JP2599066B2 - フォークリフトのサイドシフト装置 - Google Patents

フォークリフトのサイドシフト装置

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美浩 岡崎
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小松フォークリフト株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトのサイ
ドシフト装置で、詳しくは、車体に対して荷物が左右の
いずれかに偏心している場合に、サイドシフト装置を自
動的に、その偏荷重が修正される方向に移動するように
したフォークリフトのサイドシフト装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の上記サイドシフト装置は図4、図
5に示すようになっていて、車体1の中心に対して左右
対称位置にロードセンサ2a,2bが設置してあり、こ
れにより検出された左右の積載荷重Wa,Wbの信号が
演算制御装置3に入力されるようになっている。またサ
イドシフト装置4は昇降体5に対して左右方向に移動自
在に搭載してあり、シフトシリンダ6にて駆動されるよ
うになっている。そしてこのシフトシリンダ6は電磁制
御弁7を介してポンプ8に接続してあり、この電磁制御
弁7の左右のソレノイド7a,7bは演算制御装置3に
接続されていて、この演算制御装置3にて切換制御され
るようになっている。上記昇降体5にはサイドシフト装
置4の両方向への移動端を検出する位置センサ9a,9
bが設けてある。
【0003】そして上記構成のサイドシフト装置4は図
6に示すフローチャートに示すように制御される。すな
わちステップ(1)で初期設定(Wa=Wb=0)し、
ステップ(2)でサイドシフト装置4上に搭載した荷物
の荷重Wa,Wbを検出し、ステップ(3)でこの荷物
が左右いずれかに片寄っているかを演算(Wc=Wa−
Wb)する。次にステップ(4)に進み、ずれ荷重Wc
の数値がゼロか、正か、負かによって、電磁制御弁7の
左右のソレノイド7a,7bのON、OFFを、演算制
御装置3より信号を出力して切り換えてサイドシフト装
置4をWa=Wbとなる方向に移動するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
実際に荷物を搭載させた状態でその偏心位置を修正させ
るようにシフトシリンダ6を作動してシフトしたとき
に、荷物の慣性とソレノイド7a,7bの応答性によっ
て、例えば、右側に片寄っていて左方へシフトして行
き、偏心がゼロになる点を通り過ぎて左側へ片寄ってし
まうことがあり、この場合、再度反対側へシフトし、こ
のときも慣性で偏心がゼロの点を通りすぎてしまうこと
があり、これを繰返し修正しなければならず、真に偏心
がゼロになるまで時間がかかってしまい、実用上問題が
あった。
【0005】本発明は上記のことに鑑みなされたもの
で、荷物の車体中心に対する偏荷重を自動的に修正する
場合、修正する動作が1回で済み、修正を完了するまで
の時間を短縮できると共に、修正動作の停止時のショッ
クを軽減できるようにしたフォークリフトのサイドシフ
ト装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るフォークリフトのサイドシフト装置
は、フォークリフトの車体中心に対して左右対称に設置
した一対のロードセンサ2a,2bにより荷重を検出
し、この検出値の差から車体中心に対する荷重の偏心量
を演算制御装置3にて求め、この演算値に基づいた出力
信号をサイドシフト装置4のシフト作動部に出力して上
記偏心量を自動的に修正するようにしたフォークリフト
のサイドシフト装置において、サイドシフト装置4のシ
フト作動部に、このシフト作動部の作動ストロークを検
出するストローク検出センサ10を設け、またシフト作
動部の作動油圧回路に可変流量調整弁12を介装し、演
算制御装置3にて上記ストローク検出センサ10の検出
値に応じて可変流量調整弁12を絞り方向に制御するよ
うにしている。
【0007】
【作 用】ロードセンサ2a,2bの検出値から演算
制御装置3にて偏荷重を検出した場合、これを修正する
ための信号がシフト作動部に出力されてサイドシフト装
置4は上記偏荷重がゼロになる方向に移動される。そし
てこのときのストロークはストローク検出センサ10に
て検出され、この検出値から上記偏心量がゼロに近づく
と、演算制御装置3から可変流量調整弁12に絞り信号
が出力されて上記シフト作動部のシフト作動速度が絞ら
れて、シフト作動のストローク終端部の速度が遅くな
り、サイドシフト装置4は少ないショックで停止され
る。
【0008】
【実 施 例】本発明の実施例を図1から図3に基づい
て説明する。なおこの実施例において、図4、図5に示
した従来例と同一構成部材は同一符号を付して説明を省
略する。この実施例では昇降体5とサイドシフト装置4
の支枠4aとの間に車体1の中心に対して対称に一対の
ロードセンサ2a,2bが設けてある。シフトシリンダ
6にストローク検出センサ10が設けてあり、これの検
出信号を演算制御装置3に入力するようにしてある。ま
た電磁制御弁7とポンプ8との間に断続切換弁11が介
装してあり、この断続切換弁11と電磁制御弁7との間
の管路に可変流量調整弁12が介装してある。この可変
流量調整弁12は電磁制御弁7からの制御信号にて作動
するようになっている。
【0009】上記構成において、車体1の中心に対して
