JP2599600Y2 - チルト式ステアリングコラム装置 - Google Patents

チルト式ステアリングコラム装置

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JP2599600Y2
JP2599600Y2 JP1993057496U JP5749693U JP2599600Y2 JP 2599600 Y2 JP2599600 Y2 JP 2599600Y2 JP 1993057496 U JP1993057496 U JP 1993057496U JP 5749693 U JP5749693 U JP 5749693U JP 2599600 Y2 JP2599600 Y2 JP 2599600Y2
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清明 東野
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案に係るチルト式ステアリ
ングコラム装置は、自動車用ステアリング装置に組み込
んで、ステアリングホイールの高さ位置を調節する為に
利用する。
【0002】
【従来の技術】運転者の体格や運転姿勢に合わせてステ
アリングホイールの高さ位置を調節する為の装置とし
て、チルト式ステアリングコラム装置が、従来から広く
知られている。図9は、従来から一般的に使用されてい
るチルト式ステアリングコラム装置の1例を示してい
る。
【0003】ステアリングコラム1の中間部は、取付ブ
ラケット2により、ダッシュボードの下面部分等に於い
て、車体3に支持している。この取付ブラケット2は、
十分な剛性を有する鋼板にプレス加工を施す事により構
成されたもので、図9並びに本考案の実施例を示す図4
〜5に示す様に、互いに間隔をあけて設けられた左右1
対の鉛直板部4、4と、両鉛直板部4、4の上端部に設
けられた取付板部5、5とを有する。又、前記各鉛直板
部4、4の下端縁同士は、連結板部6により連結してい
る。更に、前記各鉛直板部4、4の互いに整合する位置
には、上下方向に長い長孔7、7を形成している。
【0004】一方、円管状に形成された前記ステアリン
グコラム1の中間部で、前記1対の鉛直板部4、4の間
部分の下面には、昇降ブラケット8を、溶接固定してい
る。この昇降ブラケット8の一部で、前記長孔7、7と
整合する位置には、左右1対の切り欠き9、9(図5参
照)を形成している。この切り欠き9、9は、前記昇降
ブラケット8の後端縁に開口している。図示しないステ
アリングホイールにより回転させられるステアリングシ
ャフト10は、前記ステアリングコラム1の内側に、回
転のみ自在に支持されている。
【0005】前記1対の長孔7、7と切り欠き9、9と
の内側には、図5に示す様にチルトボルト11を挿通し
ている。そして、このチルトボルト11の先端部で、一
方(図5の左方)の鉛直板部4の外側面から突出した部
分にチルトナット12を螺合して、チルト機構を構成し
ている。更に、このチルトナット12に、チルトレバー
13の基端部を固定している。前記チルトボルト11の
頭部14と長孔7の両側縁とは、この頭部14の回転を
不能に係合している。従って、前記チルトレバー13を
操作すれば、前記頭部14とチルトナット12との距離
が変化する。
【0006】例えば、前記チルトレバー13を図9の鎖
線位置に回動させる事により、この距離を大きくした状
態で、前記チルトボルト11を前記長孔7、7に沿って
移動させ、ステアリングコラム1を昇降させれば、ステ
アリングホイールの高さ位置を調節できる。反対に、前
記チルトレバー13を同図の実線位置に回動させる事に
より、前記距離を小さくすれば、前記ステアリングコラ
ム1の昇降を不能として、ステアリングホイールの高さ
位置を調節後の位置に固定できる。
【0007】更に、前記ステアリングコラム1の後端部
下方には膝保護プレート15を、前記取付ブラケット2
及び昇降ブラケット8の下方を覆う状態で設けている。
この膝保護プレート15は、衝突事故の際、運転者の膝
が前記取付ブラケット2の角部等、角張った部分にぶつ
かる事により、この膝に重大な損傷を受けるのを防止す
る為のものである。この膝保護プレート15の前端部
は、ステー16aにより前記昇降ブラケット8に、後端
部はステー16bと支持板17とにより、前記ステアリ
ングコラム1に、それぞれ吊り下げられている。
【0008】尚、前記チルトレバー13の中間部にはク
ランク状の折れ曲がり部18が設けられている。従って
このチルトレバー13は、その基端部を除いて、前記膝
保護プレート15よりも図9の手前側に存在する。又、
前記チルトレバー13の基端部には、このチルトレバー
