JP2600387B2 - 金属貼合せ用ポリエステルフィルム - Google Patents
金属貼合せ用ポリエステルフィルムInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は金属貼合せポリエステルフイルムに関し、詳
細にはビール缶、炭酸飲料缶、ジュース缶、エアゾール
缶等の金属缶を絞り加工又は絞りしごき加工で得るため
のラミネート鋼板の構成材料として好適なポリエステル
フイルムに関するものである。
細にはビール缶、炭酸飲料缶、ジュース缶、エアゾール
缶等の金属缶を絞り加工又は絞りしごき加工で得るため
のラミネート鋼板の構成材料として好適なポリエステル
フイルムに関するものである。
（従来の技術） 製缶技術並びに缶用素材技術の進歩により、食料用殊
に飲料用の金属缶の生産は飛躍的な伸びを示している。
こうした金属缶の材質としては、Al,Fe及びこの両者の
複合材料であるバイメタル材等が利用されており、打ち
抜き加工、絞り加工、しごき加工等を駆使して缶体の製
造が行なわれている。こうして得られた金属缶の内面に
は、内容物の風味やフレーバーを損なわない様に、また
缶素材の腐食を防止し得る様に内装材が添設されてい
る。
に飲料用の金属缶の生産は飛躍的な伸びを示している。
こうした金属缶の材質としては、Al,Fe及びこの両者の
複合材料であるバイメタル材等が利用されており、打ち
抜き加工、絞り加工、しごき加工等を駆使して缶体の製
造が行なわれている。こうして得られた金属缶の内面に
は、内容物の風味やフレーバーを損なわない様に、また
缶素材の腐食を防止し得る様に内装材が添設されてい
る。
更に具体的には、金属缶内面の腐蝕を防止するため、
錫メッキ鋼板、クロム処理鋼板、ニケルメッキ鋼板等に
熱硬化性樹脂をコーティングされた鋼板が製缶用鋼板と
して用いられている。しかしながら、該鋼板は製缶時に
深絞りする際クラックが発生し易く、さらに塗布斑に基
因したピンホールのため、腐蝕防止効果が充分満足され
るものではない。
錫メッキ鋼板、クロム処理鋼板、ニケルメッキ鋼板等に
熱硬化性樹脂をコーティングされた鋼板が製缶用鋼板と
して用いられている。しかしながら、該鋼板は製缶時に
深絞りする際クラックが発生し易く、さらに塗布斑に基
因したピンホールのため、腐蝕防止効果が充分満足され
るものではない。
係る欠点を回避するため、熱可塑性樹脂フイルムを接
着剤を用いてラミネートした鋼板が検討されている。
着剤を用いてラミネートした鋼板が検討されている。
しかしながら該鋼板を用いて得た金属缶では残留溶剤
が内容物中に溶出し易いため、金属缶としての用途が著
しく制限されるものであった。
が内容物中に溶出し易いため、金属缶としての用途が著
しく制限されるものであった。
係る欠点を回避するため、特開昭64−22530号公報で
は密度が1.385g/cm3以上であり、面内配向度が0.130以
上かつ0.160未満の二軸延伸ポリエステルフイルムを加
熱・加圧圧着する方法が開示されている。
は密度が1.385g/cm3以上であり、面内配向度が0.130以
上かつ0.160未満の二軸延伸ポリエステルフイルムを加
熱・加圧圧着する方法が開示されている。
しかしながら該方法では、係るポリエステルフイルム
が十分に延伸配向結晶化しておりフイルムの伸び性及び
耐衝撃性が小さいため、製缶時での絞り加工又はしごき
加工を行う際フイルムが局所的に破れ金属缶内面にクラ
ックが発生し易く、金属缶内面の腐蝕防止という点で満
足されるものではなく、さらに食品缶に用いる場合クラ
ックを通して内容物に金属臭が移行するという問題があ
った。
が十分に延伸配向結晶化しておりフイルムの伸び性及び
耐衝撃性が小さいため、製缶時での絞り加工又はしごき
加工を行う際フイルムが局所的に破れ金属缶内面にクラ
ックが発生し易く、金属缶内面の腐蝕防止という点で満
足されるものではなく、さらに食品缶に用いる場合クラ
ックを通して内容物に金属臭が移行するという問題があ
った。
（発明が解決しようとする課題） 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、
内面の耐腐蝕性と耐金属臭移行性の優れた金属缶を製造
するのに好適なラミネート鋼板用ポリエステルフイルム
を提供することを目的とするものである。
内面の耐腐蝕性と耐金属臭移行性の優れた金属缶を製造
するのに好適なラミネート鋼板用ポリエステルフイルム
を提供することを目的とするものである。
（課題を解決するための手段） 本発明者等は、前記課題を解決すべく鋭意検討を重ね
た結果、二軸延伸ポリエステルフイルムの密度及び面内
配向度をあるレベルより小さくすること即ち、延伸配向
結晶化を抑制することにより、フイルムの伸び性及び耐
衝撃性を向上させれば製缶時での絞り加工、又はしごき
加工の際、フイルムの局所的な破れが発生しにくいこと
を見出し本発明を完成するに至った。
た結果、二軸延伸ポリエステルフイルムの密度及び面内
配向度をあるレベルより小さくすること即ち、延伸配向
結晶化を抑制することにより、フイルムの伸び性及び耐
衝撃性を向上させれば製缶時での絞り加工、又はしごき
加工の際、フイルムの局所的な破れが発生しにくいこと
を見出し本発明を完成するに至った。
二軸配向ポリエステルフイルムにおいて、密度が1.38
5g/cm3未満であり、（１）式で定義した面内配向℃（A
O）が0.130未満であり、ポリテトラメチレンテレフタレ
ート−ポリテトラメチレンオキサイドブロック共重合体
を含有することを特徴とする金属貼合せ用二軸配向ポリ
エステルフイルム。
5g/cm3未満であり、（１）式で定義した面内配向℃（A
O）が0.130未満であり、ポリテトラメチレンテレフタレ
ート−ポリテトラメチレンオキサイドブロック共重合体
を含有することを特徴とする金属貼合せ用二軸配向ポリ
エステルフイルム。
AO＝（nx＋ny）/2−n2 （１） nx：縦方向の屈折率 ny：横方向の屈折率 nz：厚み方向の屈折率 密度が1.385g/cm3以上かつ面内配向度が0.130以上の
ポリエステルフイルムは製缶時での絞り加工又はしごき
加工の際、局所的な破れやクラックを起し易い。
ポリエステルフイルムは製缶時での絞り加工又はしごき
加工の際、局所的な破れやクラックを起し易い。
更に詳しくは、本発明における密度とは1.385g/cm3未
満〜1.250g/cm3以上でなければならず、1.250g/cm3未満
では深絞り時にクラックが発生したり、均一な膜になり
えず長期保存において錆発生などが懸念される。
満〜1.250g/cm3以上でなければならず、1.250g/cm3未満
では深絞り時にクラックが発生したり、均一な膜になり
えず長期保存において錆発生などが懸念される。
好ましくは1.385g/cm3未満1.300g/cm3以上でありより
好ましくは1.385g/cm3未満1.320g/cm3である。
好ましくは1.385g/cm3未満1.320g/cm3である。
又、本発明における面内配向度は0.130未満〜0.090以
上でなければならず0.090以下では深絞り後においてク
ラックが発生したりフイルムに充分な強度などの物性が
与えられず、且つ長期保存中にフイルム物性が変化しや
すいためフイルムの変質が懸念される。
上でなければならず0.090以下では深絞り後においてク
ラックが発生したりフイルムに充分な強度などの物性が
与えられず、且つ長期保存中にフイルム物性が変化しや
すいためフイルムの変質が懸念される。
好ましくは0.130未満0.100以上である。
本発明におけるポリエステルフイルムとはジカルボン
酸とジオールとの重縮合で得られるポリエステルとポリ
テトラメチレンテレフタレート−ポリテトラメチレンオ
キサイドブロック共重合体の混合物を二軸延伸したフイ
ルムである。
酸とジオールとの重縮合で得られるポリエステルとポリ
テトラメチレンテレフタレート−ポリテトラメチレンオ
キサイドブロック共重合体の混合物を二軸延伸したフイ
ルムである。
係るジカルボン酸としてテレフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、2,6−ナフタレン酸、アジピン酸、セバ
シン酸、デカンジカルボン酸、アゼライン酸、ドデカン
ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸等の単独物
又は混合物が使用できる。
酸、フタル酸、2,6−ナフタレン酸、アジピン酸、セバ
シン酸、デカンジカルボン酸、アゼライン酸、ドデカン
ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸等の単独物
又は混合物が使用できる。
又、ジオールとしてエチレングリコール、ブタンジオ
ール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、シ
クロヘキサンジメタノール、デカンジオール２−エチル
・２−ブチル・１−プロパンジオール等の単独又は混合
物が使用できる。
ール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、シ
クロヘキサンジメタノール、デカンジオール２−エチル
・２−ブチル・１−プロパンジオール等の単独又は混合
物が使用できる。
又、２種以上のジカルボン酸やジオールの共重合体も
しくはジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール等の他のモノマーやポリマ
ーとの共重合体を使用してもよい。更に特性を阻害しな
い程度に他種ポリマーを混合することができる。又、必
要に応じて酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、可塑
剤、無機粒子、有機滑剤、顔料、帯電防止剤等を分散・
