JP2599114Y2 - 内燃機関のシャッタ装置 - Google Patents

内燃機関のシャッタ装置

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JP2599114Y2
JP2599114Y2 JP1992087460U JP8746092U JP2599114Y2 JP 2599114 Y2 JP2599114 Y2 JP 2599114Y2 JP 1992087460 U JP1992087460 U JP 1992087460U JP 8746092 U JP8746092 U JP 8746092U JP 2599114 Y2 JP2599114 Y2 JP 2599114Y2
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JP
Japan
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shutter
valve shaft
actuator
intake passage
exhaust passage
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JP1992087460U
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JPH0649731U (ja
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起浩 高木
理章 野中
雅博 島貫
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、内燃機関の吸気通路あ
るいは排気通路に介装されたシャッタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のシャッタ装置の従来例として
は、例えば吸気シャッタ装置の従来例として、図3に示
すようなものがある(実開昭63−147538号公報
及び実開平1−174540号公報等参照)。即ち、デ
ィーゼルエンジンの吸気通路1にはバタフライ式の吸気
シャッタ2が配設され、この吸気シャッタ2は吸気通路
1壁にメタル7等により回動自由に取付けられた弁軸3
に取付けられている。前記弁軸3の端部には、吸気通路
1の外方において、レバー4が取付けられている。
【0003】一方、吸気通路1の外壁5には負圧応動型
のダイヤフラムアクチュエータ10がブラケット11を介し
て取付けられている。前記ダイヤフラムアクチュエータ
10のロッド12先端部にはピン6を介して前記レバー4に
接続されている。次に当該従来例の動きを説明する。こ
こで、当該ダイヤフラムアクチュエータ10の供給口13に
図示しない圧縮空気供給源より圧縮空気が供給される
と、ダイヤフラム15が変形し、スプリング16の押圧力に
抗してダイヤフラムガイド17の端部が底部18に当接する
までロッド12が突出し、前記レバー4を回動させ、吸気
シャッタ2を閉状態とする。
【0004】一方、圧縮空気の供給が絶たれると、ダイ
ヤフラム15はスプリング16の押圧力により図の状態に戻
り、もってロッド12が引っ込み、前記レバー4を前記回
動とは逆方向に回動させ、吸気シャッタ2を開状態とす
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ここで、従来の吸気シ
ャッタ装置では、吸気シャッタ2を閉状態とするには、
圧縮空気を供給してロッド12を突出させるが、その際に
はダイヤフラムガイド17の端部が底部18に当接すること
によって突出が停止していた。即ちダイヤフラムガイド
17の端部がストッパの作用を奏している。
【0006】しかしながら、吸気シャッタ2を開状態と
するには、圧縮空気の供給を絶ってスプリング16の押圧
力によりロッド12を戻すが、その際ストッパとして作用
するものがなく、スプリング16が自然長となった状態で
開状態を保持しているため、機関の振動等によりロッド
12等が振動し、騒音が発生する惧れがある。さらに、吸
気シャッタ2とダイヤフラムアクチュエータ10とは前記
レバー4及びピン6を介して接続されているので、当該
接続部における嵌合隙間等でも、前記振動による騒音が
発生し、また磨耗も発生して寿命を短くする惧れもあ
る。
【0007】これらを防止するために、開状態時の前記
レバー4等を保持するストッパーを吸気通路1の外壁5
等に取付けることが考えられるが、設置空間が無く、ま
た構造も複雑となり製造コストの増加につながってしま
う。本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであり、
簡易な構成により、吸気シャッタが開状態時のレバー等