13の回動量を制限する為の爪片19を折り曲げ形成し
ている。この爪片19と前記鉛直板部4の後端縁との衝
合により、前記チルトレバー13の回動範囲が、図9の
実線状態と鎖線状態との間に制限される。更に、実際に
自動車に組み付けた状態では、前記取付ブラケット2及
び膝保護プレート15は、合成樹脂のカバーにより覆わ
れる。前記チルトレバー13は、このカバーに形成され
たスリットを通じて、このカバー外に突出する。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述の様に
構成され作用する従来のチルト式ステアリングコラム装
置の場合には、次のの様な改良すべき点があった。
【0010】ステアリングホイールの高さ位置を調節
すべく、チルトレバー13を図9の鎖線状態にまで回動
させ、取付ブラケット2に対する昇降ブラケット8の支
持力を喪失させると、この昇降ブラケット8がステアリ
ングコラム1及びこのステアリングコラム1に支持され
た部材の重量により勢い良く落下する。この結果、前記
昇降ブラケット8に支持されたチルトボルト11が、前
記取付ブラケット2に形成された長孔7、7の下端部に
勢い良く衝突して、不快な打音を発生する。この打音を
解消すべく、前記ステアリングコラム1と取付ブラケッ
ト2との間に、このステアリングコラム1の重量を支え
る為のばねを設ける事も考えられるが、部品点数の増大
に伴うコスト高の原因となる為、好ましくない。
【0011】衝突事故の際、ステアリングホイールに
衝突した運転者の体に加わる衝撃を緩和する事に関し
て、膝保護プレート15が何ら関与しない。即ち、衝突
事故の際には、自動車が他の自動車等と衝突する一次衝
突に続き、運転者がステアリングホイールに衝突する二
次衝突が発生する。この二次衝突の際、運転者の身体に
加わる衝撃を緩和する為には、二次衝突の際に前記ステ
アリングコラム1が、衝撃エネルギを吸収しつつ前方に
変位する構造とする必要がある。ところが、図9に示し
た従来構造の場合、二次衝突の際に膝保護プレート15
は、前記ステアリングコラム1と共に前方に変位するの
みで、前記衝撃エネルギを吸収する事に関して全く寄与
しない。従って、別途衝撃エネルギを吸収する為の部材
が必要になり、やはり部品点数の増大に伴うコスト高の
原因となる為、好ましくない。
【0012】本考案のチルト式ステアリングコラム装置
は、上述の様なの問題点を解消すべく、考案したも
のである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本考案のチルト式ステア
リングコラム装置は、前述した従来のチルト式ステアリ
ングコラム装置と同様に、金属板製で、互いに間隔をあ
けて設けられた左右1対の鉛直板部を有し、車体に支持
固定される取付ブラケットと、ステアリングコラムの中
間部外周面に固定されて、前記1対の鉛直板部に挟持さ
れる昇降ブラケットと、この昇降ブラケットと前記取付
ブラケットとの間に設けられて、この取付ブラケットに
対する前記昇降ブラケットの固定並びにその解除を行な
わせるチルト機構と、このチルト機構を操作する為のチ
ルトレバーとを備えている。又、前記取付ブラケット及
び昇降ブラケットの下方には膝保護プレートが、これら
両ブラケットの下方を覆う状態で設けられている。
【0014】特に、本考案のチルト式ステアリングコラ
ム装置に於いては、前記膝保護プレートの前後方向一端
部は前記取付ブラケットの下端部に、前後方向他端部は
前記ステアリングコラムに固定されてこのステアリング
コラムと共に前後方向及び上下方向に変位する部分に、
それぞれ結合されている。又、前記膝保護プレートは、
前記取付ブラケットに対する前記昇降ブラケットの固定
が解除された状態で、前記取付ブラケットの下端部を支
点としてこの昇降ブラケット及びこの昇降ブラケットと
共に昇降する部分を片持ち梁式に支持する事により、こ
の昇降ブラケット及びこの昇降ブラケットと共に昇降す
る部分の重量のうちの少なくとも一部を支承するもので
ある。更に、前記膝保護プレートの一部には、塑性変形
する事によりこの膝保護プレートの前後方向長さを変化
させる塑性変形部が設けられている。
【0015】
【作用】上述の様に構成される本考案のチルト式ステア
リングコラム装置の場合には、前述した従来構造に比べ
て、次のに示す様な、独特の作用効果を奏する。
【0016】ステアリングホイールの高さ位置を調節
すべく、チルトレバーの操作に基づいて、取付ブラケッ
トに対する昇降ブラケットの支持力を喪失させても、膝
保護プレートが、この昇降ブラケットと共に昇降する部
分の重量のうちの少なくとも一部を支承するので、昇降
ブラケットが勢い良く落下する事はない。従って、ばね
