JP2598694Y2 - ヘアカーラーにおける髪保持構造 - Google Patents

ヘアカーラーにおける髪保持構造

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JP2598694Y2
JP2598694Y2 JP1992065257U JP6525792U JP2598694Y2 JP 2598694 Y2 JP2598694 Y2 JP 2598694Y2 JP 1992065257 U JP1992065257 U JP 1992065257U JP 6525792 U JP6525792 U JP 6525792U JP 2598694 Y2 JP2598694 Y2 JP 2598694Y2
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博史 長田
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株式会社 貝印刃物開発センター
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はヘアカーラーにおいて
髪を保持する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】従来の
ヘアカーラーとしては、例えば実公昭55−19205
号公報に示すものがある。このヘアカーラーにおいて
は、図6に示すように、芯体1の外周に巻体3が挿嵌さ
れ、この巻体3の外周に保持体2が嵌め込まれている。
この保持体2には第1の挾持枠部6と第2の挾持枠部7
とが設けられ、巻体3に巻かれた髪がこの両挾持枠部
6,7と巻体3の外周面3aとの間で挾まれるようにな
っている。
【0003】ところが、このヘアカーラーにおいては、
保持体2に2本の挾持枠部6,7しかないため、巻体3
に巻かれた髪の端部が両挾持枠部6,7から外れて巻体
3から垂れ下がるおそれがあった。
【0004】本考案は、巻体に巻かれた髪の垂れ下がり
を防止するとともに、巻かれた髪にウェーブを良好にか
けられることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】後記する実施例の図面に
示すように、本考案に係るヘアカーラーにおいては、芯
体1の外周に巻体3が挿嵌され、この巻体3に巻いた髪
を巻体との間で挾む保持体が設けられている。この保持
体2には第1及び第2の支持枠部4,5と、この両支持
枠部4,5間に架設された第1及び第2の挾持枠部6,
7とが設けられている。この保持体2を巻体3の外周に
嵌め込んだとき、第1及び第2の支持枠部4,5は巻体
3の両端面3bに沿って芯体1の半径方向へ延びるとと
もに、第1及び第2の挾持枠部6,7は巻体3の外周面
3aに沿うように芯体1の軸線方向へ延びるようになっ
ている。
【0006】この保持体2には前記第1及び第2の支持
枠部4,5及び第1及び第2の挟持枠部6,7ばかりで
はなく、巻体3の外周面3aに沿って芯体1の周方向へ
延びる第3及び第4の支持枠部8,9が前記第1及び第
2の両支持枠部4,5の近傍に位置させて前記両挟持枠
部6,7間に架設されるとともに、第3の挟持枠部10
が第3及び第4の支持枠部8,9間に架設されている。
第3の挟持枠部10は第1及び第2の挟持枠部6,7間
で巻体3の外周面3aに沿って芯体1の軸線方向へ延び
るようになっている。第3及び第1の両挟持枠部10,
6と第3及び第4の両支持枠部8,9との間、並びに第
3及び第2の両挟持枠部10,7と第3及び第4の両支
持枠部8,9との間には前記第3の挟持枠部10の長手
方向に沿って長く延びる開放空間11がそれぞれ残るよ
うになっている。
【0007】
【作用】このようなヘアカーラーを使用する場合には、
図2に示すように保持体2を巻体3から抜いてこの巻体
3に髪を巻き、その後図3から図5に示すように保持体
2を巻体3に嵌め込んで巻体3の外周面3aと保持体2