の回動部材が振動することを防止するストッパを有した
内燃機関のシャッタ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本考案は、
燃機関の吸気通路或いは排気通路を開閉するシャッタ
と、該シャッタと一体的に連結され、前記吸気通路壁或
いは排気通路壁に回動自由に取付けられる弁軸と、前記
吸気通路壁或いは排気通路壁に締結部材を介して取付け
られるアクチュエータと、前記弁軸の一端部に取付けら
れ、該アクチュエータの出力を弁軸の回動力に変換する
レバーと、前記シャッタの全開位置で前記弁軸の回動を
規制する第1の規制部材と、を含んで構成される内燃機
関のシャッタ装置であって、前記アクチュエータは、前
記シャッタが吸気通路或いは排気通路を開く方向にアク
チュエータを付勢するスプリングと、当該シャッタが吸
気通路或いは排気通路を閉じる方向であって前記シャッ
タの全閉位置で前記弁軸の回動を規制する第2の規制部
材と、を含んだ構成であり、前記第1の規制部材は、前
記アクチュエータの取付け部を吸気通路壁或いは排気通
路壁に取付けるときに、当該アクチュエータの取付け部
と吸気通路壁或いは排気通路壁との間に介装され、前記
締結部材により共締めされる板状のストッパプレート
と、前記弁軸と一体的に取付けられる板状の回動ストッ
パと、を含んで構成され、当該弁軸が回動してシャッタ
が全開位置になったとき、前記回動ストッパがストッパ
プレートに当接して弁軸の回動が規制される構成である
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】シャッタが取付けられた弁軸は、アクチュエー
タの非作動時、即ち、シャッタの全開時に、アクチュエ
ータに備えられたスプリングにより、シャッタの開方向
に回動付勢される。そして、弁軸は、第1の規制部材に
より、シャッタの全開位置でその回動が規制される。こ
のとき、第1の規制部材を構成する回動ストッパがスト
ッパプレートに当接するが、スプリングにより回動スト
ッパがストッパプレート方向に付勢される。従って、ア
クチュエータの摺動部、アクチュエータとレバーとの連
結部等にガタがあっても、スプリングの付勢力がそのガ
タにも作用するので、ガタに起因する振動及び騒音発生
が防止される。 また、ストッパプレートは、アクチュエ
ータと共に締結部材により共締めされる構成であるた
め、ストッパプレートの取付部材を新たに設ける必要が
なく、取付工数の増加を伴うことがない。
【0010】一方、アクチュエータの作動時には、アク
チュエータに備えられた第2の規制部材により、シャッ
タの全閉位置で弁軸の回動が規制される。即ち、シャッ
タが全閉位置にあるときには、シャッタが全開位置にあ
るときと同じように、振動及び騒音発生が防止される。
【0011】
【実施例】以下本考案の実施例を図1及び図2に基づい
て説明する。なお、従来例と同一構成要素には図3と同
一符号を付して説明を省略する。吸気通路1の外壁5に
は負圧応動型のダイヤフラムアクチュエータ10がブラケ
ット21を締結ボルト22及び23(締結部材)により締結す
ることにより固定されている。
【0012】ここで、本考案に係る構成として、ブラケ
ット21を外壁5に締結する際に、当該ブラケット21と外
壁5との間に第1の規制部材を構成するストッパプレー
ト25を共締めしている。また、弁軸3には、前記ストッ
パプレート25と同一平面内に、回動ストッパ28が嵌合固
定される。ここでストッパプレート25と回動ストッパ28
とは、スプリング16が自然長に延びきる以前にストッパ
プレート25の一側面25a と回動ストッパ28の一側面28a
とが当接する位置関係になっている。
【0013】そして、吸気シャッタ2を開状態とするべ
く圧縮空気の供給を絶つと、スプリング16の押圧力によ
りロッド12が戻り、弁軸3即ち吸気シャッタ2が該スプ
リング16の押圧力によって開方向に回動する。ここで、
本実施例に係る作用として、ロッド12は弁軸3と一体に
回動する回動ストッパ28の一側面28aがストッパプレー
ト25の一側面25aに当接するまで戻る。従って、回動ス
トッパ28の一側面28aがストッパプレート25の一側面25
aに当接する位置においては、スプリング16による押圧
付勢力が前記一側面28aと一側面25aとの間に作用する
ばかりでなく、ロッド12のアクチュエータ摺動部19、レ
バー4とピン6との嵌合隙間部及び弁軸3とメタル7と
の間の回動部等にも作用することとなり、それらにおけ
る嵌合隙間等を無くしている。
【0014】もって吸気シャッタ2が開状態時のレバー
4等の回動部材の振動を防止することが可能となり、該
振動に伴う騒音の発生を防止することが可能となる。さ
らに、嵌合隙間等における振動が防止されることによ
り、該嵌合部における磨耗も防ぐことが可能となり、寿
