JP3427597B2 - チルト式ステアリング装置 - Google Patents

チルト式ステアリング装置

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JP3427597B2 JP28337995A JP28337995A JP3427597B2 JP 3427597 B2 JP3427597 B2 JP 3427597B2 JP 28337995 A JP28337995 A JP 28337995A JP 28337995 A JP28337995 A JP 28337995A JP 3427597 B2 JP3427597 B2 JP 3427597B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運転者の体格や運転姿
勢に合わせてステアリングホイールの位置を調節自在と
するチルト式ステアリング装置の改良に関し、衝突事故
の際に、二次衝突によって運転者の身体に大きな衝撃が
加わるのを防止するものである。
【0002】
【従来の技術】運転者の体格や運転姿勢に合わせてステ
アリングホイールの高さ位置を調節自在とするチルト式
ステアリング装置が、従来から広く実施されている。ス
テアリング装置は、後端部にステアリングホイールを固
定したステアリングシャフトを、ステアリングコラムの
内側に回転のみ自在に支持して成る。チルト式ステアリ
ング装置を構成するステアリングコラムは、その前部を
枢支部により支持する事により、揺動自在としている。
又、このステアリングコラムの中間部下面には変位ブラ
ケットを固定している。一方、車体に固定の部分には固
定ブラケットを支持している。そして、この固定ブラケ
ットと上記変位ブラケットとを、位置調節手段を介して
連結している。これにより、ステアリングコラムの中間
部を車体に対し、昇降自在に支持している。
【0003】上記位置調節手段は、固定ブラケットに対
する変位ブラケットの上下固定位置を調節自在とするも
ので、例えば、上記変位ブラケットに形成した通孔と、
上記固定ブラケットに形成した左右1対の支持板部に設
けた、上記枢軸部を中心とする円弧状の長孔と、これら
通孔及び長孔に挿通したチルトボルトとを備える。そし
て、このチルトボルトの先端部で何れか一方の支持板部
の外側面から突出した部分に、チルトナットを螺合して
いる。更に、上記チルトナットと上記チルトボルトとの
何れか一方には、チルトレバーの基端部を結合してい
る。このチルトレバーを所定方向へ揺動させる事によ
り、上記チルトボルトの頭部とチルトナットとの間隔が
広がり、上記ステアリングコラムに固定した変位ブラケ
ットが上記固定ブラケットに対して変位自在となる。
又、上記チルトレバーを上記所定方向と逆方向に揺動さ
せれば、上記チルトボルトの頭部とチルトナットとの間
隔が狭まり、上記変位ブラケットが上記固定ブラケット
に対して変位不能となる。
【0004】従って、ステアリングホイールの高さ位置
を調節する場合には、上記チルトレバーを上記所定方向
に揺動させ、上記変位ブラケットを固定ブラケットに対
して変位自在とする。そして、上記ステアリングホイー
ルを所望位置に移動させた後、上記チルトレバーを上記
所定方向と逆方向に揺動させる。この結果、変位ブラケ
ットは上記固定ブラケットに対して変位不能となり、上
記ステアリングホイールが上記所望位置に支持される。
【0005】更に、上述の様なチルト式ステアリング装
置に衝撃吸収機能を付加して、衝突事故に伴う二次衝突
の際に、ステアリングホイールに衝突した運転者の身体
に加わる衝撃を緩和する事も行なわれている。この様な
衝撃吸収機能を備えたチルト式ステアリング装置の場合
には、上記固定ブラケットを、前方への衝撃力に基づい
て前方へ脱落自在として、車体に支持している。即ち、
固定ブラケットには、左右1対の取付板部を設け、各取
付板部の後端部に、各取付板部の後端縁に開口する切り
欠きを設けている。そして、これら各取付板部を、上記
各切り欠きを挿通したボルト或はスタッドにより、車体
