JPH10511294A - 球状ヘヤカーラーおよびその使用方法 - Google Patents

球状ヘヤカーラーおよびその使用方法

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JPH10511294A
JPH10511294A JP8520560A JP52056096A JPH10511294A JP H10511294 A JPH10511294 A JP H10511294A JP 8520560 A JP8520560 A JP 8520560A JP 52056096 A JP52056096 A JP 52056096A JP H10511294 A JPH10511294 A JP H10511294A
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サブリナ デニビーム、
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サブリナ デニビーム、
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D2/00Hair-curling or hair-waving appliances ; Appliances for hair dressing treatment not otherwise provided for
    • A45D2/12Hair winders or hair curlers for use parallel to the scalp, i.e. flat-curlers
    • A45D2/24Hair winders or hair curlers for use parallel to the scalp, i.e. flat-curlers of multi-part type, e.g. with sliding parts other than for fastening

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Abstract

(57)【要約】 球状カーラーおよび前記カーラーを使用する方法により、使用者はカールされた髪のそれぞれに連続した異なる直径をもつ螺旋状のカールを得ることが可能となる。この異なる直径をもつ螺旋によりカールされた髪に新しく他とは異なる形をもたせる。さらに、球状の構造により、同じサイズの直径をもつ従来の筒状のカーラーと比較して頭部にのせるカーラーの数をさらに増やすことが可能となる。また、カーラーの球状の構造によりカーラーの無駄なスペースが少なくなり、各カーラーを髪の束のそれぞれにさらに完全に利用することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 球状ヘヤカーラーおよびその使用方法 発明の背景 本発明は一般的に身なりを整える器具に関し、さらに詳しく言えば、ヘヤスタ イリングおよび髪をカールするのに有用な器具に関する。 ストレートヘヤの人の多くは、カーラー,ヘヤドライヤ,アイロン,および/ または,パーマのような技術を使用して一時的に髪形を変えたいと望んでいる。 髪を整える際に筒状のカーラーで髪の一束もしくは複数の束を巻き、その髪に加 湿剤をかけることは通常行われていることである。髪が乾き、セットが済むまで 、髪は巻き上げた状態にある。髪のセットが済んだ後、筒状のカーラーは取り除 かれ、髪は筒状のカーラーで形がついたカールもしくはウェーブを維持する。 しかしながら、通常の筒状のカーラーによるカールは一定の直径をもつローラ ーの制約に限定される。カールされてできた髪の束は、比較的一定な直径をもつ 螺旋状の形状である。小さい直径の筒状のローラーでは小さい螺旋状のものがで き、大きい直径の筒状のロ ーラーでは大きい螺旋状のものができる。さらに、各髪の束の大部分がカーラー の中心部分に巻き付けられており、カーラーの端部は使用されずその部分には視 覚的に髪がないので、筒状のカーラーの大部分は無駄なものとなっている。 それ故に、本発明の目的は、従来の筒状のカーラーに生じる欠点を解消し、従 来の筒状のカーラーを使用しても達成できない形に髪を整えるための新しいヘヤ スタイリング技術を提供することである。 