左右対称に設置したロードセンサ2a,2bにより荷重
を検出し、その荷重の検出値wa,wbを演算制御装置
3に入力し、左右の荷重差Wc=Wa−Wbを演算す
る。ここで、Wc>0の場合は、ロードセンサ2a,2
bの取付け間隔LとWa,Wbの数値から荷重の左右方
向の重心位置と車体中心との偏心量εを
【0010】
【数1】
【0011】により演算し、演算制御装置3から電磁制
御弁7の一方のソレノイド7の作動信号を示す。Wc<
0の場合は同様に荷重の左右方向の重心位置と車体中心
との偏心量εを上記(1)式により演算し、演算制御装
置3から電磁制御弁7の他方のソレノイド7bの作動信
号を出す。次に断続切換弁11を操作レバーにて接続側
に切換えポンプ8からの圧油を電磁制御弁7を介してシ
フトシリンダ6のロッド側またはボトム側へ供給し、こ
れによりシフトシリンダ6が伸長または短縮に荷物の偏
荷重が修正される。
【0012】このとき、シフトシリンダ6のストローク
がストローク検出センサ10により測定され、この数値
Sが演算制御装置3に入力され、ここで上記荷重の偏心
量εとSとの差L1 を L1 =ε−S で演算し、この値がゼロに近づいたら可変流量調整弁1
2を絞る作動信号が演算制御装置3より出力され、これ
によりシフトシリンダ6の作動速度が遅くなり、上記L
1 がゼロになったら電磁制御弁7の両ソレノイド7a,
7bの休止信号を出してシフトシリンダ6の作動を停止
し、サイドシフト装置4の移動を停止させる。
【0013】左右のロードセンサ2a,2bの荷重差W
cがゼロのときは電磁制御弁7の両ソレノイド7a,7
bの休止信号を出してサイドシフト装置4の移動を行な
わない。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、サイドシフト装置4を
左右へ移動しての偏荷重の修正を1回の動作にて済み、
修正を完了するまでの時間を短縮できると共に、この修
正動作における停止時の油圧回路が可変流量調整弁12
にて絞られることにより、この修正動作の停止時のショ
ックを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路構成図である。
【図2】本発明の実施例の要部を破断して示す正面図で
ある。
【図3】本発明の実施例の側面図である。
【図4】従来例の回路構成図である。
【図5】従来例の要部を破断して示す正面図である。
【図6】従来例の作用を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…車体、2a,2b…ロードセンサ、3…演算制御装
置、4…サイドシフト装置、5…昇降体、6…シフトシ
リンダ、7…電磁制御弁、7a,7b…ソレノイド、8
…ポンプ、10…ストローク検出センサ、11…断続切
換弁、12…可変流量調整弁。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォークリフトの車体中心に対して左右
    対称に設置した一対のロードセンサ2a,2bにより荷
    重を検出し、この検出値の差から車体中心に対する荷重
    の偏心量を演算制御装置3にて求め、この演算値に基づ
    いた出力信号をサイドシフト装置4のシフト作動部に出
    力して上記偏心量を自動的に修正するようにしたフォー
    クリフトのサイドシフト装置において、サイドシフト装
    置4のシフト作動部に、このシフト作動部の作動ストロ
    ークを検出するストローク検出センサ10を設け、また
    シフト作動部の作動油圧回路に可変流量調整弁12を介
    装し、演算制御装置3にて上記ストローク検出センサ1
    0の検出値に応じて可変流量調整弁12を絞り方向に制
    御するようにしたことを特徴とするフォークリフトのサ
    イドシフト装置。
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FR2791049B1 (fr) 1999-03-19 2001-06-01 Sambron Porte equipement pour engin de levage, mat d'un engin de levage comprenant un tel porte equipement et engin de levage tel que chariot a fourches pourvu dudit mat
DE102016014454A1 (de) * 2016-12-06 2018-06-07 Kaup GmbH & Co. KG Gesellschaft für Maschinenbau Vorrichtung zum Transportieren eines Transportgutes und Verfahren
FR3068344B1 (fr) * 2017-06-29 2019-08-23 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Systeme de commande d'un chariot elevateur a fourche autonome, et procede de pilotage d'un tel chariot.
KR102521757B1 (ko) * 2021-05-31 2023-04-17 주식회사 로하우 지게차의 원격 주행 구동장치

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