JP2599034Y2 - 可変ピッチ機構を持った複数デバイス搬送装置 - Google Patents

可変ピッチ機構を持った複数デバイス搬送装置

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JP2599034Y2
JP2599034Y2 JP1993034099U JP3409993U JP2599034Y2 JP 2599034 Y2 JP2599034 Y2 JP 2599034Y2 JP 1993034099 U JP1993034099 U JP 1993034099U JP 3409993 U JP3409993 U JP 3409993U JP 2599034 Y2 JP2599034 Y2 JP 2599034Y2
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成人 山田
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Advantest Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ICハンドラ等の内部
へ複数の被測定デバイスを同時に搬入及び逆に外部へ同
時に搬出するためのX軸Y軸の可変ピッチ機構を持った
複数デバイス搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のICハンドラのデバイス搬送は、
図2に示すような手順でおこなわれる。つまり、トレイ
1に並んだ被測定デバイスをX軸Y軸に自由に動作する
キャリア・アーム2が1個づつ吸着しトレイ1のピッチ
と違うコンタクトソケット5へ移している。トレイ1
は、多数個の被測定デバイスを小さい面積に収納するた
めにピッチが小さく、又、コンタクト・ソケット5は、
試験部の物理的な大きさの制限によりピッチを小さくで
きないため、双方のピッチに違いがある。複数個の被測
定デバイスを同時に試験する場合、試験の前にコンタク
トソケット5の数と同数回キャリア・アーム2が被測定
デバイスをトレイ1からコンタクトソケット5へ1個づ
つ運ぶ必要がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のICハンドラ
で、複数個の被測定デバイスを同時に試験する場合、キ
ャリア・アーム2がトレイ1より1個づつ被測定デバイ
スを吸着してコンタクト・ソケット5にセットする。こ
の為、同時に試験する被測定デバイスが増えるに従い、
試験するまでのセット時間が長くなる。
【0004】本考案が解決しようとする課題は、トレイ
1からコンタクト・ソケット5への搬入時間、又、逆に
コンタクト・ソケット5からトレイ1への搬出時間を短
縮することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、以上のような
課題を解決するものであって、次のようなものである。
すなわち、本考案は、図1のように複数個デバイスを同
時に移動できるキャリア・アーム2と、X軸ピッチを可
変できるバッファ・ステージ3と、Y軸ピッチを可変で
きるバッファ・アーム4とからなる。
【0006】又、移動できる被測定デバイスを2個以内
に限定する場合には、バッファ・ステージ3あるいはバ
ッファ・アーム4のどちらか一方のピッチのみを可変す
る構成としてもよい。
【0007】
【作用】上記のように構成された機構を使用する事で、
ピッチの違うトレイ1とコンタクト・ソケット5の間で
複数個の被測定デバイスを同時に搬送することができ
る。
【0008】
【実施例】(実施例1) 実施例1を図1の時間の経過に伴う被測定デバイスの移
動を示す説明図に基づいて説明する。まず(a)に示す
ように、トレイ1のピッチに寸法が合う吸着機構を持っ
たキャリア・アーム2により、4個の被測定デバイスを
同時に吸着し、バッファ・ステージ3に被測定デバイス
を運び同時に開放する。
【0009】そして(b)に示すように、バッファ・ス
テージ3は、バッファ・アーム4の下方に位置を移動し
ながら、同時にコンタクト・ソケット5のX軸のピッチ
に合うよう被測定デバイスを中央からX軸の両側に2個
づつ移動する。
【0010】そして(c)に示すように、バッファ・ア
ーム4は、X軸に移動したバッファ・ステージ3より被
測定デバイスを同時に吸着し、コンタクト・ソケット5
の上方に移動する。又、同時にバッファ・アーム4は、
コンタクト・ソケット5のY軸のピッチに合うよう、中
央からY軸の両側に被測定デバイスを2個づつ移動す
る。
【0011】バッファ・ステージ3とバッファ・アーム
4の移動方向は、ちょうど90度違っており、可変ピッ
チ機構になっているこの機構により移動後のバッファ・
アーム4の4個の被測定デバイスの位置を、コンタクト
・ソケット5のソケット位置に一致させている。
【0012】そして(d)に示すように、バッファ・ア
−ム4は、コンタクト・ソケット5に被測定デバイス4
個を同時に開放する。4個の被測定デバイスを同時に搬
送することで、従来の1個搬送に比較して高速化した動
作を可能にできる。
【0013】(実施例2) 実施例1は、トレイ1からコンタクト・ソケット5へ4
個の被測定デバイスを同時に移動するものであるが、実
施例2では実施例1と逆の順序により、コンタクト・ソ
ケット5からトレイ1へ4個の被測定デバイスを同時に
移動させる。
【0014】(実施例3) 実施例3を図3に基づいて説明する。実施例3は、2個
の被測定デバイスを移動させる。これは、バッファ・ア
ームによるY軸の移動をなくしたもので、バッファ・ス
テージ3でコンタクト・ソケット5のピッチに合うよう
中央からX軸の両側に被測定デバイスを2個同時に移動
させる。
【0015】又、上記の方法とは逆の順序により、コン
タクト・ソケット5からトレイ1へ被測定デバイス2個
を移動させることができる。
【0016】(実施例4) 実施例4を図4に基づいて説明する。実施例4は、2個
の被測定デバイスを移動させる。これは、バッファ・ス
テージによるX軸の移動をなくしたもので、バッファ・
アーム4でコンタクト・ソケット5のピッチに合うよう
中央からY軸の両側に被測定デバイスを2個同時に移動
させる。
【0017】又、上記の方法とは逆の順序により、コン
タクト・ソケット5からトレイ1へ被測定デバイス2個
を移動させることができる。
【0018】(実施例5) 実施例を図1及び図5より図7に基づいて説明する。こ
れは、図1のピッチの違うトレイ1よりコンタクト・ソ
ケット5へ、X軸またはY軸に中心から対象的に被搬送
物を動かせることができる2本の左右ねじを使ってピッ
チを合わせ、4個の搬送物を同時に搬送するものであ
る。
【0019】まず、図1のトレイ1と同じピッチの吸着
機構を持ったキャリア・アーム2により、トレイ1上の
4個の被試験デバイスを同時に吸着し、バッファ・ステ
ージ3上に運ぶ。
【0020】バッファ・ステージのY軸のピッチはキャ
リア・アーム2と同じになっており、X軸のピッチはキ
ャリア・アーム2と同じピッチに図5のモータ13によ
り合わせる。キャリア・アーム2は、ピッチが同じにな
ったバッファ・ステージ3上に被試験デバイスを同時に
開放する。
【0021】次にバッファ・ステージ3のX軸は、コン
タクト・ソケット5と同じピッチになっているバッファ
・アーム4のX軸のピッチと同じになるように、図5の
モータ13によりサブ・ステージ19のピッチを合わせ
る。
【0022】次に、バッファ・アーム4のY軸はバッフ
ァ・ステージ3のY軸ピッチに図6のモータ17により
合わせる。
【0023】つづいてバッファ・アーム4はモータ15
によりバッファ・ステージ上に移動し、バッファ・ステ
ージ上の被試験デバイス4個を同時に吸着する。
【0024】バッファ・アーム4のX軸は、コンタクト
・ソケット5のピッチと同じになっており、Y軸のピッ
チをコンタクト・ソケット5のY軸ピッチに図6のモー
タ17により合わせる。
【0025】バッファ・アーム4は、X軸Y軸ともにピ
ッチが同じになったコンタクト・ソケット5上に図6の
モータ15により移動し、被試験デバイス4個を同時に
開放する。
【0026】以上のようなX軸Y軸の位置合わせは、左
右ねじ12及び16の一点を中心に両方向へ移動する構
造により達成している。
【0027】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0028】バッファ・ステージ3とバッファ・アーム
4をトレイ1とコンタトソケット5の間に介在させるこ
とで、ピッチの違うトレイ1とコンタクト・ソケット5
間の複数の被測定デバイスの移動を高速にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の複数デバイス搬送装置の時間の経過に
伴う被測定デバイスの移動を示す説明図である。
【図2】従来のデバイス搬送装置の動作説明図である。
【図3】バッファ・ステージ3を利用したデバイス2個
搬送装置の時間の経過に伴う被測定デバイスの移動を示
す説明図である。
【図4】バッファ・アーム4を利用したデバイス2個搬
送装置の時間の経過に伴う被測定デバイスの移動を示す
説明図である。
【図5】実施例5のバッファ・ステージの上面図であ
る。
【図6】実施例5のバッファ・アームの上面図及び下面
図である。
【図7】キャリア・アームの下面図である。
【符号の説明】
1 トレイ 2 キャリア・アーム 3 バッファ・ステージ 4 バッファ・アーム 5 コンタクト・ソケット 11 被搬送物 12、16 左右ねじ 13、15、17、18 モータ 14 右ねじ 19 サブ・ステージ 20 吸着アーム

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイ(1)から複数個のデバイスを同
    時に吸着しバッファ・ステージ(3)に移動させるキャ
    リア・アーム(2)と、複数個のデバイスをX軸の方向
    に移動するバッファ・ステージ(3)と、バッファ・ス
    テージ(3)上の複数個のデバイスを同時に吸着しY軸
    の方向に移動しコンタクト・ソケット(5)にデバイス
    を開放するバッファ・アーム(4)とで構成される、X
    軸Y軸の可変ピッチ機構を持った複数デバイス搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 X軸、又は、Y軸の、どちらか一方向に
    のみ移動する請求項1記載の可変ピッチ機構を持った複
    数デバイス搬送装置。
  3. 【請求項3】 X軸Y軸の位置合わせに、左右ねじ(1
    2、16)を使用する請求項1又は請求項2記載の可変
    ピッチ機構を持った複数デバイス搬送装置。
JP1993034099U 1993-05-31 1993-05-31 可変ピッチ機構を持った複数デバイス搬送装置 Expired - Lifetime JP2599034Y2 (ja)

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JPH0687884U JPH0687884U (ja) 1994-12-22
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KR100923252B1 (ko) * 2007-08-22 2009-10-27 세크론 주식회사 테스트 핸들러에서 반도체 장치들을 이송하는 방법 및 장치
TWI660898B (zh) * 2018-12-11 2019-06-01 鴻勁精密股份有限公司 電子元件移料裝置及其應用之作業分類設備
TWI669260B (zh) * 2019-01-18 2019-08-21 鴻勁精密股份有限公司 Electronic component variable distance device and operation classification device thereof

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