JP2599356Y2 - 清掃用具の挟持具 - Google Patents

清掃用具の挟持具

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JP2599356Y2
JP2599356Y2 JP1993040052U JP4005293U JP2599356Y2 JP 2599356 Y2 JP2599356 Y2 JP 2599356Y2 JP 1993040052 U JP1993040052 U JP 1993040052U JP 4005293 U JP4005293 U JP 4005293U JP 2599356 Y2 JP2599356 Y2 JP 2599356Y2
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JP
Japan
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holding body
base
cleaning tool
lever
shaft
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JP1993040052U
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JPH075547U (ja
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正治 寺本
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Teramoto Corp Ltd
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Teramoto Corp Ltd
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、棒状などのハンドルの
先端に取付けられて、モップまたは水切り具などの清掃
用具を挟持する清掃用具の挟持具に関する。
【0002】
【従来の技術】モップなどの清掃用具の挟持具として、
例えば、実開昭62−96372号公報に開示されたも
のが知られている。この清掃用具の挟持具は、図5に示
したように構成されている。図5において、21はパイプ
状に形成された基体で、その端部にパイプ状のハンドル
連結部22が連設され、基体21の他端に固定挟持体23が一
体に設けられている。24は固定挟持体23と相対して、端
部が基体21に軸着された可動挟持体で、その軸着側端部
に固定挟持体23側に突出する突出部25が設けられてい
る。26は固定挟持体23側で基体21に端部が軸着されて、
ハンドル連結部22側に重ねられたレバー、27は前記レバ
ー26の端部を基体21に軸着した支軸、26a は前記レバー
26の操作端部、28は支軸27よりも操作端部26a 側でレバ
ー26に取付けられた支持ピンで、この支持ピン28はレバ
ー26を基体21の表面に当接させたときに支軸27よりも可
動挟持体27側に位置するように構成されている。29は支
持ピン28と可動挟持体24の突出部25とに架設状に取付け
られた付勢ばね、30はハンドル連結部22に連結されたハ
ンドル、31はモップ、32はモップ31の端部に取付けられ
たホルダである。
【0003】前記挟持具は、レバー26を鎖線に示したよ
うに基体21から分離する方向に回動して付勢ばね29を弛
緩状にする。すると、可動挟持体24が鎖線で示したよう
に、固定挟持体23から分離する方向に回動可能になるか
ら、固定挟持体23にモップ31のホルダ32の側面を当接す
る。この状態でレバー26を実線で示した位置に回動させ
て基体21の表面に当接させると、付勢ばね29が伸長する
状態になって、その反発弾力で可動挟持体24を固定挟持
体23側に回動させて、ホルダ32を固定挟持体23と可動挟
持体24とで挟持する。一方、前記付勢ばね29の弾力がレ
バー26を基体21の表面方向に付勢するから、レバー26は
基体21の表面に当接状態を維持するものである。前記モ
ップ31を分離するときは、実線の状態のレバー26を鎖線
の状態に回動させる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の挟持具は、
レバー26の回動操作のみでモップ31のホルダ32の挟持と
解放とを行うことが可能であり、モップ31の着脱が容易
である。しかし、モップ31による拭き掃除などのときに
は、その力がホルダ32に作用し、かつホルダ32を可動挟