配合させてもよい。
しくはジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール等の他のモノマーやポリマ
ーとの共重合体を使用してもよい。更に特性を阻害しな
い程度に他種ポリマーを混合することができる。又、必
要に応じて酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、可塑
剤、無機粒子、有機滑剤、顔料、帯電防止剤等を分散・
配合させてもよい。
以下に本発明のポリエステルフイルムの製造方法の一
例を示す。延伸方法としては同時延伸又は逐次延伸のど
ちらでもよく更に多段延伸であっても本発明のフイルム
物性が得られれば良いが、例えば逐次二軸延伸法で製造
する場合、ポリエステルを融点以上の温度で押出し急冷
することにより未延伸フイルムを得る。この際、未延伸
フイルムの構成は単層又は多層のいずれでもかまわな
い。
例を示す。延伸方法としては同時延伸又は逐次延伸のど
ちらでもよく更に多段延伸であっても本発明のフイルム
物性が得られれば良いが、例えば逐次二軸延伸法で製造
する場合、ポリエステルを融点以上の温度で押出し急冷
することにより未延伸フイルムを得る。この際、未延伸
フイルムの構成は単層又は多層のいずれでもかまわな
い。
該未延伸フイルムを90〜110℃で縦方向に２〜５倍延
伸し、次いで90〜110℃で横方向に４〜５倍延伸した後1
40〜240℃で熱処理すれば本発明のポリエステルフイル
ムが得られる。本発明のポリエステルフイルムでは厚み
は特に限定するものではないが好ましくは６〜250μｍ
であり、さらに好ましくは10〜70μｍである。厚みが６
μｍ未満の場合、製缶速度が著しく低下するため生産性
の点で経済的ではない。逆に250μｍを越える場合、製
缶用ラミネート鋼板として過剰品質をもたらす危険があ
るため経済的ではない。
伸し、次いで90〜110℃で横方向に４〜５倍延伸した後1
40〜240℃で熱処理すれば本発明のポリエステルフイル
ムが得られる。本発明のポリエステルフイルムでは厚み
は特に限定するものではないが好ましくは６〜250μｍ
であり、さらに好ましくは10〜70μｍである。厚みが６
μｍ未満の場合、製缶速度が著しく低下するため生産性
の点で経済的ではない。逆に250μｍを越える場合、製
缶用ラミネート鋼板として過剰品質をもたらす危険があ
るため経済的ではない。
この様にして得られるフイルムは上記用途以外の絞り
用途に用いることができる。
用途に用いることができる。
また、本発明による二軸配向ポリエステルフイルムは
単体又は積層されたものでもよく、又深絞り効果を阻害
しない程度であれば他のフイルムが積層されていてもよ
い。
単体又は積層されたものでもよく、又深絞り効果を阻害
しない程度であれば他のフイルムが積層されていてもよ
い。
次に実施例を示す。なおフイルムの密度、面内配向度
及び深絞り容器のクラックの評価は以下の方法で行な
い、その結果を表１に示した。
及び深絞り容器のクラックの評価は以下の方法で行な
い、その結果を表１に示した。
フイルムの密度 四塩化炭素とｎ−ヘプタンとの混合液で密度勾配管を
作製し、25℃で２個の測定値の平均値をもって評価し
た。
作製し、25℃で２個の測定値の平均値をもって評価し
た。
面内配向度 アッベ屈折率計の接眼側に偏光板アナライザーを取付
け、NaD線を光源とし、ヨウ化メチレンを媒液に用いて2
5℃で縦、横、厚さの三軸方向の屈接率を測定する。
け、NaD線を光源とし、ヨウ化メチレンを媒液に用いて2
5℃で縦、横、厚さの三軸方向の屈接率を測定する。
５個の測定値の平均値をもってnx（縦方向の屈折
率）、ny（横方向の屈折率）、nz（厚み方向の屈折率）
とし、nx，ny，nzを（１）式に代入して面内配向度（A
O）を算出した。
率）、ny（横方向の屈折率）、nz（厚み方向の屈折率）
とし、nx，ny，nzを（１）式に代入して面内配向度（A
O）を算出した。
クラック評価方法 実施例及び比較例で得たフイルム200℃に加熱し180℃
に加熱したティンフリースチールとロールで圧着し、更
に230℃に昇温し、冷却した後絞り比2.5で深絞り容器と
した。10個の深絞り容器の内面を目視観察し、クラック
が発生した容器の割合で評価した。
に加熱したティンフリースチールとロールで圧着し、更
に230℃に昇温し、冷却した後絞り比2.5で深絞り容器と
した。10個の深絞り容器の内面を目視観察し、クラック
が発生した容器の割合で評価した。
（実施例） 実施例１ ポリエステルA:ポリエチレンテレフタレート ポリエステルB:ポリエチレンテレフタレートイソフタレ
ート（エチレンイソフタレートの繰り返し単位5mol％） ポリエステルC:ポリテトラメチレンテレフタレート−ポ
リテトラメチレンオキサイドブロック共重合体（テトラ
メチレンオキサイドの繰返し単位15mol％） ポリエステルＡが24重量％、ポリエステルＢが60重量
