JP2599196B2 - ベアリング予圧機構 - Google Patents
ベアリング予圧機構Info
- Publication number
- JP2599196B2 JP2599196B2 JP1110321A JP11032189A JP2599196B2 JP 2599196 B2 JP2599196 B2 JP 2599196B2 JP 1110321 A JP1110321 A JP 1110321A JP 11032189 A JP11032189 A JP 11032189A JP 2599196 B2 JP2599196 B2 JP 2599196B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- bearings
- leaf spring
- pair
- preload mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C27/00—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
- F16C27/04—Ball or roller bearings, e.g. with resilient rolling bodies
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2370/00—Apparatus relating to physics, e.g. instruments
- F16C2370/12—Hard disk drives or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第5図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例 (a) 一実施例の説明(第2図〜第4図) (b) 他の実施例の説明 発明の効果 〔概要〕 軸と嵌合部材間に設けられた一対のベアリングを予圧
するためのベアリング予圧機構に関し、 簡易な構造で作業を容易とすることを目的とし、 軸に対し、一対のベアリングを介し嵌合部材を嵌合さ
せた装置において、該一対のベアリングに対応した突出
部と、該突出部間に設けられた切欠部とを有する板バネ
を設け、該板バネを該ベアリングの内輪と該軸との間に
挿入した。
するためのベアリング予圧機構に関し、 簡易な構造で作業を容易とすることを目的とし、 軸に対し、一対のベアリングを介し嵌合部材を嵌合さ
せた装置において、該一対のベアリングに対応した突出
部と、該突出部間に設けられた切欠部とを有する板バネ
を設け、該板バネを該ベアリングの内輪と該軸との間に
挿入した。
本発明は、軸と嵌合部材間に設けられた一対のベアリ
ングを予圧するためのベアリング予圧機構に関する。
ングを予圧するためのベアリング予圧機構に関する。
軸と嵌合部材が嵌め合わされ、いずれか一方が回動又
は回転する装置は広く利用されている。
は回転する装置は広く利用されている。
このような装置では、回動又は回転を円滑に行うた
め、軸と嵌合部材との間にベアリングが設けられてい
る。
め、軸と嵌合部材との間にベアリングが設けられてい
る。
ベアリングは、軸振れを防ぐため、一般に一対設けら
れる。
れる。
更に、ベアリングのガタを防ぐため、ベアリング予圧
機構が設けられており、簡易で組み立て易いものが望ま
れている。
機構が設けられており、簡易で組み立て易いものが望ま
れている。
第5図は従来技術の説明図である。
例えば、磁気ディスク装置においては、磁気ヘッドが
取付けられたヘッドアームを揺動(回動)させるロータ
リーアクチュエータ2が、固定軸1に嵌め合わされる。
取付けられたヘッドアームを揺動(回動)させるロータ
リーアクチュエータ2が、固定軸1に嵌め合わされる。
この時ロータリーアクチュエータ2と固定軸1との間
には一対のベアリング3a、3bが設けられる。
には一対のベアリング3a、3bが設けられる。
このベアリング3a、3bのガタを防止するため、予圧機
構が設けられ、シャフト(軸)1に穴を上下2つ開け、
その中にコイルバネ4bと鋼球4aを入れ、コイルバネ4bの
力で予圧を加えるものが知られている。
構が設けられ、シャフト(軸)1に穴を上下2つ開け、
その中にコイルバネ4bと鋼球4aを入れ、コイルバネ4bの
力で予圧を加えるものが知られている。
しかしながら従来技術では、コイルバネ4bと鋼球4aと
の組合わせを用いているので、次のような問題があっ
た。
の組合わせを用いているので、次のような問題があっ
た。
アクチュエータ2をシャフト1に挿入する前に、予
じめコイルバネ4bと鋼球をセットしておかねばならず、
作業上不安定である。
じめコイルバネ4bと鋼球をセットしておかねばならず、
作業上不安定である。
アクチュエータ2をシャフト1に挿入する時に、コ
イルバネ4bを圧縮しながら作業を行わねばならず、作業
がしずらい。
イルバネ4bを圧縮しながら作業を行わねばならず、作業
がしずらい。
予圧機構が、ベアリング3a、3bが一対あるため、2
つに分かれており、それぞれ独自にコイルバネ4a、4bを
圧縮しなければならず、例えばシャフト1の上から(下
から)ロータリーアクチュエータ2を挿入する際に、下
の(上の)コイルバネ3b(3a)を圧縮する作業スペース
がなくなり、作業に支障をきたす場合がある。
つに分かれており、それぞれ独自にコイルバネ4a、4bを
圧縮しなければならず、例えばシャフト1の上から(下
から)ロータリーアクチュエータ2を挿入する際に、下
の(上の)コイルバネ3b(3a)を圧縮する作業スペース
がなくなり、作業に支障をきたす場合がある。
2つのコイルバネ4bと2つの鋼球4aを用意する必要
があり、部品点数が多く、構造も複雑である。
があり、部品点数が多く、構造も複雑である。
従って、本発明は簡易な構造で作業の容易なベアリン
グ予圧機構を提供することを目的とする。
グ予圧機構を提供することを目的とする。
第1図は本発明の原理図である。
本発明は、第1図に示すように、軸1に対し、一対の
ベアリング3a、3bを介し嵌合部材2を嵌合させた装置に
おいて、該一対のベアリング3a、3bに対応した突出部4
0、41と、該突出部40、41間に設けられた切欠部42とを
有する板バネ4を設け、該板バネ4を該ベアリング3a、