本発明の要約 本発明の前記および追加の目的は、本発明の種々の特徴により達成され、簡潔 に言うと、主要な特徴によれば、球状カーラーで使用者がカールした髪の束のそ れぞれに、連続して異なる直径をもつ螺旋状のカールを得ることが可能となる。 この異なる直径を持つ螺旋により、カールされた髪が新しくそして他とは全く別 の形をもつものになる。さらに、球状の構造をもつことで、同じ大きさの直径を もつ従来の筒状のカーラーと比較すると、頭にのせるカーラーの数をさらに増や すことが可能となる。また、カーラーの球状の構造により、カーラーの無駄なス ペースを少なくし、各カーラーが髪の束のそれぞれにさらに完全に使用されるこ とが可能となる。 本発明の第1の特徴によると、ヘヤスタイリング器具は実質的に球状の本体を もつカーラーを含んでいる。前記本体は、ハンドルの軸を受け入れるために設け られたレセプタクルを少なくとも一つ含んでおり、ここにおいて、前記レセプタ クルは軸からのねじり力を本体へ伝達するための手段を含んでおり、それにより 、軸が回転するにつれ本体が回転する。本発明の前記特徴による球状カーラーは 、ヘヤブラシの軸、もしくは、自動髪巻き上げ器に取り付けるのに有用である。 本発明の第2の特徴によると、ヘヤスタイリング器具は実質的に球状の本体を 含むものである。さらに、カーラーは本体の外表面の少なくとも一部分を覆う部 材の共形層を含んでおり、ここにおいて、前記部材の層は、使用者の髪の束をし っかりつかむための小さな屈曲形つかみ要素を含んでいる。さらに、本体および 部材の層は各々複数の開口を含み、前記開口によりカーラーの内部空洞に空気が 流出入するのが可能になる。 本発明の第3の特徴は、実質的に球状の本体および本体の外表面に複数の小さ な屈曲形つかみ要素をもつカーラーを使用して髪を整えるための方法に関する。 前記方法は、髪の一部につかみ要素をかみ合わせる方法で髪の一部にカーラーを 適用するステップと;カーラーの回りに髪の一部の少なくとも第1の部分を巻き つける方法で第1の軸の回りにカーラーを回転させる ステップと;およびカーラーの回りに髪の一部の少なくとも第2の部分を巻き付 ける方法で第2の軸の回りにカーラーを回転させるステップとを含む。このよう に、髪の束が球状のカーラーの回りに巻き付けられている間、全ての髪がカーラ ーの回りに完全に巻き付けられる前に、カーラーの回転軸を巻き付けもしくは回 転プロセス中に変更し、それにより、各カーラーに個々のヘヤスタイリング技術 が適用される。従来の筒状のカーラーではカーラーに髪を巻き付ける際に1つの 回転軸しか適用できないので、そのようなヘヤスタイリング技術は、筒状のカー ラーを使用しても達成されないものである。 本発明の第4の特徴は、パーマロッドのものと同様な作用を生じる方法で、本 発明の球状のカーラーを使用して髪を整えるための方法に関する。前記方法は、 球状のカーラーの回りに髪の第1の部分を巻き付けるステップと;パーマ溶液を 髪の巻き付けた部分に適用する手段と;前記溶液が髪の部分をセットするのに十 分な時間が経過した後、髪の部分からパーマ溶液を除去するステップと;パーマ 溶液が除去された後、前記カーラーから前記髪の部分をはずすステップとを含む 。この方法を使用して、連続した異なる直径をもつ螺旋状の形状を維持したまま のカールの形で、使用者の髪にパーマをかけることが可能となる。 本発明の種々の側面からの追加の目的,特徴および利点は好適な実施例の以下 の記載から明らかになり、前記記載は添付図面と共になされるものである。 図面の簡単な説明 図1Aは、従来のカール1を女性の頭部の左側に、そして球状カーラー2を頭 部の右側に使用した女性の正面図である。 図1Bは、カーラーを取り除いた後の女性の頭部を図示しており、従来のカー ラーから生じるカール3と本発明の球状カーラーから生じるカール4を示してい る。 図2Aは、本発明の球状カーラーの第1の実施例の構造を示した拡大図である 。 図2Bは、組み立てられた一つの球状カーラーを示した斜視図である。 図3は、小さな屈曲形のつかみ要素をもつ部材の共形層部分の斜視図である。 図4は、本発明の球状カーラーと共に使用される球状カーラークリップの正面 図である。 図5は、本発明の代替実施例を説明したもので、複数の屈曲形のつかみ要素を もつ共形層がカーラー500の外表面に設けられていないものである。 図6は、本発明の代替実施例を説明したもので、熱 導電部材の本体内部がカーラー600に含まれているものである。 好適な実施例の詳細な説明 図1Aは、従来のカーラー1を女性の頭部の左側(観察者から見たとき)に、 そして球状カーラー2を頭部の右側に使用した女性の正面図である。図1Aの球 状カーラー2は全て同じサイズに描かれているが、本発明の球状カーラーは種々 のサイズで製造され、各カーラーは使用者が図1Aに示されているように使用す るのに利用可能であることを理解されたい。このように、異なるサイズの球状カ ーラーは、特殊なヘヤスタイリング中に使用される。 本発明のカーラーの独特な形状および異なるサイズにより、使用者は頭皮の所 用領域(もしくは他の望ましい身体部分)にあてるカーラーの数を増やすことが 可能となる。同様に、これにより、使用者が所定の領域内で実際のカールの量を 増やすことが可能となる。カールの量を増やすことが可能になると、従来の筒状 のカーラーでは不可能であった独特な「特大の」カールスタイルをつくることが 可能となる。その上、球状のカーラーの外表面の回りに髪を巻き付けるその行為 自体が独特で、有意義なヘヤスタイルであり、それを以下に詳細に記述する。 図1Bは、図1Aに示されている異なるタイプのカーラーを使用した結果の種 々のカールを示している。図1Bに示されているカールは説明を目的として示さ れているものであり、従来の筒状のカーラーから得られるカールと本発明の球状 のカーラーから得られるカールとの間の差を例証するためのものであることに留 意されたい。 参照番号3で示されているカールは図1Aの従来のカール1から生じたもので ある。カール3をさらに詳しく見てみると、従来のカーラーは螺旋状の形のカー ルを作り、ここにおいて、螺旋状の各カールは実質的に同じ直径である。1つの 直径をもつ筒状のカーラーの回りに髪を巻きつけると、このようになるのである 。 それに対し、図1Bの参照番号4で示されているカールは、図1Aに示されて いるように、本発明の球状カーラーを使用してできたものである。髪の異なる部 分がカーラーの異なる位置で1つの球状カーラーの回りに巻かれているので、結 果として生じるカールの直径は、髪の各部分を巻きつけている球状カーラーの直 径部分に応じて、様々なものとなる。本発明の球状カーラーを使用して生じたカ ーラー4は、連続した異なる直径をもつ螺旋状の形を維持する。例えば、図1B に示されているように、結果として生じたカール4は、小さな直径12をもつ部 分から始まり、大きな直径1 3へと進み、そして再度小さな直径14へとなる。このように、図1Bの参照番 号4で示されているように、球状カーラーを使用することで、連続して異なる直 径をもつ螺旋状のカールを作るという予期しない利点を生むことになる。 図2Aは、本発明の球状カーラーの第1の実施例を示した拡大図である。説明 したように、本発明の球状カーラーは実質的に球状の本体100をもつ。本体1 00は、例えばプラスチックのような丈夫で軽量の部材を含むことが好ましい。 当業者に一般的に公知の他の部材もまた使用可能であり、例えば、金属(以下に 記載)である。 図2Aに示されているように、実質的に球状の本体100は、2つの半球体7 と8を結合することで形成される。替わりに、実質的に球状の本体100は1個 で組立てられることも可能である(図示せず)。本体が2つの半球体7と8を結 合することで形成される場合、結合技術は、粘着剤もしくは超音波溶接のような 、当業者に公知の技術のどれを用いてもよい。 部材6と9の共形層は本体100の外表面の少なくとも一部をカバーしている 。部材6と9の各層は、使用者の髪をしっかりとつかむための複数の屈曲形つか み要素(例えば、ベルクロ登録商標(VelcroTM))を含む。カーラー20 0の球状構造により、つか み要素が髪を「捕らえる」ことが容易になり、それにより、どの開始位置からも カーラー200の回りに髪を巻くことが容易になる。 髪のつかみ部材の層は、球状の本体100の外表面に一致するパターンに層を 形成するかもしくは切ることで球状カーラーの用途に合わせて特別に設計された ものである。そのようなパターンの例は図3に示されており、ここにおいて、髪 のつかみ部材15の平らな帯状部分が示されており、前記帯状部分15を円状の 本体100の最も長い周辺の回りに巻くことができるようなパターンに予めカッ トされており、円状の本体の少なくとも一部分に一致する。部材の層15は、例 えば粘着剤を用いて当業者に公知である多くの技術のうちの一つにより、本体1 00に固定される。層6と9を半球体7と8(図2A)に巻いた後に生じるカー ラーは図2Bに示されているものと同様のものができる。 例えば、図2Bに示しているように、カーラー本体と髪のつかみ部材の層の各 々は、本体100の内部空洞に空気の流入および流出を可能にする複数の開口2 5をもつことが示されている。これらの開口もしくはスロットにより、空気がカ ーラーから流れることが可能になり、それにより、カーラーを巻いた髪が乾くの に必要な時間が減る。孔があいた球状カーラー200 は、ヘヤドライヤのような髪を乾かす器具を使用する際、特に有用である。 図2Bに示された開口25は、球状カーラー200の縦に延びるスリットの形 をしていることに留意されたい。しかしながら、開口25の他の形状および適用 は本発明の球状カーラーに組み込むことができるが、それは、開口のそれぞれの 形状および適用により、カーラーの内部空洞を通って空気が通過でき、それによ り髪が乾く時間を減らすことができる場合である。さらに、カーラーが開口を持 たない本発明の球状カーラーの代替実施例(図示せず)が考えられ、それ故に、 それはカーラーの内部を通って空気が通過出来ないものである。 さらに、図2Aおよび図2Bに示されているように、球状カーラー200は、 ハンドル(図示せず)の軸を受ける本体100内に設けられた少なくとも一つの レセプタクル27を含んでおり、ここにおいて、前記レセプタクルは、軸により 生じるねじり力を本体100に伝達し、それにより、軸が回転する際に本体が回 転する手段を含む。カーラー200内にレセプタクル27をもつことで、例えば ヘヤブラシの軸もしくは自動髪巻き上げ器の軸にカーラーを取り付けることが可 能になる。図2Aおよび図2Bに示されている実施例において、レセプタクル2 7は、多くのソケット手動工 具と同様に、長方形の軸と合う長方形の断面をもつ。 レセプタクル27の断面の形状が、軸が回転する際に、設計によりレセプタクル 内に挿入される軸がすべらない限り、多数の異なる設計のうちのどれでも可能で ある。 図2Aおよび図2Bに示されている実施例において、レセプタクル27はフラ ンジが付けられたキャップ部5と10に組み入れられており、前記キャップは半 球体7と8の頂点部分のそれぞれに挿入されるネックをもつ。キャップ5と10 は、例えば、粘着剤もしくは超音波溶接を使用して、当業者に公知である多数の 技術のいずれかにより、本体100に固定される。さらに、キャップ部5と10 のフランジは、部材の各部分が本体100の表面に一致した後、髪つかみ部材6 と9の先端部を保持し固定する機能をもつ。図示はしていないが、キャップ部5 と10はまた、髪つかみ部材で覆われている。このことは、カーラー200の外 表面全体を髪つかみ部材で覆うことで、髪をカーラーにさらに容易に巻きつける ことができるという点で利点となる。その上、カーラーの球状の形を維持するた めに、キャップ部5と10が本体100に対してぴったりと合うことが望ましい 。例えば、これを達成するために、くぼみもしくはぎざぎざ(図示せず)が本体 100のそれぞれの北極および南極に組み入れられる。 代替実施例(図示せず)において、本発明の球状カーラーはハンドルの軸を受 けるためのレセプタクル27を含まない。そのような実施例において、球状カー ラーは手で巻かれ、ヘヤブラシのハンドルもしくはモーター巻き上げ器を使用し ない。 図2Bは、図2Aの球状カーラーを組み立てたものを示した斜視図である。球 状カーラーの独特な形状により、髪をカールしたり整えるための種々の異なる技 術の使用が可能となり、これは、従来の筒状のカーラーを使用しては達成できな いものである。例えば、本発明のカーラーの形が球状であるので、髪を複数の方 向にカーラーの回りに巻き付けることが可能となる。 従来、筒状のカーラーはーつの回転軸の回りを回転するのみであり、ここにお いて、髪は先端から始まって筒状のカーラーが頭皮に達するまで、一方向に巻き 上げられる。このように、従来の筒状のカーラーでは、髪が相対的に一方向の経 路に沿って巻き付けたり解くことのみが可能であり、前記経路はカーラーの回転 の長軸で定められるものである。 それに対して、本発明のカーラーの球状の形ではカーラーは実質的に無制限の 数の回転軸に沿って回転させることが可能となる。このように、一方向に沿って カーラーを巻き上げたり巻き戻すことのみに制約されずに、本発明の球状カーラ ーはあらゆる方向に巻き付 けられる。さらに、カーラーの回転方向は、髪の束を前記カーラーに巻き付けて いる間に変更される。このように、例えば、髪の束の第1の部分を第1の回転軸 の回りに球状カーラーを回転させることで巻き付けられ、そして髪の束をカーラ ーの回りに部分的に巻き付けた後、カーラーを第2の異なる回転軸に沿って回転 させ、これは、髪の束の残りの部分が完全にカーラーに巻き付けられるまで続く 。そのような球状カーラーに髪を巻き付ける技術で、使用者もしくはヘヤスタイ リストが、従来の筒状のカーラーを使用しては作りだせない複数の新しく異なる ヘヤスタイルを作ることができるという予期しない利点をもたらす。 図4は、例えば、図1Aに示されているように、本発明の球状カーラー200 と共に使用可能な球状カーラーのクリップ11の正面図である。図4に示されて いるように、クリップ11は球状200の直径よりも僅かに大きい半円形の端部 11aをもつ。参照番号11bで示されるクリップの向かい合う端部は、クリッ プがつまみ動作で球200をつかむことができるように、内側に僅かに狭くなっ ている。カーラークリップ11は、例えば、ばね鋼もしくはナイロンのような可 撓性かつ弾力性のある部材で作られることが好ましく、前記部材により、クリッ プの端部11bは、カーラー200やそれに巻き付けられた髪が2つの端部11 b の間に位置するように、容易に曲げることが可能となる。その後、前記端部を外 す際、スナップ効果が生じ、クリップがカーラーや髪の回りを固定し、それによ り、例えば図1Aに示されているように、クリップ11およびカーラー200の 間に巻き付けられた髪をとらえ保持する。 図5は本発明の代替実施例を示しており、ここにおいて、髪つかみ部材15( 図3)の共形層はカーラー500の外表面に設けられていない。この実施例は、 パーマロッドを使用するものと同様なヘヤスタイリングの応用に特に有用である 。さらに、球状カーラー500の髪つかみ部材を使用しないことの一つの利点は 、髪の「見た目」が、例えば球状カーラー200を使用して得られる見た目と比 較すると、滑らかかつ/またはより細くちぢれていないものとなることである。 当業者に公知であるが、パーマロッドは、髪をパーマロッドに巻き付けている 間に化学溶液(例えば、パーマ溶液)を髪につけることで、髪に半永久的な形を つけるために使用される。一度髪を洗うと新しいスタイルがくずれるものではな く、その形はより永続的で、数回髪を洗っても持続するものである。 しかしながら、従来のパーマロッドとは異なり、本発明の球状カーラーはパー マロッドの替わりに用いられるもので、使用者もしくはヘヤスタイリストが従来 のパーマロッド技術を使用しては達成できない多数の新しく異なるヘヤスタイル のいずれをも作りだすことが可能となる。そのような新しく異なるヘヤスタイル は詳細に前述され、それ故に、ここでは繰り返さない。 パーマロッドの代わりに球状カーラー500を使用する技術は、球状カーラー 500の回りに髪の第1部分を巻き付けることである。次に、パーマ溶液を髪に つけ、カーラーの回りに髪を巻いて溶液に浸す。つけられたパーマ溶液を、髪を セットするのに十分な予め定められた時間、髪につけたままにし、その後水で溶 液を髪から洗い流す。それから、中和剤を髪につけ、洗い流す。中和剤を洗い流 した後、髪を球状カーラーから外し、乾かす。その後、髪は独特な形状をした永 続的なヘヤスタイルを維持する。その上、従来の筒状のカーラーのように、本発 明の球状カーラーを使用してできる髪の束の独特な形状は、従来のパーマロッド を使用しては達成できないものである。 さらに、球状カーラーの回りに髪を適切に固定するために、カーラークリップ 11は前述したように使用される。球状カーラー500が外表面に髪つかみ部材 の層を含まずに示されているが、永続的なヘヤスタイリングの応用も同様に説明 した図2Bに示されている球状カーラーの実施例を使用することも可能であるこ とに留意されたい。 図6は、ホットカーラーの用途に使用される球状カーラーを示しており、ここ において、カーラーの内部は加熱される。図6に示されている実施例は実質的に 球状の内部本体60を示しており、前記本体は外部本体100の内部空洞内に含 まれるものである。内部本体60は、例えば、金属のような熱導電部材を含んで いることが好ましく、本体部分60を熱源に接続するための内部本体の直径の回 りに設けられるレセプタクル65を含む。 