％、ポリエステルＣが16重量％より構成されるポリエス
テルを290℃で押出し、厚み280μｍの未延伸フイルムを
得た。
ート（エチレンイソフタレートの繰り返し単位5mol％） ポリエステルC:ポリテトラメチレンテレフタレート−ポ
リテトラメチレンオキサイドブロック共重合体（テトラ
メチレンオキサイドの繰返し単位15mol％） ポリエステルＡが24重量％、ポリエステルＢが60重量
％、ポリエステルＣが16重量％より構成されるポリエス
テルを290℃で押出し、厚み280μｍの未延伸フイルムを
得た。
該未延伸フイルムを98℃で縦方向に3.5倍延伸し、100
℃で横方向に4.0倍延伸した後、180℃で５秒間熱処理し
て厚み20μｍのフイルムを得た。
℃で横方向に4.0倍延伸した後、180℃で５秒間熱処理し
て厚み20μｍのフイルムを得た。
実施例２ 実施例１に記載した未延伸フイルムを105℃で縦方向
に3.6倍延伸し、90℃で横方向に4.0倍延伸した後、150
℃で熱処理して厚み20μｍのフイルムを得た。
に3.6倍延伸し、90℃で横方向に4.0倍延伸した後、150
℃で熱処理して厚み20μｍのフイルムを得た。
比較例１ 実施例１に記載したポリエステルを290℃で押出し、
厚み350μｍの未延伸フイルムを得た。
厚み350μｍの未延伸フイルムを得た。
該未延伸フイルムを98℃で縦方向に3.8倍延伸し、100
℃で横方向に4.6倍延伸した後、180℃で５秒間熱処理し
て厚み20μｍのフイルムを得た。
℃で横方向に4.6倍延伸した後、180℃で５秒間熱処理し
て厚み20μｍのフイルムを得た。
比較例２ 実施例１に記載したポリエスルテＡが84重量％、ポリ
エステルＣが16重量％より構成されるポリエステルを29
0℃で押出し、厚み280μｍの未延伸フイルムを得た。
エステルＣが16重量％より構成されるポリエステルを29
0℃で押出し、厚み280μｍの未延伸フイルムを得た。
該未延伸フイルムを98℃で縦方向に3.5倍延伸し、100
℃で横方向に4.0倍延伸した後、180℃で５秒間熱処理し
て厚み20μｍのフイルムを得た。
℃で横方向に4.0倍延伸した後、180℃で５秒間熱処理し
て厚み20μｍのフイルムを得た。
表−１より本発明における密度と面配向度を有するフ
イルムは良好な深絞り性を有している事がわかる。
イルムは良好な深絞り性を有している事がわかる。
一方フイルムの密度及び面配向度共に特許請求の範囲
外の場合（比較例1,2）。
外の場合（比較例1,2）。
フイルムの面配向度のみが特許請求の範囲外の場合
（比較例３）、及びフイルムの密度のみが特許請求の範
囲外の場合（比較例４）はいずれも深絞り性が極めて不
良であることがわかる。
（比較例３）、及びフイルムの密度のみが特許請求の範
囲外の場合（比較例４）はいずれも深絞り性が極めて不
良であることがわかる。
（発明の効果） 本発明のポリエステルフイルムは延伸配向結晶化が抑
制されているため、鋼板とラミネートした後絞り加工を
行う際、フイルムの伸び性、耐衝撃性が十分であるた
め、クラックが発生しにくい。即ち、絞り比2.0を起え
る深絞り加工に十分耐えることができる。
制されているため、鋼板とラミネートした後絞り加工を
行う際、フイルムの伸び性、耐衝撃性が十分であるた
め、クラックが発生しにくい。即ち、絞り比2.0を起え
る深絞り加工に十分耐えることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−73337（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−86729（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−305827（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−22530（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】二軸配向ポリエステルフイルムにおいて、
密度が1.385g/cm3未満であり、（１）式で定義した面内
配向（AO）が0.130未満であり、ポリテトラメチレンテ
レフタレート−ポリテトラメチレンオキサイドブロック
共重合体を含有することを特徴とする金属貼合せ用二軸
配向ポリエステルフイルム。 AO＝（nx＋ny）/2−nz （１） nx：縦方向の屈折率 ny：横方向の屈折率 nz：厚み方向の屈折率