3bの内輪と該軸1との間に挿入したものである。
ベアリング3a、3bを介し嵌合部材2を嵌合させた装置に
おいて、該一対のベアリング3a、3bに対応した突出部4
0、41と、該突出部40、41間に設けられた切欠部42とを
有する板バネ4を設け、該板バネ4を該ベアリング3a、
3bの内輪と該軸1との間に挿入したものである。
本発明では、板バネ4で構成しているので、軸1とベ
アリング3a、3bの内輪間にスライドしての着脱ができ、
作業が極めて容易となる。
アリング3a、3bの内輪間にスライドしての着脱ができ、
作業が極めて容易となる。
又、板バネ4の上下の突出部40、41が切欠部42で分離
されているので、それぞれ独自にベアリング3a、3bの内
輪を押圧し、予圧をかけることができ、このように構成
しても性能が劣ることがない。
されているので、それぞれ独自にベアリング3a、3bの内
輪を押圧し、予圧をかけることができ、このように構成
しても性能が劣ることがない。
更に、板バネを加工するだけでよいので、簡易な構造
で実現できる。
で実現できる。
(a) 一実施例の説明 第2図は本発明の一実施例全体構成図であり、磁気デ
ィスク装置のロータリーアクチュエータに適用した例を
示している。
ィスク装置のロータリーアクチュエータに適用した例を
示している。
図中、第1図及び第5図で示したものと同一のもの
は、同一の記号で示してあり、5は磁気ディスクであ
り、回転軸を中心に矢印方向に回転するもの、6は磁気
ヘッドであり、磁気ディスク5に対してデータの読取/
書込を行うもの、7はヘッドアームであり、先端に磁気
ヘッド6が取り付けられ、ロータリーアクチュエータ2
によって揺動され、磁気ヘッド6を磁気ディスク5の半
径方向に移動させるためのものである。
は、同一の記号で示してあり、5は磁気ディスクであ
り、回転軸を中心に矢印方向に回転するもの、6は磁気
ヘッドであり、磁気ディスク5に対してデータの読取/
書込を行うもの、7はヘッドアームであり、先端に磁気
ヘッド6が取り付けられ、ロータリーアクチュエータ2
によって揺動され、磁気ヘッド6を磁気ディスク5の半
径方向に移動させるためのものである。
ロータリーアクチュエータ2には、シャフト1との間
に一対のベアリング3a、3bが配されており、ベアリング
3a、3bとシャフト1のカットされた面との間に板バネ4
が配設されている。
に一対のベアリング3a、3bが配されており、ベアリング
3a、3bとシャフト1のカットされた面との間に板バネ4
が配設されている。
第3図は第2図構成における板バネの構成図、第4図
は第2図構成における要部構成図である。
は第2図構成における要部構成図である。
第3図(A)の上面図に示すように、板バネ4は半円
筒形をなしている。
筒形をなしている。
又、第3図(B)の正面図及び第3図(C)の側面図
に示すように、板バネ4は、上下のベアリング3a、3bを
押圧するために、中央に切欠部42を有し、上下に半円形
の突出部40、41が設けられ、突出部40、41が独立にベア
リング3a、3bを押すようになっている。
に示すように、板バネ4は、上下のベアリング3a、3bを
押圧するために、中央に切欠部42を有し、上下に半円形
の突出部40、41が設けられ、突出部40、41が独立にベア
リング3a、3bを押すようになっている。
即ち、切欠部42によって突出部40、41が分離された形
をとっており、突出部40、41の押圧動作が干渉せずに独
立に行われる。
をとっており、突出部40、41の押圧動作が干渉せずに独
立に行われる。
又、突出部40、41には、それぞれ円弧部44a、44b、44
c、44dが設けられており、板バネ4をスライド着脱する
際のベアリング3a、3bとのひっかかりを防止している。
c、44dが設けられており、板バネ4をスライド着脱する
際のベアリング3a、3bとのひっかかりを防止している。
更に、シャフト1に当たる面側のカドには、それぞれ
円弧部43a、43b、43c、43dが設けられており、板バネ4
をスライド着脱する際のシャフト1とのひっかかりを防
止している。
円弧部43a、43b、43c、43dが設けられており、板バネ4
をスライド着脱する際のシャフト1とのひっかかりを防
止している。
板バネ4は、上下対称の形をしており、どちらが上に
なっても良いように構成されている。
なっても良いように構成されている。
このように構成されているので、第4図に示すよう
に、シャフト1にカットされた面(切欠き)を設け、ア
クチュエータ2をシャフト1に挿入後、ベアリング3a、
3bの内面とシャフト1のカットされた面に板バネ4を挿
入することによって、予圧を与えることができる。
に、シャフト1にカットされた面(切欠き)を設け、ア
クチュエータ2をシャフト1に挿入後、ベアリング3a、
3bの内面とシャフト1のカットされた面に板バネ4を挿
入することによって、予圧を与えることができる。
板バネ4の挿入作業によって、予圧機構が付与できる
ので、作業が容易であり、円弧部44a〜44d、43a〜43dに
よって挿入時のシャフト1やベアリング3a、3bとのひっ
かかりも防止でき、一層作業が容易となる。
ので、作業が容易であり、円弧部44a〜44d、43a〜43dに
よって挿入時のシャフト1やベアリング3a、3bとのひっ
かかりも防止でき、一層作業が容易となる。
しかも、1枚の板バネ4で、一対のベアリング3a、3b
を独自に押圧でき、性能も劣ることなく、部品点数を減
少できる。
を独自に押圧でき、性能も劣ることなく、部品点数を減
少できる。
(b) 他の実施例の説明 上述の実施例では、磁気ディスク装置について説明し
たが、他の装置にも適用でき、また固定軸1に対し、回
動するロータリーアクチュエータ2を嵌合部材として説
明したが、他のものであってもよく、更に嵌合部材が固
定で軸1が回転するようなものであってもよい。
たが、他の装置にも適用でき、また固定軸1に対し、回
動するロータリーアクチュエータ2を嵌合部材として説
明したが、他のものであってもよく、更に嵌合部材が固
定で軸1が回転するようなものであってもよい。
以上本発明の実施例により説明したが、本発明は本発
明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこ
れらを排除するものではない。