前記応用では、図6の球状カーラーは、内部、つまり、熱導電本体60を加熱 する軸に当初設けられている。球状カーラー600が加熱されると、前述した技 術の一つを使用して使用者の髪に前記カーラーをつける。カーラークリップ11 はさらに、加熱した球状カーラーの回りに髪を固定するために使用される。 図6に示されている実施例において、外側本体部分7と8は、例えば、高温の プラスチックもしくは金属のような耐熱性部材で作られることが好ましい。さら に、内部本体60は軽量で熱導電部材で作られるのが好ましいので、使用者は、 カーラーで髪をセットする間、頭部に過度の重さの負担を受けずに済む。 本発明の代替実施例において、例えば、半球体7と8が金属で作られる場合、 内部本体60は省略される。そのような実施例において、金属カーラーは図5の カ ーラー500と似たものとなる。それから、カーラーを、例えば、温かいもしく は熱い空気にあてることで、加熱する。さらに、使用者が負傷しないようにする ために、プラスチックの薄い絶縁層は金属の球状カーラーの外面に付けられるの で、カーラーは使用者が火傷をすることなく手で取り扱うことができる。髪をカ ーラーの回りに巻き付けると、金属部分に保持されていた熱は、従来の筒状のホ ットカーラーと同様の方法で外側に放出する。さらに、図示されていないが、加 熱された球状カーラー600はまた、巻き付けている間、髪をカーラーに固定す るために、外表面に複数の小さな尖った部分(もしくは、突出部)を含む。 本発明のいくつかの好適な実施例を添付図面を参照して詳細に記述してきたが 、本発明はこれらの明確な実施例に制限されるものではなく、種々の変更および 修正が添付のクレームに規定された発明の範囲から逸脱することなく当業者によ りなされるものであることを理解されたい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ヘヤスタイリング器具において: 実質的に球状の本体をもつカーラーであり、前記本体は外表面と内部空洞を持 つものであるカーラーを含み; 前記本体はハンドルの軸を受けるために設けられた少なくとも一つのレセプタ クルをもち、前記レセプタクルは前記軸により生じたねじり力を前記本体に送る ための手段を含み、それにより本体が回転することを含むヘヤスタイリング器具 。 2.請求項1記載の器具において、前記カーラーは前記本体の前記外表面の 少なくとも一部をカバーする部材の共形層を含み、ここにおいて、前記部材の層 は、使用者の髪をつかむための複数の小さな屈曲形のつかみ要素を含むヘヤスタ イリング器具。 3.請求項2記載の器具において、前記本体と前記部材の層は、前記カーラ ーの外部にある空気を前記内部空洞に流れるようにした複数の開口を含むヘヤス タイリング器具。 4.請求項2記載の器具において、前記レセプタ クルは前記部材の層の端部と重なり固定する少なくとも一つのフランジを含むヘ ヤスタイリング器具。 5.請求項1記載の器具において、前記本体は、粘着剤で接着する2つの半 球体を含むヘヤスタイリング器具。 6.請求項1記載の器具において、前記カーラーと前記クリップとの間で髪 をつかみ保持するためのばねクリップを含むヘヤスタイリング器具。 7.請求項6記載の器具において、前記クリップは可撓性かつ弾力性のある 部材を含んでおり、前記クリップの端部は、前記本体の直径よりも大きい直径を もつ実質的に半円形の形状を持つものであるヘヤスタイリング器具。 8.ヘヤスタイリング器具において、 実質的に球状の本体をもつカーラーであり、前記本体は外表面と内部空洞を持 つものであるカーラーと; 前記本体の前記外表面の少なくとも一部をカバーする部材の共形層であり、こ こにおいて、前記部材の層は、使用者の髪をつかむための複数の小さな屈曲形の つかみ要素を含むものである部材の共形層と;および ここにおいて、前記本体と前記部材の層は前記内部空洞に空気を流出入するた めの複数の開口を含むものであるヘヤスタイリング器具。 9.請求項8記載の器具において、前記カーラーはさらにハンドルの軸を受 けるために設けられた少なくとも一つの多面レセプタクルを含むものであるヘヤ スタイリング器具。 10.