JP2600192Y2 - 広角レンズ鏡筒のレンズフード - Google Patents

広角レンズ鏡筒のレンズフード

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JP2600192Y2
JP2600192Y2 JP1992046808U JP4680892U JP2600192Y2 JP 2600192 Y2 JP2600192 Y2 JP 2600192Y2 JP 1992046808 U JP1992046808 U JP 1992046808U JP 4680892 U JP4680892 U JP 4680892U JP 2600192 Y2 JP2600192 Y2 JP 2600192Y2
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JP
Japan
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hood
lens
lens barrel
wide
barrel
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992046808U
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English (en)
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JPH0636043U (ja
Inventor
久仁子 大竹
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Sigma Inc
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Sigma Inc
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Publication date
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  • Blocking Light For Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は撮影レンズの先端部に設
け、撮影像に対して有害な光線を遮蔽するレンズフード
に関する。
【0002】
【従来の技術】一眼レフカメラの交換レンズには専用の
レンズフードが用意されている。レンズフードの目的は
光線がレンズに入射する際、軸外から余計な光が入って
しまうのを防止するためで、それぞれの光学系に適した
ものが用意されている。
【0003】レンズフードの交換レンズへの装着方法も
種々あり、交換レンズの先端部にレンズフードを装着す
る方式、レンズフードを交換レンズ鏡筒の先端部に固設
する方式、レンズフードをスライドさせ鏡筒内部に収納
する方式等がある。
【0004】一般に望遠系の交換レンズでは鏡筒の長さ
が長いのでレンズフードを収納する余裕があり、携帯性
も良いのでレンズフードをスライドさせ鏡筒内部に収納
する方式が採用されている。
【0005】一方、広角系の交換レンズでは鏡筒にレン
ズフードを収納するスペースがないため、レンズフード
を交換レンズの先端部に使用時に装着する方式が採用さ
れている。また、広角系の交換レンズのレンズフードは
フード効果を高めるために形状を丸からフイルムの形状
である長方形にしたり、光線の入射光束に合わせて形状
を決定したレンズフードが使用されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】広角系の交換レンズの
レンズフードはフード効果を高めるために形状を丸から
フイルムの形状である長方形にしたり、光線の入射光束
に合わせて形状を決定した形状のものが使用されている
が、レンズフードが正しく装着されなかった場合、レン
ズフードによって有効光線が遮られ、画像にケラレを生
じる場合があった。特に、光学系が超広角である場合、
僅かな装着ズレでもケラレを生じるのでレンズフードを
交換レンズ鏡筒の先端部に固設する方式が採用されてい
る。
【0007】しかし、レンズフードを交換レンズ鏡筒の
先端部に固設する方式では、交換レンズのレンズ面を保
護するレンズキャップやフィルターを着脱する場合、レ
ンズフードが邪魔になり、レンズキャップやフィルター
の着脱が困難であった。そのため、レンズフードの内径
を必要以上に大きくしたり、場合によっては図4に示す
ようにフード41の一部分を切り欠き、切り欠き部42
によってレンズキャップやフィルターの着脱を可能にす
る場合があり、切り欠き部42に対応するフード効果が
損なわれる場合があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の問題点
に鑑みなされたもので、フードの遮蔽部分を4分割し、
2部分を1対とし交換レンズ鏡筒の先端部に固設し、他
方2部分を1対とし交換レンズ鏡筒の先端部に回動可能
にすることにより、レンズキャップ着脱時には回動可能