命の延長化につながる。また、本実施例に係るストッパ
プレート25はブラケット21と一緒に外壁5に共締めさ
れ、また回動ストッパ28も弁軸3に嵌合固定されるの
で、当該ストッパを取付ける際の作業性が良好で、製造
コストの増加を招くこともない。一方、吸気シャッタ2
を閉状態とするべくダイヤフラムアクチュエータ10に圧
縮空気が供給されると、ダイヤフラム15が変形し、スプ
リング16の押圧力に抗してダイヤフラムガイド17の端部
が底部18に当接するまでロッド12が突出し、レバー4を
回動させ、吸気シャッタ2を閉状態とする。ここで、ダ
イヤフラムガイド17の端部と底部18とで、第2の規制部
材が構成される。
【0015】即ち以上説明したように、本実施例によれ
ば、ストッパプレート25をブラケット21と一緒に共締め
し、回動ストッパ28を弁軸3に嵌合固定することにより
シャッタ装置に係る振動及び騒音の発生及び磨耗の発生
を防止できるという効果がある。尚、以上の説明におい
ては内燃機関のシャッタ装置として、吸気シャッタ装置
を例にとり説明したが、排気シャッタ装置でも同様であ
ることは勿論である。
【0016】
【考案の効果】本考案は以上説明したように、スプリン
グによりシャッタの開方向に付勢されるアクチュエータ
によりシャッタに係るレバーを回動する内燃機関のシャ
ッタ装置において、該アクチュエータの取付け部と通路
との間に、前記付勢方向に係る弁軸の回動を規制する
第1の規制部材を介装する構成としたので、シャッタ装
置に係る振動及び騒音の発生、並びに、摩耗の発生を防
止できるという効果がある。また、第1の規制部材は、
アクチュエータを通路壁に取付けるときに共締めされる
ストッパプレートと、弁軸に取付けられる回動ストッパ
と、を含んで構成されるので、ストッパプレートの取付
部材を新たに設ける必要がなく、取付工数の増加を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す吸気シャッタ装置の部
分断面図
【図2】同上実施例の側面図
【図3】従来例の吸気シャッタ装置を示す部分断面図
【符号の説明】
1 吸気通路 2 吸気シャッタ 3 弁軸 4 レバー 10 ダイヤフラムアクチュエータ 15 ダイヤフラム 16 スプリング 21 ブラケット 25 ストッパプレート 28 回動ストッパ
フロントページの続き (72)考案者 島貫 雅博 東京都八王子市楢原町1457−1 株式会 社北原製作所内 (56)参考文献 特開 昭62−284932(JP,A) 実開 昭63−164532(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 9/00 - 11/10

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の吸気通路或いは排気通路を開閉
    するシャッタと、 該シャッタと一体的に連結され、前記吸気通路壁或いは
    排気通路壁に回動自由に取付けられる弁軸と、 前記吸気通路壁或いは排気通路壁に締結部材を介して取
    付けられるアクチュエータと、 前記弁軸の一端部に取付けられ、該アクチュエータの出
    力を弁軸の回動力に変換するレバーと、 前記シャッタの全開位置で前記弁軸の回動を規制する第
    1の規制部材と、 を含んで構成される内燃機関のシャッタ装置であって、 前記アクチュエータは、前記シャッタが吸気通路或いは
    排気通路を開く方向にアクチュエータを付勢するスプリ
    ングと、当該シャッタが吸気通路或いは排気通路を閉じ
    る方向であって前記シャッタの全閉位置で前記弁軸の回
    動を規制する第2の規制部材と、を含んだ構成であり、 前記第1の規制部材は、前記アクチュエータの取付け部
    を吸気通路壁或いは排気通路壁に取付けるときに、当該
    アクチュエータの取付け部と吸気通路壁或いは排気通路
    壁との間に介装され、前記締結部材により共締めされる
    板状のストッパプレートと、前記弁軸と一体的に取付け
    られる板状の回動ストッパと、を含んで構成され、当該
    弁軸が回動してシャッタが全開位置になったとき、前記
    回動ストッパがストッパプレートに当接して弁軸の回動
    が規制される構成である ことを特徴とする内燃機関のシ
    ャッタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0663460B2 (ja) * 1986-06-02 1994-08-22 株式会社日立製作所 電動機駆動型絞弁用の絞弁組立体
JPS63164532U (ja) * 1987-04-17 1988-10-26

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