持体24が付勢ばね29の弾力で挟持している。したがっ
て、ホルダ32に作用する力が大きくなると、その力が付
勢ばね29の弾力に抗して可動挟持体24を回動させること
が生じ、かつその可動挟持体24の回動角度が大きくなる
と、固定挟持体23と可動挟持体24からホルダ32が分離
し、モップ31を再度取付けることが必要になるおそれが
ある課題がある。
【0005】本考案は、上記のような課題を解決するも
のであって、挟持した清掃用具で清掃をしているとき
に、それらが分離するおそれがないモップその他の清掃
用具の挟持具をうることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の清掃用具の挟持
具は、基体の一端に固定挟持体が、他端にハンドル連結
部がそれぞれ固定して設けられ、前記固定挟持体の挟持
面と相対し、その挟持面から遠くまたは近くなる方向に
回動可能に、可動挟持体の端部が基体に支軸で取付けら
れ、かつ前記ハンドル連結部側に重なる操作レバーの端
部が、基体と重ならない可動挟持体の部分に、前記支軸
と平行方向の取付軸でスイング可能に取付けられ、前記
取付軸よりも操作レバーの操作端側に寄った位置で、操
作レバーにスイングアームの端部が連結軸で軸着され、
前記連結軸よりもハンドル連結部側に寄った位置で基体
に前記スイングアームの他端が支持軸で取付けられ、操
作レバーに設けた被係止部を係止して操作レバーを固定
する係止部が、基体またはハンドル連結部に設けられた
ことを特徴とする。
【0007】前記操作レバーに設けられる被係止部と、
基体またはハンドル連結部に設ける係止部は、その一方
を凸部とし、他方を凹部として、これらを互いにかみ合
わせ、または被係止部と係止部の双方を突部として、そ
れらを互いに係止するなど任意にすることが可能であ
る。
【0008】
【作用】前記本考案の清掃用具の挟持具は、操作レバー
をハンドル連結部などから離れる方向に取付軸を軸とし
てスイングさせる。すると、前記操作レバーは、スイン
グアームで基体に連結されており、操作レバーのスイン
グに伴ってスイングアームも基体から離れる方向にスイ
ングする。したがって、前記スイングレバーのスイング
で操作レバーが固定挟持体から遠くなる方向に移動し
て、可動挟持体を固定挟持体から分離する方向に回動さ
せる。この状態で固定挟持体の挟持面にモップなどの清
掃用具を当接させてから、前記操作レバーをハンドル連
結部などの方にスイングさせると、同時にスイングアー
ムもスイングし元の位置に復帰して、操作レバーを固定
挟持体の方向に移動させるから、操作レバーが可動挟持
体を固定挟持体の方に回動させて前記清掃用具を挟持す
る。そして、操作レバーに設けられた被係止部が基体ま
たはハンドル連結部に設けられた係止部に係止して、操
作レバーが固定状態になって前記清掃用具の挟持状態を
維持する。前記のように挟持した清掃用具を拭き掃除そ
の他に使用した場合において、清掃用具を介して可動挟
持体に外力が作用した場合、その外力は操作レバーを介
してスイングアームに作用する。しかし、前記スイング
アームには、それを連結軸側から支持軸側に押す力とし
て作用し、スイングアームはスイングしないで操作レバ
ーの移動を不能にするから、可動挟持体は回動すること
なく清掃用具の挟持状態を継続して維持する。
【0009】
【実施例】本考案の清掃用具の挟持具の実施例を図1〜
4について説明する。図1〜4において、1は断面凹形
状に形成された基体で、その端部を半円筒状にしてパイ
プ状のハンドル連結部2を一体に設け、他端に固定挟持
体3が一体に形成されている。前記固定挟持体3は断面
凹形状に形成されて、その内部に清掃用具の挟持部が入
るように構成されている。4は固定挟持体3と相対して
配置された可動挟持体で、これも前記固定挟持体2と同
様に断面凹形状に形成されており、その端部に一体に突
出された取付部5に、固定挟持体3側に突出させて設け
た取付突部5aを基体1に重ねて支軸6で軸着して、可動
挟持体4が固定挟持体3から遠くまたは近くなる方向に
回動可能に基体1に取付けられている。
【0010】7は基体1からハンドル連結部3にわたっ
て重なる状態に設けられた操作レバーで、その端部が基
体1から突出した前記取付部5の部分に取付軸8でスイ
ング可能に取付けられている。7aは操作レバー7の操作
端、9はスイングアームで、その端部がハンドル連結部
3側の基体1の端部に、前記取付軸8と平行方向の支持
軸10でスイング可能に取付けられている。11は前記取付
軸8と支持軸10との間で操作レバー7に取付けられた連
結軸で、これに前記スイングアーム9の他端が回動可能
に取付けられている。この連結軸11は、操作レバー7を
ハンドル連結部3の表面に重ねたときに、取付軸8より
も固定挟持体3側に位置するようにすることが、清掃用
具を挟持したときにおける可動挟持体3の回動を防ぐこ
とに対してより適する。しかし、連結軸11の位置につい
ては、特に限定することは不要である。12は操作レバー
7の固定挟持体3側の端部内面に突設された被係止部と
しての係止突部(図4参照)で、これを基体1の係止部
としての半円筒状の曲面部13に係止して、操作レバー7
を基体1に固定することが可能に構成されている。14は
ハンドル連結部2に連結されたハンドルである。
【0011】前記のように構成した清掃用具の挟持具に
よる清掃用具の挟持は、操作レバー7を、図2に示した
実線の位置から鎖線の位置に取付軸8を軸としてスイン
グさせる。この操作レバー7のスイングでスイングアー
ム9が基体1に取付けられた支持軸10を軸としてスイン
グするから、操作レバー7が固定挟持体3から遠くなる
方向に移動して、可動挟持体4を鎖線で示したように回
動させる。この状態で清掃用具を固定挟持体3に沿わせ
てから、前記操作レバー7を図2に実線で示したよう
に、ハンドル連結部2の表面に重なる位置にスイングさ
せると、可動挟持体4が実線の位置に復帰して、前記清
掃用具を挟持する。前記ハンドル連結部2の表面に重な
る状態になった操作レバー7は、その係止突部12が基体
1の曲面部13に係止して固定状態を維持する。
【0012】前記のように、固定挟持体3と可動挟持体
4とで挟持した清掃用具で床などを清掃して、その清掃
用具を介して可動挟持体4に外力が作用したとき、その
外力を、可動挟持体4と操作レバー7とが並んだ方向と
ほぼ同方向になったスイングアームが支承して、操作レ
バー7のスイングを不能にする。したがって、清掃用具
に作用する外力で可動挟持体4が回動することはなく、
清掃用具を挟持した状態を継続して維持することが可能
である。
【0013】
【考案の効果】本考案の清掃用具の挟持具は、上記のよ
うに、可動挟持体に操作レバーを取付軸で取付けるとと
もに、基体に端部を支持軸で取付けたスイングアームの
他端を前記操作レバーに連結軸で取付けている。したが
って、固定挟持体と可動挟持体とで挟持した清掃用具を
介して可動挟持体に外力が作用したときに、操作レバー
がスイングすることを前記スイングアームが不能にする
から、前記清掃用具を継続して挟持することが可能であ
り、固定挟持体と可動挟持体とで挟持した清掃用具が前
記外力で分離するおそれはなく、挟持した清掃用具を任
意の状態で安定よく使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の正面図である。
【図2】実施例の一部を断面した正面図である。
【図3】実施例の側面図である。
【図4】実施例の平面図である。
【図5】従来例の正面図である。
【符号の説明】
1: 基体 2: ハンドル連結部 3: 固定挟持体 4: 可動挟持体 5: 取付部 6: 支軸 7: 操作レバー 8: 取付軸 9: スイングアーム 10: 支持軸 11: 連結軸 12: 係止突部(被係止部) 13: 曲面部(係止部)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体の一端に固定挟持体が、他端にハン
    ドル連結部がそれぞれ固定して設けられ、前記固定挟持
    体の挟持面と相対し、その挟持面から遠くまたは近くな
    る方向に回動可能に、可動挟持体の端部が基体に支軸で
    取付けられ、かつ前記ハンドル連結部側に重なる操作レ
    バーの端部が、基体と重ならない可動挟持体の部分に、
    前記支軸と平行方向の取付軸でスイング可能に取付けら
    れ、前記取付軸よりも操作レバーの操作端側に寄った位
    置で、操作レバーにスイングアームの端部が連結軸で軸
    着され、前記連結軸よりもハンドル連結部側に寄った位
    置で基体に前記スイングアームの他端が支持軸で取付け
    られ、操作レバーに設けた係止部係止して操作レバ
    ーを固定する係止部が、基体またはハンドル連結部に設
    けられた清掃用具の挟持具。
JP1993040052U 1993-06-25 1993-06-25 清掃用具の挟持具 Expired - Lifetime JP2599356Y2 (ja)

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