等の余分な部材を設けなくても、不快な打音を発生する
事がなくなる。
【0017】二次衝突の際には膝保護ブラケットが、
衝撃エネルギを吸収しつつ、ステアリングコラムが前方
に変位する事を許容する。従って、別途衝撃エネルギを
吸収する為の部材を使用しなくても、衝突事故の際に於
ける運転者の保護を図れる。
【0018】
【実施例】図1〜5は本考案の第一実施例を示してい
る。尚、本考案の特徴は、膝保護プレートの形状並びに
取付構造を工夫する事により、ステアリングホイールの
高さ調節時に於ける打音の発生防止と二次衝突時に於け
る衝撃エネルギの吸収とを図った点にその特徴があり、
その他の部分の構造及び作用は、前述した従来構造と同
様である。よって、同等部分には同一符号を付して重複
する説明を省略し、以下、本考案の特徴部分を中心に説
明する。
【0019】鋼板等の金属板をプレス成形して成る膝保
護プレート20は、左右両端縁部に、上方に向け湾曲し
た湾曲部21、21を形成している。この湾曲部21、
21の存在により、上記膝保護プレート20の前後方向
に亙る断面係数を大きくし、この膝保護プレート20を
前後方向に亙って曲げ変形させる為に要する力を大きく
している。又、前記膝保護プレート20の中間部前後2
個所位置には、それぞれ塑性変形部22、22を形成し
ている。これら各塑性変形部22、22は、それぞれ前
後方向に亙る断面形状を波形にしたもので、前後方向に
亙る強い圧縮荷重を受けた場合には前後方向に押し潰さ
れて、図1(A)或は図2に示した状態から、図1
(B)或は図3に示した状態にまで変形する。尚、これ
ら両塑性変形部22、22に挟まれる間部分23の上面
には、補強板25を添着して、前記膝保護プレート20
の圧縮変形時に、この間部分23が座屈する事を防止し
ている。24は運転者の膝を示している。
【0020】上述の様な形状を有する膝保護プレート2
0は、取付ブラケット2とステアリングコラム1との間
に、掛け渡す様に取り付けられる。即ち、前記膝保護プ
レート20の前端部は、ステー16aにより前記取付ブ
ラケット2の下端部に、後端部はステー16bと支持板
17とにより、前記ステアリングコラム1に、それぞれ
吊り下げられている。
【0021】上述の様に構成される本考案のチルト式ス
テアリングコラム装置の場合、ステアリングホイールの
高さ位置を調節すべく、チルトレバー13の操作に基づ
いてチルトボルト11の頭部14とチルトナット12と
の距離を広げ、取付ブラケット2に対する昇降ブラケッ
ト8の支持力を喪失させても、前記膝保護プレート20
の存在に基づく抵抗により、ステアリングコラム1及び
このステアリングコラム1に固定した昇降ブラケット8
が勢い良く落下する事がない。
【0022】即ち、前記膝保護プレート20は、その前
端部をステー16aにより前記取付ブラケット2の下端
部に、片持ち梁式に支持されている。しかも、この膝保
護プレート20の前後方向に亙る曲げ剛性は大きい。従
って、前記膝保護プレート20は、前記取付ブラケット
2の下端部を支点として前記昇降ブラケット8及び前記
ステアリングコラム1等、この昇降ブラケット8と共に
昇降する部分を片持ち梁式に支持する。そして、この昇
降ブラケット8及びステアリングコラム1等、この昇降
ブラケット8と共に昇降する部分の重量のうちの少なく
とも一部を支承する。この為、前記昇降ブラケット8が
下方に移動する為には、前記ステー16aを曲げ方向に
弾性変形させつつ前記膝保護プレート20を、この膝保
護プレート20の後端部が下降する方向に変位させなけ
ればならない。前記ステー16aの曲げ剛性は、前記ス
テアリングコラム1等、前記昇降ブラケット8と共に昇
降する部分の重量に応じて自由に設定できる。従って、
このステー16a及び前記膝保護プレート20により、
上記ステアリングコラム1等の重量をほぼ支える様にす
れば、前記支持力の喪失時にも、前記昇降ブラケット8
の下降が緩徐に行なわれる様にして、不快な打音を発生
する事を防止できる。
【0023】二次衝突の際には、図1(B)及び図3に
示す様に、ステアリングコラム1が前方に変位する。こ
の際、チルトボルト11が前記昇降ブラケット8の切り
欠き9から後方に抜け出る。この様にステアリングコラ
ム1が前方に変位するのに伴って、前記した前後1対の
ステー16a、16bの距離が、図1(A)及び図2に
示した状態から図1(B)及び図3に示した状態にまで
縮まる。
【0024】この様に前後1対のステー16a、16b
の距離が縮まるのに伴って、前記膝保護プレート20に
設けた前後1対の塑性変形部22、22が、衝撃エネル
ギを吸収しつつ押し潰されて、前記ステアリングコラム
1が前方に変位する事を許容する。従って、別途衝撃エ
ネルギを吸収する為の部材を使用しなくても、衝突事故