の各挾持枠体6,7,10との間に髪を挾む。
【0008】この場合、第1及び第2の挟持枠部6,7
間にある髪の端部が第3の挟持枠部10により保持され
る。また、この保持された髪には開放空間11を通って
空気が当たる。さらに、この開放空間11は第3の挟持
枠部10の長手方向に沿って長く延びているため、巻体
3に巻かれた髪はその開放空間11の長さに相当する巻
幅全体が一様に露出する一方、その巻幅全体に亘り一様
に前記各挟持枠部6,7,10から挟持力を受ける。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例に係るヘアカーラー
を図1から図5を参照して説明する。
【0010】図1(a)に示す芯体1及び保持体2はそ
れぞれプラスチックからなり、円筒状のスポンジからな
る巻体3が図2に示すように芯体1の外周に挿嵌されて
いる。
【0011】前記保持体2においては、図1及び図4に
示すように、相対向する第1及び第2の支持枠部4,5
の両端部間に第1の挾持枠部6と第2の挾持枠部7とが
相対向して一体に架設されている。
【0012】第1の支持枠部4の両端部間と第2の支持
枠部5の両端部間とにそれぞれ第3の支持枠部8と第4
の支持枠部9とが一体に架設されている。第3及び第4
の支持枠部8,9は約180度の半円弧状をなし、第1
及び第2の支持枠部4,5の延設方向と第1及び第2の
挾持枠部6,7の延設方向を含む平面に対し直交する平
面に沿って延設されている。特に本実施例では、第3の
支持枠部8の中間部と第4の支持枠部9の中間部との間
に第3の挾持枠部10が第1及び第2の挾持枠部6,7
と平行に架設されている。そして、第3及び第1の両挾
持枠部10,6と第3及び第4の両支持枠部8,9との
間、並びに第3及び第2の両挾持枠部10,7と第3及
び第4の両支持枠部8,9との間には第3の挾持枠部1
0の長手方向に沿って長く延びる大きな開放空間11が
それぞれ形成されている。
【0013】前記芯体1の基端部1aには連結体12が
取着されている。前記保持体2において第1の支持枠部
4がこの連結体12に対し回動可能に支持されている。
そして、図2に示すように保持体2を回動させて巻体3
から抜いた状態では、巻体の外周面3aの全体が開放
されるようになっている。一方、図3から図5に示すよ
うに保持体2を回動させて巻体3の外周に嵌め込んだ状
態では、第1及び第2の支持枠部4,5が巻体3の両端
面3bに沿って芯体1の半径方向へ延びるとともに、第
1及び第2の挾持枠部6,7が巻体3の外周面3aに沿
うように芯体1の軸線方向へ延び、第2の支持枠部5が
芯体1の先端部1bに係止されている。また、この状態
で、第3及び第4の支持枠部8,9が巻体3の両端部で
その外周面3aに沿って周方向へ延び、第3の挾持枠部
10が第1及び第2の挾持枠部6,7と同様に巻体3の
外周面3aに沿って芯体1の軸線方向へ延びている。
【0014】このようなヘアカーラーを使用する場合に
は、図2に示すように保持体2を巻体3から抜いてこの
巻体3に髪を巻き、その後図3から図5に示すように保
持体2を巻体3に嵌め込んで巻体3の外周面3aと保持
体2の各挾持枠部6,7,10との間に髪を挾む。
【0015】特に本実施例においては、第1及び第2の
挟持枠部6,7の他に、第3の挟持枠部10を設けてい
るので、第1及び第2の挟持枠部6,7間で巻体3に巻
いた髪の端部が巻体3と各挟持枠部6,7,10との間
の挟持から外れて巻体3から垂れ下がることはなくな
り、髪が巻体3に確実に保持される。また、保持体2に
おける第3及び第1の両挟持枠部10,6と第3及び第
4の両支持枠部8,9との間、並びに第3及び第2の両
挟持枠部10,7と第3及び第4の両支持枠部8,9と
の間には大きな開放空間11があるため、巻体3と保持
体2との間に挟持された髪に空気が開放空間11を通し
て当たり易くなり、髪がむれることはなくなる。しか
も、前記各開放空間11は第3の挟持枠部10の長手方