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1232157A JP2600387B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 金属貼合せ用ポリエステルフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1232157A JP2600387B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 金属貼合せ用ポリエステルフィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0393525A JPH0393525A (ja) | 1991-04-18 |
| JP2600387B2 true JP2600387B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=16934887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1232157A Expired - Fee Related JP2600387B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 金属貼合せ用ポリエステルフィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2600387B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3324310B2 (ja) * | 1994-12-02 | 2002-09-17 | 東レ株式会社 | 金属板ラミネート用二軸延伸積層フイルム |
| ES2292526T3 (es) * | 1995-04-14 | 2008-03-16 | Smithkline Beecham Corporation | Procedimiento para la preparacion de un inhalador dosificador. |
| CN1142798C (zh) * | 1995-04-14 | 2004-03-24 | 葛兰素惠尔康公司 | 沙美特罗的计定剂量吸入器 |
| DE69622269T2 (de) | 1995-04-14 | 2003-03-06 | Smithkline Beecham Corp | Dosierinhalator für fluticasonepropionat |
| US6368720B1 (en) * | 1998-11-20 | 2002-04-09 | Toray Industries, Inc. | Formable biaxially-oriented polyester film |
| JP3602044B2 (ja) * | 2000-09-25 | 2004-12-15 | 東洋鋼鈑株式会社 | 樹脂被覆金属板の製造方法 |
| JP4670484B2 (ja) * | 2004-12-22 | 2011-04-13 | 東洋紡績株式会社 | 金属板貼合せ用ポリエステルフィルム、ラミネート金属板及び金属容器 |
| JP2006199917A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-08-03 | Toyobo Co Ltd | 金属板貼合せ用ポリエステルフィルム、ラミネート金属板及び金属容器 |
| JP4701834B2 (ja) * | 2005-05-25 | 2011-06-15 | 東洋紡績株式会社 | 金属缶内面用ポリエステルフィルムの製造方法及びフィルムラミネート金属板 |
| JP2007051259A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-03-01 | Toyobo Co Ltd | 絞りしごき缶被覆用フィルム |
| TWI605077B (zh) * | 2016-06-15 | 2017-11-11 | 尤尼吉可股份有限公司 | 聚酯膜、積層體及聚酯膜的製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2823655B2 (ja) * | 1989-05-16 | 1998-11-11 | 東レ株式会社 | イージーオープン缶蓋用フィルム |
| JPH0819245B2 (ja) * | 1989-05-22 | 1996-02-28 | 帝人株式会社 | 容器成形用ポリエステルフィルム |
| JPH0819246B2 (ja) * | 1989-08-30 | 1996-02-28 | 帝人株式会社 | 容器成形用ポリエステルフィルム |
-
1989
- 1989-09-06 JP JP1232157A patent/JP2600387B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0393525A (ja) | 1991-04-18 |
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