の際に於ける運転者の保護を図れる。
【0025】次に、図6〜7は本考案の第二実施例を示
している。本実施例の場合には、膝保護プレート20a
の前後両端部に、ベローズ状の塑性変形部22a、22
aを形成している。そして、両塑性変形部22a、22
aに挟まれる間部分23aの幅方向に亙る断面形状を波
形に形成している。この様な断面波形の間部分23a
は、前後方向に亙る曲げに対する断面係数が大きい為、
前記第一実施例の場合の様な補強板25は不要である。
その他の構成及び作用は前述した第一実施例と同様であ
る為、重複する図示並びに説明を省略する。
【0026】次に、図8は本考案の第三実施例を示して
いる。本実施例の場合には、前後1対の塑性変形部2
2、22に挟まれる間部分23の上面に添着する補強板
25aの一部に、上方に向けて膨出部26を形成してい
る。そして、この膨出部26を、取付ブラケット2の鉛
直板部4の下端部後端に対向させている。衝突事故に伴
って、運転者の膝24が前記間部分23を押し上げる
と、前記膨出部26が前記鉛直板部4に当たり、前記間
部分23が過度に上方に変位する事を防止する。
【0027】
【考案の効果】本考案のチルト式ステアリングコラム装
置は、以上に述べた通り構成され作用するので、少ない
部品点数でコスト低減を図りつつ、不快な打音の発生防
止と二次衝突時の運転者保護とを図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示す、一部を縦断した状
態で示す側面図で、(A)は衝突前の状態を、(B)は
衝突後の状態を、それぞれ示している。
【図2】図1(A)の右部拡大図。
【図3】図1(B)の右部拡大図。
【図4】図2の右方から見た図。
【図5】図2のX−X断面図。
【図6】本考案の第二実施例を衝突後の状態で示す、図
3の下部に相当する断面図。
【図7】図6のY−Y断面図。
【図8】本考案の第三実施例を衝突の途中の状態で示
す、図3の下部に相当する断面図。
【図9】従来構造の1例を示す、図2と同様の図。
【符号の説明】
1 ステアリングコラム 2 取付ブラケット 3 車体 4 鉛直板部 5 取付板部 6 連結板部 7 長孔 8 昇降ブラケット 9 切り欠き 10 ステアリングシャフト 11 チルトボルト 12 チルトナット 13 チルトレバー 14 頭部 15 膝保護プレート 16a、16b ステー 17 支持板 18 折れ曲がり部 19 爪片 20、20a 膝保護プレート 21 湾曲部 22、22a 塑性変形部 23、23a 間部分 24 膝 25、25a 補強板 26 膨出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 1/04 - 1/28 B60R 21/045 - 21/05

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板製で、互いに間隔をあけて設けら
    れた左右1対の鉛直板部を有し、車体に支持固定される
    取付ブラケットと、ステアリングコラムの中間部外周面
    に固定されて、前記1対の鉛直板部に挟持される昇降ブ
    ラケットと、この昇降ブラケットと前記取付ブラケット
    との間に設けられて、この取付ブラケットに対する前記
    昇降ブラケットの固定並びにその解除を行なわせるチル
    ト機構と、このチルト機構を操作する為のチルトレバー
    とを備えたチルト式ステアリングコラム装置に於いて、 前記取付ブラケット及び昇降ブラケットの下方には膝保
    護プレートが、これら両ブラケットの下方を覆う状態で
    設けられており、 この膝保護プレートの前後方向一端部は前記取付ブラケ
    ットの下端部に、前後方向他端部は前記ステアリングコ
    ラムに固定されてこのステアリングコラムと共に前後方
    向及び上下方向に変位する部分に、それぞれ結合されて
    おり、 前記膝保護プレートは、前記取付ブラケットに対する前
    記昇降ブラケットの固定が解除された状態で、前記取付
    ブラケットの下端部を支点としてこの昇降ブラケット及
    びこの昇降ブラケットと共に昇降する部分を片持ち梁式
    に支持する事により、この昇降ブラケット及びこの昇降
    ブラケットと共に昇降する部分の重量のうちの少なくと
    も一部を支承するものであり、 前記膝保護プレートの一部には、塑性変形する事により
    この膝保護プレートの前後方向長さを変化させる塑性変
    形部が設けられている事を特徴とするチルト式ステアリ
    ングコラム装置。
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