なフードを回動させ、フードの一部分を切り欠き、レン
ズキャップの着脱を容易にした。また、撮影時には回動
可能なフードを回動させ、レンズフードとしての形状を
再現すれば、理想的なレンズフード形状を実現できる。
【0009】
【作用】フードの遮蔽部分を4分割し、2部分を1対と
し交換レンズ鏡筒の先端部に固設し、他方2部分を1対
とし交換レンズ鏡筒の先端部に回動可能にすることによ
り、回動可能なレンズフードはレンズキャップ着脱時に
は回動により、フードの一部分を切り欠き、レンズキャ
ップの着脱を容易にする。また、回動可能なレンズフー
ドは撮影時には回動により、レンズフードとしての形状
を再現する。
【0010】
【実施例】以下、実施例により、本考案を説明する。
【0011】図1は本考案のレンズフードを固設した交
換レンズ鏡筒の撮影時の状態を示す斜視図である。10
がレンズ鏡筒で、11が第1フード、12が第2フード
である。レンズ鏡筒10には焦点調節をするピントリン
グ13、絞りを調節する絞りリング14が設けられてい
る。第1フード11と第2フード12は交換レンズの光
学系に適した形状にカム面11a・12aをそれぞれ有
している。また、第1フード11はレンズ鏡筒10に固
設されているが、第2フード12は第1フード11の内
側に配置され、不図示の溝と凸部をガイドとして、回動
可能な構成になっている。
【0012】図2はレンズキャップの着脱時のレンズフ
ードの状態を示す交換レンズ鏡筒の斜視図である。第2
フード12は回動操作により、第1フード11の内側に
移動し、第2フード12のあった部分にはレンズキャッ
プを着脱するのに必要な切り欠き部15を確保できる。
【0013】図3は第1フード11の内側と第2フード
12の外側を示す展開図である。第1フード11にはカ
ム面11aから構成され、フイルムの上下に対応する遮
蔽部11bと第2フード12の回動時に第2フード12
の案内となる溝11cが設けてある。第2フード12に
はカム面12aから構成され、フイルムの左右に対応す
る遮蔽部12bと回動時に第1フード11の溝11cに
対応するピン12cが投けてある。
【0014】
【考案の効果】フードの遮蔽部分を4分割し、2部分を
1対とし交換レンズ鏡筒の先端部に固設し、他方2部分
を1対とし交換レンズ鏡筒の先端部に回動可能にしたの
で、レンズキャップ着脱時には回動可能なフードを回動
させることにより、必要なときのみフードの一部分に切
り欠き部を得ることができ、レンズフードの内径を必要
以上に大きくしたり、フードの一部分を切り欠くことな
く、レンズキャップの着脱を容易にし、撮影時には回動
可能なフードを回動させることにより、理想的なレンズ
フードの形状を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のレンズフードを固設した交換レンズ鏡
筒の撮影時の状態を示す斜視図である。
【図2】レンズキャップの着脱時のレンズフードの状態
を示す交換レンズ鏡筒の斜視図である。
【図3】第1フード11の内側と第2フード12の外側
を示す展開図である。
【図4】従来のレンズフードを固設した交換レンズ鏡筒
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 交換レンズ鏡筒 11 第1フード 11a カム面 11b 遮蔽部 11c 溝 12 第2フード 12a カム面 12b 遮蔽部 12c ピン 15 切り欠き部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部分にレンズフードを固設した広角
    レンズ鏡筒において該レンズフードを1対の遮蔽部
    (11b)を有する第1フード(11)と、1対の遮蔽
    部(12b)を有する第2フード(12)で構成し、
    フード(11)と第2フード(12)のいずれか一方
    を回動可能とし、切り欠き部(15)を構成したことを
    特徴とする広角レンズ鏡筒のレンズフード。
JP1992046808U 1992-06-12 1992-06-12 広角レンズ鏡筒のレンズフード Expired - Lifetime JP2600192Y2 (ja)

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JPH0636043U JPH0636043U (ja) 1994-05-13
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JP4721537B2 (ja) * 2001-03-07 2011-07-13 Hoya株式会社 レンズ鏡筒のフィルタ着脱装置
JP6436727B2 (ja) * 2014-11-10 2018-12-12 キヤノン株式会社 レンズフード及びそれを有するレンズ装置
JP6252788B2 (ja) * 2014-11-28 2017-12-27 株式会社タムロン レンズ鏡筒、及び、撮像装置

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