ヘヤスタイリング器具において: 実質的に球状の外部本体をもつカーラーであり、前記外部本体は外表面と内部 空洞を持つものであるカーラーと;および 実質的に球状の内部本体が前記内部空洞に設けられており、前記内部本体は熱 導電部材を含み、前記内部本体はさらに、熱源に接続するための前記内部本体の 直径の回りに設けられたレセプタクルを含むものであるヘヤスタイリング器具。 11.請求項10記載の器具において、前記外部本体は、前記内部空洞に空気 が流出入するための複数の開口を含むものであるヘヤスタイリング器具。 12.少なくとも一つのヘヤスタイリングカーラー を用いて髪を整えるための方法において、前記カーラーは実質的に球状の本体を もち、前記カーラーはさらに前記本体の外表面の少なくとも一部をカバーする部 材の共形層を含み、前記部材の層は複数の小さな屈曲形のつかみ要素を含むもの である方法であり、前記方法は: (a)前記つかみ要素を前記髪の部分にかみ合わせる方法で、使用者の髪の一 部に前記カーラーを当てるステップと; (b)前記カーラーの回りに前記髪の部分の少なくとも第1の部分を巻き付け る方法で第1の軸の回りに前記カーラーを回転させるステップと; (c)前記カーラーの回りに前記髪の部分の少なくとも第2の部分を巻き付け る方法で第2の軸の回りに前記カーラーを回転させ、ここにおいて、前記第2の 軸は前記第1の軸とは異なるものである回転させるステップとを含む髪を整える 方法。 13.請求項12記載の方法において、少なくとも1つの追加したカーラーで ステップ(a)〜(c)を繰り返すステップをさらに含むものである髪を整える 方法。 14.請求項12記載の方法において、カーラーを 前記髪の部分にあてる前に、加熱装置で前記カーラーを加熱するステップを含む ものである髪を整える方法。 15.少なくとも一つのヘヤスタイリングカーラーを用いて髪を整えるための 方法において、前記カーラーは実質的に球状の本体をもち、前記カーラーはさら に前記本体の外表面の少なくとも一部をカバーする部材の共形層を含み、前記部 材の層は複数の小さな屈曲形のつかみ要素を含むものである方法であり、前記方 法は: (a)前記つかみ要素を前記髪の部分にかみ合わせる方法で、使用者の髪の一 部に前記カーラーを当てるステップと; (b)前記カーラーの回りに前記髪の部分の少なくとも第1の部分を巻き付け る方法で第1の回転軸の回りに前記カーラーを回転させるステップと;および (c)前記髪の部分を前記カーラーに完全に巻き付ける前に前記カーラーの回 転軸を変更するステップとを含む髪を整える方法。 16.請求項15記載の方法において、前記変更ステップ(c)は、前記カー ラーの回りに前記髪の部分の少なくとも第2の部分を巻き付ける方法で、第2の 軸の回りに前記カーラーを回転させるステップを含む ものである髪を整える方法。 17.請求項15記載の方法において、カーラーを前記髪の部分にあてる前に 、加熱装置で前記カーラーを加熱するステップを含むものである髪を整える方法 。 18.髪を整えるための方法において: (a)球状カーラーの回りに使用者の髪の第1の部分を巻き付けるステップと ; (b)前記巻き付けられた髪の部分にパーマ溶液をつけるステップと; (c)前記適用されたパーマ溶液が前記髪の部分をセットするのに十分な時間 が経過した後に前記髪の部分から適用されたパーマ溶液を除去するステップと; および (d)前記適用されたパーマ溶液が髪から除去された後に、前記カーラーから 前記髪の部分と巻き戻すステップとを含む髪を整える方法。 19.請求項18記載の方法において: 前記パーマ溶液をつける前に髪の固定装置を使用して前記カーラーの回りに前 記巻き付けられた髪の部分を固定するステップと;および 前記カーラーから前記髪の部分を巻き戻す前に前記 髪の固定装置を巻き戻すステップとを含むものである髪を整える方法。 20.請求項18記載の方法において、前記巻き付けステップ(a)は: 前記カーラーの回りに前記髪の部分の少なくとも第1の部分を巻き付ける方法 で、第1の回転軸の回りに前記カーラーを回転させるステップと;および 前記髪の部分を前記カーラーの回りに完全に巻き付ける前に前記カーラーの回 転軸を変更するステップとを含むものである髪を整える方法。
JP8520560A 1994-12-23 1995-12-22 球状ヘヤカーラーおよびその使用方法 Pending JPH10511294A (ja)

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