角方向に搖
動回転し、ロックピン(ポジションピン)15を解除す
るロックノブ(ポジションノブ)19を握り部に有する
ものである。ケース17は、回転軸14を支持する構造
物(ベース)21に4本の脚22により固定され(図
2,図4参照)、これには表面のアウタケース26に文
字板構造体11を固定して取付けてある。又、ケース1
7は指示子20を表面裏側のインナケース27にてスラ
イド(紙面直角方向)可能に保持している。更にバルブ
23がケース17の底部に設けられている。
【0012】図2に示すように、文字板機構体11に
は、PRND21の文字12が表示され、かつ、これに
対応して左側に、6個の窓13が設けられている。な
お、図2及び図3ではシフトレバー16の図示を省略し
てある。
【0013】文字板構造体11は、図5及び図6に示す
ように構成する。即ち、透明樹脂パネル材からなる文字
板24にはその裏側の印刷面(塗装面)29に、文字1
2及び窓13となる部分を除いて、全面に単純な黒色プ
リント(印刷又は塗装)28を施こす。又、ほぼ同材質
で同形状材からなるコントロール板25には、その表面
の印刷面30に、文字板24の文字12のある側に対応
して、その側の文字間の全長よりは短かい長さの第1の
印刷スクリーン(灰色)31を印刷し、その上に、更に
短かい第2の印刷スクリーン(灰色)32を印刷する。
そして、これら文字板24と、コントロール板25とを
互いに、その印刷面同士、29と30とを重ね合わせ、
加熱などにより、接合接着させる。又は接着させず仮合
わせしただけでもよい。このようにしてできた、文字板
構造体11をアウタケース26の額縁状の開口部33に
はめこみ取付け又、仮止めのものは、額縁部をかしめ一
体的になるように取付けるものである。
【0014】次に前記実施例の作用を説明する。図1に
示すシフトレバー16が例えばニュートラルに操作さ
れ、図2のAに示すように指示子20が窓13に、例え
ば赤色の指示標としてでると、その位置は右隣りの文字
12により、N位置であることがすぐ分る。そして、夜
間時は、図4に示すように、このN文字直下のバルブ2
3が直線距離が小さい故強力な光を発し、N文字を強く
照明し輝かせんとするが、このとき、図5に示すよう
に、文字板構造体11のコントロール板25には、第1
の印刷スクリーン31及び第2の印刷スクリーン32の
両方が印刷されているため、光度が弱められ、適度にコ
ントロールされた輝度でN文字を照明することになる。
【0015】又、シフトレバー16の操作に伴ない、指
示子20がスライドする場合、シフトレバー16との嵌
合の関係で傾斜し、文字板構造体11の裏面に接触した
としても、文字板構造体11は、その印刷面同士を重ね
合わせてあり、その裏面には塗膜層などの印刷がないの
で、印刷スクリーン又は塗膜層がコスレ又はハガレなど
を生じて指示不能とすることはない。
【0016】更に、図7及び図8に示すように、バルブ
23のケース17、構造物21に対する位置が、図7の
シフトレバー16の回転軸14から後方にa距離あった
ものを、図8の回転軸14から逆の前方b距離にバルブ
23の位置を変えるような仕様変更の場合には、文字板
構造体11のうち、コントロール板25のみを、この新
しい位置に適合する輝度、色度にチューニングしてコン
トロールすればよいものであり、文字板24は、なんら
いじらずに済むものである。これにより、印刷時間、ズ
レ、ムラの品質管理工数共に約半分位に減少し、開発仕
様に合った照明感又は照明域をコストアップを招くこと
なく達成できるものである。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、車両用自動変速機のシフトレバーのインジケータ装
置をその文字板の輝度、色度の調節対応時間を半減で
き、もってそのコストを大幅に低減できると共に、文字
板等の塗膜層のハガレを生ぜず、確実なインジケータ機
能を発揮できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の全体的な正断面図であ
る。
【図2】図1の拡大平面図で一部省略して示す図であ
る。
【図3】図2の III−III 線による断面図である。
【図4】図2のIV−IV線による断面図である。
【図5】図2の要部である文字板構造体の分解的斜視図
及びその取付部分の斜視図である。
【図6】図5の文字板構造体部分の説明用斜視図であ
る。
【図7】図1の概略的側面図でバルブ位置の変化前の状
態を示す図である。
【図8】図1の概略的側面図でバルブ位置の変化後の状
態を示す図である。
【図9】従来装置の斜視図である。
【図10】図9の X−X 線による断面図である。
【符号の説明】
11 文字板構造体 12 文字 13 窓 14 回転軸 15 ロックピン 16 シフトレバー 17 ケース 18 バルブ 19 ロックノブ 20 指示子 21 構造物 22 脚 23 バルブ 24 文字板 25 コントロール板 26 アウタケース 27 インナケース 28 黒色プリント 29 印刷面 30 印刷面 31 第1の印刷スクリーン 32 第2の印刷スクリーン 33 開口部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用自動変速機のシフトレバーのイン
    ジケータ装置において、該インジケータ装置の文字板構
    造体を、塗装面によって文字が表示された文字板と、塗
    装面によって光の透過等をコントロールするコントロー
    ル板の2枚重ねにすると共に、文字板とコントロール板
    の塗装面同士を互いに重ね合わせたことを特徴とするイ
    ンジケータ装置。
JP1992035898U 1992-05-28 1992-05-28 インジケータ装置 Expired - Lifetime JP2556705Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992035898U JP2556705Y2 (ja) 1992-05-28 1992-05-28 インジケータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992035898U JP2556705Y2 (ja) 1992-05-28 1992-05-28 インジケータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0593958U JPH0593958U (ja) 1993-12-21
JP2556705Y2 true JP2556705Y2 (ja) 1997-12-08

Family

ID=12454851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992035898U Expired - Lifetime JP2556705Y2 (ja) 1992-05-28 1992-05-28 インジケータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2556705Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629029Y2 (ja) * 1987-07-29 1994-08-10 株式会社ミヤマエ 手動・電動兼用型の魚釣り用リ−ル

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0593958U (ja) 1993-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0607261B1 (en) Sign plate for illuminated sign
US20050284741A1 (en) Dial switch having an ornamental colored ring
JP6308172B2 (ja) 表示装置
KR910005044B1 (ko) 표지(標識)표시장치 및 그의 제조방법
JP2556705Y2 (ja) インジケータ装置
JP2003011690A (ja) 車両のシフト位置表示装置
JPH09287982A (ja) 車両用表示装置
JPH07318376A (ja) 透過照明用文字板
JPH0454658Y2 (ja)
JP7283344B2 (ja) 表示装置
JP3026262B1 (ja) 表示板
JPH0733214Y2 (ja) 半透過半反射型液晶表示装置
JPH11160112A (ja) 計器の文字板
JPH04120990U (ja) 透過照明式表示板
JPH0515143Y2 (ja)
JPH10132621A (ja) 透過照明式表示板
JPS593535Y2 (ja) 可変抵抗の操作機構
JPH027375Y2 (ja)
JP2712762B2 (ja) 車両用表示装置
JPH06249979A (ja) 液晶表示装置の着色フィルタ
JPS5925038Y2 (ja) メ−タ文字板
JPH11105581A (ja) 指示計器
JPS6131352Y2 (ja)
JPH0423258Y2 (ja)
JPS5839503Y2 (ja) 透過光式表示板

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040317