向に沿って長く延びる空間であるため、巻体3に巻かれ
た髪はその開放空間11の長さに相当する巻幅全体が一
様に露出する一方、平行に延びる各挟持枠部6,7,1
0を介して一様に挟まれた巻幅全体に亘りウェーブを良
好にかけることができる。
【0016】さらに、第1の挾持枠部6と第2の挾持枠
部7との間の間隔Lが巻体3の外径Dにほぼ等しくなっ
ているため、巻体3に保持体2を嵌め込むとき、巻体3
に巻かれた髪がこの両挾持枠部6,7により押されて巻
体3の外周面3aで波打つことはなくなり、髪を巻体3
にきれいに巻くことができる。
【0017】前記実施例では保持体2を芯体1に対し回
動可能に支持したが、芯体と保持体とを互いに分離して
設け、保持体を巻体の外周面に当てがって嵌め込むよう
にしてもよい。
【0018】
【考案の効果】本考案にかかるヘアカーラーによれば、
第1及び第2の挟持枠部6,7の他にそれらの間で第3
の挟持枠部10を設けたので、髪の端部が垂れ下がるこ
となく確実に保持される。また、開放空間11により、
髪のむれを防止できるばかりでなく、その開放空間11
は第3の挟持枠部10の長手方向に沿って長く延びる空
間であるため、巻体3に巻いた髪については開放空間1
1の長さに相当する巻幅全体を一様に露出させる一方、
保持体2の各挟持枠部6,7,10を介して一様に挟ん
巻幅全体に亘りウェーブを良好にかけることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本実施例に係るヘアカーラーにおいて
保持体を巻体から抜くとともに巻体を芯体から取外した
状態を示す正面図であり、(b)は(a)のX−X線拡
大断面図である。
【図2】図1(a)に示す状態から巻体を芯体に取付け
た状態を示す正面図である。
【図3】図2に示す状態から保持体を巻体に嵌め込んだ
状態を示す正面図である。
【図4】同じく平面図である。
【図5】図3のY−Y線断面図である。
【図6】従来のヘアカーラーを示す断面図である。
【符号の説明】
1 芯体、2 保持体、3 巻体、3a 外周面、3b
端面、4 第1の支持枠部、5 第2の支持枠部、6
第1の挾持枠部、7 第2の挾持枠部、8第3の支持
枠部、9 第4の支持枠部、10 第3の挾持枠部、1
1 開放空間。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯体(1)の外周に巻体(3)を挿嵌
    し、この巻体(3)に巻いた髪を巻体(3)との間で挟
    む保持体(2)を設けたヘアカーラーにおいて、 この保持体(2)には、これを巻体(3)の外周に嵌め
    込んだとき、巻体(3)の両端面(3b)に沿って芯体
    (1)の半径方向へ延びる第1及び第2の支持枠部
    (4,5)と、この両支持枠部(4,5)間に架設され
    て巻体(3)の外周面(3a)に沿うように芯体(1)
    の軸線方向へ延びる第1及び第2の挟持枠部(6,7)
    とを設けるばかりでなく、巻体(3)の外周面(3a)に沿って芯体(1)の周方
    向へ延びる第3及び第4の支持枠部(8,9)を前記第
    1及び第2の両支持枠部(4,5)の近傍に位置させて
    前記両挟持枠部(6,7)間に架設するとともに、 前記
    両挟持枠部(6,7)間で巻体(3)の外周面(3a)
    に沿って芯体(1)の軸線方向へ延びる第3の挟持枠部
    (10)を前記第3及び第4の両支持枠部(8,9)
    架設、第3及び第1の両挟持枠部(10,6)と第
    3及び第4の両支持枠部(8,9)との間、並びに第3
    及び第2の両挟持枠部(10,7)と第3及び第4の両
    支持枠部(8,9)との間には前記第3の挟持枠部(1
    0)の長手方向に沿って長く延びる開放空間(11)を
    それぞれ残したことを特徴とするヘアカーラーにおける
    髪保持構造。
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