に固定している。従って、二次衝突により、ステアリン
グシャフト及びステアリングコラムを介して上記固定ブ
ラケットに前方に向いた衝撃荷重が加わると、上記各取
付板部が車体から脱落して前方に変位する。この結果、
ステアリングコラムが前方に移動して、運転者の身体に
加わる衝撃を緩和する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の衝撃吸収機能を備えたチルト式ステアリング装置の
場合、ステアリングコラムはチルトボルトにより、上記
固定ブラケットに結合されている。この為、二次衝突時
にステアリングコラムに前方に向いた衝撃が加わると、
この衝撃に基づく荷重により、固定ブラケットが、上記
ボルト或はスタッドによる支持板部の固定部を作用点と
し、チルトボルトと固定ブラケットとの結合部を力点と
するモーメント荷重を受ける。この状態から更にステア
リングコラムが前方に強く押されると、上記固定ブラケ
ットが車体から脱落する以前に、この固定ブラケットの
取付板部が、捻じれる様に変形する傾向となる。この結
果、これら各取付板部が車体から脱落するのに要する荷
重が大きくなる。本発明のチルト式ステアリング装置
は、衝突時にこの様な原因による取付板部の変形を抑
え、ステアリングコラムの円滑な変位を確保すべく、発
明したものである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明のチルト式ステアリ
ング装置は、前述した従来のチルト式ステアリング装置
と同様に、後端部にステアリングホイールを固定するス
テアリングシャフトと、このステアリングシャフトをそ
の内側に、回転のみ自在に支持するステアリングコラム
と、このステアリングコラムの前部を横軸を中心とする
揺動自在に枢支する枢支部と、上記ステアリングコラム
の中間部下面に固定された変位ブラケットと、上下方向
に配置されてこの変位ブラケットを両側から挟持する左
右1対の支持板部及び各支持板部の上端部から反対側に
折れ曲がった左右1対の取付板部を備え、前方への衝撃
力に基づき前方への脱落を自在として、上記各取付板部
により車体に支持された固定ブラケットと、この固定ブ
ラケットと上記変位ブラケットとの間に設けられて、固
定ブラケットに対する変位ブラケットの上下固定位置を
調節自在とする位置調節手段とを備える。
【0008】特に、本発明のチルト式ステアリング装置
に於いては、上記ステアリングコラムの中間部上面に
この上面から下方に凹入する状態で形成された係合凹部
と、上記1対の取付板部同士の間に、上記固定ブラケッ
トに対し固定した状態で設けられた係合部材とを備え
る。そして、この係合部材は上記係合凹部の内側に、上
記固定ブラケットに対する変位ブラケットの位置が最上
位置となった状態で進入し、上記ステアリングコラムの
軸方向変位を上記係合凹部と上記係合部材との係合に基
づいて上記固定ブラケットに伝達自在とする。
【0009】
【作用】上述の様に構成される本発明のチルト式ステア
リング装置により、運転者の体格等に合わせてステアリ
ングホイールの高さ位置を調節する際の作用は、前述し
た従来のチルト式ステアリング装置と同様である。特
に、本発明のチルト式ステアリング装置に於いては、衝
突事故の際に、固定ブラケットを構成する取付板部の変
形を防止して、ステアリングコラムを前方に円滑に変位
させる。即ち、衝突事故に伴う二次衝突により、ステア
リングホイールに前方に向いた衝撃荷重が加わると、こ
の衝撃荷重のうちのステアリングホイール上方に向く分
力により、ステアリングコラムが車体側に近付く向き
(上方)に回動する。この結果、ステアリングコラムに
形成した係合凹部と、1対の取付板部同士の間に設けた
係合部材とが係合する。この係合により、上記衝撃荷重
のうちの軸方向分力が、ほぼそのまま上記固定ブラケッ
トの取付板部に作用し、これら各取付板部を変形させる
事なく、前方に変位させる。従って、衝突時に、1対の
取付板部が車体から円滑に脱落して、上記ステアリング
コラムが前方に向け円滑に変位する。
【0010】
【実施例】図1〜4は本発明の実施例を示している。本
発明のチルト式ステアリング装置は、前述した従来のチ
ルト式ステアリング装置と同様、後端部(図1、2の右
上端部)にステアリングホイール(図示せず)を固定す
るステアリングシャフト1を、ステアリングコラム2の
内側に1対の軸受3、3により、回転のみ自在に支持し
ている。ステアリングコラム2は、アウターコラム2a
とインナーコラム2bとをテレスコープ状に組み合わせ
る事により構成されている。従ってこのステアリングコ
ラム2は、軸方向(図1、2の斜め上下方向、図3の表
裏方向)に亙る大きな圧縮荷重(前方への大きな衝撃
力)が加わった場合には、エネルギを吸収しつつ、その
全長が縮まる。又、上記ステアリングシャフト1も、イ
ンナーシャフト1aとアウターシャフト1bとを、伸縮
のみ自在に組み合わせる事により構成している。これら
インナーシャフト1aとアウターシャフト1bとの連結
部分には、合成樹脂を介在させる等、従来から知られた
結合手段4を設けている。従って、このステアリングシ
ャフト1は、大きい圧縮荷重が加わった場合にその全長
を縮める。ステアリングコラム2は、その前部(図1の
左下部)を枢支部5により車体6に支持されており、こ
の枢支部5を構成する横軸7を中心として揺動自在であ
る。又、このステアリングコラム2の中間部下面には変
位ブラケット8を固定している。一方、車体6に固定の
部分には固定ブラケット9を支持している。そして、上
記変位ブラケット8と固定ブラケット9とを、後述する
位置調節手段10を介して連結している。
【0011】上記変位ブラケット8は、鋼板を折り曲げ
形成する事により構成され、上記ステアリングコラム2
の下面に密接する湾曲部11と、この湾曲部11の幅方
向(図3の左右方向)両端部から下方に折り曲げられ
た、左右1対の折曲板部12、12とを備える。一方、
上記固定ブラケット9は、十分な剛性を有する金属板に
より造られており、ダッシュボードの下側部分等で、車
体6に支持固定される。即ち、この固定ブラケット9
は、上記変位ブラケット8を左右両側から支持する1対
の支持板部13、13と、これら各支持板部13、13
の上端縁から左右反対方向に折り曲げられた1対の取付
板部14、14とを備える。これら1対の取付板部1
4、14を、次述する滑り板15、15を介して、ボル
ト18により車体6に支持固定する。
【0012】更に、この固定ブラケット9は、二次衝突
に基づいて軸方向に亙る大きな圧縮荷重が加わった場合
に、車体6に対する支持力を喪失し、前方に変位する様
に、この車体6に支持している。この為、上記1対の取
付板部14、14の後端部(図1、2の右上端部)に、
これら各取付板部14、14の後端縁に開口する切り欠
き16、16を形成している。そして、これら各取付板
部14、14の後端部に、前側が開口したコ字形の滑り
板15、15を外嵌し、これら各滑り板15、15に形
成した長孔17、17と上記切り欠き16、16とを互
いに整合させる。そして、これら各切り欠き16、16
と長孔17、17とに挿通したボルト18を、車体6側
に設けたねじ孔(図示せず)に螺合、緊締する事によ
り、上記固定ブラケット9を車体6に結合固定してい
る。従って、自動車の衝突事故に伴う二次衝突によっ
て、このチルト式ステアリング装置に軸方向に亙る大き
な圧縮荷重が加わった場合には、上記取付板部14、1
4が滑り板15、15から抜け出る。
【0013】一方、前記位置調節手段10は、上記変位
ブラケット8の折曲板部12、12に形成した通孔1
9、19と、上記固定ブラケット9の各支持板部13、
13に設けた上下方向に長い長孔20、20と、これら
通孔19、19及び長孔20、20に挿通したチルトボ
ルト21とを備える。上記長孔20、20は、前記枢支
部5を構成する横軸7を中心とする円弧形である。そし
て、このチルトボルト21の先端部で何れか一方(図示
の例の場合、図3の右端部)の支持板部13の外側面
(図3の右側面)から突出した部分に、チルトナット2
2を螺合している。更に、このチルトナット22と上記
チルトボルト21との何れか一方(図示の例の場合、チ
ルトボルト21)に、チルトレバー23の基端部を結合
している。このチルトレバー23の揺動に基づき、上記
チルトナット22と上記チルトボルト21とが相対回転
する。上記チルトナット22とチルトボルト21とのう
ち、上記チルトレバー23を結合しない側の部材(図示
の例の場合、チルトナット22)は、当該部材が対向す
る長孔20との係合に基づき、回転を防止している。即
ち、チルトレバー23の基端部をチルトナット22に結
合する場合にはチルトボルト21の頭部を、チルトレバ
ー23の基端部をチルトボルト21の頭部に結合する場
合にはチルトナット22を、それぞれ対向する長孔20
に、当該長孔20の長さ方向に亙る変位のみ自在に(回
転不能に)係合させる。上述の構成に就いては、従来か
ら知られた、衝撃吸収機能を備えたチルト式ステアリン
グ装置と同様である。
【0014】特に、本発明のチルト式ステアリング装置
に於いては、上記ステアリングコラム2の中間部で、上
記変位ブラケット8を設けた部分の上面に、係合凹部2
4を形成している。この係合凹部24は、上記ステアリ
ングコラム2を構成する金属板の一部を、直径方向内方
に凹ませる事により形成する。又、上記固定ブラケット
9を構成する1対の取付板部14、14同士の間には、
鋼板等により造られた係合部材27を、これら両取付板
部14、14同士の間に掛け渡す様にして固定してい
る。この係合部材27は、下方に突出する凸部25と、
この凸部25の両端から左右方向に延出した1対の接続
板部26、26とから成る。そして、これら接続板部2
6、26を、上記取付板部14、14の上面に溶接、ね
じ止め、リベット等により固定する。これら係合部材2
7と係合凹部24とは、ステアリングホイールの高さ位
置を最も高くすべく、上記ステアリングコラム2を最も
上方に回動させ、上記固定ブラケット9に対する変位ブ
ラケット8の位置が最上位置となった状態(チルトボル
ト21が長孔20、20の上端に移動した状態)で、互
いに係合する(係合部材27の凸部25が係合凹部24
に入り込む)。
【0015】上述の様に構成される本発明のチルト式ス
テアリング装置により、ステアリングホイールの高さ位
置を調節する際の作用は、前述した従来のチルト式ステ
アリング装置と同様である。即ち、高さ位置調節作業を
行なう際には、上記チルトレバー23を所定方向に揺動
させる事により、前記チルトボルト21の頭部とチルト
ナット22との間隔を広げる。この様にしてチルトボル
ト21の頭部とチルトナット22との間隔を広げると、
1対の支持板部13、13の内側面が変位ブラケット8
の外側面を押圧している力が弱くなり、これら両側面同
士の間の摩擦力が低減する。この結果、前記長孔20、
20に沿って上記チルトボルト21を昇降させる事によ
り、上記変位ブラケット8の上下位置を、長孔20、2
0の内側でチルトボルト21が変位できる範囲内で調節
自在となる。そこで、上記ステアリングホイールを所望
位置に移動させ、その後、上記チルトレバー23を上記
所定方向と逆方向に揺動させる。この結果、上記チルト
ボルト21の頭部とチルトナット22との間隔が狭ま
り、上記1対の支持板部13、13の内側面が変位ブラ
ケット8の外側面を押圧する力が強くなる。そして、こ
れら両側面同士の間の摩擦力が増大し、上記ステアリン
グホイールが上記所望位置に支持される。
【0016】特に、本発明のチルト式ステアリング装置
に於いては、衝突事故の際に、固定ブラケット9の取付
板部14、14の変形を防止して、ステアリングコラム
2を前方に円滑に変位させる事ができる。即ち、衝突事
故に伴う二次衝突により、ステアリングホイールに衝撃
荷重(軸方向に亙る大きな圧縮荷重)が加わると、この
衝撃荷重のうちのステアリングホイール上方に向く分力
により、ステアリングコラム2が車体側に近付く方向に
(上方に)回動する。この結果、ステアリングコラム2
が最上位置にまで上昇し、このステアリングコラム2の
中間部上面に形成した係合凹部24と、1対の取付板部
14、14同士の間に設けた係合部材27の凸部25と
が係合する。この係合は、衝突前にステアリングホイー
ルがどの位置にあっても、上記分力によるステアリング
コラム2の回動により確実に行なわれる。この結果、上
記衝撃荷重のうちの軸方向分力が、ほぼそのまま上記固
定ブラケット9に作用する。言い換えれば、上記係合凹
部24と係合部材27の凸部25との係合部が力点とな
る為、この力点と作用点(ボルト18による上記各取付
板部14、14の固定部)との距離が短くなって、上記
ボルト18により上記各取付板部14、14の固定部に
作用するモーメント荷重が小さくなり、上記取付板部1
4、14の変形が防止される。従って、衝突時に、1対
の取付板部14、14が上記滑り板15、15から円滑
に抜け出て、上記ステアリングコラム2の前方への変位
が円滑に行なわれる。この結果、衝突事故の際に、運転
者に加わる衝撃荷重をより小さくする設計が容易とな
る。
【0017】
【発明の効果】本発明のチルト式ステアリング装置は、
上述の様に構成され作用する為、衝突事故の際に、ステ
アリングコラム2の変位を円滑に行なわせて、運転者に
加わる衝撃荷重をより低減し、運転者保護をより充実さ
せる為の設計が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す部分断面図。
【図2】同じく要部断面図。
【図3】図1のA−A拡大断面図。
【図4】要部斜視図。
【符号の説明】
1 ステアリングシャフト 1a インナーシャフト 1b アウターシャフト 2 ステアリングコラム 2a アウターコラム 2b インナーコラム 3 軸受 4 結合手段 5 枢支部 6 車体 7 横軸 8 変位ブラケット 9 固定ブラケット 10 位置調節手段 11 湾曲部 12 折曲板部 13 支持板部 14 取付板部 15 滑り板 16 切り欠き 17 長孔 18 ボルト 19 通孔 20 長孔 21 チルトボルト 22 チルトナット 23 チルトレバー 24 係合凹部 25 凸部 26 接続板部 27 係合部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後端部にステアリングホイールを固定す
    るステアリングシャフトと、このステアリングシャフト
    をその内側に、回転のみ自在に支持するステアリングコ
    ラムと、このステアリングコラムの前部を横軸を中心と
    する揺動自在に枢支する枢支部と、上記ステアリングコ
    ラムの中間部下面に固定された変位ブラケットと、上下
    方向に配置されてこの変位ブラケットを両側から挟持す
    る左右1対の支持板部及び各支持板部の上端部から反対
    側に折れ曲がった左右1対の取付板部を備え、前方への
    衝撃力に基づき前方への脱落を自在として、上記各取付
    板部により車体に支持された固定ブラケットと、この固
    定ブラケットと上記変位ブラケットとの間に設けられ
    て、固定ブラケットに対する変位ブラケットの上下固定
    位置を調節自在とする位置調節手段とを備えたチルト式
    ステアリング装置に於いて、上記ステアリングコラムの
    中間部上面に、この上面から下方に凹入する状態で形成
    された係合凹部と、上記1対の取付板部同士の間に、上
    記固定ブラケットに対し固定した状態で設けられた係合
    部材とを備え、この係合部材は上記係合凹部の内側に、
    上記固定ブラケットに対する変位ブラケットの位置が最
    上位置となった状態で進入し、上記ステアリングコラム
    の軸方向変位を上記係合凹部と上記係合部材との係合に
    基づいて上記固定ブラケットに伝達自在とする事を特徴
    とするチルト式ステアリング装置。
  2. 【請求項2】 係合凹部は、ステアリングコラムを構成
    する金属板の一部を、直径方向内方に凹ませる事により
    形成されたものである、請求項1に記載したチルト式ス
    テアリング装置。
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