明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこ
れらを排除するものではない。
〔発明の効果〕 以上説明した様に、本発明によれば、 予圧機構を板バネで構成しているので、予圧機構の
組立作業が挿入だけで済み容易となるという効果を奏す
る。
組立作業が挿入だけで済み容易となるという効果を奏す
る。
又、板バネに一対の突出部と切欠部を設けているの
で、一対のベアリングをそれぞれ独自に押圧できるとい
う効果を奏する。
で、一対のベアリングをそれぞれ独自に押圧できるとい
う効果を奏する。
更に、板バネだけで済むので、部品点数も減少し且
つ構成も簡単となるという効果も奏する。
つ構成も簡単となるという効果も奏する。
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の一実施例全体構成図、 第3図は第2図構成の板バネの構成図、 第4図は第2図構成の要部構成図、 第5図は従来技術の説明図である。 図中、1……軸(シャフト)、 2……嵌合部材(ロータリーアクチュエータ)、 3a、3b……ベアリング、 4……板バネ、 40、41……突出部、 42……切欠部。
Claims (1)
- 【請求項1】軸に対し、一対のベアリングを介し嵌合部
材を嵌合させた装置において、 該一対のベアリングに対応した突出部と、 該突出部間に設けられた切欠部とを有する板バネを設
け、 該板バネを該一対のベアリングの内輪と該軸との間に設
けた隙間に挿入したことを特徴とするベアリング予圧機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1110321A JP2599196B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | ベアリング予圧機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1110321A JP2599196B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | ベアリング予圧機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02286917A JPH02286917A (ja) | 1990-11-27 |
JP2599196B2 true JP2599196B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=14532762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1110321A Expired - Fee Related JP2599196B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | ベアリング予圧機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599196B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5233182B2 (ja) * | 2007-06-29 | 2013-07-10 | 株式会社ジェイテクト | トランスミッション用の軸受固定構造 |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP1110321A patent/JP2599196B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02286917A (ja) | 1990-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5914491A (ja) | ロボツトハンド | |
US3881189A (en) | Transducer arrangement in recording and/or playback devices utilizing disc records | |
JP2599196B2 (ja) | ベアリング予圧機構 | |
EP0142391A2 (en) | Read/write head positioner arrangement | |
US5768060A (en) | Low pofile radially and axially preloaded ball bearing for actuator pivot | |
JP2574697Y2 (ja) | 回転操作型電気部品のクリック機構 | |
JP2569098B2 (ja) | 磁気ディスク装置のヘッド組立体支持構造 | |
JPH06101214B2 (ja) | 磁気ヘッド組立体 | |
JPS6217423A (ja) | 直線運動子のガイド機構 | |
JPH0276164A (ja) | スピンドル組立体 | |
JPH0256781A (ja) | 記録再生装置 | |
JPS60249723A (ja) | 軸受装置 | |
US3105691A (en) | Pick-up for use with record players | |
JPH074842Y2 (ja) | 弾球軸の保持装置 | |
JPS61144779A (ja) | 摺動装置 | |
JPS58111158A (ja) | 磁気デイスク装置 | |
JPS61287081A (ja) | 記録再生装置のヘツド送り機構 | |
JPH03252970A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
JPS61188061A (ja) | 軸状ワ−クの研削工具 | |
JPH0431557Y2 (ja) | ||
JPS6279645A (ja) | 回転微動ステ−ジ | |
JPH01169771A (ja) | 光ディスクのスピンドル機構 | |
JPH035020Y2 (ja) | ||
JPH0544887Y2 (ja) | ||
JPH02103766A (ja) | 光ディスクのスピンドルメカニズム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |